はてなキーワード: 独立系とは
トヨタとか日産みたいな自動車メーカーは、EV時代には単なるアセンブリーメーカーになっていくんだろうけど、国内のティア1企業でも、EV分野で強みを発揮できるとこは生き残ると思う。
やっぱ最重要なのはeアクスル。トヨタ系のブルーイーネクサス(アイシン+デンソー)、日産系のマレリ(カルソニックカンセイ)、独立系の日本電産。このへんはEV時代になっても十分戦えるし、むしろ旧系列時代より存在感を発揮するかもしれない。電子ミラーやインレット関係機材を作ってる村上開明堂とか、保安部品としてのニーズが変わらず、事業に電動化リスクがない小糸製作所・スタンレー電気あたりも問題ないはず。
以下に述べることは政治家とか新聞記者の回顧録によく書いてあることで、昭和〜平成の政治ウォッチャーにはおそらく常識的な話。今は意外に知らない人が多いようなので書く。
端的にいうと、これは「記者会見やぶら下がりではなく、内輪の懇談で取材した」という意味である。
要職にある政治家は、担当の記者を集めた内輪の懇談をよくやっている。そこで喋る内容については名前を出さず、「自民党幹部」「政府首脳」などとぼかして記事にするのが暗黙のルール。また、記者とのちょっとした雑談などにも同じルールが適用される。名前を出さないかわりに、政治家がざっくばらんに「本音」で話してくれるという仕組み。
記者側のメリットはもちろん独自の取材源で記事を書けることだが、政治家の側には「名前を出さずに観測気球を上げられる」というメリットがある。世間一般に対しての観測気球という意味もあるが、永田町の住人(同僚の政治家、秘書、各省庁の上層部など)に向けている面も大きい。
というのも、永田町の住人というのは一般人よりも新聞を熱心に読んでおり、かつ「政府首脳」などといった新聞記法にも通じているため、「これは誰それが言った」「誰それは、こういう意図で発言している」と即座に文脈を理解できるのである。要は、学校裏サイトを新聞にアウトソースしているようなものだ。
懇談は、政治家による記者へのサービスの意味合いを持つ。「忙しいのに時間を取ってくれた」「言いにくいことを言ってくれた」という恩義には人は弱いものである。有能な政治家はこの「持ちつ持たれつ」の関係を利用し、マスメディアに出る情報をコントロールする。
このインナーサークルに独立系メディア、フリーランスは立ち入ることができない。よく言われる記者クラブの弊害というやつ。
オフレコでの発言は、誰が言ったのか明示されない。よって誰も発言の責任を取らない。これは裏を返せば、記者の匙加減で発言を誇張・歪曲しても厳しく追求されないということでもある。せいぜい次の懇談で「俺、あんなこと言ってないよ」と苦笑される程度だろう。つまり記者がその気になれば、フェイクニュースに限りなく近いものを流すこともできる(この意味で石平氏の指摘は正しい)。
懇談などの「裏」で情報を取れるのであれば、「表」の記者会見で政治家を鋭く追及する必要はない。首相や大臣の記者会見で大手メディアの記者に的外れな質問が多いことと、この問題は根底でつながっている。
偉い人の「お気持ち」を忖度して政治が動く傾向を助長する。今回の件でいえば、もしかすると尾身会長は自民党幹部から直接何も言われず、周りの人から「幹事長(政調会長/総務会長)、怒ってるらしいよ」と伝えられているかもしれない。いや直接言えよ。
こういった諸々の問題があるので、この取材スタイルは手放しに褒めてよいものではない。今の時代に合うとも思えないし、そろそろ廃れていってくれないものかと思うが、どうなんだろうね。
ゆっくり系:
俺の世界史, 三崎律日(世界の奇書をゆっくり解説), るーいのゆっくり科学, ゆっくり海外鉄, 武器屋のお姉さん, 変な生き物, カカチャンネル, ゆっくりワールドグルメ, あたまんじゅう, Kkunn_けーくん(東北きりたんと学ぶ人類のタブー), ゆっくりオーパーツ解説(ニコ動), 経済で見る歴史解説(ニコ動)
その他:
4st, RTAinJapan, Youtube大学, TeracchiChannel(8bitアレンジ)
切り抜き:
なめたけ(ホロ切り抜き), もちみこ(手書き切り抜き)
//以下 数が多いから箱名で
V:
エロ系V:
ネットでもはてなでもプライベートでも「シン・エヴァンゲリオン」の話でもちきりだ。
友人・知人から「増田君はもう見たか?」「いつ頃見るん?ネタバレされんようにな」とか、見たこと・見ることを前提で話題を振られる。
でも自分は見てないし、見る予定もないし、見るつもりもない。だって、今までエヴァを見たことないもん。思い入れがない。
なんで見たことがないかって、捻くれてるわけでも逆張りしているわけでもない。
ものすごくかんたんな話で、当時、テレビでやってなかったんだよ!!!!!!
アニメの情報を知る手段なんて、せいぜいコロコロかジャンプくらいしかなくて、それ以外はテレビ欄やCMで存在を確認していた時期だ。
それ以外で家のテレビで映らないアニメなんて存在しないも同じ。うちの地方は映らないから周りでも話題にならず、情報も入ってこない。
取っ掛かりがないから、レンタルビデオを借りようなんて発想もない。
もちろんある程度年を食ってから、エヴァってすげえぞみたいな情報は入ってくるけどさ、周りの話を聞いてると悶々としている思春期の少年のハートにぶっ刺さる内容みたいじゃん。
そんなアニメを大人になって初めて見てみろよ、「あ……ふ~~ん……」「フウン、面白いね(暗黒微笑)」みたいな大人目線で捻くれた感想を持ってしまった挙句、このアニメ本当に面白いのか?と面白がってる人に茶々を入れる面倒臭いオタクが完成するのが目に見えてる。だから俺は見ない。なんかすごいアニメだということで、心の中に封印してイメージを崩さないようにしておく。
もうね、俺は思春期にエヴァを見られなかったはみ出し者で負け組なんだよ。リアルタイムで見て、俺の思春期のハートにぶっ刺さって欲しかった。エヴァQで頭がテンパったり、シンエヴァが公開されるまでドキドキしたり、今のエヴァの話に混ざりたかった。でも、もう、すべてが遅い。
チクショー!!!KBS京都め、なんで当時エヴァを放送してくれなかった!!!びわこ放送はやってるのに!!奈良テレビもやってるのに!!!テレビ和歌山もやってるのいぃぃぃっ!!!
あ……でも、サンテレビはやってないな。でも神戸の方だと確かテレビ大阪は映ったはずだし、兵庫県の……おそらく姫路の方の人だと悲しみを共有できそう。
ていうか、テレビ東京系のアニメのクセに何で世代共通言語みたいになってるんだよと思って、Wikipediaを見てたら、独立系放送局だと日本全国津々浦々放送してんのか。だったら、なんでKBSは当時やってくれなかった。
まあ京都も場所によってはテレビ大阪は映るんだけどさ。うちの学区は映らねえんだよ。ただ、ケーブルテレビに加入すると映る。なにせ、加入の殺し文句は「テレビ大阪が見れるようになりますよ」だからな。
なんか話が脱線してしまったけど、リアルタイムで洗礼を受けて、今エヴァを楽しめてる人が羨ましいってことや。嫌味で言ってるわけじゃない。文字通りの意味で羨ましいんだよ。
この文章は2013年の自分に向けて書いている。リーマンショックにより続いた世界経済の混乱がようやく終息するかと思われた矢先に、あの東北での震災があり、
サプライチェーンが大混乱し輸出産業が大打撃を受けていたころである。
私が就職した年からアベノミクスが始まり、株価が上がり(少なくとも表面上は)景気が良くなり始めるその直前に当たる。
そのころ私は一浪、無資格、微妙な知名度の私大文系、友達ゼロ、ノンサーというスペックを抱えて就職活動をしていた。
ハナからまともな企業に受かる気はしなかった。半ば投げやりに、就職活動をしていた。
結果として、ある不人気業種の中小に拾われ、社会人生活をスタートさせることができた。
もちろん、「もし」「れば」を考えなくもない。もっとましな選択肢があったかもしれない。
ただ、新卒で入った会社で、組織で働くということや、社会人として最低限の常識は学ぶことができたと思う。結果として間違った判断ではなかったと思う。
なので、仮に今後コロナウイルスの影響で、就職氷河期の再来というようなことになったとき、当時の私と同じような境遇にいる人に参考になればいいと思っている。
を、よく考えてみてほしい。
私は経験がないが、世の中には社員をボロ雑巾のように使い使い捨てる会社はたくさんあるらしい。
そして会社の規模が小さい、中小企業ほどそのような会社である確率は高まる。
このコンプライアンスの時代に、大企業ほど監督官庁からとやかく言われるが、中小企業はそのあたりまだまだ甘い。
そもそも、どういう会社を受ければいいのかよくわからないという人もいると思う。なので何らかの会社選びの軸があったほうがいい。
私が判断の軸としてお勧めしたいのは、ニッチな市場を抑え、利益率の高い商売ができているか?という点だ。
利益率に関しては言うまでもないことなので、「ニッチな市場を抑え」という点について説明したい。
例えば近所でいろいろな会社のスーパーマーケットを回ってみると(できればその地域でしか見かけないスーパーがいい。近所に〇オンしかない?ご愁傷様)
その会社ごとに特色ある売り場づくり、立地、品ぞろえ、店員の配置、をしていることが多い。
そういうのはやはり運営している会社が何らかの意図を持ってやっているに違いない。
そしてそれはほとんどの場合、特定の属性を持った顧客(金持ち、貧乏人、男性、女性、近所に住んでいる人、遠方から車で来る人、ETC...)
向けに特に自社のサービスがより魅力的になるように意図をしてやっている。つまり万人向けでない限られた市場を抑えることを目的としていると言っていい。
業界の外から見たら、そんなところにニッチがあるの?と思えるような場所にニッチがある。がっちりマンデーで特集されるような会社もそうだが、
もっと微妙で味わい深いニッチを抑えた中小企業が日本にはたくさんある。
そういう小さな市場を抑え、曲がりなりにも継続して商売を成り立たせているような会社ならばおそら入社してからそれなりの経験ができ、入る価値がある会社といえるだろう。
ぶっちゃけ新卒学生の付け焼き刃の知識でどこにニッチがあるかなんて判断はできないと思う。
そもそも、なぜニッチ市場に「ニッチ」なんてかっこつけた名前を経済学者がつけたかというと、それは見つけるのが簡単ではないからだ。
ニッチ市場が素人にも簡単に理解できるくらいのものならば、すぐに他の会社が参入して来てしまう。
はた目からは簡単に見分けがつかないからニッチ市場はニッチ市場と言える。
どうしてその会社が長年ビジネスを続けている中で、つぶれもせず、さりとて大企業にも成りもしなかったのかというと、
おそらくその会社がシェアを抑えている市場の規模の限界がその会社の規模の限界となっているからだ。
あと、ホームページとかで「当社の強みはココです」みたいにかなりざっくりと表現してることが多い。
なので、面接や説明会で聞いてみてもいい、「御社の強みは~~とホームページで見ましたが、~~と理解しました。しかし~~~なのがわかりません、なぜでしょうか?」
みたいに。そしてその答えに納得できればその会社に入ればいいし、納得できなければ辞退すればいい。
今はインターンとかいうものがあるらしいがそれについてはよく知らないので割愛する。
もちろん、このやり方で優良企業を探すとなると、どうしても設立年数の長い、「古い」会社ばかり選ぶ確率が高まってしまうという難点もある。
また、このやり方だと、昔は成長していたが今は停滞もしくは衰退している会社に入る可能性もある。
世の中にはいわゆるベンチャーと呼ばれるような、今は規模が小さいが新しい市場を開拓して絶賛成長中の会社ももちろんたくさんある。
そういった会社のほうが才能や技術に秀でた人材にとっては働きやすく、より面白くて金になる経験ができるように思われる。
ただ私は新卒の時点ではそういうイケてる会社で働ける技術も才能もなく、あるいは新卒無業になるわけにもいかなかった。
結果として設立約80年の老舗の中小企業に入社することと相成った。
そういう会社に入ってみて、結果としてはまあ悪くなかったと思っている。
今では同じ業界の大手に転職できたし、大手は大手、中小は中小でいい面と悪い面があることも分かった。
今まで述べたのは会社の事業の安定性に関することだが、もう一方の重要な要素である、
社風、福利厚生、教育機会の充実などの「働きやすさ」に直結する部分はガチャとしか言いようがない。
独立系SIerに勤めて10年ほど。収入は入社時から殆ど変わらず手取り18万。
特別に節約らしいことをしていないせいもあって、収支は常に微赤字。
不足分はカードローンに頼っていたが、積もり積もってそれも遂にパンク。
結局は両親に借金を肩代わりしてもらい、このままではまた借金膨らむだけなので、
東京で転職活動もしてみたものの、ずっと客先常駐で社内調整ばかりしていた為、
面接までいけても、せいぜい今と変わらない待遇のところばかり。
実家は一番近い食品スーパーまで車で20分といった具合のど田舎。
しばらくは両親の貯金と年金を食いつぶしながら暮らすことになるが、再起は難しそうだな。
一生「東京から逃げ帰った」という劣等感を抱きながら働くことになりそう。
辛いな。
自分のブログもあるものの、退職日記ははてなに書こうと思っていたので、書いてみます。
地元の独立系SIerの中小企業という表現が、この会社に最適な表現だと思います。
売上のほとんどは、地元に本社がある大企業が「地元を使う」という方針により案件をくれることで発生しているものでした。
私には「その大企業のシステム開発をしたいな」という希望があったため、入社しました。
まぁ、ブラック企業だったんですよね。
「残業代が出たら1年目で年収1000万を超える」と表現したら、見事に言い表せていると思います。
だいたいは日付が変わっていました。入社日はとても優しかったので、23時という早い時間に帰らせて頂くことができました。
一番長い日では6時から4時まで働いており、1時間だけ気絶してから出社するという感じです。もちろん残業代は完全ゼロです。
それだけの時間、入社したばかりの新人が一体何をしているのか。
そこまで仕事が多いわけがない、お前の仕事が遅い、無能ではないのかと思う人もいるのではないでしょうか。
現実は、新人研修を受けて学んだことに対する「報告書」を延々と書き続ける、ただそれだけです。新人研修の内容は、外部の研修に放り込んだ方が圧倒的に先進的で実践的なスキルが身に付くであろう、非常に退屈なものでした。
文系出身、プログラミングのプの字も知らない人向けに、C言語でハローワールドを書こうとかそんな感じの内容が新人研修ですね。
この社長は少しでも気に食わない内容があるとブチギレるため、研修の担当社員(新人1人につき担当1人)が怒られないことを目的に、徹底的に書き直させ続け、日付が変わります。
「社長のこういったお言葉によりこういった気付きがありました、本当に有難うございます」と、意味不明なことを書いたりしていました。
とは言えこの社長、その日の気分で言うことが180度変わるし、知識もイマドキのIT大好き大学生以下です。
報告書の内容に正解など存在せず、どんな内容のものでも理不尽にブチギレます。そのために研修担当社員は、見えない正解を目指し、少しでもマシになるよう、延々と書き直しを命じます。
私はこの書き直しにゴールが存在しないことを察し、「ずっとスマホ弄って遊ぶ」という抜け道を見つけました。
残業代が出ないのですから、仕事ではない、つまりサボりではありません。担当社員が限界を感じたら帰宅OKになります。他の同期入社はずっと頑張って書き直していたように思えます(もしかしたら私同様に抜け道を見つけていたかも知れませんが)。
また社長は性格も非常に陰湿で、新人のうち1人にネチネチと粘着し、クッソどうでもいいような内容にひたすら突っ込んできます。
良く言えば、気に入った人をより成長させようと頑張っているのかも知れません。でも現実はただのパワハラ、いじめ状態ですね。
これでも孫が生まれたことで温厚になって来たらしく、「昔は怒声とともに灰皿が飛んでいた」という話を、30代40代の社員からはよく聞きました。
私はこれ、孫の存在は関係なく、時代が変わったことで流石に手は出せなくなっただけなんじゃないかと思っていますケド。あ、私はターゲットになることはありませんでした。
同期のうち、やたらとやる気あるタイプが2人いたので、社長はそっちに気を取られていました。ちなみに社員による社長のあだ名は「キムジョンイル」です。
私の1年あとに入った世代だと、胃に穴を開けて吐いて辞めた人がいました。しかも気の毒なことに女性だったと思います。
"思う"というのは、新人はほぼ全員3ヶ月以内に過労で辞めるので、穴が開いたのが誰かあまり覚えていないからです。もしかしたら、同時期に辞めた別の男性が穴を開け、女性は普通に過労で辞めただけだったかもしれません。確かなことは、入社3ヶ月以内で1人、穴を開けて辞めた人がいることです。
どちらにせよ、この世代(私より1年あと)は、1年経つ前に、1人を残して皆過労で辞めました。
また毎朝始業前に「会社の駐車場のポールを下げる」とか「掃除(中も外も)」とかも新入社員の仕事でした。もちろんサービス出社です。
中小企業と言えども、地元の大企業が地元のよしみで仕事をくれるため、売上はそこそこ安定しているようで、小さいながらも自社ビルを建てることができました。
ビル管理会社を入れる規模ではないため、メンテナンスは新入社員の仕事になったわけですね。4時にポールを上げて6時にポールを下げるその行為に何か意味があるのか、私には理解できませんケド。
私は同期入社がいて、なぜかみんな1年では辞めなかったので、週交代にすることでかなり負担を軽減できてマシでした。
多くの世代では「自分以外みんな辞めた」という状況になるため、サービス出社の頻度が高くて大変そうです。
1人辞めると連鎖反応でドドッと辞めますよね。全員辞めて絶命する世代がいないのはわりと不思議です。
私は毎日出退社時刻を分単位でノートにメモし、特に帰社時には親へ「今から帰る」とメールすることでデジタルな証拠も残し、辞める時は全部請求するんだと同期と話をしていました。
同期はこれにより私を「ヤバい奴」と認識したらしいのですが、法的・権利的には、私は正しいことをしていると思います。
こんな会社をなぜすぐに辞めなかったのか。結局、時間と金ですね。
大学には奨学金を借りて行ったので、すぐに仕事を辞めてしまうと本当にお金に困ってしまうわけです。買いたいものも多かったですし、せめて1年は耐えて少し貯金を作ってからと思っていました。
あと、これだけの時間サービス残業していると、新しく就職活動する時間がないというのもあります。仮に時間があったとしても「もう就活はやりたくない」というのもありました。
一般的によく言われる「3年は続けろ」は、あまり気にしていませんでした。
「すぐ辞めると、すぐ逃げると思われる。3年頑張ることで、逃げる奴ではないと評価される」と言えば、たしかにその通りかもしれません。
でも「さっさと見切りつけて辞めろよ、貴重な時間を3年も捨てるな」というのも、やっぱりその通りです。人によって考え方が変わります。面接官がどう思うかなんて、運ですよ。
さてさて。
1年は耐えようと言いつつ、3年以上も勤めました。具体的に何年かはあえて割愛します。
それだけの期間なぜ続けることができたかというと、会社に仕事をくれる大企業に「客先常駐」で出向となったのです。
日本の中小IT企業あるあるの、合法的な人身売買ですね。そろそろ辞めて転職活動するかなと思っていたところで出向を命じられ、その出向していた期間が丸3年です。
その大企業の人はとても優しく、楽しく働くことができました。
また自分で言うのもなんですが、私は有能な人材だと思います。その大企業内でとても重宝してもらえ、少しではありますが経営戦略の手伝いなどもさせて頂き、配属部署には、転職して社員にならないかとの声もかけて貰えました。
が、人事部が「取引先からの引き抜きはダメ」「どうしてもするなら会社の許可を得ること」と言ってしまいました。
一応、ダメ元で社長の許可を得ようとしてみましたが、ボーナスが劇的に減らされました。
これにより転職の決心がつき、転職エージェントに登録し、転職活動。結果、超大企業へ転職しました。東証一部上場企業には、その中にも格付けとして、Topix Core30とかLarge70とかの指標があるみたいですが、そのあたりです。相当な規模の会社に入ることができました。
新卒時では、学歴フィルターで落ちていたと思います。そして私の社会人としての経歴は、大企業へ常駐してやっていたことが全てなので、この出向がなければ大企業へ入ることはできなかったでしょう。
そう考えると、出向を命じた前の会社のおかげとも言え、少し感謝もしています。
とは言っても、異常を極めた新人研修を耐えた後は、実業務のプロジェクトに参加し、そこからは極めて普通のブラックIT企業です。
ひたすら設計と開発で、毎日22~23時には帰ることができました(残業代はありません)。
が、頭おかしい新人研修を乗り切ってしまったせいで、この時間を苦痛と感じなくなっていました。
苦痛と感じなくなったと言っても、これがブラック労働であるという自覚はあったので、労働基準監督署にタレコミを入れました。
その結果、労基の監査が来たのですが、強制力がある監査ではなかったらしく、社長が追い返しました
「労基の監査がありましたが、問題なしという結果になりました」という感じの社内報があり、目玉飛び出るかと思いました。確かに、追い返したから問題ありではないな!
それ以降、残業をつけるなという命令が厳しくなったようです。書類上は定時退社がより徹底された感じでしょうか。
他にも、座っている時間が長すぎて重度の慢性前立腺炎になり、金玉まで炎症が広がり、早退して病院へ行き、早退した分給料引かれたりと、地味なクソエピソードはあります。
毎日ずっとサービス残業してるのに、所定労働時間に足りない分給料を減らすって、お前脳髄液でもお漏らししてんのかと思いましたね。
祝日があると週休3日になってしまうので、土曜を出社日とし、そこを会社指定の有給とするという制度です。法律上、従業員が自分で指定できる有給を5日残せば、それ以外は会社側が指定して使わせることができます。
これによって1年頑張って有給を残しても、次の年の土曜への充当で有給を使わせて、5日以下の場合は法律対応で増やす、つまり「有給が年5日な上に、残しても溜まらない」という感じでした。
2年目の時、頑張って残した有給が蒸発していることに気づいて総務部に乗り込んだら「使い切らなかったお前が悪い」という回答を得ました。
世の中のブラック企業ってこれですからね。ブラック企業の実態を知らない政府が「有給年5日以上使用を義務化!働き方革命!」とか言ってますが、現実これですからね。
あ、一応、勤続年数1年ごとに有給支給日数が1日増えるので、年間有給支給日数が、年間祝日数より5日以上多くなれば、そのオーバー分が溜まるようになります。
辞めるかな~と思っていたら前述の出向で3年も社外にいたので、その間のトンデモブラックエピソードはなかったりします。そのため、一気に直近のエピソードに移りたいと思います。
2018年末の忘年会では、直前になって社長が「バンドを聞きたい」と言い始めました。忘年会の2週間くらい前だったらしいです。
慌てて社内でギターやらドラムやらを扱える人を探し、忘年会の会場に許可を取ったりと、幹事は非常に大変な思いをしながら準備したそうです。
社内だけでは足りなかったため、外からバンドメンバーの知人にヘルプに来てもらったりしたのですが、忘年会には席がないため、演奏時以外、隅っこでぼ~っと座っている姿を見かけました。しかも、楽器類も全てを自分たちで持っているわけではないので、レンタルのものがあったらしいのですが、会社はお金を出しておらず、自腹のようです。扱いが酷すぎますね。
私は音楽のことはあまり分からないのですが、素直に楽しめるバンドだったと思います。
社長もこれには満足でしょう。
社長「うるさい」
忘年会の後、幹事は社長に呼び出され、激しく叱られていました。
バンドを要求し、そのバンドにうるさいとクレームを入れる人間は、相当なレアモノ、希少種だと思います。
また年明け、バンドに参加した社員の一部は会社を辞めていました。
あまりの理不尽さにキレて辞めたのか、社長が辞めさせたのか、もともと辞める予定だったかは分かりません。流石に、辞める予定だったと信じたいです。
私は年明けに「辞めます」と会社に連絡(客先常駐ですから、電話で)。
法律では退職日の2週間以上前で、一般論では1ヶ月以上前がマナーでしょうか。
私は2月末の退職を年明け連絡ですから、ほぼ2ヶ月ですね。十分にマナーを弁えた連絡でしょう。が、「就業規則では何日前連絡か知ってるのか?」という言葉が向こうから出てきました。
私は入社日からこの日のためにずっと労働基準法を調べまくって来ました。退職絡みの労働基準法は全て覚えました。
そのため「就業規則なんて知らないが、法律は2週間前なので、十分に余裕がある連絡です」と言ったところ、「法律なんて知るか、就業規則は~」でした。
こんな反論になっていないセリフを堂々と、しかも怒鳴って出すことができるその知能レベルには辟易としますね。法律は「知らなかった」では通用しない世界なので、ぜひ覚えておいて頂きたいところです。
まぁ、転職先がもう決まっているため、これは辞めるという確定事項に基づく事務手続きです。辞めようと思っている相談ではありません。
法知識がなくても、この状態ならば「辞めます」の一点張りで突破は誰でも余裕でしょう。
3月ももう終わりが近づき、4月から新しい人生を歩む人がたくさんいます。
私のようなブラックIT企業に入ってしまった人は、「3年耐える」と「すぐ辞める」で悩むことになるでしょう。
どちらも同じくらいのメリットとデメリットがあります。ブラック企業に入ってしまった、人生終わりだと絶望することなく、自社の分析をし、どちらが良いか考えましょう。まだ巻き返せます。いえ、うまくやれば、新卒時には考えられなかったルートへ進むことだってできます。ソースは私。
私のように耐えるのであれば、その耐えている期間で、転職先に売り込む武器となる経験やスキルを身につける必要があります。
何もせずただ時間が過ぎるのを待つだけでは、人生の貴重な時間をブラック企業の養分として捧げるだけです。
何も身についていないまま歳を食ってしまったら、企業は新卒を取ります。
この企業で耐えても時間のムダだと思ったならば、すぐに辞めましょう。
少子化により人手不足が叫ばれる世の中、新卒と2年目新卒とでは、差はありません。
一応、全コンプしてるけど人には簡単に進められない規模になってる
【アイアンマン1,キャプテンアメリカ1,ソー1】→アベンジャーズ1→
【キャプテンアメリカ2,ソー2】→アベンジャーズ2→アントマン→シヴィルウォー→
【GofG1,GofG2,ソー3,Dr.ストレンジ】→アベンジャーズ3→【アントマン2,キャプテンマーベル】←イマココ!
落とせるのがアイアンマン2,3、スパイダーマン、ブラックパンサーくらいか?ハルクなんてのもあったな
こんなところか。
ここ数年、明らかにほかのもの(あにめとか)に割く時間減ったもん。