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2024-02-23

NVIDIAAIの小史

未だに「謎の半導体メーカー」程度の認識の方になぜNVIDIA時価総額世界4位なのかをあれこれ説明する必要があるので短めにメモ半導体業界すみっこ人間なので機械学習まわりの説明適当です

・~1993年 AI冬の時代エージェントシステムがさほど成果を挙げられなかったり。まだ半導体メモリの性能は現代とくらべてはるかに劣り、現代のような大規模データを用いた統計的処理など考えられなかった。2006年ディープラーニング発明まで実質的な停滞は続く。

1993年 NVIDIA設立

1995年 NVIDIA最初グラフィックアクセラレータ製品NV1を発売。

1999年 NVIDIAGeForce 256発売。GPUという名が初めて使われる。以降、NVIDIAGPU業界1位の座を守り続ける。

2006年 GPGPU向け開発基盤CUDAを発表。以降、その並列計算に特化した性能を大規模コンピューティング活用しようという動きが続く。

2006年 ディープラーニング発明。のちのビッグデータブームに乗り、これまでよりはるかに高性能なAI模索する動きが始まる(第3次AIブームのおこり)

2006年 CPU業界2位のAMDGPU業界2位のATIを買収、チップセットGPU統合することで事実上自社製品NVIDIAと切り離す戦略に出る。CPU業界1位のインテルも、同じく自社CPUに自社製GPU統合する動きを強める。NVIDIAはこれまでの主力だったGPUチップセット製品販売を終了し、データセンター向けGPGPUのTeslaシリーズゲーム用外付けGPUGeForceシリーズARMCPUと自社GPU統合したTegraシリーズの3製品に整理する。このうちTeslaシリーズが性能向上やマイクロアーキテクチャ変更を経て現代AIサーバ製品に直接つながる。GeForceシリーズゲーマー向け需要暗号通貨マイニング向け需要も取り込み成長。Tegraシリーズは後継品がNintendoSwitchに採用される。

2012年 ディープラーニング画像認識コンテストで圧倒的な成績を収め、実質的な第3次AIブームが始まる。

2015年 AlphaGoイ・セドル勝利

2016年 NVIDIA自動運転向けシステムを発表。

2017年 Transformerモデル発表。これまでのNN・DLと異なり並列化で性能を上げるのが容易=デカ計算機を使えばAIの性能が上がる時代突入

2018年 IBMNVIDIAと開発した「Summit」がスパコン世界ランキング1位の座を5年ぶりに中国から奪還。全計算のうち96%がGPUによって処理され、HPCハイパフォーマンスコンピューティング)におけるGPU地位は決定的になる。NVIDIAの開発したCPU-GPU間の高速リンク「NVLink」が大規模に活用される。「Summit」は2020年に「富岳」にトップを奪われるまで1位を維持。

・2018~2021年 BERTやXLNet、GPT2など大規模言語モデルの幕開け。まだ研究者が使うレベル

2019年 NVIDIA CEOジェスン・ファン(革ジャンおぢ)が「ムーアの法則は終わった」と見解を表明。半導体シングルスレッド性能の向上は限界に達し、チップレットを始めとした並列化・集積化アーキテクチャ勝負時代に入る。

2022年 NVIDIAがH100発表。Transformerモデル学習・推論機能を大幅に強化したサーバ向けGPUで、もはや単体でもスパコンと呼べる性能を発揮する。H100はコアチップGH100をTSMC N4プロセス製造SK HynixHBMとともにTSMC CoWoSパッケージング技術で集積したパッケージ。※N4プロセスは最新のiPhone向けSoC採用されたN3プロセスの1つ前の世代だが、サーバ/デスクトップ製品向けプロセスモバイル製品向けプロセスクロック電流量が異なり、HPC向けはN4が最新と言ってよい。

2022年 画像生成AIブーム。DALL-E2、Midjourney、Stable Diffusionなどが相次いで発表。

2022年 ChatGPT発表。アクティブユーザ1億人達成に2カ月は史上最速。

2023年 ChatGPT有料版公開。Microsoft Copilot、Google Bard(Gemini)など商用化への動きが相次ぐ。各企業NVIDIA H100の大量調達に動く。

2024年 NVIDIA時価総額世界4位に到達。半導体メーカー売上ランキング世界1位達成(予定)。

こうして見るとNVIDIAにとっての転換点は「ディープラーニング発明」「GPGPU向けプログラミング環境CUDAの発表」「チップセット販売からコンピューティングユニット販売に転換」という3つが同時に起こった2006年であると言えそう。以降、NVIDIAゲーマー向け製品モバイル向け製品販売する裏で、CUDAによってGPGPUの独占を続け、仮装通貨マイニングスパコンでの活躍と言ったホップステップを経て今回の大きな飛躍を成し遂げた、と綺麗にまとめられるだろう。

2024-02-20

anond:20240220115047

さすがにGPUを買い替える予算はないけど、メモリ増設はできそうなので32GB盛って48GBで動かしてみる。ありがとう

anond:20240220114514

gpuは十分過ぎる

ramはもうちょっと盛ろうな せめて16gb

cpuはそんなに使わんから気にせんでいい(vram溢れた時に使う程度)

もし予算きつければ、過剰生産で未だに売られてるrtx3060 12gb(4万円)でそれなりに動くから試してミソ

金があるなら4070ti super(16gb)も要検討 vram正義

生成AIローカルで動かすとして…

GPUでどれくらい求められるん?

RTX 4070 Tiにメモリ8GBで行ける?

2024-02-19

タスクマネージャーGPU箇所、CUDAに切り替え出来ること、パソコン詳しい人でも知らない

3Dとか、Copyとかになっている箇所をクリックすると、メニューが出てきてCUDA選択出来る。

2024-02-16

anond:20240216202711

そうはいってもマトモなGPU積んでない以上CG関係では仕事に使えん

家のMacはほぼウェブ

2024-02-04

anond:20240204191416

皆が思い浮かべるようなCPU/GPUなんて作ってなくて1個100円以下のチップ給湯器とか支えてるからねぇ

2024-02-02

anond:20240202161456

マジレスすると

NvidiaGPU結婚した技術者で、出張の多い俺みたいな社畜

ゲーミングノートPC以外の選択肢は無い

俺の辞書には「ゲーミングノートPC」以外の言葉が載っていない

2024-02-01

子供用のパルワールド環境

子供Youtubeを見てパルワールドをやりたいと言い出した。

自分ゲーム用のPCはあるが、子供に高価なPCを用意するのも難しい。

せっかくなので一緒にやるかと思い、方法を調べた。

案1.Xbox Cloud Gaming 1210円/月

 Android,iOSからクラウド上のPC接続できる。(らしい)

 Microsoftアカウント登録しなくてはならない。クレジットカード必要なので、18歳未満のアカウントでは課金できない。

 子のアカウントクレジットカード登録するのは嫌だったので、断念。

案2.仮想デスクトップ(Hyper-V)で子供用の環境を作る。

 【Host( Win11 Pro)>Hyper-V( Win11 Pro)】 < (RemoteDesktop) MiniPC(Win11 Pro)

 せっかくなので教育も兼ねてPCを用意したほうが良いかと思い、採用

 ・Hyper-V

  構築にホスト側はWindows11 Proが必要クライアントWindowsライセンス必要

  Hyper-V上のOSは、そのままではHostPCグラボ使用できないが、GPU-PVを設定することでHostとHyperV上で同時にパルワールドを動かすのに問題なかった。(Geforce4070Ti)

  Hyper-V上ではSteam版のパルワールド(0.1.3)は起動しなかった。(GPUパススルー対応していないエラーが出てCPUのみで起動しようとする) 

  MicrosoftStore版(0.1.1.2)では動作した。 (無料で1時間試遊できる)

 ・RemoteDesktop

  SteamLinkでMicrosotStore版のパルワールドを無理やりライブラリに入れたが起動せず、パッドが認識しなかった。

  Windows標準のリモートデスクトップ接続では、グループポリシーを変更することでパッドが使用できたが、遅延が気になるので断念。

  Sunshine+Moonlightが良い感じに動いたので採用

 軽い気持ち環境構築を始めたが、躓くところが多く大変だった。

 リモートデスクトップ用のミニPC(N100)は1.7万円程度で購入。マイクラ程度なら動くらしいので、このまま教育用にプレゼントすることにする。

2024-01-29

日本からCPUアーキテクトが出てこないのは、何か理由があるのか

CPUGPUが好きで話題にする人は多いけれど、実際に作っている人の話は聞かない。

大学CPU実験があるくらい)

2024-01-27

いつまでVRAM24GB上限のままなのか

現実的価格で手に入れられるGPUだとVRAM24GBが続いている。

これでAI制限されている。

2024-01-25

視覚以外のゲームフィードバックが貧弱過ぎる件

GPU進化しすぎて映像キレイなのはわかるんだけどそれ以外がコントローラーぷるぷるから一向に進まないんだよな

ぷるぷるから進化するどころかコントローラーごと廃れていきそうな勢い

語弊ある言い方だけど似たようなガンシューティングFPSばっか人気になるのも殺す感覚の質が低すぎるのが原因なんじゃないの?

銃だとコントローラーからフィードバック再現やすいから作りやすい&相手は遠隔地で勝手死ぬだけだから死の表現が楽だし

やがて殺す経験よりも数量競技的な要素の比重がどんどん重くなってそのためにキーボードが主流に……みたいな流れじゃんたぶん

ワイがゲームに求めているのは単純な勝利とか競争よりも日常で得られない体験なんだよな

たとえば狩猟とか釣りやったことある人ならわかると思うけど獲物を〆る瞬間に得られる身体フィードバックって想像を絶する厚みがあるじゃん

捕らえた獲物と対峙した時には視覚からだけじゃなくて触れることで興奮して張り詰めた筋肉の躍動や皮膚表面に行き渡る生命の温かみを感じる

そして〆る時にはこの小さな身体のどこにこんなエネルギーが眠っていたのかというくらいの全身が捻じれるような抵抗を返してくる

溢れる血液とともに拍動がダイレクトに伝わってくる。やがて抵抗が弱弱しくなっていき弛緩しきった肉袋に……みたいな

コントローラーぷるぷるみたいな単発一過性の刺激ではなくてフィードバックストーリー性を持たせられるような

そういうのを忠実に表現できるデバイスがあったらよくない?

まあワイがエイム下手すぎるだけなんだが




追記

思いのほかトラバブクマ集まったな。みんなサンキュー

はー聴覚ハイハイ。そういえばあったねそういうの。音楽聴きながらゲームする癖あるからあん意識してなかったわ。

聴覚まで意識して没入したらもしかして上手くなるかな……?

まあ普段街づくりゲームしかやらんから正直あんま上達したい欲求ないけどね(言い訳

それはそうと触覚フィードバックデバイスはやっぱグローブ型がいいんじゃない

コントローラーとかキーボードと併用できそうだし。

ギュっと握り締めたりできるやつね。

あとこの季節になると暖房効いてても末端はクルもんがあるから手をすっぽり覆えるやつね(冷え性

それから剣道コテみたいになってもアレやから丸洗いできること!

あとなんか怖いとか猟奇とか言う人いるけど銃で撃ち殺す時点で一緒というかこまけー部分の違いでしかなくない?

やったことないか面白さを知らないだけかもよ?

ゲームヤクザとかムキムキの兵隊とかを全力で首絞めて殺したりしたら絶対楽しいとおもうぞ!

anond:20240125151453

何のモデルだよ

stable diffusion 1.5 ならGPU一枚で写真みたいな画像出力できるだろ

anond:20240125121756

google colabなら1ヶ月1000円でハイエンドGPUをお試し利用できる

GPUないけどエッチ画像AI生成できませんかと聞いたら

生成待てるなら今はGPUなくてもいいけどメモリは32GBでSSD別途増設したほうがいいと言われた

お試ししたいだけなのだがなかなか手厳しい

パソコンって、皆期待してるのに進化の速度遅いし、機能や性能のカスタマイズ性もない

AIチップでこれ使えばできることが広がるっていうのも出てこない。

GPUで頑張っているけどVRAMが足りないとか、そういうので制限されている。

CPUじゃなくてもいいが高性能チップを作る人が少ないのか?

PCIeスロットに挿して何か新しい事ができるようなのも出てきてない。

コンピュータサイエンスといっても既存コンピュータの使い方を勉強するから駄目なのか?

2024-01-24

anond:20240124201531

IIJmioで4980円で買えるRedmi 12 5Gなんか普段使いはこれで余裕だぞ

これが搭載してるSnapdragon 4 Gen 2ってローエンドのチップだけど、6年前のハイエンドである835くらいの性能はあって、さらに4nmプロセスなだけあって電力効率がいいんでなかなか電池減らない

ちなみにSnapdragonってなんか厨っぽいネーミングだと思う人多そうだけど、キンギョソウ(画像検索)の英名なんだ

美しい花の名を冠したチップを積んでるAndroidは、A17 Proみたいな無機質な名付けのAppleより風流だと俺は思うぜ

ちなみにより鮮やかで明るい有機EL格安スマホがいいなら+3000円でIIJで買えるReno7 Aをおすすめするぜ

そっちはチップは695で、CPU性能は4G2比でほぼ同じだがGPU性能はちょい上、メモリが2GB増えて1cm小さく25g軽くなり防水性も上がる

2024-01-22

どうしてCPUGPUは性能の良いオープンソースのが出てこなかったのか

RISC-Vに期待している人も居るけれど、まだ全然差がある。

GPUにいたってはオープンソースで良いのがない。

エロ動画生成AIについて真剣に考えてみた。

モデル作成

データ → ネット上に大量に存在する。

GPU → これがネック。テキスト生成よりもはるかに多くのGPU必要と思われる。

GPU関係エロ動画生成AIを作れるのは金を持っている大企業のみ。

ただし普通大企業はこんなAI作るわけないのでやるとしたらエロ産業大企業

候補としてはDMM, PornHub, XVideosあたり。

DMM 売上3500億円

PornHub 売上610億円

XVideos PornHubと同等と思われる

モデル使用

上記企業が有料で提供する形になる。

軽い代わりに質の低いモデル無料で公開されるかも。

その後、軽いモデルベース特定ジャンル動画のみ学習させたジャンル特化型モデルが登場してくる。

万能モデルは有料、ジャンル特化モデルは有料と無料が混在。

結果

個人 → 金払って有料モデルで生成する人、GPU持ってて無料モデルで生成する人、他人が生成した動画を見る人と様々。

AV女優 → リアルイベントを上手くこなせる女優のみ生き残る(会えるアイドル的な)。大多数は廃業

AVメーカー → 淘汰が進むが生き残ったところはむしろ今までより儲かる。作品作成コスト・手間が桁違いに削減されるため。大手独自モデルを作って特色を出したりも。

その他

なんだかんだフェミニスト反対運動を行う。

2024-01-21

AI周り、ハード進歩遅いし、ソフトは軽くならないし、辛くない?

特に学習周り。

それなりに時間が経ったが、個人が買える学習ハードGPUに限られているし、VRAMが24GBほどに成約を受けている。

VRAMが少なくても動くならいいが、乗らないと動かない。

この仕組みがソフト的に解決出来るなら良いが、一向にならない。

2024-01-14

コンピュータアーキテクチャ、もう少しなんとかならないのかな

DDR4からDDR5になっても実際使うアプリパフォーマンスは変わらん。

CPUGPU間の帯域の細さはAI使い出して気になる。

GPUメモリ拡張性のなさはAI使っていて気になる。

2024-01-05

技術進歩に対する信頼は何故高いのか

自分はこれから技術進歩について信じられない。

何か設計するとなると設計するためのソフト必要で、物理シミュレーションなども行う必要があるが、

ソフト進化設計で求められる性能に追いついていない。

例えばトランジスタ数の増加に対して、シミュレーション時間の増加が無視できないといった感じだ。

AIGPUと相性が悪い。まだ悪いのかブレイクスルーする方法があるかはわからないが、CPUを高クロックで回す進化が少しずつでも進んでいるから止まらずになっているが、クロック周波数もそろそろ限界だ。

そんなこともあり、買収合戦が起こって寡占してしまっているわけだが、年末AnsysがSynopsysに買収されるといったニュースも流れ、ソフトベンダーが寡占が更に起こっている。

利用者は増えず、オープンでないのでネット解決策は簡単に出てこない。


一時期のメイカーブームのように、安価ソフトが使えるというのも無くなった。

2024-01-04

日本では話題にならないがfacefusion がGPU不要でDeepFakeめっちゃ簡単にできるのでおすすめNSFW判定はNSFW検索してコードを一行修正おk

最近別れた彼女共通友達に都合の良いデマを吹聴しているのを観測したので、お礼にAVサンプル動画の顔を元カノ写真と入れ替えて破綻なくできたやつをエロGIFに変換して海外アップローダーにjapanese タグで大量UPするのに使っている

2023-12-27

anond:20231227203838

Power9搭載機にすればNVLinkでCPUGPU直結できるよ

コンピュータアーキテクチャは今のままなのだろうか

Webを見るには困らんが、何かをしようとすると性能が足りない。

クロック周波数はなんだかんだで上がったが、劇的ではない。

マルチコアソフトがついていっていない。GPUのような構成だと、更に汎用性がない。

SSDは高速になっていくが、DRAMはそのまま。

HBMは極端に高いまま。積層かと言われつつ高いままだし、熱もあってダメそう。

チップサイズは露光限界になって、熱やコンセントからの電力が限界

Appleユニバーサルメモリにしたけど、電力効率は良くても、ピーク性能はいまいちなまま。

CPU-GPU間の帯域は狭いまま。

AI需要は高まっているが、チップ設計情報が少なくてAIに頼れない。

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