はてなキーワード: 基礎控除とは
これは面倒な間違いをしている。
fujitaweekend 扶養控除から子供手当への税金の付け替えが少子化対策の最後のチャンスだった。民主党の内紛と旧来型(昭和型、所謂社員主婦家庭観)の税制を望む自民党勢力に勝てなかったことが今の絶望的状況に帰結してると思うよ
このコメントを主婦優遇と読み違えてしまうのは、増田が扶養控除と配偶者控除をごっちゃにしているからだと思われる。
できない。
扶養親族とは、その年の12月31日(納税者が年の中途で死亡し又は出国する場合は、その死亡又は出国の時)の現況で、次の四つの要件のすべてに当てはまる人です。
(注)出国とは、納税管理人の届出をしないで国内に住所及び居所を有しないこととなることをいいます。
(1) 配偶者以外の親族(6親等内の血族及び3親等内の姻族をいいます。)又は都道府県知事から養育を委託された児童(いわゆる里子)や市町村長から養護を委託された老人であること。
(以下略)
増田の言うような、配偶者の基礎控除の転用という性質を持つものは、扶養控除ではなく配偶者控除が正しい。
そのようにしっかり分ければ、最初のコメントの趣旨もわかるのではないか?
fujitaweekend 扶養控除から子供手当への税金の付け替えが少子化対策の最後のチャンスだった。民主党の内紛と旧来型(昭和型、所謂社員主婦家庭観)の税制を望む自民党勢力に勝てなかったことが今の絶望的状況に帰結してると思うよ
もとのコメントは配偶者の話ではなく、子供の話だ。「所謂社員主婦家庭観」についても、母子家庭などを視野に入れての言葉だろう。
個人的には扶養控除と子供手当どちらが少子化対策に有効か、それが家族といったものにどう影響を与えるかはよくわからない。
ただ税務のプロである増田が、配偶者控除と扶養控除を一緒くたにして「扶養控除から子供手当へ」という文章から配偶者控除の話をしだすコミュ障だというのはよくわかる。
先に言っておくけど、田端って人は好きじゃない。ただ、彼が言ってることも一理あると思う。
江戸時代、百姓一揆が起こるかどうかのギリギリの線が五公五民と言われていたが、この国の高額所得者向けの税率は、55%をお上が取る55:45になった。
これに対する反論としては、給与所得者以外の経費が認められる人たちへの実効税率の話だが、彼は、いわゆる高額所得サラリーマン。経費は認められず、2018からは、基礎控除さえ取り上げられたマイノリティ。
給与所得者に限っていえば、この国の税金は、彼のようなハゲ、もとい、高額所得者のサラリーマンからの搾取によって成り立っている。ムカつくハゲだが、無能で低所得のハゲに比べれば、いくらかマシなハゲだ。
民主主義という一件フェアに見えるシステムの弊害は、マイノリティが排除されることだが、本件では、まさにそれが露呈した典型だ。
最大多数の最大幸福は、マイノリティにとっては、最大不幸を意味する。
衆愚とか言うから、燃え上がるんだけど、ハゲが言ってることを知るまで、ZOZOが大好きでハゲの言葉で退会という行動そのものが衆愚であることを証明していることに他ならないが、本当のことは言っちゃいけないんだよ。
基礎控除ってのは「人間が生きるのに最低限必要な金額=38万円分は課税しませんよ」って意味で
扶養範囲外の収入がある人全員に認められている控除なんだがな。
(38万じゃ今時生きられねーだろとは思うが、この額が決まった時代はそうだったんだろう。
今度は50万に上げるそうだが、やはり50万じゃ生きられねーだろと思う)。
配偶者以外の被扶養者の場合は扶養控除となるし、全部額は一緒。
元々は被扶養者は全員(名前が違えども)この基礎控除代わりの控除があったんだが、
数年前に16歳未満の子供の扶養控除が廃止され、今度は配偶者控除が廃止されようとしている。
クロ現のアパート建築詐欺まがい営業の記事「バブルを忘れたのか」というちょっと間抜けなブコメに☆が集まってるけど
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3648_all.html
この問題の元は、「業者の甘言に騙されたバブルの夢を見る農民」なんていう上から目線の話じゃなくて、相続税と農業の後継者不足という構造的な話。
今年から相続税の基礎控除が下がって、課税対象者が今までの倍ぐらい(4~5%→10~15%)に増えると言われてる。
この税改正が発表されたのが3年前なので、このタイミングを狙ってハウスメーカーが、農協に営業攻勢をかけてたんだよ。
サブリースの契約条件改定は多くの業者が2~3年時点なので、表面化してきたんがちょうど今ごろ、ということだろう。
相続税が増税されて、休耕地を持ってる農家とか相続税払えなくなる人が増えるのではと言われてる。
子供が後を継ぐなら考える必要が無い。相続税や固定資産税を免除される特例があるから。
でも都市近郊農家、クロ現では埼玉の羽生市が例に出てるが、こういう都市近郊の農家は、子供の世代は営農する気が無い、
休耕地は増える、かといって土地の買い手はいない、賃貸市場が全くゼロとはいえない、相続税がかかったとしても、地面はあるけど金はない。という状態になりやすい。
それこそバブルの頃は、お上も土地の価値を高く見てたから「物納」といって土地を税金にしちゃうことができたが、それももう10年以上前から出来なくなってる。
なので、休耕地があって営農継続しにくい家は、トーチャンが死んだら相続税で資金繰りがマイナスになっちゃう可能性がある。
一方、近郊都市の農協は、営農事業者の組合員がどんどん減ってるんで、トラクター買う金を貸す先が減ってる。
まともに機能してるJAなら、新規営農者の受け入れを模索したりしてるが、都市近郊にそんな「まとも」な職員は来ない。
元々農業としては効率がよくない場所(都市部に近いほど、農業収入と土地の価値からくる収入が拮抗しやすい)ならなおさら。
で、金貸し先を探してる農協が、上の相続税の件に目を付けて、年寄りで後継者がいない組合員のところにハウスメーカーの営業を差し向けるんだよ。
ブコメにも出てきてる業者はこういう農家を集めて、ハウスメーカーと農協主催の「農地転用事例視察」という名目の接待旅行、コンパニオン宴会ツアーをやったりしてる。
農家って別に馬鹿じゃないから、ポッと出のその辺の都市銀行の営業が連れてきたハウスメーカーの言うことなんて聞かないけど、
なんで農協は農業じゃない事業にも無理やり金貸そうとしてんの、とか、なんで都市近郊農家は後継ぎに苦労するんだ、とか
もちろん、そういう個々の問題は当然あるんだが、一方で、「バブルの夢を見て騙されやがった」「業者は詐欺みたいなもんだな」という
関係ない外野の上から目線の批判話だけで切り捨てにくい、社会構造上の問題でもある。
ブコメなんていつだって外野の上から目線ではあるんだが、そうやって業者や騙された人を小馬鹿にしてるようなブコメに☆が付いてるのが、腹が立つ。
その事象の裏を類推する脳みそもないくせによくもまぁ上から目線で言えるもんだ。恥ずかしくないんか。
実は、相続税を上げて納税者を倍に増やしたところで、税収アップに与える影響はビックリするほど軽微だ。
この辺はシンクタンクや大手税理士事務所なんか試算してたのでググれば色んな数字が出てくるが、どれも、大した税収効果はないという結論は一緒。
むしろ、中小企業(町工場)とか都市近郊農家(上の例)が、増税対象者になりやすいので実体経済に悪影響という点では消費増税と変わらないという危惧も言われていた。
バブルがはじけて20年以上たったとはいえ、相続税の対象になる程度の人の(上場企業の事業創業者とかを除く)大多数の人は、総資産に占める土地の比率がとても高い。
そしてその人たちの多くは、土地がないと仕事が続けられない・生活ができない人たちだし、その土地で働いている人以外にとっては、別に金出して買いたいとは思えない程度の土地でもある。
こういうデメリットも想定されるうえに、税収効果もない相続税を増税したのかといえば、消費税増税とのバーター取引というか、庶民の批判の矛先をかたちだけでも納めさせるため。
ちょっとまともな人なら、相続増税に関わる問題を指摘する人もいたが、ほとんどの人は相続税なんて庶民には関係ない、だから上がればいいざまーねえやと思ってただろう。
繰り返すが、これは、ハウスメーカーは詐欺師だとか、馬鹿がバブルの夢を見て騙されたという「だけ」の話じゃない。
もちろん、詐欺師のようなハウスメーカーの営業は少なくない、が、バブルの夢を見てる馬鹿は、ほとんど存在しないよ。そこまでの馬鹿はもう、ほぼ絶滅してる。
メディアは広告主には批判しないからなとか、薄ら間抜けのしたり顔ブコメだけど、CMに安心して騙されて、という要素より、
農協が薦めるからとか、ご近所の農家仲間も良いって言うから、という、これも構造的な問題の方がずっと大きい。
この場合、そもそも税の目的なんかねぇよ。現行の所得税の考え方をそのまま継いでいるだけなんだから。
その上で、税収が足りないから、税率を上げましょうという世情を反映した話と
子育ては負担が大きいから、現行の扶養控除の制度では控除不足なんじゃないですか?という提案がくっついているだけ。
(この点については、基礎控除の38万っていつの時代の金額だよってことから洗いなおすところから始めるべきだとも思うが)
本音のほうの目的は、子供を産み増やすことだし、「子ありで離婚」「子供が成人」した人がどうなろうと関係はない。
http://anond.hatelabo.jp/20150217211716
これ、TPOをわきまえようっていうだけの話だと思うんだが、なんでブコメはこんなに荒れてるんだろう。着物にスニーカーは合わないよねっていうのと同じ話じゃね。もしくは、結婚式にスウェットで参加したらおかしいよねというようなのと同じ系統の話。度合いは違うけど。
この話で言ってるのは、マジックテープ式の財布を使うことが、その職業にとって有利に働くかどうかという点についての忠告だと読み取れるんだが、どうもマジックテープ式の財布の是非みたいな捉え方をした反応が多いように思う。村民がどんな価値観をもっていようとも、そしてその価値観においてマジックテープ式の財布が問題ないものであり、そんな指摘をする奴らがクソだと思っても、世間はそうではない。世間を相手に商売していくうえで、マジックテープ式の財布が不利だというのなら、忠告は何ら不自然なものじゃあないのではないか。例えば客の30%が、「バリバリ」という音を不快に思うのなら、マジックテープ式を使わないほうが理にかなっている。
逆にエンジニアは別に見た目はどうでもいいし、好きなの使ってろとは思うので、そういう忠告は余計なお世話だと思う。逆におしゃれ過ぎると「仕事は出来ないくせに見た目ばっかり気にしやがって」と見られることすらある。
仕事に必要なら支給しろみたいなコメントもあるけど、サラリーマンはそういう仕事に必要な衣服等に費やす経費の分として、基礎控除が設定されている。なので建前上、財布のような身の回りのものは、自分で買う必要があると思う。
あと、『マジックテープの財布使ってたら、年上の人が奢ってくれるんですよ』ってのは年齢次第。自分がその「年上」になったときのことを考慮していない。きちっとしたスーツを身にまとった重役が「バリバリ」やったら格好つかんだろう。だいたい、立場が偉くなればなるほど、俗物を相手にする必要があるってもんじゃないか。
財布ひとつで仕事が上手く行くのなら安いもんじゃないのか。仕事上の成功よりもマジックテープ式の財布へのこだわりが強いのなら、それは個人の自由というものだが。しかしその場合も、その同僚が「忠告ありがとう。しかし申し訳ないのだが、○○という理由でどうしても私はマジックテープ式の財布が使いたいんだ。」みたいに言えばカドも立たなかったのではなかろうか。恐らくそうではないから増田に愚痴が投稿されたわけで。
個人的には、マジックテープ式の財布自体が良いか悪いかというような議論には意味がないと思っていて、そういう類の話はすべて状況次第じゃないかと思う。職種、年齢、客層、国、地方、場面、時代、流行等々、そういう多数あるパラメーターを吟味しなければ、適切な判断は下せないのだから、そういうのを吟味しない議論は意味がないし、思考停止ですらある。
自分は財布がどうのとか気にするのは苦手だし、嫌いなので、エンジニアやってるけど、そういうのが大事な世界もあるよねってのは理解してる。財布がどうのとかいうのは俗物だってのも分かる。けど、世界には俗物はたくさん居るし、そういう人たちを相手にしなければいけない立場の人もたくさん居る。むしろ、そういう面倒なことと無縁では要られない人のほうが、今は多数派ではないのか。
はてな村の人たちは一体どんな世界に住んでるんだ。俗物の居ない綺麗で完璧な世界に住んでるんだろうか。正直、はてな村は浮世離れしてる感がある。