はてなキーワード: 理解力とは
正確にはLGBT以外なのだが、ここでは本題ではないのでざっくりバイ(両性愛者)に近い物として話を進めたい。
ある時Twitterでふと性的指向について呟いた事があった。
何年か前の話だから内容自体はもうぼんやりしてるんだけど、自分が当事者と言う事もあってわりかしカジュアルに呟いた。
そしたらFF外から失礼されたのね。どこから来たのか知らないけど。
「性的少数派に対する理解がない」で要約できるような内容を、無駄に論理をこねくり回して長文にしたリプライがツリーになって何件もついていた。
自信の属性を割と楽観的に受け止めてるが故に、雑というかカジュアルに呟いてしまった事がそう受け取られたのだろう。
自分は怖くなりつつも、相手が展開してきた論理について「自分はこういう意図で言ったんですけど」「でもこうは思いませんか?」という論調で議論を返した。
相手はそれはもうヒートアップしていて、だんだん口調の荒さが増してきていた。リプライの長文も増える。そしてそのうち最後にこう言った。
「本当に理解力が無く人の気持ちの分からない馬鹿なんですね。性的少数派の方に失礼だとは思わないんですか!?」
すると、それまで2分そこそこのスパンですっ飛んできた長文返信が止んだ。
20分ぐらいして、こんな返信が来る。
「この度は当事者の方とは思わず、御無礼大変申し訳御座いませんでした。私が間違っておりました。」
確かに自分はLGBT活動家ではないし、その手のコミュニティを築いている訳でもないので、自身のセクシャルについて特にプロフィールに記載していない。
隠している訳ではないから言及はするし長いフォロワーは知っているだろうけど、
その前提が必要でない時にまでわざわざ引っ張り出すほど、自分は自分のこの属性を特別視していない。
だから"普通の人"(敢えてこの表現を用いよう)だと思ったのだろう。
うーん。
結構な暴言を頂戴したけど、もし当事者じゃなかったら謝らなかったのだろうか?
当事者だったから、謝るのだろうか。もし自分が本当に"普通の人"であったなら、その暴言は許されたものだっただろうか。
差別されるのは御免だが、とはいえこの話題において態度を一変させて謝られるほど、別に性的少数派が偉いという訳でも無かろう。
そして驚くべき事はその人は性的少数派でもなければ、要はただのお気持ちヤクザというか言葉狩り警察だったという事だ。
我々性的少数派を気遣ってくれる事自体はまあ有難いし、ポジション上は味方に分類されるのかもしれないが、なんとなくモヤッとした感情が残った。
特に自分のような両方の性を愛せてかつ心の性別に差異の無い人間は、他の性的少数派に比べれば世間からの理解とか差別とかという観点において大分マシというものある。
異性が好きな側面だけを人前に晒して生きていれば、"普通の人"となんら変わりなく生活できる。
さっきから敢えて用いているこの"普通の人"っていうのも、敏感な人にとってはとんでもない地雷ワードだ。
だけど自分は「今現在の世の認識は実際こうだし、ヘテロが多数派なのも確かだし、自分が普通じゃないとしても別に自分は自分だしどうでもいいかなあ」みたいに結構ぼんやりしている。
件の暴言リプライの人が何故掌を返して謝ったのかというと、被害者を攻撃してしまった事に気付いたからだ。
性的少数派に理解の無い加害者を攻撃しているつもりだった。でも実際は被害者だった。だから謝ったのだろう。
こちらからしたら終始、突然FF外から暴力を吐く人間と吐かれた人間の構図にしか見えてなかったけど。
正義感が動いてるだけで、逆に潜在的な差別意識は結構強そうだなー。
同性結婚とかは世の中に必要な制度だと思うからそこは声を上げて望むとしても、「性的少数派は可哀想だから~」とかいらないし、後は自分らしく生きていればいいんだけど。
痛い。
痛いという字面からチクチク感や鋭さを感じていつも違和感を覚えるんだけど、そうじゃなくてなんかジワジワジクジクした痛み。鈍痛? 鈍痛。動く気力が湧かなくて退勤してからも自席でぐずぐずしてた。帰ってきて今トイレ行きたいけど、緊急じゃないし痛み止め効くまで待ってる。痛み止めは効くんだけど、効くまでの30分が長い。花粉症が薬効いてない毎時毎分毎秒がずっと煩わしいのと同じように常時ジクジク痛い。
ところで普段、他人に向けられる気遣いとか優しさとかそういう精神力みたいなものがあるんだけど、対人コミュニケーションを行う際に消費する。自己回復は半分までしかできなくて、残り半分は他人から優しくされないと回復しない。○○さんに優しくして、と言うお前も私に優しくしてくれよ。頼んだ仕事が無言未着手常習犯なの激怒して叩き直して欲しいところを「せめて言ってね」って言う私の『優しさ』分かってくれよ。戻らねーなら費やし損じゃねーか。こんな対応続けさせられたら私その内こいつに優しくなんかできなくなるからな。SP消費許可おりません。
さておき、その消費型精神力の、7割くらいを使って「痛いけど表に出さない」ようにしている。普段通り振る舞おうとしてる。でも痛みを我慢してる間ってどうしても痛みで気が散るから会話の理解力が下がるし、笑顔でい続けられなくて気を抜くと真顔になる。「怒ってる?」って言われたこともある。お腹痛いだけなんだ、感じ悪くなっててごめん。
痛みは初日を含めた2日間が割と強い。1回2錠の痛み止めを4時間空けて各食後。6食計12錠。40錠入りで3ヶ月ギリギリかなぁ。他人への優しい心を金で買う。金はすごいな、なんでも買える。
痛みは月によっても変わるんだけど、すごい痛い時は鈍痛じゃなくてちゃんと鋭痛で痛い。ズキズキのバキンバキン。歩けない、動けない、話せないの3段階。喉元過ぎると思い出せないから曖昧なんだけど、話せない時は脳のリソースが言語リソースすら分捕ってて、頷くか首を振るかしかできないくらい痛い。声にならない痛みというのはマンガでよく見かけるけど、痛みで会話リソースが足りなくて話せないなんてのは己で体験して初めて知った。そんなだけど薬は効くので30分耐えればなんとかなる。薬すごい。怖い。脂汗出て体冷たくて手ぇ震えてるのに痛くない。すごい。怖い。
そういえば電車内で動けなくなるレベルの痛みに遭遇して、ドア前でうずくまってしまったことがある。立ってる時から今日は痛いなーって思ってたんだけど、段々痛みが大きくなってきてついに立っていられなくなった。ドア前なんて迷惑すぎるし席を譲ってくれようとした人が居たんだけど、動けないし立てないしで申し訳なくも必死で遠慮した。次の駅でホームに転がりおりたんだったかな…記憶がない。その際はご親切にありが申し訳ございませんでした。
斯様に痛みには個人差どころか個人ですら差があるわけだけど、知り合いの話もすごかった。家族が釣ってきた魚をみんなで食べたんだけど、寄生虫がいて家族の二人が救急車で病院行きとなったそう。弟はのたうち回っていてすごい大変だったという話だったんだけど、数年後その話をしている時に姉がしれっと「私もあの時お腹痛かったんだ」って言った。みんなビックリしてなんで黙ってたの!?って詰め寄ったんだけど「だって生理より痛くなかったし…」と言った彼女を私は永遠に忘れないと思う。少なくとも彼女の生理は寄生虫より痛いらしい。生理痛は女性にしか分からない痛みかもだけど、寄生虫当たったことある人は痛みの比較対象にはなるんじゃないだろうか。個人差あるけど。分かったところで何がどうとかもないけど。……いやなくはないか、優しくしてください。常時痛いことは分かって欲しい。
とか言ってる内にお茶は冷めてしまったけどまだ動くのが億劫なのでグズグズしてる。早くトイレ行かないと。IVO脱毛(VIOだったサーセン。陰毛脱毛だよ)始めたからトイレライフはかなり快適です。
Web系。
はなから精神的に働くことができないような人だと無理では?エンジニアに限ったことじゃないけど。
働くっていうか、基本的な連絡をするとか、わからないことは聞くとか、必要な報告はするとか。そういうのできない人だとやっぱ厳しい。
コミュ障にかんしては、面と向かって喋るのが苦手だけど文章ならなんとかなるとか、人が怖くてコミュニケーションが苦手っていうタイプのコミュ障なら勤務形態によっては合ってると思う。
Slack や Discord で打ち合わせが完結することもあるし、地方からプロジェクトに参加だとネット上で完結もあるから。
リアルタイムで会話しながら高度な空気読みを要求されるってのはないから。そういうの必ずしも効率のよいプロジェクト内コミュニケーション方法ではないし、いくらでも回避方法があるというか。文章外の空気読みなんかより、伝えるべきこと伝えられて相手の言うこと(言外ではなく言葉の意味)わかってるかのが大事だから。文章にしたり時間をおくことでそれをできるなら、陽キャぽいコミュニケーションは必須ではない。頭がちゃんといい人ならアスペルガーでも問題無いと思う。(これはネット上でよくレッテル貼りで使われるアスペの意味でなくて、本来のアスペルガー的なね)
じゃなくて、あたまが悪くてコミュ障だときついかなと…言葉がちゃんと読めてないとか、必要なことを文章にできないとか、人の話聞かないでずっと自分の言いたいことだけ言ってるとか議題がわかってないとかそういう。
エンジニアに限らずなんでもそうだと思うけど、言われたことだけ作業するという仕事と、ゼロから考える仕事だとまだ違うんで。いやでもあれだな、言われたことだけやる仕事でも普通に言葉の理解力がないだとやっぱきついよな。
最初に言うが親を恨んではない。
しかし口には出さないが産まないで欲しかったと今でも思ってる。
醜悪な容姿、ガチャついた歯並び、頭から生える縮れ毛、運動音痴、痩せの多汗症、出来損ないの脳みそ、理解力も物覚えも遅く愚鈍な脳みそ、必要な事を忘れるのとケアレスミス量産が得意な脳みそ、発達障害扱いされる脳みそ、セカンドオピニオンでも健常者認定される脳みそ、低い口語能力、コミュ障、ついていけない雑談、聞き取れない人の言葉、理解できない人の話、ノイズ、打たれ弱く脆いメンタル、他人の笑い声に怯え、他人の怒鳴り声に怯え、ひといきれに怯え、ストレスを感じると湧き出す止まらない眠気。生きていて眠い。眠い。壊れた大脳が元に戻らないのはどうやら本当のようだ。それとも元から壊れてたのだろうか。
産んでくれてありがとうっていつか言えるようになるのかな。言いたいな。学生の時の楽しい思い出なんて何一つ無かった。幼稚園の頃から登園拒否気味だったらしい。同級生達の大きな笑い声が怖くて、中学校では何をしていたのか上手く思い出せない。
近所に住む同級生達は結婚し子を産む。俺は彼女いない歴年齢で、恋人どころか定職すらままならない高卒アラサー。卒業した高校の偏差値は39だった。きっと親に感謝することが出来ない俺の代わりに感謝しているんだろう。サンキュー。
親が俺を育てた苦労も、親なりに俺を愛してくれたことも、理解はしている。それでも感謝の念がどうしても湧かない。もしも戻れるなら精子に戻って他の精子に道を譲りたい、もしもタイムマシンがあったら若い頃の父の睾丸を叩き潰したい。そうして透けて消えていく自分の体を確認してホッとしたい。
アルバイトすらままならない、単純作業ですらままならない、生きてて自他ともに不愉快を与える俺は、どうすれば親に感謝できるようになるんだろう。
せめて気が狂って言葉や感情が壊れる前に、親へ心の底からの感謝を一言でも言いたい。
生まれたくなかった。
好きなタイプの作品だと感じたけど、理解できなかった箇所がいくつかあってモヤモヤした。
主に途中で挿入される自殺した親友の話と、幼い頃の叔母の断片的な記憶と、主人公の幻覚症状が出るところ(細かいところで他にもいくつかあるけど)。
解説観たら原作の小説から表現が端折られてて、解説読まないと絶対わからないじゃんと思った。
で、モヤモヤするなぁって思いながらレビュー見てると、絶賛の嵐で驚いてしまった。理解できなかったって意見がほぼなかった。
予備知識ないと理解できないのになんでこんな賞賛できるんだろうと思った。
彼らは、あれだけの情報で全部理解できたのか、私の理解力に問題があるのか。
あるいは、内容とかじゃなく彼らは雰囲気で絶賛しているんじゃないかとすら思えた。