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はてなキーワード: トンコツとは

2016-07-31

東京ラーメンが不味すぎるので地元帰りたい

地元岡山へ居た頃はラーメンが大好きで、よく「山冨士」だったり「天神そば」だったり「一喜」だったり

倉敷なら「第二又一」や「百万両」へ、たまに笠岡ラーメンが食べたくなった時は遠出して「みやま」や「いではら」へ行ったりしてた。

東京上京して、「都会だから美味いラーメンたくさん食べられるんだろうな〜」と思ってワクワクしながら都内の有名店へ行ったんですが、不味すぎて耐えられなかった。

こってりした濃厚スープがまず口に合わない。魚介系スープも苦手だ。沢山人が並んでいるから、どんな味なんだろうとラーメン二郎にも行ってみたんだけど、美味しくなくて残しちゃった。

麺もあんまりきじゃない。東京の麺はほとんど縮れ麺だけど、なんかそれがチン毛みたいで苦手。 やっぱりラーメンストレート麺の方が好きなんだよなあ・・・

ラーメンの好みがたぶん東京人と合ってないんだと思う。最初は「ラーメンが好き」だという自負があったか一生懸命探してたけど、そういう店は東京には無いというのがわかってもう諦めた。

醤油とんこつで中細ストレート麺シンプルラーメンが食べたい。こういう店は無いんだろうな・・・

■追記

>中細ストレート醤油トンコツなんていろいろありそう

あったら是非ともその店を教えてくれ。「醤油とんこつラーメン」で検索して調べたけど、家系ラーメンしかなかった。

もっととんこつの分量が少なくて、ストレート麺なのが良いんだけど。

情報を食べているんだよ

東京ってインパクトがあって個性的ラーメン店じゃないと生き残れないし、人気店になれないんだろうなあと思ったよ。

>濃厚魚介系ではないラーメン屋結構あると思うが。

岡山を名乗ってるとこはないの?

岡山ラーメン」を名乗っている所はあることはあるけど、都内には1店舗しかない(しょうがなく最近はそこだけ行ってる)

みんな「結構あるだろ」って言うけど、東京ってなんでもあるように見えて意外と無かったりするよね。

八王子ラーメン(生玉ねぎが入ってて美味しい)とか、横浜サンマーメン(秋刀魚が入ってて美味しい)とか

>【うまいラーメンショップうまい】 はどうでしょう

今度行ってみるよ。ありがとう八王子ラーメンは割りと気になってた。

>何店舗ぐらい回ったんだろう

まり覚えてない。30店舗くらい?

荻窪ラーメンは割りと好みに近い味だった。あとは豚骨を足して麺をストレート麺にすればパーフェクトなんだけど。

渋谷の「はやし」もまあまあ。麺はもうちょい細いほうが好き。

2016-07-29

豚骨ラーメン母乳

ああ、飲んだあとの家系ラーメンは何故こんなに美味しいのだ。

カラダにしみわたるトンコツスープ。しょっぱくもないし、むしろ甘さも感じる。

甘くてカラダにしみわたる、これはもはや母乳だ。

吸うことも飲むことも許されないオッさんたちの母乳なのだ

から許してほしい、最後までスープを飲み干すことを。

許してほしい、少しお腹がでてしまっても。

ただ大好きな母乳を飲んでいるだけなのだから

2015-11-21

http://anond.hatelabo.jp/20151118213435

鮎を食べたことがない人に、鮎を勧めてみようと思って筆をとることにする。

最初からこんなことを書いてしまうと勧める気あるのか?って感じだが、不思議な事に、鮎を都内にもって帰って食べても美味しくはない。

時間が経っているからというだけの理由ではない。

実家で食べる鮎は、冷えようと一晩経とうと二晩経とうとそこそこ美味しい。

いや、美味しいわけではないんだが、残ってればつい食べてしまう。

ということは自分滞在している限りまず残らないわけだが。

鮎を食べるのに重要な事は、そこの空気匂いだと思う。

田舎空気はどこか生ごみのような匂いがする。

都会の、ほこりっぽさや、水の塩素臭とはまた違った、植物が腐敗したような匂いがどこか漂っている。

鮎の匂い田舎匂いのものだ。

スイカ匂いとか、キュウリ匂いとか言われるが、まさにその通りで、カブトムシが寄ってきそうな匂いだ。

ネットで調べると、なんでも加齢臭と同じ成分らしい。

そうは思えないんだが、濃度と他の成分との混ざり具合の妙だろうか。

とかく、生き物臭さの匂いが鮎の匂いだ。そしてそれは田舎匂いだ。

水道水も、温泉も、川も、空気も、その辺じゅう鮎の匂いがする。あるいは鮎が田舎臭がする。

理由はよくわからないが、都内に戻って鮎の匂いを嗅いでも、それほど食欲がわかない。

都会にいると、鮎なんかよりもトンコツラーメン匂いが嗅ぎたい。

少し、美味しんぼ的なウンチクをたれると、天然鮎は体が赤黒く、いかりや長介みたいな下顎がシャクレた顔をしてる。

養殖鮎は、首の付け根から背中ゼラチンっぽいプルプルの透明な油の固まりがある。

しかし、鮎においての「養殖鮎」とは、一度も川に出ていない鮎を指し、一度放流されればみな天然鮎となる。(日本中の鮎のほとんどは、琵琶湖まれだ)

さて、そろそろ前置きを終えて、鮎の食べ方に移る。

鮎の食べ方だが、前エントリで書いたとおり、パサパサにすればするほど美味しい。

稚鮎なんかは落ちる脂もないので、天ぷらでも食えるが、稚鮎限定

田舎ではポピュラー食材なので、唐揚げや衣をつけてフライにしたりするが、一度も美味しいと思ったことはない。

食べ方は、串に刺した鮎をアタマを下にして、炉端に刺して焼くの一択

立てて焼く理由も、鮎から汁が下によく落ちるようにだ。

備長炭ではない普通の炭で、遠目の強火で一時間くらい焼き続ける。

時間の決まりも、焼き上がりの目安も、これはもう、経験しかなく、次々鮎を焼いていくが、焼き上がりの順番は焼きはじめの順番とは異なる。焼けたものから客に出す。

夏にバーベキューをするように、若鮎を食べ、秋に芋を食うように、ホクホクの卵が入った落ち鮎を食う。

塩焼きしたものを、研いだ米と一緒に炊きあげる鮎めしという料理もある。

さらに脂はすっかり抜けきってしまうわけだが、それも嫌いではない。

鯛めしなど、せっかくの鯛から脂が抜け落ちてしまうのですごく勿体無いと思ってしまうんだが、鮎だと許せる。

さてさて、炉端に限るなどと書いてしまったため、

「炉端でしかも鮎を出す店なんかねぇじゃないか。しかも焼き具合は経験しか言い様がないとか、都心じゃ食えねぇ」

とお嘆きのことであろう。

実際のところ、天然鮎のコースを出す店は都内でも新橋の鮎正くらいしか知らない。

ミシュランの星もついた有名な店ではあるが、高いし、移転して普通の小料理屋風の店になってしまったので、デートにも向かないと思う。

現実的なところだと、高速で栃木県まで行き、那珂川沿いの簗場で食べるのが一番安上がりだし、面白いと思う。

梁場とは、鮎を取る巨大な仕掛けをといい、隣に炉端焼きを食わせる海の家ならぬ川の家とも言うべきバラックが建てられている。

高級魚のようなイメージがあるが、田舎で食べるとそう高いものでもない。

簗場だと、塩焼きが1kg2000円くらいだった気がする。

何尾ではなくてキロ売りで塩焼きを出すくらいに、ご当地ではシシャモやメザシと同じくらい身近な食べ物だ。

具体的なデートプランはだな、とりあえず、彼女(友達)に果物のような匂い不思議な魚、天然鮎のウンチクと、値段の高さを語って布石を打っておく。

ドライブに誘って高速に乗って栃木県に行く。

宇都宮餃子が食べたいとかい彼女(友だち)に、簗場存在を教えて行き先を簗場に。

ごみのようなクソど田舎空気の下で、適当に2kgくらい焼いてもらって、塩焼きを食べる。

まあ、たいして美味しい魚じゃないからね。

不評だったら、鰻でも食わせて満足させるか、宇都宮餃子でも食わせりゃいい。

2014-03-19

コピペは良いことか、悪いことか?

http://lite.blogos.com/article/82575/

武田邦彦は例えが悪い。

日本ではトンコツラーメンが作られている。そこにはよく高菜が入れられている。ただし、そこにほうれん草を入れた人はいない。そこで私はほうれん草をいれた」

という論文があったとする。

このコピペして、

日本ではトンコツラーメンが作られている。そこにはよく高菜が入れられている。ただし、そこに小松菜を入れた人はいない。そこで私は小松菜をいれた」

という論文を書いたらアウトか?

前半の高菜までを自分言葉で文章を作りなおしたらセーフなのか?

論理さえつながっていれば、コピペだって問題はないと私は考える。

問題の本質は、コピペではない。

引用元が明記されてなかったことでもない。

そのへんから拾ったコピペが序論にできるような論文は二つに大別できる。

一つは、上記のようなほうれん草小松菜に変えた程度の内容の論文

論文がどうこうじゃなく、内容としてクソであるが、学部生の論文ならそんな程度のお遊びの研究内容が卒論になることもありえなくもない。

もう一つは、文章の繋がりを無視しどうでもいい一般論イントロの頭にくっつけて、とりあえず文字数を稼いで頑張った風に見せてるだけの論文

日本ではトンコツラーメンが作られている。そこにはよく高菜が入れられている。ただし、そこに小松菜を入れた人はいない。ところで、私は小松菜歴史を調べた。」

これは本当にクソ。

2014-03-15

トンコツラーメン論文イントロ書いてみた

トンコツラーメンの例が分かりやすかったので、ついお腹が空いてやりました。

もっとお腹が空きました。

そんなことよりおうどんたべたい

http://anond.hatelabo.jp/20140314233406

***

Introduction

 トンコツラーメンは多くの日本人に親しまれ、日本国内だけで毎年75億食が消費されている(厚生労働省2010年統計)。すでに過去研究によって、日本では種々のトンコツラーメンが作られている(Reviewed by Ohkuma et al. 1999)。従来、最も至高とされるつけあわせは高菜とされ、よく高菜が入れられている(Reviewed by Ohkuma et al. 1999)。ただし、そこにホウレンソウを入れた人はいない(Reviewed by Ohkuma et al. 1999)。

 早稲田大学・超先進理工学部ラーメン学科トンコツラーメン学研究室(以下 当研究室)では、トンコツラーメンに合う至高の葉野菜の解明に向けて、市販の主要な葉野菜研究材料に探索が行われてきた。高菜に加え、すでに当研究室では、チンゲン菜(加藤 卒業論文 2008・修士論文2010)・キャベツ佐藤 卒業論文2009)・タンポポ内藤 卒業論文2010)・トリカブト武藤 未公開)の研究があり、詳細な検討が行われている。

 ホウレンソウは、高菜および他の葉野菜と比べ、鉄分マグネシウムなどの栄養素に優れる(Noyori et al. 2002)。また、流通量は2012年国内で5億トンに及び、葉野菜の中で上位10位に入り、手に入れやすい(農林水産省2013年統計)。ホウレンソウ有用な葉野菜であると言える。もし、トンコツラーメンホウレンソウが至高の組み合わせであれば、新たなブレークスルーになると考えられる。そこで私はホウレンソウをいれた。

 当研究室での先行研究加藤 2008, 佐藤2009, 加藤2010, 内藤2010, 武藤 未公開)にならい、トンコツラーメンとの組み合わせ作用を定量評価するため、GC/MSならびにNMRによる成分分析を行った。従来の方法に加えて、ホウレンソウ材料特性にあわせた評価が必要であると考えられたため、味噌ラーメン学分野で急速に発展を遂げている海原-山岡方法(Kaibara and Yamaoka 2013)を改良し、トンコツラーメン学研究に適用できる新たな官能評価法を開発した。本論文では、これについても述べる。

Ohkuma et al. (1999) Tonkotsu ra-men ha oishi desuyo. Nature Reviews Nutritional Research vol. 3 p.72

Noyori et al. (2002) Motto horenso tabero. Cell Vegetables Cell vol. 7, p. 64

Kaibara and Yamaoka (2013) Proceeding of Miso ra-men. Oishinbo vol. 1, p. 1

加藤 (2008) チンゲン菜のトンコツラーメン学的解析

佐藤 (2009) トンコツラーメンにつけあわせたキャベツのもたらす作用の定量評価

加藤 (2010) チンゲン菜のトンコツラーメン学的解析

内藤 (2010) タンポポトンコツラーメン学的解析

武藤 (未公開) トリカブトを用いた挑戦的トンコツラーメン新規開発

***

先輩の卒論修論積極的に参考にすべき(例えばOhkuma論文研究室で代々引用されているでしょう)。

しかし、おおかた貼子さんのアレは、このくらいの最低限の様式さえ、守れていない(もちろんそういう人はほかにもいるかも)。

コピペと、引用は違う。

***

追記

リバネスさんで、紹介されてしまった。

http://rceer.com/2014/07/20/tonkotsu-ramen-intro/

2014-03-14

早稲田大学理工系におけるコピペ文化について

早稲田大学コピペ文化が話題になっているので、早稲田の理工ではコピペに対してどのような教育がなされているのかの現状を書きたい。ちなみに、私は早稲田大学の理工を5年ほど前に卒業し、某国立大学大学院に進学し、いまはふつう社畜である

今になってはとても反省しているが、早稲田理系コピペで成り立っているといっても過言ではなかったと思う。もちろん全ての学生がそうというわけではないが。

早稲田の理工に入ると、1年生の実験が始まる。週1回の実験で、レポートや試問が課され、それをまとめる必要がある。また、2年生になると学科別の専門的な実験が始まりレポートの量も増え、求められるものも増える。レポートダメなところがあると再提出になる。ひとつでもレポートが提出期限を守れていないと即留年である規則は厳しい。

そこで、そのとてつもない量のレポートを量産するため、学生たちは必死コピペを行う。先輩たちから大量に受け継がれてきた「過去レポ」をもらい、それを切り貼りして組み合わせるのである。切り貼りする手間がないときは、一字一句同じレポートが作られる。写経である

教授陣はコピペを容認している。学生コピペを多用するのを知っていているため、私のいたときレポートはすべて手書きでないと認められなかった。つまり、こういうことだ。どうせ殆ど学生コピペをするのだから、それをパソコン上でやっては何も身につかないので、せめて手書きで丸写しをさせて覚えさせよう、と。実際に何人かの先生たちはそれを公に口にしていた。写経ならまだ意味があると。こうなると、どうやって大量の過去レポを得るかが重要である実験の成績は、コミュニケーション能力を測っているともいえる。つまり、どれだけ過去レポを集める能力があるか、だ。

国立大学にいってびっくりしたのだが、国立大学理系早稲田のような私立大学理系では学ぶ環境が全く違う。私の進学した大学院では、教授ひとりにつき1学年あたり学生は3人までしか認められていなかった。しかも、研究室には実験を手伝ってくれる技術の人がだいたい雇われている。

一方早稲田理系は、お金がないからなのか学生先生比率おかしい。研究室基本的に1人しか教授がおらず、そこに多いときは1学年12人配属になる。典型的な年では1学年7〜8人くらいだろうか。つまり学部4年・修士課程1年、修士課程2年だけだとしても学生20〜30人いる。そんなにたくさんの学生がいて、教授の目が行き届くはずがない。先ほどの1年生や2年生のレポートも、教授が見るには多すぎるので、ほとんどは修士課程学生が採点を行う。そのため、かつて自分たちが行ってきたコピペを批判するケースはない。コピペでも必ずレポートは通過する。

1年生,2年生,3年生と学年が上がるにつれてひたすらコピペを繰り返してきた学生は、卒業論文でもコピペを行って卒業する。もちろん自分で書く人もいるが(私の研究テーマ研究室ではじめての分野だったため、卒論コピペするにもその対象がなかった)、ほとんどの人は先輩の修論卒論コピペする。研究をやったといっても、学部研究レベルといえば、次のようなものだ。「すでに過去研究によって、日本ではトンコツラーメンが作られている。そこにはよく高菜が入れられている。ただし、そこにほうれん草を入れた人はいない。そこで私はほうれん草をいれた」というようなレベルだ。少なくとも、高菜までの話はすべてコピペだ。

そうやってコピペされてできあがった卒論修論は、教授にはほぼ見てもらえない。できあがった卒論修論を一番読むのは、それをコピペする次の学生である。そして、一番の問題は、こうやって育っていった学生には、次のように思う人が出てくる可能性があることだ。「レポートとは、コピペをすることであり、それは普通方法である」と。学生にとって論文を書くこととコピペは表裏一体なのだ博士課程にいったからといって、それがいきなり変わるかというと難しいと思う。もちろん変わらなければならないが。

早稲田理系がここまで低いレベルなのは、私立ならではの教授の数が少ないことに加え、附属高校から上がってくるボンクラ学生がいることもある。もちろん附属から来た学生がみんなひどいわけではないが、スクリーニングされていないので下限がない。私が在籍していた研究室には、三角関数sin理解していない大学4年生がいた。彼はまともに実験もできなかったが、やはりコピペにより卒業していった。

このように、早稲田理系コピペで成り立っているといっても過言ではないケースがある。そのため、今回話題になっていることも、早稲田出身から言わせれば、なんら違和感はないのではないだろうか。私もコピペ突破してきたので、何も批判できない。

2012-05-02

おすすめ福岡市に行ったら行くべきラーメン屋 トップ

福岡市内には数多くのラーメン屋がしのぎを競っているので、どこに行けばいいのか悩む観光客も多いと思う。

ぐるなび食べログでも見れば、いくつものラーメン店舗が紹介されているけれども、どれもそれらしい感想が書かれているので、どれを信じればいいのかわからない。

そもそも、何千人もの人々に支持されるラーメン屋って、最大公約数に好かれた、特徴のないものになってしまいがちだ。

それに、今では東京にも数多くの博多ラーメン店が進出してきている。

博多一風堂はたしかうまい

一蘭も間違いなくうまい

でも、どうせ福岡市観光するならあまり全国展開していないラーメン屋で、ラーメンを食べてみたい、という人々も多いのではないか。

そこで、東京在住の元福岡市民として、地元で数多くのラーメン屋に足を運んだ私が、本当においしい福岡市内(主に中心部)のラーメン屋について、紹介したいと思う。

ほぼ赤坂周辺のラーメン屋に限定したので、今日天神明日久留米明後日直方……などと遠距離を移動する必要はない。



5位 元祖長浜

これは王道でしょう。福岡市民にとってみれば、地元ラーメンといえば「博多ラーメン」ではなく「長浜ラーメン」のことを指す。

そもそも福岡市民に博多ラーメンと言って思い浮かべるのは「うまかっちゃん」という即席麺だ。縮れ麺で、濃厚で、美味しいけれども、屋台で食べるラーメンではない。

元祖長浜屋の場所は、何度か移転して、今は、

http://www.ganso-nagahamaya.co.jp

にある。周りに似たような名前ラーメン屋が多いので、注意。

はっきり言って、味は洗練されていない。臭い。生臭い。味も大味だ。昼にこのラーメン屋の周囲に行くと、黒く油で変色していて環境もよろしくない。

それでも、何度も通ううちに、癖になる。独特の味わいがあり、たとえるならばスルメのようなものだ。元福岡市民で、数年ぶりに地元に帰った人間が、この店に行かずに東京大阪に戻ることは決してないと断言できる。


4位 秀ちゃんラーメン

とんねるず等が昔猛プッシュをしていたので、知っている人は多いと思う。

ここのラーメンも、癖があるけれども、うまい。油がのっていて、くどいので、好き嫌いはあると思うけれども、普通にうまい

http://www.ra-hide.com/

ちょっと奥まった場所にあるので、ファミリーマートを目印に、その周辺をぐるりと一周すればみつかると思う。


3位 赤のれん&とん吉

ここのとん吉は、長浜ラーメンオブ・ザ長浜ラーメンとでも形容しようか。スタンダードのうまさ。それに、いくらでも紅しょうがを入れ放題なので、寒い夜にはおすすめ

とんこつ系のラーメン屋としては、最高峰に位置すると思う。

臭くない。

臭みをかなり抜いているのだと思うけれども、元祖から欠点を取り除いたラーメンとでも言えば、分かるだろうか。

そのため、やや優等生的であり、物足りないと感じる人も多いかもしれない。

味は濃厚、腹持ちもいい。

2種類のラーメンを楽しめるので、それもこの店に通う理由になる。飽きたら赤のれんを試してみればいい。

http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2012-05-28-1


2位 中華そば 郷家

ここの辛ネギラーメンは絶品といえる。目の前で作ってくれるのだが、どういう仕組みかわからないものの、ネギの上に油を垂らすと、ジューという音がするのだ。

この音が食欲をそそる。そして、うまい。そして、煮玉子が絶品だ。

ややわかりにくい場所にあるので、いろいろな人に尋ねながら行くのがいいと思う。

細い路地にあるし。

http://s.tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40003396/


1位 鈴木商店

ここのスープが絶品だ。実は、二位の郷家と一位の鈴木商店は、どちらもトンコツではない。福岡人間は、トンコツに食べ飽きている。そこで、普段よく食べるラーメン屋として挙げる場合トンコツラーメン一択なのだが、もしもお勧めラーメン屋を挙げろと言われたら、それ以外のものになってしまうのだ。私もそう。そして、ここは、たしかうまい

もしも博多らしいラーメンを一度だけ食べたいと思うのならば、5位から3位までのラーメン屋に行ったほうがいいと思う。でも、福岡市内の中でももっと勉強熱心で、美味しいラーメン屋に行きたいと思うのならば、郷家か鈴木商店に行くべきだ。

ここがまた、わかりにく場所にある。地図を片手に行くことをお勧めする。地元人間でも必ず迷う場所にある。

福岡市中心部では、うまいお店はわかりにく場所にあることが多い。目立つ角地になくとも、うまければ必ず固定客がつく。固定客がつけば、店の経営は安定する。福岡人間は律儀なので、好きになったお店には何十年でも通う。固定客にとってみれば、行きたい時に観光客で混んでいるお店は敬遠したいので、その意を組んでか、味に自信のある店舗は、路地裏に店を構える。こうして、ラーメン屋路地裏に多くなる。まあ、匂いがきついので、大通りにお店をつくりにくい、という理由もあるけれども。

ここのあごだしのスープは、とにかく絶品だ。

http://s.tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40000502/



以上。

福岡市観光で立ち寄る場合は、ぜひ参考にしてほしい。



※2014/03/26 はてなトップ大分前に書いた記事が上がっていたのに気づいた。

ブクマで「リンクが死んでいる」という指摘があったので修正Googleで上の方にあったアドレスを貼り直しただけだけど)

ステマではなくて、当時「福岡に行くから美味しいラーメン屋紹介して欲しい」と言われ、友人に紹介した店を、需要があるかと思ってここに書いただけ。

ブログに書きたいんだけど、匿名で書いているので、福岡出身とバレるのが嫌だからこちらに書いた。

トップ二つがマイナー過ぎる、という声もあるが、かなり食べ歩いて選び抜いた結果なので、通好みとなり、いわゆる「大手」にはならなかったのはしょうがなかやろうもん。

あと、大砲ラーメンフューチャーされる割には油が多くないか? あれなら元祖の方が美味いと思うのは俺だけじゃないはす。

2011-11-24

福岡女のセックス時の喘ぎ声

その1:ソフトマンコ、ソフトマンコぉぉ(ソフト〇ンクの発音で)

その2:ああん、ラーメン、あん、トンコツ

その3:あーん、きんしゃい、あん、きんしゃい

その4:あん、めん、めん、めんたいこ、あん

2011-05-20

アディダス社員は心の病気だったのか?

オシャレゴリラ珍言動は

だいたい本人の利害かナルシシズムで説明が出来た。

「女がわりー」は本人や友人がスーフリ方向なサークルをやってたと考えれば要するにただの自己弁護だし

「時代かー」はナルシシズムそのものだ。

自分に甘い自己弁護とか

つるんでる友人と集団自己陶酔とか

程度の差を考えなければいたって普通若者若者お約束ともいえる。

東電トンコツ王子もきれいに同じ説明が全て当てはまり、

 帰属先がオサレサークル東電か、

 自己陶酔根拠がリア充サークルオタクメタルバンドか、

 異名がスノッブカタカナか珍奇な漢字ホーリーネーム

 違いはそういうディテールぐらいで)




一方

アディダス社員はおかしい

ひたすら目に付く人間、特に女について、常に敵意を剥き出して難癖つけているだけ。

ここには、ネットで問題起こす若者ありがちな「私達とそれ以外」的な感性が、ありそうでない。

女への基準不明なほど広範な敵意や悪口は、狭い友人の輪の中ですら株が上がりそうな感じがしない。

輪の中での連帯感強化に貢献してるように見えない。


オシャレゴリラツイッターは、それが彼の友人や後輩にどのように愛されて楽しまたか容易に想像がつくが

アディダス社員ツイッターミクシィにはそういうのすらない。

大学の同学年の女、若きイケメンスポーツ選手の妻、スーパーで見かけるおばさん達、

攻撃対象の選定が「女」以外に共通点不明。

ラインナップを見るに嫉妬とか対抗心と言った簡単な説明も出来そうにない。

果ては自分の帰属先の一つである”勤め先”にも無用かつ理由も無い悪態をついてる。


つまりアディダス社員

オシャレゴリラトンコツ王子ほどわかりやすい精神構造や利害を持たない

もう少し破滅的なピチガイだった気がする。


まあそんな差異なんかほぼ誰も興味ないだろうし

ただの炎上した馬鹿の一柱に列せられるだけだろうから

ここに墓碑として駄文をうずめておきたい。

2009-06-02

ラーメン松本人志

会社のとなりのビルに新しいラーメン屋オープンして、さっそく食べに行ってみた。

はっきり言って、あまり美味しそうな店構えではないのだけれど、もし美味しければコンビニすき屋ばかりのランチ生活に彩りが加わることになり、それはたいへんに幸せだし、仮にあんまり美味しくなかったとしても、それなりに月給をいただく身分なので700円くらいなら惜しくない。というか、もともとぼくの舌に設けられたハードルはすこぶる低くて、しかもそのハードルをくぐられようが、倒されようが、それはそれとしてゴクゴク飲み込めるという、ぼくはそんな体質の持ち主なのだ。

さて、そのラーメン屋で、一杯700円のラーメンに海苔増し、それに半ライスを注文した。しめて900円とちょっと。ランチとしては破格の金額だが、まぁ新たなご近所さんへのご祝儀的な意味もありつつ。腹も減ってたし。

で、出てきたラーメンスープをひと口すすり、麺を吸い、そこでなにやら思索にふけってしまった。

いや、美味いんだ。普通に美味い。味としてはいわゆる“家系”と呼ばれるそれに分類されるのだろう。トンコツに、お魚のだしも入ってるのかな。しつこすぎず、あっさりしながらコクもあるし、チャーシューなんてとろとろだし、スープがしっかりからんだほうれん草も美味い。麺もしっかり太くてぼく好み

でも、「うまっ!」ではない。夢中になるほどではない。「ふむふむこれは“家系”だね」「トンコツにお魚のだしも入っているのだね」なんて、いろいろ考えながら麺をすする。

思索にふけったのはそのあたりから。

これは、お笑いに似ているぞ、と思ったんだ。ラーメンとはつまり、松本人志であると。

ラーメンなんて、別に美味いんだ。お笑いなんて別に面白いのと一緒で。ぼけーっと食って、ふひーっと爪楊枝などつかって、ぷかーっとタバコでも吸って仕事に戻ればいい。なのに、ぼくはいつしかラーメンを分析している。プロの調理人の作品に対して、批評をぶっている。

ぼくは「ごっつ」の世代で、今でも「ごっつ」は本当に面白かったと思っている。だけど、それが「どう面白いか」を考え始めたのなんて松本人志がそれを放り投げたずっとあとのことで、それこそ「VISUALBUM」や「一人ごっつ」を経たのちに時代を巻き戻って「トカゲは実に実験的な」とか「イカメシ殺人はどうだ」「AHOAHOマンこそが」などなど、そんなことを言い出すようになった。当時はただゲラゲラ笑っていただけなのに。

あるときを境に、松本は笑いを語りだした。あまりに大きくなりすぎたせいで、誰もがその禁忌を許してしまった。それは欽ちゃんにさえ許されなかったことなのに。松本は遅れてきた世代の芸人たちに大きすぎる影響を与えただけでなく、視聴者のあり方さえ変えてしまった。松本のように笑わせることはできなくても、松本のように芸人を評することならできる、あるいは、できるような気がする、できている気分になら浸れる、そんな視聴者を大量に生み出したのだと思う。その結果、ぼくたち視聴者は「ただゲラゲラ笑う」という行為に後ろめたさや劣等感を覚えるようになった。笑いが、笑うことに圧力をかけ始めた。そして笑いは大衆芸能からファッションになった。笑いに対するものの見方に、「オシャレ・わかってる」と「そうじゃない」が現出した。

同様に、誰かがラーメンを語りだした時期があったんだと思うんだ。ぼくたちはただ能天気にズルズルとラーメンをすすることが許されなくなった。ラーメンもまた、大衆のものから、ファッションツールになってしまった。

笑いもラーメンも、いつの間にか、気軽に賞賛することができなくなってしまった。「天下一品ラーメン美味いよね」「友近って面白いよね」まかり間違って初対面の人にそんなことを言ってしまったら、ぼくは即座に値踏みされてしまう。テレビの前じゃない場所で、ラーメン屋の外で、ぼくは一瞬にして他人に見通されてしまう。

さらに始末が悪いのが、たまにそういうパリパリに固まったぼくの舌や心を突き抜けてくるやつがあることだ。本当に美味いラーメンや、本当にゲラゲラ笑える漫才に出会ってしまうことがある。そのパリパリを突き破られる快感が忘れられなくて、ぼくはさらにパリパリを固くしようとする。より気持ちよく突き破られたいがために、ぼくは身を硬くして、ラーメンお笑いと対峙することになる。

だからどんどん、世の中に美味くないラーメンと笑えないお笑いが増えてゆく。

とても不幸なことだ。

ぼくはお笑いが好きだし、ラーメンが好きだ。基本的に、それらの全部が好きだ。あのころみたいに、何も考えずに、ただゲラゲラズルズルとその快楽に身を任せられる日がきてほしい。普通に美味いラーメンを食べながら、普通に美味いと言えないぼくは、そんなことを考えていた。

2007-10-29

モニター見ながらラーメンが食えるか!!

昨日、数年ぶりに光麺に行った。

結構人が並んでいたので、味は落ちてないかなと思って入ったんだけど、

実際に入ってみて愕然としました。

味がどうこう以前に、内装のあり得なさに。

あのですね、カウンターの前に10インチぐらいのモニターが付いてるんです。

カウンターの前ですよ?

よくある「中華料理屋の店の隅にテレビ」みたいなのじゃなくて目の前。まん前。

どんぶり置いたら、その10センチの先に10インチテレビモニター

ラーメン食ってたら視界の中心はテレビモニター

いやいや、ちょっと待ってほしい。

こんなの置かれたら、見ないという選択肢を取るのが難しい。

しかも垂れ流されているのはカウントダウンTVみたいな、

どうでもいいミュージッククリップ光麺店舗紹介。音もうるさい。

いやいや、俺にはそんな情報全く必要ないから。

なんで流行ってるものは誰にでも受け入れられるものだと思ってるんだ。

全体の数%しか興味が無くて購買に結びついてなくても

ランキング1位というのは普通にあり得る。ランキングとはそういうもの。

つまり、ウケているけど、9割以上の人間にはどうでもいい情報というのは

普通にあり得る。どうでもいいものを押し付ける、そういうアホみたいな

マーケティングしかしないからマスメディア広告ダメになったんじゃないのか。

それに、他の店舗の紹介がしたいんなら、ナプキンのところにでも

店舗紹介の名刺みたいなの置いておいてくれ。

俺、そういうのよく手に取る人だから。

このテレビモニター設置でアホな営業をかけてきた代理店から

いくら入るのかしらんが、固定客がもう一杯食べにきてくれたほうが

利益率高いでしょ? 帳簿しかみてないから失うものの大きさが分からないんだよ。

…いやいや、そういうツッコミをしたいわけじゃない。

そもそも、俺はラーメン食いに来てるんだし、連れもいる。

純粋に嫁さんとラーメンについてああだこうだ言いながら楽しみたいだけなんだ。

久しぶりにあんたのところのラーメンを味わいに来たんだよ。

よくあんたのところで食ってた学生時代でも思い出しながら。

あんたら、ラーメン屋だろ?なんでそれを邪魔するんだ。

だいたい、モニターみてたらそっちに神経が行って、味に注意が行かないじゃないか。

あんたは親に食事中にテレビばっか見んな、って怒られたことがないのか?

…そう憤慨してたら、嫁さんは流行りものが好きなタイプ

マスコミ広告代理店とかにはそんなに不信感を抱いてないので、

「なんでそんなに怒るのかわかんない」みたいな反応されて、

俺がなんか神経質野郎な感じになってしまった。

俺はもうあまりの不愉快さに、席についてすぐメニューでモニター

塞いでバカヤロー、みたいなノリになったのだけど、周りをみると

割と普通ラーメン食ってたりしてたので、受け入れられてるのかもしれない。

ただ、みんな連れで来てるのに会話は少なかったけどね。

まあ10センチ前でモニターがアホみたいな音楽鳴らしてたら会話もできないわ。

つうか、日本はいつからこんなに無粋な社会になったんだろう。

人のアテンションに入るときには「失礼します」と言って入る、

あの思い遣りはどこに行ってしまったんだろう。

私が関心あることはあなたには関心がないかもしれない、

私が必要だと思うことはあなたには必要ないかもしれない、と思える

人間としての配慮はどこに行ってしまったんだろう。

そういって考えてみると、90年代のコムロファミリー

全盛の頃はどこもかしこもあの下品な音が鳴り響いていて、

街を歩くのも本当に苦痛だった時代があったのを思い出した。

実は日本は昔から他人のアテンションレイプすることに

無神経な社会だったのかもしれないな。

最近そういう流行押し付けがましい状況は改善されたと感じていたので、

あれはバブル崩壊後の失われた時代の空虚さがそうさせていたんだと思ったけど、

そうじゃなかったんだな。

ヨーロッパなんかではヒトラーの教訓があるし、小説『1984』なんかにも

表れているように、他人のアテンションコントロールすることによる

「支配」について結構敏感に反応するから、こういう「自由な」食事の場面に

コマーシャリズムの権化が押し付けられる状況が生まれること自体

考えにくいと思うんだけど、歴史的に見ても「支配者」に従順日本人

あんまり疑問を感じないのかと思った。

日本テレビではごく当たり前の「ヤマ場CM」、

つまり「なんとここでこんなことが!!」とか「正解はなんと!!」の

次の瞬間に「はい、CMー」とか、そういうの日本だけらしいっすよ。

海外だとそういうコマーシャルやると、不買運動食らうからやらないんだって。

要は日本消費者テレビ屋や広告屋にナメられとるんですよ。

でね、あと心理学的に言って、

テンションの量に人間は行動が左右されるんですよ。これはもう無意識に。

人はよく目にするものに好意を持つようにできてるんです。

電通タレント認知度を好感度とか言い替えて金作ってる裏には、

一応それなりのカラクリがあるわけで。

それに、アテンションが支配されるって事は時間も取られるってことで、

コミュニケーション全般にも影響する。

ベッドルームにテレビがあると、セックスレスになる率が2倍以上って

調査もあるし、少子化国家基盤がやばい日本人はもうちょっと

テンションコントロールについて真剣に考えたほうがいいんじゃないかと思った。

まぁとりあえず、俺は二度と光麺には行かないけどね。

味も落ちてたよ、やっぱり。

嫁さんはモニターについてはマイナスの印象を抱かなかったみたいだけど、

味のことは分かったようで、やっぱり残してたよ。魂を売り渡したらそうなるって。

昔は単価が高くていつもは食べられなかったけど、味は結構好きでした。

トンコツ全盛の時代に、あえてあっさり醤油で勝負していたスタンスも好きでした。

さようなら、光麺さん。

2007-01-27

スロースタート引きこもり更生NPOドラマ)前編観た。まとめた。

基礎データ

俺が感じたテーマとかいろいろ

  • ちゃんとシステムを作れば引きこもりを救う?対策も立てられると提案?
  • その経過の具体例をドラマ中で示してみてるのだろうな
  • テクニックやノウハウも大切
  • 父親の無関心で母親が抱え込んだりする
  • やりたいことの無い人間にとって自由は苦痛
  • 開放的な家庭、近所付き合い的なおせっかいの重要
  • 感情を表に出すのが大事で、「サビつき」を落とせば戻る
  • スタッフも情が移り、どうしても入れ込んでしまうもの
  • いろんな相手とのコミュニケーションを体験するのが大切
  • ノンバーバル(非言語コミュニケーションも大切
  • いろんなタイプ引きこもり、それぞれの個性に合わせた対応が必要
  • 状況に何かしらの動きがあることが大事で、状況自体が変わらずとも効果がある
  • なにかに依存している場合、それを断ち切ると動けるようになることがある

流れ(以下長文。別にそんなに読む価値ないかな。)

導入
  • 引きこもってる部屋の外からミチルがひたすら話しかける
  • 引きこもりがキレて部屋の中で暴れる
  • 親が「なんてことするんですか」
  • ミチル「たとえ怒りでも、感情を表したときがチャンスなんです」
  • 映画を観に行く約束をした引きこもりが4時間遅れて待ち合わせ場所に来て、笑うミチル
設定
新人に説明
  • 意味ない、無駄や、と主張する新人
  • ミチル唐突に「ラーメンだとトンコツ醤油どっちが好きですか?」
  • 新人「醤油や」→ミチル「醤油のすっごいおいしい店知ってるから今度行きましょう」
  • このように“外に連れ出すきっかけ”を作る
  • 外に出られるようになったら、NPO若者寮か、一人暮らしして日常的に外と接する環境にする
シンゴについて
シンゴへの接触の流れ
  • まず手書きの手紙を出し続ける。「自分宛の封書は少しは心を動かす」
  • そのあと電話する、拒絶される、を一ヶ月くらい繰り返す
  • そのあと、手紙で予告した上で会いに行く
  • 部屋の外から一人で喋り続ける。自己紹介
  • フテ寝してるシンゴ
講演会
  • NPOの所長が語る
  • 半年や一年かけて自分の意思で出てくれるよう働きかける
  • スタッフは専門知識なし
  • 親たち「それじゃ任せられない」
  • カウンセリングや診療ではなく、近所のおせっかいさんのつもり
    • 自分の子の問題を自分たちだけで解決しようとする必要はない
  • 親たち「自分の子の問題はよそさまに任せることじゃないでしょう」
  • 親が自分で殻に閉じこもってたら、子が閉じこもっても仕方ない
シンゴへの接触つづき
  • 夜までねばり、しゃべり続けるミチル
  • 「辛いものってやっぱり…」「今日はもうこれくらいにして帰る」
  • 部屋の中で物音:シンゴトイレ我慢してて限界だった、飛び出すシンゴ
  • ミチル「こんなに粘るつもりなかったな」
NPO事務所からシンゴ母への報告電話
  • ミチルは直接親と話をしない
  • 別のスタッフが話の内容などを報告する決まり
回想
  • 父親と口論、「わかってもらいたくもない!」と言い放つミチル
  • 携帯電話の着信音に何か反応を見せるミチル
新人に車で送ってもらうミチル
  • ミチル「送ってもらわなくてもよかったんですけど…」
  • 運転手にさせられて不満げな新人
  • ミチル車から降りる、自転車見つける、新人「サビてるが油差せばまだ乗れそう」
  • ミチル「人間の感情もサビる、感情を表さないと能面みたいな顔になる」
  • 昔は“勝手にすれば”と思っていたが、引きこもりと接したらその考えが消えた
別の日、シンゴに部屋の外から語りかける
  • 担当引きこもりが一人、寮から消えた
  • シンゴ、ドアの下から「かえれ」と書いた紙をすっと出す
  • ミチル、「何かしてみたいことない?書いてみよう→『   』」と置き書きして帰る
  • 「初めて自分の感情を自分の言葉で伝えてきた」
  • シンゴ置き書きを読んで震える
  • 大学機械系の研究室の回想
    • 周りが一緒に楽しそうに機械を組むなか、一人でそれを眺める
    • シンゴぉ、何もしてないじゃんかよ、しっかりしろよー」と笑う周囲(陰湿ではない)
寮の夕食風景
  • 新人、映画に行った元ひきこもり寮生に酔っ払って絡む
    • 「俺だって死んだばーちゃんに会いてぇよう」
    • 「別にぼくの祖母は死んでないですよ」と返す寮生
    • 女性スタッフ「大丈夫ですかねぇ」と不安がる
    • 所長、「ああいうのも人生経験になる、ほっほっほ」
  • 電話が鳴り、ミチル呼ばれる:シンゴが家で暴れた
ふたたびシンゴの家
  • 新人とメガネも一緒
  • 暴れた形跡、部屋が家具も小物もぐちゃぐちゃ
  • ミチル、「入っていい?」「入るよ」「電気つけるよ」と確認しながら行動
  • 男ふたりは母親と一緒に別のところに控えさせ、ひとりで入室
  • モノローグ:彼はなぜ追い込まれたのか?
居間で親と話すふたり
  • メガネ「僕も昔、引きこもってたんですよ」
  • 「焦れば焦るほどうごけなくなるんです、よくわかる」
  • 「僕の担当もミチルさんだった、いつの間にか横に居るんですよ」
シンゴの部屋
  • ミチル、黙々と部屋を片付ける
  • シンゴ、空腹で腹が鳴る
  • ミチル、チョコ差し出すが無反応。「ここに置いとくね」
  • ガツガツ食べるシンゴ
  • 黙々と部屋を片付け続けるミチル
  • シンゴ椅子を直すなどし始める
  • モノローグ「人と人をつなぐのは言葉だけじゃない、この仕事に正解はない」
仕事でのさまざまなシーンを回想
  • 大仏のように無反応な人も居る:寝たまま何も動かない太った人
  • 饒舌な人も居る:世界がどーたらだからアナタがやってることも無駄、とか話すオタ風男
  • 個性を踏まえて訪問するのだ
回想ふうシーンだが、シンゴと触れ合うシーン
海に行くため車でシンゴを迎えに来た
事務所でミチル、新人、メガネ女性スタッフ
  • 新人「挫折ができないって何だ」
  • メガネ「挫折はやりたいことがないとできないんですよ」
  • 新人「マジメすぎる、負けても良いのに。俺なんて負けだらけだった」
  • 女性「負けが許されない雰囲気の世の中だしなぁ
シンゴ訪問、経過
  • シンゴ、背を向けてベッドに寝ている
  • ミチル「私もこの仕事がほんとにやりたいかわからない」
  • 携帯電話を持たないで許されるからやってる。携帯につらい思い出がある」
  • シンゴくんが無反応なのもつらいよ」
  • 一ヶ月くらいこの調子が続いた、と
  • 母親に「シンゴくんをひとり家に残しましょう」と提案:母親が「心配」と拒否
夜にひとり悩むミチルに所長が語る
  • ミチル「振り出しに戻っちゃった」
  • 所長「一歩進んで二歩下がったら、それは三歩だ。動くのが大事」
  • 「Noの中のYesを信じろ、100%のNoは無い」
  • 「心のどこかに隠れているYesを感じ取ったことがあるんじゃないのか」
  • ミチル、海でのやりとりに思い当たるフシ、「そうか」
  • 所長「つらいぞ、できるか」ミチル「仕事ですから」
シンゴ訪問
  • 強い調子で部屋に入り、「起きてるんでしょ、話があるの」
  • 布団をはぎとり窓から投げ捨て「ここを出て寮に入ろう」
  • 「この部屋を出ても生きていく場所があると知ってほしい」
  • シンゴ「僕はここで死ぬまで生きるんだ」
  • ミチル「親が死ぬ、友達もいない、生きていけない」
  • シンゴチョコくれたじゃないか、あんたが友達だろ?」
  • ミチル「友達とか思ったこともない」
  • シンゴ、キレてミチルを強引に追い出す
  • ねばるミチルに花瓶の水をかける、驚く母親
  • 母親「私たちにも私たちの人生がある、お前が出て行かなきゃ私たちが出て行く」
シンゴ宅、引越し
  • 母親「家は売る」と泣きながら玄関を出る。
  • 残されたシンゴ、何も無い部屋でねっころがる
  • しばらくしたのち事務所電話、「寮に入れてください」
車で迎えに来るミチル、新人、メガネ
  • 軽く気まずそうにしながら、ミチル「さ、乗って」
  • ミチルは乗らず、車が出る
  • 車内でシンゴ「なんか軽くなった、失うものが無いって気持ちいい」
  • ミチルモノローグ「たとえ私の心にちいさなキズ残っても、意味がある」
次回予告
  • 荻原聖人が理屈っぽい引きこもり、ミチル「手ごわい」
  • なんか荻原が自殺するようで、親「信頼した自分たちがバカだった」
  • 辞めようとするミチル、それに怒る新人
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