「モノローグ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: モノローグとは

2024-04-21

トイレネイル塗り直すシーン

だいぶ前だけど、女性向けのスマホゲーム

主人公好きな人との待ち合わせ前に化粧室でネイルを塗り直すシーンがあって笑ったことがある

お気に入りネイルで気分上げてこ!」みたいなモノローグついてた

外でネイル塗り直すのは無理があるだろ

あんデカ会社ゲームじゃないし、男の人がよく分からんまま書いてるんだろうなーと思って

そこの会社案内見たら案の定社内おっさんばっかりだった

まあそんなもんよなゲームって

2024-04-05

「これが絆の力か」って言いながら倒されたい

「(俺には無い力…)」とかもモノローグで現れるとなおよし。

2024-04-01

タイトル言葉歌詞に一ミリもでてこない曲

3つどころか1つも思い浮かばない












追記

思いのほかトラバブクマ集まったな。みんなサンキュー

アンケート増田禁止条約につきましてはモノローグの体をとっておりご指摘はあたらないものと考えております

フランス国歌ラ・マルセイエーズとか。スペイン国歌の国王行進曲って言いたくなったけど歌詞がないインスト曲を挙げるのは違うもんね。

ラ・マルセイエーズってマルセイユの歌って意味だっけ?マルセイユ自体ギリシア語マッサリア由来だとはわかってるけどその語源はわからないらしいな。さらに謎。

マルセイユといえばたぶん関係ないけどマルセイバターサンドも「六花亭」という店名があるのに「マルセイ」のほうが妙に存在感があってなんの意味なのか謎なことが有名だよな(ほんとに関係なかった)


宇多田ヒカルPassion」「桜流し」「Kremlin Dusk」「Animato」「夕凪

おお、宇多田ヒカル人間活動宣言後の路線展開とあわせてこの傾向強まった感あるよな(評論家気取り風コメント


出てこない……わけじゃないんだけど、「出てこない」ことをネタにしたのが「マシマロ」 https://www.uta-net.com/song/12249/

本文と関係ナイッってあったな。このエントリで言えば本文と関係ないマルセイバターサンドみたいな感じだな


黒毛和牛上塩タン焼680円MV焼き肉してるから肉って印象はあるけど、歌詞だけ聞いたら肉を食べてるかすらわからない。わりと長めなタイトルだけど1文字も出てこない

歌詞登場しない系にも2パティーンあるというかワイの受け取りが2パルパティーンあると思うんだけど「まあさすがに登場せんやろな……」みたいなのと「えっコレ登場してなかったけ!?」みたいなんがあるな。

黒毛和牛上塩タン焼680円はさすがに登場せんやろ系、チェリーとかはえっコレ系。


勝手にシンドバッドがまず浮かんだ。栞のテーマTSUNAMIもか/歌詞が特徴的なミュージシャンだと割と頻繁にある気がするけども。くるりとかキリンジとか、スピッツとか/元を辿ればはっぴいえんどかも。

えっTSUNAMIはなんかいってなかったか?つなみのよう~なわび~しさに~みたいなのなかった?

2024-03-24

[]3月24日

ご飯

朝:バナナヨーグルト。昼:もやし人参キノコ餃子スープ。夜:おにぎり。間食:柿の種チョコ

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすみなりー。

ファミレス享受せよ

ファミレスムーンパレス、そこには店員がおらず奇妙な客と無限に利用できるドリンクバーがあり外には出れず閉じ込められている、永遠に浮かび続ける月を眺めながら淡く何処かへ消えてしまいそうな雰囲気が魅力のアドベンチャーゲーム

ゲームシステムコマンド選択式だがポイントアンドクリックの要素も少しあり、夜空に浮かぶ月を調べられる辺りかなり雰囲気を出している。

ファミレスの自席と、それぞれの客席、そしてドリンクバーを巡りながら、この謎多きファミレスから脱出を目指す。

開幕早々気になる謎が提示され、徐々に明らかになっていくのだけれど、その謎解きの過程議論捜査ではなく、雑談ベースになっているのが、この作品の強い独自性だ。

試験勉強気分転換ファミレスに寄ったところ巻き込まれ普通女性である主人公だが、雑談タネを撒くのが大得意でグイグイと他人距離を詰める。

主人公雑談力によって、無限ときを生きていたムーンパレスの面々が変化していき、ストーリーが前に進んでいく。

勿論、謎が徐々に解けていき設定が開示されて行くのも面白いのだが、個人的には物語の本筋とは関係のない空振りの雑談を噛み締めるように遊ぶのが楽しかった。

雑談相手は主に四人おりそれぞれの個性面白いので紹介する。

まずは唯一の男性セロニカ。

冷静沈着な落ち着いたキャラだが、少しづつ熱が見えてくる熱いキャラでもある。

魅力的な女性陣に囲まれながらもソワソワしたところがない達観さは超越したものを感じさせられた。

雑談の細かい内容よりも、頭が回る知恵者の側面で謎解きの際に頼りになる印象が強い。

次にオドオドして小部屋から出てこない幼そうな女の子ツェネズ。

閉じ込められたファミレスの中でさらに引きこもっているコンプレックスの塊のようなキャラ

明らかに何かを隠しているため、序盤は彼女の元に足繁く通うことになる。

なにかに怯えているようだが、決して泣かないエピソードなど、弱さに立ち向かおうとする話の流れに呼応するような雑談面白いキャラだった。

引きこもっているためルックは中盤までわからないが、想像通りな可愛らしさなのが、雑談で話が進むからこその想定通り感が面白かった。

三人目は王様自称するレイルロードスパイク

このキャラだけ第一印象世界観が違うため、雑談の内容もかなり変則的

ノブレスブリージュのような人の上に立つことからこその義務感の話や、普通暮らしから想像できない悩みなど、異なる世界人間であることが伝わる雑談面白い

それでいて、同じところもあることが、話を前に進めるキッカケになるのが主人公雑談力の高さだ。

そして、今作のメーンヒロインとも言うべき存在主人公と濃厚な関係値を築くことになるガラスパン

とある経緯から、どこか投げやりな態度をとっている。

しかし、そんなことで怯まない我らが主人公ドンドン距離を詰めていく様は、ちょっとしたギャルゲ主人公でもまだ控え目にアプローチをかけるぞと心配になるほどだ。

少々ネタバレになるが、実のところ彼女物語全体像からはあまり関係のないキャラで、ハッキリ言って彼女が居ようと居まいと、あまり本筋とは関係ない。

しかし、僕が一番楽しかったのは彼女との雑談だ。

そして、そのように主人公も思っていたからこそのラストも素晴らしい。

以上四人がメインキャラになるが、忘れちゃいけないのが、雑談の鬼にして、彼女たちを色々な意味で変化させる主人公だ。

プレイヤーイコール主人公のようなスタイルだが、雑談を通じて、そして合間のモノローグから、少しづ彼女彼女で中々に奇妙なキャラであることが見えてくる。

個性プレイヤー感情移入やす一般人であること自体は間違っていないのだが、彼女の有り様もまた四人の奇妙な客たちと同様、興味深い可笑しさがあった。

ここまで雑談を通じてのキャラクタの魅力を語ってきたが、その先にある展開もこれらの雑談が程よく前フリとして効いていて面白い

設定の開示のタイミング絶妙で、その提示タイミング毎に読む手を止めて彼女達の感情想像してしながら、それまでの雑談を振り返っていた。

これは雑談が主のゲームからこその面白さだった。

雰囲気を重視した物語によくあるボカしたような曖昧さや寓話的な部分はあまりなく、かなりじっくり練られた設定の開示と、その設定を踏まえた登場人物達の葛藤とその根底にある愛が非常に面白かった。

限られた空間の閉じたファミレスの中で進む会話劇でありながら、壮大な物語に思わず、僕も月を見ながらファミレスドリンクバーを嗜みたくなってしまった。

エンディングの読感も非常によく、大団円でかつ、洒落の効いたいいオチも待っている。

個人的には主人公ガラスパンカップリング的な魅力も感じられて、文学的でありながら、エンタメ意識されている、非常に面白いゲームだった。

2024-03-05

出力テーマがあるだけの生成イラスト詰め合わせパックをCG集と謳って販売するのをやめろ。ストーリーも何もないただの一枚絵をマンガと言い張るのをやめろ。

生成AIは推進すべきだと思ってるけど、その上でAI絵師の半分ぐらいはカスだ。

その絵はどういうシチュエーションで、どんな経緯でそうなって、そこからどんな話が展開されるのか?

そいつは誰のことを見てて、どんな話をしていて、どんなことを内心考えているのか?

そういうことを全く考えず適当イラストを生成して大量投稿して越に浸っている奴らは、マジで生産性の欠片もないゴミカスだ。

勿論中にはCG集(DLsite分類準拠)のように、台詞を付けたり連続性のあるイラストを並べたりしてストーリーを作ってる奴もいる。生成AIイラストを使ってゲームを作ってる奴もいる。本当に偉い。天才。素晴らしい。

-

同様に、ただポーズを取っているだけの一枚絵しか描かない絵師も概ねしょーもない奴らである

会話をつけろ。モノローグでもいい。ストーリー付与しろ。何が「この子言動トレースするの難しい〜☆」だ。逃げるな。甘えるな。お前の愛はその程度か?

とはいえ、表情差分を用意して素材として配布している方には本当に感謝している。ありがとうあなたがたのおかげで世に生まれ物語が数多くあります

-

お察しの通り、私は物語至上主義である。絵でも音楽でも小説でも、ストーリーを見出だせるものが一番偉いと考えている類の人間だ。そこいらの美麗なだけの一枚絵よりモーション借用山積みのMMD紙芝居の方が高尚だとすら考えている。

無論、これは物語に対して地雷がないという話ではない。解釈違いには普通にキレ散らかすし、作品出会って5秒でブラバしたことも数知れない。

それはそれとして、新たなシナリオを世に生み出すことの難しさと素晴らしさを知っているというだけである

-

以前いた界隈のいわゆる「同担」にあたる絵師もの多くは、まるで物語というものを作ろうとしなかった。彼らは単なる立ち絵だとか100番煎じの原作の人気なワンシーンだとかのオリジナリティの欠片もない一枚絵ばかり投げていて、私は心底辟易した。

即売会に出て、漫画を出している絵師の方は何人かいた。常に漫画ストーリーを持つイラストを書き続けている修羅の者もいた。彼らには心の底から敬意を払っていたが、年々少しづつ彼らはその数を減らしていた。

それと同じぐらいいたのが、「イラスト集」を出す絵師たちだった。説明キャプション台詞も何もなく、ただただイラストを1ページに1枚貼り付けて、それを新刊だと嘯く奴ら。そういうやつらに限って新刊情報ギリギリまで秘匿するので、マッピングときは本当に面倒だった。

「このイラストテーマはこうで、このキャラクターのこの側面をこのように解釈して、これこれこのような技法を使って……」と解説を載せてイラスト集を作っていた人物は、一人だけだった。一枚絵を描く絵師たちの中で、最も美麗で、最も細緻で、最も文脈の籠もった絵を描く人物だった。彼のイラスト集だけは全巻揃えていた。

-

公式の真似事ばかりしているオリジナリティの欠片もない絵師ものことが嫌いだった。

いや、嫌いとまで言うのは言い過ぎか。邪魔だったというか、鬱陶しかったというか、そういった感情の方がより近い。

お前らは四コマの一つも描けんのか?会話劇ツイートの一つもできんのか?何が「この子思考回路分かんな〜い」だ分からないなら分からないなりに挑戦して考察して語ってみせろ描いてみせろお前の解釈を見せてみろそんなんだからいつまでも「分かんな〜い」止まりなんだよクソどもが。

そんなことを考えながら界隈の端で短編小説を書き殴っていたのが、当時の私だった。

-

これから先、生成AIの隆盛によって「仕掛けや文脈を持たない単なる立ち絵の一枚絵」の価値暴落するだろう。そしてこれからより多くの人が生成AIを使うようになれば、「シチュエーションシナリオも考えずただ適当に生成したAIイラスト」の価値暴落するはずだ。

まり今後は、きっとシナリオで戦う時代になる。漫画は細部の書き込み伏線で、AIイラスト紙芝居生産力と敷居の低さで、文化的シェアを奪い合いながら物語を生み出し続けることになるだろう。

ありがとう生成AIフォーエバー生成AI

-

ちなみに私自身は生成AIをやっていない。

正確には一瞬だけ触れたことはあったのだが、「左手が液化し宙に浮かぶ様子」「切り落とされた右足とそこからまびろでる羽毛の山」「折り砕かれた額の角」などが上手く出力できなかった時点で諦めた。私の呪文練度が低かったのか生成AIが未だそこまでの域に達していないのかは判断つかないが、いつかはこれらを出力できるようになることを祈るばかりである

-

……絵師特権階級が云々って話で吹き上がってる人たちに色々言おうとして書き始めたはずなんだが、なんか全然別の話になったな?

2024-01-28

anond:20240128080500

女向けエロ漫画

主人公が定期的に中出しされないと死ぬか力が暴走だかする病気なのでイケメンセックスするんだが

イケメン側が「俺にはこんなことしかできない…どうやったらお前を治せる…?」みたいなモノローグで神妙な顔しながらめちゃめちゃセックスしてるの面白かった。お前ちんぽバッキバキやんけと

2024-01-17

フリーレンが分からない」

それはつまりフリーレン(の面白さ)が分からない」って意味なのでは。


X(Twitter)で「フリーレン つまらない」で検索してみたら



などと選民意識丸出しのフリーレンファンポストが読めて面白かった。

フリーレンのアニメよりフリーレンのファンのほうが面白いまである

2023-12-18

anond:20231218085004

フェイ

1992年 虹の彼方へ テレビ神奈川ミュージックトマトJAPANテーマソング

星になれたら テレビ神奈川ミュージックトマトJAPANテーマソング

1993年 君の事以外は何も考えられない 矢崎総業CMソング

虹の彼方へ OVA湘南爆走族9 俺とお前のGOOD LUCK!』主題歌

Replay 江崎グリコポッキーCMソング

CROSS ROAD 日本テレビドラマ同窓会主題歌

1994年 innocent world 日本コカ・コーラアクエリアス ネオ/アクエリアス イオシスCMソング

Tomorrow never knows フジテレビ系水曜劇場若者のすべて主題歌

星になれたら フジテレビ系水曜劇場若者のすべて挿入歌

1995年es】 〜Theme of es東宝配給映画『【esMr.Children in FILM』主題歌

「'95 角川文庫の名作100」CMソング

1996年 名もなき詩 フジテレビ月9ドラマピュア主題歌

抱きしめたい フジテレビ月9ドラマピュア最終回挿入歌

また会えるかな 日産自動車ブルーバードCMソング

1997年 Everything (It's you) 日本テレビドラマ恋のバカンス主題歌

1998年 ニシエヒガシエ フジテレビドラマきらきらひかる主題歌

終わりなき旅 フジテレビドラマ殴る女主題歌

1999年 I'LL BE ブリストル・マイヤーズ スクイブSEA BREEZECMソング

ニシエヒガシエ フジテレビスペシャルドラマきらきらひかる2』主題歌

2000年 フジテレビスペシャルドラマきらきらひかる3』主題歌

NOT FOUND フジテレビ月9ドラマバスストップ』主題歌

2001年 Everything is made from a dream BIGLOBEMr.Children AlternativeCMソング

優しい歌 アサヒ飲料WONDACMソング

youthful days フジテレビ月9ドラマアンティーク西洋骨董洋菓子店〜』主題歌

君が好き フジテレビ月9ドラマアンティーク西洋骨董洋菓子店〜』挿入歌

2002年 蘇生 アサヒ飲料WONDACMソング

Any NTTドコモNTT DoCoMo Group 10th AnniversaryキャンペーンCMソング

HERO

2003年 名もなき詩 大王製紙エリエールCMソング

Drawing 日本テレビドラマ幸福の王子主題歌

くるみ NTTドコモCMソング

2004年 NTTドコモ東北CMソング

PADDLE NTTドコモFOMA 900iシリーズCMソング

Sign TBS日曜劇場オレンジデイズ主題歌

タガタメ 日清食品カップヌードル "NO BORDER"」CMソング

2005年 愛・地球博「国際赤十字赤新月パビリオンイメージソング

未来 大塚製薬ポカリスエットCMソング

and I love you 日清食品カップヌードル "NO BORDER"」CMソング

ヨーイドン フジテレビ教養番組ポンキッキーズエンディングテーマ

フジテレビ教養番組ガチャガチャポン!』オープニングテーマ

ランニングハイ 東映配給映画フライ,ダディ,フライ主題歌

2006年 僕らの音 日清食品カップヌードル "NO BORDER"」CMソング

箒星 トヨタ自動車「トビラを開けよう」キャンペーンCMソング

しるし 日本テレビ系水曜ドラマ14才の母主題歌

2007年 くるみ -for the Film- 幸福な食卓 松竹配給映画幸福な食卓主題歌

フェイ東宝配給映画どろろ主題歌

彩り オリンパスデジタル一眼レフカメラ E-410 E-510CMソング

旅立ちの唄 東宝配給映画恋空主題歌

NTT東日本CMソング

いつでも微笑みを 損害保険ジャパンCMソング

2008年 少年 NHKドラマ8『バッテリー主題歌

GIFT NHK北京オリンピックパラリンピック放送テーマソング

HANABI フジテレビドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-主題歌

花の匂い 東宝配給映画私は貝になりたい主題歌

2009年 HANABI フジテレビドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 新春スペシャル主題歌

風と星とメビウスの輪 フジテレビドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 新春スペシャル挿入歌

fanfare 東映アニメ映画ONE PIECE FILM STRONG WORLD主題歌

365日 NTT東日本NTT西日本CFタイアップソング

2010年 HANABI フジテレビ月9ドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2nd season』主題歌

フジテレビ月9ドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2nd season』最終回挿入歌

2011年 蘇生 BBC EARTH製作映画ライフ -いのちをつなぐ物語-』主題歌

2012年 祈り 〜涙の軌道 東宝配給映画僕等がいた 前篇』主題歌

pieces 東宝配給映画僕等がいた 後篇』主題歌

GIFT 資生堂「MAQuillAGE」CMソング

Sign 住友生命保険CMソング

Happy Song フジテレビ情報番組めざましテレビテーマソング

youthful days キリンビバレッジ大人キリンレモンCMソング

hypnosis 日本テレビ系水曜ドラマトッカン -特別国税徴収官-主題歌

Marshmallow day 資生堂「MAQuillAGE」CMソング

常套句 フジテレビドラマ『遅咲きのヒマワリ 〜ボクの人生リニューアル〜』主題歌

2013年 REM 東宝配給映画リアル ~完全なる首長竜の日~』主題歌

2014年 放たれる 東宝配給映画青天の霹靂主題歌

足音 〜Be Strong フジテレビ月9ドラマ信長協奏曲主題歌

Melody コーセーエスプリーク」CMソング

2015年 fantasy BMW「2シリーズ アクティブアラー/2シリーズ グランアラーCMソング

進化論 日本テレビ情報番組NEWS ZEROテーマソング

運命 カルピスカルピスウォーター」CMソング

街の風景 住友生命保険ヤングジャパンアクション2015活動」篇CMソング

Starting Over 東宝配給映画バケモノの子主題歌

また会えるかな テレビ朝日バラエティ番組あいつ今何してる?』オープニングテーマ

2016年 足音 〜Be Strong 東宝配給映画信長協奏曲主題歌

ヒカリノアトリエ NHK連続テレビ小説べっぴんさん主題歌

2017年

蘇生 花王アタック」30周年キャンペーン「30歳の挑戦者たち」CMソング

himawari 東宝配給映画君の膵臓をたべたい主題歌

HANABI フジテレビ月9ドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』主題歌

君がいた夏 NTTドコモNTT docomo group × Mr.Children 25th Anniversary キャンペーンコラボCMソング

365日

花 -Mémento-Mori-

未発表曲DEMO[注釈 15]

抱きしめたい NTTドコモ dヒッツ「娘の帰り篇」CMソング

2018年 here comes my love フジテレビ木曜劇場『隣の家族は青く見える』主題歌

HANABI 東宝配給映画劇場コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-主題歌

SINGLES テレビ朝日木曜ドラマハゲタカ主題歌

2020年 Birthday 東宝配給映画ドラえもん のび太の新恐竜主題歌

君と重ねたモノローグ

The song of praise 日本テレビ情報番組ZIP!テーマソング

others キリンビール麒麟特製ストロング」「麒麟特製レモンサワーCMソング

turn over? TBS系火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり主題歌

Brand new planet カンテレフジテレビ系火9ドラマ『姉ちゃん恋人主題歌

2021年 others キリンビール麒麟特製レモンサワー」「麒麟特製辛口こだわりサワーCMソング

CROSS ROAD 東宝配給映画夏への扉 -キミのいる未来へ-』挿入歌

2022年 others キリンビール麒麟特製レモンサワー」「麒麟特製 酎ハイボール」CMソング

永遠 Netflix映画『桜のような僕の恋人主題歌

生きろ 東宝配給映画キングダム2 遥かなる大地へ』主題歌

GIFT キリンビール麒麟特製 豊潤レモンサワーCMソング

2023年 others キリンビール麒麟特製レモンサワーCMソング

2023-12-02

Netflix】ザ・キラー

・カッコいいモノローグ言うても初手ミスっとるからなあ

吹替声優さんの渋カッコいい声でもフォロー

しきれん…!と低空気味に見てたけど下記の

「それを埋め合わせる自分白眉部分」がポツポツあるので

時間無駄やったわ とはならない

黒人の人との暴力シーンが見てて怖さを感じさせられるくらいすごかった

アクション」というか「暴力撮影してる」感があって

今まで見てきた中で一番ポジに入った

撮影とかでもこれモロに喰らったら命に関わる感あって

アクション見てて初めてスリルありすぎて見てらんねぇ!って目を細めた

パワーとスピードを併せ持った「暴」、三次元存在してた…

・本当に綿棒っぽい

熊さん猟師さんの話、エッッッッ

回を増すごとに武器パワーアップしてることに

趣を感じる

最後までみた

ラストは「そう決着をつけるか」ってなったけど

やたら映画好き界隈で話題になる程の…やつ…か…?とはなった

俳優さんとか監督さんとかジャンル映画とかの何かしか

文脈があると見方が変わるんだろうか

2023-11-14

セリフほとんどがモノローグ主人公漫画

主人公モノローグ文字だけ赤くて、暗記シートのような赤い透明の板を置くと文字が消えるので、無言で突拍子もない行動を始める何考えてるかわからん主人公の姿を楽しめて二度おいしい。

そんな漫画ギミックを考えてみたりした。

2023-11-11

デビッド・フィンチャーの最新作、ザ・キラーNetflixにあったか何気なく見たけど、良かった。

平たく言えば殺し屋復讐劇だが、殺し屋精神規律説明し続けるモノローグ抑制が利いた黒く引き締まった画面、劇伴は用いずその場所流れる音楽BGMにする演出登場人物を描くことに深入りせず、ある種淡々カットを重ねられたロードムービー構成など、スタイリッシュ暴力性が昔のフィンチャー映画を思い起こさせるところもあった。

2023-10-26

宮崎作品評価ってほぼ演出で決まってるけど、ストーリーはよくないなって思ってる

感想から別に反論とかもいらんのかなと思ったんだけど、ていうか反論ある?とかクソダサって感じだけどなんかブコメいっぱいもらえそうだし!

https://anond.hatelabo.jp/20231024235209

ちな俺、Y世代かいうやつらしい。そうなの!?

宮崎映画は人並み程度には見てきたけど、あらためて自分なりに評価するとどうかなってのを書いてみる。

熱心なファンじゃないので見たことないやつも結構あるし、千と千尋以降はnot for meなのであくまでも増田の一意見としてみてくれるといいんじゃないカナ!

ちなみに増田が好きなジブリ作品は『海がきこえる』だヨ!

反論別にいらんけど、いろんな短評が出てきたら面白いから読みたいカナ!

ナウシカ

ストーリーちゃんとあるんだけど、全体的にシリアスすぎる。シリアスな中の静・動でストーリーが進んでいくので子供の頃は静のところで飽きた。そしてストーリーが全体的に難しい。大人にはよい映画だと思うが子供向けではないな。ちなみにストーリーは独創的だし十分名作だと思います

特筆すべきはどこで停止しても構図が完璧なところ。あれはまじですごいと思う。宮崎駿はレイアウト天才らしいけど、ナウシカが一番絵作りという意味では自由だしうまかったのでは。ふるさはあるが音楽は悪くない

ラピュタ

ストーリー貴種流離譚系譜にあり、演出も悪くない。ナウシカに比べれば静・動の静のところがかなり明るい・コミカルになっているので冒険活劇としてかなり良くなっていると思う。静かつシリアスな場面はやはり子供に飽きられると思うが(暗いし)ナウシカに比べると全年齢向けになったのでは。あとラピュタは背景画がほんとうにいいよね。レイアウトちょっとどうしたレベルでよいし、音楽もいい

魔女宅

原作があるのでストーリーがかなりちゃんとまとまってる。主人公の成長譚として堅実な作りかと。ただストーリー全体でみるとキキがしんどい状況に置かれてる時間が長めな感じがする(ただしシリアスなところをコミカル演出したりして緩和している)のと、キキというキャラクター造形が現代人の価値観とは相容れないので、現代で見るとちょっと厳しいものがあるかもしれない。背景画・レイアウトともにすばらしく、宮崎駿の全盛期はここでは、という感じ。音楽もよかった

紅の豚

ストーリーは惚れた女を取り合って喧嘩するというだけ。あってないようなものだけど、とにかく飛んでればかっこいい、危機がおとずれれば手に汗握るって感じで頭空っぽにして見られる娯楽映画の傑作。飛行機の機内上映用だったって話だけど、たしかに機内って結構忙しい(食いたくない飯出されたり飲みたくない飲み物出されたり電気消されたりつけられたり)ので、映画館で見るより集中力ない感じで見ることを考えて作られたのか?というかんじ。絵もきれいだし絵の中のものの動きに重さがあるので多分アニメーションとしてもすごく良い。音楽も好き。

トトロ

ストーリーは二部制で一部が異郷訪問譚、二部がお母さんも妹もいなくなっちゃったどうしようからの全解決という構成になっているが、なんとなく予定してそうなったのではなく行き当たりばったりでたまたまうまく行った感がある(配分が良くない)。これくらいかストーリーの刈り込みをちゃんとやらなくなったのでは。

キャラクター造形はキャッチーで良いと思うし、メイちゃんキャラ作りは新鮮でよかったのでは。一部はあくまでもコミカル、二部はシリアスが多めなので、ちょっと温度差で風邪ひきそうだが、一部で味方につけた小さな友達はがんばえーって応援してくれそう。背景画はほんとうにすばらしい。音楽良いよね

耳すま

原作があるとはいえ前半はオーソドックス恋愛もの、後半両思いになってから主人公の成長譚に分断されており、ストーリーバランスは良くない。あと前半で地道に積み重ねてきた日常演出が後半になってバロン破壊し尽くすのがいただけない。

もののけ姫

ストーリー貴種流離譚と父殺しのかけあわせで前半はきちんと進行しているが、後半のたたみ方が雑なせいでテーマ露出しすぎてる。演出のちからでなんとか一つの話としてまとまった、という感じ。背景画は言うまでもなくすばらしいし、冒頭のタタリ神との戦いも非常に良いのだが、後半になると画が窮屈に感じられたりレイアウトちょっと?と思えたりする。宮崎駿の衰えを感じる。音楽にすごみがある。

千と千尋

ストーリーとしては異郷訪問譚+主人公の成長譚なのだが、演出にあまり時間をかけすぎ、ストーリーおざなりになっているため非常にバランスが悪い。割と取ってつけたエピソードも多いし、思いついたエピソード適当に配置して、なんとか繋げた、みたいな映画レイアウト力が明らかに落ちている。

ハウル

ストーリーより演出を優先した映画なのでストーリーの刈り込みがきちんと行われず、結果よくわからん映画になってしまっている。現代映画情報多気味のほうが好まれるのでそれに合わせようとしたのかもしれないが、完全に失敗している。レイアウトちょっとなぁ…となる

ポニョ

ストーリーがとても単純になり、ぽにょそーすけすきーだけになった。ストーリーに合わせて絵も簡略化されたが、簡略化されたことによりたっぷりとした演出違和感がなくなり逆にバランスが良くなった。嫌いではないがもう少し推敲しても良かったのではとも思う

以降は見てません。

あと全体的に気になるのが、作画の都合上とはいえ簡素すぎん…?基本無地の貫頭衣かな?みたいな衣装かつ色がダサいナウシカの頃はまだ細かくデザインされてたが、ラピュタ以降は紅の豚以外基本貫頭衣かそれに類似する簡素衣服イメージがある。コクリコとか風立ちぬは柄ものも着てるっぽいけど…

ジブリモノローグを入れないので、某刃映画みたいに敵倒すまで何キロ走んねん!みたいなことにはならないが、そのせいでアニメしか見てない層にはわかりにくいと思われそう(一般的映画比較すると違和感ない)。たぶんストーリーを考えるのが苦手なんだと思うけど、千と千尋以後はストーリーから逃げて細かな演出固執(むしろ演出メイン)していて、映画としての質は下がっているのでは(アニメーションとしての質は上がっているかもしれないがアニメ評論家ではないので知らん)。

anond:20231023205937

ちょっとクドイけど良いと思う。モノローグ調で私は好き

冷静で知的主人公なんだなって感じがする

その調子で何かと出会い会話が始まれば立派な小説みたいだよ

漫画で人称や視点人物一貫性はどこまで必要

漫画は絵と字が自由に組み合わされているので、文章での文法、絵の構図作法は、わりとデタラメである

モノローグの語り手はすぐ切り替わるし、絵は映画カメラ視点を参考にされることも多々あるが、実際には台詞位置や見開きで見た際の配置が優先されることも多い(そのほうが読みやすい)

 

そうは言っても、露骨すぎて違和感を感じる切替えも当然ある

増田一人称が切り替わっている違和感で最も印象に残っているのは「Oh!透明人間である

このマンガでは、ほぼ毎回のように冒頭1P目の一人称モノローグと、オチ一人称モノローグ別になっていた

いまだに何でこういう形式採用したのかわからない(1回きりならまだしも、毎回やるので)

 

古いマンガほど割と好き勝手にやってる気はするが、他になんか有名なのある?

2023-10-21

モノローグ無罪なのか

彼女あんまり悪口ばっかり言うから「そういうのやめた方がいいよ」と言ったら独り言なんだから文句言うなと言われた

かに内心の自由があるから心の中で何考えても自由なんだよな

でも発言すると名誉毀損だなんだって叩かれる

独り言場合は内心に分類されるのか発言に分類されるのかどっちなのか気になった

それにしても他人悪口独り言言うの好きだな

2023-10-08

五等分の花嫁よりも進撃の巨人のほうが恋愛を描けていた

近い時期に終わったから比べてしまっていた

五等分の花嫁は5人のヒロインのうちから誰か1人を選ぶという構造で、終盤までそれが誰かわからない

主人公は当初はよくしゃべりモノローグを垂れ流す感情のわかりやすキャラだった

でも次第に、「誰を選ぶかわからない」というシナリオ犠牲になって何を考えているかからない思考の死んだキャラになった

誰か1人に決めた後でまた元のように感情があふれ出すのかと思ったら、結局死んだままで終わった

主人公争奪戦が繰り広げられるラブコメって、「選んではあげられなかったが、それでも親しく接してきた負けヒロイン」に対しての主人公対応も見せ所

でもそれもなかった

「この日に俺は好きな女のところに行きます、俺がこなかったらお前は負けたってことね」だけで終わった

絵も崩れていったし作者のやる気がどんどん失せて行って画面に熱が乗らなくなったのかなって

アニメ化などでスケジュールがキツかったのかな

進撃は恋愛がメインではない

ヒロイン主人公にべた惚れだが主人公ヒロインへの感情最終回まで伏される

嫌ってはいないけど、対応はその他の女へとそんなに変わらんかな、恋愛どころじゃないしなーという

でも最終回主人公は、ヒロインのこと好き好き大好き超愛してることをぶちまける

可愛くて強い女の子がずっと自分を愛してくれて、主人公の方も愛さずにはいられなかった、でもこれからは同じ道を行けないという激しい悲しみを吐露した

とってつけた感じではなく、色々と納得がいく、満足感のあるものだった

伏された感情の奔流、これが五等分にほしい描写だった

恋愛漫画じゃない進撃の方がよっぽどようやってくれた

2023-09-19

地獄花園

ネットフリックスで高ランカーだったから対戦してみた。

 

・悪くはない

おもしろくなくはない。

少なくともクソ邦画見たときみたいに時間全部返せとは思わなかった。

正直、キャストの一部は滑ってると感じた。

オチはクソ。

 

バカリズム映画向けの感性してない

地獄花園は「OL派閥もの」と「ヤンキー漫画」を悪魔合体したような作品

それ自体面白いなと思わんでもない。

ただ作中での「面白どころ」を主人公モノローグ独白として

「これ、ヤンキー漫画によく出てくる〇〇なやつだ~」

みたいなのを、全部セリフ説明してくるんだけど、これがすげーウザい。

映画はさ、映像メディアから見てれば「あ、これヤンキー漫画のやつだ」ってわかんのよ。

バカリズムフリップ芸的な静的な笑いから来てるからわからんけど、

見てれば全部わかることを追加でセリフでしゃべらせてしまうのは本当に止めてほしい。

そこを含めてギャグなのかもしれんけど、ただただウザったいし、

素直に洗練されてねーなって感じになってるのがイタい

ただ、ヤンキーみたいな見た目の女性コントOLの日常」みたいな会話をしてるのは地味に好き。

この辺はバカリズムの強み出てたなと思った。

 

真剣にやれ、アクションをよ

昔、バイオレンスアクションバカクソDisったときにも書いたんだけど、

アクションを真面目にやれよ。

主役の永野芽郁は実は喧嘩が超強いという役どころなんだけど、キック一つとっても

常に足が曲がっていて「こんな奴が強いわけねーだろ」としか思えない。

パンチも腰が入ってないし、強さに説得力がない。あんフォームで人殴ったら手首折れるわ。

カンフー・ハッスルよろしく敵がポーンって飛んで行ってもそれは視覚的に強さを見せることにはならない。

 

ジョン・ウィックハル・ベリーが出た時だってハルキアヌお気に入りコンバットスタジオ

実銃バカクソ撃ちまくってタクティカル指導もめちゃくちゃ受けてちゃんアクションしてたぞ。

ハル・ベリーくらいの出演料もらってたらそれくらいやりますわ!って言われたら、まぁ、

あんま無茶言ってもしょうがいかもしれないんだけどさ。

 

るろうに剣心とかキングダムハイローみたいにアクションちょっと頑張ってる作品も増えてきてるのに

アクション大事作品にこんな素人女を素人のまま連れてくるの、やっぱよくないと思うんだよ。

せめてちゃん振り付けこなせるくらいの訓練してあげるべき。

じゃないと女優自体評価を下げることになる。

マトリックス撮るときキアヌは1年半くらいカンフーの修業したらしいよ。

キアヌくらいの出演料(以下略)

 

設定部分だけで十分に楽しめる余地のある作品だったので

ソシャゲデイリーこなしながら流し見するくらいには楽しめる映画だった。

2023-09-10

『橋からの眺め』@東京芸術劇場プレイハウス

を観てきた。

主演の伊藤英明ビジュアルと、数年前の大河ドラマ麒麟がくる』における伊藤氏の役どころが素晴らしかったため、今回もそれを期待して行ったわけである

あらすじは公式ホームページにあるが、

https://stage.parco.jp/program/aviewfromthebridge

ステレオタイプジェンダーロールに拘泥し家長として振る舞うエディ(伊藤氏)とその妻ビー(坂井真紀)、妻の姉の娘でエディが愛してやまず、成長してなお家に縛り付けられているキャサリン福地桃子)、そして妻の従兄弟でありイタリアから不法移民としてやってくる兄弟マルコ和田正人)とロドルフォ(松島庄汰)の物語である

で、何が書きたいかというと、よくわからない観劇体験をしてしまったという話。

 

なぜなら、伊藤英明徹頭徹尾棒読みからだ。

 

冒頭は、狂言回し弁護士高橋克己)の澱みないモノローグで始まる。その後幕が開き、幸福な頃の一家の姿が描写されるが、伊藤氏が口を開いた瞬間に強い違和感が襲ってくる。

棒読みだ。

言葉の一つ一つが、『セリフ』として意味を持たず流れ落ちていく。

キャサリン帰宅した叔父の胸に飛び込み、絡みつくように抱き合う。不穏さを感じさせる、目に焼きつくほど無邪気な愛の光景と共に、低音で棒読みセリフが流れ落ちていく。

劇が進行し、過保護に育てられ男を知らないキャサリンは、初めて目の前に現れた若い移民独身男性・ロドルフォに一目で恋に落ちる。エディはロドルフォが『カマ野郎』(ママ。70年も昔の戯曲なのだである言いがかりをつけ、そんな男に姪が奪われてなるものかと旧知の弁護士の元へ駆け込んだ。「法にできることはない」と窘める弁護士に激昂した口調で激しく詰め寄る。激昂した口調で激しく詰め寄っているのにも関わらず、セリフは相変わらず流れていく。会話が成立していないのだ。

高橋克己演じる弁護士は、本能的かつインモラル嫉妬に駆られた男を前にした常識人というより、意味を持たない言葉の奔流の前に、言語限界を知って戸惑い立ち尽くすインテリといった様相を呈してくる。

ビーを演じる坂井真紀氏は、妻として夫に寄り添い、あるいは向き合う姿そのままに、崩れがちな家庭の場面を立て直そうとしていたが、やはり圧倒的に流れていく主演のセリフ量の前には勝てない。

ドルフォとキャサリンとの会話は慣れてくれば違和感がなかったが、おそらく物語構造上、その若き二人は、そもそも一人の人間として彼に見られていないためだ。だから会話が成立しなくても大丈夫なのだ

しかし今度はそのせいで、二人がエディに向ける愛や憎悪困惑に一切の重みがなくなってくる。あの純粋に不可解な言語の羅列に対し、何を真っ当に苦悩しているのだ、という感じがしてくる。

そしてその異様な不協和音を抱えたまま、劇は終盤の悲劇なだれ込んでいく。

  

失礼なことばかり書いてしまったが、伊藤英明氏はおそらく演技が下手なわけではないと思う。「演技の適性がピーキーすぎる」だけだ。正直動きだけで言えば他の役者の方が怪しいところもなくはなく、伊藤氏がそれをカバーしていたところもあった。

エディのくたびれた労働者の姿態、日常的に男らしさを意識しつけた一挙手一投足、戯れにロドルフォにボクシングを仕掛ける時の軽やかで悪意を秘めた動きと笑い、嫉妬を滾らせて部屋の隅に沈み込んでいる姿の不気味さ。舞台映えしないとは決して言わせない長身も相まって、エディという男そのものを見事に、しかも色気と悲哀を横溢させて表している。

ただひとたびセリフを発すると、演劇空間位相が容赦無くズレ出してしまう。

 

パンフレットを買えなかった(持ち帰る袋がなかった)ので薄い理解ではあるが、アーサー・ミラー脚本は、シンプルに受け止めれば、移民への差別意識問題女性の自立・連帯問題からみつけつつ、家父長としての姿にこだわる男の自尊心と、その体面の下に押さえつけられた欲望を鋭く抉り出したものだろう。

ただそんな真っ当な狙いを外れて、主演のセリフの大半が機能しない状況で、この舞台は圧倒的な不条理劇として立ち上がってくる。冒頭の弁護士モノローグで、ギリシア悲劇的な『条理』は示されているにもかかわらずである

繰り返されるエディの「尊重されたい」という言葉は発されるそばから空疎になり、なんの意味も持たずに空を彷徨う。圧倒的な空疎に対して周囲は嘆き、怒り、困惑し、愛を語り、そして悲劇を止められないことをなぜか勝手に悟る。

そしてその空を彷徨うような言葉で表される自尊心に怒りを掻き立てられ、エディはあまりにも無意味で不可解な死へと突っ込んでいくのである伊藤氏の怒りの演技は見応えのあるものであるが故に、その怒りの根源が空虚しかないという不条理はいや増していく。

そして唐突に死んだエディを、役者たちは無表情で見下ろす。我々の中に紛れ込んでいた全くの異分子がやっと去った、という解放感さえ浮かべて。

 

それはとりもなおさず、エディが脚本上囚われていたすべてのものの虚しさを示す、メタ的かつ正確な表現に他ならない。

あるいは、棒読みの彼こそがリアル人間であり、周りの役者たちを「芝居がかった偽物たち」と捉えることさえできる。

人間感情言葉で表すことなど到底無意味であり、根底にあるのは超言語的な(本能的な)愛と嫉妬憎悪だけだ。それでも周囲の「芝居がかった偽物たち」とエディは、無意味空疎言葉コミュニケーションする他ない。そして彼は己のものでない空虚言葉で己を取り繕い、縛り、孤立し、ついには偽物たちに殺されてしまう。

この姿が、あらゆるイズムに囲まれ現代人の戯画でなくてなんだろう。

 

まりこの劇を伊藤英明の演技が不条理劇に昇華することによって、今回の舞台は一応の成立を見ているのである

 

幕が降りた後、私はい観劇体験をしたのかどうか一考した。期待していたものではなかった。しかし無ではない。あのエディは間違いなく、ただ達者な役者が演じるよりはるかに深みのある造型をしていた。よくわからない観劇体験だったが、今私にこれほどの長文を書かせるほどの体験ではあった。

それが演出家の狙いだったかはわからないが。

2023-09-08

モノローグ丁寧語作品

が好きなんだけど探し方が悪いのか見つかりにくい

江國香織の『真昼なのに昏い部屋』で良いなと思った

漫画だと『テレワァク与太話』

小説漫画がいい

2023-09-04

君に届けアニメ化おめでとう

前半風早の爽子に向ける切々とした純情やいとしげな表情、母性的な見守りは恋する少年ではなく恋する少女リアルなそれだった。だから爽やかだったんだと思う。読み手少女は通常自分が異性に向ける側であるときめき恋愛感情を爽やかイケメンキャラからぐいぐい向けられるため、リアリティバグりで風早にツボっていったのだろう。

いくらドリームを詰め込んでも一筋のリアリティがなければときめこうにもキャラ説得力がない。しかリアル男子高校生内面を注入したところで夢がない(女性作家にはそれ自体難易度が高く限界もある)。そこで代わりに女性恋愛感情リアリティを埋め込んだのがキャラクター風早成功要因なのだろう。読者の視点人物たるヒロイン爽子に向けられる感情リアリティを感じさせるトリックである

また、これは君届に限った話ではないが女から見た男の好ましいポイントである器の大きさ、コミュニティ内での統率力、行動力、如才のないコミュ力は備えさせたまま、女の感情を面倒がる、暴力性や冷酷さ、同性集団になった時悪ノリスイッチが入る等、苦手とされがちな特性は取り除かれ、またそのことが強調して描かれている。ドリームの為の脱臭も余念がない。

尚後半はくどいくら風早の性欲や独占欲がフィーチャーされ、全体的に暗い雰囲気になってしまった。しか風早が爽子以外の女キャラ絶妙に当たりがキツく、感じが悪くなった。さらに脇キャラのつまんねえサイドストリーもいちいち昭和くさい上に重苦しく、出産視力が下がったのかキャラの顔立ちもいかめしくなり、出産情緒バグったのかモノローグポエム説明が加速し、漫画全体から売りだった爽やかさが失われ失速。

2023-08-29

anond:20230829124225

ハイファンタジーでいいだろ

カテゴリは本編の大部分を占める要素を表すべき

エピローグ現代に生きる子孫のモノローグが入ったところで

歴史的人物人生を描いた小説歴史小説だよ

2023-08-21

作品途中から始まって巻き戻る映画ドラマ苦手侍

いきなり冒頭でなんかよくわからんショッキングなシーンから始まって

その後、「なんでこんなことになっちまったんだ」みたいな感じのモノローグが入って

その事件の開始地点に戻ってそこから通常進行する作品あるじゃん

最近多いじゃん?

あれ苦手なんだよね。

 

少なくともそのシーンが始まるまでは主人公絶対に死なないし、

主人公以外のメンバーが出てる場合も、そこまでは死なないことが確約されてるわけじゃん。

なんかこう、作品セルフネタバレされたみたいな気持ちなっちゃう。

 

おー、こうつながるのか!ってなる作品もあるんだけど

正直、なんか巻き戻る意味あった?ってなることのほうが多い気がする

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん