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はてなキーワード: エビデンスとは

2024-05-08

anond:20240508181306

ごめん、一点言わせてもらうけど私ポルノ業界男性向け性的商品の完全壊滅望んでるわけじゃないのよ。不可能だし。ポルノ男性向け性的商品非難されるエビデンスとして、法曹心理学の一部は男性向け性的商品の要素に不可欠であろう「女性のモノ化」思想を原因として挙げてて(もちろん女性向け商品も「男性のモノ化」が主要素)、規制派の人のエビデンスになる可能性は高いんで、ポルノ擁護派の人はそこは意識した方がいいんじゃないか、って趣旨なのよ。

一応元記事で「ポルノも酒と同様に、禁酒法のように全面的規制が闇に潜り犯罪化を促す可能性があると思う。」と男性向け性的商品の壊滅が性暴力撲滅にならないって認識はあるのよ。

で、あなた意見として「まずはお互いに一度痛い目を見ようや そして今までのやり方が間違っていたことを身を以て経験しよう」て意見に対して、「性犯罪撲滅」って目標で、手段が間違ってたとして両方陣営失うものはあったとしても、女性は既に性被害という結構大きな実害あるので、あんま変わんないけど、男性向け性的商品は反道徳的みたいな烙印を押されるのは男性の方が失うものが多いんじゃないかな?って思ったので男性側のデメリットを強調したのよ。

私としては酒やタバコみたいに、男性向け性的商品どこまで規制するかしないか?どこまでの双方が落とし所があるか、そこは議論せなあかんとは思ってるのよ。

増田記事のような「話し合いは成立しないのでなるようになれ」スタンスは主に男性側が損するしか思えないのよ。なぜなら女性は昔は、性暴力受けたら被害者にも関わらず「傷物」って結婚しにくいなど社会的にも重篤なハンデ背負ってたけど、そうゆう性暴力にNOいう女性団体のおかけで、実名顔出しで性犯罪告発できる現代にはなってる。主張することで利は得てるんよね。

「なるようになれ」は損すると思うけどなあ。

anond:20240508134013

「知ったこっちゃない」と言う態度はポルノ業界にもあまりいい結果は出ないんじゃないかなあ。少なくともポルノ業界利益造反するフェミニスト業界と思われる人は、一応政府機関に食い込んでるわけよ。勝ち負けで言うと、どっちが有利かなあ。女性側の不利益だけで済むのかなあと思う。そもそも記事の返信読むと「ポルノ業界性犯罪に悪影響かは認められてはいない」「分かってない」って現状認識なら、そりゃ犯罪防ぐ確率の多い活動に金や予算流れるよ。

調べる時間ないんで2例だけで申し訳ないけど、フェミニスト業界?の人は、エビデンスが弱くても、こうゆう人引っ張り出して今、現在性犯罪という問題対応できそうな人を引っ張るだけの政治力あるわけ。実は昔NPO団体メンバーだったキャリアあるんだけど、この手の省庁絡む活動税金絡むからもうバッチバチにアカデミアやら公共団体職員やら動員して用意してくるのよ。

最初法務省資料提出した大学先生認証心理士としちゃ結構キャリアよ。そりゃ発言力あるよ。

「性加害者再犯を防ぎたい」 性犯罪治療第一人者の思い

https://www.nhk.or.jp/minplus/0026/topic058.html

現場犯罪被害の対策してるような団体だと「男性優位社会に過剰対応」って書いてあるのよ、完全に男尊女卑構造がある!って感じで対策考えてる。

http://vsco.info/270725kouen5.html

性犯罪 原因」でググったらこなんばっか出てくるのよ?そりゃ政治力で負けてるポルノ業界不利じゃね?

政治力だけで物事が決まるのはまずい。その活動エビデンスが弱い、問題があると思うなら、なぜ男性ポルノを守る活動に人や金、実際の活動につぎ込まないのなぜ?ておもう。フェミニスト業界の人はやってる。ちな女性団体って政治的なやつから草の根まで少なくとも戦後すぐぐらいか歴史あるから70年はやってて、今この結果とは言っておく。

anond:20240507202657

かに男性向けの性的商品広告に対する元記事批判は、論理的根拠が弱い側面があるが、問題はなぜそれが批判されやすいのかという点

1.恣意的に別条件付け足したらミラーリングじゃなくなるでしよ

2.「巨乳」のミラーリングは何になるか 

記載内容に関して論理的根拠問題ないと思う。ただ今時、女性向けの性的商品であるBLが駅や新聞広告に頻繁に登場する中で、ネット素人議論ならともかく「たわわ」に関しては、なぜ曲がりなりにもプロ報道機関研究者が取り上げるんだろうか?

法曹心理学の分野では性的商品性犯罪者認知の歪みの影響を与えると認められているか

法務省性犯罪者の現状」

https://www.moj.go.jp/content/001324318.pdf

P.12より

性的ファンタジーの反芻と強化

「◦ アダルトサイト暴力的性行動,小児ポルノなど)などで逸脱した性的ファンタジーを強める

自分犯行を頭のなかで反芻する 」

法務省性犯罪加害者理解対策

https://www.moj.go.jp/content/001362700.pdf

P.16より

アダルトビデオアダルトサイトのようなことをみんなしたいと思っているはずだ」

日本心理学会大会発表論文

性犯罪の発生に関わる個人要因」

https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/71/0/71_3PM012/_pdf/-char/ja

モデルで導入された外敵潜在変数は「メディア興奮」「性的欲求」「性格特性」「女性認知」の4つである強姦暴力メディアに興奮しやすいほど、そして性的欲求が高いほど買春違法ポルノのぞきといった逸脱した性行動をしやすく、逸脱した性行動をしやすいほど、そして性的欲求が高いほど、および平等性役割感が低いほど、悪質な性加害行為執行やすくなる。」

上記のように法曹心理学の分野では、性犯罪者男尊女卑的な価値観に影響されやすく、性的ファンタジーの反芻と強化が逸脱した性行動を引き起こしてると記載がある。性的商品性犯罪者認知に影響を与えることが認められてるよう。

なので言及元の記事にある「言われたことに反論出来なくなったらとりあえず『性暴力ガー』と絶叫しておけば最悪引き分けまで行ける」などの主張は、法曹心理学世界での根拠付きの議論と比べると弱いと思う。少なくとも、性犯罪の要因として根拠が示されていることを考えると、男性向け性的商品批判はある程度根拠があると言えると思う。

では男性向け性的商品が今より規制されることはあるのか

ポルノも酒と同様に、禁酒法のように全面的規制が闇に潜り犯罪化を促す可能性があると思う。実際、フランス買春禁止する方向での規制が行われた結果、セックスワーカー活動が闇に追いやられたという報告もある

フランス買春処罰法がセックスワーカー仕事生活に及ぼした影響」

https://akaikasa.net/?p=999

引用記事セックスワーカー権利を推進する団体が書いた記事とはいえ示唆としては参考にできる。

ポルノ買春の極端な規制は性暴力問題解決効果がない可能性があるよなあ。結果として、男性向け性的商品がなくなることはないと思う。

では男性向け性的商品批判対象になりにくくするには、どうすればよいか

暴力被害者側が多い女性(もちろん男性にも被害者はいる)だけでなく、性被害に遭っていない男性も「男性向け性的商品ファンタジーであり、性暴力衝動肯定するものではない」って当たり前の考え方を広めることしかいかなあ。引用した法務省の二つの資料でも

性犯罪者の現状」P.10より「性に関する認知のゆがみとは◦性犯罪者だけでなく,実は社会もその多くを共有してはいいか?」

性犯罪加害者理解対策」P.5より性暴力強要する側とされる側の力関係の発生について「この背景には日本社会文化的背景も影響している」

社会性差別的な思考が性暴力の発生に影響を与えている可能性があると認識してるようなのよ。昨今例のジャニーズ問題女性と思われる人によるセカンドレイプ問題になる中でさえ、「フェミニストバカ」と同じくらい、いえそれ以上に「男性性犯罪者になりやすい、統計的数値にもでてる。男性向け性的商品も影響ある」と思われてる。その認識を解消するしかないんじゃないかな。

ネット匿名記事とはいえジェンダーの話は、どの立場から問題点の洗い出しや分析解決案を考える気の無い素朴な記事が多いなと思うので女性立場からちょっと書いてみた。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4753165127601855040/comment/frothmouth

この記事に対するエビデンスの弱さを指摘いただいた。ありがとう。ただブコメでも書いたけど、私のリテラシーのなさより男性法務省のような政府機関から弱い根拠性犯罪と結び付けられる方が問題大きいと思う。その関係が弱いなら性犯罪対策誤った認識で取られてるってことやん。ちょっと検索したけど性犯罪ポルノ因果関係が弱い証明記事って本当に見つけにくいのよ。それを持って性犯罪ポルノ因果関係の強弱は決めれないけど、その辺り「女はばか」みたいな話より、ポルノ自由含め、ちゃんと洗い出しや議論する方がええと思う。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4753165127601855040/comment/kishimoto0050

法務省がそうなっているのも大学言論人の偉い方々が様々な議会勉強会なんかに参考人として出入りして色々言った結果でもありフェミニズム言説と法務省を切り離せる問題ではない気がしていますがどうなんでしょう」

法務省フェミニストロビイング受けている!と言いたいと思うけど、仮にロビイングポルノ業界に悪影響与えてるなら、なぜネットフェミニストに反対してる人筆頭に、エビデンス出して反論しないの?酒とかタバコ業界はある程度ロビイングしてるからこそある程度の規制で済んでるのに、なぜポルノ業界ネット世論味方につけてそれをしないんだろう。ポルノ業界の味方の方々は、たとえネットでも、もっと実行力のある発言を心がけた方が良いと思う。

法曹界でも意見割れている」「根拠ない」なら頼む、本当にエビデンスを持ってちゃん議論した方がいいと思う。少なくともポルノ業界利益造反するフェミニスト業界と思われる人は一応政府機関に食い込んでるわけよ。勝ち負けで言うと、どっちが有利かは考えてみよう。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4753165127601855040/comment/li_tide

法曹の間でも意見割れてるけどポルノ因果関係をもって悪影響を与えるとまでは認められてないかな。それとたわわや性的商品広告資料にあるようなポルノとは全く違うので、これらを結びつけるのは雑過ぎる」

かに雑だ、すまん。ただ規制する方はこちらの記事で2例ほど出したけど、大抵「性犯罪を犯す人は男尊女卑価値観に過剰適応している」って前提で活動してると思う。

https://anond.hatelabo.jp/20240508152120

なんでポルノに限らず、たわわみたいな性的商品広告も少なくとも女性のモノ化みたいな意見男尊女卑価値観に沿ってる、てなロジック槍玉に上がりやすくはなる。てかなってる。それが間違いだ、という意見もっと言っていい。

たとえ雑とはいえ、私の稚拙意見でも、ある程度考えたら批判意見でも煽りみたいな意見減って、論理立てた反論が返ってくるのよ。この調子男性ももっと言葉を積み重ねてほしい。できれば根拠となる引用つきで。

2024-05-06

ガーディアンもがっつりトランス批判やね

https://www.theguardian.com/commentisfree/2024/apr/26/cass-review-gender-identity-services-report

同一性治療見直しは、理性と証拠への回帰意味する。

ヒラリー・キャスの報告書(これまでに実施された中で最も広範かつ徹底的なエビデンスに基づくレビュー)が一段落した今、彼女調査結果が、私や他の多くの人々が提起してきた重大な懸念裏付けものであることは明らかだ。その中心は、若者思春期ブロッカーを処方されたり、医学的な移行経路を進んだりすることの有効性を主張する裏付けとなる、エビデンスが欠如していることであった。私や他の多くの臨床医は、早期の医学的介入が長期的に有害な結果をもたらすリスク懸念していた。

ジェンダー肯定」、つまり子どもが間違った性別であることを即座に認めるという方針は、影響力のある活動家グループと一部の性同一性発達サービス(Gids)の上級スタッフによってもたらされた不適切な臨床的姿勢であり、その結果、臨床領域が歪められた。研究によれば、医学的介入がない場合、大半の子どもはやめる、つまり考えを変える。

トランスアノンは早めに逃げた方がいいでー

anond:20240506123438

anond:20240505121347

やりたいことがあって、やれませんよと言われてる方にエビデンス求めるのは情報を精査したいからではなくやりたいからだろ

医者の出したやらない根拠子供ネガティブ効果があるからなら元増の反応も違ったかもしれんけど医者の言うマイナス面は「貴重な枠が取られて社会にとって迷惑から その子供には意味がないから」じゃん

子供本人にネガティブ効果がないならあるかないか知らん社会への迷惑は置いといてとりあえずやるかとなるのは普通では?

2024-05-05

anond:20240505005936

コメサンクス

段取り的にひとつ先のことをやってみることに医学合理性がないってことなんだろう。

まあ医師判断としてはそうなんだよね…。

ただその判断自体が古い医学情報エビデンスに基づいてそうで、その点本や論文を教えてくれたらまだ納得感があるんだけど、そこをうやむやにされたのがまたモヤモヤするところ。

一方で、区の児童発達支援センターの方や、訪問のお試しで来てくださった言語聴覚士さんは、本や事例紹介してくれて根拠一定あるんだよね。

もちろんバイアスはあるとは思うけど、どうも根拠提示をしない医師判断は信用しかねるところ…。

2024-05-03

退職エントリー的な何か

ずっとソフトウエアエンジニアで飯食っていたのですが、2021年4月からIT系専門学校教員を3年間やってきました。

今年の3月末で退職し、技術系の会社転職しました。

教員は初めての経験でした。

始めるうえでやって良かったこと。逆にがっかりしたことを書こうと思います

いずれちゃんと書くつもりだったのですが、途中で飽きてしまったのでwとりあえず下書きっぽいのを投げてます

—-

教員になってすぐに、理事長含むお偉方の前で模擬授業をやったのですが、そこでの理事長評価がとても良かったそうです。私がいないところで褒められたので、どこが良かったのかわからないのですが、模擬授業中の他教員からフィードバックでは、「常に教室中を見回して聞き手のことを見ている」「適当時間質問タイムを入れている」などをいただきました。この辺りは説明プレゼンを数多くこなしていれば普通に対応できると思います。どちらかというと、「初手で理事長に好印象付けに成功した」が大きかったと思います

とりあえず、なんとかなりそうだとの感触を持ちました。


まず、何を考えて教員をやったか。やって良かったこと等。

さて、私は大卒専門学校のことも知らないし教員歴もありません。

なので、経験のある社員教育OJT)をベースに、不具合があったところを修正する、という方針で臨みました。

新人から入社数年くらいの社員に対しては

課題解決方法提供、答え合わせまで行う。

課題解決のための材料提供のみ行い、課題解決自身で行なってもらう。こちらが全てお膳立てして、こちらの想定に沿った解決策の提示を行なってもらっているので、まだ自立しているとは言えないが、本人は自分努力解決したという自意識を持っている。

③「なぜこの課題解決すべきなのか」という問題提起のみ行い、解決のためのリソースを入手するところから自力でやってもらう。これができるようになると、こちらの想定を超えた課題解決を行うことがあり、仕事を任せることができる。

という順序で指導を行っています

こちらをベースに、不具合のあるところをアレンジする方針で臨みました。

基本方針

①専門知識は全て教員が持ち、必要情報を全て提供する「教師と生徒(≠学生)の関係

②体調が悪い時には自ら病院に通い、専門技術を持った医者医療サービスを受けるような「医者と患者の関係

RPGの「武器屋」のように、自ら魔王は倒さないけど、各自に合った良い武器の選び方、武器の使い方は教える「勇者武器屋関係

という3つの関係の使い分けです。

③だけちょっと表現が違いますが、これが1番学生に通じやすかったんです。

また、学生は「さん」づけで呼びました。TPOによっては呼び捨てしますが、「あの子」のような「子」とは呼びませんでした。「あの子呼ばわり」というとネガティブな印象の方が私には強いので。


学生対応について

基本的学生との接触回数・接触時間を増やすことで、学生から好感度信頼度は上がります(人によって上昇率に差はあるにせよ)

なので、登校日はできるだけ朝早く教室に顔を出しました。

学生によっては、授業の始まる30分前には学校に来ています

朝早くから在室しているメンバーは固定されがちですが、まずは少数の学生であっても、良い評判を勝ち取り、口コミで他の学生評判が広がってくれれば良いと考えました。

これはずっと続けたかったのですが、特に3年目は仕事が忙しく、時間ギリギリ通勤するのがやっとだったので中断してしまったのが残念です。


専門学校大学と違うところの一つが、専門学校にはゼミ研究室がないことです。

コロナ禍でオンライン登校が多かったせいもあると思いますが、学生同士のつながりが希薄です。クラブ活動も全面ストップだったので、クラス外の学生、学年を跨いだ学生同士の連携ほとんどないように感じました。

大学だと、学生が何かわからないことがあれば、まず同じ研究室生・同級生に、次に先輩に質問し、それでもわからなければ教員に聞きにくると思うのですが、専門学校だと、割と軽微な質問まで教員にきます。もちろん困っている学生がせっかく相談に来てくれたのだからそのつながりは大事しますが、教員に聞きにくるまでに捨てられた無数の質問もあったんだろうなと思いましたので、そちらをなんとかしたいと考えました。

まずクラス内の学生のつながりを強化したいと考えました。

ひとつツールなどの紹介です。

こんな便利なツールがあるよ。よかったら授業で使ってください。という「紹介」をしました。

かい使い方までは言わなかったのですが、特にグループワークで学生自主的に使ってくれました。

特に人気があったのはMiroブレインストーミングカンバンなど)、Figmaアプリデザインなど)、Notion(技術共有などWiki的な使い方)などです。どれも複数人の同時編集機能があるので、グループワークで使うのに相性が良かったようです。

ツールの使い方、どんな図面ドキュメントを書くかなど、学生同士が細かく相談したり、あるチームの成果を別のチームで紹介したり等、学生自主的に動いてくれました。

統制が取れた、良いチームワークができたと思っています

統制とは(辞書に載っている意味とは違うかもしれませんが)個人自主的に別の個人やチームに共感し、自主的にその方針に従っている状態が保たれている時、「統制が取れている」と言う言い方を、私はします。

フォローアーシップが十分に発揮されている状態、と思って頂ければと。


もうひとつ放課後教室開放です。

1年目は登校授業が週1に制限されていたので、放課後学生居残りまで発想が及ばなかったのですが、「夏休み中に登校して、学校基本情報勉強をしたい」との学生の申し出があったのでいろいろ調べたところ、前日までに登校計画書を提出すれば対応可能だとわかりました。計画書さえ出せば毎日登校でも良いそうです。その後、通常授業の日も事前に学生名などを届けることで教室が使えることになったので、できるだけ学生を呼ぶようにしました。

あとひとつ就活の利用です。

卒業の1年以上前内定を取る学生もいますので、彼らに未内定学生フォローを手伝ってもらいました。

面接でどんな質問があるか」等、最新の就活事情は私もわかりませんし、その辺の情報学生が1番詳しいです。

教員就活支援担当のいうことより、同年代学生経験談の方が、説得力もありますし、学生真剣に聞いてくれます

さらには、就活フォロー名目で、学生との1on1に当てていました。

自己PRネタ探し」などの名目で、学生経験などをかなり詳しく聞くことができます普段なかなか聞けない「みんなより1学年上なのはなぜ?」などの質問もできますので、私にとっては貴重な時間です。



授業について

私は座学をほとんど受け持たず、実技メインの授業でした。

実技メインなのは助かりました。

技術者として他の人に指導なり水平展開するのと、基本的に同じやり方が取れるからです。

技術リーダー仕事は「自身スキルを持って、他の技術者の成果を向上させる」です。それは教員でもほとんど同じです。

受け持ちも3、4年生なので、2年以上プログラミングを学んだ人たちです。ずぶの素人集団ではありません。

特にグループワークの授業では「チームがより良い成果を出すためには、チームメンバー技術知識経験をフルに生かすこと」を命題に、かつて学んだCrew Resource Managementの技術ベースCRM自体学生に学んで欲しいわけではないので)に、Psychological SafetyやHealthy Conflictの考え方を交えた取り組みを行いました。

引き継いだシラバスからデザイン思考を用いた企画発案、スクラムによるアプリ開発を重点に、他の部分は極力削ぎ落としたり簡単に取り上げるだけにしたのも良かったと思います

実際の授業では、先に挙げた通り学生同士の教え合いを活発化させることをメインに、こまめに学生の机の間を回って、学生から質問なり、ただの雑談があったときにすぐに話ができるようにしていました。

このあたりは、工夫というほどではないですね。

専門学校は1コマが50分しかないので、途中で集中力が切れてしまったら、時間内の回復は難しいです。

なので、できるだけ授業を止めない。たとえばあるチームの質問を他のチームにも展開したいと思った時には、その場で一旦授業を止めるのではなく次のコマの開始時にまとめて話をするようにしました。

逆に、これは50分持たないな、と思った時には、あえて中間に5分ほどアイスブレイクを入れることもあります


この辺り、授業進行・クラス運営技術ではなくアートだなと強く感じました。


優秀な学生への対応

基本的には「中間層の学生をメインに授業設計する」「よりできる学生は本人の自主性・成長力に期待する」「それ以外の学生個別対応」で対応しました。クラスに40名以上もいると、全員個別対応はできませんので・

ただ、できる学生からと放っておいてもいいわけではない。常に気を配っている姿勢を見せつづけないといけない。

で、そういう学生には「こちからお願いごとをする」機会をできるだけ作るようにしました。

直近2年連続で学年総代を私のクラスから輩出させていただいたのですが、彼(女)らは、4月の時点では特に目立って他学生への気配り・目配りができるタイプではなかったです(仲間内では人気がある学生でしたが)。「総代候補」の学生数人を中心にこちからお願い事を増やし「ありがとう」という感謝の意を伝えるようにしました。

結局、総代になった学生は、私から最もお礼を言った学生になりました。

総代になる学生は、何か具合の悪いことが起こった時に逃げたしだりやる気を失ったりせず、問題解決しようとするか、少なくともテンションが大幅に下がることがないですね。そういう「胆力」がある学生結果的に総代になってくれて、個人的にはうれしかったです。


成績・出席率の良くない学生対応

高校時代の出席率が良くない学生は、(高校入試偏差値が高くても)成績がよくないケースが多いです。高校時代の出席率は入試担当部門に行けば見せてもらえるので(そのことを知ったのは教員やって1年以上経ったころでしたが)、予め当たりをつけることができました。

ちなみに今は高校時代の成績、出席率は教務担当オンラインで見られます。なぜか国語の成績はシステムに入ってないので、そちらは相変わらず見に行かないといけないのですが。


人数はそう多くないのですが、高卒資格入学してくる学生は、これらの情報がありません。学生コミュ力結構な差があって一概にいえないのですが、教員含む大人との駆け引きは苦手な学生が多い印象です。つまり就活が大変になるということです。


調子の良くない学生典型例として心療内科受診経験者も結構いたのですが、教員にも隠していることが多く、引き継ぎにも書かれていないケースや、本人から教員に言わないで欲しいという申し出もたまにあります

私の場合心療内科受診を勧めた学生受診歴なしの学生はいなかったのですが(受診歴あるのに本人から申告されるまで気づかなかった学生はいます。)こういう対応ができる教員はそう多くないので、学生が隠したがる一員になっていると考えています

対処法は学生による、としか言いようがないですね。学生むけの無料相談室を勧めるところまでは共通ですが。


前年度の担任から、「特に問題点はない素直な学生だが成績は良くない」という引き継ぎを受けた学生が、実は大人を騙すことになんのためらいも無い人物だったことがありました。私などからすると「こんな単純なウソ大人通用すると本気で思っているのか?」と思える幼稚な対応でしたので、すぐに保護者連絡を取って(当然保護者は気づいていますので)、保護者担任連携が強固に取れていることをアピールすると、少なくともウソ通用しないことは気づきます基本的には保護者から先生、なんとか卒業だけはさせてください」という言質を取って、とっとと卒業してもらう、というスタンスです。

やたら素っ気ない態度と、1年の時から比較して成績が急降下していた学生がいたのですが、彼女の友人から父親と決定的に仲が悪く、そのためか年長男性に心を開かない」ことを教えてもらうまでは、全くとりつく島がなく、苦労した学生がいました。会話が成立するようになってからも、特に強い言葉を使ったつもりもないのに学校に来なくなってしまうことが時々あったのですがなんとか就職も決まり、今は元気にやっている様子です。

出席率・単位が不足する学生には補習を受けてもらうのですが、私を含めごく少数の教員は「他の人よりちょっと多く学校に来てもらうことになったけど、これが終われば進級・卒業できるんだから、あとちょっとけがんばろう」というスタンスでした。補習が終わり「これで卒業決定です。4月から新社会人として頑張ってください」というと、学生自ら反省とか決意とかを言ってくれるので、こちらはそれを信じて送り出します、

一方で補習中ずっと説教モード教員も多く、聞いているこちらがうんざりしました。説教しない教員同士で「学生はすでに十分反省しているのに、なんでまだ怒るんでしょうね」とヒソヒソ話をしてたものです。

保護者面談について

事前に全く想定していませんでした。

私自身、大学どころか、高校中学先生と両親が面談をやっていた記憶がありません。

とりあえず

保護者スポンサーステークホルダーとして対応する」

「できるだけエビデンスを揃える」

で臨みました。

成績の良くない学生就職を控えている学生保護者との面談特に重要です。

「もうすぐ社会人なのだから自分決断・行動してほしい。先生にお尻を叩かれてから行動を起こすようでは困る」という保護者は多い、というか、ほぼ全員です。こちももとよりそのつもりです。

単純に放置する保護者も多いのですが、「1人前になるのはゴールではなくスタートですよね?1人前の人間としての能力を持ったら、その力をどう使うべきでしょう?困っている人を助けるのも、力の使い方のひとつと思います」などと偉そうなことを言って、保護者連携を強化しました。

最新の就職事情がわからない。自身IT系人間ではないので、どういう支援をしたら良いのかわからない、という保護者の方には、過去学生活動事例、本校学生就職先、勤務地などの資料をもとに、説明を繰り返しました。

大学就活に関する情報ネットにたくさんありますが、専門学校生に特化した情報は意外とありません。それはこちらも同じなのですが、「ここは大学生とほぼ同じ。ここは事情が違う」という情報を集めてご報告しました。


保護者自身も、保護者懇談を予想していなかった人もいます

先生と会ってどんな話をしたらいいのかと思っていたが、お話できてよかったです」というメールをいただいた時にはホッとしました。

教員を辞めた理由について

1. とにかく忙しい。

去年の3月末で辞めた教員の補充しなかったため、仕事が山積みになった

その前年にもベテラン2名が辞めていたので、土日も休めない状況になった。

2.やることがなくなってしまった

2年目で数値化できる数値はほぼずべて学年トップ場合によってはIT学科トップや全校でも2、3番手などになってしまい、さらに上を目指すものがなくなった

3.学科長の方針独自すぎる

校長など経営陣の意向を取り違える。他の学科長と連携しないなど、独自路線を突っ走る。かといって学科の取りまとめもやらないので、成果の出ない(クラス数激減)学科になった。

4. 他教員と話が合わない

4年ではスクラム開発を取り上げるのですが、4年担任はよくいえばスクラムガイドに忠実。悪くいえば批判精神がない、なぜこういうルールになったのかまで考えが至らないタイプでした。

スクラムガイドには、チームは「10名以下」と明記されているのですが、チーム開発経験の乏しい学生にこの人数は多すぎです。

実際、成果を出したチームは4人チームが最も多かったのですが、ずっと多人数チームに固執し続けていました。

4年生は当然実力はあるのですが、それに見合った成果が出ませんでした

成果の出ない授業の担当は、本当に苦痛でした。

5.他教員が働かない

関係者以外の目に触れた実例として卒業式の例を。

私は卒業生・保護者来賓の方の誘導係でした。

2、3名で案内をしていたのですが、体が不自由そうな保護者の方をエレベーター誘導したり、 Permalink | 記事への反応(2) | 13:20

政府ワクチンデマ撲殺キャンペーン

要するに、ワクチン問題があるって流れになっちゃうと賠償問題が発生するから金使ってでもワクチンは悪くないって事にしたいんだろうな。

でもワクチンに良いも悪いも、どちらも正当な理由エビデンスが揃ってるから結局自分が信じたい方選んでるだけなのよな。

あとマスコミが嘘を信じないで下さいって言うのすげー違和感ある。マッチポンプのお前らに言われたくないよ。

2024-05-02

文章セミナーから色々考えたこ

先日、会社文章セミナーに参加した。

一文を長くするな、頭痛が痛いみたいな表現を使うなと頷くところもあった。

その一方、「命令を出す→命令をする」というように、「〜する」で表せる表現は全部そうしろという奇妙なものもあった。

こういう指導を見るとイライラしてしまう。実際それやってない奴が100%落ちたのか、ABテストでどっちが印象良いかかめたのか、といったように、エビデンス要求したくなる。

一方で、自分の昔と重ねてしまうところもある。

唐突だが、子どもの頃、ポケモンで連打すると捕まえやすくなるとかいうエセテクニック流行たことがあっただろう。今思えば馬鹿馬鹿しい。

しかし、そんなエセテクニックで話しあえるくらい余裕があったとも言えるのではないか

なんか今は、著名ストリーマーの正確な分析情報を元にゲームプレイしてて、身内で曖昧テクニックを開発する経験が無くなってた。

昔は、正確なもの経験レベル根拠不明情報がそれぞれ丁度いい割合で入っていて、後者2つにもある程度乗っかってあげることによって緩い空間が成り立っていた気がする。


こうして考えると、あの講師は「俺だけが知ってる(と思いこんでいる)情報」を使ってコミュニケーションを取りたかっただけなのかもしれない。

講師ちょっとおじいちゃんみたいな人で、今のコンプラに反した発言もあった。

直感だが、あの人は時代に淘汰され、コミュニケーション不足に陥る可能性がそこそこある気がする。

せめて、かつて私たちポケモンの連打でコミュニケーションをしていたように、その人に文章添削してもらう時くらいはそれに乗ってあげるのも悪くない気がしてきた。




いやでもなあ、やっぱり「命令を出す」は何らおかしくないと思うな……「文章読本さん江」でも読んで一旦スッキリするか。

anond:20240502014145

フェミの私がエビデンスってそういうことだったのか。笑

anond:20240502012547

おやおや、また根拠もなくネット越しの知らない相手犯罪者扱いですか?

フェミによる冤罪でっち上げ問題になってる話の中でさら冤罪でっち上げをするとか、お前らがすぐ冤罪でっち上げすることがまた証明されたな!

お前がエビデンスだよw

2024-04-30

フェミニスト冤罪でっち上げる信頼できない人たち

まあ当然と言えば当然。

なるべくしてなったと思うよ。

男女平等は大賛成だけど、フェミニストmetoo痴漢冤罪についても草津の件も一貫して手続き法律軽視なんだよ。

証拠もなく騒ぎ立てて、正しい手続きを踏むこともなく自説を押し通してきた結果がこの冤罪事件だ。

metoo でも「私がエビデンス」とか言って法廷証拠として採用されないレベルの戯れ言ばかり並べて、それだけで相手を罰しようとしてきた。

痴漢についても、正しい手続き客観的証拠に基づく立証があれば誰も反対はしなかった。でもフェミどもは痴漢冤罪存在自体否定してきたり、女の証言だけで逮捕すべきと主張してきたりした。

草津冤罪事件についても、たいした証拠もなく捜査も進んでなければ不用意に批判などすべきではなく、ましてや草津町民を誹謗中傷などすべきではなかった。

から今回の冤罪事件たまたまの間違いではなく、フェミニストどもがやってきた「手続き法律軽視」という手法が原因で起きた当然の結果なんだよ。

フェミニストどもは反省しないのか?

増田という匿名の場でくらい素直な意見を書いてみろ。

2024-04-29

[] 2024-04-29

私は統合失調症患者で、人生に迷いを感じることがある。そのため、自己啓発本を買ったこともある。

しかし、生活実践するレベルの話だと、本を読まずとも英語でググって「こういう習慣を身につけると○○に効果があるというエビデンスがある」ぐらいの情報は山のようにある。

そして有限の精神時間の中では実践できる内容にも限りがあるから、あまりたくさんやろうとしても疲弊するだけである

 

それこそ謙虚さを身につけるという意味において、よくわからない自己啓発本より聖書箴言のほうが実りは多いだろう。

私はプログラマーなので技術書も読むことはあるが、周辺の本屋で売っているような本を買うぐらいならオライリーを探したほうが良い。

オライリー時代背景としては、ヘルシープログラマーが売られていた頃の空気感が好きだ。「生きていく上で健康に気を配る必要がある」というあたりまえのことに気がついていなかった当時。

 

そういえば人間関係幸福度のために最も重要な要因の一つらしい。私にとって両親や兄弟、そして飼っている🐶は大切な存在である

といっても私はすでに結婚することは諦めている。統合失調症患者遺伝子を残しても、誰も喜ばないだろう。

 

今日はまず朝起きて冷水を浴びた。最近この習慣を続けているが、眠気が一気に冷めてパワー全開になる。

そして行こうか迷っていたインドカレー屋に行った。ベジタブルカレーの中辛を選んだが、これまた旨い。

帰りに本屋へ寄ったが、買いたくなるような本は見つからなかった。正直、自分でもどういう本を求めているかはっきり言語化できない。ただ「これじゃない」ということがわかるだけだ。

2024-04-28

ガーディアンさん、トランス治療ボコボコ批判してしま

いまさらジャック・ターバンとか持ち出している奴はトンデモといっていいやね

https://www.theguardian.com/commentisfree/2024/apr/26/cass-review-gender-identity-services-report

同一性治療見直しは、理性と証拠への回帰意味する。

ヒラリー・キャスの報告書(これまでに実施された中で最も広範かつ徹底的なエビデンスに基づくレビュー)が一段落した今、彼女調査結果が、私や他の多くの人々が提起してきた重大な懸念裏付けものであることは明らかだ。その中心は、若者思春期ブロッカーを処方されたり、医学的な移行経路を進んだりすることの有効性を主張する裏付けとなる、エビデンスが欠如していることであった。私や他の多くの臨床医は、早期の医学的介入が長期的に有害な結果をもたらすリスク懸念していた。

ジェンダー肯定」、つまり子どもが間違った性別であることを即座に認めるという方針は、影響力のある活動家グループと一部の性同一性発達サービス(Gids)の上級スタッフによってもたらされた不適切な臨床的姿勢であり、その結果、臨床領域が歪められた。研究によれば、医学的介入がない場合、大半の子どもはやめる、つまり考えを変える。

2024-04-21

anond:20240421215242

この世にある知識の中には現在では疑う余地のないものがあるわけ

地動説とか、光の屈折で色が見えているとか、雲は小さな水や氷だとか

反差別はお前ら低脳以外の人間にとってはそれの一部なので、SDGsの一つで、条約法律の内容として各国で使われ、基準が設けられて、

この段階でフェミがまさにそれと言うには相当なエビデンス必要ですよ?

この地球は回ってないことを今この社会で主張するには過去のあらゆる論理全てに対して反対の事実証明しないといけませんから

2024-04-20

心に小さなひろゆきを飼っている

顧客の前でプレゼンしてると、脳内で「なんかそういうデータあるんですか?」とうるさい

いかに素晴らしいか機能かを紹介するたびに「それってあなた感想ですよね」とうるさい

一度腹が立って、アホなふりをしてひろゆきを深入りさせたあと、データエビデンス論破してやった

ひろゆきは静かになった

しかしあまりにも、元気がなくなってしまった

仕方ないので、また顧客の前に行ってプレゼンしてやった

私「電磁波で水の分子が分解されて、凝集が小さくなり回転して配管がきれいに…」

ひろゆき「ごめん、なんか、そういうデータってあったっけ?」

うるさいが、少しやさしくなった

そんな感じで時々論破しつつも、ほどよくチャチャをいれられる幸せ毎日を送ってます

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