はてなキーワード: ニューロマンサーとは
なるほど。
様々な感想が存在し、様々なlain感、受け止め方、解釈がある。
作中で全てを語ること無くプレイヤーに委ねた結果、それぞれがそれぞれの勝手喜怒哀楽を持って受け入れる。
今のlain周りがその力を生み出しているとは思えないけど、思い出の中にあるlainに今でも確かな力があったと感じる。
俺たちの脳細胞に刻まれた記憶が、ネットの海にlainとは何であったのかという記録を刻み続ける。
無限増殖するデジタルタトゥーがlainの伝説を語り継ぐんだ。
悪性変異したデュープのようにどこまでも広がっていくんだ。
たとえ今は陳腐化しようがかつてlainが伝説として存在したことは、それを語り継ぐ人間がいる限り消えることはない。
もう誰も本当の顔を覚えてないはずの歴史的人物の名前が残り続けるのは、記憶と記録が相互にループし増殖を続けるからだ。
この事実が失われることはない。今lainの権利を持つスタッフによっても不可能なんだ。
今の人類の技術ではまだ、刻まれた過去を消し去ることは出来ないから。
アニメ『serial experiments lain』の岩倉玲音が、『NEEDY GIRL OVERDOSE』配信番組にまさかの登場 - 電撃オンライン
馬鹿なんじゃないの?
lainのテーマは「サイバーパンクが現実のものとなりつつある空間としてのインターネット」であって、「メンヘラうようよの世紀末系インターネッツ」ではないだろ。
なんで公式がそこを間違える?
マジで全く別物なんだよ。
確かにlain当時のインターネットにはギーク・ナード・メンヘラを拗らせた社会不適合者がウヨウヨで、無法地帯を感じさせていたけど、インターネットを無法地帯にさせていたのは加速し続ける技術の進歩に人類の法律とモラルが追いついていなかったという背景が強かったわけじゃないですか。
インターネットに接続することそのものにそれなりの知能(せいぜいIQ90程度だけど)が必要で、そこによって区切りが発生することに対してメンサじみた特権意識を持ったイキり連中のウロつきの空気は今のアングラネットとは全く別物だよ。
某玉ねぎを使用もしないで幼稚園児でも明日から使えるインターネットで配信活動をする世界の作品とlainの世界は繋がらないよ。
同じくインターネットを舞台にしてるって言うならデジモンなりウェブダイバーなり連れてくりゃよかったんだよ。
つうか俺が一番失望してるのはlain公式がこの程度の判断を誤ったということ。
NEEDY GIRLが一方的にlainにラブコールを送るのは勝手だと思うけど、lainの側からNEEDY GIRLに応えるのは違うだろ。
インターネットの海において遍在していてどこに現れてもおかしくないのがlainの特性だけど、それならどこかの配信にだけ特別に現れるなんておかしいんだよ。全部の配信に顔を出すこともなくどこかにだけ偏在してしまっているなら、それはlainの在り方としての遍在とはまた別物なんだよ。
直接介入をしないからこそどこにでも存在していることを疑うことが出来るという実態の無さこそが本体の都市伝説としての立場を守るべきだろ。
それでもなおlainが特別にやってくるだけの繋がりはNEEDY GIRLとの間にはないよ。
「ネットが舞台でメンヘラじみてるから一緒でしょ?」なんてのは外野だけが取っていい態度であって公式がそれをやっちゃ駄目でしょ。
なんなんだよ。
25周年の一つの形として「お前らいい加減夢から醒めろよ。これは単なる紙芝居でしかね―んだ。著作権持ってるスタッフが自由にして良いおもちゃ以上でも以下でもないんだよ」って突きつけようってのか?
畜生……それが正しいのかも知れねえ……俺たちは和製ニューロマンサーとしてlainを持ち上げすぎてその本質を見失っていたってオチは十分ありうる。
日本の技術立国の形として電子の海に強い理解と関心を寄せるオタク達の島であって欲しいというキモい気持ちが、単なる一アニメに必要以上の役割を与えようとしていたんじゃないのか。
カルトアニメとして黙って持ち上げられてくれていたからそれに甘えていただけなのか……。
serial experiments lainに対して俺が見ていた25年の夢はとりあえず醒めたよ。
スゲーアニメだったのは間違いないけど、いつまでも日本サイバーパンクの神輿として担ぎ上げるのは間違っていたんだろうな。
いつからだ……放送後3年ぐらいの辺りでもう歯車は狂っていたのかな。
結局コレもさ、lainと攻殻ぐらいしか日本でマジメにネット社会の向こう側と向き合おうとした作品が生まれてなかったのが悪いんだよ。
色々あったけどさ、どれも最後はボーイ・ミーツ・ガールで甘ったるくくるんではい終わりにしてたろ。
そうやって誤魔化すんじゃなくて、最後まで物語の中心にネットの闇を置き続けるコンテンツがもっと伸びてほしかったんだな。
結局最後は生身の人間ですよなんて話をインターネットコンセプトにしてやって欲しくねえんだよ。
あーでもlainのアニメは最後、やっぱ生身だよねとはなったんだよな。
駄目だな……俺は自分の見たいものにピントを合わせてばかりで何も見てなかったんだな。
俺は俺の中にあるlainばかりを見てた。
現実のlain、スタッフ達がどう育てていきたかったのか、どういう作品だったのか、皆の中でどういう作品だったのかをちゃんと見ようとしてなかった。
だから1人で思い込んで突っ走って、25年もかけて勘違いに気づいて今更失望してんだな。
馬鹿みたいだわ。
結局、俺が幼すぎたってだけのオチかよ。
あほくさ。
なんだったんだろうな。
俺にとってのlainって。
長い夢だったな、今やっと醒めた。
本当に夢から醒めたんだと思う。
SF小説好き1480名に聞いた「絶対に読んどけ」っていうSF小説ランキング - 俺だってヒーローになりてえよ
https://www.orehero.net/entry/bestsf
以下、数が多いので省略
Cyberpunk 2077をやり続けて他のことに手がつかなくなってきている。プレイ時間で見ると200時間程度だが5回ニューゲームした。
今更感があるが、皆にもぜひはまってほしい。
Netflixのアニメ見て世界観が気に入ったらゲームを買うと楽しめると思う。
これに尽きる。
自分自身、元からニューロマンサーや攻殻機動隊が好きだったのでサイバーパンクの世界観を受け入れやすかったのだが、Cyberpunk 2077がそれらの集大成のように感じている。
その世界観を強調・補強するのが細かく設計された街自体であり、路上を歩いているモブの会話であり、ゲーム内で流れるテレビ・ラジオ番組であり、メインストーリーと直接は絡まないサブクエストなどだ。
また、登場にする企業・組織・社会構造も細かく設定があり、上記の会話などを通してそれらを伺える。
全体を通して1980年代のサイバーパンクジャンルが大元になっているため、日本関係の企業や文化も大量に登場する。暗黒メガコーポといえば日本企業である。個人的にはキロシ・オプティクスという眼球のインプラントを作っている企業が好きだ。キロシの本社が長野の上諏訪らしいので。長野良いよ。
ナイトシティと言う名の街を走り回れるオープンワールドゲームということもあり、メインストーリーと関係のない寄り道がとても楽しい。ブレスオブザワイルドを彷彿とさせる楽しさだった。
ナイトシティはあちこちでトラブルが起きており、メインストーリーそっちのけでそれらの解決に取り組める。
大部分は悪即斬で話が終わるが、現場には大抵チャットログが落ちており、中を見るとトラブルの原因、大抵ナイトシティで日常的に起こっている悪行や致し方ない事情を知れる。
サブクエストもバリエーションに富んでいる。自分の好きなクエストではサイバーパンクの恐怖面を見事に描写しており最高の後味の悪さだった。ぜひ色んな人に経験してもらいたいクエストだ。
ステータスの振り方でプレイングが大きく変わる。適当にステータスを振ってもストーリー進行に影響が出ない程度には強くなるため、ストーリー重視なら深く考えなくてもよいが、どのようなステ振りにするかを考えるのがとても楽しい。
良くも悪くもステータスは一部しかリセットできないため、周回する羽目になったのはだいたいこれが原因だった。
知力を伸ばしてハッキングで全てを解決するネットランナーになるのも良し、技術を伸ばしてテッキーとしてレールガンを駆使して壁越しに敵を狙撃しても良し、肉体を伸ばして正面からショットガン片手に敵を殲滅しても良し。
ステータスの種類だけ見ると極端に幅があるわけではないと思うのだが「次は何やろうかな」と常に考えてしまう程度にはプレイングを変える楽しさがある。
「サイバーパンク: エッジランナーズ」というゲームの(確か)一年前を描いたアニメがNetflixで配信している。ゲーム発売から数年経ってアニメが配信されたが、配信でゲームの売り上げがかなり伸びたと聞いている。
非常に良いアニメだったし、ゲーム内でもアニメとのつながりを感じれるのが最高だった。アニメでゲーム内の場所やBGMをそのまま使っているのもあり、アニメ見てからゲームをすると「ここ見たことある」が多発して楽しい。アニメ自体もRotten Tomatoesで100%だった。本当か?
自分もアニメを見てからゲームを始めたタイプだが十分楽しめた。ゲームをしてからアニメを見直すと「ここはそういう意味だったのか」という発見が大量に出てきてこれも良い。
発売当初と比べたらかなり減っているらしいし、現にゲームプレイに大きく影響するようなものは少ないが、それでもある。特にサンデヴィスタン(自身を高速化するインプラント)周りは特に多い。大事な戦闘でサンデヴィスタンが発動しないとマジで焦る。一方で発動しなくても「ちくしょうこんな時に!」とこれすらも「設定」として楽しめると聞いた時は自分もまだまだだなと感じた。
発売は2020年で当時は要求スペックが高すぎると評判だったらしいが今でとまあ高め。自分はこのゲームのためにRTX3060を買った。最初はGTX1060でやっていて、現にゲームプレイは十分できていたが3060にして設定を上げるとやはり綺麗で没入感が違うなという印象。
聞いた話だがPS4でやるのはお勧めできないらしい。過疎ったナイトシティになるとか。
検索して出てくる企業系wikiの情報が古い。企業系wikiの悪い面が出ている。そもそも不特定多数のユーザーが編集できないのにwikiを名乗るな。マジで。
一通り書いてみると「それ大体のオープンワールドゲームに言えるよね」みたいな内容になってしまった。それでもサイバーパンクの世界観は好きな人には深くブッ刺さるのでぜひプレイしてほしい。ニューロマンサー、攻殻機動隊、マトリックスあたりが好きな人は特に。
何はともあれまずはNetflixアニメから見るのが安上がりだし、合わなくても早めに引き返せて良いと思う。
自分はアニメ見てからセールまでゲーム購入を待ったくせに、このゲームのためにRTX3060、設定本、TRPGルールブックを買いました。セールが誤差。後悔はないです。
1980年代にコロナ禍を予測したような日本のSF小説作品があった。
大原まり子『薄幸の町で』。
去年くらいにもこの作品世界が予言的だとSFファンのツイッターで少し話題になった。
80年代前半といえば、ウィリアム・ギブスンが『ニューロマンサー』を出した少し後くらいで、日本でも神林長平、柾悟郎といったハードSF的なリアリティのベースになる知識も豊富なうえでそれまでにない繊細な感性を言語化するあらたな才能が頭角を現してきた頃だ。
大原まり子もそのムーブメントの中心にいて、詩的かつひりつくようなリアリティが持ち味だった。
連作である『有楽町のカフェーで』の中で作家志望の男の子目線で語られるとてもしあわせそうな女友達との関係が、『薄幸の町で』の中では致死性の感染症で一度も触れ合うことのないまま終わってしまう。
ヨーロッパ各国も。
ワクチンの開発に全力をそそいだ。
たぶん、エクソン‐サクマ26型と名づけられたこの風邪は、どこかの国の細菌兵器の一つだったのだろう。
『薄幸の町で』より
パニックや暴動が起こるわけでもなく、少しだけ不自由になった日常生活の中で数日前まで健康だった身近な人がある日突然いなくなる。そういう一般人が目にする静かなパンデミックの描写は切なくてやるせなかった。
その大原まり子の最近のブログを見てみると、今は反ワクチン的な考えを持っているらしい。
鋭い患者や医師のほうが、早く真相に気づくことがある。当事者だし必死だし。
自分の感覚を大事にしつつ、本気で情報取りに行かないと、流されたままでは、とんでもない目に合うかもしれない。
別に誰がどういう思想を持っていてもいいし、好きな作品を書いた作家のすべてを好きになる必要もないのだけれど、リアルな筆致でワクチンが間に合わない不幸を描いた作家が反ワクチンというのはなにかちょっとつらいものがあったので吐き出したくなった。
反応ありがとうございます。
きょうはラップ系が中心になりました。
5.963
何も言わずにまずは「すけるとんがーる」というおばけになった女の子の曲を聞いてください。
https://m.youtube.com/watch?v=TnAXvHySCtc
懐かしさのあるエレクトロな打ち込みと未熟な歌声の平板な歌い方が歌詞のふわふわとした足の付かなさと深遠さを見事に表していて、眠い目で電車乗りながら流れてきて歌詞に気づいたら思わず目を覚ましてしまいました。
死をテーマにして、このふわふわしたものを表現した、というのはこれまで出会ったことがなかったので衝撃でした。
ほかにも同じアルバムの「Beef or Chicken」なんかもコミック的なゆるさが上手く表現に結びついて侮れないですね。
正直、このひとたちがアイドルなのかちょっと判断付かないのですがアイドル枠で大丈夫ですよね??
それくらい表現全振り、歌唱の上手さ、楽曲の洗練さ、愛嬌はなく完成されたひとつの校庭カメラガールドライというひとつの哲学的な世界を表現することに特化されたアイドルソングです。校庭カメラガールドライ聞くと、何かを喪失していることを強く意識するのだけれどなんなんだろう。
「Josephine」(Cメロが泣く)
https://m.youtube.com/watch?v=hXSCR7vpF28
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B07MCYF5M4/ref=tmm_fbs_msc_title_0?ie=UTF8&qid=1595083660&sr=8-3
世界観がもうおやすみホログラム。校庭カメラガールドライが完全に異世界からやって来た音楽だとしておやすみホログラムは2,3歩先の世界を歌う音楽。普通の曲なのに近未来、ポストアポカリプスを感じさせる何かがあって生々しい。
https://m.youtube.com/watch?v=UuPGNx_kzIQ&index=59&list=PLTOuQiNLOjBksY4m9VK9Rbu-xtmOs3TSc
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B07XHNPJPC/ref=tmm_fbs_msc_title_0?ie=UTF8&qid=1595084405&sr=8-3
この流れで書いていいのだろうか……。虹のコンキスタドール。
私の知っている虹のコンキスタドールファンの女の子は、虹のコンキスタドールしか私のこと分かってくれないって言っていたのだけれど「love麺 恋味 やわめ」聞いて、モテるけど自己肯定的になれない女の子特有の自分でも分かっている面倒さがとても良く表現されていて、舌を巻きました。
ほかの曲を聞いてみるとそこまでエモさはないので言い切ることはできないけれどそういう女の子を惹きつける何かがあるのだと思う。
「love麺 恋味 やわめ」(トマト麺が歌詞に出てくる曲が今まであっただろうか?)
https://m.youtube.com/watch?v=jez8p3t0Vng
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B078JZSPWP/ref=tmm_fbs_msc_title_0?ie=UTF8&qid=1595085506&sr=8-24
〜〜以下返信〜〜
私もいままで90年代から活動しているアーティストばかり聞いてきたので、こんなに豊潤な世界が広がっているなんて知らなかったです!
好きなアーティストが実は曲を提供していたりそういった繋がりが見つけられると嬉しいですね。
#フィロのスがないやん!
フィロソフィーのダンスさんのことですよね!
私はようやく最近たどり着いたのでまだ咀嚼中なので続きを書くうちに取り上げられたらと思います!
#音楽の楽しみ方が良い
ありがとうございます! 少しでも楽しみ方が伝わってアイドルソング好きが増えたら嬉しいですね! 正直、需要に対して供給のバランスが溢れていてもっとみんな語って欲しいのです!
#知らない分野だけに楽しい。トラバ東京女子流はアーティスト枠に移行説?(「Partition Love」とか「Limited addiction」好きだけど随分前の話しだ…)
東京女子流さんは名前聞いたことあるのに何でないのかと思ったらすべてunlimited入りでした…。新曲のPV見た感じ絶対に好きになるのに、プライムだけなんで本当に残念です。課金するかかなり悩みます。
#この流れならMELLOW MELLOWを入れよう。最新シングル「最高傑作」(これが曲名)は小西康陽、カップリングの「メインストリートは朝7時」はフィロのスの各曲を作ってる宮野弦士。
MELLOW MELLOWは聞いてます! 次の回あたりで取り上げる予定です!!!
わー、ここにもフィロのスの名前が! やっぱりおすすめ繋がりだけだと重要なところがすっぽり抜けちゃいますね。
ありがとうございます!! そういえばBBBって略すから合わないなとは思っておりました。
#この流れならフィロのス入れてほしかった。ukkaも入れよう。あとこの流れから外れるが音楽に一家言あると自称するなら代代代を聴け。
あと(桜エビ〜ず改めて)ukkaですね! 桜エビ〜ずはプライム入ってたんで聞いています。ハッピーな感じが好きです! ukkaはまだ何ででもPV見た感じ好きです!!!
代代代は昨日ようやくたどり着きました! チェックします!!!
# RYUTistいいよな。アルバムだと日本海夕日ライン、MVなら夢見る花小路、柳箱名義のともだちがいい。nuanceのタイムマジックオンリー、ゆっふぃーの君にトロピタイナ(西寺郷太)も聞こう
わー! RYUTistいいですよね! どれも大好きです!!! オススメも聞いてみます!!!
リストに入っていましたが完全に埋もれていました! しっかりチェックします!!!!
# 山瀬まみ
上にも書きましたがプライム入ってなかったのでノーチェックでした……。
# youtubeだけでなくamazon musicのリンクつけろよ そういうとこだぞ
分かりました!
http://anond.hatelabo.jp/20150906074938
寝て起きたらブクマが3桁近いとかなんの冗談ですか。休日の朝書いて夕方まででトラバ2件だけだったじゃないですか。あれでオチた話じゃなかったんですか。
みんなでアラサー女いじるのがそんなに楽しいのですか。よよよよ。
まあ楽しいでしょうな。楽しいっていうかモノ申したくなる感じではありましょう。突っ込みどころの多い人生を送って来ました。
で、
一通り目を通しまして、まずは自分の書いたことを真剣に読み直して反省した次第であります。
確かに、配偶者を扶養に入れて専業望んで稼ごうという人間は家計を預けて小遣い制にしてる人が多数派ですね。
月の小遣いを考えた結果、化粧水とかファンデーションとかの化粧品がだいたい月3500円、クレンジングとかシャンプーとかが月4000円くらいなので必要最低限で月7500円、一応被服費で月に1万円くらい見てもらって合計1万7500円というところです。あとあれか、月の病院プラス薬代が1万5000円で結局は3万2500円くらいかかります。
普段飲みには行きません。なぜなら飲めないから。去年は忘年会と部署の集まりで年合計2回だけ行ってノンアルビールでお腹がぼがぼにしてました。これは悪いけどその都度臨時小遣いで出してほしい。
普段あまり遊びにも行きません。前述のヘンテコな病気の関係でさほど出歩きません。本当は区営の体育館というかジムというか、あそこに行って運動したいんだけど。そういうの付き合ってくれる方素敵です。ジョギングとかもしたい。
普段おたのしみ系の買い物は…すいません今は結構してます…改めます…本は図書館で借りて手元に置きたかったやつだけ買ってるのでそんなにかかりません。たぶん。あとあれだ、長い連休とか犬を愛でに実家行ってます。交通費かかっちゃってます…
あとやっぱ普通に収入少なすぎって話になりますね。というかその分原則定時っていうアドバンテージがあるわけだから、やっぱり私が家事に慣れた方が話が早いってことになる。
……トラバの返答でも書いてますけど、掃除が壊滅的で料理の効率が終わってる感じなんですよね……とりあえず部屋のモノを減らします………料理本も買います………
あとは雑談です。
まずダニー・エルフマンつってその写真を持ってきた方絶許。オインゴボインゴ時代のPVもっとかっこいいのに!!1!「時計仕掛けのオレンジ」ぽいのに(顔が)!1!!あと生声が最高だったんですこないだのライブで!!1!還暦越えであの声だよ。もうどんどん気持ちが偶像崇拝に近づいていっちゃいますよ。
大型犬グレートピレニーズいいですねー!でも首都圏だとちょっと暑くてかわいそうかもなー。実家がもっと北にありますけど、近所のバーニーズちゃんとかハスキー君とか夏大変そう。でもかわいいだろうなあでかい犬。背中に乗せてくれなくてもいいから添い寝してほしい。
部屋は日当たり最悪だけど駅からとても近いんです。5分かからない。割と閑静。周辺にもいろいろ(病院とか郵便局とか)揃ってます。
掛川花鳥園デートは憧れです。上野動物園とかもいいですね。あの辺は美術館もいっぱいあってステキ。デートで思い出したけど割り勘派です。おごられるの苦手です。食事おごられたために一気に「この人とはダメだ」になったことがあるくらい苦手です。トラウマです。
子どもがほしい理由なんですが、正直好奇心としか言いようがない感じです。「好奇心で人一人産もうとか考えるな」というのはごもっともなんですが、具体的な相手がいない現段階ではマジで好奇心ぐらいしか動機が見当たらないのです。
本はミステリーとかSFとか海外文学とか読みます。今図書館から借りてきてるリストだと『ドリフトグラス』とか『ロールシャッハの鮫』とか池澤夏樹の日本文学全集の『古事記』とかあります。ウィリアム・ギブソン好きです。『ニューロマンサー』最高です。
追記:
うわあ。やだなーやっぱり書かなきゃ良かったなー「子どもがほしい理由」。
こういうのってだいたい世間的な正解が決まってて(「この人の子どもがほしい」と思える相手に出会ったので、とか)、そこ外すとめっちゃため息つかれるからなー。というかため息つくために聞いてくる人おるねんからな。イヤミやなー。
ええやんけ「好奇心」。子どもいるってどんな感じなんかなって思うやん。「自分の子ども」ってどういうもんかなーってな。少なくとも「この人の子どもがほしい」なる感覚よりは圧倒的に想像しやすいんじゃい。
あーでも一気に萎えてきたわな。アホらしなってきた。ため息ひといきで吹き飛ぶんやからかわいそうなもんやな想像の我が子よ。はよう受胎したらんと、キミは母の想像通りになることも想像を大いに裏切ることもできん。
そう思うと萎えてるというのに余計に子ども産んでみたくなる。子どもいるってどんな感じなんかな。「自分の子ども」ってどういうもんかなあ。
好きなSF短編で打線組んだ(http://anond.hatelabo.jp/20140604175240)
が楽しそうだったので、便乗。短編に限らずに打線組んでみました。
フランチャイズ小国家、凄腕ハッカー、スケートボードに乗った運び屋、仮想空間上のAI人格等々、わかりやすいサイバーパンク的ガジェットを詰め込みつつも説明臭くはなく、スピード感ある展開で一気に読めるエンターテイメントSF。よくできたハリウッド映画みたいで素直に楽しい。粘り強いバッティングと走力に裏打ちされた出塁率の高さから、不動の先頭打者。
バチガルピは、個人的には長編だとちょっとダレる感があって、そういう意味ではこの短編集の方が好み。ねじまき少女の世界観濃縮版「カロリーマン」、文明がゆるやかに崩壊する恐怖「第六ポンプ」が好み。現代を代表する作家の一人に数えられますが、独特のディストピア・バイオパンクを突き詰める職人気質。2番ショートで起用。
現代と地続きの近未来からスタートして、加速度的に変容する社会と人類が技術的特異点を迎えるまでを描く大作。ストロスはコンピュータ関連のジャーナリストってこともあって、ギーク文化との親和性も高そうなディテールが満載で楽しい。抜群の守備範囲の広さ、打てば長打を量産する勝負強さで3番に定着。
イーガンは短編が無難と言われてますが、この「順列都市」は素直に面白いと思う。荒唐無稽なアイデアを、超力技で煙に巻かれてなんとなく納得されられてしまう快感。本書冒頭の、コンピュータ上でシミュレートされた人格のコピーが、目覚めて状況を把握してから辿る思考過程を描いたシークエンスが最高で、10回は読み返してる。イーガンほど投手にプレッシャーを与える打者はそういないでしょう。ネクストバッターズサークルにいるだけでも圧倒的存在感。
現代SF・ファンタジーの最右翼(本人は左翼だけど)。スキンヘッドにピアスのイカツイ兄ちゃんです。一見ありふれたハードボイルド警察小説?と見せかけて「重ね合わされる都市」というとんでもない舞台装置、どうやったらこんなもの思いつくのか。さらにそれを言語化できる力量もすごい。
ここまででお分かりの通り、増田は現代SF好きです。が、この「地球の長い午後」は入れざるを得ない。遠未来、自転が停止した地球。動物と植物の力関係が逆転した異常な世界で、食物連鎖の下層で右往左往する人類の、圧倒的無力感。ベテランならではの味わい深さと駆け引きの巧さ。
6番・オールディスの直接的な影響下にある、椎名誠のSF三部作。の中でも、この「武装島田倉庫」が一押し。奇妙な生き物が跋扈する文明崩壊後の世界を、さまよい、戦い、逃げ惑う人間たちの群像劇です。これも何度も読み返してるな。漬汁がなんか旨そう。
海外文学方面では、現代SFにおけるイーガン的大正義ポジションを占めておられますマッカーシー御大の手による、核戦争後と思しきポストアポカリプス世界をさまよう親子を描いたロードノベルです。沈黙の音が聞こえそうなくらいの静寂と、真綿で心臓を締め付けられるような絶望と哀しみ。大変地味ですが間違いなく大傑作。
ギブスンといえば「ニューロマンサー」でありそれに続くスプロールシリーズなんでしょうが、増田はどうにもこの「ヴァーチャル・ライト」が好きでして。何と言っても作中に出てくるベイブリッジ。閉鎖された橋をホームレスが選挙して好き勝手に増設を繰り返し、無計画・無軌道に成長してしまった構造物…すてきすぎる。
増田の中では「柔らかいイーガン」という位置づけにあるんですけどどうでしょうか。「実存」をメインテーマに据えながら、幻想的・宗教的な色彩の強い作品群。ワンアイデアをじっくり煮詰めて、これ以上ないくらい適切に料理した佳作集。死ぬほど寡作なのが玉に瑕。最近何してんの。
増田的には究極のSFはステープルドンになるんじゃなかろうかと思っています。20世紀から20億年後までを俯瞰する人類史。これほどのタイムスパンで書かれた作品は他にないんじゃなかろうか。しかもこれ1930年の作品ですよ。半端ない。
直接を受けてはこれ。
http://fanfiction-novel.com/archives/544
ただし、別に反論とかそーいう代物ではないです。
http://lightnovel.g.hatena.ne.jp/REV/20100128/p2
も参考にしてます。
web小説のVRMMORPG物とかが書籍でまであふれていて、いくつかのそういうラノベの状況への批評を読んで、そういうのに対してもにょもにょとした感覚を持ってたのだが、アウトプットしてないなと。で、アウトプットしたいなという感覚がとっても大きくなってしまったので落書いてます。
で、自分の領域だと ?D も ?H も Tw も読む人が皆無なので、自分のところよりは読む人が多いであろう増田借ります。
結局のところ独りよがりなチラシの裏なので、嫌いな方はページを閉じてください。
また、ねたばれを平気で入れます。
よござんすか?
よござんすね?
そんじゃ、チラシの裏を徒然なるままに。
ぽすてぃぶさんが
としていたのですが、これの SAO を疑問に思いました。
SAO の最初は、ゲームの仮想世界に閉じ込められて、命がけのデスゲームを行うというものです。
そこで、確かに世界の作り方は SF なのですが、では「物語の世界」を考えると、これは「ファンタジー」の方が近いのではないかと考えています。
ぽすてぃぶさんが持ち出した SAO の要素として
とあるのですが、作中でこれらのギミックが「SFとして」活用され始めるのは、少なくともアインクラッドを抜けた後になります。ユイのボディを現実につくるためには?など。
そう考えたとき、少なくとも最初のアインクラッドでは、彼らの世界はファンタジーと同一の代物でしかありません。行き過ぎた科学により魔法と見分けがつかない代物です。そして彼らにとっては、それだけが「世界」です。
ダンジョンの中に閉じ込められ、クリアするまでログアウトできない。ゲーム中の死はそのまま本人の死につながる。
作中のスキルは「ゲーム」という設定なので「SF」ではありますが、キャラクターは世界にとらわれいることから、ゲームの中だけが知覚できる「世界」になっています。そしてその「世界」の中には SF ギミックは問題ではありません。
これらに比べてログホラで違うのは「キャラクターの死」が「プレーヤーの死」と直結していない、というルールが典型でしょうか。
しかし、作中キャラクターにとっての「世界」とは何か?を考えたとき、彼らの世界はもともとの現実と全くつながっていない、「世界」はいま生きているそこだけ、という意味では、同じになります。
このように設定された「世界」であるのではないかと考えています。
となると、これらはすべて「貴種漂流譚」の系譜とみるべきではないかと最初に思いつきます。
しかし貴種漂流譚とした場合、物語の類型としては明らかに違うものがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%B4%E7%A8%AE%E6%B5%81%E9%9B%A2%E8%AD%9A
VRMMORPGやMMORPGの場合、主人公は貴種というわけではなく、また、多くの同様の他人と一緒に異界に漂流しています。
これは明らかに貴種漂流譚とは違う特徴です。そもそも貴種漂流譚は神話の類型で、英雄譚のいくつかにみられる特徴なので、そのまま当てはまるものではありません。
となると、他に近い分類を考えると、「行きて帰りし物語」というのが出てきます。
http://hiki.cre.jp/write/?YukiteKaerisiMonogatari
これは乱暴な言い方ですが、貴種漂流譚から「貴種」の特徴をとっぱらったものといえます。
結果残るものは
多くの場合、冒険に駆り出される理由は「日常からの欠落」が起き、「冒険の中でその欠落したもの、あるいは替わるものを見つけ」「日常に帰ってくる」というものです。スターウォーズなんかこれの典型ですね。
ここまで来ると、物語の類型であり、一方で物語論として「読者に受ける物語とは何か」という話にもなってくるのですが、そちらの論は話の方向性が微妙に違うので割愛。
さて、では素直に「行きて帰りし物語」の類型としてまとまるでよいのでしょうか?
ところがここでも問題が、行きて帰りし物語の場合、冒険に投げ出されるのは「主人公」とかその周辺がせいぜいです。
また、「日常に帰ってくる」というのも重要になります。ログホラの場合、ゲーム中に行われている冒険では「日常に帰ってくる」のですが、「現実世界」の意味では帰ってきていません。
では、さらに共通項をと考えた時に残ってくるのが「集団漂流物」というジャンルになります。
個人的に思い出すのは、空飛ぶ!竜峰学園(ラノベ)とか、勇者110番(NG97)とか、かなりマイナーどころになるわけですが。
ということでもう一度元に戻り、SAO、ログホラ、.hack で考えてみた場合
という分類になるのではないか……と考えたのであります。
なお SAO ですが、実際には細かく変わっていて
異界へのギミックや、異界で使う技術は「ゲーム」がベースであるため、一見 SF なのですが、実際なところはあれらは「魔法」と物語上ほぼ変わらないものがほとんどです。
となると、物語の類型を見る場合にはもっと重要なギミックがあるのではないか?ということで、このような分類を夢想しています。
ここで気になったのが、では「ゲームという題材が特殊なのか?」ということです。
で、最初の方に戻る。
web 小説や、そこから現実の書籍になったものが、いろいろと「似通ってるな」という印象は、はたして「本当なのか?」。そして「似通ってるな」と思ったものは「何か?」。
個人的に多くなったなと感じているのに、確かに VRMMORPG に取り込まれるってのがあります。そして俺TUEEEEE。
しかし同様に、異界漂流物も多くなってるなとも思うわけです。ファンタジー世界で「生まれ変わる」とか「召喚された」とか。そして俺TUEEEE。
で、これらを考えた時、ある意味昔っから変わってないのではないかと思うわけです。ファンタジー世界に行って無双っての。ゲートも戦国自衛隊をファンタジーにしただけだ、と乱暴に切り取ってみたり。
結局「無双の理由づけ」に何を使っているのかという部分で、VRMMORPG というのが身近になったのかなと。
そもそも「コンピュータを用いたゲーム的異世界」で冒険というのであれば、いろいろと話は出てきます。
それこそ、最初は「ジャックイン」でしょうか。ニューロマンサー('84)。これのジャンルだと SF のサイバーパンクですね。この場合、マトリクスは現実世界の裏にある(人工)異世界という視点で見れば、ファンタジーの一種とみることも不可能ではありません。
同じくサイバーパンクで電脳世界があるもので、漫画で有名になったのがサイレントメビウス('88)でしょうか。
他、こちらはハビタットのような電脳街という感じの世界ですが、BOOMTOWN('92)という漫画もあります。AI が住み、自己増殖する電脳の世界に入り込み、バグ退治を行います。表現は SF 側です。
そして、ゲームといっても電源不要で東京N◎VA('93)なんかが思い浮かびます。サイバーパンクなTRPG。
一方、完全にゲームの味付けでは、クリス・クロスが '94、クラインの壺だと'89ですね。
そしてこの「ゲームな味付け」で「異世界」となると、コンピュータを捨ててファンタジーにぐっと寄ったものとして思い出せるのが遥かなる異郷ガーディアン('90)。死亡無し、バイト感覚でファンタジー世界で魔王を倒そう!という話です。あるいは、日帰りクエスト('93)なんかも近い代物でしょうか。これらは日常の延長として異世界でちょっと冒険してくる代物ですね。
これらと .hack が似てると思ってて、ギミックに「異世界」が絡む程度なんですよね。物語世界の構築法の話であって、物語としてはその異世界は重要なのですが。
そして、完全にファンタジーに話を持って行ってしまえば、作品は一気に広がります。
個人的には魔法使いになる方法(ダイアン・デュアン著)を持ってきたいです。翻訳がまた止まった……。こちらは、現実世界の「裏」にある世界なので、ナルニアのように現実の世界の「隣」にあるのとは違っていますが。
ここで VRMMO を題材に使っているのを考えてみますと。
VRMMO は現実世界の「隣」にしかなれません。アクセルワールドのように現実世界を模した世界であっても、現実世界に影響は与えていません。
その中で主人公やプレーヤー集団が「命」であったり「記憶」であったり「思考」であったりの影響を受けるという、世界以外が対象になります。
となるとこれは別にゲームではなくファンタジーであっても同じなので、ここの類型からは考慮しないでも済みます。
一方、魔法使いになる方法では、魔法使いだけに見える世界というのは、現実の世界と表裏一体です。魔法世界で変化があれば、それは現実世界にも影響を及ぼします。
これは電脳世界を用いた場合でも同じギミックがあるように作ることもできます。
このような違いを見るに、ようするに「VRMMO などに見えるゲーム世界・異世界」というのは「現実に影響を与えない箱庭」という概念でくくれるように見えます。
異世界漂流のファンタジーもその多くは「現実に影響を与えない箱庭」的世界です。
このように、完全に切り離されている異世界かどうかというのが重要なポイントなのかもしれません。
「無双の理由づけ」です。
VRMMO 、あるいは「ゲーム的ルールがある異世界」を用いた場合、「俺 TUEEEE」に対してこじつけが作りやすいのが、この分野が氾濫している理由なのかなと思ってみたりしてます。
どういうことか?
多くの場合、対象となる異世界は、技術的文化水準が現代より低いです。
FPSやSLをベースにした場合は逆もありますが、氾濫しているのは多くが「ファンタジー世界」として「中世西洋」がベースです。
そこで俺TUEEEとして従来のファンタジー・神話や伝説、英雄譚、ファンタジー小説などがとった手法が「貴種」です。
これは現実にも祭事が政であった時代に、「神の信託を授かる巫女」(卑弥呼など)とか「神(竜)の血統」(中国皇帝や日本の天皇)とか「神に認められた」(キリスト教や同影響下の国々の王など)が用いた手法で、何か特殊な存在が力を認めているから「偉い」という考えから来ている物と思われます。精霊信仰や祖霊信仰なども同様なので、世界中で行われた、あるいは現在進行形の考え方ですね。
そして、漫画やアニメやラノベでもこの手法はいくらでも使われています。作品は割愛。
では、一般人ではダメなのかってところから始まったのが、異界に行った時に「異物」なので強くなったというものです。この場合だと貴種である必要性がなくなります。
この場合重要になるのが、多くは「機転」や「思考」だったりします。その世界にない視点で物事を考えることで、打開するなどもありますね。
VRMMO の場合、この後者の考え方を用いて俺TUEEEをするというのが基本ですね。
ログホラがわかりやすいですが、異世界にはないけど現実世界にあったものを再現することで、異世界でのアドバンテージを得る。蒸気機関はこのギミック。
この手の異世界で発想で先手を取るってのが、他だとアウトブレイク・カンパニーであったり。あるいはくじびき勇者さまを思い出してみる。他にも新書であったような記憶があるのに、題名が全然出てこない。
まおゆうも「その世界になかった概念を持ち込む」事で「世界に影響を与える」という部分で、ログホラとそっくりなことを味付け変えてやってます。
てなところで、俺TUEEEの源泉をあれこれいじってきてるのは増えてきてはいるなとは思った。
続きも別に考えてないで投げっぱなし。
人の知を機械的に再現できるのではないか、これが人工知能の当初の夢でした。
でも「人の知」を解明しそれを実現するというアプローチは突き詰めて考えていくと、袋小路に陥ってしまいました。
チューリングテストとか中国語の部屋とかフレーム問題とか、聞いたことあるでしょう。人工知能の挫折と苦難の時代ですね。
困った人工知能研究者は、「知とはなんぞや」という疑問はとりあえず保留にして、「とにかく今できていないことに挑戦しようぜ」精神で研究を進めました。
結果、多くの成果を上げて、今日でも一つの学問領域として存在しています。
そのため、いまの人工知能学会の中の人たちの目的を最大公約数的にまとめるならば、
「今までコンピュータや機械でできなかったことをできるようにするよ(したよ)」というところでしょうか。
この程度の緩い集まりなんですよ。実際。全員がアンドロイドを目指しているわけではないんです。
とはいえさすがに何でもありでは話にならないので、この学会に所属するためには暗黙のキーワードがあります。
それが「知」です。「こんな知的振る舞いができるようになりました」少なくともこれがアピールできなければ
逆に「知」であることが認識されたなら、個人の「知」どころか集団の「知」すら研究対象になります。
だから人工知能は何をする学問なのか、これについて、できるだけ簡潔に言うならば、
「知」を人工的に実現する学問
でしょうか。知を解明するじゃなくて、知を実現するというところがポイントですね。
え?「知」とはなんだって? そんなこと聞かないでください。そんなの研究者の数だけ意見があるのですから。
というのがあるかもしれません。
そう考えると、他人に同意してもらうための戦略として、視覚的に人間に模すのは当然ですよね。
人は何に知を見出すのか。これだけでいくらでも文章が書けそうですが、普通に考えれば、
ルンバが知的振る舞いをするよりアンドロイドが知的に振る舞った方が一般の人には受けがいいですよ。きっと。
つまり、人工知能屋の一部がアンドロイドを目指すのは、それが目的だからではありません、
「ボクガボクタチガジツゲンシタサイキョウノ知」をアピールするのに最適だから、
あくまで手段にすぎないのです。
と、タテマエと理論武装はここまでにして、
だってしょうがないじゃない。少なくとも日本で人工知能やっている人の原体験って、
アトム、ドラえもん、あーる、タチコマ、マルチ、まほろさんなどなど、魅力的なキャラクターなくしてありえないのだから(暴言)
それに要件をギリギリで満たすよりも能力的に余裕を持って振る舞う方が知的でしょう?
機能美は工学的に正しいアプローチだけど、余裕あるなら外観にも凝りたいし。
そう考えると、情報(機械)工学と人工知能の違いはロマン成分の割合なのかもしれない。
そしてロマンは人によっては妄想と言い換えても間違いじゃない。
結局この長々と書いた文章で何が言いたいかというと、
もっとこうさハードでスチームでパンクで電脳な感じの・・・(妄想垂れ流し)
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これまた長くなっちゃたので言いたいことを以下にまとめますね。
むしろこれだけ読んでもられば十分かも
そしておやすみなさい!
小学生の時に「こんにちはマイコン」を読んだことを除けば、自分がプログラミングに最初に触れたのはWindowsME上で動くHSPだった。
多分友達の家で「なんかパソコンあるし面白いこと出来ないかな」と話していて触ったのだと思う。3日ほどHSPを触っていたが、スプライトが動いてゲームっぽい何かが作れそうな予感がしたところで飽きた。導入としては良かったが、すごい偽物感があった。
次に目に入ったのはDelphiだった。当時、無料で入手でき、やりたいことがそれなりに出来そうで、かつ理解できそうな開発環境がそれしか無かったからだ。AphexTwinやAutechreにあこがれてDSPをやりたかったので、(1)とりあえず何か音を出そうといじくり回していた。
何日か触っていて、ようやくDelphiのGUI上で設置した「Button1」と関係がありそうな場所に、Webで見つけたコードをコピペすると、それが実行されることがわかった。実行された結果、エラーの文字列がIDEに表示されるか、運が良ければ音が出る。文字通りただのノイズがスピーカーから出ただけだが、とても嬉しかった。
さらに試行錯誤を続けているうちに、MSDNからコピペして"="を":="に書き換え頑張っていると、MSDNのサンプルコードのうちのいくつかは実行出来て何らかの音が出ることがわかった。楽しかったが、偽物の開発環境を使わされている感じもしていた。
またしばらくして、Delphiと同じ開発元からC++Builderというものが売られていることを知った。世の中ではpascalよりC++のほうが使われているらしいことは知っていた。なおかつ、(censored)したけどよくわからなかったVisualC++5.0よりDelphiに似ていて、ずっと使いやすそうだった。買った。8000円くらいだったと思う(2)。
C++はまったく意味がわからなかった。仕方ないので図書館に行って関係がありそうな本を片っ端から借りてきた。まったくの勘違いから、本屋で見つけた3000円くらいするDSPボードの解説書を買ってきて、自分が欲しいものとまるで違うとわかって枕を濡らしたりもした。
この頃借りた本の中に、「エキスパートCプログラミング」という本があった。ジョーク過多な原文を無理やり翻訳したような、典型的な翻訳技術書で、読んでいる間は楽しかった。内容は大雑把に言うと「これこれのコンパイラの場合メモリのアドレスがこうやって使われるのでスタックが云々ヒープが云々。あとCの仕様書書いた奴はタヒねアーグヴィーーアーグシーー」というもので、同じ頃図書館で借りたニューロマンサーのほうが100倍わかり易いと思った。
それでもなんとかポインタの操作くらいは出来るようになり、最終的にはBC++上で、wavファイルを読み込んでメモリに展開するプログラムと、コピペしたFFTのコードを元にソノグラムが表示できるプログラムが出来たと覚えている。今、それらのコードは手元には残っていない。
この後、3年ほどプログラミングには触れなかった。生活に忙しかったのと、人として腐っていたのと、あとは単に飽きたのだろう。
腰を痛めてコンビニのバイトが辛くなり、なんとかデスクワークがしたいと思ってテクニカルサポートの派遣業務を始め、紆余曲折、今はWebアプリのエンジニアをしている。普段はおもにPerlとJavaScriptを書いている。
ちょっとした処理をループ書くか再帰で書くか、といった時に、C++を触ってた時の経験がふっと役に立つことがある。
[1]この時にはまったく無意識だったが、新しい環境に飛び込むときに大事なポイントは、凄く低レベルな目標を決めてとりあえず進んで見ることだと思う。