はてなキーワード: 研究学園とは
私は、茨城県南のつくばではない市に住んでいる。茨城在住ではない人は茨城について魅力度と納豆ぐらいのイメージしかないだろうが、つくば市は茨城の市というより「筑波研究学園都市」として馴染みがあるだろう。約300の研究機関、2万の研究者を擁し、そのヤバさたるや時に「悪の組織」などと言われるレベルである(実際には多分悪の組織ではない。JAXAの見学とか楽しいし)。秋葉原からつくばを45分で繋ぐつくばエクスプレスが走り、キャンパス敷地内をバスが走るクソやべえデカさの難関国立筑波大学があり、国際会議場があったりもする。茨城にこんな重要そうな場所があっていいのかと思う。
私は、つくば市に原因不明の憧れを持っている。上につくば市の良い(と思われるところ)を挙げたが、それらが理由ではない気がするし、幼い頃から日常的につくば市に行っているのでつくば市への幻想は砕かれていると思う。実際にはホイホイその辺の歩道をロボットが走っていたりはしないし、他の市よりは発展してはいるものの都会を名乗れるほどではないし(なんなら筑波山ふもとあたりはクソ田舎)、国際会議場のレストランの冷やし中華はマズいし、あと交通の便がめちゃくちゃ悪い。つくばエクスプレスはあくまで東京との行き来に便利なのであって、現地民が使うには駅の場所が微妙だし高い。乗ったことないけど通学で使ってた友達がやりづらそうにしてた。あとイーアスへの交通の便も悪い。
それなのに、私はオシャレな街を思い浮かべるとき、渋谷や横浜、名古屋などではなく、曇り空の洞峰公園近くの道路や、日が落ちた後の竹園などを思い浮かべる。3DSのNintendogs+catsの街みてぇな雰囲気のところに住みてぇなと常日頃思っているのだが、それと同じノリでつくばのことが思い浮かぶ。もしかしてつくばってなんかの開発のモデル都市とかになってたりする?よくわからん
自分の住んでいる市が嫌いなわけではない。故郷なわけだしむしろ好きな方。研究学園都市に比べればクソ田舎だが。
田舎者なので先程挙げた渋谷などのようなゴリゴリの都会への馴染みが薄いというのもあるかもしれない。それに比べてつくばの安心感たるや。両親は結婚する前、つくば近郊で働き、つくばのアパートで同棲していた。私は幼い頃はつくばにピアノのレッスンに行き、その発表会をイーアスのホールでやり、シネプレックスつくばに映画を見に行き、国際会議場まで入試を受けに行った。多くの場所がメチャクチャ馴染みがある、かといって自分が住んでる市ほど詳しくはなく、僅かな「特別な場所」感が残っている。つくばは私にとって東京よりも身近な都会なのだ。クッソ高えビルとか巨大な画面のついたビルとかヤバいほど歩いてる人とかに慣れていない私にとってはこのぐらいがちょうどいい。私の家の前歩道の白線すらないし。
これからも世界に羽ばたいてくれ筑波研究学園都市。あとはバス多くしてどっかにアニメイトとかデカめの映画館とか建ってくれたら最高。上映館が少ない映画は柏か水戸まで行かないと見られないことが多いし、シネプレックス死にかけてるし。
住みたいかと言われれば交通の便から微妙だけども、いつか1日かけてつくばをゆっくり見て回る日を設けてもいいかなと思っている。観光名所などではなく、幼き日のピアノ教室だったり、今はもうないアジトオブスクラップの近くのパン屋だったり、母が馴染みだったと言って連れていってくれた洋食屋やケーキ屋だったり。そこで美味しいオムライスを食べながら、受験説明会の時に国際会議場で食べた冷やし中華はクソ不味かったなあと感慨に浸りたい。
地震、豪雨、酷暑、台風・・・今年、日本列島は、かつて無いほど立て続けに深刻な自然災害に見舞われている。
この危機的状況を踏まえ、日本国政府は200年ぶりの新天皇への譲位と、それに伴う改元、更には池袋大仏造立と、あらゆる霊力を尽くして災害への対策を進めている様だが、今般、北海道においても大地震が発生し、依然として自然災害の勢いが治まる様子は見られない。
東京は、常に人口過密状態にあり、いつ何時、自然災害により壊滅し、甚大な被害が生じてもおかしくない状況下にある。
家康公の江戸開府以来、江戸=東京は、幾度となく壊滅しても不死鳥のように蘇った都市ではあるが、我々日本民族はかつての輝きを失いつつあり、次に都市が壊滅した時は、もはや没落するしかないであろう。よって、機運の高まっている今こそ、東京オリンピックを返上して遷都すべきなのだ。
さて、遷都先については既に諸説あるが、私は是非「つくば」を推したい。
つくば市は、中心部は台地状となっており、大きな河川も無く、水害に見舞われる可能性が非常に少ない。茨城県の地下には、フィリピン海プレートと太平洋プレートが潜り込んでおり、比較的小規模な有感地震は多い方であるが、大規模な地震を起こすような活断層は見られず、地震に強い土地である。霊的にも、東に桜川(青龍)、西に常磐道(白虎)、南に牛久沼(朱雀)、北に筑波山(玄武)と、四神相応の地であることは言うまでもない。また、公務員宿舎跡や国立研究機関等、官庁街へと転用可能な国有地が多く存在する。噂では、かつて東京の過密対策を目的として、富士・赤城・那須・筑波への遷都が検討され、旧東京教育大学(筑波大学)も無理やり移転させられたが、なんだかんだあって規模が縮小されて研究学園都市となってしまった。その後、民主党政権下での決定によって一部で国有地の転売が進められているが、即刻これを停止して、皇居や国会議事堂、中央官庁等のつくば移転を実施すべきである。
元増田。
http://anond.hatelabo.jp/20150515102420
橋下徹大阪市長の「大阪都」構想に基づき、17日に同市の有権者に問われる大阪市の廃止と五つの特別区への分割についてどう考えるか―。長年、地方自治を研究してきた宮本憲一大阪市立大学名誉教授に京都市内の研究室で聞きました。(聞き手・藤原直)
―維新の会が「都」構想と呼ぶ大阪市廃止・分割案についてどうお考えですか。
大阪市は歴史的に形成されてきた日本を代表する大都市であり、24区のコミュニティーを基盤とした自治体です。これを廃止するのは極めて乱暴なことであり、暴挙だと考えています。
私は京都市民ですが、京都の市民に「京都市をなくして、いくつかの区に再編してもよいですか」と尋ねれば、ほとんどの市民は反対します。神戸市でも同じです。現に大阪府の堺市の市民も市の廃止に反対しました。
当初、「都」構想を政令市改革の一案として議論していた専門家の間でも、具体化された現在の未熟な案には、これを一般的に評価するほどの関心すらなくなっています。
具体的には、やはり財政調整に大きな問題がありますね。現在の市のかなりの税源が府に取られる。しかも府から特別区に配る交付金の配分割合の決定権は府にあります。5区の意見が十分に反映されるか疑問があるし、吸い上げられた財源が特別区のために使われる保証もありません。
120もの事務が、住民の声が届きにくい一部事務組合に任される。これだけでもこの構想は間違いだと普通なら判定しますよね。
とくに大阪市をつぶすという橋下氏の個人的な目的が先にあって、なぜ大阪市が廃止されなければいけないのか、大都市を分割していいのかという基本的な問題がまったく議論されていない。それが私は非常におかしいと思っています。
そもそも大都市には集積の利益と言われるメリットがあります。近代社会では経済や医療、高等教育、文化といったものが、一定の人口規模や経済的な諸力がなければ成立しません。ですから、どの国でも大都市が形成され、一国の華をなしています。大都市は全国に発信する文化や経済の核を育てるゆりかごです。その発展は一国にとっても重要な意味をもっています。
他方、大都市には集積によるデメリットもあります。貧困や公害、住宅難や交通渋滞といった都市問題です。この影の部分を直すのが都市政策です。
大都市のメリットを維持しながら、都市問題を都市政策で改善していくのが都市行政の基本です。それなのに、角を矯めて牛を殺すようなことをしてどうするのか。市を解体しても都市問題は解決しません。しかも、いったん壊してしまったら、単に市民にとってだけではなく、一国全体に大きな不利益をもたらすことは間違いないわけです。
大阪市を五つの特別区と府に分けると、市の都市政策に関わってきた優秀な人材も、その蓄積もバラバラになります。辞める人も出てくるでしょう。区行政が落ち着くまで恐らく数十年はかかる。サービスが落ちるのは目に見えています。
◇ ◇
まず、都市政策というものを、もっと市民の福祉を向上させるために行うべきだということ。そのためにも、住民参加の仕組みを充実させなければならないということです。
大都市において住民の声をどう行政に反映させるかという課題は各国共通しています。しかし、そのために大都市を廃止して分割した例はないわけです。
どうしているか。例えばニューヨーク市では、59のコミュニティー委員会に50人ずつの委員が選ばれ、市議会とは別に市政に参加する仕組みをつくっています。ここで議論されたことはかなりの割合で予算にも反映されています。イタリアにも地区住民評議会という制度があります。
日本の政令市でも内部に区自治協議会を設置したところもあるし、行政区を総合区に格上げすることなどができるようになってきたので、各都市で市民自身が地域に合った住民参加の仕組みを考案していけばいいのです。
―橋下氏は1990年代に府と市がそれぞれ建てた高層ビルを「二重行政」と批判し、政令市である大阪市が大きな予算をもち府と似たような仕事をするから無駄が起きると主張しています。
それも間違いです。そのビルが両方とも破綻したのは事実ですが、それは二重行政の失敗ではなくて、それぞれの行政の失敗にすぎません。
市をつぶして、府知事という「一人の指揮官」をつくるという考え方自体がよくないんですよ。やっぱり府があれば、市も市議会もあり、市民がいるんでね。例えばカジノの誘致問題で府知事と市長の意見が違ったって構わないんですよ。
ただ、いまだに少なくない市民が橋下氏の構想に期待を寄せている理由は、何よりもまず中身がよくわかっておらず、大阪が「都」になれば、東京に匹敵する経済力や行財政力になるのではないかという幻想があるからだと思います。しかし、実際には大阪市が無くなるだけで、今回の投票では府の名称すら「都」にはなりません。
第一、大阪がなぜ東京のまねをしなければならないのでしょうか。私は、戦後の大阪府市政、財界の政策の失敗の原因は、東京の後追いをしてきたことにあると思います。民生部門が多い「商業の都」だったのに東京の重化学工業に追いつこうとして造った堺泉北コンビナートが、あまり地域経済に貢献せず、逆に公害を出したこともありました。(茨城県の)筑波(研究学園都市)のまねをして失敗した「けいはんな学研都市」にしても、湾岸部の開発にしても、失敗の連続だった。地域の特徴を踏まえて大阪の持っている力をどう引き出すかということにならなかったからです。そこにきて今度は、戦時中、戦争のためにつくられて今でも安定しない都区制度までまねるという。それで良くなるというのはまったくの幻想です。
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大阪市民はもっと誇りを持たなければいけません。戦前は「都市政策は大阪を見ろ」と言われ、どの街も大阪を模範にしました。東京高商(現在の一橋大学)の教授から助役を経て市長になった関(せき)一(はじめ)市長(在任1923~35年)が目標とした「住み心地よき都市」を今こそ目指すべきです。
関は、御堂筋や地下鉄の建設で有名ですが、本領は社会政策にあります。労働者住宅や保育所をつくり、市民の絶大な協力で大阪商科大学(現在の大阪市立大学)を創設し、文化の殿堂としました。大阪衛生試験所をつくり、日本初の大気汚染観測を始めています。
当時、中川望という府知事や、関の親友だった東京市顧問・岡実が「都市格」を大阪市の目標として提唱しています。岡は、日本には天子(天皇)のいる権力の都(みやこ)はあったけど市民の都市がなかったと。だけど大阪は「都市格」のあるまち、すなわち、市民の自治都市でなければならないと言ったんです。
いまは国際的にも都市の目標というのは環境や文化にあります。大阪には人々に尊敬される都市になってほしい。権力の都にはなってほしくない。
昔から大阪は江戸じゃないんです。大阪は市民がつくった市民の街なんですよ。自由なる市民の都市。そこに大阪の意義があります。「シティ」とはそういうものです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-04-29/2015042903_01_0.html
#下記の匿名日記を大幅に書き直して、はてなブログに次の記事を書きました(2015/07/29)
よろしくおねがいします。
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誰も行かないようなアクセスの悪いところに、300億円かけて競技場を作って、将来の世代に大量の借金を残すのはどうなんだろう。
そもそも、つくば市総合運動公園の予定地が、市長が経営する「いちはら病院」の隣の土地、という時点で普通の感覚ならアウトだと思うんだけど。
http://anond.hatelabo.jp/20150303142118
とりあえず(1)-(4)だけ回答
以上、http://www.tsukuba.link/archives/33.html より
(2) 「2019 年の茨城国体、ラグビーワールドカップ、2020 年の東京オリンピックの開催」にうってつけ。
以上、http://www.tsukuba.link/archives/31.html より
(4)つくばエクスプレスで東京に直結したつくば市。成長も著しい。財政状況も良いし、今後は税収もさらに増える。予算的にも無理のない計画(基本構想)。維持管理費も、今のつくば市の予算規模を考えれば問題ない。
以上、http://www.tsukuba.link/archives/41.html より
以上 http://www.tsukuba.link/archives/39.html より
その他、参考「つくば市総合運動公園の維持管理費は重すぎる!」→ http://sciencecity.tsukuba.ch/e267007.html
(5)-(7)への回答は面倒なので省略。
頑張れ、たつお!
つくばは歴史が轢死してて、息苦しい街ですよ。コンクリートの塊が冷たい。活気があるように見えなくもないけど、それは一部だけで中途半端に自然が余ってる。
研究学園都市って響きは良いけど、此処に金も含めて研究に必要なリソース置いとくから適当に使って御国のために学べみたいに国が画策した只の隔離都市。
お陰で歴史知らないし、メインストリートが並ぶ中心部はコンクリの塊しかない。本当に。
此処にずっと居たら苦しいだろうね。TX通っても金かかるし使う気になれない。どこからどう見ても人工都市で、気味が悪い。整然と建物が並んでて不自然。木の根が道路のアスファルトを浸食している様は本当に気味が悪い。
都民の友人が言うには、東京の方が歴史もあるし、重んじているらしい。ここはとりあえず国が後先考えずに大学だけ放り投げて、無理矢理研究施設を配置した感じの都市。もともと歴史はあるんだろうけど、それを考えずに練り潰してる。
気づいたけど、自殺が多いとかいう理由も分からなくもない。ここまで人工めいたものが圧倒してくるのは本当に気味が悪い。
こういうことはやることが多くて忙しい間は考えないんだけど。
そうそう書き忘れてたんだけど、つくばの人ってつくばの中で固まってるのよね。Twitter見てるとわかるけど。
元都民でこっち来た人とか、東京にいまも住んでたりする人は人と交流が多そう。まあデカい大学が実質ひとつしかないつくばに於いて交流だの何だのなんて有り得ない訳だ。
なんか半分死んでるみたいな街に住みたくない人は来ない方が良い。東京に近いとか思ってたら大間違いですよ。
*べつにつくばの研究学園都市とかいうコンセプトが嫌いなわけじゃないし、日本でもかなりスゴい研究施設とかがあるのはいいと思うよ。ただ此処に漂う空気みたいなのが嫌い。