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はてなキーワード: 世界史とは

2023-11-15

anond:20231115163749

2004年放送再放送なので、詳しい人には周知の内容かも。

世界史サッパリしてこなかったので、教養レベルでも知識がなかったので増田ははーん!ってなったよ。

2023-11-13

歴史上の悪人

ヒトラーとかそれっぽいけど、それと同じくらい現在社会において悪だと認識されてる人物が知りたい

現代だとメタニヤフとかが片足つっ込んでるのかな? ちょいと昔のビンラディンも? 

でもなんか背後関係考えると、もやもやするというか。んー、政治が関わるといかんのかな

その点ポルポト悪人に思えるなあ。虐殺の経緯とかあんまり詳しくないからかしらん

ジムジョーンズ、麻原彰晃なんかはどうだろう。悪って言うか、狂人の類に思えるけども

そもそも悪って、行為によって判断される価値なんじゃ?

だったら根っから悪人って何なんだろう

まあ難しいことはいいや

日本史でも世界史でもいいけど、ほんと絶対悪みたいなやつっているもんなのかな

2023-11-11

anond:20231109101350

歴史好きといっても人によって興味ある範囲が違うんだよ。最低限でも日本史かそれ以外(世界史かぐらいかのざっくりした情報は得ておくべき。

2023-11-06

anond:20231106111240

繋がってるのがわかんねえんだよなあ。お前には

 

もう一回言うけど、お前さ、まじでさ、本来戦争とか。外交とか、興味ないじゃん?

大学で専攻したことがあるわけでもないし、本を読んだこともない。高校時代持ってた世界史資料集コラムの内容も碌におぼえてない。 

ニュースを見て、ただ漠然と「人が死んでるな~」「外交お話合いで解決すればいいな~」とか思ってるだけなんだよね。

 

もうな、そういうの卒業しようぜ。

お前は素人で、何も知らないの。俺みたいな学部出身素人増田が何を言ってるるのかわからん程度の知識だよ。

2023-10-31

無宗教歴史について俺たちは習ってなさすぎる!

宗教が全部悪い!宗教全部滅べ!」

こういう言説をあちこちで見かけるようになった。

それに対してのカウンターめっちゃ見る。

でもそもそも宗教と完全に切り離された状態って人類存在したのだろうか?

サピエンス全史の暴論を鵜呑みにするのならば「そもそも宗教がなければ人類は知性を獲得していない」という前提が成り立つ。

だが世界歴史の中には宗教と無縁のままに知性を獲得した民族がいるのではないだろうか?

または、宗教を完全に締め出すことに成功した国家は一度も存在しないのだろうか?

学校の授業ではこの辺を全く習ってない。

特定宗教が強い国家が、他の宗教弾圧するという、ヤクザ縄張り争いみたいな話は山程聞かされたが、そもそも何の宗教存在しない状態については聞いたことがない。

古代文明の話においても土着の信仰についての話題が付きまとってきた。

宗教と完全に無縁な状態人類とはどういう状態になるのだろうか?

コミュニティの全員が完全に宗教を切り捨ててた状態存在したのだろうか?

死者を弔うことはあってもそこに冥界を信じる心は持たず、魂の実在も信じることがないコミュニティが成立した時代はあったのか?

学校で習った範囲しか世界史を知らない俺は全くそういうのが思いつかない。

俺が習った範囲においては、人類は常に何らかの信仰スピリチュアル認識と共に生きてきている。

いや……だが……我々が現代科学という信仰を手にしたことでかつて科学と信じていたもの非科学的と切り捨て、それに宗教性を見出しているだけなのか?

じゃあ……幽霊存在を信じるまではセーフだけど、神様がいてお祈りや捧げ物をするとボーナスタイム突入するって考え方が存在しないコミュニティぐらいの感じで……。

これでもなさそうだね。

神の存在科学として認識してそうな気がするんだよな……まともに実験とかやってなかった頃の人類……神がこの世界プログラミングたからこの世界はこういう法則で動いてるんだぜ?もしも誰もこの世界を作ってないんだったら再現性担保されるような法則性が存在するはずがないじゃんだって世界カオスなはずなんだもの!みたいな感じで無から神がボンボコ湧いてきてしまう気しかしねえ……

2023-10-28

anond:20231027224113

化学だと触媒

生物学だと古いのが酵素(まあ触媒やけど)で新しいのだとPCRかな。

物理だと雷(静電気

地学だと地動説

数学だとやっぱノイマン計算機やろなぁ

ほな政治経済やったら日銀砲かなぁ

日本史はひよどり越えとか?米の栽培と絹か?

世界史はやっぱ青銅だのたたら製鉄か?

体育ちゅうたらバサロキック…

家庭科ミシンやろなぁ

公民保育園おちた日本死ね

2023-10-15

anond:20231015211627

イスラエルハマス創立に関わってたってのは昔から言われてたが、

イスラエルメディア複数から

ネタニヤフがパレスチナ国家阻止のため積極的ハマス支援活動してた報道でとるな

 

ネタニヤフ、あかん人として世界史教科書のるかもしれん

2023-10-14

日本史勉強していても、近現代帝国軍シンガポールフィリピン英米軍を陥落させた所で止まってしまう。それ以降が勉強できない。教科書も読めない。頭が勝手拒否してしまう。

から世界史選択だったし、第二次大戦以降の日本記述があると無意識に読み飛ばししまう。他の教科で稼いだし、配点の多い箇所じゃないから実際の受験では問題なかったけど。

今でも第二次世界大戦中頃以降から日本史は読めないね。関連する映画ドキュメンタリー番組も視聴できない。

開国日清戦争日露戦争まではテンションうなぎ上りだし、そこから朝鮮併合中国理不尽要求突きつけるところとか脳汁どくどくする。だけど、アメリカ圧力艦隊保有制限されて日英同盟解消させられるところでちょっと気分悪くなる。それでもシンガポールフィリピン陥落させたところで脳が回復する。だけどその後を読もうとすると思考ストップし、山下泰文将軍刑死小倉米兵集団脱走事件パンパンに関する記事を読むと完全に脳が破壊される。

2023-10-13

anond:20231013144308

歴史って日本史世界史も遡れば遡るほど、オウム真理教尊師超人エピソードなんて可愛いもんってくらいぶっ飛び世界観になってるんだから容赦なく疑ってかかるべきだと思うんだけど

なんで学者ですらそのへんなるべく触れないようにしながら研究してるわけ?

2023-10-09

そもそも教養ってなんだろう

英語は喋れるし英語で本も何十冊かは読んでるし社会学は学んだけど世界史日本史は取ってないし日本古典とかも全くわからん

anond:20231009154011

カルト化してるのと民主主義が無力に感じるのは別の話

君は世界史政治学を少し学んだほうがいい

2023-10-08

どちらかというと男こそ、異性からモテデメリットがあると思うんだよねえ

何と言ってもこの社会において権力を握っているのは基本的に男なんだから

実際に、男の嫉妬は国をも滅ぼすらしいよ?


嫉妬世界史

https://www.shinchosha.co.jp/book/610091/

イスラエルパレスチナってまず地図が思い浮かばない

名前が似ていてどっちがどっちかもわからない

宗教絡みなこととベルリンの壁みたいな壁作ってることくらいしか知らない

世界史の授業はなんとかかんとか云世みたいな呪文じみた為政者名前をひたすら列挙される日々で興味を失った

2023-10-04

世界史上最悪の犯罪者

日本は、世界史上最悪の犯罪者を生み出した国だということは、深く刻み込まれなければならない。

この世界史上最悪の犯罪者は、生前に刑を受けなかったどころか、警察の取り調べすらまともに受けていない。

しかも、すべてのマスコミは、この世界史上最悪の犯罪者を、諸手を挙げて称賛の限りを尽くしたことも。

2023-09-29

すごいわかりやす数学教授の本とか読んでると、高校時代数学できなくてギリ赤点回避だった自分はもったいなかったなと思うし、何かを考えるとき数学を使う、または数学思考を使うという選択肢がないのが明確に劣等だなと感じる


それでも物理生物文系科目はそこそこで大学もそこそこのとこいけた


そして、ネットでわけわからないことを喚いている驚くほど多数の人たちは、数学物理生物現国世界史哲学もわからないまま勉強を終えて、何かを考えるときにそれらを土台として使う選択肢が無いんだろう考えると、あの訳のわからなさに納得がいく

2023-09-28

anond:20230928153921

いや世界史とか歴史かいうまでもなく、お前の主張では「国民の質が相当低い」国なんだから没落して然るべき国だよね?

anond:20230928153030

うーん

世界史とか歴史勉強すれば

英語じゃないと日本批判のまともな教材落ちてないかもしれないけど

2023-09-26

anond:20230926155744

まりは......私有財産

G&Wは、私有財産宗教と不可分であるため、根源的なものだと主張する。その例として、先住民伝統的な儀式で使われるトランペットやその他の道具を挙げている:

このような神聖ものは、多くの場合存在する唯一の重要かつ排他的財産形態である......神聖文脈に厳密に限定されるのは、命令関係だけではない......絶対的な、つまり今日でいうところの『私的財産も同様である。このような社会では、私有財産概念と聖なるもの概念には、形式的に深い類似性があることが判明する。どちらも本質的には排除構造なのである。(p. 159)

ここで「絶対的もの」が「私的もの」と訳されていることに注目してほしい。祭祀財産が「絶対的」な程度に神聖であるならば、それは定義上「私有財産」として適格である、という主張のようだ。

この混同は、著者が宗教私有財産の関連付けに権威を求めているときに強化される。この時点でG&W(p.159)は、エミール・デュルケムの「聖なるもの」という古典的定義を持ち出している:

デュルケムは、聖なるものの最も明確な表現は、ポリネシア語で「触れてはならない」を意味するタブーであると主張した。しかし、私たち絶対的私有財産について語るとき、その根底にある論理社会効果において、非常によく似たもの、実際にはほとんど同じものについて語っているのではないだろうか。

そして著者は、アマゾン原住民仕事をする民族学者たちが、「湖や山から栽培種リアーナ林、動物に至るまで、彼らの周りにあるほとんどすべてのものには所有者がいる、あるいは潜在的に所有できる可能性がある」(p.161)ことを発見したと述べている。ある種や資源に対する霊的存在神聖所有権は、その種や資源を他の世界とは一線を画すものである。同じような理屈が、西洋私有財産概念を支えているとG&Wは書いている。もしあなたが車を所有しているならば、あなたは全世界の誰であろうと、そこに立ち入ったり使用したりすることを妨げる権利がある」(p.159)と彼らは説明する。

G&Wが、精神的な「所有権」についての伝統的な概念と、自分の車を所有することについての考えを混同しているのを見つけるのは、非常に息を呑むようなことである現代私的所有権を、超自然存在による天然資源の「所有権」と、その「根底にある論理社会効果」において「ほとんど同じ」とみなす彼らは、いったいどこの世界にいるのだろうか?

先住民活動家たちが、湖や山は強力な精霊にとって神聖ものだと語るとき、彼らは「私有財産」に等しいものを支持しているわけではない。もし「偉大なる精霊」が森を所有しているのであれば、その森は売り物ではなく、私有化されるものでもなく、伐採会社所有権を主張されるものでもないという明確な含意がある。

デュルケムの洞察の中で最も強力なものひとつは、人々が神性を呼び起こすとき、そのコミュニティ全体の道徳的な力を想定しているということである。つまり、ある山が神のものであるならば、それは私有化できないと宣言していることになる。G&Wがそれを逆手に取り、「私有財産」という概念は、あるもの神聖であるという考え方そのものと不可分に生まれものだと主張するとき、これがいかに粗雑な間違った表現であるかがわかるだろう。

デュルケムが実際に主張したこと

デュルケム(1965年)にとって、「分離」は私的流用のアンチテーゼであった。近親相姦に対する世界的な文化的タブー起源説明するために、彼は「ある種の隔離的な力、つまり男性的な集団を遠ざける力を女性に持たせている」(1965: 72)という伝統的な信仰を当惑させた。デュルケムは、このような信念体系において、女性隔離する力は血の力であり、聖なるもの概念と密接に結びついていると書いている。女性が血を流すと神性が目に見えるようになるとすれば、それは女性の血そのものが神であるからである。血が尽きるとき、神はこぼれ落ちる」(Durkheim 1965: 89)。

デュルケムにとって、「分離」という原初的概念は、私有財産とは何の関係もなかった。問題は、成人した若い女性に何が起こるかということだった(1965: 68-96)。月経が始まると、彼女親族は、彼女所有権を主張するために、つまり彼女を「入門」させるために、体として集まり彼女男性との付き合いからも世間から隔離した。彼女隔離は、特別儀式である成人式によって達成された。これにより、彼女身体神聖ものであり、それに関する彼女選択は、姉妹や他の親族に対して説明責任があることが確立された。デュルケムにとって、このような集団行為と関連して、人間意識言語文化の出現は、共同体という新しい種類の権威が初めて誕生した時点であった。

もしG&Wが現代進化科学に関心を示していたなら、こうしたデュルケーム洞察が、血のように赤い黄土色が、男性女性の肉体が神聖ものであることを新たに認識させるために、女性によって化粧用の「戦化粧品」として使用されたという考えに基づく、人類進化における黄土色の記録に関する最も新しく権威ある現代考古学説明を、いかに先取りしていたか認識できただろう(Watts 2014, Power 2019, Power et al.)

季節的か、月的か?

さて、『万物黎明』の中心的なアイデアにたどり着いた。それは、私たちはかつて皆自由であり、生き方を選ぶことができたかである

人類学を学んだことのある人なら、エスキモーアザラシ猟師たちが伝統的に冬の間は性的共産主義実践し、夏の間は家父長制的な家族生活に切り替わる。G&Wは、この振り子あるいは振動モデルヨーロッパ後期旧石器時代氷河期文化適用し、これらの複雑な狩猟採集民は、エリート特権権力の垂直階層を意図的に築き上げ、古い季節が新しい季節に移り変わるときに、それらをすべて取り壊す喜びを享受していたと論じている。

この革命を大いに楽しんだからこそ、氷河期天才政治家たちは、革命で得たもの永久にしがみついていてはいけないことに気づいたのだ。彼らは、連続する革命を楽しみ続けるためには、その間を一過性反革命で埋めなければならないことを理解していた。次の革命的高揚のための格好の標的を提示するために、「特別な」個人支配力を確立するのを許すことによって、そうするのである

私はこの考えが大好きだ。偶然にも、30年前に『血の関係』が出版されて以来(ナイト1991年)、私たち急進人類グループ狩猟採集民の平等主義の奥義として分析してきた振動原理酷似している。一方、私の振動モデルはまったく同じではなかった。というのも、私たちは亜北極圏ではなくアフリカ進化したのだから、季節的なリズムよりも月ごとの周期性が優先されるべき十分な生態学理由があったのだ。つまり、G&Wが想像したような方法権力が掌握され、明け渡されたのであれば、社会生活は月の満ち欠けと連動する月周期でひっくり返されたことになる(Knight 1991: 327-373)。

権力振り子

G&Wの歴史は、狩猟採集民の対立と交替に満ちているが、その周期性は一方的な季節性である狩猟採集民は太陽だけでなく月にも従うことを彼らは知らないのだろうか?彼らの最も重要儀式は、女性月経の満ち欠けと結びついており、月によって予定されている。

コンゴ熱帯雨林では、女性たちは男性勇気潜在的支配力を示すよう意図的に促すが、ンゴクと呼ばれる女性だけの儀式では、男女間の「権力振り子」で遊び半分に降伏する前に男性に反抗する。G&W (pp. 114-15)はこのことに言及しているが、その後に次のように主張している:

単一パターンはない。唯一の一貫した現象は、交代という事実のものと、その結果としてのさまざまな社会可能性の認識である。このことから確認できるのは、「社会的不平等起源」を探すことは、本当に間違った問いを立てているということである

もし人類が、その歴史の大半を通じて、異なる社会的配置の間を流動的に行き来し、定期的に階層を組み立てては解体してきたのだとしたら、本当の疑問は「なぜ行き詰まったのか」ということかもしれない。

この最後質問は実に深いものであるしかし、この問いに答えるには、以前はどのような状況であったのか、ある程度現実的認識を深めてからでなければならない。私たち先史時代祖先が、本当に自由で、本当に「身動きがとれなかった」時代があっただろうか?

結婚が恒久的なものになったとき

中央アフリカの森の民バヤカでは、月は「女性の最大の夫」と言われている(Lewis 2008)。どの男性立場から見ても、妻は血を流すたびに、事実上、天国の夫のために彼を捨てることになる。この古代比喩Knight and Lewis 2017)の背後にある現実は、女性が月のある期間、遊び半分で「権力を掌握」した後、自分の主張が通れば進んで男性に譲るという伝統であり、Finnegan(2008)が「動く共産主義」と呼ぶもの確立している。このような社会における親族関係居住パターンは、月経排卵兄弟恋人親族関係結婚共同体連帯セックスの親密さの間で揺れ動く振り子を設定する。

このようなパターン古代から存在した可能性が高いことを考えれば、G&Wが政治的な揺れに対するある種のブロックを、歴史過程で実際に起こったこととみなすのは正しい。しかし、そのブロック説明するには、G&Wが触れようとしないトピックを扱う必要がある。それは、月経をめぐる先住民の慣習に敬意を持ってアプローチすることを意味する(Knight 1991.)また、親族関係パターン結婚後の住居の多様性理解することも重要である--これも決定的に重要トピックだが、G&Wは著書でほとんど触れていない。

非貯蔵型狩猟採集民の間では、女性一般的に、少なくとも子どもが2、3人生まれるまでは実の母親と暮らすことにこだわる(Marlowe 2004)。遺伝学的研究によれば、私たちの種が進化したアフリカでは、このパターンはるか過去にまでさかのぼる(Destro-Bisol et al.)終生結婚の代わりに「花嫁サービス」が一般的で、アフリカ狩猟採集民の女性は、母親キャンプに住み続けながら、選んだ恋人を受け入れる。一時的な夫は、狩猟した肉を花嫁とその家庭に持ち帰ることで、自分の役に立たなければならない。それができなければ、彼は出て行く!このような取り決めのもとで、誰もが親族関係結婚生活の間を交互に行き来する。

母親と同居するのは弾力的なパターンだが、夫から圧力で住居を変え、夫とその親族永住せざるを得なくなることもある。このような場合子供連れの若い母親は逃げ出すことが難しくなる。かつての自由を失うと、夫の世話は強制的支配へと変貌する。エンゲルス(1972[1884])が「女性性の世界史的敗北」と雄弁に表現したのは、この悲惨な結果だった。世界の多くの地域で、結婚を固定的な絆に変えた家父長制的な力は、それに応じて社会生活全体にも固定性を押し付けた。

人類はいかにして「行き詰まった」のか

これは、「なぜ私たちは行き詰まったのか」という問いに対する有望な答えのように見える。では、G&Wはこの問いにどんな答えを出すのか?彼らの最終章は非常に蛇行していて、それを知るのは難しい。彼らは、人へのケア強制的コントロールへとシームレスに変化する可能性について言及しているが、なぜかこれを結婚後の住居や家族生活の変化とは結びつけていない。最も身近なところでは、17世紀ヨーロッパ北米のウェンダットにおける処刑拷問光景描写している。国王臣民を罰する権利は、妻子を躾ける家長義務モデルにしていたことを思い起こさせる。このような政治的支配は、公に王の注意義務として表現された。これとは対照的に、ウェンダット囚人に長時間拷問を加えるのは、支配と統制を愛情によるケアから公的区別するという、正反対の点を強調するためであった。囚人は家庭の一員ではないので、拷問される必要があったのであって、愛される必要はなかったのだ。

そうしてG&Wは、ケア支配区別の中に、私たちがなぜ行き詰まったのかについての待望の説明見出したのである

私たちは、ケア支配の間のこの関連性、あるいは混乱が、互いの関係を再創造することによって自分自身自由に再創造する能力私たちいかにして失ったかという、より大きな問題にとって極めて重要であると考える。つまり私たちいかにして立ち往生してしまったのかを理解する上で、極めて重要ことなのだ...。

狩猟採集民の研究ジェンダー研究を探求する代わりに、G&Wは視野を先住アメリカ人軍事指導者拷問者、ヨーロッパ君主経験限定し、これらの人々の心理的葛藤想像することで、私たちがどのように「行き詰まった」のかを探っている。上に引用した当惑させるような言葉意味があるとすれば、私たちが行き詰まったのは、特定権力欲の強い人物が、人々を思いやることと暴力的支配することを混同してしまたからだと示唆しているようだ。

これはまともな説明だろうか?人々は本当にこのように混乱してしまったのだろうか?答えの代わりに、G&W自身が行き詰まったようだ。私たちは、同じ質問を少し違った言葉提示されているだけなのだ

外的な暴力と内的なケア、つまり最も非人間的な人間関係と最も親密な人間関係との間に新たに確立された結びつきは、すべてが混乱し始めるポイントを示しているのだろうか?かつては柔軟で交渉可能だった関係が、結局はその場に固定されてしまった例、言い換えれば、私たち事実上立ち往生してしまった例なのだろうか?

この本全体で最も重要な問いに答えようとする努力は、これ以上なされていない。

(続く……)

2023-09-02

anond:20230902021424

「詳説 山川世界史」とかを見ても良いし、もちろん専門図書なんか腐るほどある。シンプル勉強不足。

アマゾンで「東アジア 明治維新」とかで検索してもいいかもね。

2023-08-28

ここ30年の日本は同世代間でズバ抜けて賢い人が医学部に進みすぎたよな

1990年頃、

代ゼミ偏差値49~52.5とかそういうレベルでも私立医学部のなかじゃ立派な中堅どころだったけど(東邦昭和順天堂医女子医など)、

まさにその時代学費捻出可能な親ガチャを引き当て、世界史早慶本番レベル無双可能知識×2倍くらいの丸暗記対応可能国家試験受かって……


そんな当時の医学生でも、

結果的には高名な学者になったり、世界的な名医になったり、ちゃん先進国最強レベル日本医療水準を支えてるんだから

最低限ニッコマ福岡近畿理系学部受かるレベルの知能さえあれば、

あとは長期的にコツコツ頑張れるor土壇場で途轍もない気合いを発揮出来る人材ありさえすれば良かったんだよな多分

2023-08-26

ワンピース時代に麦わら帽子はあったのか

世界史先生ワンピースベルサイユの薔薇勉強になるといってたの思い出したんだけど、そもそも主人公トレードマークからしオーバーツな気がするの勧めるべきじゃなかったよなあ

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