はてなキーワード: 迫害とは
多数決主義の社会では、単純に考えれば、多数派が少数派を迫害すれば利益が大きい。
にもかかわらず、多数派が少数派・弱者にあらかさまな迫害をしてこなかった理由は、「自分が弱者側・少数派側に回った時に迫害される」と思っていたからなんだよね、きっと。
古い民主主義のできた数百年前は、科学も医療も未発達で、「自分が病気になったら迫害される」と皆思っていたからこそ、単純な多数決の仕組みを使っても「病人いらね」みたいな制度は採用されなかった。
皆、弱者に簡単に転げ落ちる世界だったから。だからこそ、民主主義で意思決定するために「多数決」という仕組みを導入できた。
だけど、科学・医療が発展するほど、どの少数派の弱点が多数派に伝搬することはないか、わかってくる。
発達障害もLGBTも、伝染性のものではない、多数派に伝染ることはない、とわかってくる。
科学・医療の発達した社会は、個人に「あなたは弱者側に回ることはないですよ」という安心感を与える。
そうすると、生涯少数派・弱者に転落することがない、絶対に有利な多数派が出てくる。
そういう人たちは、安心して少数派を迫害して、少数派の権利を侵害することで利益を得られる。そういう動機が生まれてくる。
つまり、科学・医療が発達するほど、昔ながらの民主主義が採用してきた「多数決」という仕組みがうまくいかなくなっていくのでは。
そういう古い民主主義を採用してきた国の一つがアメリカで、この数百年、大統領を決める方法はほとんど変わってない。わざと変えてない。「多数決」だ。
日本の右傾化や、LGBT・発達障害へのバッシングも、同じ枠組みで理解できる。
どれも多数派に伝搬する性質ではなく、彼らが多数派になることは決してないだろう。科学・医療が進み、「彼らの形質は伝搬しない」「彼らは、ほぼ永遠に少数派」であることが周知された。
古い民主主義が採用する「多数決」という意思決定手法では、どうしても、多数派に有利な案が採用されやすくなる。だから、どんどん少数派に取って住みにくくなる。
結局、多数決は、科学/医療が発達するほど多数派が有利になるのだと思う。世界的な右傾化は、そうした多数決という意思決定手法に内在するバグが表面化してきた現象なのでは。
だいたい日本人と結婚する → 子供は日韓(朝)ハーフということになるけどほとんどの親が日本国籍にする
って流れで、どんどん数が減ってる。
日本国籍にすると民族アイデンティティーみたいなのもほとんど失うようだ。
関西の在日コミュニティーを離れて東京で家庭を持ったりすると、もうキムチとか漬けなくなる。
そりゃあ民団や総連の活動を熱心にしているハードコアな方々は国籍を維持して世代を重ね続けるのかもしれないけど、
ごく少数になって政治やビジネスへの影響力としては在日ミャンマー人とかと同程度の存在感になるんじゃないかな。
在日は20年ぐらいネットで大人気で、日本を支配する闇の勢力だったり、迫害に抗って民族アイデンティティーを保つマイノリティー闘士だったりしてきたけど、
実態としては、あと1、2世代でいなくなる滅びゆく種族なわけで、遠からず時間が「解決」するのに在日を日本の大問題みたいに語る人々を見るとなんだかなと思う。
設定だけがぺろっと出てコンテンツが始まった時、めちゃくちゃ盛り上がったのを覚えているので、夢を捨てられないのだ。
女尊男卑の世界で暴力禁止のラップバトル、設定だけ聞くと最高だった。
「男なのに医者なんてすごい」と言われていてほしいし、「男にもデザインセンスはあるのでたまには男の意見も聞かないと」って言われていてほしいし、「男なのにいい年して働き口があるだけありがたいと思え」って言われていてほしいし、「男の賞味期限は短いからそろそろホストとしては賞味期限切れだね」って言われていてほしいし、出版された本は書店で男流作家のコーナーにまとめて置かれていてほしい。
これは別に男が貶められているコンテンツが見たいという意味ではない。
逆転したらあたりまえにそうなる、社会的弱者として扱われるというのはそういうことだという描写があると、「それでも彼らにはラップバトルがある」「でもそれすらも特権階級が消費するためのチープなエンタメにすぎない」という設定でギリギリ感を煽って盛り上がれたと思う。
というか、そういうエンタメだと思って盛り上がっていたので、肩透かしを食った。勘違いだったんなら(勘違いだったんだろうな)まあ、勘違いしたこっちが悪かった。
なんだ、別にそんなに反転してないんだな、と思ったので、今はもうラップバトル頑張ってほしいという感情はあんまりなくなってしまった。
それで別に問題はない。キャラもかわいいし。ヒプノシスマイクは十分面白いし、楽曲はめちゃくちゃいい。
それに、リアルタイムのコンテンツで設定も更新中なんじゃないかという気はするので、これから「女尊男卑の世界」という設定ももうちょっとなんとかなる可能性もあるにはあるよな~、とは思っている。
しかし、それでなくとも「オタクなんてクソ」を内面化して自己嫌悪しやすく、更に「二次元の男にキャーキャー言う自分たちの加害性」まで内面化して、「だから自分たちは隠れるべきなんだ、隠れていないあなたは悪だ」と言いたがる女オタク向けのコンテンツとして、「この男たちは女に迫害されているんですよ」という設定を、女オタクをメインターゲットとして持ってくるのはそもそも危ういし、その危ういところがいいと思ってたんだけど、もっとがっちり設定固めてから来てくれないとかなり揉めるもとなんじゃないのかなあ。杞憂だといいですね。
いい歳こいてモテなくても楽しい人生があるってことも、そのためにすべきだった努力も知らないで、
「今からセックスするためには…?」ならキモいがまだ理解できる、でも蹂躙したいって完全に八つ当たりじゃねーか。
人権どうのこうの、なんて運動は鼻くそほじりながら静観して、そっと距離を置くくらいがちょうどいいんだよ。
あいつら金も権力も手に入れた(あるいはどちらも手に入らなかった)けど、社会に影響を与える人間にはなれなかったんだ。
なんで、自分が正義の味方の手先になって、自分が社会的にも意味がある、自分は勇者様御一行だってオナニーしたくて仕方ねえんだ。
オナニーのためにはズリネタが要るんだよ。もう徹底的に迫害されてるってレベルの弱者がさ。
俺もチビで、いろいろ試して結局まだチビだけど、あいつら的にはそれじゃズリネタにならねぇんだ、しょうがねぇよ。
期待するだけ無駄さ。
就寝前のお供に
「復讐?違うだろ。お前らはただ単に無敵という属性を手に入れたのではなく与えられたに過ぎない」
「急に与えられた無敵の力に酔って周囲へ奮って、狭い世界のお山の大将であることに気付いてねぇ不良のガキと何にも変わらねえんだよ」
「お前は努力してその無敵を手に入れたのか?違うよなぁ?お前は無敵の力を得る努力なんて一切してなかったはずだ。ある日ポンッと与えられたんだよ、誰にだ?」
「それはお前が復讐しようとしている連中だよ。お前の無敵の力はお前が憎み恨み妬んでる連中に与えられたんだよ」
「お前の無敵の力はそんな連中が与えたんだ!お前が無敵の力を奮おうとしている先はお前が夢見た理想の世界だ!」
「これは復讐じゃねえよなぁ!?ガキが単に駄々をこねて自分に気付け!気付け!気付け!と理想に向かって叫んでるだけだ!」
「理想から自分に向かって近寄ってこいとワガママ言っているだけだよなぁ!?」
「あまつさえその理想が捨てられなくて壊してしまえと暴れてるだけたよなぁ!?」
「馬鹿かっ!理想に与えられた無敵の力で理想を破壊したらお前はもう無敵じゃねぇんだよ!無敵の力を与えられる前の惨めなお前に戻るだけだ」
「理想に参加する権利を完全に剥奪されたお前を置いて世界は再び理想へ向かうんだ!」
かつてアイヌを迫害した和人種にアイヌの文化を自己判断で扱う権利がないのは理解した。
じゃあ欧米の文化圏の人たちが扱うのは良いのだろうか?彼らはアイヌの迫害者じゃないわけだし。
あ、でも日本文化の盗用って問題があったからアイヌも日本に含まれるってことでアウトなのかな。
これからは何らかの文化に魅了されたとしても、自分がそれを扱える人種なのかどうかってのを意識していかないといけなくなるんだろうな。