はてなキーワード: 在庫とは
ガンプラに関しては再出荷のスパンが空きすぎるから無在庫転売は実質無理だよ。
転売屋じたいに転売屋ネットワーク的なのがあるらしいので転売屋ネットワークのクラウド在庫による無在庫転売、って話なら分からんでもないけど。
ゆうてネオ・ジオング発売当初は一年くらい在庫残ってたし値段も半額位迄下がってたからHGUCナイチンゲールが売れるって判断するのはガンプラ通ならばこそそこそこ勇気がいる奴だけどな。
だから本質的には転売屋は売れない商品も買い取ってるんだよ。なので本当なら放置すりゃ転売屋の倉庫に在庫いっぱいになって順次潰れていく。ので特に気にせずともよい。
だが何故か転売屋が死なないのは「本当は売れない商品でも売るルートがある/小売店の客以外に需要がある」ってことでもある。
多分ガンプラが成立してるのは大口転売屋とかよりもそっち(おそらく海外輸出)の方だと思ってて、だとすると「いままで3割引で潤沢に買えたこと」の方がおかしかった、って話になっていく気はするんだな。
バンダイはおそらく基本的に増産するのは造作もない体制だろうけど増産しないのは小売りの棚に配慮してのことだろうし、ここが確証取れたら増産するだろうし価格もあげてくると思うぞ。
メーカーとガンプラ転売屋とどっちがすごいかって話だとぶっちゃけガンプラ転売屋だぞ。
コロナになってから2年の間、小売店での販売価格を30%引きから定価にまで押し上げたってことは転売屋がそれ以上の価格で上手く捌いているってことである。
すなわち今までの小売りがそれまでより30%以上商品を捌いている(在庫不足って話だからもっと)ことと同じになるわけだ。
ともに、メーカーは小売りの棚をバーストさせてない(不良在庫を抱えさせていない)わけだからぶっちゃけメーカーと転売屋が供託してプラモ産業伸ばしている状態ともいえるわな。
初回ロットはどうしても数が揃えられないこともあり、ひっそり発売したいのだが、どうしても情報は広まって転売目的で購入される。
なので、高い値段で売ってる。
これが浸透してきたので、それでも早く手に入れたい人、その人狙いの転売屋は発売日にこぞって買うが、それ以外のユーザーは落ち着いてから買おうっていう考えに落ち着きつつある。
なんで小売りがカネかけてそんなことしないといかんの?
毎日深夜から朝まで列ができて治安に不安が出たパチンコ屋界隈とも状況は違うし
事前に整理券を配って、スマホを使って個人認証を済ませた人だけが抽選を受けれるようにする
この方法なら、少なくとも転売屋が大量に在庫を買い占めるということは出来なくなる
転売屋じゃなくても高く売れると分かれば、転売する人は出てくるだろうけど、それは流石に防ぎようがない
今のところこれが一番の公平に販売する方法だと思うけどどうよ?
最近また転売の話題が盛り上がっているけど、多くの人が近年話題となっている転売行為の問題の本質を履き違えている印象を受ける。一般的な意見とは乖離することを書くし、少々長くなるが最後まで読んでほしい。
まずいきなり叩かれそうなことを書くと「転売」という行為自体は悪ではない。転売自体は資本主義社会のルールに則った需要と供給のバランスの中で商品に投機をして利益を得る正当な商売行為だ。例としてあげるならフェラーリのF40、F50、EnzoやマクラーレンのF1、P1、Sennaといった限定生産のスーパーカーは欲しい人が買うことよりは資産家が投資目的で買うということが圧倒的に多い。歴史にその名が刻まれてきた超高級車メーカーの限定生産車たちは当然時代の流れとともに希少になり値段が跳ね上がる。そのことに文句を言う車好きの人々もいるが、各メーカーが持てる技術の全てをつぎ込んで採算度外視で製造したスーパーカーはそもそも一般人には手が届くような価格で流通しておらず普通に買うことなどできない。そもそもVIP中のVIPにしか購入する権利すら与えられていないことがほとんどでそんな状況ではいくら文句を言っても仕方がないのだ。そういう意味では芸術品という枠に加えたほうがいいのかもしれない。もちろん購入者の中には単純な投資目的ではなく実際に車を運転する人もいるし、二代目フォード・GTのように購入希望車を審査して本当に運転して使ってくれる人にしか売らないというケースもある。こういったことが(ある程度の不満はつきまとうにしろ)まかり通っていることを考慮すれば「転売」自体が悪いということはけしてないということは明白ではないだろうか。
だが、今ホットな話題である「ゲーム機本体」の「転売問題」については単純な「転売」とは別方面で問題があると考える。それが「独占禁止法違反」だ。例えば仮に小売販売店が商品単価が低い物品を口裏を合わせてメーカーの小売希望価格から大幅に釣り上げていたとすれば当然その行為は独占禁止法に抵触する。今話題の「転売問題」はまさに同じ行為が個人のレベルで行われているというのが個人的な認識だ。今やAmazonやメルカリなどと行ったe-commerceサービスを使って個人が物品を売買することが容易にできる時代となった。それによって多数の個人がそういったe-commerceサービスを利用して利益を得ようとする状況が形成されるのはごく自然な流れだろう。そのビジネスモデルに注目した個人が次から次へと「転売ビジネス」に参入していけば、当然商品は品薄になる。しかも困ったことのそういった人々は自分の生活が仕入れに依存するためありとあらゆる手段を使って商品を入手するだろう。場合によっては販売制限をごまかすためにグループで行動したり、家族や知人を巻き込んで商品を買い上げるということもあるだろうということは容易に想像できる。そして転売屋たちが買い上げたことで品薄になった商品を堂々と高額で販売することができる。すると本当に商品が欲しい人達は「品薄なのだから、高くても買うしか無い」と購入し、需要と供給のバランスが成り立ってしまう。メーカーはメーカーで増産してしまうと既に転売屋が抱えている在庫分が損失となるため安易に増産ができない。結果的に転売屋の勝利になるという構図だ。
もう一度言うが、このような行為を小売販売業者がしでかせば一発で独占禁止法に抵触してアウトだ、では個人の場合はどうか。転売屋たちがネット上で集まって談合して値段を決めているとなればアウトかもしれない。だが昨今の「転売問題」は非中央集権化した独立した個人が多数出現し互いに「忖度し合う」ことで相場が形成されているのではないだろうか。従来の市場原理が働けば、少しでも売れるようにと徐々に価格相場は下降し本来の小売希望価格に限りなく近づいていくはずだ。だが転売屋は卸売価格で仕入れているのではなく、既に小売希望価格で商品を入手しているのだからそれはできない。そうなると「これ以上下げれば転売屋全員が共倒れになる」というラインを見計らって「転売屋の間に流れる相場感」で落ち着くということが起こっているのではないだろうか。そうなってくると独占禁止法の範疇では摘発しにくいのではないだろうか、なんせ明確な意図を持って市場操作が行われているわけではないからだ。だがそれは本来の独占禁止法が定める
独占禁止法の目的は,公正かつ自由な競争を促進し,事業者が自主的な判断で自由に活動できるようにすることです。市場メカニズムが正しく機能していれば,事業者は,自らの創意工夫によって,より安くて優れた商品を提供して売上高を伸ばそうとしますし,消費者は,ニーズに合った商品を選択することができ,事業者間の競争によって,消費者の利益が確保されることになります
https://www.jftc.go.jp/dk/dkgaiyo/gaiyo.html(独占禁止法の概要より抜粋)
という理念に反している。つまり我々消費者は感情論にまかせて「転売屋を潰せ」と叫ぶのではなく、「独占禁止法の解釈の拡大、改正、あるいは個人に適用可能な新たな法整備」が進むように訴えるべきなのではないだろうか。実際大手メーカーは転売問題によって不利益を被っていることは事実であることからも、こういった運動は実を結ぶのではないかと思う。転売行為そのものを問題視するのではなく、現代社会が生み出してしまった独占禁止法の抜け穴を塞ぐための努力をすることが昨今の「転売問題」に対する最も有効かつ適切な行動ではないだろうか。
①ワクチン接種
②マスクなしでの多人数で会話など、リスクの高い状況下での交流を制限
とかだろう。厳格なロックダウンのできない日本においては、ワクチン接種の進捗が患者数の増減を最も左右する。
①は兵站が滞り気味だ。在庫している弾が足りないのが分かっているのに、一日100万回接種だのぶち上げたおっさんの発言と帳尻を合わせるため、地方自治体に発破をかけるなどして一日あたり接種回数を無理やり増やしたら、案の定、弾が足りなくなる始末。政権はそれを自治体のせいにしてみたが、政権の発言に裏切られた自治体側から逆に突き上げを食らった。
②③について。長きに渡っておおむね辛抱強かった国民も、あんぽんたんな政権が五輪を強行したのが引き金となって、個々人が口にする理由は様々だが、ともかく緊張の糸が切れてしまっている感がある。
①~③について何か追加で効果的な対策が取られたわけではないので、増加傾向は今後もしばらく続くと予想。夏休みで大都市圏から地方に人口が流れて、そこで感染拡大するとまずいだろうね。
タイトルの通りなんだけど、転売ヤーがプラモデルとかフィギュアとかを買い占めて転売しても
メーカーにデメリットはないってことは理解しておいたほうがいいと思うんだよね
ついでに言うとむしろ転売ヤーのおかげで商品が品薄になってプレミア感が出るというメリットがあったり、
そもそもホビー系で転売が問題になりやすいのはメーカーが品薄商法で製造量を絞っているからという背景があったり、
品薄感を演出したいメーカーの意図と実際に品薄にしてくれる転売ヤーの意図が合致したWin-Winの関係があったり、
おまけに転売ヤーが一定数の商品を購入してくれるためメーカーが商品を過剰に製造してしまっても不良在庫が発生しにくいというメリットがあったり、
しかしメーカーとしては「品薄商法で商品を実際以上の価値があるように見せかけています」とか
「転売ヤーのおかげで商売がやりやすくて助かります」とか客に反感を持たれるようなことは決して言えず表向きには転売を批判する必要があったり、
プラモデルとかフィギュアとかを紹介するホビー雑誌も転売ヤーによってプレミア感が増した商品を紹介できて
本誌の魅力が上がるというメリットがありつつも同様の都合により表向きには転売を批判する必要があったり、
あろうことかその内情を表で言う正直者が内部にいれば表向きには吊し上げを行う必要があったり、
そしてこれまでメーカーは十分な転売対策を講じていない状態があったり、
ってことも理解しておいたほうがいいと思うんだよね
PS5が未だに買えてなくて、エラー頻発するPS4を使い続けているので
個人的に転売屋にはムカついているが、それはそれとしてHOBBY Watchの主張は理屈がおかしいと思った。
【特別企画】なぜホビーメディアは「転売」を容認してはいけないのか 転売行為はユーザーとメーカーの幸せな関係を破壊してしまう - HOBBY Watch
欲しい商品が手に入らないというのは、ユーザーにその商品のみならず、次の商品や、そのジャンルそのものへの興味を奪いかねない。
例えばある商品を10個仕入れて、定価+αの値段をつけて転売するとする。
内8個が売れたが2個売れ残った場合、転売屋だって在庫は抱えたくないはずなので値引きするだろう。
不良在庫として残しておくよりはいいので、なんなら定価割れで出品するかもしれない。
こうして10個全部売れた場合、(時間差はあれど)結局欲しい人の手元には届いたことになる。
https://hobby.watch.impress.co.jp/docs/special/1340233.html
ブコメではかなり絶賛のこの記事だけど、メーカーとネット通販、量販店に尻尾を振っているだけって感じで、それほど良い内容だとは思わない。
クビになった人が指摘しているように欲しい人が買えないのは根本的にはメーカーの生産数が少ないから。まず、ここを指摘していない。
つまり最も簡単な転売対策はコンビニ弁当みたいに供給過多にすること。
コンビニは棚がスカスカになるのを避けるために廃棄上等で店に並べている。プラモデルも同じようなことは可能なはず(一つの金型から作れる上限はあるはずだけど、現状そこまでは製造していないと思う)。
供給過多にする代わりにメーカー希望小売価格を上げる。2割なのか5割なのかわからないけど、在庫を持つことが出来る程度に価格を上げる。
ただ、十分な在庫があると転売はなくなるけれど今度は廉価販売が出てくる。
以前はそんな供給過多の状況だった。
最初の記事だと量販店やネット通販のおかげで購入しやすくなったとあるけれども、購入しやすかった頃は量販店が割引するから小さい模型店は苦戦していた。
今は絶対的な販売数がないから量販店も値引きはないしポイントもほとんどないくらいに低くなっているため、量販店でも小さい模型店で買っても同じという感じ。
つまり、供給が少なく転売されやすい現状は小さい模型店にとっては悪くない状況にあるとも言える。
ホビーウォッチの記事はその点を冒頭で全否定するかのようにも読める内容なので、私は良い内容だとは考えない。
バンナムは転売をぶっ潰したいとは考えているだろうけれども、同時に街の小さい模型店も守りたいと考えているんじゃないかと想像している。
プラモデルとかラジコンの初心者は詳しい人に聞くのが一番だけど、知り合いに聞く相手がいないかもしれない。
他人でも詳しい人でそれでも聞きやすいのはお店の人であり、そんな街の模型店をバンナムが大切に考えいてもおかしくない。
ガンプラはよく知らないけど、タミヤはそんな風に小さい模型店を大切にしていると感じられる。
なので廉価販売が当たり前の以前の状況が「ユーザーとメーカーの幸せな関係」だと言い切るホビーウォッチの記事を私は素直に肯定出来ない。
転売がムカつくっていうのはよくわかるけれど、転売をぶっ潰したいあまりに供給を増やせば小さい模型店までぶっ潰してはやはり市場が収縮してしまう。
今より高くなることはないよ。だって転売屋がやってることを代わりにメーカーがやるだけだから。供給初期には希少性に応じて価格が高く、一定期間後にはほぼ正価になる、という流れはだいたい同じ。
しかも、転売屋は在庫を抱え込んで供給を絞りながら転売のチャンスを伺うんで、供給が滞っている間はいつまで経っても需給が改善しないけど(PS5がまさにそう)、公式オークションの場合は転売屋が在庫を抱えず、売れたぶんは着実に実需を満たしていくので、値下がりのペースも早い。
PS5やプラモみたいに、時間経過とともに供給量が増加していくものの転売と、公演チケットや数量限定販売商品みたいに供給量自体が制約されてるものの転売では、その構造も対策も違うと思うんだけど、主に前者について。
人気があって定価販売の商品は、供給当初は需要が供給を大幅に上回っていて「財の希少性」が高い。市場理論的には本来もっと高く売ってもいい(売るべき)商品を、本来の実需との均衡価格に見合わない安い価格で販売しているから、結果的に転売益を取る余地が生まれる。需要者の効用(買うために出せる金額)がメーカーの標準小売価格を上回っている間は、その差額分の転売益を期待できるので、どうしても転売屋・転売行為は発生する。今はメルカリその他の古物販売プラットフォームもあって、参入障壁がとても低く、誰でも転売屋になれる。極端な話、普通のエンドユーザーがその商品をどうにか入手できて「さあ遊ぼうか」というタイミングで一応メルカリ見て、差益が2万円も出せることを知って、「なら遊ぶのはしばらく待ってもいいかな」と心変わりして転売する、なんてことも普通にありえる。いくら倫理で批判しても、転売益という実利がある以上は、転売行為を撲滅するのは難しい。
だったら、転売益という実利自体をなくしてしまおう。転売屋は市場の仕組みを利用しているのだから、メーカーも同じことをすればいい。新発売から一定期間(より受け入れられやすい表現で言えば「事前販売期間」)は、メーカー自身が自社サイトでネットオークション形式で売るのだ。サイトで一番高値をつけた人たちに順に商品を販売していく。こうすると、転売屋はその商品に手出しができなくなる。
ちなみにオークションといっても1台ずつオークションにかけて1台ずつ落札する必要はない。ヤフオク・モバオクなどでも実装されている複数出品オークション方式を取れば、たとえば初期ロットとして5000台を出品し、それを同時に多数の購入希望者が値付けして、入札額が上位のユーザーから5000人が落札する、ということができる。
なぜこれで転売問題が解決するか。具体的にはこういうことだ。転売屋は3万円で商品を買って、「5万円でも欲しい」という一般エンドユーザーに5万円で売り捌くから、2万円の利益を出せる。でも、メーカーが供給当初にオークション形式で商品を販売すれば、その「5万円出してでも欲しいエンドユーザー」達は、5万円を出してその商品をメーカーから直接購入する。彼らはその時点での本人の主観的効用に見合った金額を払って購入しているので、一切〈損〉はしていない。さらに時間経過とともに生産・供給が進むことで、より高い値段で値付けする「その値段でも買いたいユーザー」から順にどんどん商品を入手してゆき、実需がしだいに満たされ、オークションの約定価格は下がっていく。全てのユーザーは、約定価格が「この値段なら欲しい」と思える値段まで下がった時点で、その商品を入手可能になる。これは市場の仕組みそのものだ。
一方で、転売屋も一般エンドユーザーと同様、メーカーの公式オークションで、たとえばある時点では5万円を出してその商品を買うことはできる。それなら結局、オークション出品分も転売屋が買い占めて転売してしまうのでは?と思う人がいるかもしれないが、そうはならない。考えてみてほしい。オークション実施時の市場の需給均衡価格は5万円なので、転売屋が入手後すぐに転売しても、そのときに期待できる転売益は0円なのだ。
さらに時間経過によって、商品の市場供給の総量は確実に増え、財の希少性が解消されていくので、仮に転売屋が在庫を抱え込んだとしても、それは必ず不良在庫になっていく(時間が経つごとに、入手価格と再販価格の差損(逆ザヤ)が大きくなっていく)。これにより、原理的に転売屋による商品抱え込みが発生しない。
転売屋による買い占め・抱え込みが起こらないということは、オークションで販売される商品が確実に実需を満たしていくということでもある。これにより、発売初期の供給難は、(転売屋の介入余地がある)通常価格での販売よりも、オークション販売の方がずっと速く解消されていく。これも市場の仕組みだ。
オークション形式を取ることで、メーカー側は想定小売価格を超える超過利益が出る。その超過利益は、初期にプレミアム価格で買ってくれたユーザーに、購入時の登録アカウントと紐づけ、特別なバッジやゲーム内決済クレジット付加などゲーム体験に関わる形で(≒転売屋が転売時に付加価値化しにくい形で)還元すれば、ユーザーの満足度も更に高まるだろう。あるいは何か慈善的活動に寄付するでもいい。超過利益を何らかの形でユーザー自身あるいは社会に還元するというポーズを取ることで、メーカーは「強欲」という批判を回避できる。そもそも超過利益を生むことがオークションの目的ではなく、転売行為を抑制して流通上の目詰まりを早期に解消できればそれでいいのだ。
そしてオークション販売サイトでの平均約定価格が本来の想定小売価格に近づいた時点で、メーカーはオークション形式を辞めて通常流通に切り替えればいい。その頃には、その商品の転売行為で利ざやを取れると期待する転売屋は誰もいなくなっているはずだ。
オークション販売はネット通販でないと難しいから、小売店など既存の流通チャネルはどうすんだというのが課題になるが、本体そのものではなく購入権やアクティベーション権だけをオークション販売する、などの迂回策は取れなくもない。転売屋の跋扈を倫理ではなくシステム的に抑え込むという点では、これが一番効果的な対策のひとつだと思う。転売屋の意見を聞いてみたい。