はてなキーワード: オンラインとは
「はい論破」という言葉がインターネット上で広く使われるようになり、議論や会話の文化に大きな影響を与えている。一見すると、このフレーズは単純で面白いものに思えるかもしれない。しかし、この言葉が持つ真のインパクトと、それが会話や議論の場にもたらす潜在的な害について考えることは重要である。
「はい論破」という言葉は、一般的に、議論や会話において、相手の主張を反論したり、論破したりしたときに使われる。このフレーズは、インターネット・ミームとして始まり、多くの場合、ユーモアや皮肉として用いられていた。しかし、この言葉が普及するにつれて、その使用法はより深刻で有害なものになってきている。
「はい論破」の有害性の一つは、それが建設的な議論や会話を阻害することである。このフレーズは、相手の主張を真剣に受け止めるのではなく、単純に論破することに焦点を当てている。その結果、議論が本題から外れ、個人的な攻撃や感情的な応酬に陥りやすくなる。建設的な議論や会話では、相手の意見を尊重し、理解しようとする姿勢が重要である。しかし、「はい論破」という言葉は、そのような姿勢を損ない、議論を不毛なものにしてしまう。
さらに、「はい論破」という言葉は、複雑な問題を単純化しすぎる傾向がある。多くの問題は、単純な白黒つけられるものではなく、複数の要因が絡み合った複雑なものである。しかし、「はい論破」という言葉は、そのような複雑さを無視し、単純な二元論に陥りがちである。この結果、問題の本質的な理解が妨げられ、有意義な解決策を見出すことが難しくなる。
また、「はい論破」という言葉は、相手の意見を尊重せず、自分の意見を押し付けるような態度を助長する可能性もある。このフレーズは、相手の主張を真剣に検討したり、理解しようとしたりするのではなく、単に論破することに重点を置いている。この態度は、相手の意見を尊重し、多様な視点を受け入れるという、健全な議論や会話に不可欠な要素を損なうものである。
さらに、「はい論破」という言葉は、特にオンライン上の議論や会話において、攻撃的で有害な文化を促進する可能性もある。このフレーズは、相手の主張を論破することに重点を置くため、個人的な攻撃や侮辱、嫌がらせにつながることがある。このような有害な行動は、建設的な議論や会話を阻害し、参加者を不快にさせ、議論から撤退させる可能性がある。
「はい論破」という言葉の有害性は、それが議論や会話の文化に与える影響だけにとどまらない。この言葉は、特に若者などの影響を受けやすい人々の批判的思考能力や議論のスキルの発達にも影響を与える可能性がある。批判的思考能力とは、情報や主張を分析し、評価する能力であり、議論や意思決定に不可欠なスキルである。しかし、「はい論破」という言葉は、単純な反論や論破に重点を置くため、批判的思考能力の発達を妨げる可能性がある。
要約すると、「はい論破」という言葉は、建設的な議論や会話を阻害し、複雑な問題を単純化し、相手の意見を尊重しない態度を助長する可能性がある。さらに、この言葉はオンライン上の有害な文化を促進し、批判的思考能力の発達を妨げる可能性もある。したがって、私たちは「はい論破」という言葉の使用法に注意を払い、それが持つ潜在的な害を認識する必要がある。建設的な議論や会話を促進し、複雑な問題を真剣に検討し、相手の意見を尊重する文化を育むことが重要である。
あまりに理不尽なことでクライアントと言い合いになったので、多少ボカして顛末を記す。
私の会社でとある商品をオンライン販売しており、その在庫管理システムのようなものを必要としていた。
それでネットで検索して「システム構築はお任せください」というシステムインテグレータに見積もりを依頼し、発注することになった。
概ね順調にシステムが出来てきたころ、私と先方のシステムエンジニアとの会話でこのようなことがあった。
先「それなら良かったです」
私「一点いいかな?受注してから発送作業者が作業に取り掛かるまで、現状だと手動で見に行かなければならない。ここも改善したいのだがいけるかな?」 ※特定を避けるためボカしてます
先「なるほど・・・その場合は人が常駐している必要がありますね」
私「その作業、君がやってくれるかな?」
先「えっ?」
私「えっ?」
となって空気がおかしくなった。私の言い分はこうである。「システム」は業務の工程全体を表すのであって、ソフトウェア的な部分だけを表すワードではない。
だから「システムエンジニア」を名乗るなら、ソフトウェア面以外の箇所も改善するのが当然ではないか、というのが私の理屈である。
しかし先方の言い分はそうではない。システムエンジニアはソフトウェアシステムだけを改善し、それ以外は関与しない。
だからソフトウェア改善で対応できない箇所は「システムエンジニア」だから対応しないというわけである。
私にとっては、一体何を言っているんだという話である。システムという言葉を軽視しているというか、濫用しているのではないか。
ソフトウェアも立派なシステムであるが、これは株式会社と株式会社のやりとりである。
ビジネスがシステムの根幹であって、ソフトウェアはその内部のいち部分でしかないことは明白ではないのか?
結局そのシステムインテグレータは、ソフトウェア以外のシステムは対応しませんということだった。私にとっては片手落ちの気分である。
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大元のマシュマロは心情が全く理解できないから叩かれてるわけではないと思うけどな。
エロ同人を買うのに作者のおっさんを見たくないから同人即売会に行かない男性だってそこまで珍しくないわけで。
だから、詳細に心情を説明されても「じゃあマシュマロの肩持つわ」とは別にならない。
件のマシュマロは「配慮」という建て付けでこだわりを作者に押し付けて作者の自由や権利を侵害することがあたかも読者の権利であると錯誤してる点が突っ込まれてるのかと。
運営が男性の参加を禁じているわけでもないのなら作家の行動は妥当で、そこに無自覚に参加して傷ついたのなら、次回からは「女性オンリーのイベントに参加しよう」とか「オンラインでだけ楽しもう」とか相手の権利に抵触せずに自分の希望を実現するプランを検討するのが人権意識を持った人間の発想でしょ。
集英社オンラインによると車とバイクを同時に手放したらしいので
状況証拠的には店で使いこむうちに泣く泣く手放したというよりは
決心してまとまった金を作ったという方が近いようですね
【追記】さっそく、直接言ってこいよってコメント来てるけど、こんな長い内容Xに放り込んだって読んでくれなさそうじゃん。はてなの方がみんな読んでくれるかなって思って。臆病なのは認める。
https://twitter.com/marony38/status/1788736215413407945
このポストね。ってかそもそもどちらも主語が大きすぎ。オリジナルポストはインプ稼ぎだろうけど、フィンランドだろうが日本だろうが「人による・職種による・ポジションによる」が大半だよね。
ちなみに私は仕事でフィンランド(ヘルシンキではない地方)に駐在しています。もちろんだけど、下記は自分の観測範囲内の話ね。
⇒人による・会社によるけど週4勤務がデフォなのはさすがにダウト(ていうか週5以外まだ聞いたことない)。在宅勤務はコロナ明けでハイブリットが主流(週2-3日オフィスとかね)。工場とか現場系はもちろん毎日出勤。ほぼ丸1日会議(オンラインね)で埋まっているから今日は在宅している、とかもね。あえてほぼ毎日出社している人とかもいるよ。
転勤
⇒確かにフィンランド国内の各都市(というか街)に拠点を構えている企業ってかなり限られそう。弊社はその限られた企業の一つなんだけど、現場系以外はリモートで十分機能しているから転勤っていう考え方が無い。転勤命令されたらたぶんみんな辞めると思う。確かにヘルシンキにいる人と仕事していて、別の街にいる同僚と「この人がヘルシンキじゃなくてここにいたらもっとよかったのにねー」とは話したことあるけど、それだけ。あ、エクスパッドはまったく別ね。
退勤時間
⇒確かに16時となると帰る人が多い。15時すぎると帰る人が出始めるよ。マネージャークラス以上の人は割と忙しそうにしているからその限りではないよ。というかみんな朝が早めだよ。朝8時に事務所に行くとすでに結構にぎわっている。だから、7:30 - 16:00と考えると、まあそんなもんかなって感じじゃない?やる気なさそうな人は9時過ぎに来て15時に帰ったりとかしてるけど。
っていうか外食は基本高いし選択肢も少ないから、夕食を済ませるためには帰宅しないといけない。どこかの記事で「お腹が減るから帰る」ってのを見たことがあるんだけど、まあ結構その通り。コンビニも牛丼屋もないからね。
昼休憩
⇒人によるし日による。「12時から会議だからさくっと食べようぜ」ってこともあったし、特に何もないから昼食後にみんなでコーヒー飲みながら30分くらい雑談なんてこともあったし。ここでもマネージャークラス以上の人は(以下略)。まあ確かにそこまで忙しくしてなさそうな人は1日に2回くらい(午前と午後)はコーヒータイムとっているかなー。
⇒「せいぜい1週間」はさすがにダウト(このポスト主さんの周辺ではこれが主流なのかな?とも思ったり)。これは元ポストの方が正確。大体みんな3週間~1か月くらい休むよ。7月は学生のサマートレイニー以外誰もいない。
⇒知らん。ベースの物価も高いし昨今の円安で日本人目線ではより物価高に見えるのもあるかな。話逸れてるけど、自炊するなら生活は全然余裕。外食も高いわりに大しておいしくないし。
その他
・みんな歩きたばこ普通にしている。電子タバコではなく従来型が大半。ヘルシンキの駅のホームでもしてたから、ここら辺は全然日本が上。
・日本のLUUPみたいな電動キックボードがこっちでも若者を中心にはやっている。東京みたいに人も交通量も多くないから安全っぽいけど、暖かくなると酔っ払いがこれに乗って転んでケガをするケースが多いらしく、春以降になると深夜に救急で病院に運ばれる人が増えるらしい。
・路線バスから降りるときは大半の人が運転手に向かって大声で「ありがとう」って叫ぶ。こういうのいいよね。
・フィンランド人は基本的に人見知りで、特に交友が無いのに向こうから話しかけるってことはまずない。接点があったりいったん知り合いになるとそこからは普通。
・仕事終わりの飲み会とかはないけど、土日に自宅に誘われることはよくある。建前じゃなくて日程調整しながらマジで誘ってくる。あと街が大きくないからみんな知り合いみたいな感じ。ここらへんは田舎のウェットを感じる。
change.orgからこんな知らせが来た
「本オンライン署名では、本文内の内容に関連する裁判の判決がでたことによって、署名内容に誤った情報が含まれるとユーザーからの報告が複数寄せられました。これを受けて、賛同の受付を終了させていただきます。
Change.org はオープンプラットフォームとして言論の自由を重視し、ユーザーが望む変化を生み出すことができるように努めていますが、コミュニティガイドラインおよびポリシーに基づいて、誤った情報の拡散など不正行為を防止するための措置に取り組んでいます。今回の署名ページ終了について、オンライン署名発信者にも共有されます。
今後ともChange.orgをよろしくお願いいたします。
いやいやいや、私が求めているのはなぜか署名のコメント欄に日本語じゃない言語があった理由なんですよ例えば
「不平等のが大嫌いですからサインをしています。China出身の女の子としてそんな事件はもう
いっぱい見たことがあって飽きれてしまう。東亜には平等までまだ長いな階段がある…」
※原文そのまま
これなんか明らかにおかしいでしょ。ていうかなんで日本の事件に関係ない中国人が賛同できるんですか。今回の署名ページの削除で隠したつもりでしょうが、私はあなた達がやったことを忘れませんよ
コミュ障であがり症だからすごい緊張しちゃってもう最初の自己紹介から全然話せなかったんだけど
俺がえー、とかえっと、とか言って黙ってるときにすごい真面目に画面見て「うんうん、それで?」みたいな顔してくれる人がいてさ
何言うか思いついて話し始めたら今度はちょっとオーバー気味にうんうん頷いてくれてさ 俺が喋ってる間ずっと
その人は他の学生が話しているときも同じようにリアクションしてたんだけど
面接官が反応薄めの人だったから、その人が反応してくれるとすごい安心してさ 途中からは話しやすかったな
まあ勿論そういう人って頭もいいから俺の10倍、いや100倍ぐらい上手に受け答えしてたんだけどな
あー絶対この人は通過するじゃんって思った
で、どうせ俺は落ちてるだろうなって思ってたら夜に通過連絡来てさ
あの人のおかげだなーって思ったよ、いやマジで
iPad Airは新しいものというよりは若干の廉価版って感じだよ
Proを使うほどの用途はないけれどある程度スペックが高いほうがいいな、となったらAirがいい
AirにせよProにせよこれまで「横向きでスタンドに置いて使うのにカメラが中央になくてオンラインMTGで目線が変なところを向いてしまう」というデメリットは今回解消された
とはいえ、Pro→AirはProMotionではなくなるから、人によっては「なんか変な感じがする」くらいの奇妙さを覚えるかもしれない
https://anond.hatelabo.jp/20231023170726
↓
《登録者数20万人》人気VTuber「餅月ひまり」突然の活動終了のウラで「胡桃ふゅ」に“転生”していた 「クラファンが完遂していないのに」「ファンへの裏切り行為では」 | 文春オンライン
AIの台頭に関する批判的な言説や懸念は、多くの場合、技術の進歩がもたらす影響についての重要な議論を提起しています。確かに、デジタルコンテンツの創造におけるガイドラインの無視や、不適切なコンテンツの生成は問題となり得ます。特に未成年者を描いたコンテンツに関しては、法的および倫理的な基準を遵守することが重要です。
SNSやオンラインコミュニティにおけるコンテンツの流通は、しばしばそのプラットフォームの規範や文化に影響されますが、それには責任ある行動が求められます。発言力のある人々が品行方正であることは、コミュニティにとって良い影響を与える可能性があります。
AIやデジタル技術の進歩に伴い、これらの問題に対する意識を高め、適切なガイドラインを設け、守ることが、健全なデジタル環境を維持するために不可欠です。また、技術の利用者として、私たちはそれを使う際に倫理的な判断を行う責任があります。
それまで定時時間内にこれだけの事をするために出社させて拘束する
だったのが
に変わった。
すげー働くのが楽。
顔を見せないとチームワークがって言ってる層ってぶっちゃけグループLINEでコミュとってなかったり
オンライン会議でも人に迷惑かけてたりする連中ばっかだったからなぁ。
普通に仕事用のDiscordで同僚とかと通話しながら仕事したりしてるし、分からんことはすぐに他部署の人に連絡もつく。
はっきり言って出社するより圧倒的に良いコミュニケーションになってる。
で、一番変わったのが「この仕事終わったんですけど他詰まってる仕事無いっすか?」って発言が出る様になった。
それまで出社&拘束だった時はとにかく自分の時間を仕事時間内に作る事が大事になって、誰一人として他の仕事の手伝いなんてしなかった。
というかそんな事言ったらどんどん他の仕事も渡されてお前は今後もコレをやれと増やされていたから。
取得済みの魚拓
2024年5月6日 15:25 [B! セクハラ] 群馬県草津町の「町議リコール」住民投票がはらむ、性被害の事実以前の大きな問題 « ハーバー・ビジネス・オンライン
https://megalodon.jp/?url=https%3A%2F%2Fb.hatena.ne.jp%2Fentry%2Fs%2Fhbol.jp%2F233731%2F
僕はインターネットが好きです。ちょうど2000年台の初期に初めてインターネットという世界に触れました。学校のパソコン室ではFLASH動画を見ていたし、iモードで繋がった先の掲示板でドラクエのモンスターの交換募集をしていました。トイレではガラケーを開いて前略やらmixiを眺めてました。世代の人ならわかってくれると思います。(iPhone登場前の世界の話をしています。いわゆるインターネット老人会。。)
で、表題について。
別に2000年代前半のインターネットの治安が良かったということを語りたいわけではありません。当時のインターネットの治安は特段良くなかったと思いますし、「荒らし」も大量に湧いていました。ただ、どうも最近は当時とは別の治安の悪さを感じることがあります。インプレゾンビと呼ばれるような、収益目的のアカウント・ポストが急増しています。また、我らがGoogle先生に質問しても、しようもないコンテンツが検索結果のトップに出てきます。
これら事象の嫌だなと感じるところは、そのコンテンツ自体の中身のなさ、不快さとは違うところにあると思っています。それらの投稿は、閲覧している我々に直接向けられておらず、プラットフォームの仕様やSEOのアルゴリズムに対して投稿をしていて、それを我々が見せられているという構図が不快なんですよね。
僕らはゲームのバグや仕様の穴を突くのは好きですが、それをオンラインでやるなという話に似ています。
そんな愚痴をこぼしていたところ、友人がWebサービスを作ってくれました(唐突)。
分かる人向けに超簡単に言うと、和製Redditです。とはいえRedditは日本ではかなりマイナーです。Redditはアメリカ発の掲示板サイトで、アメリカ版2ちゃんねる(5ch)と言われることがあります。
このサイトには、「グルメ」や「美容」などのコミュニティ(≒板)が作られており、ユーザはコミュニティの趣旨に合ったトピック(≒スレッド)をその中に立ち上げて、ほかのユーザとコミュニケーションをとります。
そして、このサービスでは、トピックやコメントを「upvote(いいね)」か、その逆「downvote(よくない)」の形でユーザが投票・評価します。upvoteが多いほど上位表示され、さらに多くの人の目に触れる仕組みです。5chやX(twitter)とは異なる点がここで、このサービスが一番重きを置いているのがこの機能だそうです。
直感的には理解しづらいですが、これはシンプルに、コンテンツを評価するのはあくまでユーザだという原則として機能します。評価アルゴリズム自体にハックしにくくなるので、インプレゾンビは淘汰され、ユーザにとって本当に有益なコンテンツが上位に表示されるという話らしいです。ホントか?って感じですが、アメリカでは今やググるよりRedditで情報収集することも多いとのこと。
その他に面白いなと思った点としては、(X)TwitterやInstagramのように、個人をフォローするのではなくて、コミュニティ(≒板)をフォローするというところです。興味のあるコミュニティをフォローすることで、従来のSNSのように同じ趣味を持っている人をいちいち探してフォローしなくて済みます。新しいサービス使い始めるときにいちいち個人をフォローするのは正直面倒なので助かります。
また、コミュニティがすべてオープンであるという特徴もあるということでした。コミュニティ文化でいうと、日本ではDiscordが主流な気がしますが、Discordと違って全てのコミュニティがオープンになっているため、コミュニティに飛び込む前に様子を伺うことができるという点で異なります。これはコミュニティの参加者とオーナー双方にとって一定のメリットがありそうだなと思いました。
と、いうことで、基本的にはRedditの日本ローカライズ版ということらしいです。
てかそれならRedditでよくない?とも思ったので、実際Redditも使ってみました。たしかに不思議と治安がよかったですが、そもそも「掲示板」サービスを母国語以外で使うって結構ハードルが高い。どうしても話題がアメリカに寄るし、コミュニケーションがむずい。
さらに言えば、日本はSNSに対してのとらえ方が独特で、しばしばガラパゴス化しますよね。その文脈でいえば、英語UIしかなく、英語ユーザが圧倒的多数なRedditではなく、こっちを使ってみるというのも面白そうです。
すっかり後半は友人作のサービスの宣伝ばかりになってしまいました。今はその友人の友人くらいの規模でぽつぽつ活動しているところですが、本家Redditは4億ユーザ超えということで、ポテンシャルはすごいのかも。
興味が向いたらぜひアカウント作ってみてください。
ほとんどの学会はオンライン開催からオンサイト開催に戻ってしまった。ポスター発表が盛り上がるような良いシステムがないので得るものが減るし学生の未来がひいては学問の未来がヤバイのが理由である。
「学会も全部オンライン開催でよかったのにみんなオンサイトに戻った」のを不満に思っているのを確かGW前の増田で見た気がする。
まあ学問を仕事にしている人ならわかっているが、私は仕事にしている人ではないし、ここは増田なので書いておく必要があるかもしれない。付録にして後ろに置きたいが先に書いてしまおう。
コミックマーケット準備会とコミックマーケットに対応しているようなものだ。コミケットを開きたいから準備会を設立する必要があったんですね。
ただ、両方を指して学会って言ってるようなもんでなんでそんなめんどくさいことになってるのかは私の分野ではないので知らない。日本語関連の先生に聞いてください。
新型コロナウイルスcovid-19が流行り始めて対処も良くわからない時期があった。今なら換気してマスクしてワクチン打って手洗いうがいをすればかなり抑えられることがわかっているが、2020年、ダイヤモンドプリンセス号が魔界の船のような雰囲気を出していた時点ではそうもいかなかった。
というわけで現地開催が無理になり、急遽学会中止にしたり、スポーツで言う無観客開催のように予稿集に載ったことで発表したことにするね!現地には来ないでね!といった対応をとったりした。全部未発表扱いにした学会はあったのかな。私は知らない。
病気への対処は全然わからない時点でも、学会を開催する側は来年の開催を考える必要が出てくる。学会の準備って9か月前ぐらいからやってるんで。なんなら会場の予約は1年前にしとかないといけないんで。
そこで注目されたのがオンラインである。結構昔からオンラインで会議できることは知られていたしZoomは急速に普及した。それにyoutubeの動画でイベントや講義の動画を発表したりするのは以前よりよくやられていたから当然の帰結である。
vimeo使ってもいいし、youtube使える場合だってあるし(学会計画時点でだれでもyoutubeliveできたのに計画中にチャンネル登録が一定以上じゃないとできなくなって慌てて違うのを探したという事件を聞いた)、ニコニコだっていい(参加有料の学会をニコ生でやったのは知らない。一般向けの講演ならやってるのは見た)そもそも動画とっといてUPしてもらえば何とでもなる。
そんなわけで2021年から既存の学会がたくさん、オンラインにいったん移行した。
これはある程度うまくいった。講演や口頭発表のように、広い会場で一人が発表して、司会がほんの少しの質疑応答を仕切るスタイルだと、質疑応答がオンサイトよりやや盛り上がらないぐらいでほとんど問題にならなかったのである。なんなら質問はテキストでのみ受け付けて司会が代読するスタイルにすると演説始めるような変な質問者をはじけて最高。それに住んでいる地方に関係なく参加が簡単だし、おまけに講演者に外国で活躍している人を旅費なしで直接呼べちゃう。さっきまで動画でしっかり講演してた先生がリアルタイムの質疑応答になったらコロナで息も絶え絶え熱が下がんねえよって言いながら回答してたのは不謹慎ながら未来を感じたりした。
ところが大きな問題があった。懇親会とポスターセッションである。
あんなん飲み会じゃんと思う人がいるかもしれないが、基調講演するような偉い先生に対して講演の質問をできる機会というのは貴重である。懇親会に出てくれるから細かい質問は後にしろって講演の時に質問ぶった切られたりするしね。それができないんなら全部質問させろってことになりかねない。
それにそういう質疑のサブセットがフラクタル状に起きてるのが懇親会なのである。
でもまあ非常時だから仕方ないよね疫病だもんねっていうのでまあ納得できるぐらいのダメージではあった。
ポスターセッションというのは、会場に模造紙サイズのでかい紙を貼れる板を何十枚か用意して、そこに研究の成果を貼って、来た人に研究の説明をして、来た人の質問をもとに議論するっていうセッションである。
すげえよな2024年なのに板に紙貼ってるんだぜ紙。布もあるけど。私は全ポスターがモニターやプロジェクターになった学会は見たことない。多分お金と土地と電力が足りないんだと思う。
オンライン学会のポスターセッションではいわゆるZOOM/WebEX/Teamsみたいな会議ツールがよく使われた。Zoomのブレイクアウトルームでよく参加したなあ。わーい紙じゃない未来が来たぞ。
これの問題としては
などがある。
あとはoViceみたいなオンラインオフィス系統もあった。オンライン会議に比べると比較的質疑し易くはあるんだけど、一方これだけで学会しようとするとこの形式は講演がやりづらいとか資料が見づらいという問題がある。
どのシステムでも質疑応答が盛り上がらないし、質問する方は回れるポスターが減る、質問される方は場数が踏めないし、質疑応答から生まれる新しい発想なんてのも生まれてこない。
結局、多人数が発表していてさらに多人数が質問するけど質問者は発表者一人一人の声がクリアに聞こえなくちゃいけなくて、なおかつ空いた発表がどこなのかわかりやすいツールはまだ出てきてない。
そりゃVRChatの部屋みたいなところでポスターセッションできればいいと思うよ。でも同時に2百人とか3百人とかは入れないじゃん。3百人いて発表者30人ぐらいをさばけるシステムがないんだ。どうしても時間あたりに議論に参加できるポスターの本数が減っちゃうんだよな。
学生さんが充分な質疑応答の経験を積めないということは、学者としての経験値が不足するということだ。ということは学生さんの成長がヤバイ。学生さんが成長しないということはその学問の分野の未来がヤバイ。なんのために学会やってるんだっけってなる。
そんなわけで、covid-19の対策が進んだことにより学会はオンサイトに戻っていった。
オンラインだけだと不都合があるのは分かった。じゃあハイブリッドにしてオンサイトオンリーはやめてほしい。
うんわかる。参加者からそう言いたいのは分かる。特に参加費より旅費交通費が大きい民は特にそう思うと思う。わかるんだけど、発表者にオンサイトポスター見ながらオンライン会議の質疑応答もやれっていうのは負担が普通に倍なんで無理です。学生さんだぞ。ネットでレスバしながらゼミ受けろってのと変わらん。何の拷問ですか。
あとな、オンライン学会のシステム利用費、なんかリアル会場に引けを取らないぐらい高い。運営したらわかる。ピッタリ一緒じゃないけど、10分の1で済むとかそういう感じにはならない。桁がおんなじ感じ。
つまりフルにハイブリッドでやるとお値段がだいたい倍かかるんだ。参加者が倍になってくれないと割が合わないよな。で、倍にならなかったんです。
結局、いままだハイブリッドやってるとかは相応に頑張ってるので応援してあげてほしい。あとポスター少なくて口頭発表と講演中心の学会であればオンラインも十分やっていけると思う。そういう学会を自分でやるしかないんじゃないかなあ。
学会がオンラインだけに戻るのはポスターが盛り上がる発表システムがないと無理。そうじゃないと学生と学問の未来がヤバイ。オンライン学会向けの発表システムについては今後の課題である。