はてなキーワード: 化学物質過敏症とは
id:locust0138って、化学物質過敏症でNATROMの側に立って患者をさんざん罵倒してたアイツだよな。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/NATROM/20130829%23p1
などで「臨床環境医」が一部の人から嘲笑と憎悪の対象となってるwww
ブコメを見てすぐ気づくけど、一部の「臨床環境医」ではなく、「臨床環境医」全般がその対象だ。
シックハウス症候群マニュアル―日常診療のガイドブック という本がある。「日本臨床環境医学会」が編集した、この8月に出たばかりの本だ。厚労省科研費の報告書が基になっているという。
学会が編集したからといって、即「学会会員一致した見解」とはならない(w)のはそうだけど、まあ現時点での臨床環境医で作る学会の代表的な見解が述べられている、とみなして良いだろ。
また、これは「シックハウス症候群」についてのマニュアルであって、「化学物質過敏症」MCSを主対象とした本ではない。しかし、症状的にきわめて似たところもあって(ww)、臨床環境医がこのマニュアルに基づいて行うシックハウス症候群の診断が、化学物質過敏症についての診断と方法・考え方で大きく異なる、と思える人はいないだろう(とくに実際に読んでみれば)。
w 実際読んでみると、シックハウス症候群を「広義」でとらえようとする者と「狭義」に限定しようという者といて、やや不整合がみられる。しかし、強調しておくべきことは、学会編のこの本のトーンは「狭義」路線が採られていることだ。
ww そもそも用語のさす範囲が人、場合によって違うようだ。たとえば、http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130902142408605 でいう「化学物質過敏症」は「狭義のシックハウス症候群」と呼んでも差し支えなさそうに思える。
全体で79ページの薄いマニュアルであるが、たとえば、その51ページには
「除外診断を旨とすべきである。」 実際、全体の1/5の分量、「Ⅱ.診断の手順」内では半分以上にあたる16ページが「鑑別疾患」にあてられている。そのうちでもアレルギーは8ページ、中毒は非常に短いが、精神心理は4ページ、それに感染症3ページ。十分であるとはいえないかもしれないが、とりあえず「臨床環境医」が、他の疾患との区別を重視していることは明らかだろう。
このように同じ建物の居住者に集団発生することがあるため、シックハウス症候群との鑑別上、肺結核症は常に想起されるべき疾患の1つである。
だそうである。
69ページ以下がQandAであるが、そのQ10「専門医にご相談くださいという言葉をよく聞きますが、何科を受診すればよいですか」に対しては、症状部位によって、眼科、皮膚科、内科を
とはっきり書かれている。
こういうことが「臨床環境医」の学会が編集した最新の冊子に書かれている。
ちなみに60ページの「自然・天然素材」という項では、スギ・ヒノキなどのテルペン類に触れており、かつては筏で木材を流したりしてるうちに揮発した、昔と今では建物の気密性が違う、など、「天然素材だから、昔もそうだったから」という主張を批判している。
こうしてみると、冒頭のブクマのように「臨床環境医」全体をひとからげにして非難する、というのはどう考えても2013年日本の実態に沿うものとはいえない。
もちろん、いろいろと突っ込むところはあるだろう。当然だ。それは、1.この本の内容そのもの、2.実際の臨床環境医がここに書かれているような診断とかけ離れてことをしている、に二分される。ただ、2.についていえば、でたらめな診断をくだす医師は臨床環境医以外にもたくさんいるわけであり、「臨床環境医」全体を非難しようというのなら、当然それなりの定量的なエビデンスが求められるだろう。 個別の例で非難することはできるが、それがどこまで敷衍できるのか示せるのだろうか。また、患者に向かって「あなたは胃潰瘍と主治医に言われているようだけど、胃癌ですね」と(とくにネット上で)安易に言うことができないように、主治医でもない人間が安易に憶測を述べる危険もある。
ともかく、「現在の日本の臨床環境医」についてが中心に論じられるべきなのは言うまでもない。
さて、冒頭のブックマークなどで「臨床環境医」全体を非難嘲笑している者と、「奇跡のリンゴ」という映画などでの「農薬」の扱われ方について批判していた者は、かなり重なるようだ。
「農薬」については「40年前と今は違う、日本の基準は安全だ」と言いながら、「臨床環境医」については「昔も今も、外国も日本もすべてひとからげにして非難する」wwww 空気を吸うようにダブルスタンダードを用いるニセ科学批判者の特徴がよく現れているwwww
日記を書くきっかけははてなに次のエントリーが飛び込んできたこと。
Wikipediaの「化学物質過敏症」の記事から、「化学物質過敏症に関する議論」の節が削除され、記事に「懐疑的意見が存在する」という事実(査読論文が出展)が消されてしまったようなのである。あらら…
私は、「化学物質は身体に甚大な悪影響を引き起こし得る」ことを否定するつもり毛頭ない。当たり前だ。
ほんの僅かでも「化学物質」(種類は問わない)が存在すれば、それは悪影響を及ぼすだろう、という過激な過敏症理論を批判したい。(洗剤の残りカスとか、濃度測定済みの建材とか)
また、高濃度の化学物質による身体影響は、「化学物質過敏症」という曖昧な病名ではなく、もっと正確な記述でないと治療の妨げになるだろう。
まず、過敏症の話の前に、疑似科学の代表として「ホメオパシー」について語らせて頂きたい。
「ホメオパシー理論」の問題点を明らかにした上で、“一部の”過激な過敏症理論がこれと似た点を持つことを示すことで、これを批判したい。
健康食品や特殊医療は数あれど、ホメオパシーほど現代科学に真っ向から対立している治療法はなかなか無いと思う。
ホメオパシーは、アレルギーなどに対し、病原物質の10倍希釈を30回繰り返したものを作り、これを服用することで、その物質に耐性が付けるというものである。
だが、10倍希釈を30回繰り返すと、コップ1杯に存在する原因物質の量は分子1個程度または0個である。
つまり、「ホメオパシーに効能がある」というのは、「病原物質の分子の個数がほとんどど0個の水溶液を飲むことに効果がある」ということを示し、『病気の原因が分子・原子に還元されない何か』に由来することを認めることなのである。
現代科学が『何か』の存在を見落としているという可能性が絶対に無いとは言えない。(例えば、18世紀末まで、科学者は空気中に二酸化炭素より多く存在する成分(アルゴン)が存在することを見落としていた。)
しかし、そんなことを言い出したら、幽霊だの怨念だのと言ったオカルトでさえ否定できなくなる。(幽霊だって存在する“証拠”はあるのだ。例えば、心霊写真など。)
この点でホメオパシーは、コラーゲン健康食品やゲルマニウムなど「有意性が無い」という実験結果によって疑似科学だと結論付けれる例とは、明らかに異なっている。(コラーゲンやゲルマニウムは、これを否定する実験結果に対して、ちゃんとした実験結果付きの反論を持ってこない。)
(仮に、実験でホメオパシーの有効性(心理効果を除く)が確認されたら大事件である。世界中の教科書を書き直すだけでは済まない事態になるだろう。)
私は「化学物質過敏症」の研究自体を疑似科学だとは思っていない。もっと正確な記述をするべきだと思うが…
それでも、一部の理論ではホメオパシーに類似したものがあるのだ。
“一部の”化学物質過敏症、機械で測定できないレベルの微量物質が原因となっている「病気」を引き起こす、というそれである。
引っ越しして新生活が始まったけど、体の調子がどうも悪い。それならば、シックハウスを疑ってみるのは良いことだろう。
信用ある業者に環境濃度測定をやってもらおう。
結果、濃度が高かったら、不調の原因はシックハウスである可能性が高い。
そうでなかったら、体の調子の悪い原因は、化学物質ではない。日射環境や食生活など別の可能性をあたってみるべきだ。
ちなみに。ホメオパシーが「病原の分子の1個程度を摂取するのは体に良い」と言ってるのに対し、過激な過敏症理論は「病原の分子の僅かでも摂取するのは体に悪い」と言っている。
だから、このホメオパシーと“一部の”過激な過敏症理論は、互いに対立し合っている理論である。
間違っても、化学物質過敏症の治療にホメオパシーに頼ったりしないようにしよう。いや、これに限らず、ホメオパシーを頼ってはいけないのだけど
http://d.hatena.ne.jp/sivad/20130718/p1
『治療者は精神的症状は最終的には脳神経における生物学的問題であることを留意せよ』
(clinicians should remember that all psychiatric illness is ultimately a disorder of brain biology)
all psychiatric illnessを精神的症状と訳すのは誤訳である。
illnessは普通によめば病気とか疾患であって、症状とは異なる。症状ならsymtompを使うだろう。
「臨床医は全ての精神医学的疾患は究極的には脳生理の不調(もしくは疾患)であることに留意すべき」
あたりが直訳になるだろうか。
all psychiatric illness だから当然、化学物質過敏症に見られる症状に限らず、「全ての精神医学的疾患」についての話であることは明らかである。(英語はローコンテキスト言語であることに留意)
『化学の新研究』っていう化学の大学受験参考書があって、やたらと分厚くてやたらと詳しいから辞書的に使う大定番の本なんだけど、この本のコラムに「化学物質過敏症」が無批判に掲載されてるんです。えっ、それって疾患概念自体が懐疑的に見られてるやつじゃないですかやだー。英語の参考書とかならアレー?って感じの文章が載ってることも結構あるからやれやれと思いながら勉強してたけど理科系の参考書でこういうの見るとは思わなかったよ!
この参考書、難関理系とか医学部志望者で使ってる人は特に多いはずなのでニセ科学が入り込んでるんだとするとあんまり良くないんじゃないかと思いましたがどうなんですかね。
化学物質過敏症について参考→ http://members.jcom.home.ne.jp/natrom/CS.html
私も医者に匙を投げられた口です。
私の場合は化学物質過敏症、電磁波過敏症で、傍目にはノイローゼみたいでしたが
PATMも体内の化学物質や腸内や皮膚の常在菌が汚染されて、刺激臭やアレルゲンを生成して
いるという、似たような原因を感じます。
ちなみに私が行った自己治療は下記になります。もし行う場合は自己責任でお願いします。
■1週間ほどの断食を2セット (水のみ可)
・蒸留水を1日2リットルほど飲む、メガキャット使用(蒸留水器)
・コーヒーを適量飲む
・砂糖をとらない。
・MSG(味の素)をとらない。
・塩分(未精製)を適量とる
・腸内細菌を増加させる。ミヤイリサン等
やっぱ話が通じねえなあ。
鬱病になるようなになるような人間と俺とは違う、とか、そういうことじゃないんだよ。
要するに何らかの症状なり不定愁訴があるわけだよ。そのことは、まあ疑わない。
それに「化学物質過敏症」なんて名前をつけて納得するのがおかしい、心身症を自分勝手にカテゴライズして、つけたラベルを疑問に思わない知性の貧困が「化学物質過敏症」という病名に現れてるって言ってるの。わかんねえかな。
それから、統計上有意に違うとお前は書いてるが、みんな大好きNATROMの日記あたりを浚うと(http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20050328)、ちょっとそうとは思えない記述があるぞ。無作為に選んだ4000人中回答があった2851人のうち21人とか。これ統計上有意に違うと言えるのか。
化学物質過敏症を別の病気に置き換えてみると、自分がどんだけ無知なことを言っているか良く理解できると思うがどうか。「鬱病になるような人間と俺とでは違う」とか典型だけどな。俺なら恥ずかしくてそんなことは言えんよ。ましては「辞書的な意味では間違っているから」とかネーミングに拘る妄想が根拠だなんてな。お前が化学物質過敏症やら、慢性疲労症候群やら、いわゆる心身症やらにかからないことを祈るよ。そしてその時「(病名)になるのは、バカだけ」「(病名)になるような人間と俺とでは違う」とか言う奴会わないことを祈っといてやる。
すでに
などを見ると、ぱっと見て学習障害、あるいは高次脳機能障害の可能性も高いと思うが、学習障害なんぞ「学習障害になるのは、バカだけ」「学習障害になるような人間と俺とでは違う」とかさんざん言われる病気なんで、医者には行かないほうがいいかもな。
つまりバカとは話が通じないよな、ってことなんだけど。
話が通じない相手を全員馬鹿認定してりゃそりゃ通じるわけもない。養老のおっさんの、もはや古典だが馬鹿の壁って本がある。ブクオフいけば50円くらいで手に入るから読んでみろ。
なんだこれ俺に切れてるのか。
化学物質過敏症の「化学物質」ってなんやねん、というツッコミが「全部おまえにやる」と言われて「全部って言ったら全世界すべてのもんだろ!」と反論するガキに見えるの?
それおかしいだろ。どこからその「全部お前にやる」って話が出てきたんだよ。
それから、俺が言ったように見えるからその引用の仕方止めてくれよな。
いや、どうもお前と俺とでは物事を認識するその仕方が違うようだ。化学物質過敏症になるような人間と俺とでは違う、というべきかもしれん。
つまりバカとは話が通じないよな、ってことなんだけど。
つまり
「全部おまえにやる」と言われて「全部って言ったら全世界すべてのもんだろ!」と反論するガキ
ですか。
馬鹿が辞書に拘って定義した「ぼくのかんがえたかがくぶっしつかびんしょー」に基づく、脳内限定化学物質過敏症の定義の話なら、確かに馬鹿しかかからんかもしらんね。脳内限定なのだから定義した本人しかかかりようが無いんで。
あんたの言う通り、そんなものは存在しないんだと強弁するだけで病やら症状やらがこの世から無くなるとよいのだけれどね、現実と妄想は違う。
レッテル貼れば解決するのはそのレッテルを貼った本人の脳内に限られるわけだよ。だから脳内の妄想が現実に適用できると思わない方がいい。妄想を根拠に馬鹿などと罵倒する姿は非常に滑稽だ。
老婆心から言うと、青信号はどうみても緑だろ青という奴は馬鹿、等と熟語を分解して悦に入る思考はたとえ妄想の中でも、できる限り早めに捨てた方がいい。
ろくに読んでないが一点だけ。
「化学物質」というのは辞書的な意味では全てのものが化学物質であるから、「化学物質過敏症」は全てのものに過敏だと言う意味になってしまうから不適切だ、と言う話は国語の問題、ネーミングの問題なので別の話だという事はまず理解してくれよ。言葉遊びじゃないんで。
いやここが重点なんだよ。
それが元エントリの主意。あとは余談に過ぎない。
http://anond.hatelabo.jp/20120321165303
「どうやら何かの人工物質が関係しているらしい」という所まで突き詰めた
どうやって???
良い疑問だね。
と、偉そうに書いてるけど、実は俺も増田みたいな疑問を持ったことがあって調べたことがあるんで、良い機会だからその話をちょっとまとめてみるよ。長いけど暇がある時に読んでくだされ。
あ。専門家じゃ無いんでちゃんとした奴に裏をとってください。増田に書いてある事を信じるのが許されるのは小学生までだよねー(AA略
「化学物質」というのは辞書的な意味では全てのものが化学物質であるから、「化学物質過敏症」は全てのものに過敏だと言う意味になってしまうから不適切だ、と言う話は国語の問題、ネーミングの問題なので別の話だという事はまず理解してくれよ。言葉遊びじゃないんで。
ここは「化学物質過敏症」というのが特定の意味を持つ一つ語として扱う。シックハウス症候群やら、有機溶剤を扱う仕事に従事する人間で労災として多く発生する各種神経障害なども十把一絡げに「化学物質過敏症」だと報道されて勘違いされることもあるのが面倒ではあるけれど、「全部おまえにやる」と言われて「全部って言ったら全世界すべてのもんだろ!」と反論するガキみたいな事を言っていてはお話にならないので。
この突き止めたというのは、人工物が無い所にいると症状が出ないが、人工物に囲まれているところにいると症状が出る、と言う程度ですよ。きちんと作用順序が解明されているって話じゃ無いです。
それで除外診断というのは2種類の意味があって
医師によっては前者の立場を取る人がいて、学会などでは前者の立場を取って「化学物質過敏症」という診断は学会として承認しないと言う立場が多い。
前者の立場を取る医師が、それを仮病・詐病だと言っている訳じゃ無い所に注意。つまり「もっと適切に診断が分かれるはずだ」あるいは「別の病気、別々の原因で発生している症状である可能性が高いのに、そのような言い方で総括しては問題がある」という立場というわけだそうな。
医学というのは科学的に理論性前途行われているように思われるが、実はかなり泥臭い分野で統計学が非常に重要な分野だったりする。
作用順序が解明されていないけれども統計的に明らかに効く薬や治療はたくさんあるし、何故発生するか分からないが統計的に明らかに発生しており病名がついているものも結構あるそうな。
その二つが組み合わさり「原因不明で発生する病気があるが、過去の知見からこの薬が効くことが分かっているので処方するが、実は薬が何故効くのか確定した理論がない」と言う病気も実はかなりあるのだとか。(当然すべてがそうだというわけじゃないので注意。原因、作用順序から何からきっちりそろってるのもやっぱり多い)この典型が腰痛と肩こりだそうで、その原因のほとんどが「原因不明」で対策のほとんどが「運動すると直る」「暖めると直る」「微弱電流を通すと直る」という話で実際それで十分なので臨床ではそんなもんで済まされていたりする。この辺りはいろいろと調べると面白いよ。結構目からうろこで医学ってものの敷居が下がること間違いなし。
逆に「何故効くのか」という理屈は先にある一方、統計的にきちんと事例を集めると効かないのが詐欺医療(って言うと最近は怒られるので、代替医療とも言うが大抵は詐欺まがい)やら健康食品やらの特徴だったりするので注意。
たとえば「抗癌剤を売りたいメーカの陰謀で潰されてるだ!」等とググると大量の陰謀論がひっかかる治療用の癌ワクチン、免疫療法などはこの類いで、効く効くと言われているがつい最近も癌ワクチンの開発を進めるベンチャー企業が行ったそれなりの規模の治験で有効性が否定されたりもしている。つまり、盛んに効く理屈が宣伝されているんだけど効かない。あ、子宮頸がん予防のワクチンはここで言う治療用の癌ワクチンとは違いきちんと予防効果が立証されてます。
(みんな大好き高級砂糖玉でおなじみのレメディとかは代替医療とすら言えないほど最近はカルト化が激しいのであえて例にしない)
食中毒を考えて見る。
で、化学物質過敏症というのはせいぜいこの場合の2番目程度でしかないわけだ。これは素朴な民族伝承みたいなのを例に挙げたけれど、実際最先端医療でもやっている事は同じで、
と言うプロセスがほとんどで似てるよね。もちろん手法や機械の発達などはあるわけだけれども、大まかなプロセスは一緒。たとえば集団公害事件などは
ってな事になる。
そこが疑わしいよね。予断じゃないのか。
そもそも人工物質って何なのか、疑問に思わざるを得ない。そう思わない?
予断があるのは間違いないと思う。と言うか本当は適切な病名がつけられるべきなのに、何でもかんでも化学物質過敏症という事にしすぎという議論があって、便利すぎるわけで。医師も人間なので「私化学物質過敏症だと思うんです!」と強く言えば、それを予断として持ってしまって不適切な診断を下してしまうこともあり得るかも知れない。化学物質過敏症を扱う人の中には「化学物質過敏症という概念が広まったことで、潜在的に存在しいていた患者が表に出てきた」と宣伝している人もいるけれども、こんなおおざっぱな概念でそれはねーよと思うし。
しかし「診断の結果、一括で怪しいとされる物質が極力出てこないようにコントロールされた場所だと症状がでないが、通常の場所にいると症状が出る」ということが一定数存在する事は事実であり、それらを便宜的に「化学物質過敏症」と呼ぶ必要はある。統計的に症状があることは明らかなので。そう言う意味で本当はもっと違う適切なネーミングがされるべきなのかもしれないけど。
だからできるけ、ここから症状が出る物質を一つずつ入れたり出したりするとかして実験をしたり情報を集めたりして、この大ざっぱな括りに含まれるものを除外していかないといけない。もちろん、そこにはブラセポ効果的なものを含む影響も確認する必要があって、ブラセポ効果によって大方の症状が治まるのであればそれは神経性やら心因症(決して詐病という意味では無い)だという診断も含めて行わなければならない。つまり「詳細がわかってねーからこう呼んでるんであって、詳細がわからねーからこう呼ぶなってのはねーよ」と言う訳である。
いろいろ面倒なんだよねこの辺り。
まぁ一つだけ言える事は「化学物質過敏症を煽りまくって荒稼ぎする悪徳医師モドキやら、詐欺師共はさっさと捕まれ」という事に尽きるわけですけどね。こう言う多種多様なものをひとくくりにしたようなものはそう言う輩が沸きやすいので。
「除外診断」というやつだからでっかい概念になっちゃうのはあるていどしゃーないよ。どうも原因が分からないけど何か特定の物質がキーになっているらしいというものを丸ごとぶち込んだ概念だからね。
いわゆる「隙間の神」みたく、科学が世界を解明すると神の仕業だという領域がだんだん減っていくのと同じで、化学物質過敏症もよくよく調べていくと何らかのアレルギーだったりして化学物質過敏症という概念が当てはまらなくなったりしていくんで範囲は減ってきている。シックハウス症候群も大昔はこの仲間だったわけだが、原因がわかって仲間から外れたりしたし。けれども「まったく原因がわかりません」と言うわけではないが「どうやら何かの人工物質が関係しているらしい」という所まで突き詰めたという意味だと思う。
そう言う話も合って、化学物質過敏症って病名のような名前で呼ばれているけど、実際には学会なんかでほとんど承認されてないし、英語も「化学物質過敏状態」という言い方がされるね。
付け加えるならば香水か整髪料かわからんが柑橘系のにほいとヤニ臭さが入り交じった
妙なひほいですけど。
正直、近寄るとムセる。
私は禁煙後しばらくしてからタバコアレルギー(化学物質過敏症)になってしまったようで
近くでタバコを吸っている人がいると咳が出たり涙が出たりゼーゼーしたり、
職場は完全分煙ではないので、喫煙は仕事場の出入口周辺でされることが多い。
同じ仕事場で喫煙者はA氏のみ。他の人はその副流煙を毎日吸う羽目に。
ある日、いつものようにA氏は出入口付近で喫煙をしていて、
いつものように私はアレルギー症状が出始めて咳をしたりゼーゼーしてたら
A氏が
「薬飲んだほうがいいよ!」
だって。
何の薬を飲めと言うのだ?
なんかムカっときたから
と言ってみた。
そしたら遠くで喫煙してくれるようになった。
がしかし、残り香的な何かを引き連れてくるので
別に喫煙者が悪だとは思ってない。マナーさえ守ればいいと思う。
A氏は会社の後輩に「煙草なんていつでもやめれるんだけどやめる機会がないんだ」とほざいてたそうです。
依存しすぎてるからやめれないくせに何いってんだか。
余談。
A氏はうちの会社を「六本木ヒルズに入ってる会社くらい儲かってるんだ」と
うちに就活に来たコに言ってた。
軽く失笑モンです。
ちなみに、A氏は30代前半。
いい大人の定義ってなんすかねー。
書いたらスッキリした。
でめたし、でめたし。
付け加えるならば香水か整髪料かわからんが柑橘系のにほいとヤニ臭さが入り交じった
妙なひほいですけど。
正直、近寄るとムセる。
私は禁煙後しばらくしてからタバコアレルギー(化学物質過敏症)になってしまったようで
近くでタバコを吸っている人がいると咳が出たり涙が出たりゼーゼーしたり、
職場は完全分煙ではないので、喫煙は仕事場の出入口周辺でされることが多い。
同じ仕事場で喫煙者はA氏のみ。他の人はその副流煙を毎日吸う羽目に。
ある日、いつものようにA氏は出入口付近で喫煙をしていて、
いつものように私はアレルギー症状が出始めて咳をしたりゼーゼーしてたら
A氏が
「薬飲んだほうがいいよ!」
だって。
何の薬を飲めと言うのだ?
なんかムカっときたから
と言ってみた。
そしたら遠くで喫煙してくれるようになった。
がしかし、残り香的な何かを引き連れてくるので
別に喫煙者が悪だとは思ってない。マナーさえ守ればいいと思う。
A氏は会社の後輩に「煙草なんていつでもやめれるんだけどやめる機会がないんだ」とほざいてたそうです。
依存しすぎてるからやめれないくせに何いってんだか。
余談。
A氏はうちの会社を「六本木ヒルズに入ってる会社くらい儲かってるんだ」と
うちに就活に来たコに言ってた。
軽く失笑モンです。
ちなみに、A氏は30代前半。
いい大人の定義ってなんすかねー。
書いたらスッキリした。
でめたし、でめたし。
卒業式で撮影禁止だとか参観日の香水禁止だとかを,個人情報保護法や化学物質過敏症をたてにするのはやめよう。
学校側としてはもっともらしい理由が欲しいのだろうが,穴だらけの理由だと反論に対して無力だ。
児童・生徒と保護者とは切り離して扱う。参観日は授業ではなく親子一緒の教師との懇談会にして,入学式は保護者への説明会を別途開催する。
授業参観の保護者に香水を使用させない方便に「化学物質過敏症」が使われた。
http://www.asahi.com/national/update/0214/NGY200902130016.html
授業参観では、香水やにおいの強い整髪料は控えて――。化学物質過敏症の人たちが学校などの公共の場で被害を受けることがないよう配慮を呼びかける動きが、全国の自治体に広がっている。患者の支援団体によると、千葉、岡山、広島の3県と21市町が、ポスターなどで啓発を進める。とはいえ、化学物質過敏症への認知度はまだ低く、自治体側には表現方法などをめぐって戸惑いもあるようだ。
「子どもによっては、保護者の整髪料や香水などに反応して息が苦しくなるなどのアレルギー症状が出るようです。鼻やのどを刺激するような整髪料や香水を控えていただくと、大変助かります」
今月初め、名古屋市瑞穂区の市立小学校が、保護者あての「学校通信」で、こんな呼びかけをした。こうした「お願い」は、初めてという。
しかし個人の趣味嗜好で他人へ迷惑がかからぬようにすることは社会人として当たり前のことであり、ことさら他人への害という問題にする必要はあるのか。ブックマーカーの意見をみると
はてなブックマーク - asahi.com(朝日新聞社):「授業参観、香水控えて」 学校「過敏症の子に配慮を」 - 社会
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.asahi.com/national/update/0214/NGY200902130016.html
pollyanna 教育 「化学物質過敏症」を持ち出す必要があるのかいな。気持ち悪くなるから香水やめてでいいじゃん、と思ったり。強すぎる香水はほんと勘弁。/id:y_arim これが一番角が立たないという状況がいろいろもにょる。メタブへ↑ 2009/02/15
y_arim news, education id:pollyanna いや、これが一番角が立たない方法なんじゃないかな。「不快感」以外の客観的なエヴィデンスが示せるから。「気持ち悪くなるから」だと「個人の自由だろ」と言い返されて泥沼化するだけだと思う。 2009/02/15
もはや社会人としての常識、マナー、モラルといった不文律はとっくに有効性を失っており、科学的裏づけという客観的な証拠、その実「香水は他人に傷害を与えうる」「香水の使用者は加害者になりうる」という明らかな「損」なくして香水の使用を制限できぬところにまで日本社会は陥っているということをこの現象が示していることがわかる。
もうひとつ。任天堂DSといえば日本で1000万台以上を売り上げた携帯用ゲーム機だが、それで遊ぶためにはソフトも購入してゲーム機に取り付けなければならない。
ここで問題になっている「マジコン」はDSに取り付けることであたかも任天堂DS用ソフトと同じように振舞う任天堂非純正のガジェットである。
その仕組みはマジコンにインターネットからダウンロードした(或いは自分で吸い出した)DS用ソフトのデーターを書き込み、それをもとにマジコンはDSに対し自分がそのソフトであるように振舞うのである。
もしユーザーがソフトを買わずに「マジコン」を選べばそれだけ任天堂やDS用ソフトメーカーの売り上げが減ることになる。昨年中国のマジコン製造業者は不正競争防止法違反で摘発されたが、依然としてマジコンユーザーは後を絶たぬ状況であるらしい。
『パワプロ』開発者が質問にブチギレ! マジコンユーザーに一喝
http://getnews.jp/archives/5406
最近流行しているマジコン(?)に対して、『実況パワフルプロ野球』シリーズから派生した『パワプロクンポケット』シリーズの開発関係者が激怒していることが判明した。ニンテンドーDS用ソフト『パワプロクンポケット11』の公式サイトには、ファンからの質問コーナーが存在し、すでに質問の募集は終了しているが、多くの質問が寄せられた。そのなかに、マジコンに関する質問があり、その返答で激怒しているのである。つまり、公式にコナミのゲーム開発者がマジコンに言及している、珍しいケースである。
■神奈川県 の 1丁目の20番さん 13~15歳 の質問
Q: 今回のぱわぽけはしっかりマジコン対策しましたか?
A: そう言う事はいうな!買えよ!俺らの仕事や時間を無駄にする奴は消えてしまえ!!
Q: 具田君と話していて思ったのですが、マジコンについてどう思いますか?
A: その商品自体はグレーらしいけど、それを利用して正規に購入していないゲームで遊んでばかりいると色んな人たちが困ります。まず売り上げが確実に落ちるからね。売り上げが落ちると人数や制作期間を短くしなくては立ち行かなくなるわけで、ゲームの質がどんどん落ちていくだろうね。そんなものばっかり使うと、そのうちゲームなんて発売されなくなるよ。レストランで食い逃げするようなものだからね。…そうなればパワポケもおしまい…
はてなブックマーク - 『パワプロ』開発者の貝田さんブチギレ! マジコンユーザーに一喝 ≪ ニュース | 未来検索ガジェット通信
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://getnews.jp/archives/5406
okoppe8 こういう時代だから、不正利用には「カッコ悪いよ」という価値観で対抗するしかないからね。がんばって欲しい。 2009/02/16
痛いニュース(ノ∀`):「パワプロ」開発者、中学生の「マジコン対策しましたか?」の質問にブチギレ
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1217616.html
107 : すずめちゃん(catv?):2009/02/16(月) 20:17:56.44 ID:6voUB1Qg
まさに一般人がR4とか使ってるからな
家族いる奴がだよ
子供とかに与えてるんだろうなぁ
131 : すずめちゃん(北海道):2009/02/16(月) 20:21:49.02 ID:0mq+bojW
マジコンとかコピーとか昔は知ってる人だけ知ってるってなもんだったのに
ちゃんと購入しないと韓国みたいになるのに。
136 : すずめちゃん(アラバマ州):2009/02/16(月) 20:22:24.58 ID:B82kqRgn
151 : すずめちゃん(アラバマ州):2009/02/16(月) 20:23:37.04 ID:YFx6/g9r
こないだパートのおばちゃんが
って言ってた
178 : すずめちゃん(関西地方):2009/02/16(月) 20:25:23.79 ID:GRK9hiuE
遊びに来た弟の友人とか、ほぼマジコン使ってるよ。
「お母さんが新作すぐDLしてくれんねん、頼んだろか?」
って親からして腐ってる。
347 : すずめちゃん(dion軍):2009/02/16(月) 20:43:03.83 ID:ADrYZjia
そこには「エロで稼ごうなんて下衆な発想」っていう
364 : すずめちゃん(神奈川県):2009/02/16(月) 20:44:47.00 ID:SyJWWKRp
>347
マジコンという選択肢がありながら店屋で金を払ってソフトを買うという行動は利己主義に反している。自己中心的に考えれば自分の行動でメーカーが損をしても、それで自分が得をすればいいからだ。
「それでも」製作者へ対価を支払うのが社会人としての責任であり求められるモラルであるはずだ。しかし、マジコンの普及はそうしたものが軽視されている日本社会の実態をやはり映している。
だからダウンロード違法化というのはモラルが有効に機能していない社会における実効的な対策ということになる。ダウンロードが明らかな「損」ということにならなければそれは防げないのだ。
「モラルなき行動は嘆かわしい」とかもうそんな段階はとうに過ぎ、モラルがないことを前提にルールを作り直していくしかない。そんな感じなんだなーとこの二つのニュースをみて思った。
元増田です。
酔って書いたので、ちょっと過激な書き方になってすまんかった。
でも本当に彼らは農薬使うぐらいなら感染症が広がるぐらいどうとも思ってないんだって。
北米にウエストナイル熱が上陸したときも、反対にあって空中散布ができなかった。
そのせいで、ウエストナイル熱は北米に広がり、年間数百人が北米で死んでる。
http://home.e06.itscom.net/chemiweb/ladybugs/kiji/t14101.htm
6月2日付けの読売新聞に衝撃的な記事が載りました。厚労省が西ナイル熱対策として蚊駆除を徹底するというガイドラインを策定したというのです。患者発生時やカラスなどからウイルスを検出時は、まず10キロ四方を目安として下水管や木の茂みなどに殺虫剤を撒き成虫を駆除。空中散布も検討するというものです。
この指針を6月13日までに都道府県に配布するということだったので、化学物質過敏症患者や、生活環境での殺虫剤の規制を求めている団体などが仰天して、直ちに情報収集に当たり、賛同団体を集めて厚労省に要望することにしました。
実際に年間数百人単位で死ぬ危険性のある西ウエストナイル熱よりも、実際に死んだ人はいない化学物質過敏症患者のほうが優先されるらしい。
殺虫剤を練りこんだ蚊帳の、アフリカでの普及活動でさえ反対する。
http://www.kokumin-kaigi.org/kokumin03_51_03.html
日本政府は、合成ピレスロイドのペルメトリンを練りこんだポリエチレン繊維で蚊帳を作った住友化学の提案に乗って、ユニセフの「マラリヤ撲滅作戦」の一環として、アフリカでこの蚊帳の普及に乗り出しているが、ペルメトリンは、乳幼児の脳の発達を阻害する可能性があると、富山医科薬科大の津田らによって報告された論文7)を引用して、黒田洋一郎氏は警告している。蚊帳に付けられている「触れたら、手を洗うように!」という注意書きはアフリカの現実の中で意味をなさない。農薬入りでない普通の蚊帳の普及にこそ、日本の国際協力の予算が用いられるべきであり、農薬汚染の輸入食品による中毒の再発を防ぐためには、日本の食糧自給率を上げると共に、中国を含めたアジア・アフリカなどの諸国に、農薬に依存しない有機農業の普及という面で、日本の国際協力が行われるべきであろう8)。
論文も読んでみたけど、こんなエビデンスレベルの低い研究に拠って不確実なリスクを削減するよりも、マラリアのリスクを削減するほうがどう考えても優先されるだろう。