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はてなキーワード: インフレターゲットとは

2015-07-27

経済が必ずしも資本主義である必要はない

経済ってのはいかに回すかが一番重要である

上手く回ってさえいれば何主義でもいい。

さな駅前ごとに商店街があってみんな個人商店であっても

かい複合スーパーであっても上手く回っていれば

同じいい経済である

では何が違うか?

本来同じ国民なのだから、同じだけ得して同じだけ損していれば何の問題もない。

コスパがいいだの悪いだの言う場合、同じ共同体ならそんな価値観自体おかしい。

まり共同体というのが変わったのか変えられたのか知らないが曖昧にされている。

今更遅いのだが、経済のあり方が国家のあり方国防のあり方にまで大きく影響する。

オリンピックも円安誘導インフレターゲットアメリカフランス軍事行動日本海外派兵も全部つながっている。

つながりを切りたいなら鎖国するのがいい。

不便で高いものを買わされるが共同体がはっきりしていて分かりやすい、安定させやすい。

共同体曖昧にしてグローバリズムといって得する人たちは止まると死んでしまう、不安定なほうがとにかく動くからいいと思っている。

鎖国ってすばらしかったなーwww止まっても死なないwww

まあ今の日本が本気で止まるとは誰も本気で思っていないだろう、時すでにおすし

今のうちに言っておいてあげると、誰も日本を本気で止めようとはしていなかった。

からあの時俺は言ったんだとか言うだろうが、とても本気だとは思えない軽いものだ。

やるとなったからには本気でやりましょう。日本型魔改造するしか活路はありません。

2015-05-19

橋下徹自身評価や、大阪都構想の是非はおいておいて。

結構、重大な局面だと思うのだよ、これ。むしろ「勝った勝った」とはしゃいでる左翼的陣営こそ、次にちゃんとした手を打たないと取り返しのつかないことになる可能性がある。

橋下の引退により、おそらく「維新の党」は求心力を失う。解党するかどうかはわからないが、もともと個人商店であった以上、以前のような影響力は持ち得ない。やはり去年に解党した「みんなの党」も、もはや跡地すら残ってない惨状。こちらも個人商店だったし。

で、重大なのは、どちらも一定の支持層を持っていたこと。たぶん都市部ホワイトカラー層が中心。20代40代が多いはず。

この層の受け皿が完全に崩壊した。

この志向性を持った層が支持する先が安部自民一党になることの危険性。

民主党デフレ推進してきた反省が見られないし、共産党は「大企業=悪」なテーゼが根強い。

公明党は「安定は希望」というキャッチフレーズである時点で論外。

リバタリアニズム的な志向性を持った層が支持する先がなくなってしまった。

まり経済成長歓迎・インフレターゲット支持」と「歴史修正主義ナショナリズム

パッケージ

「脱経済成長デフレ容認」と「人権多様性支持」

パッケージ

しか現状選択肢がない。これは困る。

個人的にはレイシズム歴史修正主義うんざりなのに、それに対抗する軸がまともな経済政策を打ち出さずにげんなり、というのがここ最近の印象。

ピケティブームになったときも「成長か、再配分か」みたいな二者択一にしたがる人たちが多くて本当に辟易した。

再配分を重視することと経済成長は両立する、というかむしろ両輪として機能するはずなのにね。

というわけで。

インフレターゲット政策

・「小さな政府志向行政機構の縮小、民営化

・再配分重視(負の所得税などシンプルシステム

LGBTなどマイノリティ人権擁護(「伝統的な家族観」とか言わない)

・「歴史戦」とか言わない

こういう政策パッケージ政党が出てくることをつとに希望

少なくとも、従来の「左翼」とか「リベラル」とか言ってる人たちは「勝った勝った」じゃなくて

ちゃんとビジョンを示してくれよ、と思う。

2014-12-13

安倍嫌いだけどアベノミクス支持な人が悩むスレ

この文章は、例えば【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)に深く共感するものの、一方で民主党支持者としての執行部のアベノミクス批判への愚痴な感じでアベノミクス(というかインフレターゲットおよびその手段としての金融緩和政策への支持)は有効である判断してて、じゃあ選挙で何処に投票すんだよ!って人向けにウダウダ書いてみる。

(この手の話をブログに書くのも抵抗有るんで匿名で)

取り敢えず選挙での行動(比例と総選挙区の違いを言うとややこしくなるんで、自民を選択するか非自民を選択するかで分ける)と、選挙後の経済状況が改善/悪貨した場合について利得行列を作ってみる。

選挙での行動/その後の景気 自民投票(安倍支持) その他へ投票(安倍不支持)
景気が改善した場合 △「ま、アベノミクス成功したな。でもやっぱ安倍思想否定されるべきなんじゃね?」 △「アベノミクスの結果はどうあれ、安倍思想否定されるべきだ。」
景気が後退した場合 ×「やっぱアベノミクスは駄目な上に、思想風土まで悪化しちまった。完全敗北orz ○「やっぱアベノミクスは駄目な上に、思想風土まで悪化しちまった。やっぱ不支持は正しかった」

(○: 俺様大勝利、△: 微妙、×: 負け)

今回の選挙自公が(あるいは自民単独でも)多数派となることはもう確定しているという前提で、内心での勝ち負けだけを評価した。あと、勝ち負けってのは完全に個人の主観なんで各自で置き換えてもらいたい。この勝ち負け基準他者押し付ける気は無いし、押し付けられるべきではない。

あと、「アベノミクス成功・失敗」ではなく「景気が改善・後退」ってなってるのは、まあ国内金融政策だけではどうにも成らないイベント上海市場が暴落したりロシアあたりで景気底抜けになって世界恐慌再びとか)も有るしなーという意図個人的にはやっぱ金融緩和策取ったほうが上手く行く可能性ははるかに大きくなると判断してるけど、サイコロは振ってみないと結果が分からん

とりあえずゲーム理論っぽく考えた場合、「絶対損しない」選択は「その他へ投票(安倍不支持)」に成るわけだ。ただしこれは上で書いたように「俺が選挙で一票入れようが入れまいが自民が勝ってアベノミクスが実行される」ってのが大前提。仮に同じような事を考える人が予想外に大きくて、アベノミクス実行できないような結果になった場合には「景気が後退した場合」となる可能性が高くなり、生活に跳ね返ってくる。あとまあ、排外主義なり国粋主義なりが国家レベルエクストリーム暴走するのは(1930年代日独あたりのように)経済状況が絶望的な場合であって、経済状況が悪化する事で「安倍以上に安倍的なナニモノか」が出現するんじゃ無いかなーという危惧もある。

そうなると、経済状況が良くなる可能性を少しでも高めるために、(内心の勝ち負けでいうと負けである事はともかく)自民投票した方が良いんじゃ無いかという気がする。

ここまで考えた事をまとめると

という頭を抱えたく成るようなどうしよもない選択を強いられる事に気づいた。

オチとか安易結論は無い。

2014-08-05

http://anond.hatelabo.jp/20140805132859

それがあるんだなぁ。国債には利払いという概念がある。その利払いには金融機関がぶら下がっていて、

その下には海外投資家がぶら下がっていて、リーマン・ショック並みに日本国債はデフォルトなんか出来ない。

 

すると国債の利払いのために国債を発行するという悪循環になり、

これのために、金利の上げ下げができなくなっていき、最終的には破綻する事になる。

国債の利払いに邪魔されて、『インフレターゲット』の適正な設定ができなくなることで、国内経済に影響をあたえることが最大の問題

まり 『インフレターゲット』の適正な設定が出来る範囲金利の支払いになるような国債国債発行の上限MAXという話になって、それが事実上の原資

 

現在は、国民の預貯金が原資になっていて国内銀行が多くを賄えているけど、海外投資家が増えればアルゼンチンに近づいていく。

2014-04-19

量的緩和インフレターゲット、そして期待インフレ

量的緩和だけでは中々に期待インフレは発生しない。発生が少ないから量的緩和を2倍3倍と増やせば確かに発生する期待インフレは増えるがやはり少ない。しかしここでインフレターゲットを導入すれば期待インフレは勢いよく発生する。ここで量的緩和を2倍3倍にすれば勢いよいまま発生する期待インフレターゲットとなるインフレにより早く近づく。

さて、ここでインフレターゲットが導入されていない状態での量的緩和と期待インフレの量を比較して、期待インフレの発生には量的緩和は無力だと言ったり、インフレターゲットのあるなしが変わるのを無視して量的緩和と期待インフレ関係不安定と言ってはならないだろう。期待インフレが欲しければ量的緩和インフレターゲットの両方を揃えることが重要なのだ

http://anond.hatelabo.jp/20140419144853

2014-02-21

増田で学ぶNISAってどんな賭場?

よ、ハナキンって言っただけで昭和遺物扱いされて悲哀を感じるナ

色々あってすっぽかされて暇んなったから、NISAの話しとくか。

結局NISAって何なのよ

インフレするから自衛しろってことだな。

まり初心者向けの賭場

まずは株式会社のキホンから(ドヤァ

たとえば仲間内に、トンデもなくカワイイ子が居たとするな。

の子アイドルにして握手会でも開けば相当儲かりそうだ。

でも、レッスンだの仕込みだのイベントだの金が相当かかる。

そこで、有志を募って金を出し合って、この子を売りだそうとする。

結果、すんげえ盛り上がってスターダムにのし上がり、相応の見返りがあったとする。

で、ここで言う可愛い子が「事業」で、カネの出し合いが「出資」で、

盛り上がりが「利益」で、カネ出した割合に応じた見返りが「配当」だ。

ある事業がイケそうだと踏んで、金を出すのが株主ってことだ。

当然金を出してるってこたクチも出したくなるから株主総会なんてのがあるワケだ。

これがすべてのキホンで、あとは実情に応じた応用になる。

次は株式取引のキホン(ドヤァ

ただ、株ってのは売り買いできる。

最初は、「事業」をヤルためにカネ出してくれた有志の集まりだったが、

ま、途中で抜けたくなるヤツも居るし、譲ってくれって言うなら売ってやらんこともない。

なんてので、株式取引ってのが生まれるな。

で、だ。

ヤフオクでも何でもそうなんだが、取引ってのは、上手くやると儲かるわけだ。

例えば、街頭で歌ってる少女サインなんてのは、まあ入手は難しくないわけだ。

でも、代役からチャンスを掴んでスターの座を駆け上った超時空シンデレラなっちまうと、こりゃ相当の高値になるワケだ。

モチロン路上詩人の全てが成功するワケじゃない。

株式会社ってのは相当数があって、かなりの取引がなされてる。売り買いは結構頻繁にできる。

で、「この会社株式は、もしかすると高値になるんじゃねぇの?」と思ったら、買っとけば良いわけだ。

不確実性に賭けて儲けようとする。

まりギャンブルだ。

話変わってインフレの話

インフレターゲット2%とか聞くな。

消費者物価指数の対前年度比のことなんだが……

まあ、インフレ2%ってのは、物価が2%上がる、と思っときゃイイ。

理由は色々だな。

会社ってのは借金して事業拡大してナンボだとか、カネが動きさえすりゃ失業者が減るとか、まあムツカシイ事はエライ人に任せときゃインだよ。

物価が上がりゃ、賃金も上がる。まあ過去実績は未来予言しないが、統計局データみると過去ナントカなってた。

問題はだ。物価が上がると貯めてるカネの価値が下がるってこった。

具体的に行こう。

オマエが100万円貯金してたとするな。今日100円のモノは、1万個買える。

ただ、物価が2%上がると、102円になる。すると9803個しか買えねぇな。

いきなり200個近く買えるモノが減るわけだ。

するとだ、毎年毎年インフレ2%が継続するとだ、

  • 10年後には121円になって、8196個しか買えなくなる。
  • 20年後には148円になって、6711個しか買えなくなる。
  • 40年後には220円になって、4524個しか買えなくなる。

40年間ずーっとインフレ2%が継続するとかこの20物価ほとんど変わってねぇのにお花畑みたいな前提だが、

まあそういう前提に立つとだ、100円ショップは220ショップになって、貯めてるカネは実質目減りする。

売ってる商品の中身が変わってなくても、カネの価値が下がるってのがインフレで、物価上昇ってこった。

過去定期預金金利インフレを常に上回っていたかナントカなってたが、まあ今後はどうだろうな。

あ、飲み屋ハイパーインフレ云々絡んでくるオッサンには、

フラット35限界まで借金して豪邸建ててんだろうな?固定金利借金とかゼロナンだろ?ん?」て返そうな!

続いてちょっと固めな資産防衛の話(マダドヤァ

事業に魅力を感じて出資して、見返りとして配当を貰うってのも株主のあり様だが、

安い時に出資して、周りが高くてもイイからその株売ってくれって言った時に売って差額で儲けるのも、またアリなワケだ。

さらに言えば、株式取引ってのは「価格変動するモノ」の取引でしかないから別にその会社思い入れがなくてもイイ。

腐らねぇし保管も要らねぇし取引相手も大量に居るからヤフオク転売するより何倍も楽なわけだ。

バカみてぇに取引が多いから、借りてきて売った後で買い戻すみたいな、日常生活じゃ考えづらい転売方法もある。

投資投機とはみてぇな、イケメンが語れば素敵って言ってもらえてもオッサンが言ったらウザがられる話題に踏み込まなくても、

結局のところ、不確実に賭けて儲けようと思ってやる行為ってのは、基本的には全てがギャンブルだ。

損しないためのギャンブル

ただ、ギャンブルってのも大損しない為に使うと、意外に便利だったりする。

例えば「俺は今年怪我をするゼ」という方に賭けるギャンブルってのは、結構みんなやってる。

毎月賭け金をベットして、勝てば(怪我すりゃ)払い戻しがあって、負ければ(怪我しなきゃ)親に持ってかれちまう。

親が保険会社ギャンブル、ま、普通呼び名で「傷害保険」だな。

火事になる方に賭けるのが火災保険だし、癌になる方に賭けるのがガン保険だ。

モチロン、コンナのは負けた方が嬉しい訳だ。

守るためのギャンブル

同じように、資産を守るためにやるギャンブルってのもある。

稼いだお給金守るんだったら銀行に預けときゃ良さそうなもんだが、実はコレ目減りする。

さっきちょっと言ったインフレってやつだな。

まあ、昭和の頃みたいに普通預金でも3%とかついてりゃ別にエエがな。インフレ2%より大きいからな。

ただ、金利自由化されたし、銀行しか預け先がないってのは如何にも問題だ。

だもんで、「今貯めてるカネが、インフレに負けて実質目減りしないようにする」ギャンブルってのは、

「損しないためにするギャンブル」だから

まあ、欲に眩んだギャンブルよりは多少はマシなわけだ。

やっとこNISAの説明に

さてとNISAだ。

こりゃ、少額投資非課税制度の事で、日本版ISA略称だな。

ISAってのはイギリスIndividual Savings Account(個人貯蓄口座)の事で、これがお手本になってる。

(読んで字のごとく個人の貯蓄を奨励する口座だが、イギリスのはちっとメンドウだ。カツアイ)

ま、日本場合は、非課税ってあたりがキモで、要は税金が取られねぇ。

日本はな、稼いだカネにゃ税金がかかるんだ。転売例外じゃ無え。

だけどな、政府が「こんな風に自助努力してくんねーかなー」って部分にゃ、優遇してくれるコトが多い。

判りやすいところで言うとだ、財形貯蓄ってのは利息に税金がかかんねぇ。

まー雀の涙にもならん利率の昨今だと意味ないが、例えば金利3%の時代ならマァマァ意味があったんだよ。

簡単に言うとだ、年上限100万でギャンブルに慣れろって制度だ。

少しだけ複雑に説明するNISA

NISAちゃんみたいな絵を石川雅之が書きゃイイんだよ。醸せよ。

あとで政府のインボウガーみたいなのは邪推するけど、制度だけサラッと説明するとだ、

  1. NISA口座って、取引用の口座が1つだけ作れる。
  2. 100万までナニカを購入できる。
  3. 毎年100万枠が貰える。年またぎの合算無し。
  4. ナニカを売っても、100万枠は復活しねぇ。減るだけ。
  5. ナニカから利益が出たら、5年間は非課税。5年後にその年の100万枠で延長アリ。
  6. 非課税利益は、配当(持ってると貰えるやつ)とか、売却益(買値と売値の差額)とか、なんでもアリ。

これだけだな。

ナン落とし穴とか気になるワードだが、要は口座の中だけが非課税で、外出しちゃイカンってこったな。

ま、アタリマエっちゃあアタリマエのハナシだ。そういう口座なんだから

あ、2023年までの10年間だから通算1000万円ぶんーとか言ってるのは聞き流してイイ。

5年間非課税ってことはだ、6年目には非課税枠が消えるわけで、結局5つしか枠はストックできねえな。

ちっと判り難いか。具体的に行こうか。

2019年時点では、以下のようになるな。

  • ハゲ購入時100万の株(97株が一般口座、3株がNISA枠)
  • 売買益4920万、売買損85万。差し引き4835万の儲け。

これに一切税金がかからねぇ。ビバNISA!

んでだ、

  1. 2015年には80万しか買ってねぇが、残20万は別に翌年に繰り越せねえ。
  2. 2016年100万で買ったカニ株を手放してるが、別に枠は復活しねぇから、もう買えねぇ。
  3. 2017年はカニ株を10万で買っただけ、2018年は買ってねぇな。勿体無え。
  4. 2019年100万枠で、2014年に買った時のハゲ株を移行してるが、非課税枠の継続時に時価(払い出し価格)で計算される。

非課税枠の継続については、金融庁PDFが判りやすいかね。

金融庁「NISAの拡充について」[PDF] p7

http://www.fsa.go.jp/policy/shokenzeisei/01.pdf

ま、年始に5年間使えるNISA枠がもらえて、買えるのは最初一年だけ、ってな感じで理解すりゃエエな。

2018年まで使える「2014年NISA枠」は既に配布開始されてる。来年になったら「2015年NISA枠」が配布される。

これが今んトコ、2023年まで配布されるってこったな。

当然このNISAにも理由がある。

要はだ、素人がいきなり2000万とか5000万とか握りしめて鉄火場にやってこられちゃ困るわけだ。

いや、イイんだよ?スッてもおとなしく社会を乱さずヒッソリ暮らしてくれりゃ。

そうはならんだろ。

からガーターガード付きボーリングみたいな、上限100万のお試し賭博場で、ちっと経験積んでくれってコトなわけだ。

退職金の3000万で、○○の株を買った!儲かったら海外旅行に行くつもりだ」

○○には好きな会社名前を入れて良いが、こう言うのやられたら困るわけだ。

国民全員にギャンブル狂になってもらっちゃ困る。

だが、銀行おんぶにだっことか、年金だの公的支援だのに期待されても困る。

から、「儲けるためのギャンブル」じゃなくて「インフレに負けない資産防衛」してもらいたい。

ただ、痛みを伴わない教訓は身につかない。

からまあ、年100万ぐらいの規模で痛い目みながら学んでもらうってのが、目論見になっとるわけだ。

政府広報オンライン:4.投資ギャンブル

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201306/3.html#anc04

いやあ、腐っても政府広報

投資ギャンブルではありません」とか書いてないトコロにシビれるネ。

安全ギャンブルを楽しむ方法を説明しているトコロが、実に誠実だな。

結局どうすりゃいいのよ?

なんでもやってみなきゃ判んねぇとか言ってねぇで、良い年した大人ならある程度のことはやって見る前に判れよ。

良い経験する為の授業料で年100万は高ぇだろ。

つーかな、繰り返しになるがな、

「儲けよう、2倍にしよう3倍にしよう」ってのは、競馬競輪オートレース競艇と全く変わらんわけだ。

そりゃモンキーターンでは青島派だったよ?

でもな、オトウチャンが50万も100万も握りしめてボートレース行っちゃったら困るだろ。

「余裕資金で初めて、損しても授業料だと思いましょう」とか鵜呑みにスンなよ?

馬見るオッサンだって必死に予想して、当たると思って買ってんだ。

まずはインフレから貯金を守る為にどうすりゃ良いか考えて、

次に、自分の考えが外れたときどうなるか考えて、

クドすぎるぐらいにゆっくりじっくり考えろナ

んで、イケると踏んでから買やイイのよ

蛇足的なまとめ

NISAキモはたったの3つ

  1. 100万まで
  2. 口座は1つだけ
  3. 税金が掛からねぇ

ハッキリ言って譲渡益(売買益な)に税金からんとか、どうかしてる優遇措置なんだよ。

コレで、株だのファンドだのを「調べて学んで資産運用自分でやる基礎を身に付けろな」って制度なワケだな。

要は、これからインフレさせる予定だから自助努力でヒトツヨロシクってこった

ま、カネはカネだ。よく考えて張っていこう!

2014-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20140128193343

日本がこのままなら、ハイパーインフレになって貯金なんて吹き飛ぶだろ。

35年以内にハイパーインフレにならない根拠は、フラット35の全期間固定金利銀行が建ててる利率が軒並み2%前後から

少なくとも銀行屋は35年じゃ年率2%で儲けが出るって読んでるから、ソイツらよりオレの頭が良いとは考えてない。

(正確には、銀行屋が機関投資家に買わせる債券をそれぐらいにしときゃ買ってもらえると読んでる、だが)

もし本気でハイパーインフレになると思ってんなら、即住宅ローンで3,4千万銀行から引っ張ったモン勝ち。

なんで将来において貨幣価値が同じだって思うんだ?

思ってねぇから物価スライド式の年金破綻しないように祈ってんじゃねえか。

ハイパーインフレが起きなくても2%ずつのインフレで20年 30年は結構インフレしてるぞ。

最初ぶっちゃけとくと、年収300万でインフレ心配してもしょうがねえよ。そもそも資産がねぇ。

で、年金破綻したり受給開始が延びたときの対策を、「長く働く」にしてるのは、アクシデントへのキホン対策が「働くこと」だからだよ。

消費者物価指数から見て、この20物価はあがってねぇ。

ただ、日銀インフレターゲットが口だけじゃなくてマジで今後30年近く2%を続けるんだったら、それに合わせて給料うごかねぇってこたねぇよ。

それに昭和の中頃までは、普通金利でも3%とかついてたぜ?インフレってのはフツーにしててもそこそこ対応できんだよ。

大抵の場合給料はすぐに上がったり下がったりしねえけど、その分娯楽費の毎月4万円が増えたり減ったりするだけだよ。あそこが余力。

支出の25%ちょいが娯楽費ってのは、そういう意味だよ。

という「別に対策イラねぇし、外したら趣味にかける金が減るだけ」ってのを前提として、

大抵のインフレ対策の資産防衛ってのは株だの土地だのになるんだが、触れてねえのは資産って呼べるほどのもんじゃねぇからだ。

物価連動国債もあるから基本はソレ買っときゃイイんだが(日本インフレ2%っていうときは、消費者物価指数の前年度比で言うから一緒な)

ありゃ、みずほファンドぐらいしかねぇし、個人が何時までも買えるかわからんから細かく言ってねぇ。

個人のできるインフレ対策は、「多少見込みがハズレても対応できるように余力を残した設計にしとく」だけだよ。

物価が2倍で給料そのままなら、そりゃ年収300万円維持とは呼ばねぇよ。

2013-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20130115080019

もういい加減諦めろよ

円安やインフレターゲットを明言してる自民党以外にこの国の景気を良くできる政党存在しない事がこの3年半と先月の総選挙で結論が出たんだよ

結論が出た以上は、現状はこれから始まる自民党の政策を前提に自分がどうあるべきかを考える段階なのであって、結論そのものを今更蒸し返そうとしても全くの無益

それが嫌ならタイムマシンか何か作って、先月の総選挙民主党が大勝しているパラレルワールドにでも行くしかない

2013-01-14

こないだ野村證券で聞いた話~その1・最近の円安・株高とは

(まだよくわかってなくて恥ずかしいので、とりあえず匿名メモ

最近の円安・株高は、日本株式の60%を保有している外国人投資家たちが主導している。

彼らが日本に望んでいるのは「構造改革」。

アメリカリーマンショック以降、FRBバーナンキ氏のかじ取りで、徐々に景気を回復してきた。

一方、日本銀行体質改善には成功したものの、民間企業は萎縮したままで、その結果、銀行お金たまるばかりという状態になった(そのお金銀行国債を大量に買うことになった)。

政治状況は、小泉政権後は約1年ごとに首相が代わる状態。

銀行健全なのだが、民間企業は萎縮する。そんなときに頼りになるはずの「構造改革」も進行しない。

その間外国人投資家らはまったく日本市場に目を向けなかった。

しかし今回久しぶりに「構造改革」が進む目が出てきた、と彼らは判断した。

その理由は安倍内閣への期待感

(後でわいた疑問だが、小泉竹中構造改革と、安倍麻生志向は明らかに違うのに、「構造改革」?)

2013-01-11

労働者を守る保守貧困層を苦しめる左派の知性の衰退

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20130111002746

yasagure_Polaris いや…金融緩和労働者生活向上につながらんという批判でしょ。この20年の間、自民党はずっと金融緩和と公共事業ばかりやってきたのに、効果なかったと。00年代はすごい好景気だったけど賃金は下がり続けたし 2013/01/11

やっぱり、基本的なことすらさっぱり分かってない。こんなブコメに星を付けて。インフレターゲットを2パーセントに設定して、日銀法の改正も視野に入れて、大胆な金融緩和を行うことを自民党がやってきたのか?これは、参った。マル経のこととかも書いたが、こんなレベルではさっぱり理解できていない。

以下が書いた本文です↓


左派の衰退が著しい日本日本の状況を考えれば、左派の知性の衰退が著しいので、当然の現象。言い換えれば、「日本左派はてなサヨク化」と言ってもいい。もはや相手を罵倒するしか能がないはてなサヨクイデオロギー優先で「安倍晋三極右」と言っているが、これと同等のことを左派が言っているのだから、どうしようもない。


まず、安倍晋三極右ではない。安倍晋三金融緩和やらの政策は欧州社会党やらの左派がしていること。安倍晋三極右であるのならば、欧州左派極右なのか?軍隊で言っても、欧州左派軍隊運用面を批判していて、軍隊自体を否定していない。少なくとも、経済の軸で考えれば、安倍晋三極右なはずがなく、むしろ日本で最も現実的な経済リベラル政策を打ち出したのが安倍晋三。この面から見ると、安倍晋三日本で最も現実的なリベラリストと言うことも出来る。


デフレ下での正しい経済政策なのに、民主党の海江田金融緩和自体を批判している。共産党安倍自民党経済政策を批判している。経済が上向いて中小企業も潤って、労働者賃金も上向く政策を共産党も批判している。はてなの知性劣化の象徴のはてなサヨク共産党を支持しているのが見受けられるが、マルクス主義経済学松尾匡稲葉振一郎共産党リフレ政策を主張していることなど一切知らないのだろう。


はてなサヨクを出したのは、ネット左翼の知性の劣化が甚だしいから。はてなサヨクを見ても、まともな経済政策を言っているのを見たことがないし、金融緩和にも「安倍自民党の政策だから」と反対している。安倍晋三金融緩和を言い出したのは、ネット保守意見も大きいだろう。


日本の現象で、最も現実的な経済リベラル政策を言っているのは、ネット左翼よりもネット保守意見のほうがかなり大きい。ネット保守を見ると、金融緩和をしたら労働者給料が上がるとかの意見がかなり大きい。チャンネル桜を見ると、金融緩和大きな政府を主張している。チャンネル桜保守と言われるが、経済の軸で考えれば、経済リベラリストの集まりチャンネル桜は、新自由主義批判の急先鋒になっている。チャンネル桜水島社長は、ティーパーティー小さな政府新自由主義も批判していた。草の根保守運動の両者であっても、チャンネル桜ティーパーティー経済政策は正反対と言ってもいい。


参考に。チャンネル桜経済番組は、かなりレベルが高い。内閣官房参与に任命された藤井聡もここに出ているが、何度もチャンネル桜に出ている。

1/2【新春特番維新・改革の正体を語る[桜H25/1/2]

http://www.youtube.com/watch?v=wLzxRPjr4S4


飯田泰之も出ている回。ここに出ている産経新聞田村秀男は、大手メディアで最も金融緩和を言い、デフレ下での消費増税に反対してきた。保守系新聞産経新聞記者が、最も経済リベラリストであるという現実。「リベラル」と言われる朝日新聞毎日新聞金融緩和叩きをして、産経新聞田村秀男などよりも遥かに新自由主義に邁進している。

1/3【経済討論】提言新政府がすべき経済対策とは?[桜H24/12/15]

http://www.youtube.com/watch?v=9rvPtfWgDUg


保守系新聞記者が最も経済リベラリストになっている。

田村秀男の経済がわかれば、世界が分かる

http://tamurah.iza.ne.jp/blog/


チャンネル桜は、日本で最もTPPに反対している代表でもある。TPPをするとアメリカ経済植民地になるなどと言っている。アメリカ批判で満載の赤旗よりも、現実的にTPPに反対しているのが「保守」のチャンネル桜というのが、日本の現状。共産党経済政策でも庶民を苦しめることを言い、アメリカ批判保守に取られ、共産党役割ますます0に近づいている。


日本ネット保守チャンネル桜は、財界新自由主義を批判して経済リベラル政策で労働者の救済まで訴え、従来の北朝鮮中国韓国ロシア批判などに加えて、アメリカに利する政策も大いに批判している。他の国では左翼がしていることまで、日本では保守がするようになった。ネット左翼が、北朝鮮中国批判などには黙り込んでアメリカばかり批判しているのとは、大違いに変化している。チャンネル桜水島社長ソ連崩壊したのに米国依存を続ける親米保守もよく批判しているが、ソ連崩壊しても冷戦期のままの思考でいる左翼を、左派はどれだけ批判してきたのだろうか。


自民党の歴代首相の中でも保守派の代表の岸信介がしたことが、国民皆保険国民年金最低賃金法現在の「リベラル政党アメリカ民主党国民皆保険を訴えているが、岸信介が随分と以前に行っていた。当時に岸信介がしたことが、どれだけのことであったのか、ネット左翼の知性では全く理解できない。その岸信介の孫の安倍晋三が、保守の代表と言われる中で打ち出したのが、最も現実的な経済リベラル政策。日本では、保守派であるほどに、経済リベラル政策をして、むしろ日本左翼がそれに反対する。


日本保守派が言う八紘一宇経済に向くと、経済リベラルになる。この傾向は昔からある。日本左翼は、これに現実的な対応ができないのもいつも同じ。チャンネル桜水島社長は自ら「経済リベラル」をしているとは言わないから、八紘一宇日本労働観と思って経済政策を言ってるのではないのか。世界的に見ればチャンネル桜経済政策リベラルであっても、日本ではこれが左翼ではなく保守経済政策だと思っているようだ。チャンネル桜井尻千男日本保守労働者のことまで考えてきたから、左翼に隙を与えなかったと言っていたが、その歴史がある。井尻千男は、保田与重郎保守こそが革新といったことにも言及していた。


結局、有権者の多数の意見を吸い上げるのが多数の議席を占めるわけで、有権者の声で一番多いのが、「給料を上げてくれ」という声。これに現実的に経済リベラル政策を用いて向かっているのが、日本では保守のほうであって、保守労働者のほうを向いている。


労働者を守る保守貧困層を苦しめる左派ーーー


日本左派は、どれだけ衰退していくのだろうか?


日本では、「左派」と言われる共産党社民党のほうが強固な保守と言ってよく、自民党が変化を求める党に写っている。憲法を変えるな、憲法9条堅持といつまでも言っている共産党社民党と、変化を求める自民党経済政策でも自民党リベラル政策で変化を求め、左派なる党が極右と言ってもいい状況になっている。こういう状況で、ますます左派が衰退する。


安倍自民党ネット選挙の解禁を言い出したのも、左派にとっては非常に痛い。本来は、世界的な傾向では、ネット言論リベラル派と言われるほうが力を持ち、保守派に対しての批判や攻撃の場になっている。しかし、日本では、むしろネット保守意見のほうが相当に大きい。はてなサヨクは、非常に特殊な現象。これも、日本では、左派と言われるほうが、むしろ極右にすら近いからだ。日本左派は、あらゆる面で極右と非常に親和性がある。


ネット言論は変化を求める声が大きくなる。ネット左翼は変化を求めず、ネット保守は変化を求める。だからネットでも保守言論の声のほうが大きくなる。もう、日本では、リベラル面でさえも、保守派に任せるしかないところにまできている。これは、何よりも、日本左派責任である

2013-01-07

インフレターゲット

インタゲ容認派のバカどもはインタゲ導入で過度の物価上昇圧力がかかった場合バブルが起こる危険性についてどうお考えなのか

2012-12-26

日本右翼現在の利害を重視し、日本左翼は将来の不安を重視する

例1)原発問題

右翼節電電気料金値上げ、燃料費の高騰で経済が疲弊しているので、安全原発から順次再稼働すべき

左翼→またいつ大災害原発事故が起きるかわからないし、甲状腺癌など将来の影響も不安なので、即時全廃すべき

例2)金融政策

右翼→20年もデフレ円高で製造業が死んでいるし賃金も下がっている。積極的なインフレターゲット政策で円安誘導すべき

左翼→いったんハイパーインフレが起こると円も暴落しとんでもないことになる。金融政策は慎重であるべき

例3)外交問題

右翼尖閣諸島への領土侵犯北朝鮮ロケット発射など、現実に脅威が発生している。改憲議論も含め断固たる態度をとるべき

左翼改憲すると日本軍国主義へ進み、ふたたび愚かな過ちを繰り返すだろう。中韓北朝鮮とは平和外交を貫くべき

2012-12-17

http://anond.hatelabo.jp/20121217001142

オマエラ本当に インフレから、物買わなきゃ?って思うか? おれは 貯蓄しないとヤバイという思いのほうがわりと強い。

インフレから物を買わなきゃ」とは思わんが、給料が上がれば「ものを買ってもいい」とは思うだろうな。そして、デフレを克服しない限り、給料が上がる目はない。なら、インフレターゲット希望を見出すのは当然の話。もちろん、インフレが全てを解決するなんて思っちゃいないが、「貯蓄しないとヤバイという思い」と同じくらい、「デフレが続く」のもやばいと思ってる。

2012-12-14

http://anond.hatelabo.jp/20121214162258

とおりすがりだけど、愚痴を書きにきたついでに答えるよ。

国の信用は新発ものの10年国債にあらわれる。

実質のインフレ率は毎月発表されるほどの重要なそれぞれの国の指標。

アメリカ金利が1.7%でインフレ率が2.5%ぐらい?

日本金利が0.75%でインフレ率がマイナス0.1%ぐらいだったっけかな。

利率が高くて将来的にお金が増えることがわかってても、物価の上昇分が上なら10年後という将来に使えるお金価値はこれらの差し引きで計算される。

日本金利は低くても物価も伸びないから、世界的に日本お金をおいておくほうが将来的な価値プラスになる。

足し算して10年後を比べてみればわかるけど、だから世界から日本お金が流れてくる。みんな賢いね

他方、インフレ率の高い海外ではお金価値は将来はさがるので今は、お金をつかって人やモノを動かしたほうがいい。

稼ぎおわって動かす予定もない塩漬けするお金日本にながす。日本お金のほうが安定的だからね。

とくにデフレにまで突入してしまうと、物を買っても価値が下がるだけなので現金化して寝てたほうがいい。

なんせ、ものや人の価値は下がるんだから

日本はその国力をつかって世界定期預金口座を開設してるような状態なわけさ。

インフレにしたほうがいいというのは分かってもらえると思うけど、したほうがいいと、できるかは別問題。

インフレターゲットかいっちゃってるけど日銀法いぢくって金利通貨流量ふやしたところで、生産人口人口動態はかわらないんだから経済成長はない。

経済が下降するときにどう、負担をわけあうかのとき部長4人に新入社員が1人の時代とかがくるのに財政出動やら机上の操作ではなんともならんよ。

年寄りが決めて若者が死んでいく。年金のとりたては消費者金融より酷い。

インフレなんてしないで、1%デノミでもしたほうがよほどすっきりするわ。

2012-12-11

言われてるほど自民が勝つんだろうか?

インフレターゲット2%や、日銀法改正なんて政策が、年寄り連に受けるとも思えんし

郵政解散ときみたいな分かりやすい対立構造の演出で盛り上がっている感じもしない。

じじばば層おばはん層を押さえなきゃ選挙に大勝はできないが、その辺の層が民主党政権をどう評価してるのか

現時点の自民維新をどう思ってるのか、いまいち分からんのだよな…

ネット上の雰囲気なんて、選挙の大勢にはあんまし影響力ないし。


マスコミ自民圧勝観測報道や、橋下のこのままだと惨敗発言なんてのは、アンダードッグ効果狙いの戦略なんじゃないの?

フタ開けたらどうなるか、意外と分からん気がするんだが…

2012-11-20

インフレターゲット論者の安倍さん首相になりそうな件について私見

1.インフレターゲット成功して、経済成長を伴うマイルドインフレが起こせれば、それで良し

2.インフレターゲットが失敗して…

 2.1 何も起こらなければ、現状と変わらないのでどうでも良し

 2.2 ハイパーインフレが起これば、日本の国をリセットガラガラポン大掃除になるので、それで良し

 2.3 経済成長を伴わないまま中途半端な大きさのインフレが起きたり、ガラガラポンにならない程度の中途半端な混乱が起きたらもう目も当てられない。多分日本再起不能になると思う

2012-11-18

今回の選挙の争点のまとめ頼む

だれかそれぞれの党の主張をまとめてくれ。

とりあえず、思いつく限りで

財政再建景気対策のどっちに重点を置くか

インフレターゲット

金融緩和

日銀法改正

消費税

年金

TPP

農業

原発

電力自由化

議員世襲

選挙制度改革

人権擁護法案

・対中外交

・対米外交

PKO

できれば、賛成、条件付き賛成、言及なし、反対、くらいの大雑把な4段階くらいでまとめてくれ。

2012-09-09

http://anond.hatelabo.jp/20120909165325

インフレターゲット」というやつですか。

ええと、要するに、インフレターゲットというのは現実的には無理筋で、開始も収束も、そもそも制御できない、ということでしょうか。

2012-06-28

勉強不足の人ほど高飛車日銀を非難する傾向について

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2012/06/post-7a96.html

偶然はてなブックマークの上の方にあがっていた極東ブログの記事を読んでうんざりしたので、思うところを書いておきたい。とは言え、finalvent氏の議論それ自体を批判するつもりはない。その裏側にある、「不景気の主因を日銀に帰さないと気が済まない人たち」の困った思考パターンに対して一言もの申したいのである

日銀は「議論の余地無く」間違っているのか

氏のちょっと出来の悪い陰謀論については措いておこう。気になるのは、というより、前から気になっていたのは、日銀を非難する人たちは何故こうも自分意見の正しさに確信を持てるのだろうかということだ。自分たちの意見の方が間違っている可能性を慎重に考慮した議論をついぞしばらく見たことがない。現状の日本金融政策有効であるインフレターゲット採用すれば期待インフレ率は上がる、量的緩和すべきだ、等々、自信満々でまくし立てておられる。たまに反論があってもまるで聞く耳を持たないご様子だ。

しかし、当の経済学界においては、これらの意見はどれもコンセンサスとは言えない。どちらかというと、2000年代半ば以降「ゼロ金利下での金融政策有効性」についてはあまり目新しい論考が出ていないというのが現実と言って良いのではないか。「不景気から脱却した後も利上げをせず、過剰なインフレ放置することを約束すれば、ゼロ金利下でも中銀は影響力を行使できる」というKrugman他の議論は、「でもその約束を信じる理由がないじゃん」という十年来のツッコミに対して依然として回答できていない。この議論が死に絶えたわけではないが、最近の議論ではこの「約束」を信じてもらえない(=金融政策機能しない)可能性にあらかじめ言及する論文が多いように思う(Mankiw and Weinzierl (2011)など)。

ゼロ金利下での新しい世界

一方で、財政政策研究は急速に進んでいる (ゼロ金利下では財政乗数が大きくなるとしたChristiano et al (2011)やWoodford (2010)などが代表的だろうか)。これは、むしろ復活したという表現の方が正しいのかも知れない。いわゆるDSGEマクロモデルでは財政政策効果は無きに等しくなるので、マクロ経済学者の間では「景気対策金融政策で行うべき、即ち、中銀が責任を取るべき」、という理解が一般的になった。いわゆる「リフレ派」とかその界隈の人たちが日銀をやたらと非難したがるのも、元々はこの理解を出発点としている(はずである)。だが、ゼロ金利下では、この常識それ自体が成立しないらしいことが少しずつ分かってきたのである

この「常識の通用しない世界」では、色々なことが起こりうる。「ゼロ金利下では減税が景気を悪化させうる」としたEggertsson (2009)の論文もそうだし、逆に「消費税増税デフレから脱却できる」と論じた論文もある。今年のアメリカ経済学会で話題になったCorreia et al (2011)の論文がそれだ。結論は、「ゼロ金利の下では金融政策有効ではなく、むしろ消費税を緩やかに増税していく(同時に裏で所得税を減税する)ことで利下げと同等の効果が得られる」というものだ。大雑把に言えば、消費税増税でも物価は上がるわけで、これがインフレ(=実質金利低下)と同じ効果をもたらすという理屈になる。ちなみに、所得税減税を伴わず消費税増税単体で景気回復が可能とする論文Wren-Lewis (2000)が10年も前に書いている。彼のブログに簡単な解説があったので、興味のある人は読んでみると良いだろう。

http://mainlymacro.blogspot.co.uk/2012/04/more-on-tax-increases-versus-spending.html

ちなみに、アメリカ経済学会ではこれ以外にもゼロ金利関連で面白い論文が発表されていたのだが、The Economistの以下の記事が良い要約になっているのでそちらを参照してもらいたい。金融政策に対して学界が悲観的になりつつあることも、これを読めば概ね理解できるだろう。書き手は金融政策有効性を信じる人らしく、金融政策はもう無効だという考えを少し批判的に書いている記事なので、自分に都合の良い記事しか読みたくない類の人も気持ちよく読めるのではないかと思う。

http://www.economist.com/blogs/freeexchange/2012/01/monetary-policy

蟲毒の壺の物語

さて、ここまで読んでなお「日銀は議論の余地なくワルモノ」と思えるものだろうか。日銀改革が景気対策の最優先課題と断言できるのだろうか。別にリフレ信仰を捨てて日銀を真の神として崇めなさいと言いたいのではない。世の中には正誤定かならぬ「よく分からない」ことが山ほどあるのであって、この金融政策をめぐる議論もそのひとつだと理解してもらいたいだけのことだ。

知識の足りない人ほど目の前の景色世界の全てだと思い込む。その景色を共有しない人を見下したがる。知識が足りないことが悪いのではない。自分だって景気対策は門外漢で、趣味で気が向いたとき論文を追っているに過ぎない。大切なのは自分は世の中をろくに理解できていないということを理解した上でモノを語ることだと思う。

Twitterでの議論を見ていると、知識の足りない人同士が互いの誤解を肯定しあって自信を漲らせていく過程をたまに見かける。なんだか、毒虫が相食んで更に自らの毒を強める蟲毒の壺を覗き込んでいるような気分になったのを今でも覚えている。たまには壺から出て外の空気も吸おうよ。

参考文献

Christiano, Eichenbaum, and Rebelo (2011) “When is the Government Spending Multiplier Large?”, Journal of Political Economy.

Correia, Farhi, Nicolini and Teles (2011), “Unconventional fiscal policy at the zero bound”, mimeo.

Eggertsson (2009), “What fiscal policy is effective at zero interest rates?”, FRBNY Staff Paper.

Mankiw and Weinzierl (2011), “An exploration of optimal stabilization policy”, Brookings Papers of Economic Activity.

Wren-Lewis (2000), “The limits to discretionary fiscal stabilization policy”, Oxford Rev of Economic Policy.

Woodford, (2010), “Simple analytics of the government spending multiplier”, mimeo.

2012-02-06

財政に対する学習無力感

円高とデフレ

これがあるから若者給料は上がらず、国の借金は相対的に増え続け、景気は悪くなり続ける。

なのに、円高もデフレも何も有効な対策を打たないまま、財務省野田総理マリオネットのようにコントロールし、消費税増税実施しようとしている。借金の実高も、消費の冷え込みも承知の上で、それでも増税をするんだ。なぜ? 貯金財産もない若者には「死ね」と言われているようにしか聞こえない。

けれど、きっと財務省日銀のえらい人は、そんな素朴な疑問に対しても、僕の想像もつかないような専門用語で、哀れむように、蔑むように、理路整然と解説して「だからインフレターゲット政策は誤りなのですよ。私たちの啓蒙が足りませんでしたかねえ」というような顔をするのだろう。いや、彼らにそんな暇はない。どうせ説明を求めても「愚民に説明しても無駄だ」くらいの心持でいるのだろう。

そして、今の円高とデフレ放置している理由は、僕の理解を正直超えている。財政なんちゃら学的に見て、それが妥当からなのか?

それとも、インフレ暴走することで、査定が下がることを恐れているのか?

デフレ政策を維持し続けてきた大蔵日銀OBメンツを守りたいからなのか?

デフレによって、相対的に自分給与退職金天下り先で手に入る金を維持増加させたいのか?

デフレによって、天下り先が維持される原因が生じ、それこそが彼らにとっての利益なのか?

全くわからない。だが、物心ついたときからデフレ不況と、財務官僚に国民の声なんか届かないという無力感に、影に日向に僕はさいなまれ続けてきた。

そして、財務官僚は増税反対論を敷くマスメディア論客に、税務調査で脅しを掛けるという。

権力を使ってまで、若者雇用を間接的に殺してまで、増税がしたいのか。

この構造は、霞ヶ関奥の院、密儀の神殿で、長老の如き老人たちの手で行われており、所詮、僕のような若い庶民には、何の異議申し立てをしても無駄なのだろう。

そして、無理に騒ぐ人間には、権力を使って合法的に圧殺するのだろう。そして、彼らは若者の声を「愚民どもが扇動されているな」とあざ笑いながら、政治家を言いくるめ、マスメディアを脅して、増税を押し通し、不景気を招くのだろう。そして彼らは、天下り先で高い給与退職金を得て、仕事のない若者を横目に「努力が足りない」と呆れながら、安楽な余生を過ごすのだろう。

この20年、好景気とやらを殆ど見たことのないまま、どこかの頭のいい老人たちの手によって、僕らは翻弄されてきた。それに異議申し立てをする能力も手段もないまま。

ハシズムが勃興する理由の一つは、この学習無力感を癒す可能性が僅かでも感じられたからだろうと僕は思う。頭のいい大学のセンセイなんかは「それはナチスやファシスタ党の勃興と同じ理由だ、眼を覚ましなさい」とご丁寧に忠告してくれるのだろう。

でも、もう遅い。この国に刻み込まれた、学習無力感反動が、これから荒れ狂うだろう。暖かい場所で、オーソリティ給与を得てきた大学のセンセイの言葉は、実にむなしく響くよ。

2011-01-27

でもやっぱりデフレ脱却こそが目指すべきところでしょ

■[経済]リフレ派が見せる幻想

http://d.hatena.ne.jp/potato_gnocchi/20110126/p1

この記事にちょっと言いたい

高橋洋一氏のリフレ論に対する反論で、「インフレになったほうが困るのでは?」という主旨の記事。

先生給料が2倍になっても物価が2倍になったらぜんぜん生活は楽にならないんですけど。

しかも、20年前に貯めていた貯金は半分の価値になってるんで、かえってつらいんですけど。

そもそも、そんなに金をためるから経済が回らない。今の問題はそこ。デフレ予測できれば金をためようとする人が増えて、フローが回らなくなる。逆にインフレ予測できれば、貯めていても損するだけなので使いはじめる。つまり、貯金がふりになることこそ、望むところってことだ。

さらに、借金価値も下がっていくので、お金を借りる動機も生まれる。借金してものを買うんだから、さらにお金が回る。まあ、これが行き過ぎるとバブルになるから適当なところで調整(増税とか金利上げとか)が必要だけど。

どうも、私から見て、いわゆる「リフレ派」の人の議論がミスリーディングだな、と思うのは、次のようなことに積極的に触れようとしない点にあります

それぞれの項目に対して:

収入は、必ず貯蓄(貯金だけでなく借金返済も含む)か消費に回るわけだけど、デフレ時の「貯蓄>消費」状態をインフレ時の「貯蓄<消費」に転換させることにこそインフレターゲット価値がある。

よって、貯金している人が不利になるのはむしろ望むところで、問題でもなんでもない。

高橋洋一氏も、ここで議論されている程度のことはわかって記事を書いているんだと思うよ。別にミスリーディングという話でもない。

貯蓄=既得権益、ノンワーキングリッチのおっさん=既得権益バブル崩壊までのインフレ期はこいつらをある程度リフレッシュできていたけど、それがデフレだとできなくなっちゃって閉塞感が充満することになってしまった。なので、やっぱりうちらが目指すべきなのはデフレ脱却なんだ。

2011-01-22

http://anond.hatelabo.jp/20110122072458

それがインフレターゲット

国内だけで見ればそれでもいいのだけど

外国取引を考慮するとそうも言ってられない

2010-08-21

インフレターゲットをすればインフレになるのか?

経済学にはマクロミクロしかないから、このような主張が出てくるのであろう。マクロ経済学には、多国間経済という視点もある筈なのだが、時代遅れ頭脳では、国内経済レベルの話しか、頭がついていかないのであろう。

国境の内側だけで経済が閉じている状態であれば、インフレターゲットは成功する。しかし、インフレターゲットは根拠無き値上げの容認である事から、貿易がある状態では、輸入品に国内市場を席捲されるだけとなる。根拠無き値上げができると言われても、他国がそれに従うわけが無く、インフレターゲットを行っている国家産業市場における競争において敗北する。

地球上の全ての国家インフレターゲットをやるのであれば、可能性はあるが、それは机上の空論でしかない。後進国発展途上国だからといって特別扱いを主張する国家にしてみれば、先進国インフレターゲットをして国内産業を劣化させ、その隙に乗じて後進国発展途上国工業製品を輸出して富を得るのは、国家間の経済アンバランスを修正する正常な行為であるとすら主張するであろう。

根拠ある値上げを恒常的に行えるようにする事こそが、インフレ政策であり、その為には、技術や新製品の開発が恒常的に行われなければならない。企業ノウハウを持った人材を抱え込まなければならなくなり、雇用が増加する。さらに、新規参入者が常に出てくるという状態を維持しなければならない。新規参入者が出てこないのであれば、技術製品更新していくメリットは無く、資本知的財産権等の既得権益だけでやっていける。そして、そのような環境では、技術や新製品の開発という業務すら、利益に繋がりにくいコスト部門となり、リストラされてしまう。

インフレにしたいと言いながら、デフレになるような法制度を作ってきたという言行不一致が政府のとっている行動である。中央銀行インフレにしろとせっついても、中央銀行にやれる事は金利上下させる事だけで、金利が0%に張り付いている状態では、金利を下げる事による景気刺激は不可能となる。これは、デフレを発生させている法制度の改廃によらなければ、景気の回復はありえないということである。

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