はてなキーワード: カルフとは
職業は伏せるけど、まだ未手術。
性別適合手術(性転換手術とも言われるけど、今はこの言い方が正しい)が金銭的にできなくてお金を貯めてる状況。未手術と言っても、ホルモン治療はしてるし、睾丸摘出はした。外見もほぼ女。何も言わなければ女としてしか扱われない。
どうせこんな落書き、まともな人は誰も見てないだろうけど、ここ2, 3年ほど未手術の性自認が女のトランスジェンダーが女湯に侵入するやら、女性専用スペースに特攻するだのと、mtfに対する偏見がひどい。こっちから言わせてみれば、未手術で女湯に侵入するやつなんかどう考えてもただの犯罪者じゃん、属性で語るなよとしか思わない。
トランスジェンダーが〜や性同一性(性自認)が女で身体的には男性が〜とか言う主語の大きい言葉は、これだから女性は〜と同じで差別の再生産してるだけだしそれを自覚すべき。特に身体的に男性って何を指して言ってるの?性器のこと?染色体のこと?みたいな当事者を煽るような言葉を使わないで欲しい。
なんでftmが出てこない?っていう疑問もあるけど、ホルモンの不可逆効果が大きくて表層に出てきにくいだけ、つまり、普通の男にしか見えないことがmtfに比べて多いから。
たまにTwitterで拡散されてる銭湯に未手術の性自認女が〜と言う件は、TERF(トランス排除的ラディカルフェミニスト)の扇動だし、海外では〜と語られるそのほとんどは日本では実現されないよ。
トイレや更衣室については、多少の配慮でどうにかなる場合も知らずに発言する人が多い。公衆浴場とは違って直接性器を視認できるわけでもない。未手術だとしても、ホルモン治療などで見た目もほぼ女性になって、女性として日常生活を送ってる人にとってそういった場所に入れないのは苦痛でしかないし、自分の元の性別をアウティングされる行為と等しい。男性用を使うたびに、怪訝な顔やジロジロ見られる苦痛で自分の身体性を再自覚しないといけないのは、本当につらい。
性同一性(性自認)が女でも男の女装にしか見えない人は残念ながら誰でもトイレを使うしかない。
それはまた別の方法で解決すべきだし、今すぐに解決できない問題だよ。
ジェンダーに理解があるふりをする人が多すぎる。わかってないなら、調べてからものを言って欲しいし、調べないならわかったふりをしないで欲しいし、むしろわからない方がマシ。
あと、知り合いが元男と知ってたとしても絶対に他の人に言うな、その一言で1人の人生がめちゃくちゃになるって言っても嘘じゃない。
悪しざまに行ってしまえば、自治会とかのコミュニティでルール決めれば正しい程度の言い分。
もちろん、いろいろ留保はつけてるが、それが社会に馴染みにくい少数派に厳しいルールになるのは当然。
少し前のリベラル(これを、政治学用語でニューリベラルと言う)は、そういうしがらみを破壊して、変人にも居場所があるという感じだったんだが、サンデル他が叩き潰しちゃった。
で、ここで捻じれがあるんだが、この時に、サンデルと一緒にリベラルをぶっ叩いていたのが、まあ左翼。
どうしても、自由主義というのは強者の理屈になりがちで、また道徳的に非難に値する連中に対してやさしい。
そういうのを批判していた人たちがいた。その代表格が、ユルゲン・ハーバーマス。北守とかが大好きな思想家だ。
ノリとしては、矯風会みたいな宗教保守とラディカルフェミニストが今日として、ポルノという悪しき自由を叩いているという構図に近い。
自分ではフェミニストだともリベラリストだとも思ってない。正確に言うと「日本で一般に思われてるフェミニスト」ではないと思ってる。表現規制とかに対してはむしろ擁護側(なんでもかんでも良いとは言わないが規制する時は慎重に派)だが、選択的夫婦別姓や性的同意年齢の引き上げ、アフターピル問題については概ね「フェミニスト側の立場」だ。
でも家族に対する憧れはあるし、結婚もしたい。子どもも産みたい。でも自分が専業主婦になったら、仮に離婚したり、夫と死別したりしたらその子の学費はどうなるの?と思うから、家事育児は外注して自分はキャリアを追いたい。そのために学歴も就職も人並み以上に頑張った。
さて本題だが、前の恋人と別れて1年経ち、コロナ自粛や自宅勤務もあって出会いが無くなった。そう焦る年齢でもないが、Twitter婚活とやらに前々から興味があり、試しにアカウントを作って相手を募ってみた。
「自分は結婚しても働きたい、家事育児はアウトソーシング希望」
学歴と年収も性別や年齢を考えるとまぁちょっと特殊だが、目を引く条件はこれだったと思う。
深夜のノリでアカウントを作ったので、ツイートをしたのも深夜だったが、思いのほか反響があり、普通のTwitter婚活のツイートの10倍ほどRTやいいねがあった。開放したDMには何件も応募があった。面白かったのは、私の呟きを見て「Twitter婚活というのを初めてやるのですが」と、恐らく普段から使っているオープンなアカウントから挨拶をしてくる人間が多かったことだ。
メインアカウントから応募が来るということは、相手が普段どんなことを考えている人なのかが簡単に見えるということだ。RT、いいね、ある意味深層心理を知るにはうってつけの材料なのかもしれない。
でも今回はなかなかこれが厳しかった。とにかく所謂「アンチフェミ」が多いのだ。私は最近のトランス差別に躍起になっているラディカルフェミニストにも多少苦手意識があるが、攻撃性を隠さないアンチフェミのアカウントもとにかく苦手だ。嫌いと言ってもいい。自分がそこそこ実家が太いという背景もあり、マジョリティや強者が持つべき責任みたいなものには人一倍敏感なのだが、「年収1000万以上」「旧帝国大学卒」と名乗る彼らがなんだかよくわからない恣意的な統計をとるアンチフェミアカウントをいいねしていたり、選択的夫婦別姓に対してとにかく冷笑的な態度のツイートをしていたりするのを見るとクラクラする。
いやこの際思想は自由だ。でもなんでそんなアカウントが、よりによって私のツイートを見て「惹かれました」とDMを寄越してくるのかがわからない。なんだろう、あまりにも都合がいいところだけ享受しようとしていないか。
俺もガチ議論してくるフェミニストには敬意を払いたいし、偏見が広まっている状況は消えるなら消したいと思っているが、難しいと思っている。
というのも、人間関係はこっち主体でのみ始まるものではない。相手の反応もコミュニケーションの一部だ。
具体的には、お前の気に入ったフェミニストが、お前にはリスペクトを払ったのか?
またその彼女は、俺らがツイフェミを嫌うことを苦々しく思う世に、ツイフェミが俺らを嫌うことを苦々しく思っているのか?
その彼女自身の資質は(ネットで盛んに発言してないまでも)どこまで一般的なのか?
ラディカルフェミニズムへのバックラッシュを生み出しているのは、やはりラディカルフェミニズム自身で、社会全体に「フェミニズムはラディカルだけではないよ」と呼びかけるのは原因に対処しないという点である種不毛なのではないかと考えるよ。
リベラルフェミニズム、ラディカルフェミニズム、マルクス主義フェミニズム、エコロジカルフェミニズム、ポストフェミニズム、アンチフェミニズム、ミサンドリー、ミソジニー
現代の日本のフェミニズムに対しても、ここの騒動で個々人の思想体系は異っているケースが多い
なのでジャパンフェミニズムを把握する場合には因数分解をしていく必要がある
→思想的に該当する例:男女雇用均等、男女の賃金格差なし、夫婦別姓
→思想的に該当する例:育児を女性側が主に負担すること、専業主婦が家事を行うが賃金が発生しない労働扱いされること
→思想的に該当する例:ポルノを批判する、乳袋は不適切と言ったりする、萌え絵を批判する
→さらに過激になるとAV女優やグラビアアイドルを攻撃対象として批判したりする(男性の性的搾取の価値観に加担しているなど)
→思想的に該当する例:結婚しない自由、子どもを持たない自由などを提唱(結婚、子どもを持つと女の幸せが侵害されるという思想)
→思想的に該当する例:女はこうあるべきという無自覚な価値観や発言に強い怒りを感じる
→思想的に該当する例:男はいらない、男児は必要ない減らしていくべきなどの過激的な発言が目立つ
→思想的に該当する例:家父長的価値観を増長させている事なかれ主義や日和見主義、振る舞いに疑問を感じていない女性をフェミニズムの足を引っ張る存在だと批判する動き
→男女平等や不当な扱いを受けている女側の活動の足を間接的に引っ張る女性の存在に不快感を感じている
→該当する例:性表現を批判する側によく見られる現象でOKな表現とNGな表現の定義や基準を明確に示すことができない(感情先行派)
→言語化できないためうまく話し合えず、攻撃側は拒絶された理解されない拒絶感を感じやすい、攻撃されている側も論点や具体的な点を明らかにできず議論が平行線になりやすく疲弊する
→性的表現の批判をして男そのものを憎んでいるAさんもいるし、性的表現の批判をしてるが足を引っ張る無自覚な日和見主義の女の存在に苛立っているBさんもいたりする
→個人レベルで見ると思想の差異があり、一緒のように見えるが部分的なところでだけ共通してる集団でしかなかったりする(主張が複雑化しやすい根本的な原因)
それぞれが違う思想を持った個人の集団だと理解して話を聞く必要がある
また同時に集団としての統一性がとれているとは限らずそれぞれの思想がある個人の寄せ集めであるため、大筋としての共通部分の内容把握にとどめるなどの工夫が必要
そのまま真正面から全て受け止めると、それぞれの思想のある個人の主張の波に潰されるので一歩引いて意見をまとめること
リベラルフェミニズムにおける「女性劣位」というのは「女性の権利が認められていない」状態のことで、つまり女性参政権を求めるところから始まって、女性が男性と同等の権利を手に入れることを目指している。
ラディカルフェミニズムは「女性参政権を手に入れて、男女雇用機会均等法とかも作られて、社会的には男女が平等になったはずなのに、いまだに女性が差別されているじゃないか、女性の権利を向上させるだけではダメで、男性が支配する社会構造そのものを破壊しなきゃいけないんだ」というやつ。