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はてなキーワード: ウクライナ軍とは

2023-03-27

メディアとゼレンスキーは嘘つき

なにが膠着状態だ。

完全に負けている。

負け犬差別主義者。

日本と同じ。

ノクティス・ドレイヴン

@DravenNoctis

3月26日

ロシアがバフムートを確保した場合ウクライナは再びそのような防御をマウントすることはありません。

西側は、もちろん、これを軽視しますが、実際には、ウクライナ防衛のために、すべてが終わっています

参考までに、バフムート崩壊は、城を失い、から守るために持っている軍隊のようになります

Noctis Draven

@DravenNoctis

·

3月26日

If Russia secured Bakhmut then Ukraine will never mount such a defensive again.

The west will downplay this of course but in truth it's all but over for the defense of Ukraine.

For reference the fall of Bakhmut would be like an army losing a castle and having to defend from…

引用ツイート

GraphicW

@GraphicW5

https://twitter.com/DravenNoctis/status/1639901736461639680?s=20

共同通信イギリスはこの世から消えろ。失速しているならアモルチョフスクロシア占領する話は出ない。

ウクライナ政府と日本メディアは嘘を付きすぎる。絶対に許せない。この間にもウクライナ人は死んでる。こいつらは人殺しだよ。

共同通信公式

@kyodo_official

ロシア軍、バフムトで失速か - 英国防省分析人員損失激しく

こんな嘘を垂れ流すとか犯罪だよ。ウクライナ軍だよ。

日本メディア第二次世界大戦と同じことをやっているので粛清必要

あとフェミとか反差別界隈も要らない。

ウクライナの加担者だ。

2023-03-25

anond:20230325204914

東部南部ウクライナ奪回した場合、親露派をロシアに追い出すぐらいの「民族浄化」は西側諸国お目こぼしすると考えてる。

ロシア占領時にロシア国籍を得た住民に対してはウクライナへの強い忠誠を示さない限り国から追い出す。

難民としてロシア押し付ければ国内の不満分子を減らした上に世話するロシア負担になって一石二鳥

親露派住民土地や家はウクライナ兵士愛国者家族に与えられロシアが再度侵攻してきた時の防壁にする。

ナチスドイツ敗戦した時に東欧ドイツ住民の多くが追い出されドイツに移動したか絶対に許されない人権侵害というわけでもないだろう。

たぶん。

2023-03-22

【滅ぶウクライナ】そろそろCNNウクライナうそがつけなくなってきた

ロシア軍のバフムートでの攻撃力「尽きつつある」 ウクライナ軍

2023.03.22 Wed posted at 07:37 JST

https://www.cnn.co.jp/world/35201543.html

事実は逆

まずバハムートなどという負けたウクライナ地名は使わない。

ただ日本語では表記が揺れるが、ここでは、アルチョモフスクとする。

まずPMCワーグナーの発表するところではすでにアルチョモフスクの70パーセントは掌握。すでに中心部ロシアが掃討に入っている。日本でも中央で旗を振っている映像が流れた。

次に撤退するラインも撃たれる。

ウクライナの人数は1万人。

今やっているのはバンザイアタック

西側武器通用しない

全く西側供給した武器通用しない。

旧式の武器を配っているのはウソ

ウクライナバンザイアタック民間人攻撃するかしかできない。

増援も失敗

そもそもアルチョモフスクにこだわっているのはアメリカ命令しているのもアメリカ

なので先日増援したが待ち伏せで全滅。

したがってあとは全滅か降伏か。

というのを念頭におくと

(CNN) ウクライナ東部の要衝バフムートにいるウクライナ軍少佐は22日までに、バフムートの戦況は依然として極めて難しいものの、ロシア軍は「攻撃力」を失いつつあるとの見方を示した。

この文章おかしい。ロシアにおされているのにロシア攻撃力がなくなるのか。説明が全くない。

マキシム・ゾリン少佐SNS「テレグラム」の自身チャンネルに「ウクライナ軍の主な任務物資供給や負傷者の退避を可能にするルートを維持することだ」と書き込んだ。

これは補給撤退もできない。そういう連中がロシアに勝てることはない。

そもそもマキシムリンネオナチバンライナであり、一回負けて捕まって捕虜交換でウクライナに戻っているマキシムリン司令官ではないか。それだと全く信用できない。

ロシアはなぜ強いのか

思想哲学があること

GB活動家を敵視してWOKEに染まらず、国民を分断しなかったこ

優れた継戦能力 多連装ロケット砲と供給能力資源 そして技術

相手戦略を徹底的に研究し、常に戦略を変えていること。

戦略AI使用していること

高精度ストライクにより大砲で「狙撃レベル相手破壊できるためムダ打ちがないこと。

直接戦闘を避け、大砲破壊していること。

略奪どころか占領するとすぐ食料や医薬品供給。カディロフのチェチェンも配っている。このため市民から支持されていること。

今のところこの辺がG7では無理。

唯一勝てそうなのは中国だけらしい。

2023-03-08

この発表の仕方って太平洋戦争末期の日本大本営発表感があるよな

ポドリャク氏はバフムート防衛について、「目標を1000%達成した」と主張。軍は敵の主要な戦闘即応グループ破壊しつつ、反撃に備えウクライナ兵数万人の訓練を可能にするという計画を実行したと述べた。

そのうえで、たとえどこかの時点で軍指導部が「より有利な位置まで撤退」する決定を下すとしても、ウクライナ軍にとってバフムート防衛は、将来の勝利の基礎となる「大きな戦略的成功」になるとの認識を示した。

 

1.無駄数字デカ

2.予防線貼りマクリスティ

2023-03-06

anond:20230304143420

Googleからリストラされるのはあたりまえ。Twitterレイオフを見ても、単なる遊び人でガキばっかり。ジェンダーとか反差別とか私は女だとか言い張って職場にいて遊んでばっかり。

そもそもGoogle収益モデルすらよくわからいから怪しいですわ。首になって当然の無能なやつしかいない。

さらGoogle自体もそう。

Andoridのアプリ恣意的だし。

さらアメリカ政府に協力してコロナワクチン情報隠蔽して大量に人を死なせました。Google人殺しです。

さらウクライナ情勢もウクライナに不利な情報を流していました。

GoogLe馬鹿ばっかりです。ロシアはるかに強いことが全く理解できなかった。したがって検索なんて人類に何も役立たないわけです。こんな企業社員は使い物になりません。

なにしろネオナチ白人主義者で散々ドンバス暴行犯罪をやりまくったウクライナとはいえ、何もできずに毎日粉々になっている動画を見ていますので、たかレイオフくらいで騒ぐな以外ないです。なんでこんなくだらない、取るに足りないことを書くんだろうか。

たかGoogle、その辺の中小企業以下。大してビジネスモデルなんてないので、会社ごと滅んでも別にかまわないです。頼みの綱の検索ですらGoogleでも自分たち未来検索できないし、スパコンとかもなんの役にもたたなかった。そういうことです。

Google出身ですとか言っても「ああ、ウクライナ情勢も理解しなかった人殺しカー、リストラ、あっそう」以外ないですね。

2023-03-03

バフムートの地下に巨大な爆弾を仕掛けておいて、ウクライナ軍撤退ロシア軍占領したところで爆破すればいいのにな。

2023-02-21

ロシア軍冬季攻勢について

2月初頭に始まったロシア軍冬季攻勢について簡略にまとめる。ロシア軍冬季攻勢は本格的な戦線突破意識したものではあったが、早い段階で頓挫してしまった。そこで、当初の方針を転換し、ウクライナ軍に対する複数戦術試行と、ウクライナ軍の損耗を強要することで春季攻勢を阻止するよう目標を変更し継続しているものである

北部(宇露国境~ドネツ川

この区間ではウクライナ軍の秋のハルキウ攻勢によりドネツ川支流であるスキル川とクラスナ川にはさまれ南北100km、東西30km 程度の区間戦場になっている。

北側では国境からクピヤンスクまではほとんど東西の動きはなく、中部のスヴァトヴェ、南部のクレミンナを目指してウクライナ軍が攻勢を仕掛けていたところへロシア軍が逆襲する形で冬季攻勢が始まった。この区間でのロシア軍の攻勢は空挺軍機械歩兵師団からなる比較的優良装備で長期の休息を経たエリート部隊が先鋒を務め、その左右を動員兵により増強されたその他の部隊が固めるという構図を取っている。

有力な部隊を攻勢の主力とすること自体は教範に則ったものである一方で、ロシア軍としては開戦直後の拙劣作戦により最新鋭の装備と人員を損耗しており、無駄遣いはできないものであるから、有力なウクライナ軍部隊相手正攻法でどこまで攻勢を維持できるかは不透明な要素が多かった。一方で、この戦線に展開するウクライナ軍部隊を包囲撃滅できれば今後の北部戦線を有利に進められる利点もあった。

ロシア軍のこの方面での当初作戦計画は以下のようなものであった。まず、ウクライナ軍に対してクレミンナ正面で突破作戦を行い、主力は30km 西進してリマンに到達する。この時、クレミンナ周辺やドネツ川沿いの森林地帯に展開するウクライナ軍は後続の部隊により拘束するにとどめる。次に、突破した主力はオスキル川沿いに北上し、やや遅れてクピヤンスク周辺の部隊をオスキル川沿いに南下させることで、スヴァトヴェ周辺のウクライナ軍を両翼包囲する。この作戦成功すればウクライナ軍数個旅団を包囲することができる。また、仮に突破がうまくいかなくともクレミンナ西方20km 地点のトルスケまで到達できればクレミンナ周辺のウクライナ軍を退却に追い込めるとの計算であった。

実際にはウクライナ軍の防御陣地が想定以上に堅牢でトルスケに到達する前に攻勢限界を迎えてしまい、ロシア軍部隊は当面確保した地域を維持する方針に転換している。

中部ドネツ川ドネツク北部

戦地として知られるバフムットを含む戦線であり、この地域では11月よりワグネルを主力とする部隊による攻勢が行われてきた。ここでロシア軍試行した戦術は、シリアなどで採用されてきたハイローミックス戦術である。すなわち、大量の低練度の部隊を投入して敵を消耗させ、また守備位置暴露させたのち、少数の精鋭部隊により突破を行うというものである

この戦術の利点として、エリート部隊の損害は最小限に抑えながら確実に戦果を挙げられるというものが挙げられる。一方で、この戦術最初に投入される低練度の部隊は大きな損害を被る欠点がある。シリアなどでは現地の民兵などが担わされており、また相手となる反乱軍部隊も装備や練度がさほど高くなかったためにロシアにとってはさほど問題とはならなかった。しかし、ウクライナ軍のようなより装備が整い士気も高い部隊相手にこの戦術は損害が大きすぎた。ワグネルも、当初は膨大な囚人兵を確保して戦線へ送り込めたために着実に戦果を挙げてこられたが、広大な作戦正面への投入はさすがに戦果と損害のバランスが悪いということが判明し、より限定された正面への攻勢へと縮小されている。損害の大きさに驚愕したプーチンが直接止めに入ったとも言われている。

作戦計画としてはバフムットを確保したのちにドネツ川北部の攻勢と連動して後続の空挺軍部隊を北西のスロヴャンスクまで進出させることで、ドネツク北部を確保することが目標とされていた。

南部ドネツク市~ヴフレダール~ヴェルキヤノヴォシルカ

いわゆるヴフレダールの戦いにおいては、動員兵を主体とする部隊による正面攻撃精鋭部隊が掩護するという戦術試行することとなった。ハイローミックス戦術よりも損害を抑え、動員された兵士主体部隊による大規模な攻勢を行うというのが主眼である。これがうまくいけば今後も長期的に攻勢を維持することが可能と考えていただけに、ロシア軍の期待は大きなものであったが、こちらも失敗に終わってしまった。

この正面での主眼はドネツクから南に延びる鉄道線路安全を確保することにある。線路を通常の野砲の射程外にまで、すなわち戦線を40km 程度後退させることが当面の目標とされ、特にドローンなどで線路を直接監視できるヴフレダールの確保が最優先の目標とされた。また、動員兵の訓練期間の短さから複雑な攻勢作戦を実行できるめどが立たないため、単純な作戦立案された。しかし、動員兵の練度は想定以上に低く、砲撃などにより簡単に統制を乱してしまい、全く攻勢には不向きであることが判明した。

小括

以上のように、ロシア軍冬季攻勢は失敗に終わったものの、これらの戦訓を基にウクライナ軍春季攻勢をしのぎ、夏季攻勢を行う計画を構築している。

2023-02-19

ロシアウクライナ戦争の開戦一年を前に

まもなく開戦から一年を迎える。

冷戦終結させ核戦争の恐怖から逃れた人類が祝砲とともに迎えた21世紀が、よもや侵略戦争とそれに伴う核戦争懸念に飲み込まれるとは誰が予想したであろうか。ここに至る経緯は長く複雑であって一冊の書物にさえ収まりきらないものではあるが、それが世に出るころには世間の関心は賞味期限切れを起こしていると思われるので、ここにその一部を記そうと思う。


そもそもウラジーミル・プーチンウクライナ併合をもくろむようになったのはいつのことだろうか。すなわち、民族的ロシア人保護というロシア社会における要求に甘んじず、かつてのロシア帝国的な全スラブ民族庇護者というアイデンティティ確立し、ウクライナロシア範疇とするべく模索を始めたのはいつのことだろうか。これは遅くとも2019年にはその転換は生まれていると考えられる。冷戦の勝者であったはずのアメリカトランプ政権の下で国際的威信を低下させ、アラブの春以降に生まれた膨大な中東難民ヨーロッパ社会疲弊させた。東に目を向ければ2008年の中露国問題解決をもって後顧の憂いを絶ち、和平条約こそ結べないものクリミア危機をもってしてもなお対露宥和政策を維持する日本を見る限り不安要因とはなりえない状況であった。そして、ウクライナにおいてさえ、2019年大統領選挙では対露強硬派ポロシェンコが敗退し、政治的には素人コメディアン出身ウクライナ語さえ満足に話せないゼレンスキーが対露宥和政策を掲げて当選するに至ったのである。むしろこの時にこそ、プーチンミンスク合意を超えたウクライナ併合という天啓を得たとしてもおかしくはない。彼の帝国に、およそ実現不可能侵略戦争妄執を諫める官衙が無かったことが、世界悲劇であった。

ロシア軍の当初の作戦は様々な面で事前の調査検討が不十分なものであった。もとより実現可能性も実効性もない目標を大真面目に検討しろと言う方が無理であろう。とはいえ杜撰侵略作戦はいかにして作られたのだろうか。これにはおよそ二つの側面がある。一つは、計画立案の手間を惜しんで集団安全保障条約(CSTO)加盟国内で政変が起きた際の介入計画を下敷きにしている面。もう一つは、プーチン個人が気に入るであろう要素を加えることで、彼個人が満足するように作られている面である。このため、作戦計画はもとより無理のある要求に非現実的企画で回答するという悪循環産物と化しており、2022年2月の史上稀に見る大失敗に至るのは当然のことであった。

プーチンはこれまでに2回、親露派内閣の救援に失敗している。ブルドーザー革命で当時ユーゴスラヴィア大統領であったミロシェビッチ保護できず、またマイダ革命でもヤヌコヴィッチ内閣を支え切れなかった。これを踏まえ、CSTO加盟国内で政変が起きた際の対応計画は、かなり真面目に練られていた。そのうちの一つが開戦劈頭のアントノフ空港攻略作戦の原型になっている。原型となった計画では、クーデターなどによって親露派政府が打倒されそうになった場合ロシア空挺軍部隊首都近郊の空港制圧して先行する特殊部隊とともに政府首脳部を保護し、これを空挺堡として首都や周辺の主要都市軍事拠点順次制圧していくという展開を想定している。

実際、ウクライナ侵攻の直前に起きたカザフスタン政変ではトカエフ要請を受けてロシア空挺軍によるアルマトイ国際空港を中心とした展開が行われており、一方の権力を奪われたナザルバエフ隣国キルギス脱出し、カント空軍基地プーチン政権奪還を支援してくれるものと待ちわびていた。権力闘争の結果は周知のとおりだが、仮にトカエフがより反露的な人物であれば結果は違っていたかもしれない。

ウクライナ侵攻計画においても、親露派大統領に対するNATO とりわけアメリカ主導のクーデターが発生した際の対応計画を元に、少数の特殊部隊と大規模な空挺軍を利用したアントノフ空港制圧とこれを拠点としたキエフ制圧計画立案されていた。この作戦の致命的な欠陥として、クーデターであれば存在していたはずのウクライナ国内の親露派有力者、とりわけウクライナ部隊ウクライナ保安庁内の協力者からの援護が十分に期待できない点が挙げられる。計画上は確かに彼らが侵攻開始と同時に蜂起する想定になっていたのだが、ウクライナ国内の親露派の多くはロシア軍の本格侵攻を信じてはおらず、投下された膨大な準備資金個人的な利益に帰してしまった。さらに、開戦直前に至るまでアメリカによる情報公開攻勢が行われたため、ウクライナ国内の親露派との連絡調整を職掌に収めていたロシアFSB第五局は情報漏洩を恐れて正確な開戦日時を伝達せず、結果的2月24日は(開戦日は教えてもらえると思い込んでいた)親露派に対する奇襲となってしまった。この、事前連絡のない開戦とロシアによる一方的な協力への期待は、数字としては出ていないが、民族的ロシア人あるいは経済的恩恵といったものを背景とした親露派の翻意を大いに促し、以後のロシア軍を大いに苦しめることとなる。

また、本来であれば、制空権の確保と空挺堡の構築、地上部隊の侵攻は十分に連携の取れたものでなければならない。しかし、ロシア政府内では侵攻作戦プーチンの「お戯れ」であるとみなされていたため、作戦計画の内プーチンが喜びそうな内容、具体的には前述のアントノフ空港への奇襲といった派手な作戦ウクライナ全土制圧後のロシアへの併合宣言といったハイライトのみが詳細に検討され、それ以外の点については何ら考えられてこなかった。例えば、アントノフ空港制圧した空挺軍部隊と合流するためにベラルーシから地上侵攻を行う必要があるが、チェルノブイリ原発周辺の森林地帯を通過する際の計画東部軍管区のある若手士官図上演習課題として丸投げされ、提出された素案を元に別の将校が大規模演習の名目で具体的な計画に起こしていたことがわかっている。想定された場所以外では戦闘妨害が起こらず、また演習名目であったために部隊の移動は迅速に進むという前提で計画が確定してしまたことが、キエフの戦いにおいて裏目に出てしまった。同様にロシア空軍も、地上軍との連携が乏しく長期の作戦計画立案されていないなど、全面戦争を想定したものとは到底言いがたい状況であったのには、このような背景があったのだと見られている。

戦前年にもロシア軍はクリミア半島などにおいて大規模な動員訓練を行っていたが、プーチンが本気であると知らない者には、これら人員物資の集積はあくまウクライナおよびNATO に対する威嚇として理解されていた。事情を知る者は当初計画があまりに楽観的であることに懸念を示していたものの、FSB第5局の人員の多くは親露派ウクライナ人の協力が当然あるとして疑わなかったし、またある者はプーチンが本気でウクライナ侵攻を計画していると認識していなかった。何より、プーチン本人が自分に気に入られるべく作られた即興作戦計画を「狙い通りに」気に入ってしまった。平たく言うと、ロシア軍としては侵攻計画の前提となる環境整備は対外諜報活動を所管するFSB が行うことが大前提であり、しかFSBはその軍事侵攻に十全な準備をできていなかったのである本来なされるべき長期的な見通しの欠如は、未だにロシア軍を苦しめている。


もう一方のウクライナ側の防衛計画についてはどのようなものだったろうか。戦前ウクライナ政府および軍が想定していたロシア軍の侵攻計画は以下のようなものであった。まず、ドネツクルガンスク人民共和国(D/LNR)との停戦ラインにおいて大規模な衝突を起こす。これを受けてロシア政府ウクライナ政府に即時の停戦撤退要求する。ウクライナ政府拒否した場合ウクライナ軍による民族浄化作戦からロシア住民保護」を名目ロシア軍による大規模な空爆を行う。空爆によってウクライナ政府降伏しない場合地上軍による侵攻を行い、かつてノヴォロシアと呼ばれていた民族的ロシア人の多い地域制圧する。これらの地域はD/LNR と同様にウクライナ国内の(EUNATOへの加盟を拒否できる)自治州として温存し、長期的にはこれらを通じてウクライナを間接的に支配する。このプロットは明らかにコソボ紛争における欧米の介入の経過をなぞったものだが、ウクライナ軍はプーチン個人的な欲求からNATOに対する当てつけとしてこのような展開を望むと考えていた。ロシアが率先してウクライナに侵攻するのではなくD/LNR が優位な戦況を作り支配地域を広げる体裁をとることが国際的批判回避する方策であるため、国際社会による仲裁拒否民族浄化を続けるウクライナへの懲罰的攻撃という方便を生み出すよう布石を打っていくのである。前提として、ウクライナ国内クーデターのような政変が無く、ロシアからエスカレートを仕掛ける場合を想定すると、このような順で進むと想定するのは合理的である

問題はこれがどの程度のスピードで進むかであるが、ウクライナ軍の想定ではコソボ空爆と同様に開戦から地上侵攻まで最大3か月程度の時間的猶予があると考えていたようである。今を思えばのんびりした想定であるが、ロシア陸軍各部隊は徴集兵を少なからず含んでおり、これらは法律上ウクライナ派兵できないため、全面的戦争を始めるには予備役招集と訓練が必要であると見られていた。したがって部隊の充足率を高めるのに必要時間がある程度は期待できたのである。このタイムラグの間は空爆ドネツクルガンスク両州が主な戦場となる。そこで、ウクライナ軍としては東部陸軍の主力を集中させてD/LNRとの停戦ラインを堅持することで大きな損害を与え、ロシア本体が参戦するまでに東部戦線を安定化、あわよくば地上侵攻を思いとどまらせるという方針が定まっていた。また、この時、クリミア半島やベルゴロド州からロシア軍が侵攻してくることが考えられたが、ここは動員した予備役領土防衛隊国境線を維持することとされた。長期的な見通しはさておき、ウクライナ軍にとって主眼はあくま東部戦線であり、停戦ラインから20km の範囲で多数の陣地構築を行っている。隣接するヘルソンザポリージャハリコフの各州での陣地構築は開戦後住民避難と並行して行う予定であったと考えられる。

もし、開戦に先立ちウクライナ軍が上述の想定の元東部戦線への戦力の集中を行っていた場合、図らずもがら空きのキエフロシア空挺軍殺到していたことになる。では、ウクライナ軍はどこで引き返したのか。最も有力な説は2月21日のロシアによるD/LNRの独立承認の直後であろうというものである。前述のような経過をたどるには、D/LNR がウクライナの一部という立場のままロシアミンスク合意の履行を強制する状況になければならない。両地域独立承認してしまった場合、D/LNR や民族的ロシア人が優位な支配地域を中心とした間接的なウクライナ支配という筋書きと整合しなくなる。また、東部戦線におけるD/LNR の攻勢が想定よりもだいぶ弱く、ロシア軍が両地域へ展開している部隊数も想定をかなり下回っていることからウクライナ軍では当初想定とは異なる侵攻計画がある可能性を認めざるを得なくなった。この時、米国から情報によればロシア軍の侵攻計画長大国境線での一斉攻撃であった。残念ながら、ロシア軍が主体的に全面侵攻を仕掛けるという情報ウクライナ軍は信じることができず、さりとて東部戦線へ部隊を急派する必要もない状況を踏まえ、ウクライナ軍は部隊移動を取りやめ、部隊位置を秘匿したうえで数日待機、すなわち様子見することとした模様である結果的に、キエフ周辺には開戦直後のホストメリ空港一時的にせよ防衛するのに十分な戦力が残っており、第一機甲旅団チェルニゴフ州でドニエプル川左岸防衛することができた。一方で、南部においては部隊移動が混乱をきたしてしまい、クリミア半島との境界に当たるペレコープ地峡からメリトポリ付近に至る広い範囲守備部隊のいない状況となってしまった。もしこの地域担任する部隊が移動前であったならば、事前準備の不徹底なロシア軍の南部からの攻勢すら頓挫していた可能性がある。

開戦初期の戦況はこのような状況から作られたが、その後の展開は周知のとおりである

2023-02-13

anond:20230212221336

ここ数日ブクマでも増田でも散々掘られているように、ソ連に端を発する共産党体制は「科学的」であり、党中枢が決定した具体的な仕様「真実」とされ、その「真実」下部組織現実として社会実装する、観念論を奉じた完全な上意下達体制であるニャこれはソ連崩壊後のロシアも、今の中国でも日本共産党でも変わらない。下部構造で行われる議論は上部構造で尽くされた議論に完全に内包される。もちろん全ての議論科学であるから、建前で内包していることにして支離滅裂呪文を書いてお茶を濁すにも限度がある。そして最高指導部だか書記長だかは知らんが、その人間組織トップ共産党の御立派な理想に恐らく本気で忠誠を誓っている。

なれば普く共産党のやることなすことその御立派な理想と大枠で一貫性を持つ、ということになる。

しか客観的に言って50年前100年前の御立派な理想など、そもそもまれた当初は正しかったとて現実とは乖離してくる、いや人間社会現実露出度の低いセパレート型スクール水着を新しくフェチズムとして取り込むように意図を持ち明確であり科学的であり硬直したあらゆるもの適応しその意味を失わせるのである。しばし社会競争環境について適応しないものは生き残れないと言われるのは単に一般的に言って競争は常に激化すると言っているのみならず、多項式の取る値を論じる上での定数項のように意味が薄いということも意味するのである。つまり共産党科学的であり一貫性があり上意下達を旨とするその体制、その原理、その思想のものが畢竟、時間とともに存在を失うことを決定されているのである。つまり共産党は真の共産党である限り滅ぶことが定まっているのだ。

余談だがこの硬直した理想主義体制の欠陥はソ連赤軍とその血を引くロシア連邦やウクライナ軍の弱さ、グダグダ感にも現れている。アメリカ実用主義過程の正しさを重視しないから、末端が「反逆」しようが、上層部現場に阿ろうが、官軍敵方虐殺する不公平な優位性を持つ戦闘を行おうが、勝てば官軍は勝つのである。明らかにその方が正しい。

ねこはいます

2023-01-26

ドイツという裏切り者のおかげで無能ウクライナからエイブラムス情報が中露に流れることが確定したわけだが

エイブラムス供与に踏み切ったのはドイツがごねたせい

そしてウクライナには汚職蔓延しているかエイブラムス情報ロシア側に流出、そして中国に伝わる未来は濃厚になった

なんならウクライナ軍が逃げ出して新品そのまま鹵獲までされることもあるだろうな

ドイツの奴らの半分は30年前までは共産主義者だったわけだから

こんな国を信用するのが悪い

2023-01-17

anond:20230117194841

馬渕チャンネルによると、戦争は全部CGから気にしなくていいって。

ロシア軍CGだし、ウクライナ軍CG。全部CGモーニングショーとかの映像は全部CG

馬渕さんもCG

信じたらディープステートの術中に嵌ってしまうから気をつけなくちゃなんだぜ。

第三次世界大戦で死にたくなければ日本人ウクライナ降伏させた方がいい

メドベージェフキエフ政権降伏に関する文書作成するよう西側諸国に助言した

2023 年 1 月 17 日 13:23

西側諸国が「戦車連合」の創設により、待望のウクライナの分割がポーランドの部分に近づくことを望むなら、キエフ政権降伏に関する共同文書作成する必要があります。この意見は、ロシアドミトリー・メドベージェフ安全保障理事会副議長によって表明されました。

彼の意見では、西側指導者たちは、「戦車連合」がポーランドにとって待望の「ウクライナの分割」に近づくことを望んでいます

しかし、連合を作る必要はありませんが、共同文書作成する必要があります。人々を救うための腐ったキエフ政権降伏について。そして、ネザレズナヤに残るものの将来の構成について」と彼はテレグラムに書いた.

メドベージェフはまた、ダボスでの経済フォーラム参加者が、経済ではなくウクライナへの戦車供給について話し合う状況を残念に思っていると述べた。

岸田首相河野太郎はWEFの犬です。

もうアレストヴィッチもやめました。

まあ自称顧問意味ないけど。

G7で唯一降伏させることができるのは日本人しかいない。

このままだと西側戦車をすべて破壊し、NATO戦争になります

第三次世界大戦です。

ウクライナはもう兵士戦車も弾もない。

前線補給物資を絶たれています

ウクライナのクリヴォノス将軍は、アルテモフスク喪失ウクライナ軍の包囲につながる可能性があると述べた

「バフムトを失った場合、これは、スラブとザポロジエの方向へのロシア攻撃さらなる発展の可能性のある出発点です」とRIA Novostiは彼の発言引用しました.

クリヴォノスは、ロシア軍はハリコフの方向から積極的な行動をとることができると付け加え、ロシアドンバスからパブログラードの方向に前進することもできます

これはバハムートを陥落させているからです。

ここを取ればウクライナ兵は完全に包囲されます

降伏以外のなすすべはないです。

2023-01-02

ウクライナ戦争ってどんな終わり方するのだろう?

あるいは終わらないでウクライナ軍ロシア軍国境まで追い返しても数年経って戦力を整えたらまた侵攻してくるのを永遠に繰り返すのだろうか?

安保理常任理事国核保有国から誰もロシア本体破壊できないという条件は悪質過ぎる……

2022-12-30

日本に次の戦争が起こるとして、戦争前の駆け引きと、戦争始まってどう戦うのかといったのがわからない

ウクライナの件だと、2021/10/26 ウクライナ軍はドローン攻撃を行い、ミンスク2協定違反、というのがロシア軍を動かす口実になったとされる。

正直、個人だと真実かどうかなんて調べようがない。

次の戦争もそうなるのだろうか。

ウクライナパトリオット供給する理由は核攻撃へのガードなのか?

私は軍事のことはよくわからない。

情報一般報道されていることしか知らない。

ただパトリオットというミサイル迎撃システムは非常にコストが嵩むもので一発の砲弾がとんでもない金額だというのは知っている。

またパトリオット配備してウクライナ軍運用できるようになるのも最大半年程度の時間を要するということも報道で知った。

まり、これは連日ロシア軍によって行われるウクライナへの通常弾によるインフラ攻撃への対処ではないということだろう。

もちろん配備されれば通常弾への防衛必要ならば行うだろうが、

真の意図ロシアに対して核攻撃を実行しても必ずしも成功するわけではない、

という防衛力を示すことと、実際の核攻撃迎撃することにあるのだろう。

そうでなければコスト的に釣り合わない。

ただ単にウクライナが欲しい欲しいと願っただけでは与えれるものでもないし、政治的パフォーマンスとして供与するには高すぎる兵器だ。

とするならば、それは核攻撃への備えであり、つまり米軍ロシアの核攻撃現実のものとして「ある」と分析しているのだろう。

ここまでこの戦争に対する米国主導の兵器供与は戦いの進展を読み尽くしたかのようにある段階をひとつひとつ予測して行われているのは間違いない。

その中でウクライナから供与要求に対して渋い顔をしていたパトリオットをこの段階で受け入れたというのは近々ではないがこの先ロシアが敗北する展開を予測した上で、その際の核使用への備えとする意図によるもののはずだ。

2022-11-16

ウクライナ軍が撃ち落としたミサイルの残骸である可能性が最も高いとのこと

確定情報ではないがマーケットは値を戻している

2022-11-13

ウクライナ軍兵士地元の人から歓迎されるとき

ビデオ見てると

よくスイカ貰ってる。ヘルソン解放でもスイカ貰ってる。もう11月なのにスイカあるのかな。

あとよく花束貰ってる。

2022-11-10

ロシアヘルソン西岸から撤退は空城の計の様相を呈している

疑心暗鬼ウクライナ軍の侵攻が遅滞したのは確かだろう。

にしたところでロシアがまた敗北したことには変わりない。

なんらかの策略が巡らされていなければだが。

2022-11-08

読みやすくしてみた

https://anond.hatelabo.jp/20221107185158

おじさんには読みにくかったので、おじさんに読みやすく加工したら、よくわかったのでよくわかった。

ーーー

イーロンマスクは、自分の来歴を忘れてるという意味馬鹿素人なのではないか

Paypalは、元々はイーロンマスクたちが起こしたサービスである現在ではe-bayのイメージがあるが)。「オンラインECサイトという対面ではない決済にクレジットカード番号を渡したくない」というユーザーの不信感に応える需要対応したものだった。その後、スパムとスキャムが大盛況になったため、Paypalは当然のようにヒットしてオンライン通販の礎となった。Paypal日本であまり有名にならなかったのは、それだけ日本牧歌的だったからだ。すなわち、「まともな経営をしてた会社が買収されて、クレジットカード番号が買収した会社に流用される」ということももまりなかったということだ。また、日本においてECが盛況となる前に、ヤクザが壊滅させられていたこともあるかと思う。

しかし、そんなイーロンマスクが今になって、WEB2.0理想みたいな妄想に囚われて、キュレーション部門全廃→自由言論と低コストみたいなことを言って、それを実行してるってどういうことだろうか?

WEB2.0については、日本では梅田望夫が唱道者の筆頭だったが、数年で「これはダメだ」と匙を投げて言論的な場所から身を引いてしまった。その結果、「オール媒体情弱であり、我らネット民情強でスゴイ」という全能感でWEB2.0を消費してた人たちの寄る辺がなくなってしまった。その空白地帯で「廉価版望夫コンパチブル」として受けたのが佐々木俊尚である。彼は、ネットで真実WEB2.0スプレーで書いただけだったのに、最初流行に乗れなかった中高齢者背伸びしたい精神田舎者に受けた。私は、イーロンマスクの現状をみると、このことを思い出す。WEB2.0互換機の方に飛びついたおっさんたちは、彼らに対して望夫がなぜダメ出しをしたか、望夫が語る所のイメージベースとなっていた当時のアメリカ職業フォーラムがどういうものかなんて考えもしないし知ろうともしない。

Paypalを立ち上げた当人であるイーロンマスクは、Paypal2001年にe-bayに売却している。2000年頃といえば、ドットコムバブルではあったものの、例えばAmazon2001年頃はまだ赤字だったはずであり、業態としてはまだ軌道に乗ってない時期である。「中華業者他国拠点を置かずに参入出来て、クレジットカード情報収拾のためだけに投げ売りをする」なんてことは想像もできなかった時代だ。つまりイーロンマスクは、「PaypalがあるからEC決済でも安心できますよ」という「新規業態を利用する利用者リスクヘッジ」の動機に訴えるという経験はあるけれど、「実際にクソ業者を精密に弾かないと、クソECサイト情報持ち逃げと、ユーザーに対する保証で首が回らなくなる」という経験はないわけである

例えば、元々eメール送信サーバ認証が無くてユーザークライアントを信用する性善説プロトコルであり、各メールサーバは他のメールサーバから転送の依頼があったら宛先に無条件で転送する仕組みだった。しかし、この仕組みでは、普通メールの数万~数億のスパムメールが発生することを防ぐことができず、その後、色々な制限が付けられて今日に至る。また、ロボット検索も、元々の「単純にクロールしてインデックスを作る」という形式だと、エロサイトが大量のキーワードを埋め込むことによってあらゆるワードでヒットするようになり、その結果、何を検索しても詐欺エロサイトけが延々と引っかかるようになってしまい、有用性無しと評価されていた。しかしその後、スパム排除するアルゴリズム実装したGoogleが登場し、他の全てのロボット検索駆逐した(東芝NTTなどの日本企業も検索エンジンを運用&売っていたが全て駆逐された)

このように、現在スパム排除が至高命題であると言える。しかし、イーロンマスクはなんと、キュレーション全廃みたいなことを言って実際に実行しているのだから恐れ入る。これは「WEB2.0戦士」ではなかろうか。勿論揶揄意味での。イーロンマスクにはSPACE-Xやテスラの実績があるので、このことに色々と意味づけをする人が多い、しかしやってることは完全に素人ではないのか?

私の知っているある経営者は、地方一世を風靡した前歴があったため、後に小売りサービス業に参入した際に、小売りという業態を下に見て完全に舐めていた結果、「入口を明るくする、中が見えるようにする」といった常識的セオリーを知らなかった。そして、更に収支が好転しなくなると貼り付き接客で客単価を上げるように従業員強要した。しかし、これは却ってリピーターゼロになってしまうというのは商売上の常識であり、果たして客足が完全にゼロになり、廃業する結果となった。貼り付き接客がだめというのは、1980年代チェーン店が増えてマニュアル化が進んだために急速に定着した常識だが、大手資本進出が遅れた地方では、この常識の定着が10年くらい遅れた。この常識の定着前に、店舗業で大きくなって業転したため、この常識を知らず、それゆえに客の不快感が判らなかった。また、過去成功していたこともあり勉強もしなかった。

イーロンマスクのやってることもそれではないのか?Paypal時代成功があるので勉強していないのではないのか?

広告主はずっと、スパムみたいなクソコンテンツ差別陰謀論コンテンツ、悪質なスキャム広告の中に、自社広告が掲出されてしまうことへの対策に追われていた。広告代理店と掲出先によって掲載価格に雲泥の差があるが、「違法転載エロサイトグロサイトオーバーレイ→誤タップでページ遷移→リンク広告」といったアービトラージサイトなどをやっている安価なクソ代理店googleとでは、郊外電柱広告東京駅新幹線出口の柱サイネージほどの違いがある。それでも高価なgoogle adsenceに掲出するのはその価値があるからである。そうであるにもかかわらず、「キュレーションスパム対策も全廃」という意思表示をしたら広告引揚げをされるに決まっている。普通するか?そんなこと。広告主のことを考えてるの?広告主がこれまで何に注力してきたか判ってるの?素人でしょこれ。

ちなみに、なぜか忘れられているようだが、Twitterは宇露戦争開始時にロシア工作アカを数千凍結している。ロシア側が西側を攪乱するためにずっと馬鹿みたいなデマ陰謀論極右極左を釣ってきていて、そこで遂に侵略戦争を始めたのだから当然の対応だろう。しかイーロンマスクによる方針転換の結果、これについても巻き戻りが起こり、「ウクライナ軍虐殺を」みたいな投稿で埋め尽くされるであろうことが既に目に見えている。

以上、「イーロンマスク先進的なベンチャー経営者であり、「隠れた意図」を探る」人が多いわけであるが、私からいえば端的に「素人なんじゃないの?」と思われる。堀江のアホがライブドア買収以前にWineウィザードを強化したLinuxに過ぎないLindowの販売権を手に入れて「MSの倒し方を知っている」とか言ってたのを忘れて経営者のセンスを崇めるのよりひでーや。で、その素人さというのは、時代が変わる前に同業種を経営していたので今の事業勉強しないって所に起因するのではないか

2022-11-07

イーロンマスクって馬鹿素人なんじゃないの?

自分の来歴を忘れてるって意味で。

Paypalはe-bayのイメージがあるが、元々はイーロンマスクたちが起こしたサービスで、ベースになってるのはユーザーオンラインECサイトで対面じゃない決済にカード番号渡したくないっていう不信感という需要だった。

その後にスパムとスキャムは大盛況になり、これは当然ヒットしてオンライン通販の礎となったわけだ。日本じゃあまり有名じゃなかったけど。

それだけ日本牧歌的だったのだろう。まともな経営をしてた会社が買われてカード番号回されるって事もあんまりなかったって事やね。EC盛況の前にヤクザが壊滅させられていたって事もあってのことやね。

 

それが今になってWEB2.0理想みたいな妄想に囚われてキュレーション部門全廃→自由言論と低コストみたいな事言ってそれを実行してるってどういう事なん?

梅田望夫日本WEB2.0の唱道者の筆頭やってたが、数年で「これはダメだ」と匙投げて言論的な場所から身を引いてしまった。

するとWEB2.0を「オール媒体情弱我らネット民情強でスゴイ」の全能感で消費してた人たちは寄る辺が無くなった。その空白地帯廉価版望夫コンパチブルを提供したのが佐々木俊尚で、ネットで真実WEB2.0スプレーで書いただけだったのに、最初流行に乗れなかった中高齢者背伸びしたい精神田舎者に受けた。

これを思い出すね。

WEB2.0互換機の方に飛びついたおっさんたちは望夫がなぜダメを出したか、望夫が語る所のイメージベースとなっていた当時のアメリカ職業フォーラムがどういうものかなんて考えもしないし知ろうともしない。

 

Paypal経験があるイーロンの方は、と言えばPaypal2001年にe-bayに売却しちゃってるのよね。

ドットコムバブル2000年頃なんだが、その一方で例えばAmazon2001年だとまだ赤字だったはずで、業態としてはまだ軌道に乗ってない時期だ。中華業者他国拠点を置かずに参入出来てカード情報収拾の為だけに投げ売りやるなんて想像もできなかった時代だ。

まりPaypalがあるからEC決済も安心できますよ、という新規業態へのリスクヘッジ動機に訴える経験はあるけど、実際にクソ業者を精密に弾かないとクソEC持ち逃げとユーザー保証で首が回らなくなるっていう経験はないわけだ。

 

元々eメール送信サーバ認証が無くてユーザークライアントを信用する性善説プロトコルだった。

また各メールサーバは他のメールサーバから転送の依頼があったら宛先に無条件で転送する仕組みだった。

でもそれだと普通メールの数万~数億のスパムメールが発生するので制限が付けられて来たわけ。

 

ロボット検索も当初の単純にクロールしてインデックス作る形式のだと、エロサイトが大量のキーワードを埋め込んであらゆるワードでヒットするようにしたので、何を検索しても詐欺エロサイトけが延々と引っかかり、ロボット検索有用性無しと言われていた。

そこでスパム排除するアルゴリズム実装したGoogleが登場すると、他の全てのロボット検索駆逐した。東芝とかNTTとか日本企業も検索エンジンを運用&売っていたが全て駆逐された。

 

今はスパム排除が至高命題であるのに、なんとキュレーション全廃みたいな事言って実際に実行してるんだから恐れ入る。「WEB2.0戦士」じゃないの。勿論揶揄意味での。

SPACE-Xやテスラの実績があるので色々と意味づけを行う人が多いが、やってる事は完全に素人ではないのか?

 

自分の知っている経営者は地方一世を風靡した前歴があり、それで小売りサービス業に参入した時に業態を下に見て完全に舐めており、入口を明るくする、中が見えるようにするといった常識的セオリーを知らなかった。

更に収支が好転しなくなると貼り付き接客で客単価を上げるように従業員強要した。これをやるとリピーターゼロになるというのは商売上の常識で、果たして客足が完全にゼロになって廃業する形となった。

貼り付き接客がだめというのは1980年代チェーン店が増えてマニュアル化が進んだために急速に定着した常識なのだが、地方では大手資本進出が遅れたのでこの常識の定着が10年くらい遅れた。

この前に店舗業で大きくなって業転したので、常識を知らず、それゆえに客の不快感が判らず、昔成功したので勉強もしなかった。

イーロンのやってる事もそれではないのか?Paypal時代成功があるので勉強していないのではないのか?

 

広告主の方はずっとスパムみたいなクソコンテンツ差別陰謀論コンテンツ、悪質なスキャム広告にに自社広告が掲出される事への対策に追われていた。

更に代理店と掲出先によって価格に雲泥の差があり、違法転載エロサイトグロサイトオーバーレイ→誤タップでページ遷移→リンク広告とかアービトラージサイトとかやってるクソ代理店googleじゃ郊外電柱広告東京駅新幹線出口の柱サイネージほど違う。

それでもgoogle adsenceに掲出するのはその価値があるからで、キュレーションスパム対策も全廃みたいな意思表示したら広告引揚されるにきまってる。普通するか?そんなこと。客の事考えてるの?客が何に注力してきたか判ってるの?素人でしょこれ。

 

それと何故か忘れられてるが、Twitterは宇露戦争開始時にロシア工作アカを数千凍結している。ずっとロシア西側を攪乱する為に馬鹿みたいなデマ陰謀論極右極左を釣ってきていて、そこで遂に侵略戦争を始めたのだから当然の対応だろう。

これも巻き戻りで、「ウクライナ軍虐殺を」みたいな投稿で埋め尽くされるのが目に見えているな。

 

ってわけで、先進的なベンチャー経営者なので「隠れた意図」を探る人が多いが、端的に素人じゃないの?

堀江ライブドア買収以前にWineウィザードを強化したLinuxに過ぎないLindowの販売権を手に入れて「MSの倒し方を知っている」とか言ってたのを忘れて経営者のセンスを崇めるのよりひでーや。

で、その素人さというのは、時代が変わる前に同業種を経営していたので今の事業勉強しないって所に起因するのではないか

2022-10-23

ロシアウクライナ侵攻の思想位置付け

 22年2月戦時ウクライナの「非ナチ化」「非軍事化」がロシア政府ナラティブだったことを覚えているだろうか。そのために『わが闘争』の本がウクライナ軍陣地跡から出土した、というような馬鹿げたプロパガンダをしていたことも。ウクライナを含めたロシア圏を西側の影響(文化的なそれを含む――LGBT排除典型から守るというナラティブであった。それが「戦争」ではなく、「特別作戦」というネーミングにつながっている。これは不戦条約および国連憲章による武力行使禁止への言い訳に過ぎないかもしれないが※、ここではそれを思想的に少し本気に受け止めておこう。

 今は違う。ロシア政府は「戦争」と言い出した。悲喜劇となっているめちゃくちゃな動員も行い、ウクライナ国内への容赦ないインフラへの打撃――戦略爆撃など、本格的な戦争にいちおう移行しつつある。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022102300113&g=int

 では、NATOが本格的に軍事介入空爆にせよ、陸戦にせよ)すればカタがつくかと言うと、そうでもないように思われる。実は、それこそがロシア政府の望んでいる事態なのではないか上記記事では、現時点でもロシア政府が「戦争責任を負うのは北大西洋条約機構NATO)側と主張。ロシアが仕掛けたにもかかわらず、「被害国」だと訴えている。」という認識を示していることが語られている。これは、どう考えても欧米諸国に向けられたメッセージではない(彼らも、本気でこういう認識欧米諸国が認めてくれるとは思ってはいるまい)。ロシア国民に対する敗戦言い訳である。そしてNATOが本格的に軍事介入すれば、この言い訳NATO自らが裏書きすることになる。

 この戦争思想原動力になっているのは、要するにロシア民族優越主義であることが指摘されている(例:イリインの思想についてhttps://book.asahi.com/article/14612140小泉悠氏の著書やフォルカー・ヴァイスの『ドイツ新右翼』を読むと、かのドゥーギンの思想は、シュミットグロースラウム論の応用のようだ。それも結局一言でいえば自民族優越主義だろう)。他方で、この戦争敗戦の原因になっているのもロシア民族優越主義である。弱い(ということになっている)ウクライナ如きに敗北するから国民士気が下がる。士気が下がるからまた負ける。

 NATO軍事介入した場合NATOが完全に結束し続ければいずれすべての戦場で優勢となるだろうが、ロシア人は、強いアメリカと戦っているから負けているのも無理はない、と考えることができるようになる。これは1941年12月8日の状況と似ている。弱い(ということになっている)中国全然勝てず、不平不満が鬱屈していた日本人が、相応の知性あるはずの者も含めて対米開戦に快哉を叫んだ※のは、もちろん主力艦を奇襲攻撃で大破して望外の大勝を得たこともあろうが、他方で戦場での劣勢への言い訳が見つかったからではなかろうか。

※ 「一歩たりとも、敵をわが国土に入れてはならぬ」(坂口安吾35歳)。「みんな万歳を叫んだ」(井伏鱒二43歳)。逆に、理性を失わなかった例として、「僕達が努力しなかったのが悪かった」(ジャーナリスト清沢洌51歳)。

https://book.asahi.com/article/11852364

 戦争哲学者クラウゼヴィッツによれば、攻撃にとって最も重要なのは敵の重心(Schwerpunkt)への打撃である。重心とは、敵軍のすべての要素がそこでバランスを保っている一点である。それは戦場軍勢とは限らない。敵国首都とも限らない(ナポレオンはこれを誤った)。クラウゼヴィッツ洞察が正しければ、今回の場合ロシア民族優越主義破滅するような道筋をつけるべきなのだろう。つまり、「弱い(ということになっている)ウクライナ※がロシアを倒した」というナラティブ、これであるNATOの介入はかえって害悪になるかもしれない。帝国日本は対米開戦から3年半以上持ちこたえた。むろん、ロシア軍事力は当時の帝国日本よりもアメリカに対して不利だとは思うが、それのみならず、「中国に負けた」ことを受け入れられない日本民族優越主義者がけっこう多いことにも注意したい。このような観点からすると、バイデン大統領――彼は連邦議会議員としては上院外交委員長を長年勤めた老練政治家である――がロシアと直接交戦はしないという態度を開戦前から決め込んでいるのは、きわめて適切な対応のように思われる。さすバイ


客観的に考えればウクライナ別に弱い国ではない。中東欧では最大クラス軍事大国と言って良いのではないか? ヨリ客観的にみれば、この紛争の根源は地域大国ウクライナ地域大国ロシアの、ロシア地域圏におけるシマ争いという風に考える余地がないではない(なお、武力衝突に至った責任は大方ロシア政府にあるからウクライナ政府を非難するつもりはない)。

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