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2022-10-23

ロシアウクライナ侵攻の思想位置付け

 22年2月戦時ウクライナの「非ナチ化」「非軍事化」がロシア政府ナラティブだったことを覚えているだろうか。そのために『わが闘争』の本がウクライナ軍陣地跡から出土した、というような馬鹿げたプロパガンダをしていたことも。ウクライナを含めたロシア圏を西側の影響(文化的なそれを含む――LGBT排除典型から守るというナラティブであった。それが「戦争」ではなく、「特別作戦」というネーミングにつながっている。これは不戦条約および国連憲章による武力行使禁止への言い訳に過ぎないかもしれないが※、ここではそれを思想的に少し本気に受け止めておこう。

 今は違う。ロシア政府は「戦争」と言い出した。悲喜劇となっているめちゃくちゃな動員も行い、ウクライナ国内への容赦ないインフラへの打撃――戦略爆撃など、本格的な戦争にいちおう移行しつつある。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022102300113&g=int

 では、NATOが本格的に軍事介入空爆にせよ、陸戦にせよ)すればカタがつくかと言うと、そうでもないように思われる。実は、それこそがロシア政府の望んでいる事態なのではないか上記記事では、現時点でもロシア政府が「戦争責任を負うのは北大西洋条約機構NATO)側と主張。ロシアが仕掛けたにもかかわらず、「被害国」だと訴えている。」という認識を示していることが語られている。これは、どう考えても欧米諸国に向けられたメッセージではない(彼らも、本気でこういう認識欧米諸国が認めてくれるとは思ってはいるまい)。ロシア国民に対する敗戦言い訳である。そしてNATOが本格的に軍事介入すれば、この言い訳NATO自らが裏書きすることになる。

 この戦争思想原動力になっているのは、要するにロシア民族優越主義であることが指摘されている(例:イリインの思想についてhttps://book.asahi.com/article/14612140小泉悠氏の著書やフォルカー・ヴァイスの『ドイツ新右翼』を読むと、かのドゥーギンの思想は、シュミットグロースラウム論の応用のようだ。それも結局一言でいえば自民族優越主義だろう)。他方で、この戦争敗戦の原因になっているのもロシア民族優越主義である。弱い(ということになっている)ウクライナ如きに敗北するから国民士気が下がる。士気が下がるからまた負ける。

 NATO軍事介入した場合NATOが完全に結束し続ければいずれすべての戦場で優勢となるだろうが、ロシア人は、強いアメリカと戦っているから負けているのも無理はない、と考えることができるようになる。これは1941年12月8日の状況と似ている。弱い(ということになっている)中国全然勝てず、不平不満が鬱屈していた日本人が、相応の知性あるはずの者も含めて対米開戦に快哉を叫んだ※のは、もちろん主力艦を奇襲攻撃で大破して望外の大勝を得たこともあろうが、他方で戦場での劣勢への言い訳が見つかったからではなかろうか。

※ 「一歩たりとも、敵をわが国土に入れてはならぬ」(坂口安吾35歳)。「みんな万歳を叫んだ」(井伏鱒二43歳)。逆に、理性を失わなかった例として、「僕達が努力しなかったのが悪かった」(ジャーナリスト清沢洌51歳)。

https://book.asahi.com/article/11852364

 戦争哲学者クラウゼヴィッツによれば、攻撃にとって最も重要なのは敵の重心(Schwerpunkt)への打撃である。重心とは、敵軍のすべての要素がそこでバランスを保っている一点である。それは戦場軍勢とは限らない。敵国首都とも限らない(ナポレオンはこれを誤った)。クラウゼヴィッツ洞察が正しければ、今回の場合ロシア民族優越主義破滅するような道筋をつけるべきなのだろう。つまり、「弱い(ということになっている)ウクライナ※がロシアを倒した」というナラティブ、これであるNATOの介入はかえって害悪になるかもしれない。帝国日本は対米開戦から3年半以上持ちこたえた。むろん、ロシア軍事力は当時の帝国日本よりもアメリカに対して不利だとは思うが、それのみならず、「中国に負けた」ことを受け入れられない日本民族優越主義者がけっこう多いことにも注意したい。このような観点からすると、バイデン大統領――彼は連邦議会議員としては上院外交委員長を長年勤めた老練政治家である――がロシアと直接交戦はしないという態度を開戦前から決め込んでいるのは、きわめて適切な対応のように思われる。さすバイ


客観的に考えればウクライナ別に弱い国ではない。中東欧では最大クラス軍事大国と言って良いのではないか? ヨリ客観的にみれば、この紛争の根源は地域大国ウクライナ地域大国ロシアの、ロシア地域圏におけるシマ争いという風に考える余地がないではない(なお、武力衝突に至った責任は大方ロシア政府にあるからウクライナ政府を非難するつもりはない)。

2022-10-13

戦術核を使っても

ウクライナ軍戦線分散して配置されてるから、一発だと戦車10台か20台くらいしか破壊できないんだって

ウクライナ軍を壊滅させるには百発必要だとか。

からこの前キーウにミサイルを撃ち込んだのは首都に核を打ち込むぞって脅しなんだって

ヨッピーウクライナ問題で例えるなら、侵略してきたのがロシア軍とは言え、ウクライナ軍の兵士多数が無抵抗ロシア軍兵士を取り囲み、集団暴力をふるっていたら世界中世論は当然批判するでしょう。僕だって「それはダメでしょ」って思います。』

えっ?

どこの世界の話?

そもそも侵略者無抵抗っていう保証なんてないでしょ。

世界ウキウキウクライナハイマースやジャベリン支援してロスケ共をぶっ殺せってムードじゃん。

https://yoppymodel.hatenablog.com/entry/2022/10/12/165927

2022-10-08

山上は眠らない8 暗殺者の終幕」

山上は目隠しをされたままウクライナ

ウクライナ軍はヘリ山上ロシア国境に投下

ロシアに潜伏した山上プーチンをYAMAGAMIするのだった…😔

2022-10-04

anond:20221002231253

通常兵器ウクライナ領内でウクライナ軍指揮系統下で戦闘参加とかかな(建前だけだろうが)。

公式に軍として参戦すると次に核兵器を使われた際にロシア領内へやり返さなくてはいけなくなることを考えると

まずはMD配備からだと思う。

マ・クベ大佐の核脅迫レビル将軍の行動について

0079年11月に、連邦軍によるジオン軍への大攻勢であるオデッサ作戦」が実施された。

作戦の終わり頃になって、降下ジオン軍指揮官であるマ・クベ大佐連邦軍に対して「撤退しなければ核を使用する」と脅迫した。

連邦軍指揮官であるレビル将軍はこれを黙殺し、結果的核ミサイルが発射された経緯がある(その核はアムロが撃ち落とした)。

私は子供の時にこの作品を見ていたが、当時は「なぜレビル将軍自軍被害が出るのを承知の上で進軍したんだろう、おかしいんじゃないの?」と思っていた。

しかし今になって思うと、レビル将軍気持ちが分かってきた。

オデッサ作戦前のウクライナオデッサは、地球に降下していたジオン軍拠点であった。

オデッサ自体鉱物資源地帯であり、ジオン軍ユーラシア大陸侵攻の拠点であり、連邦軍はどんな手段を用いてでも奪還する必要があった。

作戦が終わりつつある時点で、連邦軍は大部隊オデッサ攻略使用していて、犠牲も少なくない。

ここで核脅迫に屈してしまうと、今までの連邦軍犠牲無駄になるし、大部隊を展開したこと無意味になってしまう。

レビル将軍にとっては、核脅迫を受けようが(政治的に)撤退選択肢はない。

彼にとって一番怖かったのは、ジオン軍ではなく地球連邦政府世論だったのではないか

機動戦士ガンダム作品に出てくる地球連邦政府とは、おそらく現実世界にあるアメリカ合衆国政府モデルになっている。

アメリカ民主主義国家なので、世論の動向を恐ろしく気にするので、この問題点をあの作品展開に織り込ませたのだろう。

今のウクライナを見ていても、核戦争の一歩手前になって来ている。

プーチン大統領はこの先「ウクライナ軍が一歩でも前進すれば核を使用する」と脅すかもしれない。

しかし今のウクライナ政府には自軍を停止するという選択肢政治的に無いのかもしれないな。

anond:20221004032702

ウクライナ軍「種も仕掛けもありません!リマンのロシア兵5,000人を消すマジック、はーじまーるよー!」

anond:20221003182607

ロシアが悪だ、みたいなことを言っている人は

報道プロパガンダ洗脳された素人

ウクライナ軍の悪い報道は一切されてないのがその証拠

逆にロシア軍は悪いことをした「かもしれない」と記者妄想

並べた記事は沢山ある。

anond:20221003201443

日本人が誰も理解してないこととして「ウクライナ北海道北部並みのド田舎」って事がある。 無人地域に投下して「大量の敵ウクライナ軍を撃破」と大本営発表することは可能

例えれば札幌のような大都市に投下すれば大惨事になるが、音威子府村のような所なら数百人と土地汚染程度で済む。そしてプーチンソ連脳ならその程度の人民の死は国家として取り上げるに値しない些末な事と言える。もちろん、西側諸国ビビッてる訳じゃなくロシアボコせる口実をずっと待っている訳だから、本当にやればイキリ散らしてミサイルを撃ってくることは確実なわけだが…

2022-10-03

anond:20221003182607

恫喝交渉カードとしては最強だからね。

核爆発そのものは割とどうでもよくて、いま核兵器を実戦で使われて世界中の核使用ハードルが下がる事が何よりも怖い。

今回のリマンみたいな状況になった時に、「撤退しないと低出力核兵器をこの地点に打ち込むぞ」って言われたらウクライナ軍は退かざるをえないでしょ。

ロシアが核を使えるわけなくね?

以前、こんな記事を書いた。

「もうロシア戦争するしかなくね?」

https://anond.hatelabo.jp/20220216170905

「結局ロシアの敗因は何だったのかな?」

https://anond.hatelabo.jp/20220309110526



最近ロシアは核を使うって論調が広がって来ていて怖いんですわ。

まぁ使わないと舐めてるよりは、怖がってるくらいの方が健全なのかもしれんけど、でも使えるわけないだろって思う。

ただし、プーチン権力者としての健常な判断力が残っているならば・・・だけど。

使うとしたら戦略核ではなく、戦術核と言われているのだけれど、使うとした場合の前提を考えると使う事にメリットが見いだせないのよね。


1,どこに使うつもりなの?

ロシア勝手併合宣言した4州は、ロシアの中では自国領なんだよな?

そして4州の住民自国民でもある。だからこそ、4州から徴兵して、徴収兵は外征には使わない法律はあるけど、自国内だから派遣できるって論理

1週間未満の訓練で送り込んでは死なせてるんでしょ?

最前線になってるロシア領と主張してる4州に対して、攻撃されてる場所戦術核を使ってどうする気なの?

併合と言う建て前すら消える恥知らずになるだけだし、権力者としての判断力が残ってれば、最前線には使えるはずないよな。

では予想されている様に、誰もいない海で爆発させる?

そんなことして何の意味があるの。攻撃には使えないって宣伝した上で、二度目を使わせないための徹底的な反撃を呼ぶだけじゃない。


2,誰に対して使うつもりなの?

ロシアが核を使うメリットがあるとすれば、1発で状況が逆転できて戦争勝利できる見込みがある場合だよね。

あるいは、その一発でウクライナが恐れおののいて進撃を停止するか。

だけど、今の状況で半径1㎞くらいの範囲効果がある核爆弾使って、幾らかの兵力を削った所で

ウクライナは奪還作戦を止めないどころか、ますますキレて最後までやるだろうし、その程度の攻撃では大したダメージにもならないよね。

例えば、ハルキウ奪還作戦時のウクライナ軍は全長50㎞、幅5㎞で展開してたらしいけど、これを壊滅させてれば確かにロシア勝利に近づけた。

だけど、その為には単純に考えて250発もの戦術核を絨毯爆撃しないとけない。使うとしたら1発では終わらない。

だが250発も使ったら、世界がどう反応するだろう?

権力者としての判断力が残ってれば、全く効果のない戦術核攻撃なんて出来るはずないよな。


3,核攻撃で勝てるのか?

大量に核攻撃でもしない限りは、ウクライナ軍90万に大打撃を与えて継戦能力を削ぐことは出来ないと述べたけど、では都市に使えばどうなるだろうか?

もしもウクライナロシアだけの戦争であれば、首都キーウに使ったらウクライナ生産力が落ちて継戦できないかもしれない。

だけど、この戦争ウクライナ生産力で行ってる訳じゃない。NATOアメリカ物資資金で行ってる戦争

ウクライナ兵が残っていて、欧米で訓練され戻って来て、欧米武器を手にして戦える限り続ける事は出来る。

どのウクライナ大都市にたいして使った所で、ロシアウクライナに勝つ事は出来ない。民間人大量虐殺すれば、ロシア未来は昏い。

ましてそんな攻撃兆候があれば、アメリカは鋭く反応するだろう。

権力者としての判断力が残ってれば、意味のない都市への戦術核攻撃なんて出来るはずないよな。

4,使った後の反応に耐えられるか?

既に報道にもある様に、もしもロシアが1発でも戦術核を使えば、アメリカが直接戦争に関与する事で反撃するとの警告がなされているそうな。

例えば黒海艦隊基地を壊滅させるなんて話があるけど、そうなればクリミアが維持できないし、クリミア失陥まで確定してしまう。

そしてアメリカウクライナを徹底的に勝たせるまで、止まらなくなるでしょう。

ロシアが今望めるのは、2月24日以前のラインでの終戦くらいだろうけど、それすらも望めなくなる。

5,使う事にメリットなんてない

やけくそで使う。

気が狂って使う。

死なばもろともで、モスクワで核使って自殺する。

そんな感じでもなく、権力者としての判断力が残ってるならば、使う事で勝つ事も良い結果がでる事もなければ使えないでしょう。

開戦はすると思ったよ。だって、勝つって未来予測できる余地が、まだあったしね。キーウを二日で落とせるなんて予測をしてたんだし。

メリットがあると判断たからやったんでしょう。

でも、今は核攻撃によって勝てるって予測が出来ないので、まぁ使わないでしょう。

プーチンおかしくなってなければね。

6,停戦はいつになるのだろう?

まぁ、予想通りロシアは負けたのだけれど、ウクライナがどこまでやって停戦するんだろう?って先が分からなくなって来た。

ゼレンスキーは「停戦交渉はする、ただしプーチンの次の大統領とな」って言ってるくらいなので、クリミア奪還まで行くのかもしれない。

このままであれば数年はかかりそうだけど、プーチンが狂って戦術核を海の上で爆発させたら、アメリカが介入して1年で終わりそうだね。


追記

いや、コメント見ると面白いなw

見事にプーチンの思惑通りに、ブルブルと震えてプーチンは何をするのか分からないと怖がってる。

開戦したのが普通じゃない?、俺からしたら合理的理由で開戦しただけで、狂ってないとしか思ってない。

それすら予見できなかった人たちが、プーチン合理的ではないといったところでね(笑

俺はずっと予測を当て続けてるけど、君らはどうだい?w

まだプーチンは、そこまでおかしくなってない。

4州併合だって動員兵を国内派遣するって理由があったり正式にに宣戦布告に移行できる余地を作ってるだけだ。

アメリカも極端な反応をさせないように、長距離ミサイル戦車戦闘機支援はしないなど綱渡りを続けてる。

合理的に考えれば使えないという状況をコントロールしつつ、じりじりと追い込んでるから、今は未だ心配いらないと思うけど

まぁ歴史上には最後最後に狂っちゃった権力者はいからな。

2022-10-01

anond:20221001214159

ゼレンスキー英雄として、ウクライナ軍勝利から開発独裁モードに入れれば発展はあるでしょう。

西側諸国ロシアに対抗するために発展させる動機はあるしな。

たぶんロシア軍が弱いというよりは

ウクライナ軍が信じられないほど善戦してる感じだよね

武器支援とかもあるから

2022-09-29

自衛隊は追い詰められるとアッサリ敗北を認めてしまうことが判明したよね

税金折半して兵隊を雇っている立場からするともっと限界まで戦う姿勢を見せて欲しかった。

ちょっと旗色が悪くなったらアッサリ負けを認めるようでは困るのだ。

ある程度以上の戦力がぶつかりあう戦争は今でも基本的に持久戦だよ。

超大国小国一方的喧嘩をふっかけるだけなら短期決戦が多いんだろうけど。

ウクライナが今もロシアと戦えているのはウクライナ軍があっさりと白旗を振ることをヨシとしなかったから。

でも自衛隊は今回の事例においては、相手が小物の頃はいけしゃあしゃあと好き放題言っておいていざ世間相手になったらすぐに尻尾を巻いて腹を見せた。

こういう姿を見せられると実際に戦争が起きたときにも同じようにすぐに負けを認めて全部投げ出しちゃうのかなと不安になる。

しか相手が弱いときには好き放題に蹂躙をする癖にという。

こんな人達を雇うために僕らの税金が使われているというのはちょっといだただけないな。

もちろんハラスメントは許すべきじゃないんだけど、それとはまた別に軍隊として本当に戦えるのかなと不安になるんだよね。

たとえば突然すごく上手なプロパガンダを敵国から浴びせられたら自衛隊はアッサリ洗脳されて降伏すんじゃないだろうか。

それどころか相手の語る正義に踊らされて目先の善行のために昨日まで味方だった同士で撃ち合いでも始めるんじゃないかと。

一度は口にしたはずの信条をアッサリ投げ捨てる姿勢に対して僕は疑問を抱いてるんだよ。

失敗を認められることは大事かもしれないけど、国家最後の砦たる軍隊がその安直な正しさに軽い気持ちで飛びついてほしくないな。

つの省庁の不祥事程度に考えている人もいるかも知れないけど、自衛隊日本が持つ唯一の抑止力であり、戦争をすることが可能な規模の暴力装置なんだよ。

警察なんかとはレベルが違う。

彼らが振る白旗国家白旗のものとさえ言えるんだ。

それがこんなにもアッサリと掲げられるようではとても不安になるよ。

当然、ハラスメントは最低最悪のゴミクズ野郎がするような畜生にも劣る人格も知性も劣悪かつ生きている価値のものがない生まれてきたこ自体が失敗の人間がやるような行いなのでキッチリさられるべきであり、最後にはその行いが如何に卑劣で惨めなものなのかをシッカリと分からせるために日々日々心が砕け散るまで晒し上げてやってほしいが、そのこととまた別の問題として、軍隊に求められる根性や意地というものが足りてないなあと感じるわけだな。

2022-09-17

anond:20220915223226

重箱の隅だけど誤訳指摘するやで。

ウクライナ軍南部全域でケルソンを奪還し、マリウポルを東部ロシア軍から切り離す大規模な攻撃を行う計画立案した。

ヘルソン(Херсон)とマリウポリ(Маріуполь)な。どうしてそうなるのかは別の増田でも見てくれ。 anond:20220305172054

統合参謀本部議長マーク・A・ミリ元首

元首相ってどっから出てきたん? もちろんアメリカ首相はいないし軍部大臣現役武官制の国でもないので「大将」。

2022-09-15

ウクライナの急速な前進の背後にある重要な瞬間:NY紙(翻訳

https://www.nytimes.com/2022/09/13/us/politics/ukraine-russia-pentagon.htm

By Julian E. Barnes, Eric Schmitt and Helene Cooper

ワシントン - アメリカ当局者によると、ウクライナがここ数日で急速に軍事的利益を得た背景には、数カ月前に対ロシア戦争の進め方についてウクライナアメリカ当局者が何度も激しく話し合った際に、その戦略が具体化し始めたという。

この夏、米・ウクライナ高官による緊急協議の末に原型から修正された反攻作戦は、大方の予想を超える成功を収めている。ウクライナ軍はロシアの指揮統制を壊滅させ、同国北東部での前進南部での別の作戦に生かす態勢を整えているように見える。

この作戦は、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が、ロシアの侵攻を押し返すことができることを示すために、劇的な行動を取りたいと将軍たちに告げた直後から始まった。ゼレンスキー大統領の指示の下、ウクライナ軍は南部全域でケルソンを奪還し、マリウポルを東部ロシアから切り離す大規模な攻撃を行う計画立案した。

ウクライナ将兵アメリカ政府関係者は、このような大規模な攻撃は膨大な犠牲者を出し、大量の領土を迅速に奪還することができないと考えた。ウクライナ軍はすでに1日に何百人もの死傷者を出しており、戦闘は激化していた。ロシア軍も同じような犠牲者を出しながらも、ドンバス東部地域ウクライナの町を蹂躙しながら、じりじりと前進していた。

ウクライナ司令官たちは、長い間、計画の詳細を共有することに消極的だったが、米英の情報当局に対してより心を開き、助言を求めるようになった。

政権高官によれば、国家安全保障顧問ジェイク・サリバン氏とゼレンスキー氏の最高顧問であるアンドリー・ヤーマク氏は、反攻の計画について何度も話をしたとのことである統合参謀本部議長マーク・A・ミリ元首相とウクライナ幹部は、情報軍事支援について定期的に話し合っていた。

また、キエフでは、ウクライナ英国の軍当局者が引き続き協力し、米国の新しい国防アタッシェであるギャリック・ハーモン准将は、ウクライナの最高幹部毎日セッションを持つようになった。

米軍ウクライナ側は、「一刻を争う」と考えていた。ウクライナ側が効果的な反撃を行うには、ロシアプーチン大統領がガス供給コントロールを利用してヨーロッパ圧力をかけることができる初雪の前に動く必要があった。

この反攻作戦までの経緯は、ウクライナ指揮官戦闘形成するのに役立った、ワシントンキエフ間の機密協議について説明を受けた複数米国高官やその他の人々へのインタビューに基づいて書かれている。多くの高官は、協議の内容が秘密であることを理由に、匿名を条件に話した。

米国政府関係者は、反攻の完全な影響を判断することをためらい、それがどのように展開し続けるかを見守ることを懸念していた。今のところ、キエフが有利である

この夏、米軍ウクライナ軍による戦争ゲームでは、南部への大規模な攻勢が成功するかどうかが試され、ひとつの決定的な瞬間があった。CNNが先に報じたこの演習では、そのような攻勢は失敗することが示唆されていた。アメリカ懐疑的見方を受けて、ウクライナ関係者はゼレンスキー氏のところに戻ってきた。

国防総省の政策主任であるコリンカールは、電話インタビューで、「我々はいくつかのモデル化と卓上演習を行った」と語った。「その演習では、ある種の反撃の方法他の方法よりも成功しそうだと示唆された。我々はその助言を行い、ウクライナ側はそれを理解し、自分たち決断したのです」。

賭け金は大きかった。ウクライナは、これが単なる凍結した紛争に終わらないこと、領土を奪還できることを示す必要があり、国民士気を高め、西側諸国の支持を強化するためだった。

8 月に入ってからウクライナ側の要請で、米国当局ロシア軍の位置に関する情報提供を強化し、 ロシア軍の戦線の弱点を浮き彫りにした。また、ウクライナの反攻準備を察知しても、モスクワウクライナ北東部部隊を迅速に強化したり、南部から部隊を移動させたりすることは困難であるとの情報もあった。

ロシア軍は、ウクライナ軍が開始した反攻作戦に備え、優秀な部隊の多くを南部に移動させたという事実がある。「ロシア軍の士気の低下とウクライナ軍の圧力により、ロシア軍の一部は見た目よりも脆くなっていると思われる。

ウクライナ軍は大規模な攻撃を1回行う代わりに、2回の攻撃提案した。一つはケルソンで、ロシア軍が集中しているため、劇的な成果が出るまで数日から数週間かかると思われる。もう1つは、ハリコフ近郊で計画されていた。

イギリスアメリカウクライナの3カ国は、この新計画評価し、もう一度、戦争ゲームにしようとした。そして、ゼレンスキー氏が望んでいた「明確な大勝利」を得ることができた。

しかし、キエフのある参謀によれば、この計画は、米国からの追加軍事援助の規模とペースに全面的依存しているという。

旧ソ連製の旧式兵器使用していたウクライナは、自国弾薬ほとんど使い果たしていた。戦争最中に新しい兵器システムの使い方を学ぶのは難しい。しかし、これまでのところ、この危険な行動は成功している。例えば、155ミリ砲弾は80万発以上がキエフに送られ、現在の攻勢に一役買っている。米国は、2月の開戦以来、145億ドル以上の軍事支援を行っている。

ウクライナ将校によると、反攻作戦の前に、ウクライナ軍は米国計画成功させるために必要兵器の詳細なリストを送ったという。

高機動砲ロケットシステム(HIMARS)のような特定兵器は、戦場で圧倒的な効果を発揮している。GMLRSと呼ばれるこの発射台から発射される衛星誘導ロケットは、それぞれ200ポンド爆薬が入った弾頭を持ち、ここ数週間、ウクライナ軍が400以上のロシア武器庫、司令部、その他の目標破壊するために使用されているとアメリカ政府関係者は述べている。

さら最近ウクライナ軍は、ソ連設計したMiG-29戦闘機に、アメリカ供給したHARM空中発射ミサイルを搭載した。このミサイルは、ロシアレーダー破壊するのに特に効果である

先週ドイツで開かれた、ウクライナ軍事人道支援を行う50カ国の会議で、ミルリー将軍は「これらのシステム使用で、ウクライナから実際に測定可能利益が得られている」と述べた。"彼らは軍隊補給し、戦闘損失を補うのに非常に苦労している "と述べた。

ウクライナアメリカ政府関係者は、ペンタゴンが毎週または隔週で発表するアメリカ備蓄から武器弾薬の新出荷が、キエフ上級司令官に複雑な同時攻撃計画する自信を与えていると語った。

西側軍事支援重要性は、特定兵器システムだけでなく、ウクライナ人が将来の計画に利用できる保証と自信にある」と、最近ウクライナから帰国したロンドンの王立連合サービス研究所ジャック・ワトリング上級研究員は言う。

週末にウクライナ兵士北東部地域に移動すると、ロシア軍は崩れ落ちた。米国当局によれば、ハリコフ周辺のいくつかの場所では、ロシア軍は装備や弾薬を残して戦闘から立ち去っただけだという。

計画について説明を受けた人々によれば、ケルソン攻撃は決してフェイントや陽動作戦ではなかったという。そして、モスクワに、ケルソン地域の一部がロシアに加わることを望むかどうかの偽の投票を延期させることに成功したのであるしかし、ハリコフに比べれば、ロシア軍の数がはるかに多いため、予想通り、反攻はよりゆっくりとしたものになった。

結局、ウクライナ当局は、長期的な成功には、ザポリジャの原子力発電所の奪還、マリウポルのロシア軍の遮断、ケルソンのロシア軍をドニプロ川を越えて押し戻すなど、破棄された戦略の当初の目標に進展が必要だと考えていると、アメリカ政府関係者は述べた。

ロシアは弱体化した。ハリコフ周辺でのウクライナの増強を察知できなかったことで、ロシア軍は無能さを示し、確かな情報力を欠いていることが明らかになった。その指揮統制は壊滅的で、部隊への供給にも問題があり、今後数週間でウクライナに隙を与えることになる、と米政府高官は述べた。

ウクライナ東部でより多くの領土を奪還する機会があるかもしれないが、米国ウクライナ当局者は、南部戦争の最も重要舞台であると述べている。

国防研究機関CNAのロシア研究ディレクターマイケル・コフマン氏は、「ケルソンとザポリジャー潜在的目標になりそうだ。「将来、そこで突破口を開くために、ウクライナ軍のさらなる作戦が見られるかもしれない」と述べた。

真夏の話し合いから生まれ計画は、アメリカ情報ハイテク兵器に大きく依存したものだった。しかし、アメリカ側は、ハリコフ比較的小さな部隊を大勝利に導いたゼレンスキー氏とウクライナ軍の功績が大きいと主張している。

「まだ誰もサッカーボールスパイクを踏んでいない」とカール氏。しかし、「ウクライナ人が複雑な攻撃作戦を行えることを世界に示したと思う」とも付け加えた。

2022-09-12

anond:20220912165206

たとえばヤフーニュースで「ウクライナ軍イジューム奪還」てニュース複数流れてるけど、

イジューム」で過去記事検索しても「ロシア軍イジューム奪取」なんて記事は見つからない。

いきなり「奪還」のニュースだけ流れてんだよ。

ウクライナ軍が○○地域を奪還!て言うけどさ

テレビ新聞でもやってるけど、そもそも最初ロシア軍が○○地域を奪取、て聞いてないから、突然奪還したと聞かされても「ん?奪われてたの?」て感じだわ・・・

ロシア軍が勝ったとき報道しない・もしくは目立たないよう小さく報道する、

ウクライナ軍が勝ったときは大々的に報道する、ていう報道姿勢、大本営発表みたいで気持ち悪いよ・・・

なんで自国戦争でもないのにこんな挙国一致の大政翼賛会報道姿勢になってんの。

どう捉えるかはこっちで判断するから報道くらいは公平にやってくれよ。気持ち悪い。

2022-09-11

劣勢になれば一目散に逃げ出すロシア軍と、負け戦でも最後の一兵まで戦うウクライナ軍

日本会社ウクライナ軍のような組織を作ることを目指してロシア軍のような組織づくりをする。

だいたいそんなイメージ

まりにも雑すぎて申し訳ない書き方だが。

 

実際にウクライナで行われている戦争ではロシア軍ウクライナ軍とで実施した戦術が違いすぎるので

もしもロシア軍が巧妙な電撃戦のようなことを実施できていればウクライナ軍撤退につぐ撤退をせざるを得ないのは言うまでもない。

 

からあくまイメージとして、ということなんだけど

日本企業は粘り強い組織、というものを目指しているわりにはロシア軍のような残忍なことを自分たち組織にしがちだ。

 

例えば、当たり前のこと、常識でしょ?という態度で行われているサービス残業

どっぷりと日本文化の中に生きているか違和感を覚えない人も多いだろうが

本来は完全に違法で許されざる行為である

 

ニュースのなどでロシア軍の中では〇〇のような行為常態化されている、

と聞くと、やっぱり酷いことやってる組織非道くなるよねえとか客観的に見えると思う。

 

でも、自分たち自身のことになると主観的になってしまってサービス残業なんてもの容認してしまう。

その結果として日本社会が回復不能になりかねないほど疲弊している。

 

連日の報道の中で、なぜロシア軍人は劣悪な環境を許容せずに反乱を起こさないのか?

と疑問を持つ人も居たかもしれないが

そのことは他国の人たちが日本人の環境を見たときに考えていることと同じなのかもしれない。

これなあ本来ロシア2月に侵攻したときにすることなんだよなあ。

まずは東部戦線軍隊を集結せておいて、そこにウクライナ軍を集中させる。

ほんでもって、ロシアさんは東部占領だけにご興味があるのかしら?

と思わせといて電撃的に首都周辺へと攻め寄せるというやつ。

 

どうなるんでしょうね?この戦争

いわゆる電撃戦をされて包囲されることを恐れての退却につぐ退却のようだから

ロシアが戦力を削られてるわけではないですよね。

どっか適当なところで集結して防御線を張るんだろうけど。

もういっそのこと一目散に逃げるふりしてモスクワまで行っちまえよな

2022-08-10

またゼレンスキーができもしないクリミア奪還を匂わせているな

ウクライナ軍は半壊状態そもそもアメリカ様の支援がなければろくな抵抗もできないのに良く言うよ

さすがウクライナ国民を泥沼の徹底抗戦に引き込んだだけのことはある

2022-08-07

死傷者19万人・損耗率48%で崩壊寸前、堂々と人間の盾を使い原発も平然と攻撃するウクライナ軍を助ける意味があるのか?

どうせ負けるのだし助ける意味はないよな

2022-07-26

anond:20220726225139

ウクライナ軍人に同じこと表明したら本気で思ってるって信用する

国家殺人たる戦争最前線にいる兵士に言えるなら認めます

実名顔出し所属明らかにしたYouTube動画の公開待ってます

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