はてなキーワード: 三代目j soul brothersとは
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LDHにハマった人が少し変わった話
私は三代目J SOUL BROTHERSとEXILEがとても好きで、彼らの所属する事務所LDHのほかのアーティストのことも応援しています。
◼️出会い
2017年の夏の終わりの私はEXILEのメンバーが何人いるのか知らず、踊る人が多いなぐらいの認識で、三代目J SOUL BROTHERSもグループ名だけはなんとなく知ってはいたけれど何人いるのか知らない、かの有名なR.Y.U.S.E.Iのことも知らないというのに加え(聴いている人が多そうな年代にたぶん私も属しています)EXILEも三代目もウェイウェイしているお兄さんたちという認識でいました。人気者の岩ちゃんのことも知らなかった。
この流れは突然LDHにハマった方のエッセイでもよく見かけるのでよくあることなのだと思います。
そんな私がLDHに興味を持ったのは映画「ザム2」と呼ばれている「HiGH & LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」を観たからです。
ハイローに全く興味がなかった私のTwitterのTLにザム2を見た、ハイローランドに行った、という投稿が流れ続けること1ヶ月。なんなの、と気になったので軽い気持ちで観にいくことにしたのでした。
ハマるはずはない、でも岸谷五朗が出てるし(好きなんです)なんか映画観たいしハッピーになれるらしいから、と思っていたら面白すぎて何度も心の中で面白い〜面白い〜と繰り返し、帰りにパンフレットを買っていました。
岸谷五朗さんもめちゃくちゃよくて、私はあんな岸谷五朗を知らなかった…前髪がふわふわしていて優しいお父さんみたいなイメージが強くてそれが好きだったので衝撃で、そこでもハイロー最高じゃん!!と思いました。
たくさん出てきた人物や勢力を全部ちゃんと覚えたい、突然ザム2から観たからこれまでに何があったかを知りたいと、真面目な受験生が参考書を買った時のように、3歳児が初めて買い与えられたはたらくくるまの図鑑を眺めるかのようにパンフレットを熟読しました。
ハイローにはEXILEの人が数人出ているのだという知識で行ったけれど(確かにEXILEは数人出ていると言えるのですが)主要キャラのほとんどがLDHという事務所の人なのだな、三代目J SOUL BROTHERSは今市さん以外の全員が出ているのだな、など少しずつ知識を増やし、ハイローCDを聴くと完全にLDHにハマっていました。
ザム2を映画館でもう一度観て、3の公開までにテレビドラマシリーズとザムとレッレの観賞を終え、ザム3はライブがついている完成披露試写会に訪れた後10回以上も映画館に赴き、その後マイティのスピンオフも購入しました。ザラのDVDも買いました。
私はハイローに特に好きなキャラクターが二人おり、彼らを演じている二人はどちらもEXILEと三代目J SOUL BROTHERSを兼任していることがわかりました。
当時はEXILEが活動を休止していたということと、三代目J SOUL BROTHERSのライブ(UMP)のライビュがタイミングよくあったため、一人でも行くぞとフラッグも持たずライビュに赴き、ああ、素敵な人たちだなと思ったのでした。
ジェシーはぴょこぴょこ跳ねて、源治さんはまさかの全開の笑顔だし、ダンさんはひょうきんなキャラが嘘みたいにかっこいいし、広斗はザム3の試写会のライブで見たゆるゆる(それもかわいかった)と違ってバッチバチにかっこいいし、アイスはソロがカッコよすぎてもう一度見たいと一番思ったし、コブラは意外と隅っこにいて、でも楽しそうに踊る姿やライビュの画面にデカデカとうつしだされる顔が綺麗すぎて涙が出そうになりました。
そして一番知識がなかった今市さんの声と歌を聴いたとき、登坂さんとの違いがはっきりと分かり、聴き分けができた自分が嬉しくなったのと、こんなに違うのにどこか似ていてうまく絡み合う二人の歌をもっと聴きたいと思ったのでした。二人にはバラードが最高に合いますね。
そしてライブの最後の今市さんの「みなさ〜ん、絶対に幸せになってくださーい!」で岩ちゃんの美しさを観ても堪えられていた涙が溢れたのでした。
数ヶ月前まで何の思い入れもなかったグループにこんなに心を動かされて、幸せをもらえるんだなと幸せに浸りながら一人で映画館を後にしました。彼らにとって何の思い入れもないはずの私たちの幸せを願ってくれるなんて好きにならないはずがないのです。
そのあと、年末の歌番組にLDHのアーティストが多数出演するのを逐一録画し、まさかのマイティも出演したことに歓喜しました。三代目J SOUL BROTHERSの紅白出演、その間にもおこなわれている祭りのようなLDH年越し配信……忙しすぎましたが最高の年末年始でした。
◼️私の心が少し変わった話
たくさんのことをインプットし続ける中、雑誌やwebのインタビュー記事を読むことも増えました。
そこで、彼らが「夢」という言葉をよく口にしていることに気が付きました。
私は夢を私には無理だからと遠い昔に諦めた気がします。それか、見つからないままここまできたのかもしれません。夢について考えたことがほとんどなかった気がします。
夢とは叶わないもので、口にして生きるものじゃない。私は私が生きるために最低限できることをすると荒んだ気持ちで毎日嫌々労働していました。
しかし、夢を語る彼らは夢を叶えるためにそれを口にしているような気がしました。
実際に血の滲むような努力をしてきたのだろうし、これからも続けていくのだろうなと思い、それは遠い世界の人の話だったのですが(実際そうなのですが)最近私も夢を持ちたくなりました。
2017年に彼らに出会ったので3年と半年かかりました。うそでしょ、と自分でも思いますがそれほどヘドロがこびりついていてなかなか取り除けなかったのだと思います。
ただ、私には夢はありません。
夢と言われて思い浮かぶことがないのは自分がこれまでに何も努力をしてこなかったから、目指したいものがないからです。
これから私は自分に与えられたことを努力して成し遂げたい。そうしたら夢が見えてくる気がします。はじめは給料アップでもいいと思うし、最終的にぶっ飛んだところに行ってもいいと思う。行けたらいいと思う。とにかく自分で切り拓くものなんだなと今更ながらに気付きました。
私は忘れっぽいです。こういうことを何度か思ったことがあったような気がします。例えば、大学に入学するときや仕事の面接に合格して働き始めるとき、新鮮な気持ちで未来を見ていたような気がします。
でも、毎日早く起きるのは面倒くさいし夜更かしをしたい。定時で終わるために仕事をパパッとやってしまう、それを繰り返して今のようなダメ人間になったような気がします。だからこうして書き留めておくことにしました。
森川葵演じるヒロインを取り合う相手役に北村匠海と佐藤寛太が出ていた。
2人とも、とんでもなく顔が整っていて、且つ芝居も観れないレベルのものじゃなかった。
佐藤寛太本人は違うけど、彼が所属する事務所LDHには、EXILEや三代目J soul Brothersがいる。
映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」 予告編 - YouTube
LDHは2015年から身内向けに作っていたはずのプロジェクトで、今年色んな界隈の所謂オタク層にその存在を知らしめた。世間が思う「浅黒い肌にムキムキに鍛え上げられた肉体、無精ヒゲを生やしたむさ苦しい男達」というイメージに反して、このドラマや映画のシリーズに登場するLDHの面々は、そういった”イメージ通り”のメンバー(AKIRAや関口メンディー)に加え、男らしさは残しながらも綺麗な顔立ちや可愛らしい甘い顔立ちのメンバーが多く出演する。三代目J soul Brothersの人気の火付け役となったであろうメンバー・岩田剛典などが正に良い例だろう。ここ何年かでLDHに所属するアーティスト達のビジュアルやコンセプトが、時代や流行に合わせて変化しているのをなんとなく傍目から察していた。だんだんとマーケット層のメインが様々な世代の女性に絞られ、アーティストでありながら、アイドルとして彼らを応援、消費できるスタイルへと変化しているように思う。(勿論所属しているアーティスト全員に該当する話ではない)三代目も先輩グルーブであるEXILEと同じようにボーカリスト・パフォーマーとメンバーの役割は分かれているものの、パフォーマー(ダンサー)である彼らは、俳優、モデル、DJ、アートディレクター、ファッションデザイナー、ラジオパーソナリティと様々な顔を持つ。これは、彼らのもう一つの先輩グループであるEXILE THE SECONDや後輩のGenerationsにも同じ事が言え、正に「歌って踊るアーティスト」としての一面と個々に活躍する彼ら個人の活動をファンが楽しんで、応援するシステムが既に出来上がっている。(これも勿論全員に当てはまる話ではない)
超特急「My Buddy」Music Video - YouTube
一方、北村匠海が所属するスターダストにも歌って踊る所謂”男性アイドル”が存在する。メインダンサー、バックボーカル(ダンサーがメインで踊り、ボーカルがバックで歌う)”超特急”である。彼らは今年、武道館でライブを行い、今冬から来年にかけてツアーも決定している。最新曲「My Buddy」では彼らの”可愛さ”と”かっこよさ”の両方を堪能できる一度で二度おいしい世界観のMVを公開しており、この曲は橋本環奈・渡部 篤郎主演のドラマ「警視庁いきもの係」のタイアップ曲にもなった。北村匠海自身も「DISH//」というグループに所属しており、アイドルでありながら俳優業にも精を出す内の1人だ。当然超特急にも、俳優業をこなすメンバーは複数いて、多くの人気俳優を抱える事務所に所属しているだけに、彼らも作品に出逢う機会には恵まれているように思う。スターダストには彼ら以外にも、アイドルユニットは存在していて、メンバーの年齢層もユニットのコンセプトも様々であり、LDH同様、ファン層がユニットを選り好みし、住み分けできるようなシステムが出来ている。これは恐らく、同事務所の看板女性アイドルユニット「ももいろクローバーZ」の成功例にならって作られたものだろう。
ここで、今一度日本の男性アイドル産業に置いて、長年一党独裁を築いてきたと言っても過言ではない”ジャニーズ事務所”と上記2つの事務所が展開する”アーティスト”、”アイドル”の違いというのを改めて考えてみたが、「研修制度がある(ジャニーズJr.と呼ばれるCDデビュー前のタレントたちを多く抱える)」「SNSを利用していない」「自社でミュージカルショーを定期的に行っている」「冠番組を持つグループがいる」くらいしか最早存在しないのではないかと思っている。「見目麗しい顔が整った男性アイドル、アーティストや少年たち」は正直言って、もうジャニーズ以外の上記の事務所にも(好みはあれど)多く存在してしまうのだ。ちなみに私は、ジャニーズなら山田涼介や佐藤勝利は顔が整っているという価値観を持って生きているものの、スターダストなら超特急のユースケや北村匠海も顔が綺麗だと思うし、LDHでは登坂広臣や白濱亜嵐も綺麗だと思う。そこに関して、どこがどう凄いとか誰がどう良いみたいな話はもう殆ど、微妙な好みの差の話でしかない。そもそも「冠番組がある、なし」については、番組などがない代わりにスターダストもLDHも様々なコンテンツを駆使して(有料のものが多いが)ファンに提供しているように思うし、LDHにおいては、今度Generationsがとうとうテレビ朝日で冠番組をスタートさせる事にもなっている。ネット配信も含めると既にEXILE THE SECONDの黒木啓司がAbemaTVで自身がMCを務める音楽番組を持っているし、EXILEのメンバーでも冠番組を持つ者もいる。
GENERATIONS、初冠番組がテレ朝“進出” Abemaオリジナルが初の地上波レギュラーに | ORICON NEWS
実際、男性アイドル産業に数年前から着手している芸能事務所はこの2つだけではない。スターダスト同様多くの人気俳優が所属する「アミューズ」も所属タレントだけで構成されたアイドルユニットを様々なコンテンツと絡めて売り出し始めた。期間限定コンテンツを匂わせながらも、ちゃっかりCDまで出している。流石、アミューズ。
キャスト|「ドリフェス!R」5次元アイドル応援プロジェクト公式サイト
なんならこの事務所は、所属タレントだけで開催するイベントで若手俳優がそれこそ所属アーティストの歌を歌ったり、踊ったりもしている。あの神木隆之介もだ、というから驚きである。
モデルプレス - アミューズ「ハンサム」今年は初の試みで開催 神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら出演者&公演内容発表<HANDSOME FILM FESTIVAL 2017>
似たような事は、福士蒼汰が所属する研音「研音若手俳優によるスペシャルイベント MEN ON STYLE 2017」もやっている。(しかし福士蒼汰は出ない)どこのタレント事務所もアイドル産業が儲かる事をわかっているのだなという感じを察してしまうし、ある程度演技仕事で一定数の知名度とファンを獲得している彼らが出演するとなれば、一定の売上も確保できるのだろうから事務所側としてみたら、良いビジネスコンテンツなのだと思う。
事務所の運営とは関係ない部分で言えば、日本の若手俳優はピンからキリまで存在するが今やその勢いは年々増しており、特に新規ファンを獲得しやすい2.5次元舞台などで一躍有名になれば、その界隈から様々な分野の仕事へと手を広げる事も難しくはなくなった。テレビドラマに出演する事もできれば、大手のレーベルでCDを出す事も出来る。ここにLDHは目をつけて、2.5次元界隈で人気の俳優を自社が手掛けるコンテンツ(ハイローや舞台「幽劇」)に呼び寄せた。アミューズが展開するアイドルプロジェクトも正に、この2.5次元人気に肖ったものであろう。
こうした大手の芸能事務所がしれっとアイドル産業に手を出す中では、ジャニーズ事務所に所属するタレントが新たな層のファンを獲得するのはかなり厳しくなっているのではないかと考える。デビューしてからキャリアが長く、経験も豊富でファン数も安定している中堅層(V6、KinKi Kids、嵐、関ジャニ)は良い。そこから下の世代は、今もそしてこれからも厳しい戦いを強いられるようになるのではないだろうか。特にこれからデビューするかもしれないジュニア勢にとっては、他事務所のデビュー組レベルのタレント達と仕事を取り合っていく事になる事態は、決して未来が明るいとは言えない状況なのかもしれないし、逆に燃えるというタレントもいるかもしれない。
だからこそ、他の事務所同士が各々手を取り合ったり、競合しながら、男性アイドル産業に様々な形で参入し、成功を収めている今、いくら永続性はある程度(ジャニーズ事務所所属のアイドルグループの存在が永遠ではない事はここ数年、"特に"昨年私達は思い知っている)保障されていたとしても、AbemaTVでのホンネテレビを見て、SNSを利用する他事務所のタレントやアーティストの売り方について批判をしている”ごく一部”の人には是非、広い視野を持って、アイドル産業に目を向けて見て欲しいと思う。
批評するだけで満足せずに、どうか是非他事務所や他所のタレントに目を向けて、どことも上手く競合できるように目を光らせておいて欲しい。
あ アイリスオーヤマ iris ohyama
い 椅子
う 腕時計
え 延長コード
か 贝亲
き キーホルダー
く クッション
こ コーヒー
し シャンプー
す スターウォーズ
そ 掃除機
た 棚
ち ちはやふる
つ ツムツム
て テーブル
と トートバッグ
な ナイキ
ぬ 塗り絵
の 乃木坂46
は 初音ミク
ひ 日焼け止め剤
ふ フィギュア
へ ヘアアイロン
ほ 本棚
ま マスク
み ミニ四駆
む ムーミン
め 目覚まし時計
も モニター
よ 妖怪メダル
わ 和光堂
を ヲタクに恋は難しい 2
ん んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんn
ケミストリーって知ってるのかな?
「普段、休みの日はなにをして過ごしてる?」
初対面の人と話した際、何気なく出てくる話題の一つ。この前もキャバクラに行った際、女の子にこの質問を聞かれた。
「映画を観るのが好きだから、気が付けば映画を見てるよ」と答えた。その答えに対し女の子は、「オススメ教えてよ」と言ってきた。誰もが使う、常套句である。僕はこの意味のない会話を早く終わらせたいがために「アベンジャーズ」を薦めておいた。彼女はアベンジャーズを知らなかったので、たくさんのヒーローが出てきて地球を救う映画だよ、面白いよと太鼓判を押して次の話題に移った。
僕は自分を曝け出すのが苦手だ。苦手というよりも、曝け出したのち「この人変な人だな」と思われるのではないだろうかと考えてしまい、無難な回答をしてその場をやり過ごしてしまう。だってもしこの時仮に「デヴィッド・フィンチャーの作品が好きなんだよね」と言ってエイリアン3やファイト・クラブの良さを2時間語ってもこの女の子は飽きてしまうだろう。そう考えてしまうのだ。これまで僕は、あまり一般受けしないような音楽や映画などのカルチャーを知っていることが、男としてのステータスになるのだと思い、たくさんの音楽を聞いてたくさんの映画を観て学生時代を送っていた。映画が好きだとか音楽が好きだとかではなく、知っていることがステータスだと感じたから、それを実践していた。映画を撮ってみたい、バンドをやりたいなどは思わなかった。もちろん好きな作品やアーティストは多少はある。だが26歳になり社会人になると、AKB48のメンバーを知らないだけで非国民のような眼差しで人に見られることに気がついた。そして想像以上に世の中の人は皆、「三代目J Soul Brothers」のメンバーの名前を知っているのだ。
隣にいた上司は「三代目J Soul Brothers」の話題で彼女と話している。僕はそれに対し、うんうんと頷くだけの時間が過ぎていく。帰り道、上司に「三代目J Soul Brothers」を好きになったきっかけを聞いた。上司は全然好きじゃないと、そう答えた。キャバ嬢の会話に合わせるため、勉強したというのだ。やり方は異なるが、僕と実践していることが一緒だった。「三代目J Soul Brothers」と「デヴィッド・フィンチャー」のどちらが好きか渋谷でアンケートを取れば、9:1くらいで前者が勝つだろう。上司はなんとなく「三代目J Soul Brothers」のことを知っておけばモテるんじゃないかと思っていただけだそうだが、僕にとっては衝撃だった。今まで避けてきたものが大人の世界では有利に働くのかと考えたことはなかったからである。あえてマイナーなものを好きになることで得になることはないのだと、そう思った。デヴィッド・フィンチャー好きの女の子をインターネットで検索すればそりゃあ見つかるかもしれないが、現実世界で見つけるのは難しいのである。今思えば、学生時代アルバイトの面接で「休みの日はラーメン屋めぐりをしてます」と答え、その場で即採用だったことがある。面接をしていた店長がラーメンを好きそうな顔をしており、そう答えたら当たったのだ。
要するに、いかに相手との共通の話題を見つけるかが大人の世界では重要なのだ。これはキャバ嬢に限らず、営業先などのビジネス時の会話でも必要なスキルだと感じた。相手の好きそうなものを予めインプットし、それを面白おかしくアウトプットして話題を作る。僕は学生時代、9:1の1の方をインプットしすぎたせいで、大人になって“なにもない人間”として見られるようになってしまった。だからと言って、今更「三代目J Soul Brothers」のことを好きになろうなんて思えない。が、少しは9:1の9の部分を知ることは重要だろうと考え、僕はこの文章を「三代目J Soul Brothers」を聞きながら書いている。