はてなキーワード: 知事とは
当方30歳、2008年に専門学校入学を機に単身、大阪に住んでかれこれ12年。
選挙権を得てから懇々と維新に入れ続けた経緯を振り返ってみようと思う。
一番印象深いのは2011年の市長選と府長選でここで自民や民主が立てた平松さんを破る事になるんだけどもそこに至るまでが重要で2011年って
自民の麻生政権が政治不信で倒れたと思えば、民主があまりにもパッパラパーな動きをして、今よりも政治不信が凄かった時期だったのね。
そういう意味では時流が良かったのかも知れない。ただ、やっぱりそれだけの理由やどっかの的外れ記事で書かれたメディアの力だけで橋本さんを選ぶようなアホな府民でもない。
元から知名度があった、というのはあったかも知れないけど茶髪だったり、正直とてもいい印象があったかと言われればNOだった。
けどまぁ、時を同じくして芸人のそのまんま東が県知事やってたからまぁ大阪への思いが本物やったら信頼できるんちゃうかと、耳を傾ける態勢自体にはなってたと思う。
で、橋本さんは今のご時世には珍しい割りと明瞭に意見を言う人で、素人にわかりやすく説明する事にたけていたと思う。
やしきたかじんがうんたらってのはぶっちゃけ誰も気にしてなくて、この人は何を目的にして、何を変えたいのか、そのためにはどうしたらいいのかの3点が凄くしっかりしていたし、それに反論する人達にも
1つ1つ返り討ちにしていた印象がとても強い(当時20前半だけどSNS含めて記者を返り討ちにしたり討論でボコボコにしてた印象が強い)。
これが正しいのか悪いのか結局、二重行政解消が今でもなされてない府民としては今でも測りかねる所もあったけど、求めていたのはフラフラと意見を変えるような甘っちょろい
政治家じゃなくて軸足がしっかりと意見を貫ける政治家だったと思う。そういう意味では今の吉村知事に維新の性質が見えてると思う。
これは後でも後述するし、ある意味維新が衰退する原因にもなるんだけど目的の二重行政解消ってのが府民が維新に入れる地合いになっていったと思ってる。
ビビるぐらい借金があって弁天町のオーク周辺とかまぁ見渡せば、なんやこれ?そらこんなんしてたら借金だらけにもなるがな。みたいなのが住んでてもわかるぐらいひどかったのね。
にもかかわらずドエライ年収のバス運転手が居たり、そういうのを民間並みに戻して借金も減らしたいとか、府民としても肌感でそりゃ、今すぐやるべきやろって指針が多かった。
そういうのも含めて大阪府民はどんどん、維新に票を入れる地合いを手に入れていったんだと思ってる。
そんなこんなで、借金だらけでもそれを維持しようとする平松陣営VS大阪のために動く維新みたいな構図に気が付けばなっていた。
なっていた?というより平松陣営が橋本さんを上回る明瞭な反論がなくてそう見えちゃったともいえるかも。
個人的な部分としては二重行政解消を含めて都構想を言い出した当たりから、わかりづらくなったんだと思う。
上述したように二重行政解消は府民としての肌感で無駄が無くなる事はわかりやすいんだけど、都構想になったら!ってのがピンとこなかった。
そんな無駄な事せんと早く、解消してくれや、オプションを足さないでくれ、みたいな。
ここが分水嶺になって維新の勢いにかげりを見せたと思うんだけど、じゃあ自民が民主が建てた候補者が良いのか?と言われるとそれもピンとこない。
そもそも、こいつら本当に大阪の事、考えてるんかって思った時の比較対象が大阪を思って明瞭に意見を言う橋本さんが脳に焼き付いてて、その意見が本当にいいか、よりも
自分が腹を切ってでもやり切れる候補者かの値踏みを府民は延々としているのだと思う。だから今でも、少なくとも俺は維新に票を入れているんだと思うのよね。
ちなみにこんな感じだから大阪以外の地域で維新の票が伸びるなんざ思っちゃないです。あくまでも大阪を良くしてほしいからってだけだし、自民民主のゆるふわ指針より
ダメだったら身を引くといって本当に引いた橋本さんが率いた維新の方がまだマシかって感じで入れてるんだと思う(特に2015年以降)
これは維新に熱心な方には悪いけど、結局大阪も全国で生まれてた入れる所ないから自民かな?の維新版が出来上がってるに過ぎないのかも知れない。
今の維新も昔程、革新性はないけど、されとて悪くなったって事も聞かないからね。コロナの対応で吉村さんが大阪の事を思って行動してくれててやっぱり維新でよかったなとは思ってるけど。
ただ、やっぱり俺が大阪以外に住んでたら不満がなければ安定した政権の建てた候補の方に入れると思うのでやっぱり維新はローカルでそれ以上も以下も無いよねって思うよ。
はてなはアンチ維新が多いせいか、根拠のおかしい維新批判でも必死に持ち上げられてて、毎度読んではみるけど毎度納得いかない。
この記事も酷かった。
https://butao.hatenadiary.com/entry/2020/06/16/164635
因果関係が逆だし、思い込みや決めつけを前提にして言いたいように議論を展開しているだけで、説明でもなんでもない。
実際、どのテレビに出ている吉村知事を見ても、必死に住民へ説明をしている姿しかない。
露出が増えて人気に繋がるというのはあるかもしれないけど、人気があるからorテレビが持ち上げたいから出演させてもらえているというのは逆でしょ。
まあ信用に値しない記事なのは、冒頭に「LITERA/リテラ」とかいう糞メディアの記事を引用している時点で明白だけど(他の記事も見てみ https://lite-ra.com/ )。
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大阪に住んでたらわかるけど、ネットとの温度差は本当に大きい。
橋下さん好きや維新好きは、案外めちゃくちゃ多い。
それは、対抗馬なはずの自民党が糞すぎる(大阪都構想の根拠にもなっている自民党内の仲間割れを未だにやっている https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200616/2000031075.html )というのもあるけど、
維新の説明はいつも丁寧でわかりやすいし、何より維新になってからの身の回りに起きたポジティブな変化をみんなリアルに感じたことがあるのが大きいと思う。
はてな民は、このあたりの情報が届きにくい他府県民をいち早くアンチに仕立て上げて、維新の力がこれ以上強くならないようにしたいのだろうけれど、静かに積み上がっていく実績の前では無力だと思う。
こういう変な情報にいちいち惑わされないように、我々はちゃんと一次情報を自分の目で直接確認する癖をつけておかないといけない。
とりあえず彼らが何を考えて行動しているか、彼らの生の声(Twitterとかでいい)を定期的に見ておくべきだと思う。
https://twitter.com/gogoichiro
https://twitter.com/hiroyoshimura
もちろん鵜呑みにはしないように。
大阪から東京に出ていった人は気にしてただろうが、他の地域から東京に出てきた人、東京周辺で育った人は、
全国ニュースで大阪のことが報道されるなんて、殺人が起こったとか、派手な事故が起こったとか、そういう他の地方の扱いと変わらなかった。
大阪周辺が暴風雨で屋根が飛んだ時、起こったすぐあとは話題にしていたが、2週間もすれば過去の話となった。
そこまで言って委員会がウケてたのは、政治の話をしないところで、政治の話をしてたからだろう。
新聞を読んでいる世代からすると、目が悪くなって新聞を読むのが辛くなってきたところに、大きなテレビで字幕を入れてくれるのだからありがたい存在だ。
それがいつの間にか、東京の人まで大阪の政治の話をするようになった。
自分とは関係ない、失敗しようが自分達には関係ない、成功すると東京から大阪へ人や金が動くと困るので叩くのに都合が良かったのだろう。
都合よく、あいりん地区なんてのもある。
まあ緊急事態の時は大事な政策に注力するというのが正しいし、新自由主義的な余計なものを切る、リーダーが仕切るのが正しいように見える。
1980年代ごろからケインズ主義が政府の肥大化や、オイルショックのような供給不足によるインフレに対応できないためにケチがついた。そのために1930年代以前に主流だった自由主義が復活した。
といっても大規模経済危機が起きたら、企業は保身に入り金をため込み、設備研究投資をしなくなる。自由主義の元ではできることはない。
1990年バブル崩壊後はそれ以前のケインズ主義の政府の肥大化や規制こそが悪いのだ。構造を変えればよいのだと石を投げたが全く改善する見込みは見えてこない。
そもそも財政破綻というのは自国通貨建て国債の問題ではない。外貨借金の問題だ。
たぶんれいわ山本も本気で小池知事に勝とうと思ってないだろう。しかし維新が東京知事選に候補者を掲げている以上放置しておけば維新新自由主義の「何か構造を変えれば経済が良くなる」が野党の主題になる。
N国みたいな「声のでかい暴れ者が良い方向に変える」みたいなのもあるだろう。
国民民主の前原もどうも維新に近づいてきな臭いしな。掲げているのは地方分権。
地方分権は構造を変えて規制をなくして政府の関与をなくせば経済が良くなるという新自由主義の亜種。
国民民主の中の馬淵と前原の間の主導権争いという側面も裏であるだろう。そして新自由主義(維新、国民民主前原)VSMMT(れいわ、国民民主馬淵)という側面もある。
だから小池に勝てないまでも、維新に票数で勝てばよいというのではないだろうか。そして国民民主や立憲民主の日和見がれいわMMTの側につくだろうと。
沖縄・米軍辺野古移設の工事再開 玉城知事「遺憾」、県民反発:東京新聞 TOKYO Web
https://www.google.co.jp/amp/s/www.tokyo-np.co.jp/amp/article/35066
埋立区域が完全に囲われてて、埋立がだいぶ進んでいるのに軽く
その中で、未だに反対運動をしている人達がいるのに結構驚いた。
知事が会見で未だに「遺憾である」的な発言をしているのはもっと驚いた。
ぶっちゃけた話、もう無理じゃね?
いや、分かるよ?
沖縄の人からしたら「お前らは分かってない」って言われるだろうけど、多少なりとも気持ちは分かるよ?
でもさ、結局国には負けてるじゃん?
反対運動とか選挙とか住民投票とか、全部アピール止まりで終わってしまうって気付こうよ。
本当に「嫌だ!」って思うんなら、政府に何を言ったって無駄だよ。
日本ともアメリカとも、対等に話できるでしょ。「そんなに沖縄に基地作りたいんなら言う事聞けよ」的な外交カードのプレッシャーかけられるでしょ。沖縄だけで暮らそうと思えば出来るでしよ。観光産業で稼げてるんなら、外貨だって入るでしょ。逆に、独立チラつかせたら日本政府だってアタフタしだすでしょ。素人考えの多分だけど、北朝鮮よりはいけるよ。
圧力かければ卒業証明書が出るなら、カイロ大学がディプロマミルであると言うことにはなるけど、知事の学歴詐称は回避できてると思うが?
そもそもこの話は「政治的圧力でディプロマミル同然になるカイロ大学など卒業した所で、その証書に価値などない」って事ではなく、そういう不正は行われない大学である前提で「卒業できていないのに卒業したと詐称している」という批判だったはずよね?
あとは「都知事がコネを使ってカイロ大学に圧力をかけたかどうか」が問題になると思うが、これは文春側にとって証明の難しい話になるだろうと思う。 都知事がコネを持つ人脈が政治的失脚などで旧悪が暴かれる、みたいな展開がないと厳しいのではないか?
もうすっかり、東京や大阪の知事が「とにかくテレビで知名度のある人」の人気投票みたくなっちゃった元凶は、間違い無くノックと、ノックを選んでしまった当時の大阪府民で間違いない。
なにしろ四半世紀前の話だし、ギリギリ選挙権はもってたけど関西に住んでなかったので、当時のリアルな空気はよく知らないが、たしか前任者がお金にまつわる疑惑かなんかで出馬せず、事実上、ノックvs自社さ(当時の連立与党)の一騎打ちだった選挙。で、なんとなく「既成の枠にとらわれない知事を」みたいなことで、当選したんだと思う。関東では「え?まじノックなの? 大阪人大丈夫なんか」と言う反応が少なからずあったように記憶する。
で、「ノックありだったら、青島幸男でも無問題じゃん」とばかりに、直後に続いた知事選で、東京でも意地悪ばあさん(青島幸男)が知事になってしまった。
まあ、青島幸男の場合は「都市博中止」という割とでっかい公約もあったけど。
(かつて、お台場で「東京都市博覧会」なるイベントが企画されてたことを覚えてるのは、かなりのおっさんおばはんだろう。フジテレビは、それを見込んでお台場に移転したのにハシゴを外されてしまい、その反動のようにやたら“お台場!お台場!”と叫んでイベントとかやりまくっていた)
あの頃から、東京と大阪の知事選は、ワイドショーを巻き込んだ人気投票選挙になってしまったのだと思う。橋下とか小池とか吉村とか、やたらテレビに話題を提供することに長けた人でないと知事になれなくなってしまった。最近ではさらにネットも意識しなきゃいけないいけないから、もう政策とか二の次。