2020-06-16

野党の間の主題争奪戦

東京知事選は実は野党の間の主題争奪戦じゃなかろうか。

コロナ対策維新吉村知事がだいぶ株を上げた。

まあ緊急事態の時は大事政策に注力するというのが正しいし、新自由主義的な余計なものを切る、リーダーが仕切るのが正しいように見える。

1980年代ごろからケインズ主義政府肥大化や、オイルショックのような供給不足によるインフレ対応できないためにケチがついた。そのために1930年代以前に主流だった自由主義が復活した。

といっても大規模経済危機が起きたら、企業は保身に入り金をため込み、設備研究投資をしなくなる。自由主義の元ではできることはない。

1990年バブル崩壊後はそれ以前のケインズ主義政府肥大化規制こそが悪いのだ。構造を変えればよいのだと石を投げたが全く改善する見込みは見えてこない。

そもそも財政破綻というのは自国通貨建て国債問題ではない。外貨借金問題だ。

MMTがうまれ新自由主義はだいぶ批判されている。

たぶんれい山本も本気で小池知事に勝とうと思ってないだろう。しか維新東京知事選候補者を掲げている以上放置しておけば維新新自由主義の「何か構造を変えれば経済が良くなる」が野党主題になる。

N国みたいな「声のでかい暴れ者が良い方向に変える」みたいなのもあるだろう。

国民民主前原もどうも維新に近づいてきな臭いしな。掲げているのは地方分権

地方分権構造を変えて規制をなくして政府の関与をなくせば経済が良くなるという新自由主義の亜種。

国民民主の中の馬淵と前原の間の主導権争いという側面も裏であるだろう。そして新自由主義維新国民民主前原)VSMMTれいわ、国民民主馬淵)という側面もある。

から小池に勝てないまでも、維新に票数で勝てばよいというのではないだろうか。そして国民民主や立憲民主日和見れいMMTの側につくだろうと。

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