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はてなキーワード: 上流行程とは

2024-03-31

anond:20240331234141

ITの話になるとなぜかプログラマー目線の話ばっかりで、上流行程の話はあまり盛り上がらないもんなあ

しばしば現れるプログラマー自称してる感じの増田達を見るに、実際は「プログラマー」ですらなくて末端中の末端のコーダー多数派っぽいように感じる。

仕事ランサーズを利用してみたときに来たマジで使い物にならない謎の自称プログラマー履歴書だけはなんか色々書かれている)を思い出させる感じ。

anond:20240331233344

ITの話になるとなぜかプログラマー目線の話ばっかりで、上流行程の話はあまり盛り上がらないもんなあ

2020-05-19

FGO剽窃問題に関する元ソシャゲ会社勤務増田妄想追記あり

※いつの間にか伸びてたので少しだけ追記しておく

FGOフレーバーテキストガチャ実装時の紹介文があちこち資料ウェブサイトから剽窃していることが判明し絶賛炎上中の件について、ディライトワークスではない別のソシャゲ会社に勤めていた経験から、「こんな感じだったのかなー」という妄想を書き連ねておく。

2019-12-31

上流行程から下流までの人月単価を開示する義務をもうける

この法整備だけでIT関連の労働環境は一気に改善する。共産党辺りに話してみたい。

2011-11-13

基金訓練講師

基金訓練講師をやめました。

基金訓練、今は求職者支援制度名前が変わったみたいですけど、そこの講師をやめたというか、会社ごとやめて転職しました。

何の講師をやっていたかというと、今をときめく(?)Android講師です

転職先にも少しなれてきて、今までのことを振り返って書き留めてみたのですが、せっかくなので発表することにしました。もともと僕だけが読むメモのつもりで書いたので、読みやすい文書ではないですがご容赦のほど。

Android講師になるまで

Android講師になるまでは、Javaサーバーサイドのエンジニアをやっていました。

お客様のところに常駐し、システムの一部ではあるけど、自社メンバーだけで上流行程から担当し、僕はそのチームリーダーでした。

でも、このご時世なので、仕事がどんどんなくなっていきます

プロパーの方でも仕事がないような状況で、それでも僕らのチームは半年ほどは細々とメンテなどの作業をやっていたのですが、最終的には契約終了になってしまいました。

自社に戻って、何をするのだろうと思っていたら、Android講師をやれ、といわれました。

Androidは、暇だった時期に少し動かしてみて、簡単なアプリなら組めるようになっていたのですが、人に教えるほどの技術はありません。しかも準備期間は1週間ほどしかありませんでした。

ビデオ教材と教科書が用意されていて、それに従っていれば最低限の講義はできるのと、最初のうちは純粋Java講義だったので、前半をやっている間に講師Android勉強をしよう、という、何とも乱暴な計画を立てたのでした。

基金訓練をはじめて

ほぼ定員いっぱい近い受講者の方が集まったのですが、スキルが全くバラバラです

JavaC#,C,C++経験者がいるかと思えば、人差し指だけでキーボードを打っている方もいます

講義最初のうちはコマンドプロンプトを使うのですが、教材には説明がなく、最近の人は知らないだろうと思って説明書を作っていたのですが、まさかコピーペーストのやり方から説明することになるとは思っていませんでした。

それでもやる気のある方はまだましで、どうみても給付金目当てとしか思えない、やる気のない方が何人もいます

こちらも準備不足の中、生まれて初めて「先生」と呼ばれる仕事を始めることになりました。

問題だらけの講義

基金訓練を始める前は「きちんと技術を教えられるかな」ということばかり気にしていたのですが、講義の運営の方が問題続出でした。

いかにもやる気のない方々は講義中もトイレ電話だといって抜けてしまう、講義中に当てても「わかりません」しかいわない、かといって質問もしない。当然課題も期限までに出さないので0点しか付けようがません。

そういう方でも、こちらから無理にやめさせたりすることはできないので、何とか講義だけはでてもらっていました。

けど、それがよくなかったようです

まじめに受講されている方々から「金をもらって受講しているのにあの態度は何だ」「入校条件(キーボード入力)すら満たしていないのではないか」「講義のペースが遅すぎて時間が余る」などの苦情があがり、まじめな方から就職が決まった」などの理由で辞めていってしまいました。

後に残った、やる気のない方々と、講義を続けていくしかありませんでした。

2回目の講義

1度目の皆さんが修了し、2回目の講義を行うに当たって、前回の反省点を改善すべく、いろんな手を打ちました。

最後の手は、会社に怒られるのではないかと正直不安でした。実際辞めていく方が増えたのですが、こういう方は「家業が忙しくなったので手伝う」「体調が悪くなったので療養する」といったもっともらしい(?)理由で辞めていったので会社から怒られるようなことはありませんでした。

むしろ受講生の方の中から、積極的に他の方にアドバイスする方が増えたため、スキルの低い方からも「質問をしにいける人が(講師以外にも)大勢いたのでよかった」といってもらえるようになりました。

今回は、終了後の受講生の方どおしの打ち上げ会に呼んでいただきました。おおむね好評だったのだろうと思います

本気でプログラマになりたい方へ

経験だけど、求職者支援制度を利用してプログラマになりたい方向けに、こういう人がプログラマに向いている、こうした方がいい、という条件を挙げてみます

プログラム勉強ははっきり言って辛いです。やりたいことが明確になっていないと、なかなか続かないです

僕は「写経」と呼んでいるのですが、サンプルプログラムを実際に打ち込んでみて、エラーがあれば自分で修正する

という「訓練」をやらないと基礎が身に付かないです。そもそもキーを打つのが苦手、という人はきっぱりあきらめましょう。エラーの原因を自分でぐぐって調べられないような人も、この業界には向いていないです

  • 計画的に作業できる。

いき当たりばったりではなく、最初に手順・段取りを考えてから作業を始める方が向いています

講義でも、課題作成に何日もかかる課題があるので、何も考えずに適当にやっていると期限までに終わりません。

  • 共通点を見つけるのが得意。抽象的な考え方ができる。

僕がプログラマもっとも必要な能力と考えています

「きりん、うさぎあひるかば、4つの動物で仲間外れは?」みたいな問題が苦手な人は、向いていないと思います

単に「読める」ではなく、課題を理解し、既知の技術で解けるものと未知のものに分けたり、繰り返し処理や、複数の似たような処理を一つにまとめるといった作業ができるかどうかです

さっきの抽象的な考えもそうですが、今までそういうことを意識してやっていない、という方が多いと思います。そういう人は、しんどい思いをすると思います

  • 習ったこと以外にもいろいろ自分で試してみる。

「AとBという方法がありますが、ここではAについて説明します」と講師がいったら、Bは自分で調べましょう。習ったプログラムを少し変えてみてどうなるか試してみましょう。それがうまくいかなかったとしても、経験というプラスが残ります

  • 自分で問題を考え、解く。

講師の言うことが理解できたと思ったら、自分で応用問題を考えて、プログラムを書いてみましょう。もしそれが期待した結果にならなければ、どこかで理解が間違っている可能性が高いです

先ほどの「試してみる」もそうですが、BLOG実施すると、それをみた方からコメントアドバイスをもらえることもあります

  • ちょっとずつ試す。

いきなり何十行もプログラムを書いて動かなかったとしても初心者はまず動かせるようになりません。少し書いて、動かして動作を確認し、また動かして、を繰り返す方が結局早く完成します。

ちゃんと動く「プログラムの断片」を増やすことは、後で同じようなプログラムを書くときに、「断片」をそのままコピーして使えるようになると言うことです

  • 動くものを書くのが先、きれいに書くのは後。

一度プログラムを書き始めたら、まずやることはプログラムを完成させて動かしてみることですプログラムを書いている途中で、同じような処理があるからforで書きたいとか、メソッド化したいとか、思うかもしれませんが、プログラム初心者はまず動くプログラムを書いて、それができてからきれいに書き直しをした方がいいです

  • 頭の中で考えてまとまらないときは、それを文書や図にして書き表せる。

すぐに解けない課題は、書いて残しておきましょう。書いて整理することで、解けることがあります。今は解けなくても、後で見返して解けることがあります

特に図に書く、という作業は意識的にやった方がいいです講師に質問するときも、口で説明するより、図に書いた方がずっと通じやすいことがあります

  • 困っている人を助ける

自分ができたことで他の人が詰まっていれば、アドバイスしてあげましょう。助けてあげると言うだけでなく、他人に説明すると言う作業は、自分自身の理解をより深める作業でもあります

もちろん自力で最後まで解くことが重要課題もありますが、そういうとき講師がそれとなく言ってくれるはずです

とりあえずアプリを書いたら、同じ講義を受けている人や講師に見せて感想をもらいましょう。

アイコンを書くのが苦手なら、イラストが上手そうな人を見つけて、書いてもらったり、書き方を教わったりしましょう。

講師以外にも味方を増やしましょう。

訓練を受けているのは同じような環境の方ばかりなので、相手だって同じことを考えているはずです

  • ノートに書いたことは理解できるようになるまで何回でも書き直す。

紙のノート講義内容を書いたり、テキストの余白にメモしている人がいますが、それは講義の内容を聞いて即理解できる人が、聞いたことを忘れないためのやり方です

からない人は、わかるようになるまで、何回でもノートを書き直した方がいいです。わかったことを継ぎ足して、表現を見直して、時には冗長な表現を削って、自分だけのオリジナルテキストを作るつもりで書きましょう。当然書くのは紙のノートではなくパソコンをつかいます

プログラミング以外の世界でもプロや、プロ顔負けの技術を持つセミプロハイアマチュアといった方は自分の作品を世に出すときに恥ずかしがったりしません。不安はあっても、それを上回る意欲を持って、どんどんアプリを書いて、マーケットに載せましょう。

ひょっとすると業界の習慣よりあなた意見の方が正しいこともあるかもしれませんが、未経験の人が言っても周囲はたぶん聞いてくれません。「私はずっとこのやり方でやってきたしこれからもやる」という意見はひとまずおいておいて、まずは周囲に認めてもらうようにしましょう。

余りに差がありすぎて自信をなくすと逆効果ですが、技術を身につけたければ自分より優れた人から学ぶのが一番ですコミュニティー勉強会にも積極的に参加しましょう。

最後のが理由で、僕は講師を辞めたんですけどね。

訓練されている方から学んだことも多いですが、僕は、僕自身が技術を磨ける環境に身を置きたかったのです

2009-02-17

http://anond.hatelabo.jp/20090216135204

オブジェクト指向で書かないと開発速度が10分の1になったけど、まぁ、よくね?って書いてあった。

いいわけないだろ?開発期間=>人件費に効いてくる。

ムーアの法則が勝つかアムダールの法則が勝つかではあるが。

開発期間を重視したプロジェクトが、数年後まで生き残れているか、という問題と。

開発期間を重視したプロジェクトが、数年後に同じ早さで動いているかwという問題がある。

たいていその手のプロジェクトは、追加開発でどんどん遅くなって、早くなったマシンスピードと相殺される。

東証の問題とかがなぜ起きるのか?といえば、そういう原因もある。

ちなみに、おおざっぱに言えば。速度の大小を決める要因となるのは、全体のコードの20%しかない。残りの80%は機能重視で十分。

その、最悪アセンブラ持ち出してまで高速化する20%と、オブジェクト指向だろうが、なんだろうが、とにかく動けばよい80%を分けるのが『設計』であり『上流行程

これが、出来ない奴が多すぎる。

全部のコード高速化するには、優秀なプログラマが不足する。全部のコードを凡庸に書いたら、まず実行速度が今のマシンじゃ足りないサービスになる。

会社では作ってみて、出来が悪かったら、プログラマじゃなくて、管理職を飛ばせって主張してるけど、この辺が理由。

2007-10-31

アニオタがあまりにも滑稽

http://anond.hatelabo.jp/20071031230504

今までニッチかもしれないけど、ほそぼそとビジネスを行ってきた

アニメ業界がここにきて雲行きが怪しくなってきた。

そこで、アニメオタクは必死に犯人探しをする。

タイミングよくあったアニメ製作過程の資料から犯人を決める。

電通が悪い!」「テレビ局が悪い!」「中間搾取だ!」

そういって狂喜乱舞するアニオタたち。

でも、現実は違う。彼らは単にビジネスを行っているだけ。

どんなビジネスでも上流行程を行うものが下流行程を行うものより多くの利益を得る。

ただ絵を描くだけのアニメーターより、アニメ監督が多くの利益を得る。

アニメを作るより、アニメを作るための資金を調達したものが多くの利益を得る。

当然のことだ。それがビジネス

じゃー誰が犯人なんだ?

本当は知ってるでしょ。

もう気がついてるでしょ。

ニコニコとかYoutube動画をアップしてる君たちアニオタだよ。

違法アップされた動画をみて喜んでる君たちアニオタだよ。

誰もがニコニコできるなら法律で罰するようなルールは作らない。必要ない。

そのことを罰を設けて規制しておかないと「問題」が起きるから違法にするんだ。

そして、その「問題」が今まさしく起きているわけだ。

アニオタの中でも少数はこの現実に立ち向かおうとする。

彼らの一部は

アニメ業界は潰れてしまえ!」「すべてリセットしろ!」と吠える。

子供がお気に入りのおもちゃを癇癪を起こして投げ捨てるのとまったく同じだ。

この子供の行為は大人(アニメ製作者)へのあてつけでしかない。

また他の一部は

ニコニコ動画で新しいビジネスモデルを築くんだ」と吠える

黒字化すらしていないニコニコで?広告主は誰が集める?電通ですか?

ネット広告支出はラジオより低いのに?現実を見てる?

彼らアニオタ

ニコニコ動画が閉鎖すればいい」「徹底的に違法動画削除するべき」

といった結論を導き出すことは絶対にない。

なぜなら、

アニオタは他人には徹底的に厳しく自分には徹底的に甘い人種だから。

2007-10-06

http://anond.hatelabo.jp/20071006044202

ソフトウェア企業経営の文脈で「ものづくり」と言う場合はそれなりに意味が決まっている。

逆の状態がなにか、を考えてみればわかる。

単に部品を集めたり、下請けにやらせるだけのマネージメントなんかをやりたがる会社が多い。

そっちのほうが効率よく儲かるから。

というか「ものづくり」みたいな泥臭い人間的な作業では、

中国みたいに人件費の安い国に対して競争力で勝てないというテーマソフトウェア会社にはずっとテーマとしてあった。(今もたぶんある)

収支に危機感を持った会社はどんどん上流行程シフトしていく。

自らはコードを書かないで、下請けにやらせる。

しかもなるべくすでに存在する部品を組み合わせる形で実現させる方向で。

実際にそのやり方は儲かる。

儲かるのだが、こういうやり方では技術を持った人間は育たないし、

プログラムの作成を外国に発注することになるので国内産業が空洞化する。

そういうことへの反省と、ある種の反骨的な決意を込めて「ものづくり」と言っている。

企業にとって最下層の泥臭い技術こそが命であって、マネージメントは二義的であるという宣言だ。

 
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