はてなキーワード: シルバーシートとは
ある社会制度が差別的ではないかという不断の提起と検討は、差別のない社会を実現するうえで極めて重要なものである。女性専用車両が男性差別ではないかという提起も例外ではない。
だが提起の妥当性は、「他の差別と外形的な一致をみるから」という一点のみによって証明されるわけではないし、議論をそこでやめるべきでもない。...(中略)
その議論の過程においては、「痴漢被害経験のある男性」の存在が指摘されるだろうし、セクシャルマイノリティを包括した社会制度の必要性といった論点も出てくるかもしれない。
元増田は外形的な一致のひとことで済ましてしまっているが、そもそも差別(元増田の言う意味の)かどうか、その区分けの非合理性を論ずることは重要だ。
女性専用車に男子中学生が入ることは推奨されていないが、かく言う俺も中学生の時に痴漢にあったことがある。同じような境遇の子どもたちが議論の外に漏れてしまっているかもしれない。だとすると彼らは選択の余地無く痴漢の的にされていることになる。
元増田の論に乗った上で「差別だと認めろ」の要求に反論するためには、区分けの合理性を主張するしか無い。差別が悪だという認識がある中で、それは再検討への圧力になる。貴方の考える議論が促進されることになるだろう。その意味でも元増田の主張は意義深いと思う。
元増田が導入した視点は、現状、区別・差別が曖昧に理解されている中に、「差別か」「であるならば現今の環境下では許容せざるを得ないか」の二段階に分けて考えることを提案したことだ。
前者の視点でシルバーシートは差別でないと判断できる。後者の視点で日本人専用車は許容できないと検討しうる。この部分は別の増田と同じ意見だと思う。
元増田: 不当な差別と現今の環境下では許容せざるを得ない差別は、外形上区別できない。だったら、変な理屈をこねて後者を「差別じゃない!」と言い繕うべきじゃない。それは前者をも免罪してしまう。
明示されているわけではないが「変な理屈」というのは例えば、”被害者の助けになっているので、女性専用車は差別では無い”のようなものだろう。
たしかに差別の実質について、倫理的・技術的・合理的・歴史的観点で精査することは意義深いと思う。慎重に検討された多角的な評価は、天下り的な定義に比べると説得力を持つ。問題なのは、それらを組み合わせた総合的な判断で差別かどうかが判定されることの危険性だ。どの基準の判断をどれだけ重要視するか? 議論の結果には発言者の立場や権力が大いに影響しうるし、文化や偶然によって結果が決まると思う。
ケースバイケースで意味を柔軟に引き伸ばされて運用される。少なくとも市井のフェミニスト・リベラリストの間では差別概念はそのように扱われている。元増田はこの事態に警鐘を鳴らした。
すると、エンターテイメント産業である日本の報道各社は、障碍のある方々の、その障碍を克服して素晴らしい躍動を発揮する姿を広く伝え、感動を得ようと、いや、つまりは視聴率をあげ、スポンサーからの広告収入を得ようと躍起になる。
そういう背景があるということを潔しと思わないからか、何かこう、素直に感動出来ない自分がいる。
いや、それでもいいじゃないか、感動をもらえれば。その素晴らしい姿に勇気をもらえれば、という意見も多いだろう。
その前に、と思う。
さて、かつて同級生で、事故で肩から先の腕をなくした奴が居た。
ごく自然に彼の片腕がないことを受け入れ、どうしても片手では出来ないことは周囲の誰かが手助けしていて、彼自身もそれ自然に受け入れていた。
周囲の同僚も、その不自由な部分を自然に受け入れ、時間がかかる作業も待ち、彼らの出来ないことは無理強いはしない。
障碍があろうとなかろうと、更に言えば肌の色が黒かろうが白かろうが、その人の個性として受け入れて、付き合うことが必要だろう。
その一方で、一見、健常に見える人でも、相対する人を認めず、その人格を否定する、という心の障碍をかかえた人を何人も見てきた。
そういう、目に見えないところで健常でない人は、身体に障碍がある人より、よけい人間として厄介な存在だ。
公共交通機関のシルバーシート。「お年寄りや身体の不自由な人に席を譲りましょう」という趣旨から設置されているはずなのに、松葉杖を使い足が不自由そうな人が前に来ても、ひとりも席を譲ろうとしない人々の姿を、何度も見てきた。
あまっさえ、車椅子を使う人や盲導犬に誘導された人を、満員電車の中であからさまに邪険にする場面にも、何度か遭遇している。
そんな、「他人の身になって考えられない、想像力の欠片も持ち合わせていない」ひとたちこそ、実はとんでもない「障碍者」なのではなかろうか。
身体障碍者の姿を公共の電波で世間に広め、「感動しろよ」と強制するテレビ局も、実はそんな、とんでもない障碍者の集まりなのではなかろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20140609200812
※5月29~31日ツイート再掲
★NHKが1985に放送した「The Day その日」という近未来予測番組では、
「日本もアメリカのハイスクールみたいに、高校生が妊娠出産しまくる社会になる」と大胆予測してた。
そんな番組を当時は作っていたのだから、1985時点では誰も少子化社会を読めなかった
★日本社会が少子化を意識したのは、1990年の「1.53ショック」が最初だからな。
私見だが、1.53ショックで「今後の日本は縮小する」と直感したことが、バブル崩壊に繋がった
★70年代、フジ三太郎にシルバーシート導入を揶揄したマンガがあった。
「近未来、シルバーシートに多くの年寄りがたむろし(座り切れない)、普通の座席に少数の若者がゆったり座ってる」
★こう言ったら失礼ですが、サトウサンペイや藤子先生「ですら」
少子高齢化を予想できたのだから、当時のプロの人口学者が予想出来なかった筈がない。
あくまで仮説だが、当時も若手の人口学者は少子高齢化を正しく予想してたのでは?
★ところが、若手の人口学者が「このままでは、日本は少子高齢化しますよ」と警鐘鳴らそうとしたら、
「人口学者の大御所」が、「そんな筈はない、日本の最大の問題は人口爆発だ、キミは何も分かっとらん」と若手の警鐘を潰していたのでは?
で、そういう「大御所のセンセイ」であればあるほど、政府の審議会に出入りしてる。
かくして、日本政府は1990まで、人口抑制を前提にした政策が展開された
★80年代の人口学大御所が人口抑制を唱え続けたのは、「原体験が冷静な判断の眼を狂わせた」側面も大きかったのでは?
当時の「若手学者」は戦後生まれの団塊世代だが、「大御所」は大正~昭和一桁生まれ
戦中戦後の食糧難は、「若手研究者」にとっては生まれる前の話。
しかし「大御所」にとっては、10代20代に食糧難に遭遇。かつ戦争体験が強烈。
彼らは「日本の人口爆発が戦争の一因」との強い思い(思い込み)がある。
「人口爆発のせいで、日本は戦争に追い込まれ、自分たちも戦争に駆り出された」の被害者意識を強烈に持っている。
だから人口増加を容認することは、自分の戦争体験の追認を迫られることになり、感情的に受け入れられない
★もっと言えば、80年代の権力者、厚生省の局長クラスとか、自民党の族議員とかは、
大概は「大正~昭和一桁生まれ」が80年代は主力だった訳で、彼らは「人口増加容認政策」に180度転換することは原体験的に不可能だった訳です
★逆に言えば、90年代に入って、「人口抑制なんてトンデモない、出生率向上こそ急務の課題だ」と
世論がコペルニクス的転換を果たしたのは、多分に「支配者層が、徐々に戦前派から戦後派に入れ替わり、
★もっと言えば、70~80年代は「左翼」がもっとも強かった時代だからなあ。
人口増加容認政策への転換は、「徴兵要員確保の為か、産めよ増やせよか?」と猛批判を浴びるのが必至だったから、
政治的に不可能だった
夕方の西武新宿線であったこと。
帰宅ラッシュ前の席は埋まっているけれど立ってる人はほとんどいない微妙に空いた車内、目の前にスーツ着た就活生らしい男が立った。
この時期決まってないのってつらいんだろうなあと思いながら、まあ知ったこっちゃないので本読んでたら電話が鳴った。目の前の男。
「はい、もしもし○○です」と高めの声で出る。そのあと「ありがとうございます!ありがとうございます!」って言ってたから多分次の面接でも決まったんだろう、
「ちょっと待って下さい」とかがんで、足の間にあるくしゃくしゃの鞄を漁り始める。ペンを出して「はい!はい!」とメモを取り始める。
ここまで特に客の動きなし。と、そこに老人が現れる。
つかつかと歩み寄って男の携帯をはたき落とす。何が起こったのかわからない。通話はどうやら切れたらしく、唖然として何も言えない男。
そのあと男に爺さんが言ったことは早口すぎて聞き取れなかったが、笑顔と睨みの入り混じった顔だった。マナーを説いていたんだろう。車内で通話するなとかなんとか。
で、爺さんはゆうゆうともといたシルバーシートに戻って、釣り道具を股に挟んで友人と談笑し始めた。
そこで思ったのは、ジジイてめえのほうがうるせえよ黙れ、ってことじゃなくて、
電車で隣の席に座ったオバサンが臭かった。
香水の臭いなんだろうが、臭いがとにかく強い。
強さで例えるなら、全く掃除をした気配の無いかなり臭う公園便所や駅の便所よりも強く、クサヤよりは弱い程度の強さ。
足を捻挫しているのでシルバーシートから離れるのに考えてしまい、迂闊にも我慢してしまった。
あまりにも強い臭いの為に吐き気がしてきた。手やハンカチで押さえるも、やっぱり吐き気が治まらない。
ようやくオバサンが居なくなり吐き気が治まるかと思いきや、駅のホームに降りて外の空気を吸ってみても、茶店で飲み物飲んでみても、気持ち悪いのが治らない。
結局30分近く吐き気が続いた。その後も2時間はとてもとても食べる気になれず、ようやくさっきサンドイッチが食べられた程度。昼ろくに食べてなくて腹空いてたのに。
駅の社内でウォークマンを注意するくらいなら、実害ある非常識な臭いも注意すべき。
不可抗力の人体臭ならまだしも、人工的に付ける臭いであそこまで付けるのは非常識過ぎる。
非常識人間らしく、母娘で、車内でお菓子喰ったり飲み物飲んだりし(田舎路線では見る光景だけど、通勤時間の千代田線茶水原宿間で見たのは初めて)、
「韓流で毎月十数万円以上使い込んでいたら旦那から働け言われた」それに対して「男は妻子を養うものでしょ、私から説教してあげるわ」(リピート5回)なんて会話をしていた。
話しがそれた。そんなことはどうでもいい。
育メンとか流行ってるんだね。
この間電車で見たよ。
歩けない子供一人乗せるのにこのサイズかよ!ってデカくてゴツいベビーカーに
上は小学校の3,4年生?って年齢の子供を更に4人連れたお父ちゃん。
電車に乗るなりはしゃぎだした上の子に
「静かにしろ。それから、人が座れるようにお前ら壁に沿って立ってろ」
子供達、すんなりお父ちゃんの言う事聞いて左右に2人づつ別れた。
静かなもんだ。
時々ちょっかい出し始めたけど、
その度に同じ事言って静かになってた。
けどさ、お父ちゃん。
左右に子供を並べたら、
その先にあるシルバーシートも、誰一人座れないんだ。
ベビーカーがみっちり通路塞いでるだろ。
ほら、隣の車両から入ってきた人が通行止めにびっくりして戻っていっただろ。
おばちゃん、カニ歩きで席ゲット。
子供、再び通路ふさいだ。
勇気があるの、おばちゃんだけだった。
満員じゃないけど、そこそこ混んだ車両の中で、
なんかそこだけすぽーんと席が空いてて微妙な気分になった。
いいこと思いついた。今度文句言われたら、お前こうしろ。
乗客「シルバーシートにはお年寄りが座るので席を譲りましょう」
お前「わかりました」
手すりにつかまりながら片足をかばうように席を立つお前。
衆人環視の中、びっこをひきながらひょこひょこと出口付近まで進み、「おります」ボタンを押す。
そしてバスが止まる。お前は乗客の同情の視線を一身に集め、片足をかばうようにゆっくり慎重にバスを降りる。
出発するバスを尻目にひょこひょこと歩き出すお前。
しかし不思議なことに歩を進めるごとにお前の足取りはしっかりと力強いものになり始め、最後には鍛え抜かれた軍人のような正確な足取りになる。
お前が歩く先にはぴかぴかのオープンカーと仲間が待っている。
オープンカーに華麗に乗り込むお前。
カイザーソゼはお前だった。
「誰が、何を」がハッキリしないから分かりづらいんだな。
シルバーシートに座ってたら、お年寄りでもない人に、文句言われたってことでしょうが。
めちゃくちゃ混んでてお年寄りがいないならシルバーシートに座ることに問題ないと思う。でも、自分なら座らない。なぜなら譲る行為が面倒だから。
それが「悪いから」しないんじゃない。常に周囲を観察して座ってるぐらいなら立ったほうがいいと思うだけ。
自分は20代で、バスでシルバーシートに座ってたんだけど、よくいる「お年寄りには席を譲りましょう」という小学生でも分かる理論を言われたので、「すわりますか?」って聞いたら「いや俺はいいよお年よりに席を譲れ」うんぬんいってきた。 自分はそもそもお年寄りじゃなくても席を譲る、何か事情があるんだろうと察する。シルバーシート以外の普通の席に座っていたとしても席を譲って欲しいと言うひとがいたらもちろん譲る。しかしなにも言ってこない人に席を譲ることはしない。その人はすぐ降りるからたってるのかもしれないし、別に座りたいわけじゃないのかもしれない。
で、ここからが本題。今バスの中で立ってなければいけないのは誰のせいか? 目の前に座ってるやつが早く降りれば俺が座れるのにとか思って乗ってるんじゃないか?全然違う、ましてやシルバーシートをゆずっても、一人立って、一人座っただけだから座れてる人数は変わってない。バス会社の幹部社員の給料を下げたらいったいどれだけたくさんの人が座って移動できることだろう。数人の給料のためにどれだけたくさんの人がせまいバスに詰め込まされて、大変な思いをしているだろう。 別に給料を下げなくてもバスに乗ってる人がみんな座って快適に移動できる方法はある。
国からお金をもらうんだ。どうやってもらうのか?。co2排出。30%削減を世界に向けて堂々といってるし、エコカーを増やすエコカー減税をするより、バスの利用客を増やしたほうがよっぽど、省エネなのは間違いない。バス会社の幹部はそれを国に言えばいいのに言わない罪は重い、「co2排出30%削減するためにはもうバスの利用者を増やすのは絶対に必要なことだ30%削減するっていたのはうそか?」と国に言えばいい。バスが増えて渋滞が減ればさらにそこでまた無駄なco2排出はなくなるだろう。バスの利用客を増やすためにはどうすればいいか?、快適に座って移動できれば、利用する人は増えるだろう。バスに1回も立って乗ったことのない国会議員たちにそれを理解させるのはむずかしいか?w 今あるバスは立ってる所を座れるように座席をつけて改造して、さらに台数を増やして新たに作るバスは2階建てで席が沢山すわれるように。それらのお金は国にださせるように。 それを実行することによって他にもいいことがある、立ってた人がすわれると本を読んで勉強したりできる。それだけの時間が生まれる。
この計算はかなり適当だが時間をお金に換算した式、毎日300万人が往復で1時間立っていて、立ってる人の時給の平均が800円だとるすと24億円分もの時間が生まれることになる。もういいことずくめだね。
そのとき経験したことを書きます。
骨折した箇所:左足くるぶしのあたり
当時、約1時間ほどかけて出勤していました。
駅まで5分、電車にのって数十分、駅から職場まで5分程度でした。
実質、松葉杖を使っているのは移動の数分だったと思います。
普段から全く運動しない私は、最初の1週間程度、特に上半身(腹筋・背筋・腕・肩)の
筋肉痛がひどく、大変つらい思いをしました。
年寄りには絶対無理です。
それまでほとんどしなかったハードな運動をする上に、移動が大変なせいでふらりとコンビニによったりすることもできなくなり、
さらには家の中ですら食べ物のある場所までたどりつくのがしんどくなったため、じっとしていたわりにすっかり痩せてしまいました。
昇るときもさることながら、降りるときは、いつ後ろから突き飛ばされるかわかりませんでした。
そのため、特に駅の構内は、常に危険と隣り合わせだと言っても過言ではないでしょう。
時差通勤だったのでまだマシだったとは思いますが、階段だらけ新宿駅を京王線から山の手線に
乗り換えるのは、もうホントにやりたくありません。
どんな人でも大体、8週間なんだそうです。
くっつけるには、固定して動かさないようにするしかないっぽいです。
2週間に一度ギプスを交換し、レントゲンで撮影するだけでした。
ギプスをはずすときに使う電動のこぎりみたいな機械は結構怖いです。
ギプスが外れたあと、謎の赤外線治療を受けるように言われましたが、老人たちで混雑していたせいもあり、私はばっくれました。
骨折のせいかギプスのせいか、骨折した足がむくんでむくんで仕方ありませんでした。
床置きしていた会社のPCの上に足を乗せていましたが、あまり効果がありませんでした。
寝るときは座布団の上に足を乗せたりしました。
2週間ごとに交換しましたが、装着時にぴったりしていても、交換するころにはかぱかぱになっていました。
筋肉は動かさないと本当にすぐに痩せてしまいます。
実際、ギプスが外れたあとに階段を昇るとふらついてしまって怖い思いをしました。
8週間ほど洗わないので、垢がたっぷりたまります。
湯船にうかんだあの白いぷかぷかにはホントに驚きました。
電車にのって通勤していましたが、極力、座れる時間帯・座れる電車(各駅停車など)・座れる車両を使いました。
しかし、どうにもならないときもありました。特に山の手線などはどうしようもありません。
そのとき、席をゆずってくれる人もいましたが、ゆずってくれないひともいます。
ゆずってくれない人の性別年齢色々でしたが、こいつは絶対ゆずらない、という人種がいます。
自己啓発に熱心な人間ほど、てめーが一番かわいいもんなんだと、いたく実感しました。
ちなみに最初はなんとなく遠慮していたシルバーシートですが、立っていたら一度転びそうになったので
それからはむしろ積極的に向かうようになりました。
当時、特に仕事が忙しかったこともあり、日常生活全てにおいて、手助けがないとどうにもなりませんでした。
一緒にいてくれる人のありがたさを痛感しました。
アラサー女です。
この前、会社帰りに夫と電車に乗ったら、私の前に女性が立った。
ちょっとおなかが大きい気がしたので、ちらっとバッグを見てみたが、バッグは脇に
持っていて、よく見えない。(間違って譲るのは失礼なので、一応気を使う)
車両を見渡せば、シルバーシートはあいてるし、1列に一人分ぐらいはあいてるようだったので
とりあえずそのままにした。
その後も、大きな駅で何度か人がどっと降り、座席はいくつかあいているようだったが
その女性は私の前に立ったまま。
もう、座る気ないんだろうと思い、気にせず私は夫と雑談していた。
が、何度か大きな駅を通過し、こんできたら、どうも私の足に何か押し付けられてる気がする。
そのときも、こみあってきたからだろうと思い、あまり見ないようにしていた。
じろじろ見たらなんだか文句つけてるみたいだし、夫との話がけっこう盛り上がってたのだ。
が、、やっぱりおかしい。
見ると、、、私のひざの上にバッグが斜めに置かれ、そこには妊婦さんマークのあのキーホルダーが
私に見せるかのようにぶらさがっている。。
ええっっ??と思い、動揺してしまった。
その場ですぐ譲るべきだったのかもしれないが、「え?今まですいてたときは座らなかったのに?」と
思ったし、既に満員電車に近い車内で、正直立ち上がって譲るのも難しい状態。
それにその、私に明らかに見せ付けてくる女性の態度になんだか恐怖を感じてしまい、
そのまま自分の降りる駅まで譲らないで乗ってきてしまった。
後からきいたら、夫も気づいていたが、譲るべきは自分か?と思いつつ、なんだかその女性の態度が
怖くてなにもできなかった、ちょっと変な感じだったね・・・ということだった。
まあ、もともと優柔不断な人なのだ。
一般的にいえば、気づいた時にすぐ私は譲るべきだったんだろう。
すいていたとき立ってたけど、もしかしたら急に気分が悪くなったのかもしれない。
ちょっと心が狭かったな、とは思った。
だけど、、ちょっと考えてしまう。
あのマークは、権利を行使するためのものなのか?
本当に気分が悪くなったなら、私としては口で言ってもらったほうがよい。
「すみません、急に気分が悪くなってしまったので、席譲っていただけませんか」って。
まあ、なかなかそれも言いにくいのかな。。。逆に文句言われるんじゃないかとか考えちゃって。
でも、あのマーク見せられたら、誰でも席を譲るのが当然なのか?水戸黄門の印籠みたいなもの?
それからもう一つ気になったこと。
今回は私は元気そうに夫と話していたから、元気だろうと判断されたのかもしれないけど、
ぱっと見にはわからなくても、座っている人も体調悪かったり、持病を持っていたり、けがをしている可能性だってあるのでは。
女性なら、あのマークつけてなくたって、妊娠してる可能性もあるし。
なんの疑問もなく、座ってる人に対してマークを誇示して席を譲るように迫るのって、
ちょっとどうなのかなあ、と。
私は妊娠したことがなく、妊婦さんのつらさはわからないので、全然見当違いなのかもしれないけど。
なんだかいろいろ考えてしまった。
とりあえず将来自分が妊娠したら、シルバーシートに、妊婦マークがよく見えるようにして座るのが
まわりにとっても自分にとってもいいのかなあ、と思った。
新聞の投書欄を見たら老人が立っているのに、若い奴が誰一人席譲らないと怒っている人がいた。
俺は、今、人に席を譲ることはまずない。
結構経験者多いと思うんだけど、席譲ろうとしても断られて嫌な気持ちになることが多いんだよ。
なんで人に親切しようと思ったのに、大勢乗っている電車の中で恥かいて不愉快な思いしなきゃいけないんだよ。
俺には、席譲らない奴より、席譲られて断る奴のほうがよほど非常識だと思う。
人がプレゼントとかお土産持ってきたら喜んで受け取るのが常識じゃないの?
人のプレゼントやお土産を、「それいらね。」って断わるのって物凄く失礼でしょ?
「こんなのいらね。」と思っても、笑顔で喜んでいるふりして受け取るのがマナーでしょ?
でもなぜか、譲られた席には素直に座るというマナーは世の中にないらしい。
調べると、断るほうにも理由がある。
「席譲られるほど年取っていない。」
「そんなに疲れていない。」
「もうすぐ降りる駅だから」
まあ、断るほうにもそれなりの理由があるわけだ。
考えてみれば、老人だから電車で立っているのが大変な身体弱者って思い込みは失礼な気がする。
逆に8時間以上立ち仕事した人間は、若者であろうとその時点においては身体弱者だよ。
世の中、席譲って欲しいって奴より、どうぞお構いなくって奴のほうが多いんじゃねぇの?
だったらこういう意見もあるし、「席譲る」って、善意の押し付けをマナーにするのもうやめようよ。
席を譲らなかった若者
http://rakudaj.seesaa.net/article/3130212.html
念のため言うけど、俺は人に席譲るのをやめようと提案しているんじゃないよ。
そうした奴はそうすればいい。素直に良いことだと思うよ。
ただ、老人とかに席譲らない奴に、マナー違反というレッテルを貼りをやめようと提案している。
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みんな同じ料金払って、同等の電車・バスに乗る権利また席に座る権利を得ています。
だから、みんな平等に席に座る権利ありますし、他人に席を譲る義務はありません。
もちろん、あなたが、自分の席の権利を人に譲るのは自由です。
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これでよくね?