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はてなキーワード: 西之園萌絵とは

2022-05-27

自分は頭がいい」と思いたい人に好かれる

今まで自分好意を寄せてくれた人の共通点を考えると、全員この認識を持っていそうなことに気がついた。

学歴は高い人も低い人もいて、また学歴以外の部分でも、接していて感じる頭の良さというのは良い方、悪い方どちらかに偏ってはいない。

しかしこの考えがどこかにありそうなことだけは共通している。

また、あまり頭が良い方ではないのだが、そうした相手から、頭が良いと勘違いされることも多い。これは自分を頭がいいと思っているから、好きな女の子のこともそれにつりあう、頭のいい子だと思い込みたいのだろう。

もっとも、私も「自分は本当は頭がいい」と思いたいからお似合いではあるのだが。同じような考えの相手に好かれることも、それで頭が良いと勘違いされることも全く嫌ではない。むしろ後者は当たり前に嬉しい。

ただ、実際はそんなに頭が良くないし、中身が空っぽで、それがバレるのがとても怖い。失望されたり嫌われたりしたくない。だからついつい卑屈になってしまう。

西之園萌絵のような女を投影されて愛されて、それが消えたときにガッカリされるのが嫌なので、西之園萌絵になりたい。

2017-09-08

anond:20170908134203

犀川先生作品内で言及されてる天才西之園萌絵では?

というか読んでて劣等感を覚える程のチートキャラというイメージが先行してるのかも知れないけど

2016-02-19

犀川&萌絵が出てくる話だけ読みたい人の時系列

前に西之園萌絵が嫌いな人はシリーズをどこまで読んだのか↓というのを書いたとき

http://anond.hatelabo.jp/20160215141400

エゴサして反応を見ていたら時系列が分からない、どれから手をつければいいのか?と言ってる人多かった(流石多作森博嗣先生

結論は乱暴に言うと全部読むしかない。

ただ、気軽に森ミステリィ沼に誘うことを趣味にしている身として、ドラマアニメ化が行われている二人からキャラ読みを薦めてみたいと思う。

基本的には「S&Mはどこから読んでもいい by作者」はずなのだが、きっと誰もそんな薦め方しない。

ここでは犀川と萌絵に関わる本を、出来るだけネタバレ無しで時系列説明しながら並べていきたい。

ミステリィなので、ぐぐってネタバレは避けてほしいものだ。

最初に読むのは「すべてがFになる

アニメは大体忠実に作ってるので、原作を読みなおすかアニメを見直すかは自己判断アニメは「四季 夏」が混ざってる他、オリジナル描写も。

この時点で萌絵は大学一年しか高校時代ブランクがあるので19歳。犀川は32歳。

そこから発行順。

(とりあえずここまでが、当初予定されてたまでのシリーズ5連作だったらしい。なのでその知識を入れると、「ここまでが面白い」という偏った感想を抱くかも)

封印再度 を機に微妙に二人の関係が変わっているような気がするので、読み飛ばすにしてもこの巻は読んだほうが良い。

ここから最終巻まで、萌絵はずっと大学4年生。22歳~23歳までの話。

次の2巻は同時系列で別々の事件を取り上げている。

一緒に見たほうが良い、というトリックがあるわけでも無いけれど一部リンクする。

萌絵のパーソナリティ問題としては「夏のレプリカ」は読んだほうが良い。この話のネタバレググるな。

すべてがFになる四季とか島田文子さんとか諸々が出てきます

10作でS&Mシリーズ完結。でも犀川と萌絵の話はまだ終わらない。

この巻は完全にS&Mの続編、「萌絵 秋」なのですが。Vシリーズを読まないとわけのわからないキャラも出てきます

「あのレゴ」の意味が書いてますすべてがFになる有限と微小のパンの残った謎解き。アニメにもなってません。

四季4作は基本的にS&MシリーズとVシリーズを読んだ人向けのスピンオフ作品

ちなみに「四季 夏」にも一瞬、犀川先生出てくるよ。Vシリーズ全体のネタバレガッツリ書かれてるからお気をつけて。

  • 短編「いつ入れ替わった?」

二人の関係に大きな動きがあります。「四季 秋」の途中ぐらいの時系列

短編集「どちらかが魔女」に収録。

……正確に言うと新作は収録されてませんが、S&MシリーズとVシリーズの番外短編時系列としてまとめて再録した一冊です。

Vシリーズをなにひとつ読まなくても、S&Mシリーズとして読めますオチをちゃんと知りたければVシリーズを読むしかない。

さぁここまで来たら、Gシリーズを発行順に読んでください。Gシリーズは1巻完結ではなく連作

萌絵がD2の27歳、国枝研究室での後輩たちとの話を描いています(萌絵の内面お話がたくさん出てきます犀川先生とのラブコメも健在)。

と言いたいんですが、話が進むごとに時間がどんどん飛びまして。萌絵ちゃん別の大学助手になります

ここで時系列的にXシリーズが開始。Xシリーズでは助手萌絵が登場。こちらは独立性があるのでどれからでも読めるはず。

XシリーズはVシリーズの流れを汲み、GシリーズはS&Mシリーズといった印象。

そしてGシリーズに戻って

西之園准教授誕生です。西之園先生!この巻はS&Mシリーズ、Gシリーズ同窓会といった感じ。

しか犀川と萌絵がガッツリ出てきて、Gシリーズのメインキャラ大学卒業し……今後どうなるのか。

ちなみにこの巻で島田文子さんが再登場。

どうやら

森博嗣さん Gシリーズ最新刊『χの悲劇

>あの夏、あの島の研究所にいた島田文子さんが主人公です。5月刊行

とのこと。時系列さらに飛びそう。全12巻らしいので、あと3巻ですね。

まぁここまで行くと説明せずとも読んでる人が居ると思うのですが、読み直したいとか、もう追ってない、とか言う人用のまとめでもあるんで。

四季からの百年シリーズからのWシリーズとか(Wシリーズ評判良いっすね!)まだまだ沼は広がってるんで。

みんなでまた森沼につかろう。

(何度か投稿失敗してごめん)

2016-02-15

西之園萌絵が嫌いな人はシリーズをどこまで読んだのか

以下Gシリーズまでのネタバレあり。

ドラマは論外とする。漫画は読んでいないのでスルー

S&Mシリーズはみなさんご存じ森博嗣小説だ。ゲーム漫画ドラマアニメ化になっている。どれもキャラデザ原作イメージと違うのが特徴だ。

犀川創平と西之園萌絵という二人の天才議論していたら、いつの間にか事件が解決していたというシリーズ不適切なあらすじで申し訳ない。

96年発行なのに、VRについて現代レベルに迫っていたり、ツイッターマイナンバーの登場を予言しちゃっているところも面白い最近思う。SFでは無いのだが。

メインキャラ二人ともが天才なのだけど、ずば抜けている犀川に比べて萌絵はかなり劣った設定になっている。

これは、そうしないと話が動かないからだ……とメタ視点を持って読みたい。

とにもかくにも、西之園萌絵主人公作品だ。彼女ワトソンでは無いのだよホームズくん。

(※作者談)

アニメ すべてがFになる

中盤までを見て、彼女を嫌いだと思った人→わかる。アニメモノローグ無いから何考えてるか分からないし。

原作アニメ すべてがFになる

すべF全部読んで、それでも彼女が嫌いだと思った人→わからなくもない。

この違いについては見れば、読めば、分かる。

萌絵が奇抜だったり感情的だったりするのは、一応理由がある(自分だけ運よく助かった、両親の突然の死)。

前者に関しては、それを知らないで、序盤でキャラを掴んだ気になって「ビッチだ!」と彼女を嫌いだと言う人に、最後まで見ろ!と言いたくなる。萌絵はバリバリ清純派キャラだ。

後者問題なのだ

アニメや、原作1巻読んだだけで彼女の(犀川の)キャラを捉えるのはとても難しい。あまりにも複雑に作られてしまったキャラクターなのだ。「すべてがFになる」は元々5連作の4作目として作られたというエピソードからしても、「すべF」だけでどうか西之園萌絵キャラクターを把握しないでほしい。という原作読者の重い想いを、誰か受け止めてほしいのだ。

S&Mシリーズは年を取らないサザエさん方式では無く、キャラはみんな確実に歳を取っていく。

とりあえず時系列を追って考えよう。

S&Mシリーズ10作全て見て、なお西之園萌絵が嫌いだと言う人。

嫌いなのによく読んだな、あんな長いの……というのは(四季の)百年譲って許そう。

S&M、つまり犀川&萌絵(四季 真賀田だったりもする)はシリーズを通して、二人の関係性格微妙に変化をしていく。

犀川は次第に優しくなり、社会にほんの少し馴染むような様子を見せている。

萌絵といえば犯罪に関わることで、ヒステリィさを増していく。

まぁそれにも理由があってのこと。ちゃんと全部読めば分かるが、簡潔に言えば彼女は自ら危険に関わることで、自殺願望を満たしているのだ(だから犀川が余計に優しく心配性になる)。

(※補足。萌絵も一応友達が出来たり一般庶民に馴染んだりと、かなり人当たりはよくなっていきます犀川よりは)

最終巻「有限と微小のパン」での萌絵は、とにかくヒステリックだ。

それについても四季が同作中で説明してくれている。

要するに萌絵は、すべFの時に自らの過去の嫌な記憶を呼び起こした『四季』を恐怖、負そのもの認識してしまった。犀川四季にとられてしまう、という恐怖もプラスしている。

犀川&萌絵シリーズとしては、四季の介入でスッキリしない終わり方をする。

嫌いと言う人が居るのも……仕方が無いかな。だって萌絵の最後の見せ場がヒステリックなのだ

犀川が望む生き方妨害してるのが、萌絵なのかもしれないし(書いてる人はそんな感想抱いていないが)、事実萌絵が話を引っ掻き回すので推理邪魔だと感じる人が、もしかしたら居たのかもしれない(いやそこもメタ視点で読めよ、という話なのだけど……)。

じゃあ、S&Mシリーズを読んだ人はVシリーズを読んだのだろうか。

このシリーズ時系列こそ違えどS&Mと同じ世界観で、西之園萌絵をメインとした話が一作ある。「捩れ屋敷の利鈍」だ。

(これを読んだ人が、助手の国枝桃子を嫌いな人がさらに嫌いになるか、好きな人さらに大好きなになるのかも気になる……。)

でもこの話はどうでもよくて、それ以外のVシリーズを読んだか読んでないかでS&Mシリーズへの見方が大きく意見が分かれるところがあるのだ。

犀川が萌絵を好きになれるのか、もしくは何故好きになったのか』

正直S&Mだけ読んでもここは謎だ。彼の気持ちは分かりにくいし、S&M最終巻時点で彼が萌絵にどうしていくのかはハッキリ見えない。好きなんだろうが、犀川先生ロリコン、で片付けれられても仕方が無い程度にしか書かれていない。

からこそ萌絵の犀川への気持ちが、あまりにも一方的に描かれてきたのだ。

しかしVシリーズ最後まで読むと、それがとてもよく分かってしまう仕組み、トリックになっている。

犀川の好みの女性が明らかになるのだ。つまり萌絵は犀川にとってドンピシャだったのだ……。

ネタバレネタバレなのでこれ以上は書かない。

とにかく、犀川は萌絵を選ぶと再確認できるシリーズ、とでも言える(大げさだし、そんなにキャラクターは出てこないのだけど)。

ここまで読んでなお、西之園萌絵が嫌いだと言う人。

マジでなんで読んでるの?このキャラどうやっても主人公だよ?なら紅子も嫌い?よくここまで読んだね!

と言いたいけど、分からんでもないのだ!!(だって森さんの話おもしろいもんね!!)

萌絵の恋愛脳、四季ヒステリックは「四季秋」を経ても変わらないままだし。うん、ヒステリィはうざいもんね。

(ここまで読むと、萌絵が可哀想犀川酷い男だ!という感想も、当然だと思う。犀川はなかなか酷い男だ。萌絵くらい積極的にならないと関われない。)

じゃあ、短編集「虚空の逆マトリクスから「いつ入れ替わった?」は読んだだろうか。時系列的には「四季秋」の中盤だ。刊行時期的に「四季秋」は読んでもソレは読んでないという人が多いかもしれない。

萌絵、超可愛いじゃん?(犀川可愛い

それとも萌絵嫌いな人にはどうでもいい話なのだろうか……重要だと思ったのだが……。

そして、「四季秋」の終盤で萌絵は犀川への接し方に対して、ある解答を得ていたりする。今後彼女が彼に対しどうなっていくのか、読者は少しだけ予測することができる。

……それでも嫌い?じゃあGシリーズは読んだ?「キウイγ(ガンマ)は時計仕掛け」、読んだ?

このシリーズ1巻では萌絵の後輩たちという別キャラクターが動く話だと思って読んでいたのだけれど、もはやもう、S&Mシリーズの続編なのだ(ところどころVシリーズが影を見せるし)。

犀川が出てくるだけではなく、確実に萌絵がメインキャラを食っている(海月と加部谷が主役向きじゃ無い)、裏テーマは萌絵の成長奮闘記だろう。

髪もロングになり、美人で優しい先輩だし、しっかりと自分分析し、過去とちゃんと向き合って、大人しくなって。

(幕間に、Xシリーズを挟み)

すべてがFになる」で最初犀川が言ってたとおりの、彼女本質的性格に戻ろうとしているのだ。

超良い女、って感じになっている。お子ちゃま萌絵ちゃんは、もう居ない。多分。

犀川にはもったいない!けれど、犀川もこのシリーズで随分丸く素直になっている。なんか禁煙までしちゃってる(読者的にいまだに信じてないし、理由をずっと考えているが)。

萌絵が落ち着いたことで、犀川距離感すら生まれた。会えない時間が愛育てるのさと、よく言ったものだ。

本当の本当に、彼女はしっかり大人になったのだ。

Gシリーズまで読んでもなお、萌絵が嫌いですか。……残念です。あなたとは趣味が合わない模様。

読んでない方、ぜひ読んでよ。

萌絵が(さらに)好きになるかもしれないから

Gシリーズ相変わらず謎のままだしトリックは浅い(というか、書きたいものミステリィでは無いのかもしれない)けど、森博嗣が好きに書いてるのは分かるから

目標地点までキャラクターを育ててあげよう、という意思が見えて、気持ちよかったりもするしね。

そんなこと思ってないって作者に言われたら、「あそう……」だけど。

まぁ、書いている自分最初から萌絵が好きなんですけど。

大人しくなったと書いたけど、今後の展開が読めないので、本当に萌絵が落ち着いてくれるのかは謎です。

ただもう死にたがり萌絵ちゃんは卒業してますし、犀川先生とはあははうふふで、西之園先生になりました。

(ただし結婚していないという謎状況)

あ、5月にすべFの島田文子さん主役で新刊出るらしいね

萌絵がGシリーズのメインキャラ食うどころか、主役交代劇が起こっているGシリーズ運命を、四季が握っているのは確か……最新刊を、待つ。


※追記

意外に反響あって作品人気を知るのですが、どのキャラ人間味あって可愛くて好きですよ。

特に特化して萌絵批判について考えてみた結果、愛をぶつける形になりました。

加部谷と海月…とくに海月については短編集と合わせて推理中なのですが、やっぱり主人公としては描かれていないのが、私気になります

Gシリーズで彼の謎が解けるとも思えない…。

2013-08-28

乗り物が好き

 今まで自分にとってあまりにも自然感情であったため気づかないでいたが、乗り物に乗ることが好きだ。30にもなって初めて車を買う段になってあれこれ考えていてようやく気づいた。

 例えば子供の頃、祖父母の家に行くときは祖父母に会えることやいとこに会うことよりも、10時間以上車に乗っていられるのが一番楽しみだった。ファミリーカーの中で兄弟や母が疲れて寝ている時でもずっと起きていて、ドライバーの父と話をしていた。

 例えば日常でも、車や電車に一度乗ったら30分は乗り続けていたい。どこに行くにも車で30分はかかる田舎に住んでいるから当たり前だと思っていたが、15分しか車や電車に乗れないと不満を感じるのは明らかに変だ。

 例えば大学時代目的地もなく3時間以上自転車を乗り回してあちこちに出かけていたのも、よく考えればおかしい。調布立川間を自転車で往復したのは1度や2度ではないが、立川で何かをした記憶はない。

 例えば旅行でも、飛行機国内便では不足を感じる。何のって、飛行機に乗ってる時間の。1時間程度じゃ全然足りない。ハワイ便の7時間ではさすがに満足したが。

 例えば通勤。片道20キロ原付で通っていると言うとみんなに驚かれる。正直、何をそんなに驚かれるのか全く分からない。でもみんなが驚くからやっぱり何か変なんだろう。

 車を買うにあたって乗り物のことを色々考えて、ようやくこれらがなんか変だと気づいた。自分にとってはあまりにも当たり前すぎて今まで疑問を感じたことすらなかった。不思議なのが乗り物に乗ってることだけが好きで、乗り物のメカニズムにはほとんど興味が無いこと。原付に乗っていてエンジンの回転数がわかればいいなぁと時々思っていたが、そのためのメーターがタコメーターという名前だと知ったのは車の購入を真剣に考え始めてからだ。車や電車の車種にも全く興味がなかったし、西之園萌絵の車のエンジン音が好きだからカーオーディオをつけないというスタイル高校時代に読んだ当初は全く理解できなかった。今はわかるようになったが。

 こういう事に気づいてみると、今までの人生で理解できなかった出来事が腑に落ちるようになった。北海道まで旅行に行くのに電車で行くつもりまんまんでいたら変人扱いされたこと。結局飛行機で行ったけど、電車じゃなくなったのがとても残念だった。借りた車に友達を乗せて道に迷い3時間ほどフラフラ走っていたら疲れた顔をされたこと。私自身はちょっと遠回りになったけどドライブ楽しいよね、としか思ってなかったのでなんで友達があんなに疲れた顔をしていたのか分からなかった。今は、そうか、普通の人は長いこと乗り物に乗るのは嫌なんだ、と分かる。でも、その程度にしかからない。

 なんでこんなことに今更気づけたかというと、自分の車選びの一番の基準が楽しそうか否かである気づいたからだ。最初楽しそうだったのはハイブリッドカーだ。燃費の事も考えていたけれど、結局のところハイブリッドカーは楽しそうだというのが一番の動機だった。なので実際にレンタカーハイブリッドカーを借り、一日300kmほど乗り回してみたが(今までほぼペーパーだったのにいきなり300kmも車に乗れるのがまた変だと思われる)、EVモードHVモードがとても静かに入れ替わり、そして入れ替わるたびにアクセルの踏み具合が変わるのに慣れることが出来ず、ハイブリッドカーはすっぱり諦めた。たぶん街乗りでストップアンドゴーを繰り返す人やこまめにスピード調節する運転のうまい人なら気にならんのだろうけど、私は運転下手だし田舎に住んでるし。

 で、結局お財布のこともそれなりに考えた結果選んだのはスズキスイフトだ。一番の決め手は、安いのに楽しそうということだった。今は納車が非常に楽しみ。毎日車に乗る生活になったら、乗り物に乗ることがとても好きな私の何かが変わるかもしれない。

2011-10-19

ハーレクイン秘書モノがすばらしい件について

概要

アニメとか漫画とかライトノベル女の子うつつを抜かしていた俺だが、ハーレクインというものすごい鉱脈発見してしまった。

特に秘書モノと分類可能な作品群は、委員長モノが好きな諸兄におすすめ

はじめに

俺は恋愛モノ好きなオタのおっさんなんだが、エロゲ文化の周辺たる萌えラブコメとか好きだったんですわ。でもアニメはちょっと時間かかりすぎて体力が持たないし、萌え漫画少女漫画電車で読みづらいじゃん?すぐ読み終わっちゃうし。

そこでライトノベルを重宝していたんだが、あれ現実よりのセッティングの話探すの結構大変よね。非現実なのはそれはそれで好きだが、そればっかりだと飽きるじゃん?舞台設定に振り幅が欲しいと思った。

そこでまず行ったのがミステリサスペンス系統西之園萌絵さんとか教授とらぶらぶでちょうかわいいでしょ。萌えが売りじゃないわけだからストーリー面白いしね。でそればっか読んでて今度人死にすぎって思ったわけよ。サスペンス超怖いし。探すとこちょっと間違ってたなと。

で、ふと考えて女の子向け小説かなって思った。でもブックオフ女の子のいるところで本を開いてみるとホモ率高いんですよ。痛い目見る。そこでおっさん考えたね。

「そうだおばちゃん向けだ!」

って。

で、ハーレクインが置いてある棚を試してみることにしたんですよ。

ハーレクインとは

わずと知れた翻訳恋愛小説ね。著者近影とか後ろの広告に載ってるけど大体白人のごつい顔のおばちゃんがにっこりしてますな。

ストーリーは全部同じ。自動生成かって言うぐらい同じ。出会って、波乱があって、愛して、ヤって、幸せになる。まあそれ言うと小説は失う話と失ったモノを取り戻す話しかないとかいう極論になっちゃうんでおいといて。

ハーレクインはいくつか分類がある。

まず、現代的でないモノはヒストリカルという名前がついている。英国貴族モノとか、中東ハーレムモノとかね。ファンタジー度高め。いや現代の舞台ハイスクール諦めて村の農業用品店で働いて病気の母を養ってたら仲良くなったカウボーイの渋いおっさんが実は多数の農場のオーナーだったとかいうのがファンタジーじゃないかっていうとファンタジーなんだけど剣と魔法的なそれっすよそれ。魔法出てきたためしがないけど。変に現実的なんだよな。

ええと、次にロマンスとかディザイア。典型的なやつですな。そもそも俺「ハーレクインロマンス」っていう出版社かと思ってた。これな、ほぼ100パーセントSEXシーン有ります。途中まで純愛純愛してても絶対ヤります。というか主人公の女は官能小説みたいな身体の構造してます。好きな男と目を合わせたら身体の芯が熱くなってこまっちゃうし口で嫌とか言っててもキスされたら熱烈に返しちゃうし。いわゆる「強姦されたい願望(※ただし大好きな男に限る)」ってやつですな。まあただこのSEXシーン、野郎が読んでも抜けませんが。

最後イマージュ。一番ソフトですSEXシーンはありません。朝チュンです。ええ、朝チュンです。やっぱりヤってます描写がないだけで。キス朝チュン→いちゃいちゃ→改行2行→子供抱いてる、みたいなそういう。全般的に描写押さえ目な代わり些細なことでヒロイン不整脈とか狭心症起こします。心臓大丈夫か死ぬぞおまえみたいな。あとこのシリーズで初めて「カナダ人にも間接キスでドキドキっていう概念がある」というのを知りました。どうでも良いですかそうですか。

本題の秘書モノなんですけど

で、ロマンスとかディザイアに頻繁に出てくるモチーフに「秘書」があるんです。これが俺のおっさん心にど真ん中ストライクでした。

ストーリーはみんな同じ。

  • 大体ストーリー開始前から秘書ボスに惚れてる。でも真面目な子なので一度も顔に出したことはない。もしくはアピールしてもボスに気づかれない。

例「おはよう増田君」「(やーん今日も良い男♥)おはようございます社長(キリッ」

例「おいどうなっとるんだコンパニオンこねーぞお前ちょっとこの服着て展示説明やってろ」「はい社長!(えっ私こんな凄いの着るの…?)」

例「準備できました社長」「よしいけ今のうち代役手配しておくからな!頼んだ!(こいつこんな綺麗だったっけ…?)」

  • 両思いになってはいるとは露知らず、ボスは無理矢理仕事をこなす。秘書の方も仕事になってないケース有るが大抵日常のドキドキには慣れきっているので冷静の仮面は楽々維持。
  • 我慢できなくなったボスが押し倒す。秘書、口だけ抵抗。
  • 感極まって秘書がずっと惚れてたのがばれる。
  • 次の日出社するとすっかり元の秘書に戻っていてボス驚く。

例「(どうしようどんな顔すればよいかからない)おはようございます社長(キリッ」「お、おはよう増田君(おかしいな昨日はあんなに、夢でも見てたのかワシ)」

  • かと思うと急にやめるとか言い出していなくなる。

例「プリンタに君の履歴書が大量にあったんだが」「やめるんですさようなら社長!」「えっちょっとまてええ」「さようなら今までの私!(片思いばれちゃったし好きって言ってくれなかったし身体だけとかもう耐えられない)」

ちなみに秘書は可能な限りの全力で泣きながら地の果てまで逃げます。頑張れボス超頑張れ。金とか人脈とか秘書親族とか両手いっぱいの薔薇とか全社員の前で告白とか使う。

まとめ

そんなわけでハーレクインオフィスモノは委員長モノ好きとか一部のツンデレ好きに超おすすめ

謝辞

色々な恋愛世界における全てのボス秘書に。

参考文献

2008-12-29

http://anond.hatelabo.jp/20081229133418

元増田とは違うが、確か前後の文脈的には、

学生がふざけて「女性社会に進出してることについてどう思うか」っていう旨の質問をして、

犀川先生が「どうも思わない」って答えての補足説明だったと思う。

そこに女性差別的な意図はない。犀川先生は国枝先生女性です)の能力を高く評価してるしね。

その割りには国枝先生結婚に対しては思うところがあるみたいだけどw

国枝先生に言わせればまた別の答があったでしょう。

あと物語的には犀川先生を慕ってる西之園萌絵の進路の問題があって、

進路は自分で考えて決めて欲しいと思ってる犀川には、迂闊に「どっちがいい」的なことは言えなかったという話も。

2008-12-15

増田が選ぶ理想的な処女とそうでない処女

理想的な処女

1、西之園萌絵(S&Mシリーズ

・両親を失ったトラウマを抱える、犀川助教授にしか恋をしたことがない大学院生

非常にポイントが高いのは、完全に精神的なベクトル犀川のほうを向いていることと、

無菌室飼育のため、恋愛なんて経験してないところ。

まだ四季シリーズを読んでいないので断言は控える、が、真賀田四季出産経験しているけれど、

精神的には処女かもしれない。これはパラドクス的に処女とみなしても良いと思われる。

余談であるが、瀬戸千衣バージョン四季増田的には一番お気に入りのキャラクタである。


2、長門有希涼宮ハルヒの憂鬱

いきなりメジャーどころに行ってしまったが、生まれたってから三年しか経過していないことを見逃すわけにはいかない。

父性と性欲は両立するものなのか、その問いを問いかける存在である。

ハルヒは下手したらやっちゃってそうなのでパス


3、なでしこいぬかみっ!

ご主人様のことが好きで好きでしょうがない子。

同じく精神的なベクトルの向き方が好ましい。

また、それでいて独占しようとしない姿勢が好ましい。

ただ特別であろうとする姿勢のみで戦い抜いたところを評価したい。


理想的でない処女

1、ルイズフランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールゼロの使い魔

お前、最初のほうのあれはなんだったんだ。

浮気もはなはだしい。もう魔乳無乳しかゼロの使い魔処女は残ってないわボケ


2、逢坂大河(とらドラ!

主人公親友が好きっていう設定はいらないよね。

どう考えてもいらないよね。


3、ナギかんなぎ

昔の男が忘れさせてやればいいんじゃねーとか言ってくるって。

それはもはや寝取られです。


こんなに理想的な処女がいるんだから、世の中に絶望する必要なんてないんだ!

 
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