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2023-01-04

2021年に読んだ本

1月12冊)

前半では美術知的にとらえようとした。後半は生物学テーマ

2月10冊)

脳科学生物学が中心。小説ゼロ

3月12冊)

SFと平安文学

4月12冊)

平安文学マイブームが続き、続いて神林長平ヴォネガットを読み始める。

5月17冊)

英国貴族執事メイドテーマ。なぜか田中啓文も読みだす。疲れたので脱力系を。

6月10冊)

空想法律読本シリーズ経済学、それと奇妙な味短編集。

7月(16冊)

シオドア・スタージョン一角獣・多角獣」

奇妙な味シリーズがしばらく続く。たまに古いSFが読みたくなる。

8月(7冊)

ブラウン神父シリーズは途中で飽きる。「聊斎志異」を読みだす。

冊数が少ないのは、中島敦全集がぶ厚いからだ。ページ数では一冊で実質三冊ほど読んでいる勘定だ。

9月(9冊)

ひたすら中国古典を読む。物語としては読みやすいが、脚注について調べていると意外と時間がとられる。

中島敦全集手紙手帳メモ書きまで収録。

10月(10冊)

アーネスト・サトウを除いて中国文学が続く。明治維新が一日単位で記録されていると見落としていた事実が多いとわかるし、刻一刻と情勢が変わっていったのも感じられる。。

11月12冊)

歴史に関心が移る。アイヌ民族について知りたくなる。

12月(13冊)

アイヌ民族から琉球視点を移す。

漫画(19冊)

やっと森薫を読み始める。ハルタコミックス(旧fellows!)ばっかり。

美術展など

コロナで回数は少なめ。

映画

プーと大人になった僕

パディントン

「イェスタディ

JUNK HEAD」★★

「シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版」★★★

雑感

生物学脳科学歴史SF海外文学が多い傾向は昨年から変わっていない。

一方で、日本古典文学にも少し手を出した。

また、「聊斎志異」「西遊記」「三国志演義」と長めの中国古典に取り組めたのは良かった。

2022年に読んだ本

今更だけど2020年に読んだ本

2022-05-01

今日から米食うなという法律」←寧ろ作って欲しい

かつてアイヌとして初めて国会議員として当選社会党公認)した萱野茂さんが参議院環境特別委員会平成6年11月9日

「そういう法律をつくって押しつけられたと同じ意味があるわけであります

お前たち、きょうから米食うな、米食ったら逮捕するぞ、そういう法律をつくって押しつけられた

そういう法律をつくって押しつけられたと同じ意味があるわけであります。」

……って言ったらしいけれど、本当にそういう法律が出来るなら寧ろ良い事だと思う

実際日本人糖尿病の原因は主に白米らしいし玄米も白米程じゃないけれど本当は良くないらしくって言うのは常識になっていて

健康の事を考えたら米は食べちゃいけない事になっている

はっきり言って今の日本人にとっては「主食」としての米に何ら価値なんて見出してないしそれどころか悪者扱いだから

米を食うなという法律が出来たら大喜びで従うでしょ

ていうか作って欲しい、今すぐにでも。

食べちゃいけないものであっても外食市販のお弁当メニューの多くには米が使われているので

よっぽど苦労して避けない限りつい食べてしまう事になってしまう。

米を禁止する法律が出来たら嬉しいよ。そういう意味では寧ろアイヌ人達が羨ましい(鮭は糖質が低いようだから禁止しなくてもいいけどさ)

米にしろうどんしろ甘いお菓子しろ糖尿病の原因だと言われながら普通に売っている事自体おかしいんだよ

タバコのように、いやそれ以上に禁止すべき。

2015-02-28

アイヌも、ついでにオタク民族

香山リカ小林よしのりの対談の話題を見てからどうにも我慢がならなかったのでここに書きたい。

小林よしのりアイヌは既に血が薄くなっていて民族と言えないというようなことを言っていたらしい。

しかし、彼はチベット問題中国批判している。

中国チベット侵攻からしばらくの間はともかく、現在はその土地漢民族移住させ経済的に支配する事で困窮するチベット族女性漢民族男性結婚するという類いの同化政策が主だと思う。

これはかつて日本北海道アイヌ民族にした事と同じだ。

中国があと100年、世界の声を無視して、今のアイヌと同じ程度に混血が進めば、小林よしのりと同じ事を言えば許されることになる。

小林よしのりは確か九州出身から現実感というか関心が今まで無かったためにこんな矛盾した事を言うのだと思う。

かつて日本人アイヌ民族的特徴研究する為に勝手に墓を掘り返したり、祭や儀式宗教的意味合いのあることは日本文化でも同じはずだが、観光目的毎日その儀式をさせ、その意味を失わせるようなことをしてきた事。

それに怒りを覚えて活動し、議員になってアイヌ新法が制定される原動力となった萱野茂存在を知っている北海道民としては、小林氏の発言とんちんかん無責任しか感じない。

アイヌの人たちは昔ほどではないにしろ、今も差別を受けていて、中にはそれがきっかけでアイヌアイデンティティ意識活動している人もいる。

彼らはそもそも差別の原因が民族の違いに基づくものから差別がある事そのものアイヌ民族として確かに存在している事を示している、ということを皆も素直に受け入れられるのではないか?

ただ、差別が受ける側の人間は、差別する側にとって自分達とは違うグループ人間だという考えがあるとすれば、差別されるグループある意味民族の要素を持っているのではないかとも思う。

例えばオタク

アニメゲーム好きという考え、志向思考

脱オタ必要とされる服装は民族衣装と同じでやっぱりそれを理由差別される。

差別される要因となる考えに基づく文学芸術作品がある、つまり文化

宗教的儀式にも似たイベント

専門的にはどうかわからないが、少なくともより大きな枠、或いは別の視点民族部落(東北あたりから北だけかも知れないが集落意味でこの言葉を使う。差別的意味ではないが、結局、差別の原因となる多数派とは異なるグループと言う意味では同じだと思うのであえて使ってみた)をとらえなおしては?と言う問題提起としては悪くないし、議論余地はあると思う。

オタク民族ならアイヌは間違いなく民族だよね、という考えが広まるなら更に良いと思う。

はてなー意見を聞きたい。

2008-03-31

ちょいと借りますよ

idの方、プライベートモードで使用中なんだが、私信出さないといけなくなったんで、ちょいと借りますよっと。

関係ない人読んでもつまらんよw

お返事

http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20080330/p1

>「チベットへのコミットのみを支持し、それ以外のコミットを批判する(支持しないのではない、積極的に攻撃する)ような態度を正当化する一貫性

なんというわら人形。一番本質的な所が全く述べられてないんだが。その記述に倣うならこう。

チベットへのコミットのみを支持し、それ以外のコミット『をチベットに関連付けする事で、本来チベットへ向かうべきであった問題の焦点をずらし、エネルギーを分散させてしまう事』を批判する(支持しないのではない、積極的に攻撃する)ような態度を正当化する一貫性

ブコメだから適当読解で、言ってもいないことを勝手に読み取るマンはカンベンな。

要するに、自分の信奉する政治ポジション囚人になった馬鹿どものウチゲバで、チベットを仮想敵イデオロギー陣営の攻撃の道具として使うせいで、普通チベットに懸念を持つだけの人の気持ちの発露を邪魔すんなよということ。まぁ普通ならそれで分かるんだが、一貫性を具体的に示せといってるんで、もうちょい詳しく説明しておくかね。

世界各国の民主化されたメディアに接する事の出来る所に住む普通の民衆が、パレスチナや昨年のミャンマーや今回のチベットといった場所で人民が生命の危機に晒されている不正義に反応して緊急的な対応を求める意思をネットを通じて表明したりデモを行ったりする訳だ。

そのような注視の蓄積は、国際的な圧力として該当国・関係国に自制を、対応の緩慢な自国の政府に対応を促す事に繋がると信じる。市井の人感覚とはそういうものだ。

ところが、そういった時にどうもいろんなイデオロギー的な主張の臭いを放たずにはいられない連中が、その表明行動に関与する事を目論む訳だ。

例えば、サヨ系平和団体が憎くて仕方ない連中がいるようで、こぴぺ発祥と思われるものからチベット事件のまとめガイドラインのようなヘイトサイトまで立ち上げて、ここぞとばかりにサヨ系平和団体と呼ばれる団体の欺瞞を喧伝する事に血道をあげている訳だ。または、チベット虐殺抗議デモin大阪(撮影日08/03/23)このようにデモにかこつけて竹島のためにチベットをダシに使う屑とか、他にも色々ウンザリさせられるものがあるだろう。

その逆に、「チベット問題との温度差をすげえ感じた」このエントリはどうだ。

チベットを枕にしたことで、生命に関わる緊急性も自由度も違う、直接関連する属性といえば少数民族に対する弾圧という話を「もしチベットについて語るのであればアイヌについても同じレベルで語れ!」とばかりに賭け金を引き上げ、市井の人チベットへの素朴な感情の表明に対して冷水を浴びせているのに他ならない。

そんな事は無いって?いや、そうなんだよ。善良な市民と自分で名乗るほど恥知らずではない善良な市民はだれもチベットに声を上げる時にイデオロギー問題まで関わりあいたくないんだ。君が、『なぜなら、最初から「チベット「も」」問題であることを認めているからだ。』と主張し、『主観的には、一貫したものを作ろうと考えている、行動しているつもりではある』のであれば尚更、チベットコミットする際には、今は緊急性と結束したシンプルメッセージが要求されている事だと判断をして、アイヌに関する問題については、絡めない細心の努力をしなければならないんだよ。

わしがチベットについてはてぶで一貫していっているのはそれだけの事だよ。だから、わしの中でとりたてて「中国が嫌い」なんていう要素を見出す事ができないんだ、期待に添えなくてすまんね。

アイヌについて

まぁそうは言っても、アイヌについて言及すべきではないという主張については不満は残るだろうし、そういえば

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20080326%23p2

この辺でカリカリきてる人も居るようだし、「抑圧者側」とか選べない属人論法という煽りもあるので、件のアイヌデモについて思うところも語っておくか。

まずは件のデモの、配布されたパンフレットにあったという主張をみてみる。

アイヌウタリ連絡会が街頭アピール

> 差別は貧困を拡大し、貧困はさらにいっそうの差別を生み、生活環境、子弟の進学状況などでも格差をひろげているのが現状です。

この主張は要するに、現代文明日本人として普通の水準の生活を送らせろという主張なのだから、アイヌである事を主張するのは矛盾してるんじゃね?

このグループの主張を見るに、アイヌゆえにというのがあるが、それこそアファーマティブアクションの負の側面がここまで明らかになっている今なお、部落差別利権構造と同じ泥沼へ、自ら色をつけて堕ちていくようにしか思えない訳で。痛いニュースに取り上げられた反応は、チベットとは関係なくて、そういう手口をやる人間特有のあさましい部分を見透かしての反応なのではないかな。童話青い鳥の食事に飛びついてしまった事を認められない自分の内面までは、社会には救えないんだよ。

それに対して、わしの言ってるのは、イオル(狩場)ごと返還して生活が成り立つように、アイヌアイデンティティに対して本当に誇りを持っている者こそ望む物を渡すべきだと主張してるのだが。

そもそも、大部分のアイヌ二風谷ダムの立ち退きには生活向上を引き換えに同意した訳で、その中で強制収用と戦い抜いたのは、二軒だけだったというのは前提でよいよね?そうやって誇りを守った萱野茂も亡くなった状況で、本当に返還して、覚悟なしに単なる山地でどう過ごすのかと。本物のアイヌの生活はサスティナブルな生活様態の先達として敬意を払うべき対象であるが、その厳しさも想像できるからこそ、実践する覚悟は問われても仕方ないんでは?覚悟が無いなら、文化は博物館の中に入れて、日本人人権の範囲で生活向上を求めるしかないじゃない。

二風谷

地図を見てたら、この地域なんか典型的な間延びした生活前線であるな。持続可能な生活様態への変革が至上命題だと常々主張しているわし的にも、是非ともこの近辺の非アイヌ住民には、平取ダム作れとかゴネる下流住民ごとまとめて、集約されたコンパクトシティへと移住して頂いて、北海道経済を疲弊させているインフラコスト無駄を省ければ効率もよくて一石二鳥でもあり、実現していただきたいな。

 
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