はてなキーワード: デイサービスとは
就活に失敗しニートになったタイミングで、祖父の認知症が進行し介護が必要になってしまった。
施設は拒否、デイサービスも拒否、病院も拒否、訪問ヘルパーも拒否という苦難の介護。
まあこれは祖父のひん曲がった最悪の人格のせいであって、認知症のせいではない。
俺はもう死にたいから病院はいやだ、他人は嫌いだから介護サービスはいやだ、オムツや手すりの設置は馬鹿にされてるみたいでいやだ。
でもこちらとしてはほったらかしてすぐにぽっくりいくわけではないまだ体力のある年寄りを放置しておくわけにもいかない。
疲れた。
四六時中会話がなりたたない人間とひたすら意思疎通しようと試みるのも、少しでも意に反することをしてキレられるのも、介護サービスに頼れないことを親戚や行政に祖父ではなく私のせいにされるのも、終わりがないことも、早く死んでほしいと思ってしまう自分にも、全部に疲れた。
キレて手がつけられないところを、介護していない人間は見たことがない。案外元気じゃない、聞き分けもいいし、なんてことになる。だから拒否されても宥めすかして説得さえすればいけるはず、なんて言えるんだ。
対して、毎日接するこちらはいくら機嫌が悪くなられても本人が嫌な爪切りも、入浴も、着替えも、こなさなきゃならない。それで嫌われて嫌味言われて、そんなに嫌われてるなんてあなたどんな風に介護してるの?なんて。
騙して施設に入れようにも、意思がはっきりしてて暴れたり、施設の食事やおむつを拒否するような奴はむしろ施設から入居拒否されるんだって。
仕事してる同年代の子たちは、仕事がつらい大変だと言いながらお給料をもらい、大したことがなくても就労キャリアを積んでいる。それなのに、私の努力の向かう先は、死だ。
得られるものは、本人の望まないはずの延命だけ。早く死にたいという気持ちと今日この日を快適に過ごしたいという気持ちは同居するから、そのためだけに私は尽くしている。
もう疲れた。どうしようかな。
俺今携帯に格安SIMの6GBプラン+10分まで誰でもかけ放題プラン使ってて、
10分の範囲で実家のおばあちゃん(他の家族は仕事で留守になりがち)に
結構しょっちゅう「体は大丈夫?」「気をつけるようにね」とか言ったりデイサービス行ったときの出来事とか聞いたりとか電話してあげてるんだけど、
よくよく考えたら俺が音声通話使うことって携帯持ってないおばあちゃんとの通話だけなんだよな。
ってことは俺はここ数年以上おばあちゃんのためだけに10分かけ放題のオプション代に月1000円くらい費やしてるわけだ。総額だと何万かにはなるぞ。
「これはお母さん経費精算システム(家族共有ネトフリ垢で運用されている)で遡及的に請求できるべきではないか?」
「それにコロナがなかったらきっとおばあちゃんは実家に帰ってきた俺に月1000円以上のお小遣いをくれたであろう。その額が消滅してるのは不公平ではないか?」
とね。そしたら
とか言われたのだが、これは俺が悪いと思うか?
道が狭い、高層の集合住宅がない、といった京都ならではの事情はある。
あるにせよ、あまりに非効率な収集で、市のコストがかかりすぎてるように思う。
市指定のゴミ袋(10L)を10円で買うと、そこには「この袋のゴミの処理に54円かかってます」と書かれている。
ぜひこの54円というのを他市と比較したいところだけど、おそらく全国トップクラスではないかと思う。
処理にかかるコストを袋に書くことで、ゴミを減らせ、資源ごみとの分別を進めろ、というメッセージだと思うが、
収集作業のやり方を見直すことで、コストを下げれるのではないかと思わずにいられない。
非効率というのは二つあって、一つは収集車にもれなく3人乗っていること。
一人は運転専門で、車から降りない。あとの二人がゴミを集めていく。
収集ポイントが近い場合、この二人はひたすら走って、ゴミを車の後部に放り込んでいく。
ごみ収集というのは、実際の収集にあたっている時間はわずかで、ほとんどは移動だ。
若い職員が多い。この仕事がなくなったら、この経験をなにか他に活かせるだろうか。
女性は、昔一人だけ見た気がするが、おそらく全職員の1%にも満たないと思う。
非効率の二つ目は、収集ポイントに集められるゴミが少なく、各家が玄関先に出すこと。
これは住民側の問題だけど、これを何とかしないと先に進まない。
十数メートル感覚に並んだ黄色い袋を、二人の職員が走りながらピックアップしていく。
市民は、自分がやりたくない仕事をやってくれる人に感謝する。「ご苦労さま」と。
こんなシステムがおそらく何十年も続いている。
(追記)
他所でも3人収集があるのですね。自分が育った町や住んだ町(いずれも西日本)では見なかったものですから。
何十年前に2人でやっていた作業が、今の時代に3人でやっているのを見て、疑問を持ちました。
こればっかりは、異なる条件下で3人のほうが効率的な場合があるということでしょうか。
私が京都市を見てて思うのは、町に点在する空き家を活用できないかということです。
ゴミの集積場、宅配、ネットスーパー、生協の配達拠点、デイサービスや様々な送迎のお迎え場所など、
以下、障害者デイサービス施設で働く人間の愚痴です。通常の支援業務にはほぼ不満がなく、ましてや植松思想の持ち主でもありません。
おことわり。この投稿は主に仕事で部下を持っている方の気分を害する可能性があります。ご了承のうえ読んでもらえたらと思います。
以下、内容。
発端は、ワクチン二回目接種日の日程を市役所がずらしてくれなかったことです。なのでその日は役員含め社員の2/3以上が打ちます。じゃあどうするのか、と蓋を開けてみると、なんと利用者さんを午前中だけ全員受け入れるとのこと(午後まで受け入れる人もわずかにいる)。副反応が重い人は負担の重い支援メニュー(散歩など)から外す。さらに重い人は仕事を休ませればいい。それでやろうとしていると。
受け入れは午前中だけでも、利用者はほぼ全員来るわけです。送迎は普段スタッフが総出で行っている施設なのですが、39度の熱と倦怠感の中運転させるつもりなんでしょうか...。
うちは30代前半くらいまでの若い人が多いです。副反応をナメてるんじゃないかと心配になります。
今までのコロナ対応も疑問が多いものでした。コロナは圧倒的に飛沫感染が多いのに寒いからと一切換気せず、施設内の消毒ばかりさせられました。接触感染は全感染のごくわずかしかいないという調査があります。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20210411-00232089
完璧な換気なんて出来ないですが、光熱費予算を少しでも増額したような形跡は見当たらず、換気についても何も言ってきませんでした。
対策の生命線・飛沫対策を怠っておきながら、上司が首から空間除菌だか何だかを下げているのを見つけたときは、だいぶ気が滅入りました。
その日の前後から、僕たちも毎週一回「除菌効果が一週間続くスプレー」を社用車内に撒けと言われやっています。「空間に撒くような感じでいいから」だそうです...。
こういうのを見てきたので、僕は上の人たちのコロナに対する危機管理能力を信用できません。
今回の二回目接種では何かやらかすんじゃないかとビクビクしています。
以下、今後起こりうることです。
・38.0以上の高熱が出た人には仕事を休ませる←筋が通った対応。
・38.0以上が出た人もとりあえず出勤させ、体調に応じて出来る仕事をさせる←高熱の中出勤させるという危険を職員に強いる行為であり、良くない。
・高熱の人も出勤させた上送迎をさせる←危険なことを全部させる行為であり、到底許されない。
「我々は職業の特権で一足先にワクチンを打たせてもらっている。だから我々の都合で利用者さんへのサービスに穴は空けられない。」という考え方なのかもしれませんがね。それはいい。
しかし、上の人たちの対応がコロナ相手には何故か頭が水素水みたいな感じになってしまっているので、どうなることやら。
最後に。
追って報告するかしないかはわかりません。
うちは、普段の支援は他業者に比べて相当上手くやってると思います。残業は基本的になく、給与も他よりも良い上仕事の評判もいい。
だからこそ今回の件は残念でした。
ここまで書いておいてアレですが、20代の僕は諸事情あって一斉接種はせず、後日個別で打つのでその日にワクチンダウンはしません。
同僚の若い女性スタッフに「マジで無理はしないでくださいね?」と言うと「打った人みんな休んだら職場回らないと思うから来ますよ!」と笑いながら返されました。
胸がモヤモヤして苦しくなりました。
神経質な僕の過剰な心配で済んでほしいと思いますが、誰かがこうやって書き残しておく必要があると思い、ここまで書きました。
昼に投稿しましたが、どうも悔しさが晴れないのでもう一度この時間に投稿して供養とします。
ある程度フェイクを入れて書きました。
以下、障害者デイサービス施設で働く人間の愚痴です。通常の支援業務にはほぼ不満がなく、ましてや植松思想の持ち主でもありません。
おことわり。この投稿は主に仕事で部下を持っている方の気分を害する可能性があります。ご了承のうえ読んでもらえたらと思います。
以下、内容。
発端は、ワクチン二回目接種日の日程を市役所がずらしてくれなかったことです。なのでその日は役員含め社員の2/3以上が打ちます。じゃあどうするのか、と蓋を開けてみると、なんと利用者さんを午前中だけ全員受け入れるとのこと(午後まで受け入れる人もわずかにいる)。副反応が重い人は負担の重い支援メニュー(散歩など)から外す。あまりにも重い人は仕事自体を休んでもらう。それでやろうとしていると。
受け入れは午前中だけでも、利用者はほぼ全員来るわけです。送迎は普段スタッフが総出で行っている施設なのですが、39度の熱と倦怠感の中運転させるつもりなんでしょうか...。接種した人の大半が休んだら仕事が回るかかなり怪しいため、大半には来てもらう前提で計画しているようにみられます。
うちは30代前半くらいまでの若い人が多いです。副反応をナメてるんじゃないかと心配になります。
今までのコロナ対応も疑問が多いものでした。コロナは圧倒的に飛沫感染が多いのに寒いからと一切換気せず、施設内の消毒ばかりさせられました。接触感染は相当少ないという調査があります。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20210411-00232089
完璧な換気なんて出来ないですが、光熱費予算を少しでも増額したような形跡は見当たらず、換気についても何も言ってきませんでした。
対策の生命線・飛沫対策を怠っておきながら、上司が首から空間除菌だか何だかを下げているのを見つけたときは、だいぶ気が滅入りました。
その日の前後から、僕たちも毎週一回「除菌効果が一週間続くスプレー」を社用車内に撒けと言われやっています。「空間に撒くような感じでいいから」だそうです...。
こういうのを見てきたので、僕は上の人たちのコロナに対する危機管理能力を信用できません。
今回の二回目接種では何かやらかすんじゃないかとビクビクしています。
以下、今後起こりうることです。
・38.0以上の高熱が出た人には仕事を休ませる←筋が通った対応。
・38.0以上が出た人もとりあえず出勤させ、体調に応じて出来る仕事をさせる←高熱の中出勤させるという危険を職員に強いる行為であり、良くない。
・高熱の人も出勤させた上送迎をさせる←危険なことを全部させる行為であり、到底許されない。
「我々は職業の特権で一足先にワクチンを打たせてもらっている。だから我々の都合で利用者さんへのサービスに穴は空けられない。」という考え方なのかもしれませんがね。それはいい。
しかし、上の人たちの対応がコロナ相手には何故か水素水みたいな感じになってしまっているので、どうなることやら。
最後に。
追って報告するかしないかはわかりません。
うちは、普段の支援は他業者に比べて相当上手くやってると思います。残業は基本的になく、給与も他よりも良い上仕事の評判もいい。
だからこそ今回の件は残念でした。
ここまで書いておいてアレですが、20代の僕は諸事情あって一斉接種はせず、後日個別で打つのでその日にワクチンダウンはしません。
同僚の若い女性スタッフに「マジで無理はしないでくださいね?」と言うと「打った人みんな休んだら職場回らないと思うから来ますよ!」と笑いながら返されました。
胸がモヤモヤして苦しくなりました。
大学生の頃、教職課程の介護実習でデイサービスセンターに5日間お世話になったことがある。そのとき90歳も越えようかというあるおばあちゃんと色々とお話したことが今でも印象に残ってる。そのおばあちゃんは僕の顔を見ると毎日口癖のように「今あなたが生きてるのは親のおかげなんやから親に感謝しなあかんで」と言っていた。僕自身恵まれた家庭環境で育ったわけではないし、何より哲学という捻くれた学問を多少なりともかじっていたこともあって、彼女の言葉を素直に受け取ることができなかった。「いやいや、『存在』の原因の話をするなら第一原因にまで遡るべきだし、神ならまだしも何で親で遡及を止める必要があるんだ」とか思っていた。哲学を少しでもかじったことのある人間は基本的に、肯定するにせよ否定するにせよ、いま・ここという仮象の世界と、そうではない真実の世界という二元論を前提として持っている。そして得てして二元論を持つ自分は一元論に留まる大衆よりも正しい仕方で豊かに世界を認識していると思いこんでしまう。もちろん自分もその例外ではなかった。おばあちゃんの説教はとても素朴な一元論の立場からの言葉にしか聞こえなかったし、そこに道徳的、政治的なある種の危うさすら感じた。そして実際そういう側面はあったのだろうと思う。けれどもおばあちゃんを不快に感じたことは一度もなかった。一人で起き上がることすら出来ないほとんど骨と皮だけになったしわしわのおばあちゃんを見ていると、その言葉が実際のところ何に規定されているのであれ、少なくとも一世紀近く生きてきた中で彼女自身が確信してきた信念から出てきた言葉なのだということを感じた。だからと言ってその人生哲学だか生活哲学を無批判的に受容すべき理由にはならないのだが、そうなのだが、あのおばあちゃんをイドラに囚われた啓蒙すべき人間としか見なさないような哲学に豊かさはあるのかと強く思う。
転職した。
給料が倍になった。
お金をきちんと管理して一年かけて作っていた「貯金」の金額を、3ヶ月働いただけで「なんかよく分からんがあるお金」が超えていった。
性格クソ最低な同期が部長に媚び売りまくって「部長がおれを最速(40歳)で課長にしてくれるってさ」と勝ち誇ったように言ってた年収だ。
毎年、月給7000円ずつ上がるとかじゃないの?
穏やかな人が多い。
業務、最高。
無駄がない。上司のフリしたい奴らの指摘事項もない「分かってないな〜この資料」という嘲りもない。
でも無力感を感じる。
何となく死にてえと思う時がある。
俺はここに相応しくないんじゃないか。
前職を聞かれる。当然知られてないから社名は言わない。地方でこういう事業してる会社でした。
憧れてた先輩が勤めてるところだ。
期待もされている。
でも、なんだろうプロップスっていうのか?
大学同期が大企業に就職して温泉旅行行ってる時、俺は休学してばあちゃんの介護をしていた。ばあちゃんの股を洗っていた。デイサービスではちゃんと洗ってくれないから垢がたまる。
じいちゃんが脳梗塞で倒れた病室で、おれは資格試験のテキストを開いていた。もう受からないことは分かっていた。祖父の家の整理と撤去、伯母の家の片付けが俺を待っていた。
それでいいと思ってた。
でも、海外駐在もねえ。デカい仕事をしたこともねえ。人に言えるようなことをやってきてねえ。
これからそういう自分をもっと恥に、みじめに思うようになりそうで嫌だ。
これ書いた人です。4回目。
発生後の対応が知りたいというコメントがあったので、追記にはその時点で知り得る話は書いた。
最後に伺ったのは、感染者が判明した後のPCR検査で入所者にも感染が判明した情報だ。
職員の感染が判明する数日前に発熱の症状があったので、念のため個室に移動していたらしい。
今は陽性者を別の階に集めて隔離しているようだけど、職員も感染者が増えているし、施設側の苦労が忍ばれる。
施設のある地方都市は、ものすごい勢いで感染者が増えていて、正直大阪は対岸の火事ではない。
話を聞いて気になったのは、陽性者の多くが無症状患者だったというところだ。
職員からコロナが出た時、入所者の中にも発熱している人がいた。
けれど「コロナに感染しているかも」と思った人がことごとく陰性で、一見問題なさそうな入居者から多くの陽性が出た。
今のところ重症化した人はいないようだけど、年寄りなので先々はわからない。
一人目は職員から発見されたけど、デイサービスもやっている施設なので、誰が持ち込んだのかはわからず終いだと思う。
老人たちは集団生活をしているから、クラスター化してもおかしくないし。
まずは、昨年3月から1年以上感染者を出さなかった努力を労いたいと思う。
自分は首都圏にいるので、父親が亡くなった場合はどう対応しようかと思ってる。
入院・手術することになって、年末年始にPCR検査を受けた時は陰性だった。でも、検査してから時間も経っているし、無症状なだけで保菌している可能性はある。
でも、世情が落ち着くまで施設に遺骨を預かってくれとは言えないよなあ…w
最初に書いた日記に「介護士のミスで家族が怪我をしたけど、謝罪もないし賠償もされなかった」みたいなコメントがあったと思う。
残念ながら、そういう人も存在するよね。
自分が出会った介護関係施設の職員さんは、きちんと仕事をしているプロだった。
でも、たった一人だけ酷い相談員がいて、かなり不愉快な気持ちになった(詳しくは「こんなに長い日記書いたのはじめてだ。 追記が途中で切れちゃうので別にし..」に書いた)。
今日、たまたまそういう相手に久しぶりに遭遇して、「仕事としてお金もらっているのに、ごく普通の確認もできず逆ギレか」って思ったばかりだ。
世の中は広いだけに、「普通」のことができない人もいる。
でも一部の人間のせいで、全体が悪く思われるのは違うかなって思ってる。
[B! 医療] 神戸市 施設で25人感染死職員が証言 “見殺しではないか”|NHK 関西のニュース
この記事とぶら下がってるコメントを読んで、ちょっと書きたくなった。
この施設ではないが、自分の親も介護施設にお世話になっている。
先日、地方都市にある入所施設から「職員にコロナ感染が確認された」と連絡があった。
今のところ入所者への感染は確認されていないが、今後のこともあって発覚直後に連絡をくれたようだった。
「遺族からは人殺しのように恨まれると思うとやりきれない 」ってコメントが書いてあったけど、まず、最初に述べたいのは、介護や医療関係者への感謝とお見舞いだ。
私のところは職員の感染までなので、自分の親が感染したり、亡くなっているわけではない。
だが、介護を担う親族としては、介護施設がなければ、自分は今まで通りの生活を送ることはできなかった。下手をすれば共倒れである。
そうならなかったのは、大きな負担となる介護部分を担ってくれたおかげだ。
それでも、人が行き来をし、濃厚接触になりやすい特性がある以上、発生は避けられなかったと思われる。
親族の立場だったとしても、すべてを施設のせいにするのは酷すぎる。
今のところ施設が矢面に立たされているが、本来は、政府や政治家が重く受け止めねばならない事案だ。
責められるべきは、感染が発生しクラスターを起こしてしまった施設や職員ではなく、無為無策な政府や政治家なのだ。
そもそも、政府や政治家は何をやってるんだろうという怒りを感じている。
介護を含め、医療を支える関係者の責任感と献身にいつまでタダ乗りするつもりなのか?
グダグダ政争をするのは勝手だが、国を救うために悪者にもなりきれない人間は「政治家」ではなく、くだらん「政治屋」だ。
しかし、救われるべき人たちが救われるなら納税した価値はある。
今現在、救われるべき人は救われず、自称「政治家」は有権者に味方ズラするだけでなにもしない。
国を救うことができる有効な手段と思えるならば、一時的に悪者になってもよいと考える政治家は日本に存在しないのか?
しょうもない相手に税金が垂れ流されているかと思うと本当に腹が立つ。
自分には、後期高齢者になった父親がいる。数年前に脳梗塞を発症した。
本人がどう思っているか知らないが、私と父親の関係性はよくない。
だが、兄弟親族もなく、どうにかできる人間は自分だけなので、最低限の対応をしている感じだ。
父は脳梗塞から驚異的な回復をしたものの、アタマのネジは数本抜け落ち、契約等重要事項に対する判断ができなくなった。
訪問ヘルパーを利用しても、住まいの周囲にサポートする親族もいないので、元の生活に戻すのは自殺行為だ。
その後、幸運にも特別養護老人ホームへの入所ができたので、施設の職員に助けられながら現在に至る。
父親が入所している特別養護老人ホームは、障害者支援施設、ケアハウスやデイサービスなど複数の福祉事業を行っており、階数によってエリアが分かれている。
昨年の3月以降、デイサービスは中止、対面はシャットアウト、外部との接点を絶たない工夫がされた催し物は内部の人間だけで少人数で行うなど、出来る限り接触の機会を減らしていた。
そして、先日知ったのだが、職員のPCR検査が毎月実施されていた。今回の感染も定期検査で発覚したものと思われる。
唯一、残念と思ったのが、ワクチン接種が間に合わなかったことである。3月に入った頃、ワクチン接種の確認書類が届き、承諾していたからだ。
施設からは、いつから開始になるか分からないので、先に承諾書を欲しいと言われていた。
もし、4月中に施設全体が接種を受けられていたら、コロナの発生を防げたかもしれない。
今後、自分の親が感染者の列に並び、最悪死ぬことになったとしても施設を責める気にはなれない。
自分の生活を守ってくれ、入所した父親にできる限りのことをしてくれた施設や職員に感謝する気持ちの方が強いからだ。
親が介護状態になるまで、老人ホームの種類を知らなかった。世間の多くの人もそうだと思う。
ニュースになっていた「介護老人保健施設(老健)」というところは、いわゆる「終の住処」ではない。
通常の生活に戻るためのリハビリ施設で、3ヶ月に1度行われる会議で継続か退所が決まるのだが、基本的には3ヶ月が上限だ。
ある施設に見学に行った際に伺った話では、継続するにしても最大2年が限度とのことだった。
そのため、入所者の入れ替わりが比較的多い。
規模が大きいし、「認知専門棟」もある。
また、単体施設では運営が難しいので、複数の介護施設があったり、病院が母体になってるのもよく見かける特徴だ。
コロナが収まる様子を見せない現状では、いかに施設が万全の対応をしていたとしても、入・退所者の動きは止められず、感染者を出してしまうのは必然だったとも言える。
この施設は医師や看護師が複数人常勤しているようだが、そもそも病院ではないので対応は難しい。
コロナの対応は病院でさえも難しいのだから、介護施設に対応しろと言うのがそもそもの間違い。
施設の男性職員が実態を知ってほしいと訴えるのも当然だろう。医療が崩壊し、無理をさせられた上でのクラスターなのだから。
そんな状況でも施設や職員の責であると言うなら、医療体制を整えられる可能性のあった時期を無策のまま押し通した政府に責任を問い質さなければならない。
こんな時期に開催したら、日本から海外にコロナを蔓延させることになる。
後世の歴史本に「あの時、日本がばら撒きました」って書かれたい人、どのくらいいるんですかね?
我が国の首相は、そこに名前を連ねたいのかな?悪評でもいいから歴史に残りたいっていうなら、まあお好きにどうぞだけど、我々を道連れにするのはやめて欲しい。
自分はものすごく運が良かったが、介護を担う多くの家族が救われていない現状がある。
仕事内容に比べて給与水準が低いのが一番大きい問題だと思うが、在宅介護を促進しようとする政府には疑問を持っている。
我が家は両親が離婚しているため、最終的に私一人で、二人をそれぞれ看取らなければならない。
一人で老人二人ですよ?
看取ったら今度は自分の番だけど、独身子なし、両親のおかげで親族とは没交渉な自分の後始末はどうすりゃいいのさ?と考えている。
今のところ思いつかないので、自分を始末できるお金を貯めて、相応の互助会に入ろうと計画してるけど、現時点でも積みな家族は多いわけで、正直在宅介護は「金・人・運」がある人じゃないと無理だと思ってる。
さっきの項で「老健(介護老人保健施設)」は「3ヶ月に1度行われる会議で継続か退所が決まる」と説明したが、これは建前だ。
本来の「老健(介護老人保健施設)」は、通常の生活に戻るためのリハビリ施設と位置付けられている。
当然リハビリの効果で症状が改善されれば、それぞれの家に戻っていく。
だが、実際はそうでもない。
父が退院直後に入所した「老健」には、半年、年単位で入所しているらしき方が同室にいた。
間違いなく「訳あり」の入所者なのだ。
「終の住処」たり得る「特養(特別養護老人ホーム)」への入所を希望する人は多いが、入所は非常に難しい。
居室の種類は個室(従来・ユニット)と多床室に分けられるが、比較的費用を抑えることのできる「多床室」の入所ハードルが異常に高い。
父がいる地方都市の場合、多床室は10〜12万円、個室なら14万円以上の月額費用がかかる。
利用料は年金の有無でも変わってくるので、あくまでも父親の場合だが、2〜4万円以上差が出る。
この「多床室」というのは、古い制度下で設置された特養や老健にはあるものの、近年新設された施設にはほとんど存在しない。
プライバシーを優先するため、居室タイプは「個室」が推奨されているからだ。
つまり「多床室」は増えていない。むしろ、このままだと今後減っていく運命にある。
そのため「特養が増えたから入所しやすくなった」というのは、やや正確性に欠ける。
なにせ「個室」は高い。
他の人と比べて年金をもらっている父親でさえ、それだけでは賄えず幾らかの持ち出しが必要になる。
中にはギリギリ賄えそうな施設もあったが、日用品の購入や今後の入院などに備えるためには、施設に年金の全額をブチ込むわけにはいかない。
介護において、絶対にやってはいけないのは「仕事を辞める」「自分のお金を持ち出す」ことである。
そのため、やや古い施設であったとしても「多床室」のある施設に申し込みが殺到するのも当然だろう。
私は「多床室」のある10施設以上に申し込みをしたが、介護度5で優先度が高めな父であっても待機順位は20番以内が多く、待機人数は100人を超えているのがざらだった。
また、部屋は性別で分かれている。女性の方が全体数が多いので割り当てられる部屋数も多く、男性はやや不利になる。
そもそも特養に入所するには、ほとんどの場合、既存入所者の「死」を待たなければならない。なんとも複雑な気持ちになる。
では、自宅で看ることが難しい待機中の人々はどうしているかというと、本来長期滞在ができない「老健」「ロングショートステイ」で待っているのだ。
だが、ひと月ほど退所期間があれば、集中的リハビリが受けられる3ヶ月の権利を再び得ることができる。
そのため、一旦退所した後、空白期間を作って再入所するという技が使われている。
それができない「ワケあり」入所者は、なんだかんだと理由をつけて入所期間を延長するが、集中リハビリは受けられないので、施設内をブラブラすることになるらしい。
自分も「老健」の退所期間が迫った頃、申し込みをしていた別の「特養」から「ロングショートステイ」を提案されたことがある(もう少ししたら枠が空きそうだったからだ)。
「特養」は「ショートステイ」を併設しているところも多い。枠が空きそうで入所できる可能性が出てきた時や、家で看るのが難しい場合に利用され、最大30日連続で利用できる。
そうやって裏技的な方法を使いつつ、なんとか介護を回している現状を見ていると「自宅で介護する」なんて絶対不可能である。
親を施設に入れるなんて…という人もいないわけではない。
でも、現実問題、自分の生活を守りつつ、フルタイムで自宅介護をするのは不可能だ。
介護休暇は年5日付与されるけど、遠距離介護をしている自分は全然足りなかったし、介護休業中は無給になるので、相当の理由がないと使いたくない。
親の年金を利用して家に入ってしまう子供もいるが、親が亡くなった後、相当の資産がない限り100%路頭に迷う。
だから「仕事を辞めてはいけない」し、「親の介護は親のお金でやる」が最低限のルールなのだ。
両親は離婚しているが、母親は介護施設でケアマネージャーをしていた。当然、施設の持つ裏事情、役所や施設間の駆け引きを知っている。
そこから得た知識と自分が調べた情報を使って、施設の本音を聞き出したことがある。相手も「わかっている」と認識するので、下手な対応には出てこず、いろいろな提案をしてくれたり、施設の事情を教えてくれたりもする。
私が申し込みした「特養」に関していえば、親切に応対してくれた相談員が大半で、無茶苦茶だったのは退院直後にお世話になった「老健」の相談員である。
相談員の中には、自分と利害関係を持つ、あまり質の良くない施設に送り込もうとする人もいるので、施設の種類や介護のことを全く知らないと危険なことになる。
悪者になってもいい、多くの人たちを救って見せると言う気概のある政治家はいないのか…。
追記書いたんだが、長すぎるので切れたw
これの件は誤解されちゃってるので、別の日記に書いた。
簡単に言うと「希望する特養への入所を妨害するような真似をして、個人情報ダダ漏れするちょっとアレな施設に送り込もうとした」相談員が「無茶苦茶だった」という話です。
老健自体は良い施設で、介護士さんや療法士さんには大変お世話になった。
それにしても、こんなに長いの初めて書いたよ…。
https://anond.hatelabo.jp/20210510164413
「その後、施設はどうなったの?」って話があるので、それも別のところで書く。
ワンオペ育児も辛いんだろうな、相手は幼児で理屈が通じないこともあるし育児経験者からは先輩風も吹かされたりするだろうし。お父さんや親族といろいろ対立もするだろうしね。
でもワンオペ介護も辛いんだよ。私の面倒もみてくれていっぱい働いた家族がどんどん今がわからなくなっていくし、でも時々ふと元に戻ったりするからまるきり子供扱いするわけにもいかないから。冠婚葬祭のこの辺の習慣やら何やらを教えてくれる一方でトイレを失敗して何とかしようと却って汚れを広げちゃったり。
でも歳だから仕方ないことだからこの辺は別にいいんだ。いっぱいお世話になったから今度はお返しだなって気持ちもあるし。
何が辛いのかって?育児と違って介護はやってる人間が前に進めないんだよ。
シングルで育ててない限りは育児はパートナーがいるから賃金労働してなくても社会的にまだ認められてるでしょう?
私卒業してすぐ家族の介護だったから定職に全然つけてない、今も無職だよ。
何しろ介護する相手が2人で片方は病院にかかるのも拒否してたから家中すごいことだった。いつ家が燃えるか心配するくらいにはヤバかった。
そんなわけで何年か老々介護を見守る生活をしてたわけだけど、つい一年前、片方を医者に診せるのに成功した。もう一方も介護サービスが使えるようになったからフルタイムの仕事の練習のつもりで期間が定まってる9時間労働に従事したわけ。でも労働にかまけてたら救急車を呼ぶ事態になって今春には両方要介護になってたしフルタイムで働くのが無理な状況になってた。意味がわからないって?私だってわからない。本当にわからない。
今片方は入院からの施設、もう片方はデイサービスを利用して一緒に暮らしてる。
さて八時半にデイサービス出して5時前に帰ってくるからそれまではパートなりアルバイトなりできるけど、まだ20代だからキャリアプランとかいろいろ考えたい。でもそういうのできる仕事には絶対に就けないわけです。お役所なり就職支援云々ないろんなところに相談はしてた。でもみなさん現状の説明するとパートタイマーが一番いいねとか抜かすわけです。もうね、詰み。デッドロック。まな板の上の鯉ってこんな気持ちなのかな、はやく止めを刺してほしいね。
出先で世間話なんかしてて今何してるのって聞かれるの最高に辛い。家族の介護してていま無職って言うとみんな偉いねって決まって言うんだ。偉いんなら私を雇ってくれないかな。働きたい気持ちはあるんだから。とりあえず在宅でできる仕事とか探してみてるよ。
最近友達なり親戚なりにお前大変だなって言われてやっとこ現状を理解したほうがいい気がしてとりあえず増田に書いてみた。チラ裏だしここなら迷惑にならないだろうし。
初めて使ったから読みにくかったらごめんなさい。