はてなキーワード: カシスとは
(http://anond.hatelabo.jp/20140712205205 の続き)
球場のバイトを辞めた俺は、同じ球場が経営しているレストランでホールとしてバイトすることになった。
要は、注文を取ったり、配膳したり、食べ終わった食器を片付けたり、洗い物したり。
カクテルも作ったりビールも注いだり、デザートも作ったりする。
「バイト別のところへ替えてくれます?同じ部署だからできますよね?」というわけのわからないことを言っていた。
多分、同じ学校でサークルを移り変えるみたいなもんだと思ってたのだろう。
これがもしも会社員であればぶん殴られる。俺でも殴る。
いくら世間知らずの大学1年生とはいえ、今思い出して死にたくなった。
「ぜひうちに来てくれ」とのことで第二のバイト人生がスタートした。
そのレストランは料金が総じて高く、それで質もいい。
デートスポットにも最適だろう。
首になってなければ。
この環(わ)の中に上手く入り込んでいき、リア充の仲間入りをし、
その帰りになんか気になる女の子と一緒にいちゃって、セックスとかいうのをしちゃうんだ、
とかいうことを本気で考えていた。
入った俺はそれが無理であることを1週間で悟った。
結論としては結局円環の理に導かれた。
飲み会に言った時
バイト「えー俺もアニメオタクだよ!ワンピースとか好きだわー」
俺「そうなんですか。らき☆すたとかARIAとかハルヒとか絶望先生とか狼と香辛料とか……」
バイト「いやー俺どれも知らないなー」
俺(あっもうだめだ)
タバコが苦手でバイトの休憩室がタバコの煙で充満してたので休憩中は1人で外に避難してた俺は即座に孤立した。
ちなみに同じバイト先で気になる女性がいたが、話しかけて2、3週間後には公然と嫌いだと言われるようになった。
あと、他の女性スタッフ(目元がタイプ)に気持ち悪いと言われるようになったが
ドMなので言われると内心喜んでしまっていた。もちろん余計孤立した。
1人〜4人ぐらいまで座れるような、広々とした店内に並んだ座席と、
ある初夏のお昼。オーダーでカルボナーラが来ていた。
そして3段目でつまずく増田。
転ぶ。
行き着き先は……2段目。
2段目で週末のデートに花を咲かせてパスタランチを食べるカップル。
そのテーブルの上に……ッッバアーーーーーーーンッッッッッ!!!!!!
落ちてくるカルボナーラ。
飛び散るソース。
炸裂するパスタ皿。
「お怪我はございませんか!?」異変を察知してひたすら平謝りする店長。
手が震える俺。
結局、被害を受けた客には幸いにも怪我も無く、温厚だった。
店長は
「次は気をつけてね。同じような過ちは繰り返しちゃダメだよ。不安定な場所だから」と軽く忠告する程度だった。すごい人だ…。
……ちなみに同じような大事故を1週間後にまたやった。
2回目。
ショータイム的な時間の時、スタッフがステージに上がって踊る。
俺踏み外す。
踏み外して天井のケーブルとか飾りを引っこ抜いたり切ったりする。
飛び散るカルボナーラ。
潰れるハンバーグ。
飛んで行くビールジョッキ。
「お怪我はありませんか!?」異変を察知してイベント中にもかかわらずひたすら平謝りする店長。
手が震える俺。
結局、被害を受けた客には幸いにも怪我も無く、温厚だった。
店長は
「不安定な場所では気をつけろって言ったろ。次同じようなことがあったら首にするよ。気をつけてね」と穏やかに言っていた。
鉄の心臓だ。すごい人だ。
でも
「今まで俺はこの仕事を長年続けてきたが、お前ほど使えない奴は見たこと無い」とは言われた。俺も同感です。
「まあ出勤するまでには酔いもさめるっしょ!」と泥酔して出勤してめちゃくちゃ怒られたこともあった。休めばよかった。
その後、辞めようかな〜でも時給1000円だしな〜とか思いながらなんとなくバイトを続けていた。
お酒は一切飲まないのでカクテルの種類なんざわからない、カシスオレンジとカシスウーロンが似た種類のものである事すらわからなかった。
デザートを作っても形が崩れていてお客さんに文句を言われる。
人間関係も相変わらず孤立はしていたし、気持ち悪いと言っていたあの人も俺を無視するようになった。
挙句、出勤すると
「あれ、増田くんまだ居たの?」と言われるまでにはなった。成長したなあ。
そんな俺もついに解雇される時が来た。
ある日、閉店間際の店舗。
最後の注文がハンバーガーで、キッチンは最後のオーダーを終えると片付けに入り、
手が開いていた俺はハンバーガーを持ってお客さんのところへ向かった。
お客さんの目の前に来た瞬間……俺はまたもつまづいた。今度は自分の足で。
飛んで行くハンバーガー。
散乱するポテト。
お客さんにべったりくっついたビーフパティ。
落ちるお皿。
「お怪我はありませんか!?」異変を察知してひたすら平謝りする店長。
手が震え狼狽する俺。
「うわあああああああもうじわけありまぜんうああああああ」
俺は何を思ったのか落ちたハンバーガーを拾って修復して戻そうとする。
もちろん素手なので熱い。ポテトもビーフパティだって熱い。できたてだ。
「うああああああああもうじわけありませんうあああああ」
「あつッ」
掴んだビーフパティを熱くて手を離し、更にそのビーフパティは再度お客さんのワイシャツへ付いた。
異変を聞いたキッチンはキレて、再度途中までしていた片付けを元に戻し、キッチンに火が入る。
大急ぎでハンバーガーが作られる。
「もう、お前は今日今度からノートを用意して、今度からその日怒られたことを全てメモしろ。それを毎日俺に見せろ」
まるで小学生みたいだな、と思った。
ちなみにノート云々を言っていた社員は、トラブル時にお客さんを放置していたとして減給処分となった。
うわー申し訳ない。
1 電車で隣で居眠りしてる女が自分の肩に頭を乗っけてくるととても嬉しい
2 女友達にも欲情する
3 化粧後がいくらかわいかろうがスッピンがブスだったらそいつはブスと認定する
4 結婚は『したい』のではなく『しなきゃいけない』と思っている
6 風俗に行くと大概あ~行くんじゃなかったと思う
7 sexする直前に最も興奮し、sexしている最中にはすでに飽きている
8 三十路過ぎてる女に「女の年齢当てようと思ったらどこから判断する?」って聞かれると「話す内容が大人っぽいかどうかですかね」とか答えるがリアルな答え言うと「肌の質感」である。
9 二十歳を超えると性欲がガクッと落ちる
11 デートの昼飯はよしぎゅーもしくはマックで充分と考える。パスタとか腹の足しにもなんねー!
13 気になる女の子以外の女は非常にめんどくさい
14 女が想像してるよりもHしたい女のハードルはかなり低いが彼女にしたい女のハードルはかなり高い
15 ギャル系みたいな強気でヤンキー気質な女を更に上から言う事聞かせるのが好きだが別に付き合いたくはない
16 女の爪にお絵かきしてあっても何も思わない
17 世界に男か女かしかいないから女を狙ってるがもう一個ぐらい選択肢があったら多分女には見向きもしない
19 案外痩せてるより、少し肉つきが良い女のほうが好き。
20 飲み会の席で料理を取り分けたりとかのできる女アピールは激しくうざいアンアンとかに載ってるのはことごとくはずれ
21 「女の子が合コンで頼むドリンクは味より見た目の可愛さが命!カシスオレンジやマリブピーチは代表的ね!」みたいなマニュアルをバッカじゃねぇの好きなもん頼めよと思っている
22 女をパッと見でセックスできるかどうかの判断を無意識で瞬時にしている。
23 セックスできるかどうかの判断基準は自分の好みや性的嗜好はもちろんお互いの立場まで考慮している。
偉大なる先増田様
酔った。。もうこんな夜中だよ。。体震えてヤバい。眠れないし日記の続きを書く。
昨日マスターに勧められたとおり、お昼過ぎにまた同じバーに行った。
まっすぐは入れなかった。。
お店を横目に通り過ぎて、様子を伺ってみたりして。そこで遠目に見えたのは、子連れの若い女性が入口に座りながら、子どもと一緒に遊んでいる姿。綺麗なお姉さんってこの人のことかな、なんて思いながら。ちょっと寄り道を装って、昨日夜のマスター(白髪なのでシローさん)に言われて、、てのを口実に意を決して入っていった。
ごめんね〜入口塞いじゃって。りっくんほら。あ、わたしお店の人じゃなくて、、ねえねえーお客さんだよー。
中からちょっと年上の、30ちょいかな、アパレルな感じの綺麗なお姉さん(しおりさん)が出てきてくれた。
いらっしゃいませ、お席どこにしますかー?外でもいいですよ。
お昼は外にパラソルつきの机が2つ並んでいて、なんか恥ずかしかったのと、歩いた勢いで中のソファ席に座った。
中に居たのはあと男性の方が一人。なんか聞いたことある飲食店のオーナーらしい。この三人が自分を置いて会話していた。
話を聞いていると、みんなしおりさんの前職つながりや姉妹つながりとのこと。
ああ自分ここに居ていいのかな、と不安に…。それから、その男性は仕事なので、とすぐ去っていった。
入れ替わりで30半ばくらいのカップルが来た。二人は外の席について、ワインを頼む。この人たちもまた、しおりさんの縁の人だ。外で遊んでいた1歳半のりっくんが、総武線車両のおもちゃを片手に二人の席を攻めていった。ああ、おれ、外に座ればよかった、、と後悔しながら賑やかなみんなを見ていた。
子どもの力はすごい。
そこに居たみんなの、ここは面識あるけどここは初対面、という人たちをつなぐ。あっちこっち歩き回って、いたずらして、構ってもらえないと嘘泣きして、可愛いねえ、ってみんなを笑顔にする。少しずつ自分の方にも寄って来て、いつの間にかじゃれあって遊んでいた。
打ち解けてきたところで名前なんていうの?と始まり、みんなお互いに自己紹介をした。ちょうど上から降りてきたシローさんが、お、嬉しいさっそく来てくれたんだ、と肩をポンポン叩いてくれて、じゃあみんな乾杯しようよ、と。昼から飲むの最高でしょ、と言われるがままにスパークリングワインで乾杯した。酔った。
夕飯時になって、みんなでご飯行こうよ、という話に。え、行くよね?と誘ってくれて、はい、ぜひ、と笑顔で返していた。お会計して、みんなでぞろぞろ出て着いた先はほんの10m先。ここもまたずっと近くに住んでいながら入れなかったお店だった。スキンヘッドのマスターが迎えてくれた。みんな、昔からつながっている人たちだ。
メニューに書いてあるお酒はよくわからなかったので、表の看板に大きく書いてあったサングリアってのを頼んだ。というか隣に座ったしおりさんが頼んだから自分もそれで、とか言ってその場を凌いだ。赤ワインなのかな?ちょっと抵抗があったけど、、頑張って飲んだ。酔った。とっくに顔も赤い。
間もなくして新たに女性とそのお子さんがやってきた。ここのマスターの家族だ。久しぶり〜、大きくなったねえ、とりっくんママ。なんで俺ここに居るんだろう。出されたピザを美味しく頂いていると、シローさんがそそくさと自分のバーに戻っていった。
ひとしきり盛り上がったあと、焼肉行こうぜ、と。いや今ピザ食ったじゃん?あ、いえ、はい行きましょう。しおりさんが電話したら、あれ、いっぱい?じゃああたしおすすめのとこあるから。すぐそこだよ〜。
お会計しようとしたら、もう済んでますよ、と。シローさんが出してくれたって。かっこ良すぎるぜ。。またバーに行ってお金を落とせばいいんだよ、ってみんなが教えてくれました。ごちそうさまです。
りっくんとママと別れて、カップルとしおりさんと自分の4人に。商店街を歩いて、とある居酒屋に着いた。今まで通り生きてたら、ここに入ることはなかったろうに、なんて思いながら。
4人カウンターに並んで、60半ばのノリのいい爺ちゃんがどうぞどうぞと。おすすめ?シークワーサーいっとき。うちのお客さん、みんなこれハマるから!そっち系の人が手をシュッとするみたいにしてニッコリ。おいしかった。沖縄は好きだ。そのあとに出してくれた、赤いお酒、グレープフルーツメインのカシスと焼酎入りのも美味しかった。甘めなやつなら飲めるんだな。酔った。
そしてここで、カップル男(反町さん、似てた)から熱い説教が始まった。
おまえ、つまんねえ!おまえさ、大きい会社でさ、5年やったのはいいけど、じゃあ何ができんの?飽きた辞めたいとか言って、何がしたいの?おまえ他人に興味ないだろ。ちゃんと人を好きになったことあんの?(略)
…何を言ってるのかわからなかった。あっちもこっちも酔ってるし、冷静なカップル女(松嶋さん)にまーた熱くなって、めんどくさいわ、と犬みたいになだめられてるし、でも人を雇ってちゃんと事業をやってる人で、きっと俺みたいな雇われクソ野郎がくすぶってるのを勿体無いと叱ってくれたんだろう、フラフラだったけど、ちゃんと素直に受け止めようと必死だった。
しかもなぜか腕相撲を迫られて、超久しぶりだけど乗った。惨敗、というか真ん中から動かなかった。向こうは余裕で、松嶋さんがこの人その道の人にも勝つくらい強いのよ、とフォロー。反町さんも、ああ、こいつ意外とやるわ、ちょっと見直したと言ってくれてなんか俺を見る目が変わった気がした。ねえ、今度うちの店に一杯飲みにきなよ。いや、おめえ来んな!俺に腕相撲で勝てるようになってから来い!とよくわからないやりとりをして店を後にする。そして、お金を出させてもらえなかった。。ごちそうさまです。
よし次行くぞー、と歩きつつ、いつもは一人で歩いていた商店街を、よくわからないカップルと今日知り合ったばかりの女性と歩く。突然反町さんがなぜかバスケの動きをしたりフットサルしてえ、と暴れだす。うちら週末にバレーボールやってるのよ、と松嶋さん。ああ、僕も高校の頃やってました、え、ほんと?ちょっとうちのとこに呼ぼうよ。とまさかの展開に。こうやってまたつながっていくんだなあ。
そして見つけたタクシーに乗った。
反町さんが、もうね、すげえとこがあるんだわ、そこ行くぞ、と熱く語っている。
俺は一体なにやってんだろう、と見慣れた景色が流れていくのを眺めながら、非日常な状況に心躍っていた。
すぐに着いたそのお店は、反町さんが以前に通い詰めていたところ。中に入るや否や外に放り出された。どうやらもともと中に居たお客さんへの配慮らしく、店も狭いからとか、まぁよくわからん。お客も試されているらしい。お前らそこまで我慢してまでうちの店来る気あんの?的な。しおりさん曰く、サービスのレベルが桁違いらしい。
しばらくして中に招かれてみると、もうまさに誰もが思い描くような、理想的な?内装だった。薄暗い店内、テーブルに当たる小さなスポットライト、ロウソクの火。カウンターの向こう、色とりどりの豪華なお酒の瓶をバックに、これぞバーテンダーという格好の人が二人。白いシャツに、黒いあれ、ウェストコートっていうの?そして若くてイケメンだった。住んでる世界が違う人の顔だったわ。
店内は意外なことにBGMなし。松嶋さん曰く、例えばジブリの話をしていると、いつの間にか静かに流れている(リミックス版)という粋な演出を経験したとのこと。なるほどこれは俺のこれる店じゃねえ。
おしぼりをもらって、レモンチェロ?というのをみんなで頼んだ。美味しかったような気がする。隣の席を見たら、なんかチューリップみたいな飲み口の狭いグラスがあったけどなにあれ。香りを楽しんでいただく、とかゆってたような。。
で、すでにぐでんぐでんになった自分は少しでも飲んで減らそうと頑張ってみたものの、反町さんがまたさっきと同じ質問をぶつけて追い打ちを仕掛けてきた。いや、やっぱお前つまんねえ。え、勉強してるしやりたいことあるって?なに?熱く語ってプレゼンできるものあんの?お前たぶん頭いいんだよ、けどなんか鼻で笑ってさ。つーかお前さ、成し遂げたいこととかあるわけ?
最後の質問にはしおりさんも喰いついてきて、これって大事なことだと思う、キミはどうしたいの?なんとなく今の会社でうまくやって、家族ができて、それもまた一つの幸せだと思うのね。
…うまく答えられなくて、自分はやっぱり甘いんだろうなあ、と痛感した。たぶん俺は現状に不満を抱えているだけ。新しいことを勉強しつつも、結局それで世の中の人達に対して何をしたいのか、明確に思い描けていない。会社ではだいぶ認めてもらえたし、出世欲もない。組織は腐ってるけどできるだけ意見は言わない。じゃあキミがやってよってなるだけ、給料が増えるわけでもない。基本的に冷めてる。熱意に欠けている。
減らないお酒を横に、気を利かせた松嶋さんがチェイサーお願いします、と。お水のことかな?結局それをぐびぐび飲む。
スッと現れたバーテンダーが自然に会話に混じりながら、なぜかみんなのおしぼりを当然のようにたたみ直して各自の銀色のおしぼり皿に置く。自分一人がきょとんとして、いや、さすがにこれは見たことないわ、とか感動していた。
そろそろ帰ろうか、とチェック。みんな1杯ずつで、なんとお会計3万円。
…は?
そしてまたお金を出させてくれなかった。ほんとに、ごちそうさまです。ありがとうございました。
外に出てお別れして、それぞれタクシーに乗って帰った。また今日も2時か。
近くに住んでいながら、なんでもっと早くに来なかったのか。
お酒が弱いからと遠ざけてきた密かに憧れていた世界は、そうありたいという少しの意志と勇気で拓けていった。
自分みたいに一歩踏み出せてない人がいるかもと思って、意外となんとかなるもんだよ、と伝えたくてここに書かせていただきました。
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夏休みになったが、彼女もおらず、友達も帰郷してしまったので新しくバイトをはじめることにした。バイト雑誌をぺらぺらとめくっていたら、まかない付き20時〜早朝5時、時給1800円というバイトを見つけた。深夜とは言え、かなりの高めの時給だったので、さっそく面接に行ってみた。
そこはホストクラブだった。僕は、年齢=彼女いない歴=DTで、けっこうなコミュ障。ホストクラブだって知ってたら、絶対受けないのにと後悔した。
受かるわけがないと思った面接だったが、翌日店長から電話をもらった。厨房&ドリンクスタッフで採用だった。ホストじゃないので時給が下がるのかと思ったが、1800円のままで良いという。僕は、そのラッキーなその申し出に、翌日からさっそく働きはじめた。
厨房の専任スタッフは僕だけだった。いままで厨房を担当していたホストの先輩から、器具の置き場と店のメニュー(フルーツもりあわせとか、おつけものとか簡単なもの)の説明を受けると、初日から一人で仕事をすることになった。
とても不安だったが、前に働いていたイタリア料理屋と比べれば全然暇だった。適当に切りものを盛りつけて、あとは皿やグラスを洗うだけ。カクテルも難しい注文はほとんどなく、お客さんのカシスオレンジを作るぐらいのものだ。実はお店には厨房スタッフがおらず、相当困っていたらしい。僕は、すぐに重宝され1週間経った頃には、職場になれた。
職場に慣れると、まわりの様子も見えるようになった。ホスト同士の仲は良かった。「ナンバー1争いで熾烈をきわめる」みたいなテレビのバラエティのようなことはなく、営業が終わると皆で飲みに行くこともしばしばだった。みんな酒が強かった。
僕はすぐに気を許してしまい、酔っ払って、うっかり自分が「童貞」であることを口走ってしまった。
そして、彼女ほしいと打ち明けてしまった。みんなニヤニヤと軽く笑っていた。
翌日、僕はナンバー1の翔さんに僕は呼ばれた。「おまえ、もてたいか?」翔さんは開口一番そう言った。
僕は、意味が解らなかった。が、すぐに昨日のよっぱらって口ずさんだ事だと気付いた。
僕はものすごい不安と、それを上回る好奇心でいっぱいになった。
ゆっくり首を縦に振ると「はい。。。」と声にだした。翔さんはふーっと息を吐くと
「よし。おまえ今日から俺の弟子になれ。3ヶ月後に絶対にもてさせてやる。その代わり、俺の言うことは絶対聞け。できないというのなし。」と言った。その日から、厨房スタッフ兼、ホストの弟子になった。
ホストの弟子は、厨房で見ていたころとは違い、とても過酷だった。お客さんに出すグラスのタイミング、話題をつなげるための相づち、たばこの火の出し方、すべてがすべてよく解らなかった。めちゃくちゃ優しかった仲間のホストたちは、手のひらを返したように「つかえない新人ホスト」の僕に厳しかった。
そもそもコミュ障の自分にとって、女性と話すことは不可能に近かった。
「よし、これから竹下通りを抜けるまでに50人の女の子に話しかけろ。無視されても、とにかく話しかけろ」僕は絶望した。サークルの勧誘すらまともにできないのに、いきなりストリートナンパをさせるという。しかし、わざわざ休みにつきあってくれている翔さんに申し訳なかった。というかびびった。僕は、あきらめて声をかけることにした。
50人全員に無視された。
僕は、その結果を報告した。すると、翔さんはもう一度50人に声をかけろと言った。やけくそになった僕はまた繰り返した。
やはり50人に無視された。
そして、そのことをまた報告した。翔さんは満足げな顔をして、今日は終わりと告げた。僕はなにがなんだか解らなかった。ただただ疲れただけだった。翌日店に入ると、厨房の仕事をそこそこに、新しいお客さんのサポートにつけられた。
僕は「今日暑いですよね。何か飲みますか?」とすぐに声をかけた。自分でもびっくりした。昨日までは、先輩ホストが話しかけるまで何も言葉が出なかったのに、自然と口をついて出た。その後、お客さんと楽しく話が・・・できるわけは無かったが、終止なごやかな雰囲気で送ることができた。
翔さんに、僕はその不思議な出来事を伝えた。すると、翔さんは言った。
「お前は、そもそも最初に言葉をかけるバリエーションがなかった。そして、度胸もなかった。だから、ドギマギして空気をブチ壊してたんだ。まずは、話かける準備ができるようになること。それが大事だったんだよ。最初、2時間かかってた50人への声かけが、次の50人では1時間になっただろ?それは、お前が慣れた証拠なんだよ。まあ、まだ長いこと話をするのは無理そうだけどな。そのうち、そのテクニックも教えてやるよ。」
僕は心と目頭があつくなるのを感じた。
むちゃくちゃ言う先輩だけど、この人について行こうと思った。。。
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たくさんの支援ありがとうございます。2時限目 書きました。
つまらないことだけど、私にとって結構大きいのがお酒を飲まなくていいこと。
アルコールアレルギーではないがビール一杯ですら飲めない。飲み会だと最初の一杯だけカシスオレンジのような飲み物を飲んでそのあとはたいていウーロン茶やグレープフルーツジュースを飲んでいる。
男だと酒を飲むことを強要されて、一滴も飲めないような人でも飲まされたりする。周りもそれを止めたりしない。
ひどい時には軟弱者扱いされたりする。
女だと、そうなんだ、と言われて無理に飲まされたりはしない。せいぜい最初の一杯目をアルコールにすることを勧められる程度で、無理に勧めてくる人がいてもやんわりと止めてくれる人がいたりする。
むしろ飲めないことでかわいらしいと思われたりする。
飲めないから飲みすぎるのが怖い。いい感じにふわふわしているのはいいけど、だんだん頭が痛くなってきて楽しい飲み会もつまらなくなる。
飲めない男が無理やり飲まされているのを見るのも不愉快になる。飲めない人が大変だとわかるから。
自分は女でよかったなと思う一方でなんで飲み会で酒を強要されるのかと思う。
最近はアルコールハラスメント、略してアルハラなんて言葉があるけど、今まで酒の強要が当たり前だったというのが腑に落ちない。
今日友達と一緒に居酒屋を出て「さぁ、帰ろう」としてたところに
無理矢理肩をつかんで割り込んで抜かそうとしたおっさんがいたわけです。
(そのときは確か横に並んでた。両端は結構空いてたはず。)
まぁ、それぐらいなら日常茶飯事でスルーしようとしてたんだけれども・・・・
「おい、お前鞄蹴ったくぁwせdfrtgひゅjきぉp;:@」
絡まれましたwここまで露骨に絡まれたのは初ですねww
確かに鞄が足に当たったけど、無理矢理入ってきたんだから不可抗力だろうjk
と、思いつつもこのおっさん(多分30代半ば)の目が本気w
「こんな基地外真っ先に殺してしまえばいいじゃないか」
と冗談で思ったり言ったりしてたけれども
実際遭遇すると「先に殴ったら負けだよな」とか「監視カメラは無いか」とか
やった後のことを頭で考えることで精一杯で意外と実行に移せないww
あと、そんな気性を知っている友人二人はすかさず前に割って入って
飲み屋のエースのA君「すみません!アルコール入ってるんで今日のところは勘弁してください。」
(弁解1:カシスパインと巨峰カルピス*2しか飲んでないお~)
英語ペラペラB君「アルコール入ってフラフラしてたみたいですみません。」
(弁解2:普通に立ってたし、当たったの03だから)
と大人の対応。A君B君が居なかったら完全にフルボッコ飯ウマ状態にしてたね。ホントに感謝です。
それで何とか難局は乗り越えたけれど何とも言えないモヤモヤ感。
昔から変なところが負けず嫌いで、後々になって、ぶん殴っとけば勝ちだよな~殴っとけば良かった~(モヤモヤ)
とかはいつも思うけど今日のはそんなんじゃない。
理不尽すぎる。確かに横に広がった。あんたとぶつかった。でも、鞄の原因はお前だろ。
何というか気持ち悪い。ストレスを感じると発病する持病の腹痛も出てきて、なんか軽いトラウマになりそう・・・・
比較的迅速に乾杯ができるのね。
「飲み物のご注文お決まりですかー」
「生」「私カシスオレンジ」「ウーロンハイ」「茶じゃなくて」「ハイを」「ウーロン茶」「茶ですね」「そう」「私ブラッディマリー」「生」「生これで2つね」「グレープフルーツサワー」「りんごサワー」「ソルティードッグ」「ジントニック」「生」「生合計3つ。ほかに生の人いる?」「…」「じゃ次」「生じゃなくて瓶のヱビス」「瓶で」「はい」「コップは」「ひとつで…いいよね」「コップひとつー」「梅サワー」「ウーロン茶」「ウーロン茶は2つね。ほかにウーロン茶の人いる?」「…」「ウーロン茶は合計2つ」「私トマトジュース」
「…」
「はい生3つー」「生ー」「生ー」「あとこっちねー」「あとウーロン茶2つ来たよー」「ちょうだーい」「ウーロン茶あと誰だっけ」「えっウーロン茶? はいこっちこっち」
「…」
「トマトジュースお待たせしました」「トマトジュースの人ー」「はーい」
「…」
「ジントニックの方ー」「…」「ん? いたよねージントニック」「はい、確かにご注文を」「すごいねーそうなんだー、あれ、ねえさっきジントニック頼んでなかった?」「ジントニック? あー頼んだ頼んだ」「ちゃんと聞いてろよー」「わりーわりー、話がはずんじゃってへへへ」
「…」
「お客様申し訳ありません先ほどのご注文なんですが、りんごサワーとグレープフルーツサワーと、あともうひとつが…」「サワーの人ー、りんごサワーとグレープフルーツサワーとあと何だっけってー」「りんご?」「うん、りんご」「じゃあグレープフルーツのほかにサワー頼んだ人はなにー」「梅サワー」「梅か」「梅ね!」「梅だって」「わかりました梅サワーですね、申し訳ございませんすぐにお持ちいたしますのでー」
「…」
「(生の)泡が減ってきたねー」「まあでも来てない人まだいるし」
「…」
(以下略)
ってなっちゃうんだよ!
せめて乾杯のときくらい、品目を少なめにしていきたい。
http://anond.hatelabo.jp/20090324191348
トラバ+ブクマたくさんついたなー。なんか言葉足らずの内容ですいません。特に元増田さんをイライラさせてしまったようで申し訳ないです。
意見をたくさん見た上で、一番いいのは
だと思いました。幹事がいるかどうかにかかわらず。今度やってみます。
(というか幹事の有無には元増田さんすら言及していないのに、幹事幹事出てきて興味深かった。幹事にまかせきりの人ほど幹事に文句を言うかもと思いました(改善の提案を文句を言う形で行う人、という意味です))
ブクマから
迅速にいかないグダグダ感が飲み会っぽくていいと思うけどな。/あと、そういう時イライラしてる人とは付き合いにくいなーというのも個人的に分かる
面白い視点だと思いました。
表現力は認めるが、言ってることはおかしい。
言ってることがおかしい、はいいんです。「表現力は認める」!文章をナイスと思ってもらえるのがこんなに嬉しいとは、初めて気づきました。自分ももっとほめようと思いました。
ポテチでは、カルビーの「ア・ラ・ポテト じゃがバター味」がうまかった。はまるおいしさ。
しかし、最近コンビニでは見なくなった。スーパーではまだ在庫あるかな。
たぶん出荷はもう止まってしまったのだろう。期間限定らしい。
期間限定の商品では、「じゃがりこ」の「グラタン味」もおいしかった。これも、もう終わってしまったようだ。
たまに食べるとおいしいのが「ビスコ」。正直、いい大人が買うのは勇気がいるのだが、甘さ、食感、手頃さが良い。
アイスは、どうしても「ハーゲンダッツ」を手に取ってしまう。新商品の「ドルチェ ガトーショコラ」とか「メープルクッキー」、「カシス&オレンジ」と、いろいろ試したが、「バニラ」「ストロベリー」「抹茶」の安定したおいしさを再認識した。
俺は人数の多い飲み会では
って仕切るようにしている。
ところが仕切るなウゼーとか言い出すのが結構いて
メニューとにらめっこして(10分追加)バラバラのを注文して店員がメモするのが大変(10分追加)、
出てくるのが遅くなるし(10分追加)、
乾杯は全員揃うまで待つ必要があるのに一発で注文が通るはずがないので(10分追加)
大激怒