はてなキーワード: 恋愛体質とは
したいことも欲しいものもない。会いたい人もいない。
捻くれた人、暗い人のように思われるかもしれないけれど、そのような特徴すらない。と思う。
営業職でそれなりに評価されているので(必要がある場合の)対人能力は恐らく普通。学生時代は少ないながら友達もいた。
でも休日、家から出られない。したいことがなにもなくて家でスマホをいじり映画を観て過ごす。その映画もNetflixが私にすすめるさして興味もないもので、観てすぐストーリーのほとんどを忘れる。友人たちと疎遠になっていくのが怖いのに、結婚式の誘いすら断ってしまう。趣味をつくる努力をしてみたけれど熱中できない。
昔々買った服をずっと着ている。食欲もない。お酒も飲まないしたばこも吸わないしギャンブルもしない。恋愛体質でもない。安いアパートに住んで、貯金ばかり増えてなんのために生きているのか分からない、と時々思うけれど、なにか嫌なことがあるわけでも、なにか具体的に変えたいものがあるわけでもない。満足して(しまって)いる。
旅行もしない。人と一緒だとなおさら億劫。修学旅行は仮病で休んだ。卒業式の後のパーティーも成人式も行かなかった。後悔もしていない。
イベントごとは苦手、人混みも苦手で、でも知らない人と話すのは好き。でも数度会って話すとそれでもうよくなる。友人未満で自然消滅。
行けば楽しいかもしれないと思って行った旅行は思っていた通りの楽しさ具合で、早く帰りたいと思った。仕事で行った海外も知り合ったたくさんの人たちも人生観を変えてはくれず、とにかく時間だけが過ぎて、なにを得ているのか、なにを得そこねなにを失っているのか、よくわからずに漠然と不安。不安?退屈?さみしい?と、いつか思うことになる予感で不安?
労せずに得られるインプットだけで生きている自分の浅さがいやなのかと考えた。アウトプットするものがなにもない。話したいこと、言いたいことが特にない。語るべき自分がない。
でもじゃあたとえば休日にフットサルをするとして、そこでできた仲間が、その時間が、私にとって私のなにになるんだろう。ぜんぜんおもしろいと思わない。なにもそんなにはおもしろくない。
でももうすでに、自分が幾何学模様を描きたいわけではないことに気づきつつある。
一体なにが好きなんだろう。小学生の頃は父親が何気なく口にしただけの「将来の夢」を語って、中学の頃は誰のことも好きになれずつらかった。高校の記憶はほとんどない。大学は楽しかったけれど、ずっと一緒にいなくても会えば笑いあって過ごせる「友達」ができて、その関係の気軽さと、学生という身分の気軽さと、それが心地よかったのだと思う。ずっと一緒にいなくてもいい友達とはずっと会わなくてもよくなってしまった。もう学生ではいられない。
pixivで漫画を漁るのに異様にはまってるんだけど、一見うまくいっているように思える日常に実は結構な不満があるんだなわたし、と自覚ができたので吐き出しに来た。
内気で口下手な女の子と、その子にベタ惚れな優しくて不器用なかっこいい男の子、みたいな少女漫画の王道の作品をひたすら読み耽っている。苦しい。読めば読むほど苦しくなる。でも読むのをやめられない。
商業誌よりずっと密度の高い、ほしいシチュエーション(女の子のふとした萌え仕草に男の子が悶絶して、我慢できずにキスしちゃうとかそんなの)だけを切り取って描いた数ページの超短編が、劇薬のように依存性の高い刺激を次から次へと与えてくる。
あまりに求める気持ちが強すぎて最近は自分で描くようになった。中高の頃に何度かその手の雑誌の読者コーナーに掲載されたりしたことがある程度の中途半端な腕前だけど。
たぶんそういう「姫扱い」に飢えているのだと、今の自分のどハマりしてる状態を見て思う。
ハッピーマニアのフクちゃんがバツイチになったのちに「自分は多分結婚に向いてない。いつまでもカワイイね、キレイだねって言われてチヤホヤされてないと無理な性分だけど家族になってしまうと言われなくなるから」という意味合いのことを諦め半分で話していたのが思い起こされる。それを受けて友人のマリちゃんが「でもそれって、家族としての愛を感じることができないってことかもね」と。自分もそうかもしれないと思う。恋愛体質に傾きすぎの自覚はある。
付き合っていた頃の熱情はもう感じられないが、旦那はわたしを大切にしてくれている。そしてわたしはそんな旦那の人柄に、改めて恋をしている。片思い。求めれば好きと言ってくれるけど、それで満足できていない。チヤホヤされたい。あの男の子が言うように、一挙手一投足を見るたびに「カワイイね、キレイだね」と言ってほしい。のだと思う。もうカワイイなんて言われる年ではないし、同世代の中で特別にキレイなわけでもないのに。
夫婦なんだから何でも話してみればいいよ。と友人に言われるし、話したこともある。そのときは「好きだよ」と言ってくれる。けどその後は普通だ。当たり前だ。わたしたちは日本人だし旦那は質実剛健の九州男児。そこに惹かれて結婚したのにこの上「王子様になれ」だなんていくらなんでも求めすぎだ。そもそも今のわたしは彼にとって無条件にチヤホヤされるお姫様足り得る存在でも何でもない。それくらいわかっている。全部わかっている。
わかっているのに飢えが止まらない。
飢えを満たすためにさらに二次元にのめり込み、ますます飢えを加速させていく。
たぶん世間の人妻はこういうところから不倫に走るのだろう。わたしはたまたまコミュ障でオタクだったから二次元の世界に逃避できただけで、おそらく根本の心理は一緒なのだろう。いや生身の人間との不倫が二次元と本質的に違うのはわかるし、オタクじゃなくても不倫はしないと思うけどもね。動機としては共通する部分があるんだろなと。あとジャニオタの知り合いは周りに少なくないが(自分の周りでは40代から50代の主婦にすごく多い)たぶんそこにも同じメンタルの人はいると思う。
久しぶりに恋人ができた。
およそ七年ぶりのことで、私にとっては「大」を幾つ連ねても足りないほどの大事件だった。
なぜなら、恋人がいなかった約七年間の間、恋愛関係に発展しそうな付き合いは一切なく、誰かとデートはおろか二人で食事をするシチュエーションすらなかったのだから。
もちろん酒の勢いやワンナイトの類いもなかった。
男女交際一式は過去に経験しているけれど、石橋を叩きすぎて割ってしまうほど慎重かつ臆病なので、恋人になりそうもない相手とスキンシップやセックスを楽しめるほどの勇気や経験値は自分にはなかった。
セックスアンドザシティで「一年間セックスしないと女は再処女化する」というようなセリフがあったけれど(ニュアンス)、七年間とかマジでどうなるんだよ怖えーよと一人頭を抱えたりしていた。
たまに「いいな」と思う人がいても、結婚していたから「いいな」で終わりだった。
好意を向けてくれる人がまれに現れても、どうしてもタイプじゃないか、やはり既婚者だった。
その間、合コンとか街コンとか相席居酒屋とか、出会いに繋がりそうな場所に行ったこともない。
そんなこんなで約七年。
それでも、人に恋人の有無を聞かれ、長年いないことを話すと十回に十回驚かれた。
まあ、お世辞というか、お決まりのリアクションなのかもしれないけれど。
顔面は、石原さとみのようなハイパー美人にはほど遠いが別に悪くはない。
きちんと化粧をして何ら差し支えのない洋服たちでJJに載っていそうな系統のおしゃれをする。
ムダ毛は手入れするし、伸ばした栗色の髪の毛のケアにも勤しむ。
前髪も後れ毛も巻く。
社会経験も人並みに積み、良い会社に落ち着いて、世間知らずでもない。
初めましての人と対面しても、しっかりコミュニケーションが取れる。
だから「彼氏いないです」に対して、返ってくるのは「なんで?いそうなのに」だった。(社交辞令かもしr
と、思ってました。思ってたし、実際にそうだった。
私はオタクだ。
推しは天使だから常にありがたすぎて課金するし、イベントなどがあれば北海道から九州まで飛ぶ。
ちなみに「オタクだから彼氏いない=オタク趣味が相手に受け入れられないからモテない」のではない。
オタクだから「オタクごとが楽しすぎて恋人いなくても全然寂しくない」のだ。
オタクというのはアニメ漫画ゲームアイドル同人などのサブカルチャー的な匂いを強く発する言葉だけれど、個人的には「恋人がいなくても何ら寂しくなくむしろ面倒な付き合いがないので自分の時間を圧倒的に優先できて充実したハッピーライフ送れてる」と感じるレベルの趣味やものごとは全部オタクごとだと思っている。
だからシングルで過ごしていた長い間、私が「彼氏ほしい!」と本気で思ったことはほぼなかった。
いなくていい、ほしくない、と思っている人間に恋人ができるほど恋愛は強制的なものではない。
できそう、できなさそう、モテそう、モテなさそう、以前の問題。
オタクでいると、頻繁に会う友達がほとんどオタクになる。(私の場合)
趣味を全力で全うするオタクって、まるで結婚しない。恋人がいる子も少ない。
結婚している全力のオタク友達もいるけれど、その場合子供がいないか、子供がもう大きい。
ある程度の財力と時間の余裕を手にいれたアラサーのオタク活動は、それはそれは楽しくて。
「まだいい」「もう少しこのまま楽しみたい」で、どんどん年をとる。
それは決して悪いことではないのだけれど。
で、私も、気付けば七年も色恋沙汰から遠ざかっていた。
人肌恋しい時は何度かあったけれど、寝て起きたら大体忘れているし、オタクごとで萌えるのに忙しくてすぐにそんな感情は溶けてなくなった。
そんな中、三十路が見えてきて、いつまでもこのままじゃいられないなぁなんて、ようやく焦りを覚えたのが昨年。
結婚願望はあったので、婚活中のオタク友達に相談して、出会いが見つかりそうな場所に、生まれて初めて自らの意思で赴いた。
そんなふうに行動してみたらあっさりと彼氏ができた。
でもって今は半年でふられてしばらく、といったところ。
ズタボロに引きずっている。
とりあえず彼氏がほしかったので、「好きになれそうだな」の段階からお付き合いしたけれど、付き合っている内に見事相手をとても好きになった。
長い間恋愛を休んでいても、良い相手に出会えさえすれば相手を「好き」だと思う感情が、まだ自分の中に残っていることにとにかく感動した。
相手との時間を作るためならライフワークだったオタクごとを後回しにしてもいいと思えた。
そのことに、私は人知れず、ものすごく、本当に、素晴らしく感動した。びっくりした。
所詮、私は恋愛体質で、aikoの歌に共感してトキめいた若かりし日々と大して変わってなかったなぁとか思って、嬉しかった。
だけど、せっかくそんなにも好きになれたのに続かなかった。(ちなみに私がオタクなのが原因ではない)
私が相手を思ってしまったほど、相手は私を思えなかったらしい。重かったんだろう。
推しのためなら諸々重課金する女だから、愛情があっさり系でない自覚は大いにある。
それにしても、オタクごとで生きている喜びを噛み締めてきた自分が、他の感情に大きく左右されて、ごはんが喉を通らないほど苦しむとは思わなかった。
「しようと思えばいつでもできるだろう」と恋愛をさぼった結果、自尊心を守りたいくせに恐ろしく自己肯定感が低い卑屈野郎になってしまっていて、今日日「結局私なんて誰にも愛されないよ〜〜〜うわ〜〜〜〜」と枕に顔を埋めるバカみたいな日々を送っている。自分が嫌すぎる。
長い恋愛ブランクのつけが、今になってボディーブローのように効いている。
付き合って入る最中はブランクなんて問題なくて、むしろ新鮮みがあって楽しかったのに。
経験値低すぎて、防具弱すぎて、失恋の一撃が重いったらありゃしない。
これから傷ついて立ち直ってを繰り返して強くなるのか…って、ため息がでる年齢。
一度でも、二度でも、ほんの少しでも、リハビリしておけばよかったな。
でも少し後悔している。
だから、オタクと呼び呼ばれるそこのあなたが、もし「将来結婚はしたい」「ゆくゆくは相手ほしい」と思うのなら、ちょこっとでも恋愛してほしいなぁと思った。
← いやいや、人はそんなことで恋に落ちるわけじゃないでしょw
なんか勘違いしてない?
イケメンでもモテない人はゴロゴロいるし、かと思うと、全然イケメンでも二枚目でもない火野正平みたいなのが芸能界では女たらしで有名だったそうだし、恋とはそういうものでしょ。
では、人はどのようにして恋に落ちるかと言うと、恋愛体質(というか気質)の人にはそれはあまりに自明で説明の必要も無いし説明できるようなものでも無いのに対して、恋愛体質でない人にとっては摩訶不思議でわけわからん、ということらしい。
そいじゃあ恋愛体質でない人は恋愛できないかと言うと、決してそんなことはないのだけれど、元々恋愛体質の人のように自然にはできないので、やり方を意識して学ぶ必要があるということかと。
ただ、それも一朝一夕には成果が出ないので、意を決してある程度の期間は熱心に学ぶ必要があるようだ。(短くても1〜2年、人によっては数年かかるとか)
だから、若いうちに恋愛したいなら、それなりに早めに恋愛の学びと実地経験を始める必要があるわけだよ。(もちろん30歳を過ぎてからでも可能なんだけど、それだと成果が出る頃には結構な年齢になってそう)
【前編】事実にはオチも救いもないけれど、これが地方移住で受けた性被害と現実です。
https://note.mu/hi4r1sato/n/n4ccb2f257222
この記事の内容については本当に同情できるし、
被害にあった事実そのこと自体は許されるべきではないと思います。
それは前提として、彼女の活動や実際に彼女をイベント等で見かけた者として彼女の印象を書きますと、
異常に承認欲求が強く、
自分は他の誰とも違う特別な人間であると自負していくタイプで、
思い込みが強く、
恋愛体質で、
囲いを欲しているような、
彼女自身は別に悪い人間では無いと思いますが、このタイプの人間からの一方的な主張だけで事実関係を全て決めつけるのは危険ではないかなと思います。
本当に事実であるなら彼は警察にでも行ってしっかりと彼女へ謝罪すべきですし、もし違う認識なのであれば異なる部分について主張すべきではないでしょうか。
だんまりを決め込むのは双方にとって良くないのではないですかね。
これは完全にオタクのエゴだけど、好きな人にはいつまでもギラギラしててほしい。メディアに出るような立場ならなおさら。
私はあなたたちのギラギラしてて何事にも本気で臨むところが好きでファンになったから、「昔はてっぺんを取りたいと思ってたけど〜」なんて発言求めてなかった。過去の話にしてほしくない。
「結果的に楽しく笑えれば〜」って発言については、精神も肉体も削られる大変な仕事だってわかってるしそこに楽しさを感じていないとやってられないだろうなとは思う。
メンバー同士仲が良い事に越したことはない。でもそれはお互いをライバルと認めた上で技術を磨いて切磋琢磨して、固い絆が結ばれてた結果だと思ってた。だから仲が良いところが好きだった。馴れ合いばっかりして腑抜けてしまったらどこかの先輩Gのようになるんじゃないの。
「てっぺん取る」って言葉を信じて応援してきたけど、なんだか拍子抜けした気分。
ただのオタクがアイドルに理想を押しつけちゃいけないってわかってる。でもそのアイドルだってファンに理想を求めてるよね。
「ファンのみんなにはいい恋愛を経験してほしい」とかさ、もうそれは恋愛をしてる自分を正当化するために言ってるんだろうなとしか思えない。実際そうなんだろうね。ずっと見てきたから貴方が恋愛体質だっていうのはわかってるよ。
ただ仕事には、ファンの前には絶対に持ち出さないでほしい。自身が輝くために恋愛するのは勝手だけど、寸分も漏らすな。
そのせいで私の大好きなアイドルグループの質が落ちると思うと悔しい。許せない。
それでも嫌いになれないどころか大好きだし、今のところは応援しようと思ってる。
何かその作品なりの良さがあるんだったら多少ほかが崩れてるのは気にならないんだよね
好きなホラー映画は「REC●」と「ディセント」 男は闘ってガンガン死ね!しぶとくてもいい! ラブコメはどうでもいい!
ナンセンスギャグは好き! ファンタジー好き 友情!努力!勝利!
一方夫はラブコメ割と好きで、本人も恋愛体質でかなりのモテ男。ゾンビ物は嫌い。B級嫌い。画質厨。
サイエンスフィクション好きだけど、ファンタジー、スペースファンタジー嫌い。
ホラーは悪魔憑き系が好きなのかな。正体が分かってる怪人物は×
こんな二人で先日の「君の名は」を見たんだけど、
3年前だった!って所はおお!っと思ったけど、
なんか二人で会った?なんで出会えてるの?とかなって、掌に名前を書こうみたいな辺りで意味わかんなくなって引っかかってる間に話が進んじゃって
隕石避難させろワーワーみたいなのをもっとメインに据えてほしかった
その後の再開までの話しが長すぎる、そこさらっとでいい
はじめてますだに投稿するけど、なんだか吐き出したくて仕方ない。
文才がないことだけははじめに伝えておく。
お付き合いして2年だったけど、残り1年は中身ある付き合いとは言い切れない。
おれは今まで亭主関白なところがあって、自分の考えを押し付けるところがあり相手の聞く耳をもつことがなかった。
これじゃまずいと思って、次付き合う人は「相手を立てて、その人を尊重しよう」って思い意識を変えた。
それが元婚約者だ。
はじめの1年はとにかく楽しかった。お互いケンカもなく、笑い合いながら楽しんだ。
1年たった後、元婚約者に異変が起きた。会社内で元婚約者を批判する投書が上司に知れ渡り状況が一変した。
おれは彼女を支えるべく、ずっと励ましをして彼女の言いたいことを常に優先してきた。
結果として彼女は精神を病み、おれ自身もうつ病になって、結婚どころじゃなかった。
会社のカウンセラーからは「お互いの心が正常に戻った時に話し合って前に進めたらいい」と助言を受け、オレはそれに従った。
半年が経ち、元婚約者からは「好きな人ができた」と告げられた。
おれはどうしようもない絶望感に襲われて、今までおれはなにをしてきたのか訳が分からなくなった。
これが2年かかった。長いのか短いのか分からないけど、オレにはどうしようもない怒りと悲しみに襲われていた。
最終的には和解という形にはなったが、実質勝訴みたいなものだ。
すべてを終えたおれは心が軽くなり、久々に1人の時間を満喫するようになった。
元婚約者と過ごした2年+裁判で2年、失われた時間を埋めるかのようにとにかく動きまくった。
その子はとにかく恋愛体質が強く、自分を好きになってくれる人を好きになるタイプ。
しかし重い。
相手のことを思いすぎて、オレの時間など気にせずLINEをしまくってくる。
オレは元婚約者との関係は異質なものと観ていたので、自分の時間を大事にしたいし、相手も相手で自分を大事にしてほしかった。
これじゃ未来を描くことはできないと思い、オレから別れを告げた。
今その元カノは別の男性とできちゃった婚をしたと風のウワサで聞いた。
その人はバツイチだったので、特に後腐れもないと思っていたが、一回身体の関係をもつと面倒なことになった。
焦っているのかどうか分からないが、とにかくオレへのアピールがすごすぎる。
その気がないことが伝わるまでかなりの時間を要したが、今では普通に接している。
ただハッキリ言えるのは同じ会社の人と恋愛または関係を持つのはコレっきりにしようと決めた。
2016年の春
会社に新卒の女の子が入社してきた。高卒の18歳。その子は藤田ニコルみたいなので「ニコるん」とする。
若い子はまるっきり興味はなかったんだけど、ニコるんは余り積極的に自分から話すことはなく、こちらから声をかけていくうちに気になり始めた。
あぁ〜おじさんがキャバクラにのめり込む心理が分かったような気がする。
おれの話を屈託のない笑顔で応えてくれるんだよ。そう自分が肯定されている錯覚に陥る感覚。
15歳も離れている子を気になり始めるって、自分でも信じられなかった。
その子に恋をするってのはある意味で面倒だし、ましてや同じ会社。
じゃあ同じ恋をするなら、年が近くて別の世界に属している人がいいんじゃね?って思い、出会い系を使うことにした。
出会い系はいわゆるペアーズやomiaiなどのアプリを利用した。
プロフ作成とかメッセージのやりとりは正直面倒だったが、きちんと出会えた。
はじめは3つ下のバツイチ。同じ読書趣味で盛り上がってとても楽しかった。
けど2回目のデートのとき日帰り旅行で南紀白浜に行ったんだけど、どうも相手は楽しくなかったみたい。
相手曰く「コミュニケーションがちゃんと成り立っていない」「わたしには時間がないのでここで切りたい」
そう言われて落ち込んだ自分がいた。
とても虚しい気持ちになり、ついニコるんにLINEをした。ただ話し相手になってほしくて呼んだに過ぎない。
ニコるんは何事もなくオレに接してくれて、会社の話や趣味の話などをして少しずつ気持ちが少し落ち着いてきた。
同時に出会い系出会った女のことも話し、なんとか笑い話になった。
その時、ニコるんはオレのことを恋愛対象として観てるかはわからん。
本人は15歳離れても全然OKだとさ。それ聞くと意識はせざるを得ないけど、社交辞令として受け取った。
オレから観るニコるんはいつも妹中心に考えていて、男は二の次という印象。
なので、ニコるんの心にオレは入ることないだろうなって思った。
最初の出会い系を使って2ヶ月後、別の女性と出会い系で知り合った。
最初のデートはカフェで楽しくおしゃべりしていたけど、2回目からはぐいぐいビールを飲む。
その点は気にしないようにして、いつしか身体の関係をもつようになった。
女として見れないと思い、連絡は減らすようにフェードアウト。
結婚を意識した上での恋愛をしていたつもりなんだけど、相性が合わないと結婚生活は上手く送れない。
そんな信念で恋愛をしていた。
この店を通うようになってから、他の常連客とも仲良くなりとても楽しいひとときを過ごすようになった。
ちなみにその女将は既婚者で、恋をするとか全く考えていない。
ただシンプルに自分に癒やされる空間で美味しいお酒と食事をすることを堪能した。
小料理屋に通い始めて3ヶ月後
同時期に女性3人と付き合い始めた。
こうやって聞くと3股なんだけど、ただオレは相手の話を聞いて頷いて女性を立てていたにすぎない。
1人目
そいつとは高校の時に色々あったけど、年を取った今、大人の会話ができている。
経験値というのだろうか、話が意外にも合う。共通の趣味とはないけど、腐れ縁的なところもあるな。
流れにのってヤッてしまった部分はあるけど、まあ大人の関係だ。それ以上もそれ以下もない。
シンプルに言えば、セフレみたいなんだけど時々飲みに行く間柄である。
2人目
会社の元同僚。2つ上で既婚者子なし。
最初は趣味友という関係で意識も何もしなかったんだけど、9月になぜか二人っきりで旅行行くことになった。
ただ野球観戦をするだけのためにすべて相手にホテルの手配や飛行機の予約を任せていたんだけど、部屋は別室と思っていたら同室。
どう考えても不倫になるので、自分の中では「ダメ」だと思いつつも好奇心旺盛が強く、流れでヤッてしまった。
旅行自体は楽しかったんだけど、終わった後の罪悪感なものを感じてとても気持ちが複雑になっていた。
3人目
事の始めは相手の恋愛相談から始まったんだけど、結局ダメになった。
なぜか話しの流れで「私達付き合わない?」と言われ正直戸惑った。
おれは結婚を前提に恋愛するつもりでいたんだけど、付き合っていくうちに気持ちが変わるかもしれないと思い、
一応付き合い始めた。
しかし、4ヶ月経ったのに身体の関係がなく、ただいつもどおりの友人関係。
オレが考える恋愛とは全く違う。
3人同時進行は、オレの中で初めての経験で自分でもモテてることに意外に思えた。
この流れは後にも先にもないだろうと思い、死ぬまでにはしてみたいことだったので前向きに捉えるようにした。
もちろん3人にはオレが3股であることは伝えていない。
まず1人目。
こいつについては、まあ来年も関係は続くだろうけど結婚はまずないだろう。
何よりもオレ中心ではなく自分中心で生きたいというスタンスなので、コレ以上も何もない。
気心知れているけど、恋愛対象としてないオレがいる。
2人目
お互い不倫という負い目があるからなのか、あれ以来音沙汰なし。
先のことを考えたら、お互いのためにも会わない方がいいかもしれない。
3人目
つい2週間前、ヤッた。
1回目はゴム付きでやったんだけど、ホテルの中のゴムは1個しか無いので、2回戦は不可。
しかし相手が誘ってきたので、生でやった。もちろん合意の上で。
つい気持ちよくなってつい相手の中に出したんだけど、ここで事件が起こる。
「なんで中に出したのよ!!!!!」
めちゃスゴイ剣幕で怒りが込み上がっている様子の中、オレは出した直後なので果てている。
何が起きたのか訳がわからない。
外で出してほしかったみたいだけど、生でヤッた時点でいつできてもおかしくないんだ。
確率上、中のほうが高いのは言うまでもないけど、ラブラブムードが一気に吹き飛んだ。
4ヶ月間楽しくデートもして友人関係のままだったけど、この日に初めてヤッて気持ちよかったのに。
たった1回のセックスでおれはこの瞬間、「この女と切りたい」という気持ちになった。
しばらくしてお互い落ち着いて、少し話す機会を設けたところ
言われなくてもオレもそのつもりだった。
こんな感じで3人の女のとの関係が終わった。
ここでおれのゲスなところを伝えておく。
11月、たまたまニコるんと出張へ行くことになり、急接近し始めた。
出張帰りにデザートを買ったり、一緒に食事にいくようになった。
恋愛として対象に観ていたかどうかと言われたら、難しいけど恋しているんだろう。
そう彼女は二十歳になっていた。
成人している年齢なので気軽にお酒を誘えるようになった。
なんでこんなオッサンについてくるのか疑問だったけど、気分は悪くない。
けど妹のことになれば、おれのことはどうでも良くなる。
そんな子だ。
おれは3人の女との関係を持ちつつも、ニコるんのことは片隅にあった。
いや男としてなんだろうな。
先週、おれはニコるんにあるお願いをした。
「来週の土日、引越し先のために車を使いたいから買い物に付き合ってほしい」
ニコるんは笑顔で「いいですよ〜!車はアルファードがいいですか?!」
こんな風に快諾してくれてオレは嬉しい気持ちになった。
そして昨日、待ちに待った約束の日。
ニコるんから「すいません!妹がインフルエンザにかかったみたいで」
おれは「いいよ〜気にするな。また明日あるしな。妹さんお大事に〜」
かなりガッカリしたけど、気にしないようにした。
けど尾を引いた。やっぱ妹優先なんだろうな。
未読のままだ。
何かあっただろうと思いつつも、きっと妹のことを優先しているんだな。
不相応に同年代の方がいいんだろうか。
何にでもはっちゃけすぎた。
そう思うようにしとこう。
こうやって、ますだを書いてる最中にニコるんからやっと連絡きた。
「いつもお世話になっています。ニコるんの妹です。姉が昨夜緊急入院して今も目が覚めておりません。こうやって予定を合わせられなくて申し分ないです」
そもそもニコるんの携帯は指紋認証がついてるiPhone8だ。
妹が勝手に使ってるって邪推してしまう。予定の埋め合わせができなくてこうやって嘘のストーリーを作ってるんかな?
あれこれ考えてしまうけど、どうでも良くなってきた。
冷静に考えてたかが15下の小娘だ。子どもに踊らされてるオレがアホなだけと思っとこう。
ニコるんの妹への返信は、そのまま額面どおりに受け取ってフォローしておこう。
そして極力かかわらないでいこう。
そのほうがいいな。
ずっと「失恋したい」って言ってた。ちゃんと振られたい、踏ん切りをつけたいって。
『失恋』って「相手が自分を思ってくれず、恋をあきらめなければならない状態になること」って意味らしい。振られなくてもいいのなら、私は今から失恋する。ずっと願ってたことなのに、やっぱり自分から捨てるだけじゃ実感が湧かなくって、それでもちょっと泣いてるから、本当は湧いてたりするんかなあ。
まだ大人じゃないけど、もう子どもでもない、そんな歳になってからアイドルに恋をしたからタチが悪い。
根っからの恋愛体質で、大学に入るまでアイドルオタクだったことは1度もなかった。死ぬほど好きだった元彼を忘れるための次の恋の相手がアイドルで、初めての自担となった。
彼を好きになって4度目の冬がきた。担歴としては短いのかもしれない。だけど、片想い歴としては長いと思う。彼への気持ちが恋じゃない日なんて1度もなかった。
毎年のように熱愛報道が出た。なるべく情報を入れないようにしていても、毎回吐きそうな思いをした。好きじゃなくなるなんて無理だった。片想いの相手に彼女がいると知ったときの気持ちと同じだ。望みがあると思ってるわけでもないから、諦めるという感情がピンとこなかったし、彼女いても好きなもんは好きやしなあ……と、好きじゃなくなることを諦めている節もあった。
これは私のイメージだけど、「結婚してくれないなら別れる」と彼女に言われたとき、彼はどうしようかなって悩むような人だと思っていて。またそんなところが好きだった。だってアイドルとして好きなわけじゃないから。そこで女を選ぶかもしれないと思えるところ、私が彼女だったらめちゃくちゃ嬉しいもん。
ドツボにハマったと思った。もうどうしようもない。
だから、デマだと思っているけど、熱愛報道があった人との結婚の噂を聞いたとき、頭が真っ白になって、でもどこかで(これで終われるかもしれない)と思う自分がいた。
本人が「結婚します」って話してくれたら、さすがに今度こそ諦めがつくんじゃないかなって。
そうか、私は諦めるきっかけがほしいんだと気付いたのもこれだった。
いつから楽しくなくなったのか。
あまりにもビジュアルがいいと好きが募りすぎてしんどくなったし、好みじゃない髪型だと、やっぱり顔はタイプじゃないのになんでこんなに好きなのかってしんどくなった。彼について知っている本当のことなんて顔しかないくせに。
ドラムを叩く彼は見たいけど、コンサートは絶対に付き合えないと思い知るためのイベントだった。ファンとして構ってもらいたいわけじゃないからファンサが欲しいという感情も湧かない。むしろ、アイドルとファンとしての線をはっきりと引かれる行為だから、手を振られたら終わりだと思っていた。
そんな自分が嫌いだった。私も、彼のアイドルとしての仕事を楽しみたい。別グループをかけもちしているから、アイドルとして大好きな自担のコンサートがどれだけ楽しいものか知っている。
「俺はコンサートが好き。みんなもそう思っていてくれたら嬉しい」
と彼が言った。ごめんなさい、とまず思い、だけど、彼から見ればただのファンの一人である私がなにを思っていたって、彼にはあまり関係がないと思い至り、また苦しくなった。どこまでいったって結局、私はファンで、彼はアイドルで、それは私がこの想いをどう解釈したって変わらない事実だから。
勝手に好きになって、勝手に想像して、勝手に盛り上がったくせに、勝手にしんどくなってこんなに陰鬱な文章を残してるのは、本当に勝手な女だなって思うんだけど。あの時、絶対忘れたくないな、って思ってた私のキラキラとドロドロした感情も、いつか絶対忘れてしまう。当たり前なんだけど、この思いは、私が勝手に育んだだけの感情だから。
だけど彼を好きになった当時の私にとって、彼を好きになることは必要だったんだと思うから、忘れたくないと思って書いている。しんどかったけど、学んだことがたくさんあった。彼を好きでいることで、乗り越えられたこともたくさんあった。出会えた人もたくさんいる。きっかけが何だったのかは分からない、ただ単に時間が解決してくれたのかもしれない。だけど、片想いを終わりにしよう、と決意ができたことも、好きになれてよかったと思えるのも、彼を好きだった数年間の自分がいたからだと思っている。これは自分への戒めです。
嫌だと抗ったって、結局のところ私は彼の「消費者」だったのだろうと思う。
さっきも言った通り、私が今、壮大な気持ちでこれを、この気持ちを終わりにするきっかけにするんだって決意したって、彼にはなんの関係もない。
それが正しいアイドルとファンの関係なのに、それを苦しく思ってしまうことに疲れた。勝手に疲れた。勝手に好きになったのに、勝手に離れていくなんて、勝手だなと、誰も責めてもくれない。ただ、アイドルに恋愛感情を持っていた厄介なオタクが一人いなくなるだけ。それすら、彼は知ることがないのだし、一生知らないでいてほしい。振られたかったけど、大好きな人に蔑まれるのはやっぱり嫌だ。迷惑で嫌われる存在になるくらいなら、やっぱり知られないままでいい。始まりは、好きな人が、私のこと好きになってくれたらいいな~なんて軽い気持ちだったのに。
どうしたって片想いで、よかったと思うこともある。
疲れたからこの気持ちを放棄する、この選択が誰にも迷惑をかけない。本当に誰にも迷惑をかけない。私はただのオタクになる。長い長い片想い疲れたね。これからは、アイドルとしての彼に目一杯幸せにしてもらえるんだと思う。リア恋"枠"なことに変わりはない。自分の好きなように楽しめばいい。アイドルとファンってそういうものだと思うから。
アタシの名前はアイ。心に傷を負った皇族。モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール♪
アタシがつるんでる友達は二重スパイをやってるミキ、宮内庁にナイショで CIAで働いてるユウカ。
訳あってISIS団の一員になってるアキナ。友達がいてもやっぱり皇居はタイクツ。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「あームカツク」・・・。
「カノジョー、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
「すいません・・・。」
・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと総理の男の顔を見た。
「・・・!!」
・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・・。「・・・(カッコイイ・・・!!・・・これって運命・・・?)」