はてなキーワード: 粛々ととは
何をしているか不明だが、出口のところに、文字の入った上着を着た20代くらいの若者が立っている。
喫煙者ではないので詳しくないが、自宅のある区や以前のオフィスがあった区で喫煙所の警備員を見たことが無かった。
迂回するための道にいるのは立て看板で塞いでおいてもいいのではないかと思うこともあるが、案内を求められることもあるだろう。
だが、喫煙所の彼はぼーっと立っているだけだ。
よく、日本人は生産性が低いと言われるが、生産性ってなんだろう。
もちろん経済指標的なもので言えば、警備費ということで金銭が発生している。生産性はある。でも、これでいいのかという気持ちになる。
誰かが、喫煙所に警備員を置こうと考えて、稟議書とか回して予算を取った。
途中で「いらなくないか」という議論もあったかもしれないが、予算は成立した。
成立する過程を見てみたい気がする。
誰か、自分の身近でこんな変なアイデアが実行されました。加担しました。と、言う人がいたら教えてほしい。
喫煙所はものすごく揉めるので警備員が絶対に必要、特に港区はガラが悪い、というのであれば、すみませんでしたとあらかじめ謝っておく。
どっちもネットで有名なコマの元ネタって部分ばかり注目されがちだけど、この2つはよく見ると結構似ている。
肉親を殺した相手の元で粛々と暮らす両者が決定的な決別を前に振り向きざまに発する言葉だ。
大きな違いは、かたや国家転覆を行えるほどの力を持ち、かたやただ状況に流されるしかない奴隷であるという点だ。
エウメネスは物語の英雄への憧れを持ち、数々の英雄譚を諳んじるほどに読み込んできた。
時には自身が物語の英雄のように知恵を回して窮地を脱するだけの才覚を持つ。
だが、その力は書にしたためられた伝説の勇者と比べれば余りにも非力だ。
その差は、運命の岐路に立たされた時、その道を自分で選ぶことは出来るかどうかという形で現れる。
ハルパゴスが振り向きざまに発した言葉は別離の言葉であると同時に、王国をひっくり返すだけの決定的な宣言であった。
だがエウメネスが同じく振り向きざまに発した言葉は、家族であった者達の心にわずかばかりの爪痕を残すことが精一杯だった。
このシーンは両者の対比により、幼いエウメネスの持つ非力さを表しているのではないだろうか。
同時に、持てるばかりの知恵をもって、少しでも世界に己の爪痕を残さんとする執念、気位を表現しているようにも見える。
我々はインターネットで何度も見てきたコマを漫画に見つけると、ついついそれがネットの元ネタであることばかりに注目してしまう。
だが、そもそもをしてネットで何度も使われるほどの力を持つコマというものは、それ自体が物語の中で強い力を持ち、読者の心に深く刻まれるシーンなのではないか?
何故、ヒストリエのこの「だましてくれたなああああ」と「ば~~~~っかじゃねぇの!?」がここまで読者の心を惹きつけるのか。
何故、作者はそれほどの気持ちを込めてこの2つの場面を描いたのか。
対比のためだったのではないか?
後々に対比するために読者に強烈に印象付け、また片割れを思い出させるために再び強烈な印象を持って描いたのではないか?
国を一つひっくり返すに至ったハルパゴスの力を持て、エウメネスの非力を印象づける。
その意図、魂がこもっているのではないだろうか?
自分は二次創作の漫画、イラストをお小遣い稼ぎを兼ねた趣味にしている。
個人的な好き嫌いで言えば生成イラストAIは好きではないし、自分でも使おうとは思わない。
でもSNSのおすすめタイムラインに頻繁に流れてくる生成AI規制派(以下反AI)の主張には頷けないし正直嫌いだ。
一番がこれ。端的に言って反AIの理屈は表現の自由にとって危険すぎる。
インターネットで活発に発言している反AI派は「無断」学習の禁止や固有の絵柄の保護を謳うけど、そんなことをしたらどうなるかは火を見るより明らかだろう。
自分が楽しんでいる二次創作分野も焼け野原になる可能性が高い。成人向け二次創作やってる連中はだいたい反AIだけど、生成AIは駄目でも人力のパロディはOKなんて線引きが可能だと本気で思っているのだろうか。
彼らは違法コンテンツのダウンロード規制騒動をもう忘れてしまったんでしょうか?警察が刑法175条をどのように運用しているのか知らないとでも言うのでしょうか。
そういった懸念を踏まえた上でなお生成AIを規制すべき、と主張するならわからないでもないけど、だいたいの反AIはリスクを過小評価しすぎている。
生成AI問題は純粋に経済的、労働問題として取り扱うべきだったと思っている。
著作権や著作者人格権を中心に据え、学習されない権利だの言い出した時点でオタク絵師の多い反AI派は巨大な弱点を背負ってしまったように見える。
正直言って今の反AIは負けている側だ。絵師の仲間内やオタク層の多いSNSではどうだか知らないが、行政や立法を見ると普通に負けている。
なのに反AI派は心を守るためだとか話が通じないだとか言って議論を拒否してブロックする人が多すぎる。オープンな場での議論は当事者以外のその議論を見ている人のためのものでもあるのだが。
負けている側がすべきことは味方を増やす運動であって、既に反AIとして結束している仲間内で盛り上がることではない。
現時点では生成AIを規制するべきではないと思っている人を心変わりさせなければならないのに、反AIではない人との議論、対話を拒否していたのでは先は無い。
この国は法治国家なので、損害を受けたと思ったら法的手段で回復する必要がある。
現時点で合法(もしくは指針となる判例がない)とされている、AIによるイラスト生成を行った個人や企業を泥棒呼ばわりしたりネットリンチを行う人が多すぎる。
合法的にAIイラストを楽しんでいる人を泥棒と呼んではいけません。
上にも書いた通りこの国は法治国家なので、損害を受けたと感じたら裁判を起こして判例を作る必要がある。
その結果、反AI派にとって不本意な判例が生まれたとしても、現行法では対処しきれない被害が発生していると感じるなら立法や法改正の運動に進むべきだろう。
反AI派はそうした地道な活動を拒否する人ばかりに見える。アニメ調のイラストを燃やして表現規制している人たちと何が違うんだろう。
現在違法でないものを規制したいのであればそれ相応の行動をとりましょう。
個人的には生成AI問題を現行法で対処できないという理屈が理解出来ない。
依拠性と類似性が認められると思ったら粛々と法的手段を取ればよいし、類似性が認められないのなら、そのAIイラストとあなたの作品は似ても似つかぬ別物ってことで大騒ぎすることでもないだろう。
人間だって他人のイラストと酷似したイラストを出力することは可能不可能で言えば可能だし、AIによって何らかの権利を侵害しそうなイラストが出力された場合は都度対応したら良いだけの話に思える。
学習だけでも許せない、泥棒だと呼ぶ人がたくさんいるが、学習されたところであなたは画力も絵柄も失うわけではないのに、何を盗まれたんですか?ちょっと繊細すぎやしないだろうか。
反AI派には「自分が気に入らない=悪いもの!」という思考スタイルを持つ人が非常に多い。
・嫌いだけど認めなければいけないもの
いずれもあり得る話です。
自分はこんなに嫌な思いをしたのに現行法では対処してもらえない!悪が野放しになっている!
もしかしたらあなたが受けた被害というのはそもそも悪でもなんでもなく、あなたが勝手に嫌な気分になっただけで規制の必要が無いのかもしれませんね。
有名な絵描きには信者みたいなファンがたくさんつく。その絵描きが白と言えばカラスも白くなる。
普通の人が社会活動や勉強に費やす時間を絵に投入してきた絵描きは多い。その結果得られるのは絵の能力であって、他の能力は一般人未満ということはあり得る。
我々人間のお絵描きだって、視覚的インプットを神経細胞ネットワークの構造として保存し、そこからまた出力しているだけでしょう。
性能の差があるにせよ、人間のお絵描きとAIによるイラスト生成を本質的に分ける理屈が思いつかない。本質などというものも多分無いし。
めちゃくちゃわかる。本当にその時期めちゃくちゃ苦しいと思う。
でも良くない結果になったとしても、やるべきことを粛々とやるしかないんだよね。
生検するまで確定しないし、
今の日本は福祉がよいんだよ。とくに健康保険みんな入ってるね。
医者の診断がでたらお金のことはなんとでもなるとおもっていい。
それを「お金がいるから今すぐ復職~」とか「離婚すれば逆に実家のほうが手厚くやってくれるでしょ~」とか完全に逃げてしまうと余計につらくなる。
そしてあとになってあのとき逃げなきゃよかったと、罪悪感で
そうなるともうお金と一緒に寿命も逃げるばかり。底抜けのおとし穴だ。
芸能人でもはまっちゃう人いるけど、日本で標準医療てのは一番効くってことだから。
心穏やかにまって、もし困ったことがあったら市役所とか会社の総務課とかとよく相談してね。
みんないつかは病気になるんだから、特に昭和世代は年金もらいすぎっていわれるくらい援助うけてるんだから
・すごいいましめ映画だ
いましめすぎてもはやホラーだった
・Twitterでおすすめ(半信半疑)+filmarksで3.6だったからそこまで期待せず見たけど現時点で今年1位になった 監督の次回作あったら観に行く
これもうホラーだろ…
・手づかみのレストランでの「マッマだけが一方的に楽しいと感じてる会話」が辛えわ…
・仕事の権力勾配ある状態で対等なコミュニケーションなんて不可能だから粛々と役割を果たすことに専念しよう…と思った
・息子君は社会(労働)に出たら否応なくわからせられるしアーティストになったとしても才能上位互換にぶち当たるだろうから調子こける今のうちに調子こいとけ…
ご家族から大切に育てられ、スタイルのいいイケメンでこの時代に自発的に恋愛したがって
アーティスト活動(笑)やるくらいバイタリティあって小銭稼げるくらいには人気稼げる出来過ぎな息子さんやからこれはほっとけマッマのがよほど怖かった
・初手の「ババア配信中は〜」からの「(シャワー中にドア開けて)ごめん!」でもう大切に育てられた子感すごかった
・A24作品で一番好き
なんか監督の自己満足感が少なくエンターテイメントとして伝わるよう重すぎず軽すぎず作ってくれてる感じする
・ネットで「創作者の承認欲求と自己実現の話〜」って聞いてたから「チック、チック...ブーン!みたいな感じかなそれならあんまり合わないかも?」と思って見てみたけどどっちかというと「他人に興味持て映画」だった
・キラキラワークのドヤ感を「他人に影響を与える仕事をしたくないの?!」の一言で捉える的確さよ
・最後のシェルター建築前更地のマッマの写真で「そ、その状況からイチから始めたんなら思った20倍位スゴい人やったわ…」ってなって
・職場の人に絶対「クラシックババア」ってあだ名付けられてるやつじゃん…
・母息子については「よかったね!」ってなるけど父親の存在がキャラの濃さの割にノータッチだったの、人生相談とかで母親から子育てについて相談メッセージ送られてきたが相談内容文面に父親が一切登場しないような不気味さがあった ちょっと父親だけアリ・アスター作品みたいな静かな不穏さ滲み出してて…
・「世界を変えるのは地道な仕事と相手への興味の下りは」ホンママジでその通りでございます…なんだけど他人に影響与える「福祉の仕事」と「車修理の仕事」のくだりに1ミリも関わってない女の子の口から唐突に出たからそこだけ少し「キャラに作者の思想言わせてる」感あった
・運転シーンが常に若干飛ばし気味でいつ横から車が突っ込んで来るかずっとヒヤヒヤしながらみてた
あとマッマの乗ってる車に「生活」の親近感もった
映画の人々、みんなSUV車?乗るから「お金、あるんやね…」ってなるから…
・配信中のババアノックしろよと配信で思想強めの曲やって信者からウヘられる共感性羞恥シーンはぜってえあると思ってたが無くて驚いた¥9000稼げてよかったね!
顔がいいから何でも似合う ピンホールシャツみたいな鎖、顔面が良くないと似合わん
・シコリ赤ランプ草 音楽漏れてないし「あっ…(触れない優しさ)」されるやつじゃん 家にそんな軽々とドリルの穴を…
・思想強めライブハウスの初手に出てきたシンガーの「ぼくはボンクラなので仲間内でちやほやしてくれるこの界隈でやってます!」顔に目茶苦茶わろた 間違ってないにしろ悪意ありすぎだろ!地味に2回出ててさらに草
・息子の曲の「十代にしか刺さらなそうなありふれた曲」感すげえな!顔ファン枠もそこそこいそう
・思想強めこじらせ人間しかいなそうなライブハウスで卒業アルバムに寄せ書きしてもらえる俺らマジ最強お前らとのお別れマジつれえわ…ソングは眩しすぎるからやめろ…やめろ…
・ほんま「今日は来てくれてありがと」「また来てね」の所良すぎた ちょっと涙滲んだ
・タイトル、原題のがよくない?と思ってたらラストの流れ見た後だと翻題のがいい…ってなった
砂場でトンネルを右手左手それぞれで両側から掘ってやっと手が繋がる時のような良さを的確に現しとる…
・ここまで素晴らしい映画で「自分の事ばっかじゃなくて他人に興味関心を持て人の話を聞け」と戒められたのに何で自分は他人の話に興味を持てないんや
興味関心を持とうと思って持てたら苦労しねえ!
人のことなんてわかんない。これが全ての出発点なんだ。死ぬほどのことではなかった、そう?それはどうかはわからんよね。同感。
でも、まあ、だとして、『死ぬほどのことじゃなかった』と言っている人の口をふさぐようなこともできない。その人はそう思っているのだから。堂々巡りだね。何も進展しない。ただ現実がそこにあるだけ。
だったら、私はどうすればいいのだろう。私は何も言いません、何にも関わりません、というスタンスを粛々と守っていくということになるのだろうか。虚しくないですか?虚しいよ。でもこれが最も平和的な解決のひとつではある気がする。いや何もしないだけじゃん。そうかもしれない。
人の行動に何か言うことが躊躇われる。いちいち気にしてしまう。大丈夫かな?迷惑じゃないかな?不快に思われないかな?と考えてしまう。人のことがわかんないな。
そんなもんTPOPだよ。時と場所と場合と、人(パーソナリティ)によるんだよ、ってのも思う。労いとか祝福とか励ましの言葉とかなんの意味も持たない軽口冗談くだらない笑い、いっぱいあんじゃん。場面場面で人を有効的にプラスにする言葉もあるんだよ。だからコミュニケーションってのは楽しいの。うまくいけばね。
でもうまくいかないケースが多いんだよね。多すぎる。思っているよりもはるかに多いよ。ぜんぜんうまくいかない。他人に言葉をかけるのってむずかしいんだよ。いろいろ。タイミングやら内容やら。私たちはいつも主観をもって誰かにコンタクトする、その時に発生する未知の世界への分岐がある。その分岐を想定してんのか?後戻りはできないよ?保留するなら今しかないぜ?
先日の飛行機事故で乗員乗客全員が助かったのは客がCAに従い迅速に避難したからだ、と言われる
他の専門家も手荷物を持たず速やかに退避した乗客を称賛している。
ソース:https://sp.m.jiji.com/article/show/3135592
この際、客からの声掛けがあり、中には強い口調で荷物を出さないよう呼びかけがあったことが動画で確認できる
ソース:https://youtu.be/SBLfnwhiJ1Y?t=564
なるほど、非常時には権威ある専門家に従い、一般人はそれを信頼し粛々と行動すべきことがわかった
パニックに陥り違う行動をとるものは一般人同士で牽制し掣肘することが望ましいということがわかった
我々は知っている
同調圧力でどうしようもない惨事を引き起こした先の戦争を知っている
だから、そう、どうやら世の中には良い同調圧力と悪い同調圧力があるのだ
どの同調圧力が良くて、悪いのかを定める目方は誰が決めてくれるんだ?
分からない
種の生存戦略という観点から言えば、一定数同調圧力に屈しない異常個体が必要なのだろうか
恐らく真っ当な人生を送る諸氏にとっては「内容証明を書いて郵送する」なんて作業をする事は無いだろうしこの増田が有益なものになる保証は無い。だもんでハウツーとしてよりもザ・ノンフィクション的な底辺ドキュメンタリーとして読んで頂ければありがたい。
事の発端は今年の初め、世間を騒がせた例の芸能事務所に対するスキャンダル。俺は告発する側に対してちょいと違和感を感じたのだ。どうも何か言ってる事やってる事ちぐはぐしてねぇか?と。こらちょっと追及"されてる側に"問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。即ち日本国憲法第21条「国民の知る権利」は俺も保証されてる筈だから?粛々と行使するまでなのである。
とは言え何の肩書も持たない中年無職が物申した所で単なるモンスタークレーマーとして扱われるのがオチだ。どうしたもんかと悶々としつつYouTubeで2chのスカッとした話をゆっくり音声でまとめた奴(ほら、アレだよアレ、碌にソースも貼らないアレ)を垂れ流して聞いてたら
と来た。
ふと思った。あれって誰でも送れるもんなの?弁護士抜きで?
疑問に思ったら目の前の端末に例の先生がいるぢゃあないか。「内容証明」と伺うとすぐサジェストで「書き方」と出てくる、一番真上にはご丁寧に日本郵政の公式ページが出ると来た。流石先生見事なお手前。
俺「それで先生、内容証明とはどのように書けば宜しいのですか」
先生「なら話は早い、その作文に使う用紙を持っておいで」
作文用紙なんて百均で売ってるもんかなぁと思ってたがそこは子供部屋おじさん、ひょっとしたらまだ部屋に余ってんじゃねぇかと引き出しを開けたら、あったよヲイ、偉いぞ昔の俺。埃をかぶった用紙を掃い、見よう見まねで手書きであくせくと書いてみる。「こんなもん(作文用紙)大人になったら使うのかよ」餓鬼の時分には思っていたが案外使うもんだねぇ。途中タワシみたいにぐちゃぐちゃっと書き損じたり我ながら字の汚さに呆れながらもようやく書き上げた内容証明を茶封筒に入れる。
次に資金調達である。流石に「お母さーん、内容証明送るからお金頂戴」なんて恥ずかしくて言えないからそこは適当に誤魔化した。公式HPには「一枚480円」とあるが余裕を持ってその倍は欲しい。
ワイ「あ、あの、マッマ……その、履歴書を……」
マッマ「ん?何処に送るんだい?」
ワイ「そ、その……職安に……」
マッマ「まあいいわ、2000円渡しとくから、無駄遣いしないでね」
嘘をついてる事に後ろめたさは感じた。だがわざわざ人格否定される為に受かりもしない履歴書書くくらいならこっちのがマシだと気持ちを切り替えた。
なけなしの二千円を握りしめいざ郵便局へ。途中、原本の外に複製、つまりコピーが二枚必要だとの事なのでコンビニに寄り刷ってきた。今時のコピー機ってプレビュー機能が付いてんのかと妙に感心してしまった。
話が逸れた。郵便局に着いた、は良いものの長きに渡る引きこもり生活が、只でさえコミュ障をより拗らせてしまい窓口の前で固まってしまった。一応、不審者と思われたくないので台の上で何か書いてる風を装いながら十数分、意を決して局員に尋ねる。
ワイ「あ、あの、内容証明を……」
局員「少々お待ちください……お客様すみません当局では取り扱っておりません」
ワイ「ぇ、え……」
局員「内容証明の送付でしたら当局よりも大きな局へお求めください、こちら出てこれこれこの道順にございます」
ワイ「ぁ、わかりまし……」
局員に言われるがまま俺はその大きな別の郵便局まで足を運んだ。局員も仕事でやってるし間違った道順なんて教えないと信じた。
道中言い聞かせたよ自分に。
何も剃刀送る訳じゃなければ爆破予告する訳でもない。
適切な料金を支払ってサービスを受けるだけだ。
俺は客だ、堂々としてろ、と。
ワイ「あ、あの、内容証明です……」
局員「内容証明、かしこまりました。少々お時間をください……えっとですね、内容証明ですと局員が二人確認致しますので少々お待ちください」
言われるがまま待つ。送り先が送り先だけに馬鹿にされてんじゃねぇかと考えてしまい卑屈になる。今度は男性の局員が来た。
ワイ「え(やっぱダメか……?)」
局員「えっとですね、書き損じが三点ございましてですね、印鑑お持ちですか?」
ワイ「あ、はい」
局員「ではですね、上の方に●行目一字訂正と書いて頂きまして、それから訂正した部分にも捺印お願いします」
ワイ「三枚とも、ですか?」
マジか、ちょっと書き間違えただけでハンコ必要なのか、でも念のため持ってきて正解だった。
んで、言われてその通り記入してハンコ押して再度待つ。あんな汚い字で書いた駄文にもここまで真摯に対応してくれた局員に心の中でほっとして感謝した。
局員「ではですね、こちら郵送するのが原本になります、あとこちら(複製)がお客様の控え、残り(複製)が当局でお控えさせて頂きます」
ワイ「はい」
局員「ではお会計が内容証明と書留郵便で税込みで合計995円になります」
後で知ったが九月"まで"は995円だが十月以降は1080円に値上げしてた。ハガキも値上がりすると言うし今後さらに値上がりするかも知れない。値上げの波はこんな所にまで来てたのか……。
その後、説明を聞けば何でも内容証明郵便には保険がかけられていて、万一破損などした場合、俺は十万円ほど賠償金を受け取れるとの事だ。不謹慎ながら「途中で事故らねぇかなぁ」と思ってしまった、配達員さん申し訳ない。
受け取ったコピーには「〇〇郵便局第××号内容証明郵便」と捺印されていた。無職の書いた落書きが法律的に効力のある文章に変わった瞬間だ。
帰り際、コピーを刷ったコンビニに再度立ち寄り、百円のコーヒーを頼んだ。
店先でほっとしながら思った。
午前中、必要な書類を作成し、昼休憩をはさんで午後、得意先に向かい提出する。
要はそのルーティンを複雑化したのが「オシゴト」って奴だろ。
結局内容証明は五通、送ったのかな。後の方になったら慣れたもんだから訂正なし、ノー印鑑で提出出来るまでになった。
まぁ残念ながら何の成果も!!得られませんでした!!どこ送っても音沙汰無し!
世の中甘くないよ。でもその甘くない結果出せたのは、今年四十の無職の俺にとって大きな一歩だよ。
最後に。オチと言うか愚痴と言うか、告発を持ってこの増田を締めくくる。
てめェーだよ てめェー
吉田豪よ、アンタにも一通、内容証明を送った筈だが12月28日現在音沙汰無しってどう言うこった?いや正確には新宿のロフトプラスワンに送ったのだが、だって本人に直接送る先知らねぇんだものしょうがねぇじゃん代わりに馴染の所送るしか。
ってぇかロフトのスタッフから話来てねぇか?「吉田さん、何かこんなの来てるんですけど」って。新宿ロフトワンのスタッフの連中は40代の引きニートにも呆れられるほど「ホウ・レン・ソウ」が出来無ぇ間抜けの集まりかよ?
そっちがしらばっくれてもな、こちとら送った証拠ってもんがあるんだ。それに内容証明は郵便局にも五年は文面が保存されるから知らぬ存ぜぬは通用しねぇぞ?プロインタビュアーだか何だか知らねぇがアンタの1080円と俺の1080円じゃ訳が違うんだ、誠意ってもんが無ぇのか?え?