はてなキーワード: ヒスとは
誰だって最初は「この欠点は受け入れられる」と思って結婚して、結婚生活を送るうちに徐々に致命的な欠点が明らかになって、耐え切れなくなったら離婚するわけで。
加齢とともに関係性も相手に対する期待値も変わるのに、結婚する段階から欠点の有無だけ見ても仕方ないじゃん。
横だがじゃあよその男の子供を孕んで来るようなメシマズでヒスでダラでデブスと結婚しろと言ったらしないんだろうなー。
相手の欠点を多少は受け入れるにしても限度もある、ってのが普通の人間。
なぜ「どんな欠点だろうが全て受け入れる」or「どんな欠点も全く受け入れない」の二択で考えるんだろうね。
要はただ反論したいだけなんだろうけど。
男性だってよその男の子供を孕んで来るようなメシマズでヒスでダラでデブスな嫁のATMになるくらいなら独りで好きなだけ金使って趣味に生きていたいでしょ?
双方の欠点を受け入れたりスルーしながら共に生きていくつもりじゃないと結婚ってできないと思う。
結婚した当初は美人で性格も良くて非の打ち所のない女だと思ってても、結婚したら色んな欠点が見えてくるし、お互いに老化するんだから容姿は衰えるだろう。
そういう人はキモくて金のないおばさんと同じく、独りの生き方に納得して独りなりの幸せを見つけて生きて行くしかないわけだから、それでいいんじゃないでしょうか。
仰る通り喪男の中にも「自分なんかと結婚したがる女はいないよ」「自分なんかが子供を作ったら子供が可哀想」と考えて家庭を望まない人がそこそこいるようですが、家庭を持っても幸せになれないのが分かっているなら他方面で幸せを探すより他にないかと。
だから自分がもっと優秀で人に愛されるに足る人間であれば、多分結婚を自ら望んでいたと思う。
でもそうじゃないなら、選べる道の中から最善を選ばないとね、きちんと身の程を弁えて。
男性だってよその男の子供を孕んで来るようなメシマズでヒスでダラでデブスな嫁のATMになるくらいなら独りで好きなだけ金使って趣味に生きていたいでしょ?
自分が貰える嫁がその程度だって最初から分かってるなら、嫁候補の女共がいくら喚こうが「知らねえよ俺は奴隷じゃない」って思うでしょ?
女も同じってだけです。
祖母の具合が悪くなって大学時代からしてた一人暮らしを止めて実家に戻ったのが数年前。
その祖母も死んでしまったし、当時勤めてたブラック企業からめっちゃホワイトに転職して落ち着いたし、
そろそろ一人暮らし再開を母に打診した。
まぁ人間虫の居所が悪いこともあるし、と数日置いて再度相談、やはり対話を拒否される。
さらに数日あけて話をしようとしたら、気配を察したのか急に怒り出して絶対にダメだから!と。
住むところに多少の口出されるかもしれないが普通に出ていけると思ったのに。
それが今年頭、ちょうど物件がたくさん出ていて、良いところもあったから、早く決めたかった。
相談すらできないし、かと言って、郊外にある家から都心の会社まで毎日片道2時間近くかけて通勤するのもつらい。
色々手続きが終わって、場所やなんかを母親に話したらものすごい勢いでキレられた。
家のこと何もしないのに?
掃除洗濯はしてるよね、ゴミ捨てや重い物の買い物したりしてるよね。
炊事しないのは、台所使おうとすると、油が跳ねるから炒め物するな、汁が飛ぶから煮物汁物するな、というかコンロを使うな
ってサラダつくるかパン捏ねてオーブンで焼くかしかできないからだよ。
家に入れてる額が少ない?
クソみたいなブラックでクソみたいな金額しか貰ってなかったから数万円入れるだけでもカツカツだよ。
自分が子供育て始めたのもそれから結構過ぎてからだけどまだまだ人間的に未熟でさ、その時に子供にしたことが今結構自分に帰ってきて後悔してるよ。
あの頃自分がまだまだ未熟で職場の人間関係とかだけでてんてこ舞いなのに育児や家事の分担もあっていっつもテンパっててさ、それで結構ヒスってたのよ。
夫もそれに釣られたのかよくテンパってた。
2人だけなら似た者同士のちょっぴりメンヘラ夫婦で済んでたけど間に子供挟まってると本当可哀想になるね。
そんでその頃荒れてたのがいつの間にか子供に伝染してたらしくて子供が小学校入った辺りからよくヒス起こすようになってそれが未だに治らない。
今の自分が育ててたらそんなことないとまでは言えないけどもっとマシだったろうなと思うよ。
S&Mシリーズはみなさんご存じ森博嗣の小説だ。ゲーム、漫画、ドラマ、アニメ化になっている。どれもキャラデザが原作イメージと違うのが特徴だ。
犀川創平と西之園萌絵という二人の天才が議論していたら、いつの間にか事件が解決していたというシリーズ。不適切なあらすじで申し訳ない。
96年発行なのに、VRについて現代レベルに迫っていたり、ツイッターやマイナンバーの登場を予言しちゃっているところも面白いと最近思う。SFでは無いのだが。
メインキャラ二人ともが天才なのだけど、ずば抜けている犀川に比べて萌絵はかなり劣った設定になっている。
これは、そうしないと話が動かないからだ……とメタ視点を持って読みたい。
とにもかくにも、西之園萌絵が主人公の作品だ。彼女はワトソンでは無いのだよホームズくん。
(※作者談)
中盤までを見て、彼女を嫌いだと思った人→わかる。アニメはモノローグ無いから何考えてるか分からないし。
すべF全部読んで、それでも彼女が嫌いだと思った人→わからなくもない。
この違いについては見れば、読めば、分かる。
萌絵が奇抜だったり感情的だったりするのは、一応理由がある(自分だけ運よく助かった、両親の突然の死)。
前者に関しては、それを知らないで、序盤でキャラを掴んだ気になって「ビッチだ!」と彼女を嫌いだと言う人に、最後まで見ろ!と言いたくなる。萌絵はバリバリの清純派キャラだ。
アニメや、原作1巻読んだだけで彼女の(犀川の)キャラを捉えるのはとても難しい。あまりにも複雑に作られてしまったキャラクターなのだ。「すべてがFになる」は元々5連作の4作目として作られたというエピソードからしても、「すべF」だけでどうか西之園萌絵のキャラクターを把握しないでほしい。という原作読者の重い想いを、誰か受け止めてほしいのだ。
S&Mシリーズは年を取らないサザエさん方式では無く、キャラはみんな確実に歳を取っていく。
とりあえず時系列を追って考えよう。
S&Mシリーズ10作全て見て、なお西之園萌絵が嫌いだと言う人。
嫌いなのによく読んだな、あんな長いの……というのは(四季の)百年譲って許そう。
S&M、つまり犀川&萌絵(四季 真賀田だったりもする)はシリーズを通して、二人の関係や性格が微妙に変化をしていく。
犀川は次第に優しくなり、社会にほんの少し馴染むような様子を見せている。
まぁそれにも理由があってのこと。ちゃんと全部読めば分かるが、簡潔に言えば彼女は自ら危険に関わることで、自殺願望を満たしているのだ(だから犀川が余計に優しく心配性になる)。
(※補足。萌絵も一応友達が出来たり一般庶民に馴染んだりと、かなり人当たりはよくなっていきます。犀川よりは)
最終巻「有限と微小のパン」での萌絵は、とにかくヒステリックだ。
要するに萌絵は、すべFの時に自らの過去の嫌な記憶を呼び起こした『四季』を恐怖、負そのものと認識してしまった。犀川が四季にとられてしまう、という恐怖もプラスしている。
犀川&萌絵シリーズとしては、四季の介入でスッキリしない終わり方をする。
嫌いと言う人が居るのも……仕方が無いかな。だって萌絵の最後の見せ場がヒステリックなのだ。
犀川が望む生き方を妨害してるのが、萌絵なのかもしれないし(書いてる人はそんな感想抱いていないが)、事実萌絵が話を引っ掻き回すので推理に邪魔だと感じる人が、もしかしたら居たのかもしれない(いやそこもメタ視点で読めよ、という話なのだけど……)。
じゃあ、S&Mシリーズを読んだ人はVシリーズを読んだのだろうか。
このシリーズは時系列こそ違えどS&Mと同じ世界観で、西之園萌絵をメインとした話が一作ある。「捩れ屋敷の利鈍」だ。
(これを読んだ人が、助手の国枝桃子を嫌いな人がさらに嫌いになるか、好きな人がさらに大好きなになるのかも気になる……。)
でもこの話はどうでもよくて、それ以外のVシリーズを読んだか読んでないかでS&Mシリーズへの見方が大きく意見が分かれるところがあるのだ。
『犀川が萌絵を好きになれるのか、もしくは何故好きになったのか』
正直S&Mだけ読んでもここは謎だ。彼の気持ちは分かりにくいし、S&M最終巻時点で彼が萌絵にどうしていくのかはハッキリ見えない。好きなんだろうが、犀川先生はロリコン、で片付けれられても仕方が無い程度にしか書かれていない。
だからこそ萌絵の犀川への気持ちが、あまりにも一方的に描かれてきたのだ。
しかしVシリーズを最後まで読むと、それがとてもよく分かってしまう仕組み、トリックになっている。
犀川の好みの女性が明らかになるのだ。つまり萌絵は犀川にとってドンピシャだったのだ……。
とにかく、犀川は萌絵を選ぶと再確認できるシリーズ、とでも言える(大げさだし、そんなにキャラクターは出てこないのだけど)。
ここまで読んでなお、西之園萌絵が嫌いだと言う人。
マジでなんで読んでるの?このキャラどうやっても主人公だよ?なら紅子も嫌い?よくここまで読んだね!
と言いたいけど、分からんでもないのだ!!(だって森さんの話おもしろいもんね!!)
萌絵の恋愛脳、四季ヒステリックは「四季秋」を経ても変わらないままだし。うん、ヒステリィはうざいもんね。
(ここまで読むと、萌絵が可哀想で犀川酷い男だ!という感想も、当然だと思う。犀川はなかなか酷い男だ。萌絵くらい積極的にならないと関われない。)
じゃあ、短編集「虚空の逆マトリクス」から「いつ入れ替わった?」は読んだだろうか。時系列的には「四季秋」の中盤だ。刊行時期的に「四季秋」は読んでもソレは読んでないという人が多いかもしれない。
それとも萌絵嫌いな人にはどうでもいい話なのだろうか……重要だと思ったのだが……。
そして、「四季秋」の終盤で萌絵は犀川への接し方に対して、ある解答を得ていたりする。今後彼女が彼に対しどうなっていくのか、読者は少しだけ予測することができる。
……それでも嫌い?じゃあGシリーズは読んだ?「キウイγ(ガンマ)は時計仕掛け」、読んだ?
このシリーズ1巻では萌絵の後輩たちという別キャラクターが動く話だと思って読んでいたのだけれど、もはやもう、S&Mシリーズの続編なのだ(ところどころVシリーズが影を見せるし)。
犀川が出てくるだけではなく、確実に萌絵がメインキャラを食っている(海月と加部谷が主役向きじゃ無い)、裏テーマは萌絵の成長奮闘記だろう。
髪もロングになり、美人で優しい先輩だし、しっかりと自分を分析し、過去とちゃんと向き合って、大人しくなって。
(幕間に、Xシリーズを挟み)
「すべてがFになる」で最初に犀川が言ってたとおりの、彼女の本質的な性格に戻ろうとしているのだ。
超良い女、って感じになっている。お子ちゃま萌絵ちゃんは、もう居ない。多分。
犀川にはもったいない!けれど、犀川もこのシリーズで随分丸く素直になっている。なんか禁煙までしちゃってる(読者的にいまだに信じてないし、理由をずっと考えているが)。
萌絵が落ち着いたことで、犀川と距離感すら生まれた。会えない時間が愛育てるのさと、よく言ったものだ。
本当の本当に、彼女はしっかり大人になったのだ。
Gシリーズまで読んでもなお、萌絵が嫌いですか。……残念です。あなたとは趣味が合わない模様。
読んでない方、ぜひ読んでよ。
Gシリーズ相変わらず謎のままだしトリックは浅い(というか、書きたいものがミステリィでは無いのかもしれない)けど、森博嗣が好きに書いてるのは分かるから。
目標地点までキャラクターを育ててあげよう、という意思が見えて、気持ちよかったりもするしね。
そんなこと思ってないって作者に言われたら、「あそう……」だけど。
大人しくなったと書いたけど、今後の展開が読めないので、本当に萌絵が落ち着いてくれるのかは謎です。
ただもう死にたがり萌絵ちゃんは卒業してますし、犀川先生とはあははうふふで、西之園先生になりました。
(ただし結婚していないという謎状況)
萌絵がGシリーズのメインキャラ食うどころか、主役交代劇が起こっているGシリーズの運命を、四季が握っているのは確か……最新刊を、待つ。
※追記
意外に反響あって作品人気を知るのですが、どのキャラも人間味あって可愛くて好きですよ。
特に特化して萌絵批判について考えてみた結果、愛をぶつける形になりました。
加部谷と海月…とくに海月については短編集と合わせて推理中なのですが、やっぱり主人公としては描かれていないのが、私気になります。
Gシリーズで彼の謎が解けるとも思えない…。
母親がバイオリニストの子育てが失敗しやすいということについては全面賛成する。
親が有名なバイオリニストだが、ヒステリックな女で子供はいつもびくびくしていたそうだ
子供の頃DSをバキバキに割られて、恐怖感から従うしかなかったらしい。
私が稼いだお金で生活しているくせに!が口グセで、子供の立場としてはもう何も言い返せないらしい。
数十年後、その子供は30歳ぐらいになったんけど、特に女性蔑視がひどくて女=ヒスで育ったものだから
リアルに「女はバカ」「女が悪い」「年を取った女に存在価値はない」とか口に出しちゃってる。当然彼女はいない。
母親に対して「いつ殺されるかわからなかった。」「いっそ事故で死んでくれればいいのに、と願っていた」と言っていた。
ただ、親が金をもっているので、自分が仕事しなくても食うに困らない身分になれると思って世の中なめてんのもわかる。
家族の中だけでいろいろあるんだろうけど、やっぱ母親がバイオリニストでまともに子供育てるのって相当無理があるんだろうなと思う。