はてなキーワード: ハードルとは
不正のトライアングル理論では、動機、機会、正当化の3つが揃って初めて人間は不正をすることになってる
代金をちょろまかしやすいコーヒーマシンのせいで機会のハードルが下がってんのは分かるんだよ
だけども、大半の人間の感覚ではコーヒー代のちょろまかしには正当化の余地がない
同じ犯罪でも、人気のない交差点で信号待ちで突っ立ってるのはバカらしいから信号無視したという正当化はまあ世間ではそれなりに通用するだろ
でもコンビニでコーヒー代を正直に払うのがバカらしいという正当化は「え?それってドロボーじゃん」の一言で終わっちゃうんだよな
今は刑事事件やっていないが、登録してから数年は国選を年20件くらいやった。最初の就職地は首都圏ではあるが支部管轄だったので国選がかなり回ってきて、民事が手薄な新人には重要な収入源だった。
被疑者国選のほとんどは自白事件なので情状弁護をすることになるが、過去は変更できないから犯情事実でできることは少なく、したがって理論上は量刑に与えるインパクトが最も小さい一般情状の、さらにその中でも示談・環境調整・反省が仕事の中心になる。示談によって被害の回復を図り、環境調整と反省によって再犯防止を図り、これらの事情を起訴・不起訴の判断や量刑に反映させるのが仕事である。
謝罪文や反省文というのは、被害者を慰撫して示談の可能性を高めるツールであると同時に、本人の反省の深化・具体化を促すとともにそれを証拠化するツールでもある。というか、すばらしい謝罪文があるから示談できたなどということはまず無いので、主な目的は反省の深化・具体化と証拠化である。
さて、そこで被疑者に反省文を書いてもらうのだが、累犯前科者でもない限り、初めはまず非常に薄っぺらい反省文が出てくる。多少文字を書ける人でも、書いてくるのはせいぜい「反省しています」を「海より深く反省しています」と修辞しただけのものに過ぎない。
そこでより深く具体的な反省を促すために、被疑者に課題を与える。たとえば被害や影響をもっと具体的に想像させる。被害者への言及がなかったなら被害者はどう感じたと思うかを書かせ、「被害者は怖かったと思います」と書いてくるならその恐怖を味わった人はその後その時間その場所を避けて生活するといった行動の制約が出てくるんじゃないかと想像させる。そういう形で、犯罪者の自分本位な視野を広げるとともに、より被害者の視点に立った再発防止策を考える手伝いをする。
こうして深化した反省を、十分に反映された反省文として証拠化する。普通の人は、書くべきポイントをリスト化して良い順番で並べて網羅的かつ繋がりの良い文章を書くことはできないので、弁護人の方で草稿を作ってあげる。だいたいの被疑者は弁護士の文章を書き換えずにそのまま清書するので、弁護士の草稿はそのまま反省文の原稿となり、反省文は弁護士の作文という状況が出来上がる。
弁護士の作文ではあるのだが、基本的には被疑者本人の反省の内容と水準を反映したものになる。弁護士が考えた最高の反省文を書き写させたところで、被疑者本人の理解と実感が伴わなければ取調べや公判での被告人質問に到底耐えないし、反省文に含める具体的な再発防止策は被疑者本人の同意のもとでなければ外に出せないからだ。被疑者に全文を自書させるのは、反省文の内容を本人に内面化させるための手続きでもある。
被害者との関係でいうと、反省文というのはさして意味はない。だいたい犯罪被害者というのは犯人のどんな反省文を読んでも薄っぺらいものにしか感じないもので、示談のポイントは基本的に示談書に書く内容、すなわち示談金と再発防止(特定の場所への接近禁止など)だ。
ただ、これは私自身が一度失敗したことでもあるのだが、比較的出来の良い謝罪文を書く被疑者について、被疑者自身の言葉で反省を伝えた方が良いのではと思い、ほぼ修正無しの謝罪文を被害者に渡したところ、こんな汚い文章のまま出すなんて反省が見られないと立腹されたことがある(まぁそうは言っても示談は成立したのだが。)。謝罪文の出来が良いことで示談できることは無いのだが、謝罪文の出来が悪いのはリスクかもしれない。
謝罪文の作文のことを書いているのは、これを生成AIで作成した弁護士の話が読売新聞の記事になったからである。
弁護人が被疑者について「反省の気持ちはあると感じたが、(男は)文章を書くのが苦手で、とても被害者側に渡せる内容ではなかった」という状況下で、生成AIに「「改善策も盛り込んで」と繰り返し指示し、被害者の心情に配慮しつつ、男から聞き取った反省の言葉も盛り込んだ」謝罪文を起案させたというのは、背景事情を善意に解釈(記者の悪意を斟酌)するならば、通常の謝罪文作成プロセスとそう異なるものではなかったのでは無いか。刑事弁護人が被疑者に「反省の気持ちはあると感じ」るハードルはわりと高い。口や文章では立派な反省を述べる累犯者をざらに目にしており(累犯者の方が謝罪文を書き慣れていて、充実した反省文を書く。)、反省文の出来の良さと内心の反省に相関が無いことをよく了解している。
そんな謝罪文が量刑に影響を与えるなんてけしからんと憤る人もいるようだが、謝罪文は量刑理論の中でも最下層に位置付けられており、かつその内実も上記のとおりであることを実務家はよくわきまえているから、謝罪文それ自体で軽を軽くする効果はまず無い。
それでも弁護人が謝罪文を書かせるのは、その作成プロセスを通じて具体的・客観的な再発防止策や真摯な反省を促すことで、考慮に値するレベルの一般情状を作るためだ。手書きさせたのはロンダリングかという批判もあるが、本人という出力装置を介すことで本人に対する感銘力を企図していることは、大抵の被害者にも感じていただけていると思う(し、「弁護士の作文でしょ?」と聞かれた時に説明しやすい。)。
自分もろくでもないことばっかり書いてるけど、性的なこととか差別的なこととか平気で書いてる増田って何?増田だとしても運営はアカウント知ってて常に見られてるとか、爆破予告を運営が通報しなくても第三者から開示請求受ける可能性はあるとか思わないのかな。そのへんの心のハードルどうやって乗り越えたんだろう
研究成果が市場導入されるまでには死の谷がある、みたいなことが言われるけど
あれって全然「谷」になってなくてただ単に市場導入のハードルが高いっていう「崖」なだけだよね
なぜか研究開発している人達は自分たちが優秀だと勘違いしてるけど
市場導入とかやってる人の方が断然優秀だしそっちの方が難しい
だから簡単な研究成果なんて山ほど出てきて、それらが崖で駆逐されてるっていうだけのに
自分たちが優秀だと勘違いしてる研究者が「ここが死の谷か・・・!」みたいに言っててクッソかっこ悪い
そういやCGで人間の顔を作るときに言われる「不気味の谷」もただの崖だよね
人間の顔からかけ離れてる時は誰も人間だと認識してないけど、近付いてくると違いが分かってきて不気味になるっていう、ただの崖
遠くから崖を見てたら「あんな崖は小さくて楽勝」と思って、近付いてみるとめっちゃ高くて無理、みたいなのと同じ
ただ単に高いハードルがあって崖になってるだけなのに「谷だ!」とか言い張って、さも自分たちがこれまでやってきたことが高尚だったかのように主張するのはマジでダサい
『宇宙を歩くために』って漫画、評判がいいから読んでみたけれど
何つーか、ここまでして生きたくないよ
平穏無事にただ生きていくだけのために、一体どれだけ負担を負って苦労しなきゃならないのか
社会に求められる人間像のハードルを下げるんじゃなく、ハードル自体はとてつもなく高いままで
無能な人間当事者に創意工夫による克服を求めるってのがまさに自己責任論。
まあ、連載は現在進行形で続いているけど、現実の世界を舞台にしている以上は現実の常識から掛け離れた展開にはならないだろうし。
エビリファイ(アリピプラゾール)を飲み始めて少し経ったので現時点で感じているメリット・デメリットをまとめてみる
・集中力が上がる、軽い過集中的傾向も消えず
・食欲過多が改善された(少ない人は増える?)
・朝必ず同じ時間に目が覚めるようになる
・やる気の有無にかかわらずタスクに取り組める
・幸せを感じるハードルが低くなった?(晴れてて幸せ、ご飯おいしい幸せ、みたいな)
・人と話す時緊張しにくくなった
・(室内だと)常に眠い、頭がぼーっとする
・眠気でパフォーマンスが30%くらい落ちる
・飲み始めは手の震えがあった(3日くらいで消えた)
・服用初日の深夜に目が覚め、何故かパニック状態になり嘔吐(これも初日だけ)
・不安感は完全には消えない
・うつ病なのか適応障害なのか不安障害なのか知りたくて精神科に行ったら特に診断されないまま処方された。結果的には満足している
・平常時はぼーっとしていて何かやる時には集中力を一定に保てる。トータルではプラスになっていると感じる
・人と話す時にぼーっとしているのは逆に良かった。考えすぎてしまって空回りするのを防げた
元記事見ると「乗り越えると達成感を得られるハードル」ぐらいの意味で使われてる
https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXMZO45675670U9A600C1000000/
20歳女です。
恋愛欲?はあるというかむしろ結構惚れっぽい性格なのに、身体接触がすごく苦手。
大学入ってから1年弱付き合った彼氏がいたんだけどそれが原因で別れた。手を繋ぐのにもハードルがあったし、キスとかハグも無理だった。
別れた直接の原因はセックスを断ったから。彼氏は理工学部だし聞いてないからわかんないけどお互い初体験だったはず。彼氏の家行ってベッドで押し倒されそうになったときに泣いちゃった。
結局その後話し合ってお互いしんどいだけだから別れよう、ってことになった。彼氏があんまり優しくて本当に申し訳なかった。触れ合うのが得意じゃない事が言えないままこの人なら大丈夫なはず…とか思ってたのがバカだった。
満員電車とかは乗れる。でもレジでお釣り貰うときに店員と手が触れるのはやだ。
恋人も友達も家族でも、相手から触れられるのが好きじゃない(特に肩叩かれるとか)。
実家住みだけど部屋はきったないし潔癖とかじゃない。幼いときに虐待されたとかレイプされたたとかでPTSDがある訳でもない。
これって何科いけばいいんだろ。同じような人いない?