はてなキーワード: 保守速報とは
民主政権下で公文書の改竄事件があったという記録を引っ張り出してきて、アノニマスポストやら保守速報といったいつもの連中が「ブーメランwwwwww」と囃し立てている。
これらの悪質まとめサイトの言うことを真に受けるのは馬鹿のすることだが、公文書の改竄問題があったのは事実だ。
とはいえ、「同じ公文書改竄なんだから同じ対応をすればいい」なんて雑な考え方で良いわけがない。
といった点に検討を加えようと思う。もっとも、門外漢の私には知り得ない部分も多いので、想像が入り込んでしまうのはご容赦願いたい。
なお、現状、私は財務局の改竄はあったものだと思っている(厚生局の改竄は厚生省が認めているため確定している)ので、その前提に立って話をすすめる。
どうやら今日には政権側の調査結果が出てくるようなので、私のこのコタツ検証記事が妄言だったと確定するような、改竄がなかったことの確実な証拠を持ってきて欲しいものである。
さて、近畿財務局の改竄問題は連日騒がれているのでともかく、東北厚生局の改竄問題はネットの海を探してもなかなか出てこない。大半が右派系悪質ブログの記事に埋められている。
A: https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2901L_Z20C10A6CR0000/
が見つかった。
上の日経の記事は2007年に行われ、2010年に発覚した改竄、
下の毎日の記事は2010年に行われた改竄問題が取り上げられている。
つまり、東北厚生局は2007年と2010年に二回改竄をやらかしており、そのうちの一回が民主政権下だったということだ。
さて、この2つの改竄問題だが、どちらも「福島県郡山市の医療専門学校」に関するものだ。調べればすぐにどこか分かることだが、まあ学校名はこの際関係ないので触れないでおこう。
ちなみに、どちらも初報を飛ばしたのが毎日新聞のようだが、記事が残っていない。当時の記事が残っている日経が神に見えるぞファッキン毎日。
と思ったらこんな記事も見つけた。おそらく毎日新聞の当時の記事のコピーであろう。……まあ、コピペされた記事が改竄されてない保証はないが。
C: http://jcs2b5lboa.jugem.jp/?eid=57
Cの記事がこの中では一番古いもので、2010年6月15日付だ。これを受けて、厚労省が事実を認めた記事がAで、日付は2010年6月29日となっている。
Bの記事は2010年10月24日のもの。初報は20日だったようだが、残っていない。これを事件2とする。
以前(2004年ごろ?)から、問題の医療専門学校で授業時間の不足が学生や教員から指摘されていた。
再三の指摘を受けて、東北厚生局が2006年11月に調査を実施。
卒業生の男性が2007年6月に開示請求を行う。同年8月に開示。
一部黒塗りの資料が開示されたため、男性は2010年4月に再度の開示請求。いつ頃開示されたのかは定かでないが、おそらくニュースになる直前だろう。改めて開示された文章に、2007年の開示請求時にはなかった文章が存在するのが発覚した。
つまり、黒塗りではなく文章が消されていたものが、再度の請求では存在したため、2007年の公開文書に改竄があったことが発覚したという事件だ。
問題の医療専門学校を解雇され、不当解雇だと裁判を起こしている教員が2010年7月8日に東北厚生局へ資料請求
30日の決定期間延長後開示されず、教員が東北厚生局へ問い合わせを行う
東北厚生局からは「記載に間違いが見つかったので学校に訂正を求めている」と回答がある
2010年10月22日に東北厚生局から「先に開示した行政文書の一部に誤りがあった。改めて開示すべき文書を郵送する」との伝言があった。
「記載に間違いが見つかったので学校に訂正を求めている」って、「今改変してます」って言っちゃったのか……
そりゃバレるよ。バレない方がおかしいよ。
それはともあれ、事件1と事件2だが、共に同じ医療専門学校に関する資料であり、また改変箇所も授業時間の水増しなど共通する点が非常に多い。
つまりここから当然のごとく導かれる結論として、東北厚生局と問題の医療専門学校はズブズブの癒着関係であったと言えよう。
2007年の事件1と、2010年の事件2は地続きの事件なのである。
事件1は民主政権下で発覚したとは言え、改竄が行われたのは2007年8月。2007年9月に自民党総裁選が行われていて、福田康夫が新しく自民党総裁、総理大臣となった。改竄が行われたのはそれよりも前なので、その当時の総理大臣は、安倍晋三である。あれ?
改竄が行われた資料の調査が行われたのは2006年11月なので、その当時の総理大臣は……やっぱり安倍晋三である。
まあ、東北厚生局が安倍晋三の一声で動くって訳でも無いだろうし、安倍晋三が東北地方の学校と癒着しているなんて証拠もないので、この件に関してはなんとも言えないだろう。
とは言え、東北厚生局と問題の医療専門学校が癒着関係にあったことに関しては、橋本龍太郎の自社さ連立政権以来10年以上政権与党であった自民党に重大な責任があると言えよう。問題の医療専門学校を運営する学校法人の設立が1998年なので、癒着関係がそれより前から存在したこともない。
民主政権下で起きた行政による事件である以上、当時の民主党に責任がないとは言えない。
とは言え、民主政権に関しては、
1. そもそも東北厚生局と問題の医療専門学校の癒着が、自民党政権時代に培われた物であった
2. 民主政権が発足してから1年しか経っていない時点での出来事であった
という点を勘案すると、自民党時代の負の遺産を負わされた事件であったように見える。
民主党に落ち度があるとすれば、2010年6月の事件を受けて東北厚生局をきちんと内部調査し、不正を厳しく罰すべきだったということだろう。
この点に関しては擁護のしようがない。当時の民主党は手ぬるかった。政権担当能力に欠けていた。
しかしながら、上記の検証から、当時の東北厚生局の問題には、民主党政権の者が関わっている可能性は低く、それこそ官僚の独断、暴走であった可能性が高い。
森友学園の問題が報じられたのが2017年2月。1年と少し前だ。1年以上もやっているのかこれ……。
問題とされた点に関しては、いまさら振り返るのも面倒であるが、国有地の売却価格が評価額の14%であった、といった報道がなされた。
それ以来、「国会空転」「モリカケしかできない」などと揶揄されながら野党は政権批判を続け、途中で解散総選挙があったりなんだかんだで、今に至る。
政権の対応は徹頭徹尾「指摘には当たらない」「そのようなものは存在しない」といった話であったが、無いとされていた資料が途中から出てきたりもした。
改竄を行った主犯は誰なのか、また改竄が行われていたとして、森友学園を「特例」扱いしたのは誰なのか、と言った点に関しては今後の調査を待たねばならないが、この件に関して、現時点でも明確に分かる現政権の落ち度は、まさに「指摘には当たらない」で貫き通したことである。
疑惑が発生してから、現政権は調査の協力を拒み続けてきた。朝日新聞が掴めたネタを、真面目に調査して政権が掴めない訳がない。つまり、この一年間「国会空転」させ、「モリカケしか」やらない状態になったのは、正しく現政権の責任であり、重大な問題であると言える。
また、「指摘には当たらない」で矛先を逸し続けた戦略は、選挙結果に大きく影響を与えていると言える。
野党の主張を「言いがかり」とし、無能な野党 vs 有能な政権 を演出してきたが、蓋を開けて見れば言いがかりではなく、しかも政権が調査に協力すればもっと早く決着が付いていたということになる。野党が総辞職を求めるのには、一定の理があると私は思う。
3月2日、プラチナゲームズ所属の神谷英樹が「はちまはなぜかプラチナ贔屓だからよく見にいく…俺的ってのはプラチナと俺を舐めてるから嫌い…ゲハってのは知らない… 」とツイッター上で発言したので現在一部ゲームファンの間で炎上している。まずは何が原因で誰が反感を買って炎上に至ったのかを順番に考えていきたい。
※この増田を書き終わった後に某ゲームライターの方がTwitterでだいたい以下の内容をより簡潔にツイートしていたのでそっち読んでください
https://twitter.com/IkamanS2/status/969865192564703232
1.まず、はちま起稿や俺的ゲーム速報JINを始めとしたゲーム系アフィリエイトブログは他ゲームメディアの記事(時には個人ブログ)をソース、インターネットの反応として5chやTwitterからの引用の2つの要素で記事を書いていることがほとんどだ。
2.他ゲームメディアの記事を丸々コピペしているので引用の範疇を超えて無断転載の状態であったり、意図的にコピペ元の記事の意向とは真逆(大抵はネガティブ)の方向に印象を向けるような編集をしたり、引用としている読者の反応がそもそも5chやTwitter上に存在しないのであからさまに自作自演であることがしょっちゅうあるので、一部ゲームファンからは「他所のメディアから記事を無断転載している」「意図的に情報をネガティブな方向に捻じ曲げて特定の企業への誹謗中傷を行っている」として忌み嫌われている(そのため一部の人々からは「ゲーム系迷惑サイト」と呼ばれる)。
3.ただし、はてなブックマークのホットエントリに「痛いニュース」が頻繁に、「保守速報」も稀に(そしてはちま起稿も稀に)入ることからわかるように、人は必ずしも自分の読んでいるメディアの信頼性や無断転載などは気にしているわけではないことが多い(もしかしたら多数派かも)のであって、それはゲーム系迷惑ブログとゲーム業界でも同じだ。
4.さらに、SIE(ソニー)やスクエニ、エンターブレイン・角川(なんとファミ通の出版元(!))などのゲーム業界の関係者がはちま起稿を始めとしたゲーム系迷惑ブログに接触したり関係を持っていたりすることはインターネットウォッチャーなゲームファンの間では常識だ。場合によってはゲーム会社側が一連のゲーム系迷惑サイトに対して宣伝記事や優遇を求めたりといわゆるステルスマーケティングが行われているので、ゲーム会社にとってゲーム系迷惑サイトは必ずしも迷惑だと認識していないことがわかる。
5.じゃあゲーム系迷惑サイトによって誰が迷惑を被っているのかと言うと、それはゲーム系迷惑サイトに記事を無断転載されている一般的なゲームメディアだ。「一般的なゲームメディアだって偏向報道してるじゃないか」という意見もあるかもしれないが、今この増田が問題視しているのは変更報道ではなく無断転載であって、無断転載されたゲームメディア側からすればPV数をクソまとめブログに奪われた挙句記事の中身まで捻じ曲げられて捏造に利用されたらたまったもんじゃない。完全にやられ損だ。個増田も某メディアで間接的にゲーム記事に関わっていたり、以前増田に書いた記事がはちま起稿や俺的ゲーム速報JINに転載されたことがある(インターネット匿名日記にそもそも無断転載が適用されるのかは今は触れないでおく)。
6.ツイッターでも検証されていることではあるが、インターネットを使う人間は情報を摂取するにあたってなるべくソース・一次情報ではない無断転載をより好む傾向があり、インターネットによるフェイクニュースサイトのモラルハザードはゲーム業界に限らずあらゆる範囲で世界中で発生している現象ではある(ゲーム業界は他分野に先駆けてインターネットフェイクニュースが発達した)。
7.ゲームクリエイターからすればゲーム系迷惑サイトは別に迷惑ではないかもしれないが、ゲームメディアの人間からすれば自分たちが費用をかけて作成している記事を無断転載ブログで読んでいると公言されるのは、漫画家にとって読者から「あなたのマンガを漫画村で読んでいます」と言うのを見かけるようなものであり、ゲームクリエイターが10年前に直面したDSのマジコン・PSPのCFWのように「普段は改造ゲーム機やエミュレータでゲームを遊んでいます」と言われることと同じではないだろうか。
https://twitter.com/PG_kamiya/status/969235674841849856
はちまはなぜかプラチナ贔屓だからよく見にいく…俺的ってのはプラチナと俺を舐めてるから嫌い…ゲハってのは知らない…
https://twitter.com/PG_kamiya/status/969771918655070208
君が狂信的に嫌忌してるってことは痛いほど分かりました…ごきげんようさようなら…
#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/24787001
https://twitter.com/PG_kamiya/status/969611616990806016
開発者にわざわざワルクチ送りつけるキチガイなんて各都道府県に5人いるかいないかくらいなもんで、その中でもぼくに熱意を注いでくれる人なんて1人いるかいないかですよ…つまり最大でも47人程度の話で、それ以外の一億数千万人のファンがいると思えば、まぁそらーツイッターやめられませんわなァ…
https://twitter.com/PG_kamiya/status/969608912595968001
はァ〜それはそれは…業界にお詳しくていらっしゃるんですねぇ…
#peing #質問箱 https://peing.net/ja/qs/24766132
https://twitter.com/PG_kamiya/status/969547073799446529
さっき橋本くんに「キチガイが大量に来ちゃった…」て言ったら「ゾンビみたいなもんですから笑」てゆーてたから橋本くんとこも攻撃してください…
そのほか、この炎上に関してARIKAの三原氏が「アンチアフィブログの人々が既にアフィブログ的な存在」「開発者にまでモラルを求めるのは間違っている」とツイートしている。
個増田的には、普段からBayonettaをめぐって国内外問わず神谷氏にクソリプを送ってくる「ゲーム機のシェアを巡って思考や言動がおかしくなってしまった人(神谷氏曰く『ゲームコンソール・ウォーリアー』)」に対してバトルを常日頃から行っている神谷氏がよりによってゲームコンソール・ウォーリア育成サイトのはちま起稿をよく見に行っていると発言するのはギャグを通り越していると思う。
保守速報とはなんだったのか
保守速報のアレのブコメで喜び勇んでいる人たちをいつのもどっちもどっち論で殴るには
「保守速報のようなヘイトデマサイトは糞であると強く表明すること」「影響力・内容共に保守速報の糞さと並べて負けないような左派サイトが流したデマのうち左派からの批判がなかったものを探し出すこと」「自分は両方叩いてきたと示せること」という三条件が揃っていなければ「自分は保守速報それそのものを批判する気のない、保守速報読者と同じレベルの糞で、お前らもそうである、と主張している」という読み方を許してしまう