はてなキーワード: 御用組合とは
kyo_ju よく判らんがすげぇ偉そう(労働組合の役員経験どころか組合員ですらなさそうだが)/なお、御用組合化してる所は平和運動も不熱心だし、ちゃんと会社と戦ってる所は平和運動もやるので、リトマス試験紙的な意味もある。 労働 社会 18 clicks
・オマエエラソウ!
まずそれソースあるの?
仮にソースあるとして、切り離せますよね?なんで常にセットにするの?
「労働者としての権利を主張したいけど平和運動政治運動は別にしたくない」って労働者の立場は?
なんで混ぜるの?に答えられてないよね。
労働者にとっては自分達の場を政治活動家に私物化されてるとすら言える状況だけど。
el-condorel-condor 一遍、御用組合とそ闘争的な組合で、平和とかその他の所謂「左派的な」活動をどれだけやってるものか比べてみるといいよ。ちなみに大企業で「組合強制加入ガー組合費天引ガー」と言われてるのは大概御用組合の方な hoge labour 2 clicks
2019/05/07
同上。
「比べてみるといいよ」とまで言うなら根拠があるのだろうからソース貼ったほうがよくね?
そして、同じくなんで混ぜるの?に答えられてないよね。
hate_flag でも労組がないとすぐに給与水準や待遇は下がるんだよ。自分の見たいイヤなところにだけ注目して叩くのは不毛じゃん?
こいつが一番酷いよな。
普段のこの人のブコメを見るとここまで酷い誤読するような低学力ではないので、
こいつは左派批判には息をするように故意に話を逸らして返す癖がついてる典型的な詭弁者だ。
Arturo_Ui 自分の勤務先の組合に意見すべきことを"総論"として語るのは理解不能。戦時体制が生産現場を疲弊・崩壊させる、という事実に基づいた"総論"である「戦争反対」に異を唱えるのも意味不明 // ていうか増田が専従やれば? マジレス
「戦時体制が生産現場を疲弊・崩壊させるから平和運動する」という屁理屈が通るなら、
「伝染病が生産現場を疲弊・崩壊させるから防疫活動する」とか、
「不逞外国人による社会擾乱が生産現場を疲弊・崩壊させるから自警団活動する」とか、
もはやなんだっていえるよな。
お前のガキレベルの屁理屈にのるなら労組は森羅万象担当しないといけないことになる。
左派ってなんでこう、幼稚な子供レベルの嘘や屁理屈しか言えないの?
「無関係な活動の為に乗っ取って私物化すると本来の機能を損ねるから混ぜないでくれ」
っていう当たり前の注文に延々駄々をこねるんじゃないよ。
この話なんだけど、「一から労働組合作る」話にすると、面白いのかなという気がする。
「部活動モノとかで、廃部寸前の部活動を立て直すために、周囲の有能な人材を説得する」っていうストーリーあるじゃない。
元々労働組合って2人から作れるんだよね。だから、そこらへんを盛り上げることができる。
最初は「労働組合なんて左翼のお遊びだ」みたいなことを言ってたやつが、自分の妹が過労で倒れて、一緒に戦うとか、熱い展開じゃない。
他の増田も書いてたけど、「無実の罪を着せられた主人公の復讐もの」みたいな感じでいい。
段々主人公たちの労働組合が力を付け始めるんだけど、もともとその企業には御用組合がいる。
それなりの規模の企業になると、労働組合みたいなのが必要になるんだけど(三六協定とかその辺りの絡み)、この御用組合、マジで労働者のためには無能で役に立たないくせに、主人公の労働組合を潰そうとしてくる。
なんで、主人公たちがどうにかする。この辺りとか少数精鋭のなんかめっちゃ強い奴が大軍を打ち負かす、とかそういうの盛り上がるし、いいと思う。
で、ライトノベルを読む層ってのは、自営業の人も多い筈なので「ホワイト企業にするとこんなに業績が上がってハッピー」みたいな話も入れる。
最初は難色を示していた社長も、ホワイトになって、業績も上がって、有能な人材も入ってくる。ニッコリ、みたいな。
段々主人公の労働組合ウゼーみたいに思っていたけど、彼らの言うことを聞いて職場改善したほうが、企業のために気づく、みたいな。
そうすると、労働法を準拠して頑張っている自営業の方にもアピールできる。
https://anond.hatelabo.jp/20190405004215
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20190405004215
NTTグループの増田やそのブコメを見て思うところあったので、自分のブログに書こうかとも思ったけど増田に書く。世の中には「普通の平凡なサラリーマン」にすらなれない人がいるんだよいう観点で。
構成はNTTグループ増田のそれに合わせて書く。分量は少なめで。
「安定してそこそこの給与が保障されている」という環境に対する憎悪の声がここ二十数年ほど高くなっているが、「安定してそこそこの給与が保障されている」環境が必須な人は一定の割合で存在するのでは?そういう進路を選択したほうが貧困に陥らずに済む人だっているのでは?そこから外れた瞬間に貧困に陥ってしまうのでは?(私自身も若いころはそういう視点を持てなかった。)
「普通」の人間にすらなれない人にとっての一つのセーフティーネットが存在することを私は実感したし、それを無くすのは自分のためだけでなく、社会のためにもよくないのでは?ということを捉えていただければ。(近い将来、その「一つのセーフティーネット」が無くなって私自身が惨めに野垂れ死ぬ可能性は高い確率であると思っている。)
修士新卒で就職。40代前半。いわゆる氷河期世代ってやつです。バックエンド業務に従事。
30くらいの時にブラック他部署との仕事でメンタルを病んで療養。復帰はしたが、不信感やらいじけ根性発揮やらで30代序盤にして「この先の人生はもう余生」と決め込む。今思うと、内心そう決め込んでいても「一生懸命仕事をやろうとしているポーズ」を取ることの重要性を理解していれば年功序列レールに数年の遅れで乗れたのになあと思うのですが、当時はとにかく辛くてそんなこと考える余裕すらなった。後の祭りだし後からならなんとでも言える。
過去は変えることはできないので、節約生活と可能な限り小銭を拾う生活をするしかない生活を強いられているんだッ!!(バカの自業自得)
経営は非常に安定している、、、とみなされた時代もあったようです。
労働組合は御用です。組合の側から「労使協調」という言葉が出たときにはのけぞりました。物事には建前というものがあるのでは?そりゃあ実態が御用組合で組合出向が人事部の出世コースなのはみんな知ってるけど、、、と思わないでもないです。
私自身の年収は650万ほど。残業しまくっていた就職3,4年目の頃と同じ水準ですね(さすがに今は残業時間は減っています。というかそんな残業生活もう無理)。40歳超えてこれですので、金銭感覚が比較的幼いままでよかったなあと思っています。この先歳をとるにつれどんどん周囲に差を付けられてきつくなるんでしょうけど。
(収入が順調に上がるにせよ上がらないにせよ、生活レベルは上げないほうがいいと思います。というか生活レベルって小金が入って油断すると勝手に上がっていくものです。心身の疾患で収入が上がらなくなったときに悲惨ですし、心身に問題がなければないで貯蓄が増えていきます)
年齢や学歴の近い人は最低でも係長、早い人はとっくに課長に上がっていて当然年収1000万超えです。
30代序盤までは、普通に過ごしていても優秀であってもメンタル疾患の欠陥品(私)であってもその時点での年収差はあまりないようです。後になって響いてきます。
ヒラ→主任→係長→課長、、、と昇格していきます。「普通」の人間でいられる限りは今でも係長までは多少の差はあれど基本的に年功序列です。もちろん私はそのレールにすら乗れていません。
学歴が高いほうが昇格が早い、という傾向はあるようです。自身の反省から言うと「普通」になれなくとも一生懸命頑張っているフリくらいはしましょう。社内ニートのキャリアパスを選択するのは最低でも、(表面的な体裁を保っていればなんとか年功序列で上がれる)係長に上がってからにしましょう(自戒)。係長にすら達していない若いころからいじけて余生モードになってもいいことはありません(体験者は語る)。いじけて社内ニートになるのはいつでもできます。実際課長以上のクラスでそういう人はいます。
なお、優秀な人は異常に昇格が早いですが、「あんな奴がどうして」「女性だから優遇されているのか?」というケースは少なくとも私の視界では見たことがないです。課長以上の世界は私からは見えないのでわかりませんが。
あと、昇格に関する(暗黙・非暗黙の)ルールはあるみたいですが、他人を人事評定する立場に立ったことのない私には正直わかりません。「普通の」コミュ力があればそのへんの情報を下っ端でも聞けるみたいなんですが。
社宅や寮はあります。以前は安価で長く居られたらしいですが、年々制度改悪されて今では基本的に35歳までしか使えないようです。値段については、改悪されたとはいえ普通に借りるよりは安いみたいです。
独身者は補助を受けたければ寮に入れ、という方針です。既婚者は条件をクリアすれば多少の賃貸補助を受けられます。こちらも年々改悪されて今に至るようです。40歳超えたら補助は一切ありません(だったはず。単身赴任に関しては別)。
そんなものはない(関羽)。家やマンションを買うための財形制度はあります。
私自身が持ち家を持っていないし検討すらしたことがないので正直よくわからないです。ただ、わりと多くの人が「年相応に」家なりマンションなりを購入しているようです。まあ、私はそういうルートにすら乗れなかったので、、、
旅行とかスポーツジムとかに使えるポイント制の制度があります。小銭を拾って生きていかないといけないので、これは、、、ありがたい、、、
勤務時間帯はコロコロ変わっていました。一日の労働時間が長くなる代わりに休みが増えるとかその逆とか。ただ、最近は世間の趨勢を無視できず世間並みになっている感触です。フレックスやリモート勤務や時短勤務などがあります。
残業規制は私が入った頃はいいかげんでした。最低でも終電帰宅がデフォなのに残業は毎日20時きっかりまでとか。(若いころはそれでもなんとかこなせるんですけど、それで心身のダメージが蓄積していくということに気づいたのはもう少し後の話)
社内外の関係者(犠牲者)が捨て身で騒いでマスコミ沙汰労基沙汰にしたことや世間の流れもあって、今では残業規制はNTTグループ増田の言っている程度には厳しくなりました。ただ、一部の部署では「退勤タイムカードを押した後残業」みたいなのが常態化しているという噂も聞きます。
人件費圧縮のため残業は減らせという職場全体の方針なのに、残業時間が少ない人は暇人認定されて評定上はよろしくないみたいです。じゃあどうすりゃあいいんだよ。
あと、フレックスが導入されたので残業時間の調整はしやすくなりました。今月残業多くて今日はやることないから早く帰りますとか。まあそんなこと言ってられない時はどうにもなりませんが。
有給休暇、夏季休暇、傷病休暇があります。繰り越せる休暇はいいんですが繰り越せない休暇はきっちり消化しないと上司が怒られます。
他は、最近急にコストに関して経営陣が意識高い系になっているけど、その内容が「とにかく目先の支出を減らすこと」という、民間大企業がかつて陥った罠に数周回遅れで嵌まっている感がムンムンします。「目先のコストカットが目的化してしまい本業に支障出まくり」という余所様の失敗はさんざん話題になっているのにそういう情報に触れていないんだろうか。
低いです。が最近は若い人の離職率が上がってきています。先日部長が「若い人が離れていくのは問題だ。もっと職場の一体感を」とズレたコメントをしていたのが印象に残っています。部長まで行くような人がその分析、、、?
個人的には、ここ数年人事が欲しがるような人材(安定のためとかそんな学生は要らねえ!)が増えた結果として若い人の離職率が上がっているんでしょ?人事がそういう人材を採用している方針的に当然の帰結では?と思っています。
・将来がどうかはともかく、貧困になりたくない人(「普通」になれなくても必死になんとかしがみつけばそこそこの生活費は確保できます。今のところは)
・社会的信用を求める人(エリートでもお荷物でも外から見れば所属組織名は同じ)
・馬鹿正直な人
・ルールや決まりよりも部署の声のデカさがすべて、という現実に適応できない人
・一攫千金を求める人
私はかつて「私は普通の人間(社会人)にくらい当然なれるさ」と思っていたし、もしかしたらそれ以上の…なんてことを思っていました。
最近話題なった45歳over首切り某民間大企業が、その昔「成果主義」とか言い出して世間的にも話題になってました、当時就職直後だった私もご多分に漏れず「自分は当然成果主義で給料の上がる側」と思っていました。
今は私の職場も(年功序列の面も残っているけど)「成果主義」が進んでいますね。イチローの引退会見じゃないけど、若いころの自分に「おまえメンタル疾患で普通の人間にすらなれずに成果主義どころか年功序列レールにすら乗れてないぞ」と言いたいですね。
そんな欠陥品でも当面は生きていけることに対しては、今のところは運がよかったな、と思っています。ということで退職しません。クビになった時に備えてチマチマ小銭を貯めます。まあ実際クビになったらそんなのすぐに吹っ飛ぶんだろうけど。
佐川さんでかきけされちゃったけど、裁量労働制がどうのと話題になってたよね。働き方改革だっけ?
管理職と管理監督者は本来違うはずで、支店長とか工場長とか、経営と一体的な立場で採用権限とかがあって、勤務時間も拘束されないのが本来の管理監督者。
俺は、俺自身が出勤しなきゃお店が開かないような小規模店の店長みたいなもんで、マネジャーっていうかほぼプレイヤーなので法律の本来の意味での管理監督者ではない。
当社には労組があるので相談してみたが、年収600万円以上はしゃあないっていう回答をされ、御用組合なら組合費返せよって思った。
っていうかさ、経営と一体的な立場である管理監督者扱いなのに組合員で組合費取られるって意味がわからんよね。都合よく経営側にも労働者にもさせられる。
結構そういう人多いんでない?
とはいっても俺氏そんなに残業多くない。ただ、休憩が全く取れないことが結構あるんだよ。
いざという時のために残業代が出なくても勤務時間の記録は残したいじゃん。
でも、勤怠システムは出勤と退勤しかないんよ。休憩は勝手に取ったものとされる。
部下が休憩取れなかった場合は、残業時間にプラスして修正申告してるんだけど(本来は業務終了後に休憩時間を過ごすべきらしいんだけど、そんなの無理なんで)自分の場合は残業代に関係ないので修正申告できない。してもいいんだろうけど、人事の人に絶対嫌がられるじゃん。結局給料変わらないんだからさ。
でも、こちらとしては記録を残したいんだよなぁ。どうしたらいいのかな。
まぁでも、自慢できるほどの収入ではないけれど、どうにか妻と子供二人を養える程度の収入で、平日休みで祝日も関係ないものの週休2日でたいていは子供たちの起きている時間に帰宅できるので、それなりには幸せだ。
でも、管理監督者扱いはやめてほしい。
基本給下がって残業がついて、結果今と給料変わらんでも別にいい。
定額働かせ放題で頑張っても実入りが何も変わらんのは辛い。
客商売なんで残業が発生する時は必ずその分売上がついているはずなんだよ。
そこで頑張っても何も変わらないのは精神的に嫌なんだよね。
えっと、一部のブコメはなぜ、
郵政産業労働者ユニオンではなく、御用組合の日本郵政グループ労働組合に注目させてるのか謎。
20条裁判も、2010年に行われたストライキも、郵政産業労働者ユニオンのほうですよね。
日本の経営者が喉から手が出るほど欲しい「解雇権」だが、雇用が流動化すると労働者は会社単位ではなく、職能単位でまとまると予想される。その結果、日本の経営者が鬼よりも恐れる職能組合が組織される可能性がある。職能組合は会社と利益共同体ではないので、今の御用組合とは異なり労働組合として機能する可能性がある。
あくまでも可能性であって、既に心折れた日本の労働者は職能組合など作らず、経営者の思惑どおりの首が怖くて会社のいいなりに低賃金長時間労働に甘んじることになる可能性もまた低くはない。その場合は、経団連が高笑いするなかで日本の国内経済が沈んでいくことになるだろう。
「日本のリベラル、左翼はダメダメ。なぜ日本には海外のようなまともなリベラル派、左翼がいないのか」ってやつ。
では海外のリベラル派、左翼が日本にいたら評価されるんでしょうかね。
今年の夏の英国選挙で、「なぜ日本にジェレミー・コービンはいないのか」とか言ってる人がいましたけど、
大企業と富裕層に課税して福祉を拡充して教育無償化してJRを再び国鉄にします。
なんて政治家が日本にいたら「経済音痴のマルキスト、時代遅れのお花畑左翼」で終わりでしょ。
なぜ、日本にスティーブン・コルベアのようなコメディアンはいないのか
行政府の長、日本でいえば阿部首相を徹底的にこき下ろして笑いを取るコメディアン、司会者が
子役上がりの女の子が女性の権利向上について声高に訴えたらどうなりますか?
「おねえ系」として道化扱いされてるタレントを除き、役者とか歌手とかスポーツ選手がゲイを公言したらどうなりますか?
実際ゲイ向けのAVに出てたスポーツ選手がネットでどんな扱いを受けてるか見ればわかるでしょう。
有名人に限らず市民団体とか労働組合とかでも同じです。「日本の労組は御用組合だ、話にならん」
じゃあストをやるような組合が日本にあったら支持されるんでしょうか?
数年前に相模鉄道がストやりましたが、世論は「利用者に迷惑かけるな」でしたよね。
最賃1500円にあげろデモとかの反応も「そんなことしてる暇があったら働け」でした。
例を挙げようと思えばいくらでもあげれるんですが、要は海外の「まともなリベラル左派」の人が
日本にいても実のところ支持されないだろうということです。
べつに日本のリベラル左翼が特別ダメダメなんじゃない。単に日本人の多くはリベラル左翼的な価値観が嫌いなだけです。
アラバマとかテキサスは圧倒的に共和党支持者が多くて民主党嫌いなのと同じこと。
これから春になると、雪が降るまで人がたいして集まらない役所主催イベントで土日の片方がつぶれる。手当てなんか貰えない。代休(笑)がもらえる。ちなみに日常的な事務処理の残業だと手当てはもちろん、代休すらもらえない。
労働組合は当然のように御用組合。ゆるキャラの中身として活躍して、団体交渉では何も活躍してくれない。
イベントの仕事はそれなりに楽しんでるけど、分かりやすいやりがい搾取は本当に辛いよ。
県の人事委員会は労基署よりもっと心許ないよ。若手で発言力ない俺はどうするのが正解なの?
ていうか、人が集まらないイベントなんかより、ささやかな住民サービスにこそ金使えよー。町民気づいてくれよー。安くない税金はあなたが参加してないイベントに使われてるんだよー。町長とワーカーホリック上司は本当にそれで良いのかよー。
http://anond.hatelabo.jp/20140114181404
労組もそうだけど、「組合」の目的は、その組織を構成する人員の主張を通すことなので、
政治的な事をやる組合は、それが組合員の為になっているからやっています。
1つの会社の組合(単組)だけでは力が不足しているので、幾つかの会社の組合が集まって共同の組織を作っていて、
そのピラミッドの頂点がナショナルセンターと呼ばれる「連合」や「全労連」となります。
ナショナルセンターの構成員は非常に多く、様々な業種となることから、
再雇用とか男女雇用あたりは組合が存在していなければもっと異なった形となったでしょうし、
(組合員のほとんどは正社員である事から、いま働いている正社員を不遇とすることはできません。)
また、単組は、ナショナルセンターなど、上部団体の意向で政治的な事を行う事もありますが、
ほとんどは「労働環境の改善」と「給与交渉」が主な役割となります。
とは言っても、組合上層部は人事系とズブズブな御用組合も多数存在しますが。
疲れた。
深夜のコンビニバイトはたいして客が来ないからいいけど、ダブルワークはとにかくしんどい。
今から寝る。明日はとにかく休む、寝る。
月曜から昼間は会社。9時出社だから家を出るのは7時半。
グリーン車に乗る連中を横目に、満員電車に詰め込まれる。痴漢に間違われないように注意して、女性のそばには近寄らない。
残業無くなったから18時終い。最近はどこも早いから帰りの電車も結構満員。
で、火、水、金は21時から25時までコンビニバイト。土曜は20時から朝4時まで。これで月に約9万ちょっと稼ぐ。
私立の高校に通う娘の学費と、小学生の塾、家のローン、将来の備え。
体力がある今のうちに働いとかないと、娘を大学に行かせてやれないかも知れない。
奨学金を使うってのも考えなくは無いが、娘に辛い学生生活を送らせるのも忍びない。
今年部下になった新人が奨学金の返済で大変だって言ってたしなあ。社会人になった時には300万も借金があるんじゃしんどいよなあ。
別に無計画だったわけじゃない。(と、この前までは思ってた)ただ、読みは甘かった。
給料が増えないだろうな、とは思っていたし、あんまりボーナスを当てにしちゃダメだってのも織り込んでた。
だけど、給料がここまで減るとはなあ・・・。さっくり10%カット。
その上、臨時休業日だって月に4日もある。そのせいで、ほぼ1日分給料が減る。約5%。ボーナスも去年の65%だ。
税込み年収630万が480万。約25%カットってこと。1/4無いんだよ。予想できないって。
妻は前からパートしてたけど、それは住宅ローンの繰上げ返済に回すはずだった。
扶養から外れてもいいぐらいに稼げるならいいけど、それも無い。
家を売ってもローンの全部が消えるわけでもないし、結局家賃はかかるし、引越し代だってかかる。
それでも売らなきゃダメかもしれないな。このままじゃ無理だよ。体がもたねえ。
偶然会社帰りにコンビニに寄った友達が、給料は減らなかったって言ってたな。
その代わり派遣社員がいなくなって仕事が終わらなくて、管理職は部下を定時に追い返して残業だと。
俺がコンビニでバイトしてるの見て驚いてたが、事情はすぐに察してくれた。
あいつのうちも子どもが二人だったな。うちよりまだ小さいはずだ。
コンビニの店長だって強気なもんだ。学生も俺みたいなサラリーマンも、元派遣社員も、みんなコンビニに寄ってくる。
シフト組むのも楽なもんだ、ってさ。俺みたいなダブルワークの時間を許せるのも、学生バイトが文句言わないかららしい。
コンビニに並んでる商品だって、おちおち買う気にならない。休憩時間に缶コーヒーなんて、もったいな過ぎる。
家からインスタントコーヒーとカップ持ち込んで飲んでる。商品を詰めてると、サンドイッチの値段にさえ敏感になる。
去年まではこんなこと何も考えなかったよ。何とかなると思ってたよ。
嫌な言い方だけど、一応大企業でそこそこ評価されてるし、ぐらいにしか考えてなかった。
会社の名前で銀行が金貸してくれるから家も買ったよ。途端にこれじゃあなあ。ちきしょう。
ま、会社に行っても仕事が減ってるのが唯一の救いだけどな。これで忙しかったら死んじまうよ。
早く景気良くならねえかなあ。2年は覚悟してるけど、どうだろう。考えたくない。
娘が気を使って服が欲しいって言わなくなった。部活も辞めると言ってる。金がかかるから。
息子は塾辞めるって言う。情け無い。世間並みに普通のことをさせてやりたいだけなのになあ。
俺の言ってることなんて贅沢なんだと思うよ。持ち家で車もある。クビになることは無いだろう。
ああ、でもこの考え方も甘いかもな。クビになったらどうするか考えるぐらいにしとか無いと。
でも、何も出来ないよ。今の会社でやってることが他でも役に立つのかなんて、わからない。
潰しが利かないってやつ。ああ、なんか勉強しておくべきだよなあ。資格、とか。
とかいってたらもう朝だよな。無理矢理にでも寝ないとな。
-----------------------------------------------
09.05.10 15:34追記
いま起きてきたところ。
生活レベルを下げろ、ってのはその通りだと思う。
車を売り払らおうと思っている。節約できるのは保険と車検代と税金。年額20万ぐらいだな。ガソリン代はそんなにかからない。
息子の塾は年額24万だな。結構大きい。勉強はそこそこできるから、自力でもそこそこにはいけると思う。
家のローンが年額約200万。25年払い。それでも60歳までかかるんだぜ。
家の値段が高かった分、今の下がり方は大きい。
売っても借金が残る空しさには耐えられそうも無いし、家賃を払いながら済んでもいない家のローンを払う気力は無いよ。
すこしづつ、バイトは減らすよ。生活の規模も小さくする。
税金やら健康保険やら厚生年金やら社会保険やら高いけど、年末調整で返ってくるし。
ただな、4月からいきなりだから、現金がきついんだよ。とにかく貯金が無い。だから不安。
それだけなのさ。家を買うのに注ぎ込んじまったからな。
それでも、飯が食えないほどの貧乏じゃない。何とかなる。子どもも飢えて死んだりしない。
会社に頼り過ぎってのはその通りだと思う。今までなんとなくでやってこれたからな。
上も下を見たらきりが無いし、別に見栄を張るつもりも無いんだけどな。
でも生活レベル下げるのってしんどい。まあバイトもしんどいからどっちなんだよって思うけどな。
一応名前の知れた大学でてるけど、しがない営業だからな、世の中には吐いて捨てるほどいるよ。
それでも気楽に家族でファミレス行くぐらいのことは出来た。ちょっとした国内旅行も。
暫くは貯金に回さないとな。
自分や妻の洋服は我慢する。娘と息子は否応なく服も靴もいる。まだ育ってるからな。
それより何より怖いのは、あっさりクビになるんじゃないかってこと。
今回の給与カットだって、御用組合はハイハイって受けちまった。
人員整理が始まったら、組合なんて当てにならないってことがわかった。
もっとも、もっと酷いのは管理職だけどな。
いくら貰ってるのかしら無いけど、給料は10%カット、ボーナスはほとんど無しらしい。
一生懸命働くから首にしないでくれって言ったって、金のかかるやつから追い出されるんだろうな。
怖いよ。早いとこ何とかなって欲しいよ。一生懸命営業するけど、売れねえよ。
景気なんて一人の営業マンに何とかできることじゃないよ。
まだ疲れが取れないから、もう一眠りするよ。
諸君 私は経費節減が好きだ
諸君 私は経費節減が好きだ
諸君 私は経費節減が大好きだ
節約が好きだ
カイゼンが好きだ
派遣切りが好きだ
リストラが好きだ
ベアゼロが好きだ
不要資産売却が好きだ
業務縮小が好きだ
社内で 社外で
事務で 設計で
総務で 広報で
人事で 財務で
この地上で行われる ありとあらゆる経費節減行動が大好きだ
ラインをならべたライン工の一斉カイゼンが轟音と共にムリムダを吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられた不要工程が カイゼン行動でばらばらになった時など心がおどる
生産管理の操る工場の操業停止が下請け会社を撃破するのが好きだ
一時帰休でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった
生産停止時期をそろえたラインの横隊が派遣の契約を解除するのが好きだ
恐慌状態の元派遣者が既に息絶えた派遣会社を何度も何度も訪問している様など感動すら覚える
敗北主義の元派遣達をホームレスにさらし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ元派遣達が 私の降り下ろした手の平とともに
金切り声を上げる寮管にばたばたと追い出されるのも最高だ
御用組合の結成で労働組合ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える
必死に守るはずだった会社が蹂躙され正社員が犯され解雇されていく様はとてもとても悲しいものだ
中国の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
中国の安物に追いまわされ 害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ
諸君 私に付き従う企業戦友諸君
君達は一体 何を望んでいる?
更なる経費節減を望むか?
情け容赦のない 糞の様な経費節減を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な節約を望むか?
よろしいならばリストラだ
我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で半世紀もの間 堪え続けてきた我々に ただの経費節約では もはや足りない!!
ならば我らは 諸君と私で総兵力100万と1人の企業集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし 眼を開けさせ思い出させよう
連中に恐怖の味を思い出させてやる
天と地のはざまには 奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人のエコノミックアニマルの戦闘団で
世界を燃やし尽くしてやる
第二次 世界買収作戦 状況を開始せよ
征くぞ 諸君
オンライン上で、fromdusktildawn氏のエントリを見て正面から、反論してくる組合の人はいるだろうか。
と呼ばれたので少し書いてみようと思う。もっと分裂君(fromdusktildawn氏のこと。以下こう略す)のエントリに言及するのは気が進まない。だって本人が「このブログの内容は極論でありありていにいえば嘘、極論を述べて楽しみ、極論の中の一片の真実を探るものだ」と言ってるわけだから。
だから、正直「正面からの反論」に意味があるとは思えない。その極論は、「極論」だけに様々なことを故意に無視して、あるいは故意に前提としてできあがっているから。
その中には、たとえば引用した上の増田さんが指摘した通り「想像上のサヨクでなく、現実の左翼が日々どういう活動をし社会の中にどう組み込まれているか」と言った問題が潜んでいたりする。大体御用組合とそうでない組合の差なんて、組合の中枢部で動いている人間にだって分からん。それこそ「経営評価委員会」みたいなものでもつくって、組合の功罪について裏表全て出してみて、「結果として」その組合が労働者により役立っているのか、会社にとってより役立っているのかが評価できるかどうか、というところだし。大体、労働者だけに有利で会社にとっては不利な存在でしかない組合など、現代の労働者自身が求めていないしね。
まあ、増田さんとは違って分裂君は、そのあたりの事情をあえて無視している(経営者とかにも知り合いが多いと書いてるから知らないわけはない)のだと思う。まあこれは些細なことに過ぎないけれども。
そんな彼のエントリが「真面目に」読まれているとしたら、それはやっぱり不幸なことだ。だから反論しようとは思うのだけど、そうやって真面目に分裂君のエントリに「反論」しようとすると結局それは彼の「極論」を成立させているネタのネタバラシみたいなことをするしかない。これはぶっちゃけ彼のエントリをつまらなくするので読まない方がいいくらいだ。やれと言われたからやるけど、本来これは自分の作法ではない。先に謝っておく。
:::::::::::::::::::::::ツッコミ開始:::::::::::::::::::::::
(1)経営についてもサヨクにしても、実は想像上のそれしか比較されていないこと。
彼のサヨクに対する批判が想像上のものだと上で述べたが、良く読めば分かる通り彼が述べる「経営体」としての企業の役割や社会に対する貢献、そしてその評価についても、全て理念的な話でしかない。
現実の所、企業が提供する「豊かさ」(A)が、我々の望む豊かさ(B)とイコールであるかどうかについて評価しない限り両者は比較できない。そして、明らかにAをBに一致させるよりは、AをBだと勘違いさせる方が安上がりであり、そして現実の社会というのはそういう安易で安上がりな方向へと流れていくものだ、ということさえ、分裂君はあえて触れない。
一方、ネオリベの提唱する「理想社会」のイメージだけを見て褒め称えているが、本当の所彼だって、現実のネオリベが混乱と貧困をもたらしていたとしてそれを「ネオリベの『理想を正しく実現していないからだ』」などという原理主義者のようなことは言わないだろう。だから「極論」
というわけで、理想だけを見て現実をみていない、これが第一ポイントです。
(2)話の根幹となっている「労働者に必要な『経営スキル』という概念」について
さんざんドラッカーを引用して語って、これも各個人が戦略的に社長のように振る舞い、その総和としての社会が…という話に見えて、全然違う。本当のところ分裂君のこれ、実は『資本論』を下敷きにしてるんだろう。「サヨク」を揶揄しながらこういうことをする。分裂君、結構人が悪い。マルクスが言ったことの中でもっとも重要なポイントの一つはまさに「労働者は企業の奴隷じゃねえ!『労働力』を企業に販売する経営者なんだZE!」ってことで、言ってみればそれは組合の理念の根幹部分。だから、個人的にはこれ笑うところかなと思いながら読んだ。このエントリ自体が高度な釣りというかJokeなのだとすれば、このあたりに一つクスグリをいれてみたということではないか。
(3)結局のところ彼の論に基づけば、社会的なセーフティネットは『無い』という事実
まず、一所懸命繕おうとして繕い切れない問題として、分裂君は有効に機能する社会的セーフティネットについて論じていない、という点。たとえば教育に関して「教育クーポン」が機会の平等を実現するかのように語っていますが、教育クーポン自体こそが社会的強者にとって最も有効に使えるツールであるという点には触れない、つまり結果の不平等が拡大されやすい政策だ、とかね(個人的には、アイデアとしての教育クーポン自体には意外と賛成だがそういう負の問題を解決しないとどうにもならないとも思う)。公害問題についても、色々なアイデアは紹介するけど、それが実際に公害を解決するかどうか、は言わない。
そこを彼は「経済的自由と結果の平等はトレードオフだから仕方ない」という理屈でクリアしようとしてるわけですが、ここにも詐術があって、
1.経済的自由と結果の平等がトレードオフだというためには、「稼ぐ金=やる気(インセンティブ)」という価値観が前提される必要があるが、これが正しいとは限らない。というより、それは明らかにドラッカーさんに批判される考え方。
2.結果の平等を実現することで発生するインセンティブには触れない。『歴史的な社会主義の失敗』を批判する一方で、『ある種の成功した社会主義』と言える社会(たとえば戦後「総中流社会」日本)には全く触れない。
という二点。
この二つを無視し、そして人間を統計の比喩で語って「一部の10km/hでしか走れない車のために、大多数の時速を10km/h制限にするのは正しいか?」という極端な比喩を持ち出す。
確かに、人間を統計的にしか処理しないなら「1%の人を見捨てる社会は99%にとって住みよい社会」と言えるかもしれない。でも実際問題、そんな風に考えて我々は暮らしていけるだろうか。
たとえばみなさんが子どもなら、1%の人を見捨てて幸せを謳歌する自分の両親を見て心豊かに育つだろうか?
行動力ある青年なら、1%の人が見捨てられている社会に対して信頼感がもてるだろうか?
実際に見捨てられる1%になったとき、ナイフをもってトラックに乗り込み秋葉原に行く以外の幸せをみつけられるか?
実際に見捨てている99%になったとき、何の心配もなく秋葉原に行って楽しむことができるだろうか?
友達が見捨てられる1%になったとき、それは君自身の責任だと切り捨てることができるだろうか?
自分の子が見捨てられる1%になったとき、それは君自身の責任だと切り捨てることができるだろうか?
……
こういう『人間性』に根ざしていない「社会」論は、本当は無意味。
繰り返しますが、良く読めば分かる通り《結果の不平等》の発生を分裂君は認めている。それは「起こさないように頑張って起きてしまう」ではなく「社会が計画的に(貧困を)発生させる」ということで、そんな社会が我々の「人間性」に反していることもまた明らかである。
:::::::::::::::::::::::ツッコミここまで:::::::::::::::::::::::
まあ、ドラッカーが考える『仕事における人の「位置づけ」と「役割」の両方を満たすために組織の「マネジメント」がある』という話は普通に面白いので、「ドラッカーの仕事観」を推奨する分裂君はもっとそちらを丁寧に紹介して欲しいと思う。できれば偉大な経済学者E.シューマッハーの仕事観と併せて論じたりしてくれると面白い。また、『近代国家システム自体が1000万人を越えると機能しないのではないか』という指摘も大変面白いので、そのあたりを丁寧に研究してくれると読み応えがあって面白いのだけど、そうすると釣りにはならないんだろうな。
というわけで、お返事してみました。以上。
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080803/p1
あと、今日になって真面目に反論している人がいた。
↓このエントリーにびっくり
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080803/p1
正直、ちょwおまwww消されるぞwwwwwと思った。
というのも、こういう事を言うやつは資本家の手先であって、一緒に働く仲間を売る行為であるとして確実に攻撃対象というか酷い目に会いかねない考え方である。というような雰囲気の団体は今の世の中であっても、たくさんあるからだ。いわゆる気合の入った、御用組合ではない、しっかりとした組合組織からはそう取られるだろう。消されるとかそういうのは"半分"冗談だとしても。
個人的には、d:id:fromdusktildawn氏の書いた内容には概ね同意なんだけど、いわゆる氷河期とかロスジェネとかそういう人達には、ガチ組合が必要だと思う。実際、そういうガチ組合はしっかりと少ないながらも存在していて、本当に労働者の味方になってくれている。今は組織力が落ちているから日本全体としては影響力はそうでもないかもしれないが、そういう組合があるからこそ、業務の安全が伴っていたりする事もある。だから100%否定してくれるなと思う。
fromdusktildawn氏という人が実際にどんな人かは知らない。年齢もどうやって生活しているのかもしらないが、この人はどれだけ経営者と労働者の事を知っているのだろうか。マッチョ的感覚から書いているのならそれはちょっと違うと思う。氏の考えが、現実には大切な考え方であったとしても、もう少し踏み込んで言いっぱなしにしないで書いて欲しいなあ。
この関連の話は、出来れば引き続き書いて欲しい。恐らく、反論は少なからずあるはずだ。今まで喰いついてきたような連中とは全く別の人達が喰い付くはずだ。ある意味、今まで喰いついて来た連中は全て雑魚。このエントリに喰いついて来る人達ほど大きな相手はいないだろう。
オンライン上で、fromdusktildawn氏のエントリを見て正面から、反論してくる組合の人はいるだろうか。
いないとすると、本当に日本の組合は終焉を迎えているとしか思えない。
個人的には、トラの尾を踏んだのではないかと思ってるんだが・・・
http://anond.hatelabo.jp/20080102110537
労働組合とか法律のキレイゴトでなんとかできないから、まずそれを機能させる段階までもっていく意識改革を試みているのに、法律をうだうだ説くほうがよほどキレイゴト(笑)である。
>大事なことは、多くの労働者はサービス残業を拒否できない環境の中で残業している、という事実だ。
これがキレイゴトなんだよ。
これをわかった上でこういう奴も叩いてしまう戦略こそが日本の労働環境改善の切り札になるはずなんだ。
経営者が労働者にサビ残を強いるのは今の日本じゃ合理的な戦略だ。
>もし、仲間を売って仲間のサービス残業で浮いた残業代を自分の残業代として貰って「サービス残業万歳!」と叫ぶ御用組合の連中=会社の犬を「共犯者」と呼ぶのであれば、自分は100%その評価に同意する。
こいつらを批判することはたやすいが(つか叩くべきというのは当然の前提だが)、こいつらも合理的な戦略をとっている以上、叩いてもなかなか崩れない。
本当はいやなのに労働者はサービス残業を拒否できない環境の中で残業している労働者を叩いてしまうことが意識改革のポイント。
「かわいそうな被害者」にしてはいけない。そうするとこいつらは倫理的な正当性だけは保持したまま無能な被害者面で自分や他人を殺すんだ。
非合理的な戦略をとる味方が最大の弱点だよ。
こいつらを叩いて経営者の犬から目覚めさせるしかない。
http://anond.hatelabo.jp/20080102021651
http://anond.hatelabo.jp/20080102042244
「サビ残業はさせる奴だけじゃなくてする奴も犯罪者」みたいな主張のことを「キレイゴト」と言うのだと思う。
言うが易し、行なうは難し、だ。
「サビ残業はやめよう!」と叫んでサービス残業をやめる人がいるなら、とっくにサービス残業は無くなっている。
サービス残業が犯罪だというのはその通りだが、そもそもサービス残業とは何なのか。
サービス残業とは、法的には「時間外労働の賃金の支払い拒否」という行為を指す。
「時間外労働の賃金の支払い拒否」ができるのは、雇用側であって労働者ではない。
労働者はサービス残業という犯罪行為を実行することはできない。
だから、労働者がサービス残業の「犯罪者」になることはない。少なくとも法律的には。
問題は犯罪者かどうかといった法律問題ではなく、自分と同じ立場の職場の仲間と、労働条件という共通の利益を共有できるかどうか、だと思う。
大事なことは、多くの労働者はサービス残業を拒否できない環境の中で残業している、という事実だ。
「サービス残業を拒否しろ」と簡単に言うけれど、多くの場合、それは「猫に鈴」。
実行できれば万々歳だが、そんなことは個人では困難だ。
一人では猫に鈴をつけることはできないけれど、労働組合という集団なら「団体交渉権」という法律上の権利=武器を使うことができる。団体交渉を拒否した雇用者は団体交渉拒否罪という特別刑法犯の犯罪者になるからだ。
団体交渉という武器を手にして戦えば、猫に鈴をつける可能性が増える。
もちろん、会社側も労働者にそんな武器を使われてはたまったものではないから、御用組合を組織したり、サービス残業をさせる中間管理職や御用組合の組合員だけ残業代を払ったボーナスを多くしたりして、「サービス残業をやめよう」と主張する人を徹底的に差別・排除して、サービス残業を拒否できないようにするわけだ。
「サービス残業したくない? あ、そ。明日から来なくていいよ」に誰もが恐怖する。
その時に労働者ひとりひとりがどうするか、ってあたりが問題。
選択肢は主に二つ。第二組合を作って「団体交渉権」を行使してあくまでも会社と戦うか、それとも御用組合に入って「サービス残業をしよう!」と言って仲間を売って自分だけ残業代を貰うか。会社を辞めるという選択肢も無いわけではないけれど。
その時に、自分と同じ立場の職場の仲間と労働条件という共通の利益を共有できるかどうか。そこが問題だ。
残念なのは「とりあえず自分だけ良ければいいや」と考えて御用組合に入ったりして「サービス残業万歳!」を叫ぶ裏切り者がいるということ。
まさに「囚人のジレンマ」。
もし、仲間を売って仲間のサービス残業で浮いた残業代を自分の残業代として貰って「サービス残業万歳!」と叫ぶ御用組合の連中=会社の犬を「共犯者」と呼ぶのであれば、自分は100%その評価に同意する。
もちろん「サービス残業をやめろと正論を吐く連中を裏切れば労働条件をよくしてやるぞ」と誘惑する雇用側が犯罪の「主犯」だということは忘れてはならないが。
結論として、「サービス残業をやめろ」とキレイゴトを叫ぶ前になすべきことはひとつ。
自分だけ労働条件がよければいいやと考え行動するのではなく、職場の仲間全員が働いた分の賃金をもらえるように団結すること。
そのために団体交渉権という武器を手にしてみんなで戦うことだ。
と書くと「それこそキレイゴトだ。自分の労働条件が良くなることが重要だ」と言う人がいると思うが、そう言う人がサービス残業という犯罪の、真の「共犯者」なのだと思う。