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はてなキーワード: エッセンシャルとは

2024-03-07

カプコンゲーム作って楽しく暮らしてる奴らの報酬公務員の1.5倍というのは流石に解せない

公務員社会を支えているかテレビゲームをする余裕があるのであって、もしも全ての公務員仕事を投げ出したらこ世界にはそもそもゲームなんて産まれることさえ出来なかったのに。

おかしい。

エッセンシャルかどうか、必要かどうかなんて無関係なままに、単に競争倍率が高いかどうかだけで報酬が決まっているというのはおかし

2024-03-03

野球が得意なのってそんなに偉いのか?

例えばゴミ処理場で勤務してくれている人とか、保育士さんとか、いわゆるエッセンシャルワーカーというのは、いなくなると困る仕事だ。


しかし、野球の得意な人がいなくなっても、別に市民生活に困ることはない。


まあ「野球の得意な人」はその人でなければならない、替えがきかない存在だが「ゴミ処理をする人」はゴミ処理さえしてくれれば誰でもいいという点では、野球の得意な人のほうが個体としての価値が高いというのはわかる。野球が得意なことも、得意になるために並外れた努力をしていることも自分にはできない立派なことだと思う。


でも正直、所詮見てくれる人がいないと何の価値もない、ただの玉遊びのレベルが高いだけでなんであんな偉そうにできるんだろうなと思ってしまう。今まで別に野球のこと嫌いでも好きでもない、むしろなんとなくサッカーよりいい人が多そう(学生時代サッカー部より野球部の方がいい人が多かったから)くらいのイメージだったけど、最近野球へのイメージがすごく悪い。

2024-03-02

anond:20240302000004

私もほぼ同じ境遇から言うけど全く問題ないよ。

そも世の中見てたらAIが台頭することは自明だったし(やや早まった感じはあるけど)AI にとって変わられるようなデジタルよりの世界仕事をしてる人たちは全員 覚悟ができていて欲しい

最終的にデジタルデータを出力するタイプ仕事であって 音声とか映像とかプログラミングとかデータを作る仕事なんかの人たちは全員 AI仕事を奪われるのは当然だという覚悟、その覚悟もなくこのような仕事を選んで働いてることに腹立たしさを覚えます

あと多くの仕事って明日からあなたの席はない、なんてこと無いからその例えは受け入れられない。

自分脆弱仕事を選んでるのに仕事がなくなっると言われても、可愛そうだねとしかならない。

なんでイラストレーターがそんな風に買い叩かれるようなことになってるのか っていうと そもそも 絵書きっていう市場自体レッドオーシャンでなりたい人たちがたくさんいるような領域 なんですわ

しかも絵を描くことに対する情熱とか そこに対する熱い思いとか信念とか 技巧の素晴らしさとか 卓越 さとかそういったもの、全員が持ってる。とんでもない人数の同業者でひしめいてる。

で なんでわざわざ そんなレッドオーシャンに行くのか っていうと やっぱり絵を描くのが好きだから っていう話じゃないですか

絵を描く以外にも 世の中に必要とされる重要エッセンシャルワークとかいっぱいあると思っていてもっと人に必要とされるような重要な仕事って世の中にはいっぱいあると思って

その中であえてイラストレーターになるっていうのはかなり リスキー だし それを飲んで仕事にしているはずだと思っています

そういう覚悟がなくてイラストレーターを諦めた俺からしたらお前らこれくらい覚悟して仕事してたんじゃなおのか!裏切られた感覚がある。

AIときの絵に負けるくらいの覚悟で死後としてたんかワレ!

暴れたくなる気持ちもわかるし 仕事を奪うなっていう風に感情的になる気持ちはわかる

でも現状の反 AI の人たちの主張って 機械学習 自体違法だって言ってるんですよね AI による学習 自体違法だって言っていてそれにはさすがに賛同できないか

働けなくなるから困るっていう意見には同意できるけど、AI による学習違法ですって言われるとは 何でっていう風になるかな

これは反発があるかどうかを否定してるわけじゃなくて単純に AI学習違法だっていう主張が意味わかんないか

反発があるのは仕方がないっていうところまでは合意できるけど じゃあ AI による学習違法ですって言われても違法じゃないし なんなら 違法じゃないことを明言するために今まで AI 周りの人たちが 頑張って 法改正のとかやっていたのは一体何だったの

どうしてその時には声を上げなかったのみたいな気持ちがあってくるかな

あと個人的なことだけど明日からお前の仕事ないよって言われても 俺は大丈夫です やったって思います

多く働いてる人達って俺と同じ心境じゃないのかなあと腐れなく 誰の仕事邪魔することな仕事辞められるのってすごく幸せなことだと思うよ

AIは早く俺から仕事奪ってほしいです。

で要は仕事問題とかじゃなくて アイデンティティ問題 なんじゃないの 絵を描くこと自体アイデンティティを持っていてへの技巧 こそが 自分アイデンティティと見つけ 結合していると自分自身が 既存されるって事になるじゃないですか

それ自体はわかるんです

徒競走 してるところにオートバイで入ってきてよっしゃ 俺の方が早いってやられてもゲーム壊されるみたいで面白ないじゃないですか

で暗黙的に今までのイラストレーターの少なくない人たちが手動 絵画 作成ゲームを実は目的に遊んでいたってことがはっきり分かったってことなのかな

今日は 絵を描くことを楽しんでるとかじゃなくて絵を完成させることが目的なんじゃなくて

絵を描くこと 絵の作品を通して自分アイデンティティを強化する 他の人よりも優れているということを見せるための手段として イラスト作成をしていた人にとっては致命的なんじゃないか

絵描き中の人って単純に技術を見せたい人だけじゃなくて世の中に存在しないか自分の好きな絵を仕方なく書いてる人とかも結構いると思っていてそういう人達って AI にすでに取り掛かってたりするんだよね

とか言うのを見てると AI に反対してる人たちは、かわいそうとは思うけど 感情的になるのもわかるけど

そもそも いつ崩れるかわからないような場所で手動 絵描き 合戦をしてたってことなんだろうねってことなんだろうね

なので なので よくわかんないですね

私が仕事 奪われても マジで何とも思わないし 本当にやった後しか思わないんですよ なので自分仕事を奪われて悲しいっていうのがよくわからいか

自分仕事を誰よりも 理解して一緒に切磋琢磨して話し合って 競い合うような AI ができるってめちゃめちゃ嬉しいことだと思ってて

実際 俺は AI と一緒にプログラミング もするけどまあバカですよね 頭いいところもあるけど全然 こっちの 意図理解しないとか要件無視した実装するとかそんなんばっかですわ

それを乗り越えて私の仕事を奪えるレベルになってくれたらマジで嬉しいし 一緒に AI と一緒に喜びを分かち合いたいですね

2024-02-20

JTCのテレワーク業務やってます詐欺について

同じ集落移住者生活拠点を都会に移すことになった。といっても旦那さんだけで、奥さん子供は残るんだけど、4月までに引っ越すという事で、手伝ってくれってことでお呼ばれしてお夕飯頂いてきたんだけど。

手伝うのは全然いい。引っ越しの手伝いを頼まれるのはトラック持ちにとってはよくあることだし。

釈然としないのは、旦那さんの会社テレワーク会社じゃなかったんかいというところ。

日本では誰もが知っている通信会社。いわゆるJTCだけど、コロナ禍を機に働き方を大きく変えていて、テレワークが基本勤務体系、日本中どこに住んでも良いと言う制度だと宣伝している会社である


どういうこと?テレワーク基本じゃないの?そうやって聞いたら、

この3つはテレワークが基本じゃなくなるらしい。そまぁ最初の2つは仕方が無いよね。でも3つめは何?

注目度の高い仕事ほどテレワーク無理って、それ体制ができてないって事じゃん。どういうことなの。

で聞いたら「研究オンラインで成果を出したのに、事業化になるからって原則出社なんだとさ。行きたくない」って話になった。


元々このご夫婦妊娠&新型コロナが始まりテレワークに切り替わったことで引っ越してきた夫婦だ。

奥さんは同じ県の「スープが冷めない距離」にご実家があるけど、旦那さんは元々大坂出身。基本縁もゆかりもないこの集落

そこの古民家……ただの昭和の古い家なんだけど、これを借りてくださってかなりお金をかけてリフォームして住んでる。子供も3人いてここでずっと暮らしていくつもりでいてくれたみたい。だけど旦那さんはそういうことで呼び戻され、遠く離れた神奈川県単身赴任

単身赴任解消を進めるんじゃなかったのかよ。悲しい。


できるだけ毎週末帰ってくるつもりけど、神奈川からだと移動にほぼ半日なんだよ。土曜日の朝に出てつくのは土曜日の午後。日曜日も午後4時頃に出ないと日曜日中にたどり着けないから、どうしても段々と毎週末帰ってくるの苦しくなる気がしている。

月曜や金曜をテレワーク扱いで移動しながら仕事とかは、人事制度的には原則出社の勤務体系になるから不可だとさ。上司予定者は理解を示してくれて、融通は効かせてくれるとは行ってるけど、まだ始まってないからわからない。

もし駄目なら、転職を考える時かもしれない。

2024-02-19

anond:20240219102024

"エッセンシャルワーカーなどAI代替可能から価値だと言う輩"が、"「お前の仕事は役に立つのか?」と言われて疑問符のつく高収入者"が"仕事価値という点でエッセンシャルワーカーに嫉妬"という動機を持った人物であるということをどのようにして確認できるの?

例えば、単にAIに夢見がちな中年男性ではないと、なぜ分かるの?

例えば、AIというもの幻想を抱く馬鹿エッセンシャルワーカーではないと、なぜ分かるの?

例えば、エッセンシャルワーカーを下に見て満足するエッセンシャルワーカーではないと、なぜ分かるの?

アンケートでも取ったの?それとも"輩"の正体が分かる不思議プロファイリング技能?何を見てそう思ったの?"輩"のTwitterプロフィール判断普段言動判断?それとも"輩"の生活実態IP開示と氏名住所から所得生活水準を割り出すことを100人ぐらいに渡ってやってみたの?

anond:20240219082347

そうだぞ

事例としては、エッセンシャルワーカーなどAI代替可能から価値だと言う(しか代替可能ではない)輩などは世界中に出没している

要するに高収入者だけが生きる価値があるという論を展開するためには、エッセンシャルワーカーの存在が厄介なんだよ

anond:20240219081359

「お前の仕事は役に立つのか?」と言われて疑問符のつく高収入者は、ググって出たエッセンシャルワーカーの定義を元に、収入を下げる不思議な圧を発するということ?

anond:20240219081148

正確な認識を持てなくとも、「お前の仕事は役に立つのか?」と言われて疑問符のつく高収入者は多い

それに何がエッセンシャルワークであるかという情報はググれば見つかる

anond:20240219062651

ブルシットジョブをやる高収入者が、仕事価値という点でエッセンシャルワーカーに嫉妬

ここがよくわかんない

どうして皆が「仕事価値」とやらを正しく認識できている前提なんだ?

人間はそんなに頭がいいのか?

[] ブルシットジョブ収入ほど高い

1. 労働はそれ自体価値であり、収入関係がない。エッセンシャルワーカーは高価値

2. ブルシットジョブをやる高収入者が、仕事価値という点でエッセンシャルワーカーに嫉妬エッセンシャルワーカーの収入を下げる圧が働く。

3. 他人のためになる高価値仕事であればあるほど、対価はより少なくなる。

4. それこそがあるべき姿であるという間違った価値観が上級国民にはある。

労働価値は、市場価値にすべて還元することはできない。

しか市場価値を全てだと考える上級国民は、社会的価値のある労働に対して嫉妬と反感を抱くようなのである

2024-01-22

anond:20240122121510

常識を付けるために」とあるから元増田が親から「こいつ非常識だな、何とかしないと」と思われるような言動をしてる可能性がある。

「体を動かす仕事をしてみろ」と具体的な指示をされていることからエッセンシャルワーカーを底辺と見下すような価値観非常識非難されているのではないか

2024-01-21

anond:20240120230915

ボランティア」という、世間的に輪郭あやふや概念邪魔しかなってないな。

何も知らずにわけもわからず称賛したり叩いたりするネット空中戦現場疲弊拍車をかける

個人団体社協仕切りの個人集団か、どういうニーズがあるのか、そもそもニーズが集約されてるのかプッシュ型支援必要状態か、要素掛け合わせで全部事情は違うのに「ボランティアは是か非か」のワーワーに一元化されてしまう。

被災地社会の間に情報の落差による距離がある。

当然ながらいまは人海戦術ニーズも受け入れ体制もなく、しかし人手が足りてるのでもなく「被災者でもあるエッセンシャルワーカー」に限界が来てると。

そういうピンポイントニーズボランティアの枠組みはなじまないだろう。

被災地以外で現にその仕事をしてる人が十分な手当を得て一時的スライドするしかない。

そういう専門的マンパワーの充当差配のしくみを自治体が作っておくべきだろう。

■人を送り込むのか地域ごと二次避難するかは(例によって空中戦始めてるが)矛盾するわけではなくその都度判断すればいい話

2024-01-14

カナダ安楽死合法の何が問題なのか分からない

経済的に困窮した障害者安楽死するケースが多いみたいだけど、死んでくれたほうが財政的に助かるし何が問題なのか分からない。

エッセンシャルワーカーの働き口が少なくなるのは問題かもしれないが。

anond:20240114154546

儲けの他に労働のもの価値があるものがあり、それをエッセンシャルワーカーと呼んでいる

anond:20240114153524

俺の元の話を辿れば、「富裕層上位1%だけが残って社会が成立するか」という話だ

かに中国レベルまで人口が過密化すれば人口を減らしたいと思うだろう

しか日本場合は逆だ

労働力が不足していると叫ばれている時に、そのような暴論を振り翳しても日本利益にはならない

エッセンシャルワーカーに対する労働の割り当てを増やすには、底辺存在必要だろう

エッセンシャルワーカーの給料が安く、ブルシットジョブ給料が高い理由は、主に以下の2つが挙げられます

1.生産性の違い

エッセンシャルワーカーは、社会に不可欠な仕事を担っているものの、その仕事の成果を数値化することが難しいため、生産性が低いとみなされがちです。

一方、ブルシットジョブは、成果を数値化しやすいため、生産性が高くみなされ、給与が高い傾向にあります

2.市場の需給関係

エッセンシャルワーカーは、誰でもできる仕事であるため、労働力供給が多く、給与が安く抑えられる傾向にあります

一方、ブルシットジョブは、専門的なスキル知識必要仕事であるため、労働力供給が少なく、給与が高く設定される傾向にあります

具体的には、エッセンシャルワーカーの代表である介護職や保育士、清掃員などの仕事は、人間味や思いやりといった、数値化できない要素が重要です。

しかし、これらの要素は、企業にとって直接的な利益を生み出すものではありません。

そのため、生産性が低いとみなされ、給与が安く抑えられる傾向にあります

一方、ブルシットジョブ代表である管理職コンサルタント広報などの仕事は、論理的思考コミュニケーション能力といった、数値化しやすい要素が重要です。

これらの要素は、企業にとって直接的な利益を生み出すものであるため、生産性が高くみなされ、給与が高く設定される傾向にあります

もちろん、エッセンシャルワーカーのすべての仕事生産性が低いわけではありません。

また、ブルシットジョブのすべての仕事生産性が高いわけではありません。

しかし、一般的に、エッセンシャルワーカーの給料は安く、ブルシットジョブ給料は高い傾向にあると言えるでしょう。

近年、エッセンシャルワーカーの重要性が再認識され、給与水準の引き上げを求める声が高まっています

しかし、生産性の違いや市場の需給関係といった構造的な問題があるため、簡単解決できる問題ではありません。

2024-01-09

anond:20240109060358

そりゃ芸能界の連中なんて社会の余剰人員しかなく

ぶっちゃけ不要存在から

居ても居なくてもそりゃ変わらんよ

第一次産業エッセンシャルワーカーの方が社会にとって遥かに重要存在だよ

2024-01-08

anond:20240107211227

実際車の運転にはリスクがあるから

もちろんリスクがある行為なんて無数にあってそれを選択するのは個人自由なんだけど

車の場合現代社会に生きてる人間運転するしないに関係なくリスク前提の車インフラ恩恵ハチャメチャに受けている

それは運輸業のような直接的な物だけでなく、通勤に車を使うことだってそう

彼らは一定リスクを取って車を使って社会を回しているわけだ

そのリスク回避できる生活を構築できているのはとても賢い事であるが、その生活は車を運転する多くの人たちありきで成り立っている

車社会恩恵を受けながら「車はなんて恐ろしいんだ」「私だったらとてもじゃないが無理」とおののいて見せる人に

エッセンシャルワーカーを誉めそやしながら鼻をつまむスノッブのような印象を受けてしまう人がでるのはわかる気がするよ

2023-12-31

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.1/7


今はしがないフリマアプリ事務スタッフ(カスタマーサポート)だが、昔は関東にある地方自治体役人をしていた。年末ということで、その頃の思い出を振り返ってみたい。

ちょっと気になる同僚がいたのだ。その人をメインにしてエピソードを書いていく。できるだけ穏便に書かせてもらうが、かなり前のことだしぶっちゃけるかもしれない。

関東地方の比較田舎にある自治体だった。当時の自分は、26才になる年だった。福祉部署……『福祉課』としようか(もう少し洒落名前)。俺はそこにいた。

4月の年度初めだった。同い年の新入職員が配属になった。民間企業に3年勤めて、地元に帰ってきたらしい。

その職員を観たことがあった。何を隠そう、彼と俺は同郷であり、大きい山の上にある公立中学校に通っていた。どちらも地元育ちだ。ただ、当時の彼のことはあまり思い出せなかった。見た目がもっさりしているのは変わらずで、ちょっと日に焼けたかなって感じだった。肥満ではないが、ガリガリというわけでもない。中ほどの体型だ。

自分はというと、専門学校を出て新卒採用後、福祉課に配属されて6年目だった。そろそろ中堅として難しい仕事を~というところにきてた。課のメンバー、という意味ではベテランだ(地方公務員は3,4年で異動が一般的国家公務員場合による)。社会福祉法人指導する仕事の(先輩や上司の)お手伝いをしてたんだが、いよいよ自分が主担当になった。

前年度は、40代主査級の職員がその仕事を担っていた。20代自分に務まるか不安だったが、何とかしてやろうって気概に満ちていた。

ところが……上で話した同郷の職員というやつが、いわゆる問題職員だった。福祉課だから、F君としておく。彼は年度当初から、とにかく先輩や上司に怒られていた。同じ課でも違う業務グループだったから(※課の中に係ではなく業務グループがある制度。係制との違いはよくわからん)、そこまで状況は把握してないが、こんな行動傾向だった。

なお、これを書いている時は、はてな匿名ダイアリーで「Bさん」なる概念流行っていた。Bさんというのは、葬送のフリーレンでいうところの『魔族』である。F君は、その仲間かもしれない。ただ、後で述べるがBさんとは違うような気がする。

ほうれんそうしない

判断がつかないことでも押し進める

・わからないことは質問するが、なんか不自然な感じ

・注意してきた先輩や上司を睨む

感情を顔に出さない。サイコパス

ミスをしても謝らない

会議や打ち合わせでしゃべらない。二言三言はしゃべる

尊大というほどではないが、堂々としている

飲み会に出たがらない

・かと思えば、窓口に来る市民業者には丁寧

具体的なエピは、すまないが出せない――まあ、部分的ならいいか。F君が電話を受けて、必要な事項を先輩の人に共有しておらず、叱責を受けていたのを覚えてる。

「おいF。なんで共有しなかった?」

「今回は、まあいいかと思って」

「お前、どういう感覚仕事してんだ?」

別にフツーです」

普通って何なん?」

「わかりません」

「あ!? もっぺん言ってみろや」

ここで先輩が立ち上がった。F君の椅子の前に行って、「きちんとしゃべれや、おい。もしかして、お前障害とかある? 俺のガイジーカウンターが反応してんだよ。正直に言われても、身障みたいには扱えんけどな」みたいなことを言った。そしたらF君は、「怒っても何も解決しないのではないですか?」と確かに言ってた。で、また先輩が「お前、このままやったら駆除すんぞ!! ゴキブリが……」と怒りの声を発した。

惜しむらくも、この当時は職場でのこういう記録をメモしてなかった。上のやり取りはうろ覚えだ。これ以降は、自分の身を守るためにも一応メモするようになった。

で、厳しいやり取りが続いていたが、誰も止めに入らなかった。単純に面倒くさかったのかもしれないし、関わり合いになりたくなかったのだと思う。ある1人の女性職員が、気持ち悪そうな顔をして席を立って、どこかに行った。おそらくストレスなのだろう。

よくキレることで知られた先輩だった。実をいうと……F君がいる施設グループというのは、問題職員が6人中4人(F君含む)を占めていた。人事課からマークされた職員が配属されやすい。

それらの先輩方は、仕事能力問題なかったが、勤務中にキレたり怒鳴ったり、仕事道具を机の上に叩きつけたり、所得が少ない市民とか、病気障害がある市民侮辱する発言を繰り返していた。

いかげん、上の2人がうるさくてしょうがなかった。先輩はやいのやいの騒いでいるし、F君は不気味なほど冷静にボールを撃ち返している。その内容は覚えてないけど、アドラー心理学の本(岸見一郎が書いた『嫌われる勇気』)みたいだった。「それはあなた課題でしょ。私の課題じゃないでしょ」みたいな。

嫌われる勇気』って、すでに嫌われてる人が自分肯定するために読んでる印象がある。本の表題は『嫌われ続ける勇気』が妥当だろう。

あと、『エッセンシャル思考とか』とか『限りある時間の使い方』みたいな本ってさ、基本は自己中な人が書いて、同じく自己中な人が愛読してる印象がある。合理的なのがそんなに大事なんだろうか。人生には無駄必要なんじゃないか自分らしく生きるのが一番いいって、おかしくね? 自分らしくなくても、社会のために生きることって大事なんじゃないかな。こういう本が流行っていると、古来から伝統的な価値観解体されてるみたいで気分が悪い。

さて――この『先輩』というのはマジでキレやすい。役所内でも札付きだった。思ったことを何でも口に出す。例えば、福祉課の小さい事業で「特定高齢者向け福祉用品を買うと2/3を市が負担~」みたいな制度があった。

そんな制度があるのはいいのだが、たまに悪質な業者がいて……社会経験豊富増田読者なら想像がつくと思うが、例えば小売価格10万円の品を「自治体補助金があるからお得!!」ということで、市民の人(高齢者が多い)に10万円……ではなく、なんと15万円で売るのだ。業者補助金なしの場合と比べて5万円儲かっている。ひどい業者だと20万を超える。要するに、市のお金業者にもっていかれている。

その『先輩』は、ある時そんな事案を見つけて、業者電話してケンカになった。渡り廊下の向こう側まで聞こえるほどの声で、電話口で業者と争っていた。

「お前が(市民から)金を出さそうとしとるんだろうがっ!!」

これを三回くらい叫んでいた。凄まじい勢いだった。相手方の声は聞こえないが、ベイブレード同士がぶつける以上に激しい戦いなのはわかった。

戦いの最後になると、「お前。武蔵野市会社だったな。都庁武蔵野市情報共有しとくからな。覚悟しとけよ、ボー―――――ケッ!!」と叫んだ。そして、ひと呼吸おいた後で、「……お前はもう申請しちゃだめ。申請があっても、受付せずに却下するから市民の○○さんにはこっちから連絡しとくね」と告げて電話は終わった。

その後、先輩は本当に、同じ県内都内地方自治体で、うちと同じ制度をやってるところに注意喚起電話をしていた。

※数年後にわかったのだが、その先輩は後天的精神病だった。若手職員の頃に、反社対応仕事で無理をしすぎて、頭がおかしくなったという話を年配職員から聞いた。現在退職している。

それはさておき、F君と先輩職員のバトルに戻ろう。俺は、あまりにうるさかったので止めに行こうと思った。先輩職員ヒートアップしていて、口汚い言葉すら発していた。増田では書けないほどの。「お前みたいなゴミゴミ処理場で引き取ってもらえや」くらいのことは言ってた。

「うるさいぞ、黙れ!」

ようやく止めに入ったのは、F君がいる部署グループリーダー、係制でいうところの係長だった。民間企業でいうと課長くらいか普段はマジメで寡黙な人だが、怒るとコワい。例えば、福祉課にいる若い女の子目当てで、弱者男性職員とか、チャラい見た目の職員とか、おじさん職員とかが話しかけにくることがあるんだが、そのグループリーダーが「お前、職場になにしに来とるんだ。キモイんじゃ帰れ!」と一喝すると、みな一目散に逃げていく。

ハラスメントですよ」とそんな人達の一部が言い返すと、「じゃあ、人事に行けや人事に。なあ、お前がキモイことしてたの、お前の上司に共有するからな。それでいいな?」と睨み返すのだ。

でも、基本は頼りになる上司だった。普段事務仕事でも、打合せや会議でも、公式行事イベントでもマジで頼りになるグループリーダーだった。

先輩職員は、そのグループリーダーから一喝されると押し黙った。F君に向かって「ボケ!!」と叫んでトイレに向かった。F君の顔を見ると、いつものぶっちょう面だった。よく言えばクールで、悪く言うと人間味がない。この時になって、F君の中学校時代を思い出したんだっけ。

当時もこんな感じだった。スポーツは◎で、勉強も○で、家柄も○なのだが、いかんせん、こいつ本当に人間か? というくらい協調性がない。言いたいことをストレートに言い過ぎるのだ……。それでいてわがまま

先生もよく怒らせていた。もちろん生徒だってそうだ。彼はクラス中に嫌われていた。キャライメージで言うと、ひろゆきがもうちょっと謙虚になった感じのキャラクターだった。プチひろゆきだった。

しかし、本人自体は何かに本気で取り組んでいる。実際、F君は剣道が強かった。関東大会まで勝ち抜いていた。市役所内で後に聞いたところだと、大学剣道部ではインカレに出場したらしい。

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(Tips) 問題職員一般的な扱い

官公庁税金追い出し部屋を作るのは実務上難しい。よって、いろんな部署にある程度の人数の問題職員を押し込めてバランスを取っている。現場に行くタイプ部署や、窓口対応をする部署に多い。優秀な職員は、企画政策室とか財政課とか人事課とか監査室とか議会事務局に行く。一般向けの窓口部署に配属されるのは稀だ。え……心当たりがある?

当時の福祉課は、『陸の孤島』に準ずる部署だった。陸の孤島というのは公務員業界俗称で、いわゆる水道局とか教育委員会とか支所機関とか、こぢんまりとした事務所がポツンとあるタイプ職場だ。福祉課は、内部に福祉事務所を抱えてるから本庁舎の中にあるが長い廊下で隔てられている。怒号もあまり市民には聞こえない。いや、福祉課に来客中の人には当然聞こえてしまうが、そこは愛嬌だ。

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F君は……今思えば、そこまで悪くなかった。あの当時は悪い奴だと思っていたが。実際、勤務態度は悪かったよ。ほうれんそうしないし、自分判断とか解釈を押し通すスタイルだし、上司上司とも思ってないし、仲間を仲間とも思ってない節すらあった。でも、彼なりに仕事にマジメに取り組んでるのはわかったし、広告代理店で働いてただけあって、公務員側の人間感性が違うのはしょうがなかった。

ただ、やっぱり協調性はなかったな。人間味もなかった。あれは、なんというんだろう。発達障害とは違う気がする。というのも、職場ヤバい(※業務グループピンチの意)となった時だと、ほかの職員以上にリーダーシップを発揮したり、イベント参加者を取りまとめたり、困難な事態を打破するような企画を考えたりしていた。その意味では、ちょっと前に増田流行ったBさんとは違う存在だと思う。仕事ができるBさんだ。人格や人柄は悪いけど。

シロクマ先生ブログを読んでる限りだと、人格パーソナリティ障害みたいな扱いになるのだろうか。

(当時のF君の印象)

オフィスソフトの腕に覚えアリ。VBAAccessちょっとはイケる。

・筆が立つ。公文書が読みやすい。

・窓口のお客さんと難しい局面になっても諦めない。

・彼をよく思わない職員はいたが、市民取引業者とはトラブルを起こさない。

この時点のF君は、1年目でまだ実力がなかった。別の問題職員からロジハラみたいなのを受けることもあった。とある女性職員(30代半ば。未婚。以下♀とする)がいたのだが、これがまた辛辣だった。

公務員というのは、『様式の中に生きる動物』といっていい。F君の発した伺文書(民間でいう稟議書)を事細かに見て、ミスがあった時はF君を詰っていた。あとは、やっぱり意思決定か。F君の担当業務は、新人らしい、基本的かつ奥深い仕事だった。ジャンルでいうと設備管理とか財産管理だった。その関係で、F君の行動や意見に甘いものがあると、その♀職員が詰ったり、怒ったりするわけだ。

これらはメモに取っている。全部♀の発言にしてるけど、F君は相手にしてなかった。ポツリとは発言してたが、聞き取れなかった。方言は一応そのままにしている。

♀「どうして○○ができひんの?」

♀「それはなぜ?」※何度も繰り返し「なぜ」と訊く

♀「お前、今なにしてた?」

♀「あんた、保育園児みたいやな」

 ※F君が相手にしないとこう言うことが多い

♀「お前に指導して、金がもらえるんか! おい、私に金払え」

♀「日本語しゃべれや、日本語。○○○症でも話せるで!!」

♀「お前の私に対するハラスメント女性部で問題にしよか? いい?」

 ※労働組合女性部。よからぬことをする職員がいると、組合新聞さらし者にする。ひどい時だと本人の写真付きで紙面を配布する。

♀「おい、今お前の仲間が来はったで。一緒に帰らんでええの?」

 ※精神障害者が窓口から帰った後。

話を聞いてる途中、俺はずっとイライラしてた。繰り返すが、この人は女性だ。増田読者の溜飲を下げるために言わせてもらうと、この人には約二年後に罰が下った。後述。

繰り返すが、この福祉課は陸の孤島に準ずる存在だった。やりたい放題する職員が昔から一定数いたらしい。例えば、市内の製造メーカー市役所に対して、専門機器や専門器具卸売価格で売ってくれる制度があった。それを悪用して、自分が購入した後にヤフオクメルカリ転売する人がいたり……あとは、行事イベントで大量に余った弁当お茶コーラアクエリアスを、箱単位で家に持って帰る人もいた。

自分が知ってる年配の男性職員にも、そういうことをしてる人がいた。でも、やっぱり天は見てるんだろうな。その人は、飲み会の帰りに酔っぱらって、どっかの店で万引きして捕まってた。で、その年度末に当市から消えることになった。

ところで、変な職員のことばかり書いてきたけど、もちろん大多数は普通職員だ。人柄がキチンとしてる。あなた過去に、市役所とかで接客を受けたことがあるような。そんな普通の人たちだ。これだけははっきり言わせてほしい。

序章の締めになるが、増田読者の皆様も、どうか悪いことはしないでほしい。世の中はうまくできている。天は見ている。ぜんぶ自分に跳ね返ってくるのだ。

ここから先は、F君と俺を中心に、記憶に残っているエピソードを述べていく。すまないが、全部で二万字以上はある。まさかこんな文章量になるとは思ってもみなかった。

次 https://anond.hatelabo.jp/20231231221401

anond:20231230132356

その代わりに一生エッセンシャルワーカーとして働けってこと?奴隷契約ならまあ

2023-12-29

anond:20231229103424

ブルシットジョブが横行する、資本主義が失敗したこの世の中では、相対的に低い給与エッセンシャルワークに勤しむ人たちは慈善活動家としてカウントしても良いと思う

これだけだと増田から「お前自身は何もしてないのか、カス」とか言われそうなので自分が何をしてるか語ると、

ふるさと納税をせずにあえて赤十字寄付したり、献血したり、持続可能社会の実現維持のため光熱水道費の節約やフードロスの削減・3Rに努め、タイパや個人的欲求の満足のために資源商品の浪費・廃棄をする人・団体攻撃して回ることくらいだな

anond:20231229120832

真面目な話、エッセンシャルなら国内の身内同士で競争する意味ないと思うよ。海外とならまだわかるが

2023-12-09

anond:20231209124840

このコメントは、労働価値税金役割についての重要視点提供しています

税金を多く払うことが必ずしも「偉い」ことではなく、それぞれの職業社会全体の機能にどのように貢献しているか考慮することが重要です。

たとえば、トラックドライバー低賃金であるかもしれませんが、彼らはエッセンシャルワーカーとして、私たち生活必要物資を運んでいます

これは、労働のもの価値があるという考えを強調しています

また、金融業だけで国家が成立するという考えは、労働多様性と各職業重要性を無視していると言えます

経済は多様な職業役割によって支えられており、それぞれが相互依存して機能しています

したがって、一部の職業を他の職業よりも価値があると見なすことは、全体像を見落とすことになります

全ての労働社会全体の機能に貢献しているという視点重要です。

税金をできるだけ多く払うのが偉い!みたいな発想の馬鹿

労働のもの価値があるという考えに至っていないのが幼稚

俺はリモートワーカーなのでいつもトラックドライバーの例えを出すんだが、ドライバー低賃金弱者男性税金もあまり払っていない人だろう。

だが彼らはエッセンシャルワーカーであり、俺の生活のための物資を運ぶという重大任務を担ってくれている。

労働価値って観点が抜けてるアホって、金融業だけで国家が成立するとでも思ってるわけ?

2023-11-26

anond:20231126001850

エッセンシャルワーカーが弱者男性と言って差別されるのは、不当で不快なことだと思います

エッセンシャルワーカーとは、人々が日常生活を送る上で、なくてはならない仕事従事する労働者を指します。

彼らは社会機能を維持するために欠かせない存在であり、その仕事重要尊敬に値するものです。

しかし、エッセンシャルワーカーは、賃金水準が低く、人手不足業務過多などの課題が多いのが現状です。

そのような状況の中で、彼らが弱者男性と呼ばれて軽蔑されるのは、理不尽であり、社会の不平等偏見を反映していると言えるでしょう。

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