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はてなキーワード: 競争力とは

2011-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20110226074741

ん?東京一極集中の話をずっとしていたと思っていたのだが、いつからそこまで話が戻った?

してないよ。生産寄与していない層を保護するには限界がある。という話だろ。

もともと、働きたくても働けない。 という おかしな言葉。 まるで、働きたいと思ったら、働けるのが当たり前であるかのような言葉がまかり通っているが、理想であって現実はないという話だろ。

そもそも論として、単純労働は出来る人が多く、仕事の量はそれにたいして少ない。そして、そういう仕事はどんどん安い地域に持って行かれる。

から、そういう仕事国内で増やすためには、非単純労働が出来る人を増やさないと、単純労働の総数が増えない。したがって、単純労働の数を増やすために、非単純労働を優遇して伸ばさないといけない。という話だろ。

そのなかのサンプルとして、都市一極集中が出てきているが、それは現象であって、議論ではないと思うよ。

もっといえば、同時並行に話をしているんだから

東京一極集中の話を例に、『所得移転』の話だろ。

所得移転』といわれているが、地方所得と呼べるものがあるのか?という話だったはずだ。

地方所得と呼べるものがあって、それを中央が奪っているのか?

中央所得地方が奪っているのか?という話であって、

東京一極集中の是非の話ではなかった。

そもそもの変化の方向性として中庸を指向していないと意味がないだろ。

それをやると、非単純労働が競合国際社会に負けて、競争力が無くなり輸出が減少するから結果として、単純労働も減ってしまから可能。というのは、歴史の流れだと思うが?

ITなんかの振興産業を例にとればtwitterにしろFacebookにしろ、もっとわかり易い例で言えばお家芸のiPhoneにしろandroidにしろ 日本は全敗

なぜか? 頭が居ないからなんだよ。

なんで、頭が居ないのか?  中庸主義で、頭をたたきまくった結果、 頭は皆 渡米したから。(私の周りも結構渡米した人が多い)

から法人税減税にしろ、所得税の上限引き下げにしろ、優遇政策を撮り始めて

格差社会化を目指したんだし

 

そもそも、中庸というのは、この前どこかの未開の地で、新しい部族発見されたけど、そういうようなのも含め、インド餓死する人が出ているようなのも含め

グローバル社会の中での 中庸であって、 今よりも だーーーーーーいぶ下の方なんだよ?日本はGDP3位の国で、平均をとっても裕福なんだよ。

それを、中庸にしようという事は、 保育園なんて、贅沢だ という話をするに等しいよ。

 

中庸そのものは美しいと思うけど、現実的に今の日本中庸というのは、すんごい下の方だという事を考えると難しい

 

あと、中庸がいい。じゃなくて、政治経済的、グローバルな視点で、政策として実行可能な範囲でどの中庸なのか?どういう制作なのかを、

長文できちんと説明してくれないと、 中庸有りきでいわれても、 困るよ。  中庸と行っても 莫大な数の中庸案があるからね。

時代背景に反することを説明する場合は、きっちり、なぜ、時代背景に反したことを主張するのかを善悪はなく、実行可能かどうかの観点から全部説明してくれないと困る。

2011-02-17

http://anond.hatelabo.jp/20110217001712

業務の効率化で直接導かれるのは

生産コストが下がる

生産能力が上がる

の二点にすぎん。

次の段階として、それによって生み出される商品やサービスをどういう方向性の戦略として打ち出すかという話になる。

取引先を増やすだとか、単価を下げて競争力を上げるだとか色々あって、その選択肢の中に人件費削減というものも含まれてくるだろうが、

短絡的に人件費削減の方向でしか考えられない人間は、それこそ不要な存在、上に立つ者としての能力を満たしていない。

2011-02-01

チェニジアとエジプト

報道があるからゴタゴタが起きている事がわかるのであって、中国のように報道を統制していると、学生デモを起こし、労働者暴動を起こしていても、わからない。

 後進国・中進国における政治的な不安定度が上昇してきているのは、食料や燃料の価格が高騰してきている為である。ここで問題なのは、いずれも、需給バランスの変動による高騰ではないという点である

食べる量、使う燃料は、確かに増加しているが、それらに見合う程度に、生産量は増加している。マッチングしていないのは、為替である。輸出による経済成長を維持する為に、中進国・後進国は、自国通貨を割安に置こうとする。これが結果的に、輸入物資の価格高騰という形で庶民の生活を直撃している。

 輸出による経済成長を維持する為に、自国通貨を割安に維持しなければならないのは、それらの輸出産品がコスト以外に競争力の無いコピー品だからである

 正規の生産ライセンスを取っていたとしても、その生産後進国・中進国において行われるのは、人件費が安いとか、環境対策費を大幅に削減できるといった経済要因だけであり、決して技術革新が行われて通貨高になっても需要を維持でき、輸出利益を獲得し続けられる製品作りをやれるというわけではない。

そういう事がやれる国家人民であれば、グローバリゼーションが無くても自力で経済成長できていた。グローバリゼーションが無ければ工場はこなかったし輸出による貿易収支の改善も無かったような国家に、工場が来ただけで工業生産・開発能力が身につくわけではない。

したがって、成長を維持するには工場労働者を含めた賃金水準を低く押さえつつ、為替レートも割安にという事になる。工場で働く人々は、低賃金であっても固定所得がある分だけマシであるが、そうでない人々は、為替レートを割安に置いたままという影響を被る事になる。

雇用の増加は海外から持ち込まれた工場の分だけで、自国通貨安による物価高が発生するというのは、ようするに、stagflationなのである

自国通貨高にしつつ雇用を維持していくには、輸出産品の不断の向上が必要であり、技術開発による新製品が、何よりも必要となる。新製品価格の上昇が、為替レートの上昇を上回るのであれば、輸出を維持しつつ、経済成長が可能になる。新製品価格の上昇を、消費者に納得させられるだけの技術的・性能的向上が、全ての前提となるのである。これが工業立国の成立条件であり、技術的・性能的向上が止まった時が、工業立国が終わる時であり、経済成長が止まる時なのである

グローバリゼーションによって工場を得た後進国・中進国は、技術的・性能的向上を自ら起こす事が出来ない、単なる労働力提供者でしかない。その状態で経済成長を維持しようとすれば、為替レートの操作によって、割安輸出、すなわち、デフレ輸出をする事になる。国外デフレ輸出をした分だけ、国内インフレの矛盾が溜まり、しかも、雇用賃金は増加しないか、してもインフレ率よりもはるかに低いとなれば、悪い物価上昇、すなわち、スタグフレーションとなる。

人為的なスタグフレーションであるが、これを平和的に解決する手段は、その国家・集団が、技術的・性能的向上を発生させて、商品の価格を値上げしても海外消費者に買い続けてもらえるようにして、自国通貨高を容認しつつ、経済成長を維持するという工業立国の条件を満たすしかない。

政治経済成長を維持して賄賂を溜め込みたいという意思で動いているわけで、それを批判するのは正しいし、権力によってそれを正当化しているというのであれば、暴力革命はやむを得ないであろう。しかし、デモ暴動革命政治を批判しても、技術的・性能的向上を発生させられる人的資源が向上するわけではない。

若者が、賄賂を稼げる政治職や、行政職や司法関係や金融関係といった生産性マイナス職業に殺到する状態は、工業立国への道とは正反対なのである

2011-01-31

WebM/VP8には罠がある?いいえ、誤解です。 →いいややっぱり罠だろ

WebM/VP8には罠がある?いいえ、誤解です

http://goo.gl/Gw9Nx

いいや、やっぱり罠だろ

VP8を利用した企業はVP8を訴えない。ただそれだけを徹すれば良い。

本来得られるはずの収益を訴えないと得られない。

でもそれができないようになっているから罠だと言われているのです

本田氏の発言には「VP8がAVCの簡易版」とあるが、もしそうであれば、AVCによるVP8の特許侵害は明白である

VP8がいつ開発されたものか調べましょう

メーカーには選択肢がある。WebM/VP8を使うか使わないかだAndroidは関係ない。

ネイティブアプリYouTubeが見られるAndroid端末と見られないAndroid端末があったら

どちらをユーザーは買いますか?

Android採用してしまった以上市場競争力を保つためにはWebMを受け入れざるを得ない

状況をつくり上げたということを「罠」と言わず何と呼ぶのだろう?!

最初から今の条項でWebMをデフォルトで搭載してAndroidの1stリリースをしていたのなら

まだフェアだが、さんざん麻薬をかがせて製品を出荷させたあとのパテント放棄要求だし。

結局、パテントを預けているMPEGLA加盟メーカーは、本来スマートフォン/タブレット

H.264が搭載されて投資回収できるはずであった収益分をAndroid採用してしまったが故に

手放さざるを得ない事態に陥るわけですな。もし全くAndroidに関わっていなければ、

特許踏みまくりのVP8端末はけしからん、さて訴えるかパテントプールに入ってもらうか交渉する、

というような選択肢がとれた。しかし、自らが使わざるを得ないところに追い込まれてしまっていて、

さらにAndroid以外の用途でVP8をガンガン使われても何も文句が言えないという流れに

巻き込まれてしまった。

しかも、Androidで安く作れるはずがメーカ独自のカスタマイズをやっちゃうと

バージョンアップが遅れて開発コストは嵩んだ上に市場で袋叩きに。

そんなわけでWebMを外した場合、その後のAndroidバージョンアップにどうやって付いていくんだ

という懸念も合わせて発生する。

程なくして、ほとんどデフォルト状態のAndroid端末が市場に大量発生して

あとは価格の叩き合いの体力勝負。

凄いスキームだよ。頭よすぎる。これぞ孔明の罠。断じて罠。

もちろん、ビジネス戦争だし適法である限り良い悪いもない。

でもメーカーにとっては罠と表現することに、何の違和感もないね

ま、自分は直接関係ないからどうでもいいんけどね。

最近オープンという用語の使い方には我慢ならずつい書いてしまった。

ざっくり読んだTPP

TPPとは何ぞや?

環太平洋地域FTA構想。日・中・東南アジアに豪や米も。

 関税を撤廃し、場合によっては労働者受け入れも行う?(例:日本インドネシア日本オーストラリア)

 

具体的にどうなる?

→輸入品が関税分安くなる。他所の関税もなくなるから、輸出もしやすくなる。

 

じゃ、いいことばかりなの?

→高関税で守ってた産業価格競争にさらされて弱る。農業とか。

 

偉い人は何て言ってるの?

内閣府はやりたい。(現政権の実績になるから?)

 経団連はやりたい。(輸出競争力が高まるから?安い労働力国内に来るから?)

 農水省はやりたくない。(農業弱るから?)

 経産省はやりたくない。(関税部門握ってるから?)

 

ちょっと前まで流行ってたから調べてみた。

しい人、他にどういう利点・問題があるのか教えてください。

2011-01-30

読書メモ 「英国産業精神の衰退」 マーティン・ウィーナ著

 原著は1981年。もう絶版なのでアマゾンで購入。川北稔先生が、「イギリス近代史講義」のなかで、イギリス衰退に関する代表的な議論として紹介していたので。

 本の主張は単純。イギリス産業衰退は文化的にビルトインされてたってこと。「世界工場」として華やかなりし頃だった1851年のロンドン万国博覧会ときすでに、反産業の気風が高まっていたということ。騒々しくなく、あくせくせず、保守的で、物質利益を追求せず、汗をながさない。そんな「ジェントルマン的な精神」が英国産業破壊したっていう議論。

 英国企業経営者達は、「重役協会」にみられるような経営管理という世俗的な役割から超然としたグループを形成し、変化への対応や、利益の追求を嫌い、政治的、社会的活動などの非事業的な分野へいれこむのが美徳とされた。産業界への社会的地位は低いままで、オックスブリッジに見られる一流大学では産業界で「使える」ような応用的な知識は蔑まれ、優秀な人材全然まらなかった。これは、製造業の役員の名刺にはほとんど必ずドクターとついているドイツや、職人的技巧が敬われる日本と比べると、まさに20世紀英国では他のどの国よりも、産業界での経歴が低く評価されたのである

 本書では、このジェントルマン的精神のせいで衰退した英国産業についても多く触れている。経営陣が保守的だったために、ドイツのIGファルベンや、アメリカのデュポンに完全に敗れた、プランナ=モンド社(ICIの前身)。経営者政治世界にいれこんだために、オランダロイヤル・ダッチにに会社を買収されてしまった英国シェル石油など。そんな中で、唯一金融業けが繁栄を続けたのは、そこが実際の生産とは一歩離れた場所にあり、世俗的な空間とは一歩はなれた「きれいな空間で優雅にビジネスができるからであり、ジェントルマン的な精神親和性が高かったのである

 本書の問題点はあげようと思えばたくさんある。「衰退」へ向かった歴史的流れを説明するはずなのに、やたら20世紀後半の「現代的な」資料ばかりが目についてしまうこと。引用の仕方がけっこうかなり怪しいこと(ケインズが金儲けを否定していた、と言う箇所とか)。本当に英国の反産業主義が他のどこよりも根強かったと言えるのか(大量生産に批判的なエートスは震源地のアメリカでも当時見られた)。そもそも文化決定論って自体、星占いと同じようにイエスともノーとも言えるわけで。

 ただひとつ、現代に生きる日本人として、今日的なレッスンをあげるとするならば、衰退の色が見えはじめた時の英国政府産業界がとった行動である。本書では、国内での過当(と言われた)競争を排除すれば雇用も減らず産業競争力は強くなると考えていた当時の英国の事例を紹介している。1890年代に始まった英国企業合同や、30年代市場配分協定など。結局、当時民間で行われた合併の波も、経済全体に利益をもたらすことはほとんどなかった。逆に、それは英国保守的気風に棹を指し、産業界革新からますます遠ざけ、産業衰退にさらなる拍車をかけることになったのである

2011-01-14

http://anond.hatelabo.jp/20110114121548

まるで、共産主義というか、社会主義?が

私的所有された生産手段が特定の少数に集中 しないかのような物言になっとるが、

現実は違うでしょ。

国家に所有という名の、実質、私的所有による集中化と競争力の低下は共産主義社会主義でも起こり得る。

2010-12-26

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/12/23/0200000000AJP20101223000800882.HTML

国籍認める新国籍法来年1月1日から発効

ソウル23日聯合ニュース海外同胞や結婚移住者、外国の優秀人材などに重国籍を制限的に認める内容を骨子とした国籍法が、来年1月1日に発効される。

 新国籍法は、出生とともに重国籍を獲得した生まれつきの重国籍者の韓国籍離脱の最小化、社会統合国家競争力強化、少子化危機解消などのため、制限的に重国籍を認めている。昨年末法務部が発議したもので、ことし4月21日に国会本会議を通過。5月4日に公布された。国籍を選択しなければ自動的に韓国籍を失う条項の廃止など、一部改正案は公布直後から施行されている。残るすべての条項が来年1月1日から発効となる。

 改正案は、生まれつきの重国籍者のほか、優秀な能力をもつ外国人材、韓国人との結婚で来韓した移住者、成人前に海外養子として引き取られた外国籍者、外国籍だが老後を韓国で過ごすため永住帰国した65歳以上の在外同胞などに重国籍を認める。

 現行国籍法では、生まれつき重国籍者は満22歳までにいずれかの国籍を選択しなければならず、選択しない場合韓国籍を失うことになっている。改正法では、韓国外国籍を行使しないと誓約すれば重国籍を維持できる。

 また、科学経済文化、体育など特定分野で国益寄与できる優秀外国人材の場合韓国内居住期間と関係なく、韓国籍を取得できるようにした外国人韓国籍を取得した場合外国籍を放棄する義務期間を1年に延長する内容も盛り込んだ。

なにげにとんでもねえ法律だなこれ。

なにげに凄い改正だなこれ。そんなにあっちは国籍離脱者が深刻なのか。

韓国内居住期間と関係なく、韓国籍を取得できるようにした

ノーベル賞受賞者に片っ端から韓国籍プレゼントしまくったりしてw

2010-12-23

第4期科学技術基本計画骨子

初めてこういうのをまじめに読んだけど、唖然した

健康寿命の延伸」って何だよ。アホか。体が健康でも脳は老人だろうが。考え方は若返らない。

人口が減っていく中での活力の維持」って、人口が減ることはたいして問題じゃなくて、歳よりの

割合が増えることが問題なんだよ。馬鹿じゃねえの。

たぶん、多くの政府(特にアメリカ政府)は、平均寿命が延びることを良いとは全然考えてないだろう。

感情論を抜きにして、政府の立場で普通に考えれば、労働人口を超えた年寄りはさっさと死んでもらって労働人口の割合を維持しないと

国として競争力を維持できない。

平均寿命世界一ですいですねって、喜んでるのは日本人だけだよ。(いや、違う意味で他国は喜んでるかもしれんが)

平均寿命が35とかそういう次元の国は別として、そこそこ以上の国で平均寿命が延びるのは

リスク以外の何者でもないだろ。

イノベーションは、年寄りからは生まれないんだよ。いくら体が健康でもね。

年を取っても体は健康で働ける→労働力維持→競争力維持 って、どんだけお花畑なんだよ

脳なしでも馬車馬のように働いてれば成長できた時代じゃねえんだよ。

医療が重点分野なのはいいが、それは寿命を延ばすためじゃなくて、子供や50歳以下とかなのに病気や怪我で

働けないという逸失した労働力を取り戻すために研究するべきだ。

ばかじゃねえの。

いや、ばかと言うか、わかって書いてるんだろうがね。歳よりに支配された国。

2010-11-20

最近政治がクソ過ぎるので

来月で25歳になって、被選挙権を得る俺が本気で日本を立て直すための戦略を考えてみた。

経済財政

法人税減税。

消費税増税。どう考えても仕分けや埋蔵金たいな小手先の策で対応できるとは思えないので、

国民情報開示して理解を求める。段階的に引き上げ。

・札証、名証、福証等の地方取引所、東工取、東穀取のような商品取引所を大証統合

大企業中心の東証に対する、地方、新興、商品主体の取引所に再編。

電波オークションをやる。

労働者派遣の緩和及び解雇規制の緩和

製造業の大規模投資の税制優遇。韓国台湾ハイテク産業に対抗する。

林業近代化林道整備、機械化、製材所、流通経路を含めた改革のバックアップ

漁業近代化ノルウェーたいなのを目指す。

外交安全保障等~

麻生政権時の自由と繁栄の弧戦略継承

・本気で中国と対峙するために国境問題にけりをつける。

北方領土は2島返還で手打ち。経済水域は割と広いので名を捨てて実を取る。北の備えを南西にシフト

・本気で常任理事国を目指す。新興国インフラ売り込みをがんばる。

FTAの推進。同時に利権の温床になっている中小農家の淘汰してJA解体専業農家企業参入を優遇。商品作物輸出を図る。

ミサイル防衛の推進。

核武装はしない。維持費用がヤバイのと、不謹慎な話だけど世界で唯一の被爆国という立場外交に生かすため。

・次期主力戦闘機F-35を買う。三菱にはT-4後継の練習機生産仕事を維持。同時にこっそりF-3開発推進。

F-35VTOL型を購入して、いざとなったらDDH軽空母にするぞというポーズを取る。

アメリカ空母で着陸訓練をさせてもらう。ただし、本気でやばくならない限り軽空母保有はしない。

お金がかかるし。抑止力になればOK。

普天間基地下地島移設。基地問題と防衛力維持の両立を図る。

陸自のヘリの国産化。UH-X、AH-XはOH-1ベース。がんばれ川崎

陸自の古い装甲車更新してあげる

海上保安庁予算をふやす

医療・福祉~

・若年層が高齢者を支える仕組みは限界だと思うので、同世代内の相互扶助の仕組みみたいなのができないか考えてみる。

同世代の富裕層貧困層所得転移たいなので。

少子化なのに小児科医、産科医の不足、保育所の不足。よくわからないので詳しい人に頼む。

子ども手当をやめて教育バウチャー

交通・国土開発~

国家の発展に必要な公共事業は惜しみなく行う。

具体的には、

羽田空港拡張横田空域返還交渉推進で羽田ハブ化。

首都圏高速道路網(圏央道外環道、中央環状道)の整備。渋滞の緩和

・中央リニア建設推進

・中央リニア完成と同時に伊丹空港を縮小してビジネスジェットの拠点に改装国内線関空に。

なにわ筋線建設して関空アクセス改善関空西日本ハブ化。

北海道新幹線北陸新幹線建設推進。

北陸名古屋とのアクセス考慮して米原ルートリニアがあれば東海道のキャパも問題なし。

ハブ港湾地理的に有利な北部九州を推進。

科学技術環境など~

太陽光発電とかのいわゆるクリーンエネルギーの開発は、

石油天然ガス中東依存脱却と、製造業競争力強化の観点で考える。

鳩山前総理みたいセンチメンタル感情は捨てる。

地球環境変動のメカニズム研究するための衛星スーパーコンピュータ予算を増やす。

・ただし京速計算機たい無駄遣いはしない。東工大TSUBAMEたいな効率的なヤツをたくさん作る。

安全保障と絡めて、早期警戒衛星の開発。ミサイル防衛の強化と宇宙開発の官需を作る。

・というか、有人宇宙開発やろうぜ。

・大規模な風洞実験室を北海道に整備。航空宇宙産業の強化と、地方振興を同時に図る。

・これらの財源は、排出権取引たい馬鹿らしい枠組みから離脱して捻出。

レアアース代替材料の開発推進。

・広い領海を生かして海洋資源の調査推進。

~その他~

・まともなNPO/NGO活躍できる仕組み作り。昔バイトしたときの経験から考えて、

名誉欲の強い定年退職じじいや、勘違い主婦自分探し若者しかいないのが原因。

まじめな失業者無職NPO/NGOに参加していると職歴として認知されるような空気を作る。

最近警察がやってる路上駐車の取り締まりや、飲酒運転の罰則強化なみにしつこく政府広報すれば空気は変わる。

解雇規制の緩和するからには引き替えになる政策が必要だし、起業の増加につながるかもしれない。

選挙区一票の格差是正。都市部や若年層に不利すぎる現状を打開する。

マスコミの腐敗をつぶすために記者クラブを解散させる。

新聞社テレビ局以外の新規参入を歓迎する。

官僚に政策を丸投げせずに党でシンクタンクを保有して政策立案能力を高める。

働き口の少ない文系ドクターの受け皿になって、ドクター雇用問題を考えてますよアピール。

以上、長文失礼。

2010-11-04

Trans-Pacific Partnership(TPP,環太平洋パートナーシップ協定)。

日本はこれに参加するべきか否かという話がでている。この協定は、EU統合マーストリヒト条約から、貿易の部分だけを抜き出したようなモノで、関税の撤廃を主目的としている。

自由貿易を標榜する立場からは、絶賛されるべき内容である。しかし、EUの現状を見てわかるように、ドイツとそれ以外の国家の間では、貿易の著しい不均衡が発生している。日本がTPPに参加した場合日本EUにおけるドイツ立場になることが予想される。

TPPへの日本の参加に対して、諸国が批判的なのも、弱者連合をつくろうという話だからである。同質の国家が集まって、緩やかな経済自由化を進める事で、経済規模を拡大させ、工業を発展させて、成長をしようという話であり、そこに、日本のような先進工業国が入り込んでくると、市場を根こそぎ持っていかれるという事になりかねない。

産業の促進には、労働法制や知的財産権資本物流の安定と信用といった、社会制度依存する部分が大きく、関税補助金による保護は、どちらかというと後ろ向きの制度でしかない。それらによる保護は、産業競争力を減退させ、過保護環境でしか生き残れない脆弱産業へと、劣化させてしまう傾向が強い。

間違った制度を改めようにも、しがらみがあってなかなか難しい以上、外圧を利用してというのは、当然考えられる手段である。自国の産業を強くする為に諸外国は必死になって手段を模索しているわけである。

日本立場としては、いずれ参加しなければならないが、直ちに参加しなければならないという話ではない。TPP参加を前提に、国内脆弱産業を鍛えなおした上での参加という話に持っていくべきであろう。

とりあえず、アメリカ工業国として立ち直るには市場が必要であり、現状のTPP参加表明国は、すべて、アメリカ工業製品市場になると考えるべきである。アメリカ工場を進出させている所はそこからの輸出が有利になるというわけで、後進国・中進国に進出するよりもマシな投資になる可能性がある。

ただし、工業立国を狙うならば、3年や5年で壊れる製品関税撤廃をさせた上で代理店を置いて輸入販売させるよりも、20年持つ製品個人輸入させた方が、インターネット時代にはふさわしいと思われる。前者の考え方は実利を取る考え方で、後者の考え方は名誉をとる考え方とも言える。成長至上主義ならば前者が正しく、成長には限界があるから細く長くが良いというのであれば後者が正しい。どちらも正しいのが難しい点である。

2010-11-01

http://anond.hatelabo.jp/20101101114347

そして今ある仕事にいかに意味付けを見つけるかってことが重要

人は無意味な作業をしている時ほどやる気無くすからね。

なぜこれをやるのか?やるべきなのか?ってのを

自分なりに見つけだせればモチベーション向上につながってくるハズ。

意味の無いものに無理矢理意味づけする作業を皆がやってるせいで日本企業競争力ボロボロになってると思うね。

2010-10-29

緊縮財政と放漫財政について

財政は中立であるべきで、税収見込みが外れて、結果的に中立からずれる場合は仕方が無いが、ケインズ主義のように景気刺激のために財政の中立性を破壊する事は明らかな間違いであり、そのツケを支払う為に緊縮財政が発生する。

緊縮財政が間違っているのであれば、放漫財政はその原因行為である以上、より罪が大きい間違いである。

円高と円安において、どちらが悪いかを論じるようなモノである。円高局面においては、輸出品は値上げを繰り返さなければならず、常に新製品・新技術を投入して、値上げを正当化しなければならない。これは、コストアップ要因であるが、それを実現して売り上げを維持し続けられる限りにおいては、雇用を増加し、強い経済を維持できるというメリットがある。反対に、円安局面においては、輸出品は値下げを繰り返せるので、新製品・新技術を投入しなくても価格競争力を維持できる。これは、コストダウン要因であり、努力無く売り上げを維持できるというメリットがあるが、その反面、雇用は必要なくなり、経済競争力を減退させるデメリットがある。

円安でなければ企業が成り立たないというのは競争力を失っているという事で、そのような企業を存続させる必要は無い。

為替も財政も中立であるべきで、都合のよい状況でなければ苦しいというのは、それに依存している抵抗勢力でしかない。

景気対策法律の改正によって行うべきモノであり、技術開発や特許の取得やノウハウの蓄積といった前向きな投資を非効率的な行為にしてしまっていたり、

民族資本企業として努力するよりも、より安価に作れる海外工場を移動させて値引き競争を続ける方が合理的となっていたりする法制度の問題を解決しなければ、何をやっても放漫財政にしかならない。為替の変動に対して脆弱競争力の無い企業を生かす為に、財政赤字を増やす行為は放漫財政そのものである。

経済とはお金の循環であり、お金を循環させるポンプ役は企業である。

税金として徴集してばら撒くだけの行政がポンプ役を務める事は、価値創造していない存在にぶら下がることが利益となる不健全社会を増長させる事にしかならない。

雇用を増やした企業法人税を減税するという話がでているようであるが、企業は成長のために人を雇うのであって、減税の為に人を雇うのではない。

減税に効果があるならば、その効果を獲得する為に定期的に解雇雇用を繰り返すようになるだけで、企業競争力には何の効果も発生させないことになる。

減税に効果が無いならば、減税効果を得ているという事実は、雇用された人にとっても、市場から企業が受ける評価にとってもマイナスになる。

効果があれば悪用され、効果が無ければマイナスな影響だけしかない、という点で、

世間知らずの官僚議員善意溢れる思いつきで暴走しているだけという事でしかない。

2010-10-11

グローバル化によって多様性が失われていく

MMOの話だけど、MMOに限ったことではない。たぶんすべてに適用できる話。

グローバル化したことで、何が一体「一番良い」のかが丸わかりになってしまった。

その結果、皆がそれを追従することになり、ゲームの多様性が失われつつあると思う。

かしここで言いたいのは、だからなんとかしようということではなく、なぜ多様性が失われていくのかということへの考察

MMOにはいろいろな種類があったんだと思うのだが、ここ最近は本当に「クリゲー」とそれ以外しかなくなってしまった。もちろん、それ以外の数はクリゲーとは比べられないほど少ない。

なので、量産クリゲは嫌だ、という人や、量産だというだけでプレイしないという人が増えてきているのだが、だからといって量産クリゲがなくなるかというとそういう気配はない。

これはつまり、ある一定の需要があるということで、嫌だと言っている人はかなりの少数派ということだ。もし嫌だという声が強ければとっくに量産クリゲなどなくなっているだろう。(量産クリゲを作っている会社の大部分は、競争力のない小さな企業

で、この量産クリゲというものが一体どうして増え続けているのか、それを考えてみると面白いことがわかってくる。

巷でアンチクリゲ派が言っているような「簡単に作れて集金も楽」というのはあくまで金銭から見た、運営からみたメリットの一部分でしかない。

一番重要なのは、「プレイヤーがとりあえずプレイできてしまう」その安定感だ。

クリゲーはまず、操作が楽。クリックするだけでいい上、騎乗アイテムなどもあり、全体的に移動速度は速くなるようにしてある。

さらに、中毒性のある成長システムが多数存在すること。比較的長い期間、ユーザーの厳しい評価にもまれたおかげか、効率的かつ「楽に気持ちよくなれる」強化成長システムが実によくできている。

具体的に言えば生産や装備の強化、ペットの育成など。これらの成長システムをほとんどすべて詰め込むことで、量産であるにも関わらず「たくさんのシステムがある奥の深いゲーム」のように見える。実際は、ほとんどが流用であり開発側はそれだけたくさんのシステムを詰め込んでもあまり人員を必要としない。これはとんでもなく効率的な開発方法だと思う。

なぜ量産クリゲがはやるのか。ここまでくれば大体わかってくる。開発する側にとって、「これが一番効率的でいいものらしい」と認識されているからだ。

ユニクロのような個性的とは言い難い商品を売る企業が潰れないのも同じ理屈で、「苦労して作った」というのは、所詮はただの自己満足に過ぎない部分がある。苦労して作ったので量産品の3倍の値段です、と言われて喜んで出すのは金が余って困っている人間だけなのである。

MMOで考えると、FF14と量産クリゲが非常に好対照だと思う。

FF14はたくさんの人間を使って非常に苦労して作られたゲームのはず。なのに、レビューの点数は軒並み低く、クソゲーと連呼されてしまっている。

一方の量産クリゲーは、雨後のたけのこのように苦労せず次々出てきているにも関わらず、批判の声といえば「量産だからクソ」というもので、システム面が根本的にダメというのはあまり聞かない。

これは、MMOという市場におけるスクエニという企業と量産クリゲ開発ツールの熟練度の差なのだ。

スクエニは八年もFF11を運営していたが、そもそもFF11は同社の初オンラインということで、MMOユーザーが一体何を求めているのかはほとんどわかっていなかったと思う。リサーチをかけたとしても、何年も運営してきたほかの会社と比べれば未熟そのもの。

にも関わらずこれだけ続いたのは、ひとえにスクエニが持つ「ブランド力」というMMOとは関係ない過去の遺産によるところが多い。つまり、スクエニが開発しなければ、そしてFFでなければあのゲームは淘汰されていたのである。

それは、量産クリゲにFF的な特徴を持ったものがほとんどないことからも裏付けられる。時間を使わせ、できるだけ攻略されないようにということだけでユーザーの快適性を考えなかったゲームノウハウは、流用されることすらないのである。

現在MMOにおける状況というのは、まさに黒船到来といった感じ。黒船とは量産クリゲで、開港させられるのはスクエニである。

量産クリゲのような「世界が認めた」システムの前に、独自性やグラフィックがきれいといった小さな利点は何の役にも立たない。非効率なシステムが生き残れるのは、グローバル化していない世界においてだけだったということだ。

そして、ここから考えるに、今後はゲームのみならず、あらゆる面で「量産型」が出回り、多様性が失われていく時代に入っていくと考えられる。というか、21世紀はそういう世紀になるだろう。

グローバル化がもたらしたものとは、「誰が一番なのかを見つけやすくする」ということだったのだ。

多様性は生まれるのではなく、失われていく。なぜなら、誰が一番なのかがわかれば、一番ではないと烙印を押された人間は、そこから撤退するか、一番のまねをするしかなくなる。

そうでなければ生き残れない。

グローバル化時代というのは、頂点とその模倣だけで構成される非常に「画一的」な世界であり、いままさにそれがあらゆる面で進行している。

世界グローバル化しなかったからこそ多様な島宇宙を創りだしていたんだと思う。

たとえば都市都市は効率化を進めることで巨大に、そして便利になれる生き物である。発達した都市は、皆同じような姿をしており、もはや「どこにいっても同じ風景」なのが当たり前なのだ。

人類は発展するにつれて次第に「他の場所に住む人類」との交流をするようになったが、そういった発展の過程で動植物は次々と絶滅している。これも、グローバル化によって多様性が失われていることの証拠といえる。

いまさかんに多様性を残そうという動きが高まっているが、残念ながら人類が発展し続ける限り多様性は失われていくだろう。ある一つの地域の多様性を守るための活動が、3つの地域の多様性を失わせているような状況である。人類努力とはその程度のものでしかない。欺瞞と言われてもしょうがないと思う。

そこで、多様性を失わせないためにどんなことが必要なのか。これはもう、「過去の遺産」をデータ化して守るしかないと思う。

MMOの話でいえば、初期UOなどは、現在MMOとはかなり趣が違うものであり、MMOの多様性を残すために、初期UOエミュレートサーバで起動させ続けることは非常に意義がある。

量産クリゲではないものは、すぐにつぶれてしまうのだから、そういったものを忘れさせないためにエミュレートする。こういった努力無駄ではない。第一、MMO歴史など地球歴史と比べればカスみたいなものだ、生まれた多様性もはっきり言ってほとんどあってないようなもの。だからこそ、守るのも楽だろう。地球が長い年月をかけてはぐくんできた生き物の多様性を守るのは人類には荷が重すぎる。

このように、グローバル化が進むと物事の淘汰が行われ一番のものだけが生き残り後はすべてその模倣になってしまうという話をした。

量産クリゲがはやるのは当然で、それを否定するのも意味がないだろう。ただし、それとは違う、すぐに淘汰されてしまうMMO保護することはとても大切だと思う。

この先一体ゲームやそのほかの娯楽がどんなふうになっていくのか興味がある。もし多様性が失われ続ければ一体どんなことになるのか。時代が出す答えを待ちたい

2010-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20101007210254

利鞘でなくていいわけだから、まぁ競争力はそれなりにあるんでね。どさくさで手に入れた一軒家一個余ってんだよ。

俺は大学が好きだったし貧乏時代に家で苦労したから、こーいうことやりたいんだよな。

実際、どの程度の需要があるかがとりあえず知りたい。

3万はないと流石に赤くなるからムリだけど。

トラブル対応コストはもういっそのこと部下でも一人住ませて対応させるかな。

完璧下宿化させれば案外どうにかなりそう。どうせそいつの住宅補助払ってるから別にコスト増えないし。

http://anond.hatelabo.jp/20101007205959

管理コストとかトラブル対応コストだとかが発生して

結局その辺の不動産屋と同じ価格に収れんせざるを得なくなって

競争力なくなりそうな気がするんだがどう思う?

2010-09-11

チャイナロビーが大活躍

日本中国が、尖閣諸島周辺海域で軍事的衝突を起こした場合米軍が介入するのかどうかを、中国は知りたがっている。そして、アメリカの意向を聞き出すだけではなく、介入しないという言質を引き出そうと、躍起になっている。

竹島東シナ海地下資源の時には役に立たなかった番犬が、本当に役に立つのかどうか、これでわかるであろう。

アメリカでは内政だけの民主党政権を取り、日本の政治民意を汲めない政権が続いて迷走するという状況が出ているが、グローバリゼーション後の世界をどうするかについて、特に、太らせた中国をどのように料理するかについて、アメリカの意向がぼやけてきている。

このような場合に備えて、日本は十分な軍備を持つべきであるのだが、軍隊戦争を起こすと思い込んでいるナイーブなサヨクが沢山いて、妨害している。

少なくとも、国境を接する他国の軍事力増強と同じ比率での軍備増強をしないと、野心を持たせてしまい、戦争以外に後始末がつけられなくなるという歴史を学んでいないのであろう。

中国は、不動産バブルを引き締める為に融資規制をはじめているが、既に作られてしまった投機不動産は、値崩れさせないと、庶民が買えるようにはならない。人民所得を引き上げると、人件費の上昇から輸出製品コストが上昇し、競争力が無くなる。製品を値上げしたくとも、新製品・新技術による需要の掘り起こしが行われていない以上、値下げは出来ても値上げは出来ない。

人民元のレートを低く固定しなければならないのは、自国の産業が山塞品ばかりのコピー業であるという自覚のあらわれであるが、そこから抜け出す為の行動を、行わなかったし、行えなかった。知的財産権の尊重を働きかけても、山塞品を作るしかない中国産業を潰す為の謀略であると捉え、山塞商売を続け、人民元のレートを低く据え置いた。通貨高は産業破壊するのでレートは低く保持するべきというのは、産業過保護にするという事に繋がる。

過保護な状態に最適化されてしまった産業は、為替レートという外的要因ではなく、労働者賃金の上昇という内的要因によって、破綻する。この破綻を避けるには、技術革新が無い状態を正しいと受け入れなければならず、人民の必要量だけを生産し、公定価格で売買が行われるという計画経済を実現しなければならなくなる。人口の増加すらも、計画通りでなければならないという統制国家が、この変革の最終到達点である。

この最終到達点においては、一定の人口という枠がある為に、民族毎に人口が割り当てられ、自分を支持する部族・民族を優遇する為に、他の部族・民族人口割り当てを削るという行為が、"政治"になる。税をかけて予算を分捕るように、出生規制をかけて人口枠を取り合うのである。

社会主義共産主義は、その理念を突き詰めていくと、人道的に許されない思想となってしまう。思想の自由はあるが、このような欠陥思想から未だに離脱できない精神的に未熟な国家が、核を保有し、日本の領土を狙っているというのは、いかんともしがたい現実なのである。

2010-09-05

WEB+DBになぜ日本ソフトウェア世界に通用しないのか、という記事があった。

偏見交えて要約すれば「アメリカスーパーハッカーを厚遇するベンチャー企業がIT業界を占めるが、日本ではIT業界土建屋構造を持っているためスーパーハッカーを厚遇することができず、結果競争力がおちる」とのことだそうだ。

まー、その考察は今までさんざんネット世界で言われてきていることだし反論はしない。

ただ、IT業界のごく普通プログラマーとしてはアメリカみたいな構造になると、私ごときの技術力では競争に負けてプログラマーとしてはくっていけないんだろうな、ってぼんやりと思う。

だからといって、四捨五入すれば四十のこの年になって、プログラマー以外の職種に就けるのか、と言われると普通にムリだろうな。

大学時代の友人達独立開業したり、マネージャーに方向転換したり、もしくは心を病むか身体を壊して休職中かのどれか。

このまま放っておけば、俺も最後グループに仲間入りかなー。

あー 鬱だ。

2010-09-03

2冊のアクション書評 ピーター・ドラッカー堺屋太一

http://twitter.com/zaway/status/22888381585

ドラッカー堺屋太一。2人にはある1つの共有点がある。

それは、未来経済社会のあり方についての「ビジョン」についてである。それを堺屋太一は「知価社会」とよび、ドラッカーは「知識社会」と呼ぶ。キーワードは「脱工業化」、そして「知」だ。従来型の産業構造の転換が求められているという議論は、今も日本で話題になっているが、これは新しいようで古い。そこで今回は、彼らの著作の紹介を通じて、過去の議論をざっと見てみようと思う。

堺屋太一「知価革命

1985年に刊行された、堺屋太一未来予測本。

当時はかなりの反響があった。鉄鋼やエレクトロニクスなど日本製造業が絶頂期にあった中、周囲からのひんしゅくを恐れずに堂々と脱工業社会の到来を予言した。ある意味で、時代を先取りしすぎた本と言えるかもしれない。

まず著者は、古代以来の世界史の「精神史」的側面を振り返りつつ、現在世界が直面している変化を位置づける。むかしは、カネや領土を追い求めた「物質」尊重型の古代文明ローマ帝国中国漢王朝のような)、古代の巨大帝国が崩壊すると今度は、信仰に篤く慎まやかな生活をおくる「精神」尊重型の中世が到来した。それが、産業革命以後の近代ではまた「物質」を追い求める時代へと転換した。その意味では、現代社会価値観古代帝国が基底にある。

しかし、足下ではこれが中性的な「精神」尊重型の社会に立ち戻る動きが見られる。2度の石油ショックが起こり、これで資源が有限であることに人々は気づき環境意識が高まっている。「このまま大量生産、大量消費を続けたら我々はまずいのではないか」、そうみんなが確実に思い始めている。この流れの延長線上にある社会の姿と位置づけるのが、「知価社会」である。

知価社会とは「デザイン性やブランドイメージ、高度な技術、あるいは特定の機能の創出といったことが、物財やサービス価格の中で大きな比重を占めるようになる社会」と定義する。ここで、単に情報産業サービス産業などという特定の業種転換より広い意味をもっていることに注意したい。むしろ、強調されているのは製品としての「コモディティ」の終焉である。彼は確かにこう書いている。「安い規格品よりも高級なブランド品が、より長く使われる「知価」の部分が肥大化した価格攻勢が一般化する」(文庫版p225)。

すでにアメリカでは知価社会への適応が進んでいる。単純な製造業が衰退する一方、ブラディング、マーケティングサービス産業の比率が高まっている。翻って、我々日本にとられるべき選択肢は2つ。知価社会への移行を推し進めるか、それとも従来の工業社会の基盤に固執するか、だ。日本が取るであろう道について、彼は製造業での成功体験が忘れられず従来型産業構造維持型の政策を取り続ける可能性は高いと予測している。しかし、その道は安易であり、長期的に有利とは限らない。国際環境の変化に適用できない硬直化に陥る危険性があると警鐘を鳴らし、締めくくる。


ピーター・ドラッカーポスト資本主義社会

原著は1993年刊。この時齢83歳。

ドラッカーといえばマネジメントだが、 本来は政治社会批評家である。彼がマネジメント研究に入っていったのは、その思想を実践するための手段としてマネジメントが有効だと気づいたからにすぎない。

彼はまず産業革命が起こった要因について振り返り独特の解釈をする。産業革命を起こったのは、生活水準資本の変化意外に、1700年以降から変わったある決定的な要因があった。それは職業組合などの内部のみで、数千年に渡って発展してきた秘伝としての技能が、初めて収集され,体系化され、公開された。技術学校や「百科全書」のような書物によって経験は知識に、徒弟は教科書に、秘伝は方法論に置き換わった。この「知識」こそ、道具,工程製品への応用の連鎖をうみイノベーション加速度的な発展を促したものだった。

そして、今、知識の役割はさらに重要になっている。放射線治療機器CTスキャナ、高度なCVD装置、超高速のスパッタリン装置。今の製造業の基盤になっているこうした生産手段は、労働者の高度な知識があって初めて動く。昔の資本主義がそうであったように、けっして労働者歯車のように資本家に所有された代替可能な機械ではなくなっている。従来の資本主義にあったような「資本家労働者」という次元は今や完全に消滅している。今や富の創出の中心は、資本労働土地から、人間の知識そのものへと移行している。

ドラッカーは、このような形で変化しつつある社会を「知識社会」と称した。そうした社会では、労働者達の知識を効率的に活用し、いかに収益にむすびつけていくか(これをドラッカーは「知識の生産性」といっている)がこれまで以上に国,産業企業競争力にとって重要になってくる(p244)だろう。それはこれまでもそうだったし、これからはさらにそうなっていくだろう。イギリス過去CTスキャナコンピュータ抗生物質ジェット機を開発したが、それを製品サービス仕事転嫁できず、アメリカに抜かれていった。他方、アメリカアメリカマイクロチップコピー機、工作機械などのパイオニアだったにもかかわらず、日本企業がそれらの市場を奪取するのを指を加えてみるしかなかった。そして、日本は、自らが事業の先鞭をつけたほとんどの主力産業液晶テレビカーナビ、電池)で韓国中国企業の強烈なキャッチアップを受けている。

では、いかにして知識の生産性を高めることができるのか?それを実現する手段が「組織が成果を生み出す機能を高めること」。つまり、マネジメントなのである。この結節点において、社会学者としてのドラッカー経営学者としてのドラッカーとががっちりと連結される。

2010-08-30

ホメオパシーの次は「無農薬野菜」「地産地消」を疑おう

ホメオパシーについては、あまりのトンデモぶりに、

学会朝日による反撃が始まった。

それはそれでいいのだが、であれば、

例えば「無農薬野菜」とか「有機野菜」というのは、

健康面・寿命面で統計学的に有意なのか?

農水省キャリア官僚の某掲示板での投稿

http://6506.teacup.com/0120320354/bbs

ホメオパシーは論外だが、有機無農薬農産物もある点これに似ている。

>というと怒られそうだが、英国政府で調べたところ、有機無農薬農産物

>食べ続けた人と一般(慣行)農産物を食べ続けた人を比較しても、健康

>違いは見いだせなかったとのこと。

>規模や期間等議論はあり得るが、有機無農薬農産物健康にいいかと

>聞かれたらどう答えたらいいのだろうか?

>いまだ健康への優位性は見いだせていないとしか言えないということだろう。

>それなら、そんなものを政府が推進するのはホメオパ医療並みと

>いうことにならないか?各位のご感想は?

農水省は、疲弊した日本農業の進むべき道として

無農薬減農薬農法による高付加価値農業」をイメージしているようだし、

そういう農法でないと海外農作物に対する競争力は確保できないのだろう。

しかし、純医学意味合いにおいて、

無農薬農法・減農薬農法での食生活は有意に健康増進する」という

科学エビデンスが得られているのか、と言えば、

自分不勉強なのかもしれないが、得られていないのでは、と思う。

エビデンスご存知の方いれば教えてください)

民間レベルや「あるある大辞典レベル

無農薬だと健康に『なんとなくよさげ』ですよね~」と吹聴する分には

罪は軽いが、公的セクター農水省などが

無農薬作物を政策として推進する」のであれば、

それは政策説明責任を伴うのではないか?

あるいは「地産地消フードマイレージ運動」や「食育」なんかも同じ。

素人考えでは「地産地消環境にも健康にも優しい」と早合点しがちだが、

松永和紀「気分のエコには騙されない」によれば、

「下手な地産地消は、かえってエネルギー使用量を増加させる」とし、

「特定地域食材に偏った食生活は、土壌蓄積重金属などの悪影響を受けるので、

 逆に健康を害する恐れがある」と看破している。

要は、農水省の「地産地消運動は、「地域活性化」という経済対策的側面は兎も角、

「省CO2」「国民健康増進」という観点では、積極的に進めるべきエビデンス

乏しいのでは、と思えるのである。

更に、文部科学省までが、その尻馬に乗って「食育」なんて概念を展開している。

これって、「水伝」を道徳教育の場に展開したようなアナクロ感を

感じてしまうのだが。

2010-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20100825180155

市場競争的になると、従業員の待遇を上げなければ競争力を維持できないから、当然、全体的な賃金は上がります。

で、最終的には「一物一価の法則」によって、産業横断的なJobに対する相場が形成される(同一労働同一賃金ってやつですね)。

これは規制緩和したデンマークオランダでも確認された事象です。

2010-08-21

ホメオパシー関連のあれこれでEBM二重盲検法大切というのは分かった

化粧品やらエステやら

「美容に良い」やら

健康によい」やらと称して販売されてる商品サービスって、

医療におけるEBM的なそれに相当するチェックってどれくらい受けているのかが気になって仕様がない。

やはり二重盲検的なチェックは殆ど行われてないのだろうか。

別に国費投入してるわけでもなし、ほっとけという事なのかもしらんけど

EBM対応するような「根拠に基づく美容・ヘルスケア」的なものを自主基準でもいいから

打ち出せば商品としての競争力的にも良いような気もするけど

それとも

そんなんかんけーねーようざいこというな ってな

信じるものは救われる的マーケットなのでやるだけ無駄とかだったりするのだろうか

工業社会を捨てよ」論に対する疑問

 「日本工業社会を捨てよ。産業構造を転換してサービス立国を目指そう」と何の留保もなく主張する野口悠紀雄のナイーブさに思いのほか虚脱感に襲われている自分がいる。唖然としている。ダッチワイフのジェニファーちゃんぐらい開いた口が塞がらない。いったいどんな神経が、こんな大きなことをこんな不用意に言わせるのか。

 まず、まったく不確かのままに留まっている論点として、今の工業中心の産業構造を転換しろという主張が経済学的にいってどのようなことを意味するのかが、わからない。私たちは政策金利最低賃金の引き上げについて、そのありうる帰結についてかなり多様な議論を戦わせることができる。しかし、「脱工業化を進めよ」と言った場合どうなるのか、その政策を実行したときに、それが経済社会雇用経済成長に実証的にどのような効果・影響を与えるのかは、びっくりするほど整理されていない。

 そもそも、脱工業化という経済現象自体、よくわからない。一般的に、どんな経済的条件下において、どんなドライバーによって、どのようなステップでそれは促進されるものなのか。そのメカニズムが不明だ。たとえば、産業革命以後の西欧の中でも、イギリスのようにあっけなく工業が衰退した国がある一方、ドイツのように競争力のある工業基盤を普通に維持できている国があるのか。

 加えて、脱工業化する国がたどる道は、ざっとどのような種類のルートに分けられるのかも、よくわからない。1つの手がかりは40年前から指摘されている「知識社会」への移行だが、それは必ずしも金融サービス産業への一本道とどまるものではない。例えば日本メーカーが出すプラズマクラスター空気清浄機や年々進化するホームベーカリーは完全に「製造業」の枠組みながら、十分に「知識社会」としての産物になっているような気がする。この辺もっと詳しくカテゴライズしてほしい

 また、各ルートに一定の基準によって優劣を付けられるとしたルート選択は極めて重要な判断になるが、そのフラグ発生条件はどのようなものなのか。いやもっと根本的な点として、脱工業化において政策がどれだけの役割を果たせるのかもよく分からない。もし国の政策が、脱工業化の推進もしくは阻止、あるいは方向性に誘導することについて、無力にとどまるのならば(おそらくこっちの方が自然な想定だが)、野口悠紀雄のように「べき論」で脱工業化を主張する意味はない。ていうか税金無駄だ。

 つまり、指し示した指の先は真っ暗闇なのである。脱工業化への産業構造転換というのはなんなのか。そもそも政策として意味があるものなのか。YESならば、そうでない場合と比べてどのようなプラスマイナスをもたらすのか。そもそも日本イギリスのように脱工業化が要請される条件下にある国なのか。

 もちろん、日本製造業の閉塞感は確かだし、日本はこのままじゃまずいっていう点はわかるよ。共感する。だからって、僕たちをいったいどこへ導こうとしているの?教えてエライ人。

http://twitter.com/zaway/status/21684114111

2010-08-20

どうぶつのメスがオスを選ぶ基準

動物でもオスが選ばれる基準は「容姿」か「競争力」です

ほんとにこれだけ


容姿」は動物人間意味一緒だし、

競争力」は動物なら同種間の喧嘩の強さ、人間ならお金ですね

そして

人間動物です

http://anond.hatelabo.jp/20100820141942

2010-08-13

円高対策。

加工貿易でメシを食うしかない以上、新製品・新技術の開発によって、商品を更新していく以外にない。

その為に必要な環境を整えるのが、政治の役割であるが、バブル崩壊後の日本の諸制度は、新製品や新技術の開発のリスクを極大化する方向に進んでしまった。

製品や新技術を開発することが不合理となるのであれば、高賃金の従業員を抱え込む必要はないし、従業員を抱え込まないで良いのであれば、国内工場を置く必然性もない。

基軸通貨に挑戦するユーロが現れたという外部事情もあったが、日本国内の産業を弱める方向性で、制度が改廃されていった。

自民党に対して国民が愛想をつかしたのは、このためである。個別の政策においては合理的であっても、全体を通してみると、不合理であったり、必要な施策が欠けている為に、結果的に逆効果であるといった、作為・不作為が続いていた。

しかし、政権交代をさせてみても、新与党自民党時代よりも状況を悪化させてばかりであった。

日銀をせっついて円売り介入をさせようとしているようだが、単独介入の効果はスムージングであって、相場のモメンタムを変えられるだけの力はない。

協調介入は、新技術や新製品が出てこない以上、円高で困るのは日本だけなので、ドルユーロ協調する必然性がないし、今の日本政府とは、どんな約束も出来ないと理解している。

円高になってもびくともしない競争力を維持する為には、新製品・新技術が常に必要であり、新製品・新技術の開発力は、加工貿易国家である日本生命線である。

この観点から、物事を考えるようにしなければ、国民の支持を得られる改革にたどり着く事はない。

[2010.8.13]

 

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

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