はてなキーワード: ガリア戦記とは
アイヌなんていなかったんだ
いいね?
……とは流石にならんだろう
舞台に1603年をわざわざ選んでいるからにはアイヌが出てくるだろう
アイヌは1603年まではわりと自由だったが、1604年から日本人からの支配が厳しくなり後に戦争に発展する
アイヌヘイトはネットで流行っているし、「こんな描写じゃアイヌに失礼」と口うるさすぎる人もいて、両方に騒がれそう
さりとてこのロケーションでもしガチでアイヌ完全無視や添え物程度だと、それはそれでやはり怒られそう
ツシマもわりとポリコレだったし今作は主人公を女性にするし、アイヌを割と真面目に描いてくれそうではあるが、しかしタイトルのようなヘンテコさも
1603年にはタイトルにある羊蹄山は存在せず、アイヌ語で「マチネシㇼ」と呼ばれていた
海外産の日本が舞台のゲームで他にも羊蹄山の登場するものがあり、HITMANの北海道編がそうである
ヨーテイ、僕は面白そうだから当然やるけど仮にツシマと逆でアイヌ側に付いて侵略者の和人と戦う内容だったら、いまアサクリ叩いてるような層がファンタジーだからセーフとかかなぐり捨てて掌返してぶっ叩いてくる可能性普通にありそう
ほとんど和人がいない江戸初期の羊蹄山周辺だと、現地人はほぼアイヌのはずだがPVには和人しかいないのと、普通に近世日本の城らしきものがあったりして、時代考証大丈夫かってなるけど、ゲームとしてはさすがに面白そう
ってかヨーテイにする必要はあったのか…?
ヨーテイがアイヌ文化をどう扱うかで若干ざわついてるけどサカパンには信頼があるとはいえちょっとその部分は懸念があるな
センシティブな題材だけに「そこそこの考証と描写で済ませます」にしても「フィクションの日本なのでアイヌは存在しません」とするにしても燃えそうで心配
ツシマを6000時間プレイしている人間としてヨーテイは気になるけど、当時の蝦夷地はアイヌの土地で倭人とはまだ対等のビジネスパートナーだった頃だから、アイヌの生活がどの程度描かれているか要注目。予告映像にアイヌは登場してないけど、もし本編でもそのままなら彼らは二度簒奪されることになる。
シャドウズは差別的と感じる主体が"日本人"と広範だったからこれだけ炎上したが、もしYoteiにて文化の軽視が見られた場合どれほどの騒動になるだろうか。日本国内においても「昔の異民族の文化の細部なんて気にしない。これはフィクションなんだから」みたいな言説が押し通される気がしてならない。
アサシンクリードを叩いてる人が「日本の侍を悪の圧制者扱いして日本の歴史文化をコケにしまくったアサクリ」とか言ってるので、Yoteiでアイヌが和人を残酷に殺す描写あったら怒り狂うんだろうなと。
Ghost of Yotei。トレイラーを見た感じでは架空の和風と北海道の雄大な自然を濃密に描いており、アイヌ要素はなく今の時点で「アイヌだ、アイヌだ」「アイヌを描いている!」「テーマはアイヌに違いない!」と言っている人たちの正気を疑う。
『GHOST OF YOTEI』題材的にほんとに大丈夫か、1600年代初頭の後志地方でしょ、歴史上当地にこれといったトピックないぞ…
・南から浸透してきた和人(松前氏)の収奪がそろそろエグい感じに→約2世代後に大規模叛乱(シャクシャインの乱)がある
こんな感じで「ガリア戦記の頃のヨーロッパ」とか「フレンチインディアン戦争ちょい前の北米」みたいだよ…?あんまり「和」じゃないよ…?ゴールデンカムイの時より怒る人居るかもしれないぞ…
「おすすめの世界史の本教えて」増田だが、思ったより多くの回答をもらえた。ありがとう。
興味ある人が多いのか無言ブクマも多いので、自分のためにも興味のある人のためにも、もらったコメントをまとめてみた。
ノンフィクションを具体的に挙げてる回答のみ。重複するものは載せてない。
フィクションを挙げたり、書名や著者名などの具体名は挙げず、こういう本を読むといいのではという、よいサジェスチョンをくれるトラバやコメントもあった。ありがとう。参考にさせてもらう。だが今回のリストからは省かせてもらった。
●山川出版社『新もういちど読む山川世界史』、世界史Aの教科書
●歴史好きならとりあえず読破しておきたい世界史本100(https://anond.hatelabo.jp/20211101232345)
●山川 詳説世界史図録(山川出版社)、グローバルワイド 最新世界史図表 五訂版(第一学習社)、最新世界史図説タペストリー(帝国書院)
●中世ヨーロッパ: ファクトとフィクション、現代知識チートマニュアル
●「なぜ?」がわかる世界史
●サピエンス全史
●『やんごとなき姫君たちのトイレ』TOTO出版、『コーヒーが廻り世界史が廻る』中公新書
●『クロニック世界全史』、角川世界史辞典。『知識ゼロからのローマ帝国入門』、『 図説世界の歴史』、中公新書の物語歴史シリーズ、佐藤賢一のフランス王朝史『論点・西洋史学』。
●『図解 中世の生活』(新紀元社)、『中世ヨーロッパの農村の生活』(講談社学術文庫)
●「世界史講義録」というサイト(http://timeway.vivian.jp/)
●『中世の秋』
●「世界システム論講義」(川北稔 ちくま学芸文庫)、「テクノロジーの世界経済史」(カール・B・フレイ 日経BP)
●ハプスブルク家12の物語。ハプスブルク家の女たち。「ハプスブルクの時代を歌わせてみた」(動画)
●銃・病原菌・鉄
●河出書房のふくろうの本シリーズ、講談社学術文庫の『近代文化史入門 超英文学講義』
●モンタネッリ。通史なら中公の世界の歴史の中世の巻(旧版押し)
●「文明崩壊」
●歴ログ
●<ゲーム>から始まる<読書・映画リスト>(まとめhttps://anond.hatelabo.jp/20160701063637)
●ビジュアル版 世界史物語、イタリアの歴史 (ケンブリッジ版世界各国史)、イタリア (世界の歴史と文化)
●サピエンス全史
現時点では以上まで。
19世紀中盤以前の歌謡や、和歌漢詩の類は多すぎるので除外して、成立年の古い順に
Arma uirumque cano
Gallia est omnis divisa in partis tres.
ガリア戦記の冒頭文。日本で言う平家物語のノリで昔の欧州のラテン語学習者は暗記してるっぽい。これも教科書に載ってた。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す。驕れる者は久しからず。ただ春の世の夢の如し。猛き者もつひには滅びぬ。ひとへに風の前の塵と同じ。
遠く異国を訪らへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱異、唐の禄山。これらは皆、旧主先皇の政に従はず、楽を極め、諌めをも思ひ入れず、天下の乱れん事を悟らずにして、民間の愁える事を知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり
リアル中二だったので、冒頭のちょっと先まで、わざわざ図書館で書籍を探して覚えた
In principio creavit Deus cælum et terram.
in principio erat Verbum
これらも教科書に載ってた
Freude, shcoenell goetterfunken, Tochter aus Elysium.wir betretn Feuertrunken himmlishce dein heinligtum.
Deine Zauber binden wider was die Mode streng geteil.Alle Menshcen werden Brueder,wo dein sanfter Fluegel weilt.
一応読んでるけど、覚えたのはアニメかも
ラノベだとこれくらいかな。「東中出身、涼宮ハルヒ。だたの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしの所に来なさい。以上」は冒頭ではないしなー
こうやって見るとやっぱり教科書は強いな
まったく意味不明でクソワロタが、ふと以前の「高校に漢文は不要か否か」論争を思い出した。
「不入斗」って地名の読み方を理解するには、高校漢文程度の知識は最低限いるだろ。
漢文で広がる知的世界をないがしろにするから「不要」だというのであって、
史記なんて、白文に補助訳着けて読んだら面白すぎて徹夜するぞ。
まぁ加えてラテン語も覚えると面白いよ!ウルガタ聖書とガリア戦記読むだけでもいいから。
というか、ヨーロッパ文学読んでると、ラテン語知ってると元ネタわかって楽しすぎる。
あ、ウルガタはギリシャ語の翻訳じゃないか、というならこいネーもついでに覚える
のもいいか。マタイの福音書なんてすごく稚拙にかかれているのがバレて面白いぞ。
あとはサンスクリット語かね。
バーフバリ好きだという人はサンスクリット覚えてバガヴァット・ギーター
とりあえず古典語は年取って勉強してもなかなか身につかないんで、10代、20代でなんとか
ノンアルコール茶葉ペデストリアンノーモア本懐ソフトクリーム堀江貴文ユーゴスラビア南京錠蒲田ノロウイルス白村江の戦い万景峰号ホリデイノーマライゼーションナスカの地上絵丹波凛孫正義リンドバーグリーンの翼ほうとうパッキャオ秋篠宮家サブマリン墾田永年私財法アルソック懐中電灯ソフマップカンタムロボ佐川急便マッキントッシュコードブルーロリコンカンバセーションピース本田圭佑かちどき橋セットポジションミライアカリカーボンナノチューブパリストンコブラキッズノーリターンヤンヨーステンテーブルクロス新海誠テニアン島真珠湾攻撃コンボイガリア戦記タクティカルアームズネメシス号チャンドラボース坂井三郎近親相姦アリストテレスいんきんたむし今敏大友克洋キーエンスソードアートオンラインミリアルドピースクラフト渡辺麻友オイスターソース花魁死海文書ムンバイ。
1~6巻は適当に読んで良い。
ガリア人部族が調子に乗って挙兵→ローマ軍が来る→戦って負けるかビビって人質をさし出す→だれかに扇動され調子に乗って挙兵→ローマ軍が来る→戦って負けるかビビって人質をさし出しておさまる。
→ガリア人部族が調子に乗って挙兵→ローマ軍が来る→戦って負けるかビビって人質をさし出す→だれかに扇動され調子に乗って挙兵→ローマ軍が来る→戦って負けるかビビって人質をさし出しておさまる。
→ガリア人部族が調子に乗って挙兵→ローマ軍が来る→戦って負けるかビビって人質をさし出す→だれかに扇動され調子に乗って挙兵→ローマ軍が来る→戦って負けるかビビって人質をさし出しておさまる。
展開同じ過ぎてつまらん。
だが腐女子大歓喜の百人隊長カップルとかくっそ勇猛な旗手とか出てくるからそういうとこに注目すると退屈しのぎにはなる。あとラビエヌスの有能副官感がたまらん。
7巻。本番。ガリアの英雄ウェルキンゲトリクス登場。かっこよすぎる。ぽっと出とか言うな! 全ガリアが蜂起。カエサルすらビビってる感バリバリで読者も興奮してくる。
ウェルキンが決断的焦土作戦で自らの街を全部焼く! カエサルもたまらず退却を決意! だが肝心の騎兵戦、歩兵戦でガリア負けちゃう! アレシアへ撤退! そのアレシアをローマ軍が囲む!!
みんな! アレシア救ってくれ!たすけt!
アレシアでガリア戦役がクライマックス!超盛り上がる。カエサルの演説もとても良い。興奮する。
良い。熱い。
ローマ軍によるアレシア包囲陣の弱点を狙い、全ガリアから集ったアレシア解囲軍とウェルキンのアレシア防衛軍が精鋭を集中!
カエサルも全軍から予備隊を抽出してここに投入! 自分もいく! 俺はここだ俺自身を狙え!で弱点から狙いをそらし守りきる! 帰趨は決した!ウェルキンがつかまる!捕まる時もかっこいい!
8巻。カエサルじゃない良くわからんやつによる補足。どうでもよい。ガリアの話は終わり!
外国語の勉強法にはいろいろあるが、ネイティブが書いた文章をそのまま丸暗記する方法は古典的なものと言っていいかもしれない。よく知られているところではシュリーマンがいるが、日本人では渡部昇一が叙述文を丸暗記したという話がある。専門の英語だけではなくて、ラテン語の習得のために「ガリア戦記」を筆写して覚えたそうだ。ただ、この方法はひどく手間がかかりすぎる。外国語を専門にする大学院生ならできるかもしれないが、一般にはなかなか難しい。
そこで出てくるのが詩の暗誦である。詩なら、特に長いものでなければ、覚えることに大きな努力を必要としないので、一般には重宝するはずなのである。ここで詩を暗記することのメリットを、思いつくままに書き連ねてみよう。
・単語の暗記に役立つ
・言葉の相互の関係が散文より密接なので覚えやすい
・聞き取りも楽になる
・口の動きがその言語に慣れる
・暗記力そのものがのびる
・詩の知識そのものが有用
まだありそうだがこの辺にしておいて、次にデメリットとしてどんなものがあるだろうか。
・すぐに役立つ表現は滅多にない
・方法として回りくどい
・難解すぎて誰にでもお勧めできない
・そもそも暗記が苦手
などが、思いつくところ。
そこでネットで検索してみたが、どうやら外国語教育と詩の暗誦の関係に関する研究は日本ではあまりないらしい。それでも、いくつか記事や論文を読んでみたが、誤解とは言わないまでも、もうちょっと書き方があるのではと思われるものがいくつかあった。
(とりあえず、英語詩と教育に関する論文としては以下のものが読める。
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/90001054.pdf
http://miuse.mie-u.ac.jp:8080/bitstream/10076/4578/1/AN002341770510007.PDF
)
ネットで見たところに限ると、詩の「読解」という表現が散見された。が、これは誤解を生みやすい、あまりよくない表現だと思う。「読解」とは「ある文章の意味が分かること」を指す。「英語の長文読解」というと長い英文の理解を問うのが一般的だ。
しかし、詩は「読解」するだけでは意味がない。韻律にきちんとのせないと詩にならないのであって、「読解」はそのための前提でしかない。単語の意味や文法的なつながりを理解して、そしてようやく韻律に意味と音楽性が生まれる。
もちろん、詩の理解を無視して、音だけで覚えてしまう方法もある。けれども、成人の場合は難しいだろうし、なにより退屈に過ぎると思う。(ところが、矛盾するようだが、詩を楽しみ味わうコツは最初にとにかく丸暗記してしまうこと、覚えようとしてしまうことだったりする)
さらに、たとえ「読解」ができても、正しい韻律にのせられるかどうかは、残念ながらまた別の話だ。少なくともちゃんとした発音が頭の中で鳴っていなければ、文字だけで韻律まで汲み取るのは相当に困難な作業であるという点は認めなくてはいけない。リンクした論文には、シェイクスピアの台詞の韻文はネイティブでも解釈が分かれるとあった。
しかし、そういった困難を乗り越えると、一生の宝物になること間違いなしの喜びが眼前にひろがっていることに気がつくはずだ。
最初は疎ましい、面倒くさいこと限りがなかった「読解」や「韻律」の困難さが、徐々に謎解きを解くような喜びに変わる。詩を暗記してしまってから、よりよいリズムやイントネーションを見つけた時、分かったつもりになっていたフレーズに別の光を当ててみるとそこに思いがけない新たな姿が立ち上がった時、この発見の喜びは何物にも変えがたいものとなる。それになにより、韻律にのった、言葉による音の遊びが、こんなに純粋な快楽なのだということが、外国人にも分かる瞬間がある。そうなると、その言語がますます好きになってくる。なにより、身近なものとして、自分の一部として、最初は遠い存在であった外国語や外国文化がより近しいものに感じられるだろう。
外国語の詩の暗誦は、たしかに回り道ではあり、ある程度文法や単語がしっかりしていないとついていけないかもしれないが、しかし実用一辺倒で詩の鑑賞を捨ててしまうのも実にもったいない話であって、ささやかな、しかし一生の趣味として「詩の暗誦」は悪いものでは決してないと思う。
外国語の学習を、単なる道具の使い方と割り切って考えるのは大事なことではあるのだが、しかしもう一面として、その言語の文化や彼我の人間の違いを知ることという、俗な言い方をすれば「異文化理解」のために重要だという要素を、決して忘れることはできない。外国語の勉強は、長く、つらい。しかしそこに宝物があることを感得できれば、つらいことにも耐えられる。お勉強してよかったなと思える。外国語の詩の暗誦は、お勉強の結果与えられるご褒美として、もう少し積極的に語られても良いのではないか。
(追記)
http://anond.hatelabo.jp/20101018172417
映画の丸暗記もよく勧められる方法だが、「文化的コンテクストを理解する」よりも、「すぐに使えるフレーズを覚える」には役立つだろうと思う。ただし、やったことはないので、詩の暗誦のような喜びがあるのかどうかまでは、分からない。
(追記終わり)