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はてなキーワード: 核家族とは

2023-11-24

anond:20231124085735

戦後核家族化によって生まれ専業主婦から労働自由化の過渡期にだけ存在してただけで、古来から女も大事労働力だったんよね。

2023-11-20

毒親のせいでメンタルを病んだ世代が世に放たれたのがここ十数年であることを鑑みると、

毒親大量発生したのは90年代

その時代核家族化が進み専業主婦ワイドショーしか外部とのつながりを得られなかった

まりみのもんた関口宏が悪い

2023-10-22

anond:20231017005537

以前「これから出生率を上げるのはかなり厳しい」という文章を書いたことがあったので、この機会に乗じて投稿します。

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まずは、「何故少子化社会になってしまたか」の考察

まず原因の一つとして、「産業構造の変化」にあると思います

戦時中は全体の半数ほどあった第一次産業が、平成17年では5%、つまり10分の1ほどに減少しています

https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/sokuhou/03.htm

農家にとって子供を産むと言うことは明確な動機づけがありました。

それは、産んだ子供はいずれ「労働力」になるということです。

しかも、その労働力は、学力などの「投資」を行う必要がありません。

ですが、現在日本労働構成の多くを占めるサラリーマンにとってみれば、子供を産む動機づけ農家などよりは低いのは否めないかと思います

まり、昔の農村部の人にとって子供は「資産」であったものが、現代の人にとっては「投資対象」になってしまったということであるかと思います

また、そうして第一次産業が減少することで、人々が地元から離れ、都市部に移動します。そうすることで核家族が増えたのも、ひとつの要因かと思います

核家族になる前は、子育て祖父母、近所の親戚、近所の人たち等で負荷して、その負担分散させていましたが、核家族になってその負担が親に集中してしまった。そうなると以前のように多くの子供を育てるのは物理的に困難になるでしょう。

ちなみに、人間は閉経後の寿命が他の哺乳類に比べてかなり長く、「おばあさん」の存在があるのは人間だけだそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%82%E3%81%95%E3%82%93%E4%BB%AE%E8%AA%AC

次の原因としてあげられるのは、「見合い結婚の減少」ではないかと思う。

https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/gaiyou15html/NFS15G_html06.html#:~:text=%E8%A6%8B%E5%90%88%E3%81%84%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%AF%E5%85%A8%E4%BD%93%E3%81%AE,%E3%81%A8%E6%AF%94%E7%8E%87%E3%81%8C%E9%80%86%E8%BB%A2%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

お見合いが減少した理由として考えられるのは、若者農村部を出ることで、核家族が増え「ご近所付き合い」や「親戚付き合い」等が減少したこと価値観の変化で「自由恋愛」の価値観が向上したことなどがあるかと思われます

では、なぜ「見合いが減ったことで少子化になったか」の理由です。

恋愛結婚は、個人自由意志結婚できると言う側面がありますが、もう一方は「弱肉強食世界であると言う側面を持ちます

https://neputime.com/wp-content/uploads/2020/07/20200722_1.jpg

これはマッチングアプリの縮図を表したものですが、だいたい現実もこんなもんかと...

まり所謂非モテ」の人たちは、ある程度の妥協をしないと結婚することは結構難しくなっている。

しかし、「じゃあ妥協して結婚しよう!」と簡単にそうならないのが現実ではないかと思う。

テクノロジーや娯楽が発達した現在結婚せずとも有意義時間を過ごす方法はたくさんあります

独身貴族」と言う言葉があるように、むしろ結婚しない方が幸せに暮らせると言う考え方も一理あるでしょう。

以上のように、少子化になっていったのは、元は「第一次産業が減少したのがそもそもの始まり」と言えるかもしれません。

しかし、それも元を正せば、18世紀にヨーロッパで起こった産業革命起源と言えるでしょう。

まり少子化世界歴史の流れの中での必然出来事なのかもしれません。

実は少子化日本だけの事ではなく、世界的な傾向です。

それはいわゆる「途上国」でも起きています

https://president.jp/articles/-/49555

この記事によれば、原因のひとつとして「子供の死亡率の改善」を上げています

まり、「子供の死亡という不幸な出来事が減ってきたことが結果的少子化につながった」と言うことです。

幸福を追求した結果、少子化につながった」とは皮肉なことです。

以上、まとめるとこうなります

少子化世界歴史の流れの中での必然出来事

技術進歩や、娯楽の充実、個人尊重の流れが少子化を加速させた

②に関してですが、別に個人尊重否定しているわけではありません。

そもそも価値観絶対は無く、時代文化環境など様々な要因によって変わるということを言っておきたい。

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以上

多くの日本人の意識が「個人尊重より国の発展が大事!」みたいな「そういう空気」になったら少子化は止まる可能性はあると思うよ。よっぽどの事だと思うけど。

2023-10-17

anond:20231017165001

世帯」だからなあ

しかも18歳未満の子を持つ世帯、みたいなガバガバ設定だろ?それ

それだと子が中高生くらいになってりゃ親も歳食ってるからそれなりに収入高いし子が手が離れてるから大抵共働き

同居のジジババの年金とか高校生の子バイト代や18歳以上の上の子収入まで加わってる世帯も多そう

それと幼い子持ちで母親は働けない、父親もまだ若くて収入低い核家族世帯」の収入比較してもしょうがないんだよな

2023-10-14

団塊世代中立中庸中道のスタンダート」という±0の起き方から始まる「Z世代論」が気持ち悪すぎる

いやいやお前らも十分異常な世代だろ。

まず、自分らがされて嫌だったことを下の世代に平気でやるのがスタンダートっていうのがヤバイ

セクハラパワハラをされて嫌な思いしたことに対して、「じゃあ次は俺の番だからやるね。やられっぱなしとか損じゃん」ってなるようなモラルの無さのどこが中立中庸中道なんだよ。悪・混沌利己主義も良い所だろ。

あと団塊の世代ってすぐにゆとり世代・Z世代個人主義的と言うけど、昭和初期世代と比べるとお前らも十分個人主義だよ。

核家族という概念はあっても大きな親戚づきあい概念や、国家地元に貢献するという気持ちがかなり薄まってる。

大日本帝国時代滅私奉公国民総動員な価値観はもちろん異常。

でもそこから反動でかなり覚めてるというか「結局さ、個人個人なんだよ。いざとなったら皆敵同士なんだ」みたいな方向性にかなり振り切れちゃってるところがあるよね。

それが極端に出たのが就職氷河期時代における次世代切り捨て。

口では「俺も若い頃色んな人にお世話になったから後輩には……」みたいなカッコイイこと言っておいて、いざ自分ピンチになったらバンバン下の世代を蹴落とし始めたじゃん。

あいう時に口にする「皆で助け合おうじゃないか」の「皆」の範囲がいざとなったときかな~~り狭くなるのが団塊の特徴。

自分友達」「自分家族」という極めて小さな「最小単位のムラ」までで助け合おうとする。

地域一丸なるみたいな感覚あんまりないんだよね。

せいぜい多くて20人ぐらいまでしか「皆」に含めようとしない感じ。

昭和はもうちょい広かったと言うか、たとえばトトロでメイを創作するために村総出で動いたけど、ああいう「いざとなったら視界に入る地域の全員で協力する」みたいなノリが団塊の一つ前だとあるんだよ。

「既に個人主義が始まっていた世代」なんだよね団塊って。

その癖して「ゆとり世代」「Z世代」に対してステレオタイプ論をふりかざすときは「コイツらは個人主義で」と言う。

いやいや自分らを棚上げにしすぎやろって。

こういう「自分が±0だと思っているから、自分より少しズレたら異常だと騒ぎ出すけど、自分たちがそれより以前と比べたらまた異常であるってことに対して無関心」な所が本当に気持ち悪いんだよね団塊の世代世代論は。

お前らも過去世代から見たら異常だろと。

天皇写真を飾りもしないし、「Q.日本が攻められたらどうしますか?」「A.アメリカ亡命します」って考えが多そうだし、100年前の日本人がみたらビビるぐらい日本という国に対しての関心度が薄い所とかさ、今はもう当たり前になってきてるけど一つ前の世代からしたらマジで異常なんだって

お前らは別に中立でも中庸でもスタンダードでもなんでもないって事だけはいい加減自覚してくれよ。

お前らの世代常識が全人類常識になることなんてないんだって

そんなんだから価値観の変化についてけね―んだよ。

自分たちもまた過去から比べて変化した世代であるってことを忘れてるから「俺が子供の頃はスカートめくりぐらい普通だった。職場の偉い人はお茶くみ係の尻触ってた。なんで俺が怒られるのかわからない」とか言っちゃうだって

まあ、結局のところ、これが団塊の特徴なのかもな。

「なまじっか人数が多いせいで自分たちの世代こそがスタンダードである思い込みがち」っていうのが。

この辺掘り下げるブームとか今後出てくるのかな。

Z世代向けに「団塊の世代取説」みたいな本がバシバシ出たり

2023-10-10

埼玉の“留守番禁止条例案”と電動スクーター

例の議員、旧来の家族観信奉者だからこんな条例案出したんだ、て見立てが主流みたいだけれど、他の動機かもしれないなと思っている(もちろんすべて憶測

 はてなでも、何かで事故が起きるとすぐに「〇〇を法律禁止すべきだ!」と吠える人がけっこういる。例えば電動スクーター危険運転者が1人自損事故で死んだだけでも「電動スクーターのもの禁止すべき」という人が多い。

 今回の条例案動機も「放置されて子供が死んだ事件がある、なら放置禁止すべきだ」という、かなり安直動機が出発点だろう。

 しかし、子供放置電動スクーターも、どちらも是非を決めるのは程度問題だ。制限速度を完璧に守ってる電動スクーター特に危険存在ではないし、小学生に5分間留守番をさせるのは特に危険シチュエーションではない。しか暴走する電動スクーター危険だし、小学生に3日間留守番させるのは多くの人が危険だと考えるだろう。

 つまり時間でも子供を一人にするなというのは、「少数の事故理由に、電動スクーターのもの禁止すべき」と主張する人の心理と同じだ。規制には必ず抜け穴っぽいものが生じるが、それが許せないのだろう。

 さらに言うと、「条文的には5分間の留守番でも条例違反になるが、そんなささいなものは『取り締まらなければいいじゃん』」と考えているかもしれない。例えば現代日本で多くの自動車スピード違反を起こしているが、それに対しドライバーの多くが「警察は何かあったら自由に取り締まれるように、厳し過ぎる制限速度を設定しているだけで、10kmオーバー程度では取り締まられたりはしない」と認識しているようだ。

 県議もそれと同じ理屈で「何かあったら自由に取り締まれるように、厳し過ぎる留守番制限を設定しているだけ」かもしれない。「〇時間以上の放置ダメ」みたいな基準を明言してしまうと抜け穴になってしまうから

 さらに、埼玉県大都市だが、それでも地方議会国会ほど立法能力が高くないと推測される。国家1種を通ったエリート官僚サポートしたりしないので。

 立法能力が低いことにより、「〇〇は良くない!禁止すべき!」という素人感想レベル意見がそのまま条例案になってしまったのでは。

 共働き核家族を敵視するためにこんな条例を作った、みたいなのは陰謀論っぽいので、より「ありそう」な動機を推測してみました。

2023-10-08

子供一人で留守番ってのがあんまり良くないのは確かなんだよなぁ

俺の家は両親共働きで、祖父母が同居してはいたんだが二人共病気がちで俺や妹の面倒を見れる状態じゃなかった。

そんな家庭だったので、小1くらいか祖父母調子悪い時に家の事を色々やるようになった。

簡単料理作ったり、洗濯機を回したり(取り出して干すのは手が届かなかった)とか程度だけどね。

その程度の家事でも今考えると危なっかしい事やってたなぁって記憶結構ある。

目玉焼き焼いてるフライパンをうっかりひっくり返してあわや大火傷ってなりかけたり、洗濯機の中に落ちそうになったりとかね。

ちゃんとした料理じゃなくてもお湯を沸かして使うだけでも、小さな子どもにとっては結構危険行為だ。

でもお湯も湧かせないんじゃカップラーメンすら食べられない。

から一人は大人子供の側にいた方がいいのは確かなんだよなぁ。

かといって核家族化が進んだ現代家族の誰かが面倒みるのは難しい。

ベビーシッターや家政婦さんを派遣するのも、マンパワーが不足していくこれから日本ではどう考えても現実的じゃない。

学童保育もやる気がある人のボランティアで成り立ってるようなところがあるからなぁ。

予算人員をつっこめばいいって人もいるだろうけど、仮にそれをやると絶対に保育の質は下がるんだよなぁ。

首都圏子育てしてるって一人親を除けば世帯収入の多いパワーカップルが主流な訳で、そういう人達が満足する様な質の保育を規模を拡大しながら提供するのはまず無理だと思う。

ドラえもんでも作らないと、この問題解決できないんじゃないだろうか。

2023-10-04

核家族破壊する

私は高校卒業後とっととフィンランド留学し、そこで知り合ったスウェーデン人男性結婚

口論の際に夫から暴行を受け、彼から助けてくれた女性存在きっかけでレズビアンとなり、スウェーデン人女性結婚した。シリア内戦で両親を失った幼児国教会洗礼を経て養子に迎えた。

その後離婚日本でその子と2人で暮らしている。

現在法律事務所で勤務しながら難民支援男女平等推進活動を行なっている。

私の究極の目標日本人全員の人権意識向上と個々の尊重であり、そのために重要なのが「核家族破壊」だ。

スウェーデンで知り合った女性活動家たち(スウェーデンにもまだまだ男女不平等歴然存在する)から核家族破壊」が「個人尊重」に繋がると教わり、目から鱗だった。

ある人が異性を生涯にわたって愛し続けられるわけがなく愛は流動的である。それを無視婚姻という制度によって無理矢理縛り付けるのならばそれは人権侵害である。そして男女不平等社会においてこの人権侵害被害を被るのは概して女性である

よって男性による女性子供への家父長権的抑圧体制である核家族を完全に破壊し、常にその瞬間に愛するパートナーと愛を育み、子供はその都度自分選択自由にどちらかの親と生活を共にする。そういう流動的な家族が最も望ましい。

なおちびまる子ちゃんサザエさんなどで見られる三世帯やそれ以上の家族形態問題外アフリカアジア日本などの人権後進国では親族一同が同居する家族もあり、林修が「一族バスケットの中でスクスク子供が育てられる」などと宣っていたが核家族を遥かに凌駕する人権侵害であり到底許すことはできない。親族一同の同居や交流犯罪であり、最も影響力を持つ者は刑法によって裁かれるべきだと思っている。令和のうちに子供たちが「親戚」や「親族」という存在を知らない、影響を受けない社会になってほしい。

もちろんレスビアンゲイカップルも、彼らが養子を持つことも擁護されるべきと思っている。ただ、恋愛をしない、恋愛できない、恋愛したいという欲求がない、他人を愛することも愛されることも拒むという者は「人間的にアナーキー」な危険存在であり、擁護されるべきではないと思っている。

2023-09-26

anond:20230926155846

モルガンエンゲルス

ここに欠けているのは、人類進化についての真の理解である。第3章で、G&Wは、人類学の主流派コンセンサスとされる、現存するアフリカ狩猟採集民-「小さな移動集団」で生活する素朴な民-に私たちの採食祖先をなぞらえたことを批判している。そして第4章で、彼らは考えを変える。人類学の主流派コンセンサスとは、オーストラリアアボリジニのような狩猟採集民のことである

大陸を半周し、まったく異なる言語を話す人々の間を移動しても、キャンプ自国と同じようなトーテムの部族に分かれている。このことが意味するのは、住民の半分は彼らに歓待義務を負いながらも「兄弟」「姉妹」として扱わなければならず(そのため性的関係は厳禁だった)、もう半分は潜在的な敵であると同時に結婚相手でもあったということだ。

ルイスヘンリーモーガン1877年)は、いわゆる「分類的」親族関係発見に基づいて、私たち学問分野を創設した。その原理は「兄弟の同等性」として要約できる。たとえば2人の兄弟は、その関係性に関して互いに相手立場に立つ。ある女性は妹に、『あなたの子どもは私のもの、私の子どもはあなたのもの』と言うでしょう。だから子供に関して『私有財産』という概念はない。家族生活は『核家族』ではない。すべての子どもは、数多くの異なる「母親」や他の支援者である親族の間を自由に行き来することができ、大人になるまでそのような自由享受し続ける。

人生がこのように構成されるとき、その結果は並外れたものとなる。誰もが、広大な地域に広がるつながりの鎖の中で、形式的には互いに同等に扱われる「兄弟」や「姉妹からのもてなしを期待できる。この結果のひとつは、国家が成長する土壌を持たないということだ。人々が自主的組織化され、互いに同盟を結び、育児セックスダンス、家庭生活の喜びがより共同的に経験されるようになれば、国家が入り込んで埋めるべきデッドスペース、つまり社会的空白はなくなる。国家に取って代わることな国家廃止することはできず、共同体的な家族生活今日世界では、自己組織化された近隣地域やその他のより広いコミュニティ)は、そのためのひとつ方法なのである

不思議なことに、グレーバーとウェングローはその長い著書の中で、親族関係についてほとんど何も語っていない。グレーバーとウェングローは、モルガンエンゲルスパラダイム批判する代わりに、『家族私有財産国家起源』(エンゲルス1972[1884])におけるエンゲルスヴィジョンをひっくり返している。彼らの言う「はじめにあったもの」は、私有財産宗教、そして国家である。第4章の結びの言葉引用すれば、「私有財産に "起源 "があるとすれば、それは聖なるもの観念と同じくらい古いものであり、おそらく人類のものと同じくらい古いものであろう」。マーシャル・サーリンズとの共著『王について』(2017年)では、神の王や森の精霊のような想像上の超自然的な存在が常に人々に対して権威行使してきたのだから国家原理人間の条件の不動の特徴であるとさえグレバー示唆している。

アナーキスト私有財産国家必然性を受け入れるのは逆説的に思えるかもしれない。しかし、『万物黎明』はそのメッセージに重みを加えている。そう、著者は言う。アナーキスト的な自由は実現可能だが、それは貴重な瞬間や飛び地に限られると。個人的には、すでに燃え尽きようとしている惑星に、どのような「飛び地」があるのか想像するのは難しい。グレーバーとウェングローは、「もうひとつ世界可能だ」という革命スローガン放棄したようだ。代わりに彼らが提示するのは、「階層平等は、互いに補完しあうものとして、ともに出現する傾向がある」という悲痛なメッセージだけである(p.208)。(p.208)彼らは、どこか別の場所で抑圧を受け入れなければ、ある場所自由を手に入れることはできないと言っているようだ。

ここからどこへ行くのか?

このような批判はあるが、本書の重要な点は、振動提唱していることである。すべての生物には脈動がある。生きては死に、目覚め、眠り、息を吸っては吐き、季節の移り変わりや、私たち生命に優しい地球太陽・月の軌道系のその他多くの周期性によって動かされているのだ。

私たちは、物理的にだけでなく、社会的にも政治的にも、惑星地球をもう一度回転させる必要がある。これは、人々に配慮支配や統制を混同するなと言うことでできることではない。それは、学校ストライキ支援し、そのピケラインで歌い、職場まで行動を広げ、通りで踊り、交通遮断し、資本主義を完全に停止させることによってなされるのだ。

しかし、いったん主導権を握ったら、次はどうするのか?ストライキが長引けば、すぐに飢餓に陥る。だから、揺り動かそう。例えば、週1回の学校ストライキもっと長くし、月に1回実施し、賃金奴隷から人類解放するまで世界中に広げよう。炭素排出量は即座に50%削減される。それから仕事に戻り、必要に応じて再編成する。資本主義に逆戻りしないと確信できて初めて、仕事に戻るリスクを冒すことができる。そして、次の新月には子どもたちとともにピケラインに戻ると誓い合って初めて、それを確信できるのだ。世界が再び揺れ動き、息を吹き返すまで、私たち権力を奪い、それを放棄し続けるのだ。未来を取り戻そう。家父長制でも母系制でもなく、月による支配のようなものを。

それは、最初人類革命階級ジェンダー力学を、今度はより高い次元で繰り返すことだ。このようなことは可能なのだろうか?みんなに議論を開いて、何ができるか見てみよう。それはきっと、活動家であり人類学者であるイヴィッド・グレーバーが望んだことだろう。

2023-09-20

anond:20230920112555

正直親元からも切り離され兄弟も少なく祖父母も働き出してて、男の年収が少ないか共働きせざるを得なくなってるなどの子育て環境自体が大幅な悪化してる

団塊世代のうちの母親

・親元から兄弟からも切り離されご近所づきあいもろくにない都会のマンション核家族実家は遠方

・当然専業主婦だが今のような便利な子育て支援サービスの類はろくになく全てワンオペ子供言い訳にした家事の手抜きなど許されない

・便利な育児グッズも皆無、布おむつ洗濯して家中に干す日々(勿論乾燥機なんかない)

そもそもネット存在しないので情報も少なかっただろうし他人コミュニケーションもろくに取れなかったと思われる

・夫(父親)は今の価値観からしたらモラハラのクソ(団塊ならごく当たり前だろうけど)

・夫実家は近隣だったが当然の如く嫁いびりされまくり、でも逆らえない

なので今の子育て環境の方が遥かにまれてるよなあ…としか思えない

「昔の恵まれてた子育て環境」って三丁目の夕日的なファンタジーじゃね?実際虐待子殺しも多かったわけだし「育児ノイローゼ」が社会問題になってたわけで

anond:20230920170111

大家族と言うコミュニティを捨て、親戚とも縁遠くなり、地域コミュニティを嫌い、最後に残ったのが核家族という最小コミュニティという。

自ら子育て難易度を上げているとしか思えない。

anond:20230919153929

ガチな話、核家族諸悪の根源だと思うんだよな。

成人した大人二人で、子供一人育てるってムズイって。

特に赤ちゃんの時は最低二人いる。一人だとパンクする。

できてる人がいるって言うかもしれないけど、それはオーバーワークしてるだけだ。

特にシンママなんて無理。シンママ子育てできたならそのママさんはすごい。子育てに全部捧げてるレベルから

そう考えると働き手二人家事二人くらいが最低必要になると思う。

余裕を持つなら、働き手三人家事二人サポート要員一人くらい。

2023-09-10

anond:20230910130608

家の広さどんな感じなんだろ一般核家族が住むタイプの一軒家に、この人数の大人だったら一緒に暮らすの厳しそう、あと義理の父の自己破産の原因とかも気になる

2023-09-05

専業主夫/主婦子育て辛すぎるという背景

核家族限定の話だが。

SNS等で専業主夫/主婦が「子育て辛い・配偶者が手伝ってくれない」系の投稿を見ると、必ずといっていいほど「お金稼ぐ方が大変」「仕事の方がストレス溜まる」という反論を見るが、それが子育ての辛さに繋がっているんだと思う。

 

一人で子育てをしているときの辛さは作業量ではなく共感してくれる相手の欠如である赤ん坊相手を一人でしているのだから、そりゃあ辛い場面はいくらでもある。そんな時に一番の理解者・共感者となってくれると思うのは配偶者であろう。

でも、その配偶者自分が期待していたよりも共感してくれない、となると一気に攻撃的になってしまう。配偶者会社いくらでも同僚がいて同じ仕事をしていて、いくらでも仕事の辛さの共感者がいるのに、「なんで自分には理解者がいないんだ!(怒)」、となってしまう。

そして共感者がたくさん得られそうなSNSにそういう投稿をしてしまう。

 

一方で仕事をしている配偶者側が積極的家事育児に参加すると、今度は仕事と家庭を両立する辛さを共感してくれる人がいなくなる。会社の同僚の共感なんて所詮表面的なものにすぎない。だからその不満の向け先はやはり身近な専業主夫/主婦配偶者SNS配偶者文句を言っている人たちになる。

 

おそらく、一番の解決方法専業主夫/主婦側の実家に同居or近居して、両親に共感者になってもらうことだと思う。

 

2023-08-20

anond:20230820123422

ワンオペ子育ては、昔から無理ゲーだよ

ただし、人類歴史の大半では、子育てを助けてくれるのは旦那じゃなくて、どちらかの親や親類(家来含む)

ひとそれぞれ事情があって各家族選択してるんだから選択について他人がどうこう言うのは差し控えるが、核家族選択することによるデメリット認識して対策を講じておかなかったのは迂闊だなあとは思う

anond:20230820123422

ワンオペ子育てするのって大変だと思う(個人的には核家族自体があまり子育てに向いてないんじゃないかと思っている)

周りの支援公的or私的サービスも使うことも検討してみてほしい 脱ワンオペ 応援してます

2023-08-12

anond:20230807134943

地方出身大学遠距離移住した経験者を採用したらよいと思った。

田舎の女教育で育った女は、別の田舎に行っても耐性があるが、都会出身核家族で育った女子にはギャップが大き過ぎる。

首都圏出身者で、大学も自宅通学だったりしたら、かなり厳しいと思う。

2023-08-06

anond:20230806102941

昔は極論すぎるだろと思ってたけど、最近はやっぱりさっさと核家族解体するしかないよなって思うようになった。

2023-08-01

anond:20230731151058

逆だぞ。

日本人女性こそ現代育児家事に向いてない。

現代核家族共働きも多いのだから育児家事で過剰品質を求めるのはバカ

過剰品質を求めて、限界まで体力と時間を浪費して、そこに何の価値があるんだ?

海外に居た時は、女性男性も共に日本人男性程度のリソース配分だったぞ。

専業主夫文化を当然なものとして内面化してしまった日本人女性の過剰品質育児家事こそが間違ってる。

そんだから育児家事ノイローゼになったりヒステリーになったりするんだろ。

自分たち健康のためにも育児家事の過剰品質を止めろ。

2023-07-28

anond:20230725132401

人類歴史は何万年複数世代同居で、親や親族から伝承を代々受け継いできた

家父長制を打倒して核家族を広めた活動家は、そんなもの気にかけてくれない

いまさらどちらかの親と同居なんて絶対嫌だろうから自分でなんとかするしかない

anond:20230727235729

核家族化」という言葉が出てくるといつも2019年センター試験を思い出す

今や核家族割合戦前より減っているのにな

2023-07-27

anond:20230727110643

ブコメでも指摘したけどあんまりまれていないようなのでここに書く。

そのガバガバな表を今すぐ取り下げろバカタレ

追記ジニ係数の数値の比較ガバい。詳細は追記最後の方で)

皆さんが疑問に思っているこの表の1997年給与平均/中央値の664万円/545万円のソースはどこか。

結論を書きますね。これは1995年調べの前年の世帯所得平均/中央値の数値です。

ここら辺の記事斜め読みしたんですかね。

https://financial-field.com/income/entry-128313


ちな「平成7年 国民生活基礎調査の概況」/1世帯当たりの平均所得金額

https://www.mhlw.go.jp/www1/toukei/ksk/htm/ksk020.html

平成7年 国民生活基礎調査の概況」/中央値世帯全体を二分する所得金額境界値)

https://www.mhlw.go.jp/www1/toukei/ksk/htm/ksk021.html


いいですか。この表はつまり世帯所得年収比較したバカタレ表組ということです。

もう一度書きますよ。この表は、世帯所得と、一個人年収比較した表です。


あのさあ……そら差も出ますわなあ!


かに日本の平均年収中央値も下がり続けてるけどさあ。

この表はなんだい? バカなのかな?

1997年の平均年収が664万円って探しても出てこないよーってブコメもあったけどさあ。

出てくるわけねーのよ。年の時点で間違ってるんだから


2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況(最新)の内容だと、平均所得(世帯)は545.7万円、中央値は423万円なんですわ。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/03.pdf


かに下がってるよ?

でもさあ、労働人口減ってるとか(追記労働人口生産年齢人口に訂正します)、ジジババ増えてるとか、核家族化とか色々ある中で、全世帯所得平均の数値であーだこーだ言うのはアホですよ。

高齢者世帯以外の世帯」の所得平均は1996年 約714万円→2021年 約665万円。

減ってるけど50万円なんだよ。いいですか? 「200万円以上も高いんだよ」ってなに?

(各種世帯所得等の状況 /図8 各種世帯1世帯当たり平均所得金額の年次推移より)

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/03.pdf


ちなみに「児童のいる世帯」の1世帯当たり平均所得金額は令和2年の813.5万円が昭和60以降で「過去最大」でした。

示唆的だなー。比較的金持ってる奴らだけ子供作るようになったのか、女性社会進出が進んで2馬力所得が増えたのか、その両方なのか、はたまた別の要因なのか……。(ジジババと一緒に住んでるとかね〔結婚妊娠を期に親と同居 等〕/年金所得)

まあそれはさておき、この表のバカタレ具合は伝わったと思う。

ブクマカも頼むわ。日本叩けるーつって考えなしに乗ってんじゃねえよ。マジで

そら経済停滞30年、増税社会保険等の増額で可処分所得は減っていて景気が悪いのは同意するけどさあ。


世帯所得」と「年収」を比較して昔の方がーとかバカですよ。

勘弁してくれ。

追記

じゃあ世帯所得じゃなくて年収ではどうかというと、1997平均年収467万円、2021年平均年収443万円。

減ってるねえ。24万円。200万円じゃねーじゃん。やっぱり嘘じゃないか

いい加減にしろ

国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査

https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2021.htm

国税庁 平成9年分 民間給与実態統計調査

https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/1997.htm




フリーハンドお気持ち追記

俺の怒りポイントいまいち伝わっていないようなので書いていくと、これブコメにも書いたけどTwitterにも少し漏れ出てるんだよ。

しかもあのバカタレ表のスクショと一緒に。

これさあ、もしもだよ? もしもさあ、Twitterでバズってさあ、そんでコミュニティノートとかついちゃってさあ、まーた左派デマばら撒いてるってことでTogetterなんかにまとめができちゃってさあ……ってなったらどうする? こういうことを考えるわけよ。

そうすると「あいつらはバカから」ってことで、より断絶も広がるし、エコチェンも増幅されちゃうわけじゃん。そういうのが俺は嫌なんだよ。

日本叩くなって言ってるんじゃねえ。もうちっと自分の頭で考えて叩けって言ってんだわ。

そういう意味では手前味噌だけど同じプラットフォームから指摘が入ったってことにはある程度の意義があったと思うよ。

から指摘が入って、外からどう見られるかってことをもう少し考えてほしい。

それとこれを日本経済擁護が書いてあるっておったまげな読解してるヤツもおるみたいだけど、経済停滞30年、景気は悪いって書いてあるだろ。

それでも足りないなら俺の立場を明らかにするためのもうちょっと書くと、他国経済成長や競争やってるときマイナス成長ってなに?とか思うわけ。

景気悪いって言ってるのに増税しか消費税おかしいだろって思うわけ。日本経済政策はまったく評価していません。


その上で言っちゃうと元の増田は「デマ」って評されてもしょうがない内容じゃん。タイトルは嘘。根拠にしてる表の数値も嘘。

そういうものを無条件に信じちゃう危うさよ。こういうことを繰り返しているとまっとうな批判相手にされなくなるわけ。これも指摘したい。

そして、こういった指摘を読んで、それでも今回自分結論感覚は変わりません。っていうのであればそれはそれで結構

でもひとつ事実確認をしておくと、1995年調べの世帯所得2021年年収比較して給与が200万円減ってるって表を信じてコメント欄で盛り上がってたのがお前らなんだよ。そこは認めていこう。

あとジニ係数に関しては、俺がよく分かっていないので言及していないだけです。

書かれている数値に嘘はないようです。

(※追記:訂正します。詳細は下部)

どういう意味かというと、書かれていない数値があるということです。

それは「再分配所得ジニ係数」で、2017年の数値は0.3721です。

元増田でも再分配について言及があり、この指摘に対するエクスキューズになっていますが、そこまで言及するのであればこの「再分配所得ジニ係数」の値にも触れておく方が誠実で、どうも恣意的ものを感じ信用できないヤツだなと思いました。

(※追記:よくよく調べたところ、1997年ジニ係数は見つけられなかったものの、比較ガバがありそう。まだガバあんの?マジで

1996年

当初所得ジニ係数」は0.4412

再分配所得ジニ係数」0.3606

1999年

当初所得ジニ係数」は 0.4720

再分配所得ジニ係数」は0.3814

2017年

当初所得ジニ係数」は 0.5594

再分配所得ジニ係数」は0.3721

え、1997年ピンポイントデータは見つけられなかったけど、ひょっとして1997年の「再分配所得ジニ係数」と2017年の「当初所得ジニ係数」を比べてめっちゃ上がったとか言ってる? だとしたら本当にお前ふざけんなよ)

厚生労働省 図表1-8-9 所得再分配によるジニ係数改善の推移

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-09.html

内閣府 所得再分配によるジニ係数の変化

https://www.cao.go.jp/zei-cho/history/1996-2009/etc/2007/pdf/191120sankou_03.pdf


多分最後追記

1995年世帯〜を1995年調べの前年の世帯〜に修正しました。

anond:20230727165859

20%増えたって数字で見るとエグいな

核家族化が進んでるからおじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らす人が増えたってわけでは絶対ないし

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