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はてなキーワード: 人間革命とは

2019-12-02

anond:20191202210924

そういうあなた人間革命は読んだの?太陽の法は?光に向かって100の花束とkutooはぐらい読んだよね?

2019-01-23

anond:20190123092725

流通の段階で同じ本は何版か関係なくごっちゃにして扱われるので出版社特定の版を回収したり書店特定の版だけを発注したりするのは基本的に無理なんだよ

売れてるのは売れてると思う

たとえば人間革命って毎年ベストセラーランキングに入るけど、似たようなもんでしょ 買うやつは買う

2018-07-14

anond:20180713222452

そんなことはない

創価は金を持っているか信者から金を巻き上げる必要がない

一応財務年末にあるが好きに出せばいいし出さなくてもいい

そしてどんなに出したくても、母子家庭生活保護などの貧困層は、財務出来ないようになっている

本部拒否られる

そもそもしり取られるようなことはない

人間革命なんて買わなくていいし、財務以外に買わされる物なんてない

せいぜい新聞取るくらい

てかほんとに、なに買うの?創価って壺とかないし、買ってもほんと、せいぜい本だし、たかがしれてる

家の金を全部使うほどっていうと財務くらいしかないけど、そんなの財務したい人が勝手金額書いて振り込むんだから自分が払いたくなければしなきゃいいだけだし、不思議すぎるんだけど

2018-07-13

赤旗聖教新聞電子版ですし

人間革命電子書籍なので周囲にはバレにくいのです

anond:20180713222512

本当かは分からんが、しかし実際創価の人の家には

仏壇人間革命の本が大量にあるしな。買うのが義務化されてんだろね。

2018-03-09

創価学会のこと

https://anond.hatelabo.jp/20180308232103

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:https%3A//anond.hatelabo.jp/20180308232103

 

 

ネットテレビ公明党創価学会批判を見ない

→間違い。今でも批判はある。しかし、以前と批判層が変化している。

00年代は、公明党創価学会批判といえば、「ネトウヨ」と呼ばれるような保守層が率先していた。公明党批判と言えば共産党代表だと思うが、自民右派応援するネトウヨ層はそれに乗っかって公明党批判をしていた。かの「たかじんのそこまで言って委員会」では、創価学会外国カルト扱いされているとして公明党政教分離違反だと批判し、ネットでは「タブーを破った!」と大盛り上がりした。すでに自公政権だったのにも関わらず。保守層は、公明党自民の歯止め役を名乗っているのを嫌っていた。

民主党への政権交代後、10年代以降になると、自公政策の一体化が進み、自民支持の公明党批判は小さくなっていった。選挙での創価学会のちからが広く知れ渡ったためである。逆に、リベラル左派の間で、公明党創価学会批判が広まる。「かつての『自民の歯止め役』を自称してたのどこ行った?」「創価学会平和主義ではなかったか」というように。

 

創価学会池田大作

→間違い。池田大作が伏せるようになり、創価学会内部で池田大作思想的な影響力は減っている。

参考:

日記:『人間革命』における「教育勅語記述の変化 - Essais d’herméneutique

http://d.hatena.ne.jp/ujikenorio/20170722/p1

牧口常三郎が、「教育勅語、あれは最低のものです」とかたった言葉が「教育勅語、あれは道徳の最低基準です」と改変されている。

1967年出版された池田大作著「人間革命」だが、2013年文庫版では記述が変わっているという。

2017-12-01

日本マンガの50巻到達順

書誌情報に50冊目であることが確認できる作品(よって超人ロックは該当しない,石ノ森の文庫マンガ日本の歴史は一応該当とする),サブタイトル割愛,同一作品でも合算はしない(ドラえもんプラス,ダイヤのAact2等)
サザエさんを追加,クレヨンしんちゃんを追加,絶対可憐チルドレンを追加,キングダムを追加,(試験的に)文庫版のマンガ日本の歴史を追加,劇画人間革命を追加

2018年5月1日現在

順位作品タイトル作者(作画者)原作者50巻出版出版巻数連載開始年連載終了年備考
1サザエさん長谷川町子 1968姉妹6819461974 
2釣りキチ三平矢口高雄 1981.06講談社6519731983 
3ゴルゴ13さいとう・たかを 1983.09リイド社1881968  
4750ライダー石井いさみ 1985.05秋田書店5019751985 
5三国志横山光輝 1986.08潮出版社6019711986 
6こちら葛飾区亀有公園前派出所秋本治 1988.02集英社20019762016 
7まんだら屋の良太畑中純 1989.07実業之日本社5319791989 
8弐十手物語神江里見小池一夫1990.02小学館11019782003 
9あした天気になあれちばてつや 1990.05講談社5819811991 
10じゃりン子チエはるき悦巳 1992.09双葉社6719781997 
11あぶさん水島新司 1992.10小学館10719732014 
12パタリロ!魔夜峰央 1992.12白泉社991978  
13コータローまかりとおる!蛭田達也 1992.12講談社5919821994 
14浮浪雲ジョージ秋山 1993.07小学館11219732017 
15美味しんぼ花咲アキラ雁屋哲1995.02小学館1111983  
16あさりちゃん室山まゆみ 1996.03小学館10019782014 
174P田中くん川三番地七三太朗1996.05秋田書店5119861996 
18本気!立原あゆみ 1996.10秋田書店5019861996 
19ジョジョの奇妙な冒険荒木飛呂彦 1996.11集英社6319862004 
20まるごし刑事渡辺みちお北芝健1997.07実業之日本社7519852002 
21クッキングパパうえやまとち 1997.10講談社1441985  
22マンガ日本の歴史石ノ森章太郎 1999.02中央公論新社5519901994現代篇を合わせた文庫版による
23釣りバカ日誌北見けんいちやまさき十三1999.09小学館991979  
24はじめの一歩森川ジョージ 1999.10講談社1201989  
25コボちゃん植田まさし 2000.04蒼鷹社601982  
26静かなるドン新田たつお 2000.06実業之日本社10819882013同社の異なる版でも後に出版される
27わたるがぴゅん!なかいま強 2000.11集英社5819842004 
28ミナミの帝王郷力也天王寺大2000.12日本文芸社1471992  
29なんと孫六さだやす圭 2000.12講談社8119812014 
30劇画人間革命石井いさみ池田大作2001.07聖教新聞社5619892003 
31代紋TAKE2渡辺木内一雅2001.11講談社6219902004 
32ケイリン野郎くさか里樹 2002.08小学館5619892004 
33鬼平犯科帳さいとう・たかを池波正太郎2002.08文藝春秋1031993  
34ドカベン プロ野球水島新司 2003.12秋田書店5219952003 
35MAJOR満田拓也 2004.09小学館7819942010 
36夕焼けの詩西岸良平 2004.09小学館651974  
37ゼロ里見桂愛英史2004.12集英社7819902011 
38妖精国の騎士中山星香 2005.06秋田書店5419862006 
39名探偵コナン青山剛昌 2005.07小学館941994  
40王家の紋章細川智栄子あんど芙~みん 2005.08秋田書店631976  
41総務部総務課山口六平太高井研一郎林律雄2005.10小学館8119862016 
42工業哀歌バレーボーイズ村田ひろゆき 2006.04講談社5019892006 
43犬夜叉高橋留美子 2007.07小学館5619962008 
44銀牙伝説ウィード高橋よしひろ 2008.03日本文芸社6019992009 
45ONE PIECE尾田栄一郎 2008.06集英社881997  
46Dreams川三番地七三太朗2008.09講談社7119962017 
47天牌嶺岸信明来賀友志2009.08日本文芸社931999  
48風の大地かざま鋭二坂田信弘2009.09小学館711990  
49ゴッドハンド輝山本航暉 2010.01講談社6220012011 
50江戸前の旬さとう輝九十九2010.01日本文芸社931999  
51NARUTO岸本斉史 2010.03集英社7219992014 
52いのちの器上原きみこ 2010.03秋田書店751991  
53クレヨンしんちゃん臼井儀人 2010.07双葉社5019902010 
54BLEACH久保帯人 2011.06集英社7420012016 
55かりあげクン植田まさし 2011.06双葉社611980  
56ふたりエッチ克・亜樹 2011.07白泉社751997  
57落第忍者乱太郎尼子騒兵衛 2011.12朝日新聞出版631986  
58空手小公子小日向海流馬場康誌 2012.10講談社5020002012 
59史上最強の弟子ケンイチ松江名俊 2013.02小学館6120022014 
60銀魂空知英秋 2013.07集英社722004  
61ポケットモンスターSPECIAL山本サトシ日下秀憲2014.03小学館531997 作画者は途中で真斗山本サトシに交代
62Q.E.D.証明終了加藤元浩 2015.02講談社5019972014 
63キン肉マンゆでたまご 2015.04集英社621979 連載期間は1979~1987と2011~に分かれる
64FAIRY TAIL真島ヒロ 2015.07講談社6320062017 
65黄昏流星群弘兼憲史 2015.08小学館561995  
66スーパーマリオくん沢田ユキオ 2015.10小学館531990  
67エリアの騎士月山可也伊賀大晃2016.02講談社5720062017 
68土竜の唄高橋のぼる 2016.07小学館572005  
69ハヤテのごとく!畑健二郎 2017.02小学館5220042017 
70弱虫ペダル渡辺 2017.04秋田書店562008  
71絶対可憐チルドレン椎名高志 2017.12小学館512004  
72キングダム原泰久 2018.04集英社502006  

2017-08-07

教典の異世界転生もの化ってどうよ?

「昔は宗教で言ってた「あの世は素晴らしい」は今は「異世界転生もの」になってる」って言うこのツイート見て、

もしかして聖書コーラン人間革命とかの本を異世界転生ものの設定にすると売れたりするん?」って思った。

https://twitter.com/coobard/status/893844163296284672

2017-06-19

[]国会閉幕、私も閉幕

国会ウォッチャーです。

 見るものがなくなったので、アーカイブを見たりしています

 最後に何を書こうかな、といろいろ考えました。閣僚の答弁をチェック、採点してみてもどうせ改造だしな、とか、野党議員個人的評価高くなった人を何人か紹介しようかな、とか、総理閣僚の虚偽答弁を片っ端から挙げていこうかとか、山井和則榛葉賀津也両国対に対する不満もぶちまけたかったし。でも終わってから一番腹立ったのはやっぱり公明党山口代表でしたかコイツだけは罵倒しないと気がすまない。

両院議員総会での山口那津男

後半国会では、与野党対決の法案として、特にテロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の審議がクローズアップされた。民進、共産党など野党は「廃案ありき」で、あらゆる抵抗手段を尽くす暴挙に出た。丁寧に審議を進めてきた秋野公造・参院法務委員長公明党)の解任決議案まで出した。

これを否決した後も、秋野委員長野党配慮し、質問の機会を確保して丁寧に進めようとしたが、野党法相問責決議案を提出し、「この法相の下で審議を続けるのは不可能だ」とまで言い放った。委員会で審議が進められない以上、国会法規定に従い、本会議で質疑・採決を引き取る手続きを取らざるを得なかった。

民進、共産党などがあれだけ抵抗したにもかかわらず、15、16日の参院法務委は円満刑法改正案の審議を進められた。両党がいかに組織犯罪処罰法案の審議を、「廃案ありき」の抵抗の場としてきたかが浮き彫りになった。

参院法務委では、テロ等準備罪の内容に関する議論が交わされるべきだが、本来、別の委員会議論すべき「加計学園」の問題がかなり議論されたのは残念だ。

 まず参院法務委員会では加計問題なんか総量でも10分も聴かれてないよ。知らないなら黙れよ、クズ。わかってていってるなら辞職しろよ嘘つき。小川敏夫議員総理入りのとき前川氏の証人喚問やってくれるように、指示してくれって頼んだことと、共謀罪の審議入りの前に真山勇一議員が、話の枕で、ちょろっと触れただけだよ。キクマコとか保守速報なみかよ。

 あと刑法改正案共謀罪の後に持ってきたの自分たちのクセに、「あれだけ抵抗したにもかかわらず、円満に審議を進められた」とかマジでどういう神経してたらいえるんだろうね。人間革命で生まれ変わってこいよ。民進は、刑法はとにかく1人の被害者も生まないためにも先入れ先出し原則的にも、絶対先にやってほしいって訴えてたよね。それを無理やり順番を入れ替えたのもてめーらだし。だいたい民進党が出席しなくたって委員会の審議はできるっつーの。自分たち委員長を守るためにクソみたいなことやったんだからちゃんとクソ掃除する責任は取れよ。何の必要もないのに、お前らの都合で、お前らが決めたんだよ、そこから逃げんなクズ

自分たち野党を丸腰にしておいて野党もっとうまくやれとかいうのなんなんだろうね

 朝日記者が、全部委員会止めてでも、証人喚問要求すべきだったとか紙面座談会みたいので言ってたけど、記者レベルでこういうこといっちゃうのもよくわかんねぇ。民進、共産出席拒否したら何か変わったの?空回しされて、ネトサポが、「ほら野党は審議する気がない」とか騒ぐのを見過ごすだけなんでしょ。もしやってたら朝日はその姿勢擁護する論陣張ってくれたわけ?それなら社説ででも野党審議拒否しろ、俺たちは支持するって書けよ。すき放題いいやがって。どこの床屋だよ。今日官房長官会見でも空気読んでないの望月さんだけじゃねーか。質問制限質問の事前通告みたいなクソみたいなルールにひたすら従ってきといて、「ゆるがぬ安倍一強なぜ」、「3ない答弁」とかほざいてんじゃんねーよ。お前らが、「答えてない」って聞き続けないで、どうすんだよ。どうせ今日安倍会見だって質問は3つ、寿司友が事前通告した質問に対する、官僚作成した紙を読み上げて、おしまいなんだろ。どこまでもなめやがって。

 結局、国会は数なんだっていった与党議員は圧倒的に正しい。絶対安定多数を持ってる与党に、野党が抵抗するための武器は何もない。それどころか、本来国会議員から監視される必要のある行政府資料提出を法的根拠なしに拒否するのを指をくわえてみているしかなかった。とにかく与党擁護がしたいだけの人たちが自分たち証拠を引っ張って来なきゃとかいってるけど、行政不正があってもその証拠管理しているのも行政だし、それを提出するかどうかを決めるのも行政だって言い張る今の政権からどうやって証拠をもってこいっていってるんだろうね。お前らそんなに頭良いならバカ野党に教えてやれよ。野党バカから政治がだめなんだろう?日本のためだからよろしく頼むよ。

絶対必要な少数調査

 今国会のあり方を見て、多数派良心とか良識とかに期待しちゃだめなんだってのがわかった。一昨年の鴻池委員長が、「参議院官邸下請けじゃない」っていったときか、去年の大島理森議長国会運営を丁寧にやってほしいとか言ったときには多少は期待したけど、もう期待しない。多数派良心に期待した制度ダメ。ぜったいダメ資料提出の是非は、理事会協議だけじゃなくて、議会の1/4の要求レベルでもみとめるようにしなければならない。証人喚問も同様。また第三者による調査委員会の設置を、当該省庁、大臣自主的に決めさせるのも論外。いまの政府みたいなやつが政権にいたらまともな調査をするわけがない。だから参考人招致と同じく、第三者委員会構成員の推薦も各会派からするべき。特別防衛監察がなぜダメかっていうと、調査が終わったのかを知らせる、適切だったのかなどを評価するのも当事者から、とっくに調査が終わっているといわれているのに、国会が閉じても報告しないみたいな体たらくになっている。これは万が一民進党政権とるようなことがあった場合には、当然自民党側にとっても必要なんだからこの要求絶対認めさせないといけない。公文書管理にしても、民進党改正案も不十分だと思った。民進党は、政権とったときマニフェスト予算の読みが甘かったのを反省してるんだろうけど、金のかかることを言いたがらなさ過ぎる。公文書管理にかかる人間が少なすぎること、国立公文書館の規模が小さすぎることをもっと大々的に主張していくべき。

 個人的には、委員会議論をもう少しコンセンサス型に動かすための開催のVetoとかなんらかのギミックがほしいと思うけど、そこまでは望まない。ただただ、行政が何をやっているのかを少数会派監視できないと、現政権みたいなクズが出てきたときにどうしようもない。高村正彦とか与党支持者が言うには、下種の勘繰りらしいので、どうぞっかりと野党調査させて、まさしく野党疑念がただの言いがかりだったときに、「下種ー」って笑うような制度にすればいいんじゃないの。公明正大で一点の曇りもない今の安倍政権自民党はまったく困らないだろうし、下種でバカ無能な今の民進、共産にきちんと情報公開したって何の問題も起こらないし、まかり間違って、民進党政権とったとき抑止力になるじゃん。ぜひよろしく。

一応これで一旦終わりのつもり 

 2ヶ月あまりいろいろ書いてきたけど、読んでくれた人ありがとう臨時国会が開いたらまたその時の気分で書くかもしれないけど、とりあえずこれで終わり。とりあえず野党はすぐにでも臨時国会の開催要求しないと、また開催しないまま1月を迎えることになるかもよ。要求したって絶対すぐには開くわけないんだから、今すぐ要求するように。そうしないと国会クラスタさびしい。んじゃまどうも最後罵倒気味の記事になってごめんなさい。ちなみにだけど、私民主党政権時代は、政権交代の前の選挙では自民党に入れたし、民主党事業仕分けとかぼろ糞に書いてたし、シバキアゲが大好きな毎日朝日結構嫌いだし、共産党も夢みたいなことばっかいってんな、とは思うけど、今の自民党の、自分たちで決めたことを官僚のせいにするやり方は事業仕分けより醜悪だと思うし、政権からリークを受けて、私人プライベートを一面に乗せる読売は頭おかしいとしか思えないし、維新がやってる無意味修正合意という政権アリバイ作りよりは、実現されない正論による問題点の指摘のほうが好きだっていうだけなんですよ。まぁ信じてもらえなくてもいいけど、一応ね。皆さんが、国会での議論に興味を持ってくれたなら書いた意味があったと思いますが、増田でこういうのやられるのが嫌だって言う人がいたのもわかるんでそこはごめんなさいね

2016-11-15

ポリコレ流棍棒術をたずねて

今日和歌山にあるポリコレ道場見学をしに来ている。

出迎えてくれた師範代は柔らかな物腰だったが、どんな正しくなさも見逃さない鋭い眼光をしていた。

道場生はやはり女性が多く男性モテなさそうな奴が3人いるだけだった。

またネイティブアメリカンアフリカアメリカンもいた(「黒人もいるんですね」と言ったら師範代に棍棒で小突かれた)

最初に見せてもらった組み手は、受け手男性が「女は産む機械」と叫び四方八方から袋だたきにされるものだった。

受け手はガードすることを許されずウレタン製の棍棒で攻撃されても蔑視発言を続けなくてはいけないそうだ。

正直、受けるのは生身の人間じゃなくてサンドバッグでも使えば良いのにと思ったが「痛みを知らないと、痛みとか何も考えない人間になってしまう」らしい。

次の組み手は1対1で行う正々堂々としたもので、受け手男性が「アイヌ死ね」とつぶやくと後ろから後頭部を叩くもの

一撃で仕留めないと反撃される危険戦術らしく、熟練の者のみ使用できるそうだ。

一通り組み手が終わると神棚に一礼する。

宗教多様性配慮してか神棚には仏像キリスト像モスクミニチュア魔理沙フィギュア人間革命などが置かれていた。

道場女性安全から他人を叩く快感に、男性は罰せられる悦びに浸り、双方満足そうであった。

2016-10-18

ノーベル財団「『人間革命』を文学賞にしたい。ディランさんのようなことがあるといけないので、事前に本人と直接話がしたいのですが」

2015-11-18

筋金入り共産党員の娘が創価学会の男と結婚した話

まぁ私の事なんですけど。

父、祖父、曽祖父の代から共産党主義者もっと共産党員なのは祖父と父で、曽祖父は単に支持者だったそうだけど。

祖父が亡くなった時に、志位和夫委員長から弔電が来ていたらしいので、そこそこの党員だったのだろう。あまり良く知らないのだが、祖父宅には宣伝チラシのようなものがおいてあったり、客間におそらく党員が集まって話してるのをよく見た。

父は党員だけど労組活動がメインみたい。むかし、隣の市で共産党系の市長が出そうだった時に開票所に連れて行かれて「不正が無いか見ておかないと行けない。お前たちの未来にも関わることだからな」と言われた。月に2-3は活動して座談会いったり年1くらいデモしたりしているみたい。自分細胞なんだそうだ。

他には政治的なことを言われた記憶はなく、しんぶん赤旗は取ってたものの、私は個人的にずっと朝日小学生新聞朝日新聞を取ってた。個人的にっても親の金ではあったので、親ありがとう

私自身のことについていえば、共産党薫陶は受けたものの、赤旗まつりに行く程度で、しんぶん赤旗現実味のない論調ニュースの速報性のなさにはがっかりだし、オープンキャンパス東京大学をいろいろ見ていたとき法政大学アジ横断幕見てドン引き

一応大学共産党宣言ちょっと見てみたもの・・・ってところです。

あいつら、チベット虐殺について「チベット暴動があり民間人に死者が出た模様」って軽く触れて終わりとか偏り報道ですよ。CNNBCCもNYTも見放題の時代に。

なお、赤旗まつりは完全に地方物産市&芸能人講演会となってて政治要素はかなり薄いので面白いです。各地の特産品とかあるよ。

さて、彼のことについて言う。

彼は別に創価学会企業でもないちょっと名のある企業に勤めていて、友人経由で知り合ってみんなでキャンプバーベキューしたりしてるうちに仲良くなった。1年半くらい半同棲して、そして結婚に至る。

半同棲(週3くらい同居)のときに、彼がクローゼット仏壇をおいてるのは気づいてた。とはい最初仏壇?と思ったものの気にしなかった。でもなんとなく気になって、彼がシャワー浴びてるとき仏壇の中を開けたら変な呪文の紙があって「きもっ!!!!!!!」ってなったね。そりゃもう。鳥肌ゾワゾワ。

その日は彼が求めてきても体調悪いって断ったもんね。

んで、帰って創価学会でググッてビンゴ創価学会呪文の紙だ(板曼荼羅というらしい)。吐き気を抑えつつも、彼のステータスを考える。有名企業法務部。年収650万。顔も悪くない。性格もすごく合う。

でもなー・・・と思いつつ、「あのさー・・・もしかして宗教とかやってるの?仏壇となんか呪文?みたいなの?見ちゃったんだよね」って言ってみた。「あー・・・学会員でさ、親もなんだけど。でも創価学会って別に変な宗教じゃないよ。日蓮宗っていう鎌倉時代からある普通仏教だし、ふつうだよ」って言う。

はいはい、そのへんは全部Wikipediaで調べ済みです。鎌倉時代新興宗教日蓮宗の、更に過激派日蓮正宗の、そこから更に分離独立したんですよねーーー。とは言いつつも黙って「え、それ私も勧誘したりするの???」「えっしねーってww まあお前が興味あるって言うなら少しは教えるけどwww 普通仏教別に勧誘なんて無いでしょww 学会普通宗教からね。勧誘なんてしないよ」とかのたまった。

(なお日蓮系の顕正会現在勧誘がひどいが、創価学会は”現在は”ほとんど勧誘してないらしい。20年前まではひどかったようだ:wiki情報

彼も祖父母の代から学会員らしい。三世ってやつか。私は祖父と父が共産党員だけど私は党員でも支持者でもないからなー。

その後もいろいろありつつ、半同棲も飽きたので結婚しました。

やっぱり彼のことでビックリしたのは、共産党週刊新潮が本当に本当に嫌いなことかな。2chも嫌い。だけど私が元ねらー(というよりははてな村民ツイ廃なんだけど、ゼロ年代ネット住民によくある程度の浅いねらーでもあった)なことを知ってるせいか、あんまりあからさまに悪くは言わないかな。

たとえば電車中吊り週刊新潮記事を見て「へぇ東京五輪の黒い噂なんだ」と学会とか関係ない話をしたときに「は?週刊新潮なんて嘘とデッチアゲしか無いんだよ?ああいデマばっかりの雑誌見てると低俗になるよ」と言い出しまして。あとで調べると、週刊新潮は20年ぐらい前から創価学会キャンペーンをやっていたみたい。共産党支持層が被るのもあって対立してたみたい。

あと、集団的自衛権とかSEALDsとかの話も「共産党が裏で動いてるんだろ?ああいう連中(共産党)こそサッサと内乱罪逮捕すべきだよ」と言い出します。これも共産党とは40年くらい対立してるみたい(すべてWikipedia情報)。

実は、父祖が共産党員なことは彼には言ってないんだけど、大丈夫かなぁ・・・。これはかなりナイーブな事案。っていうか共産党と仲悪いなんて知らなかったんだよね。


普段は本当に温厚な人でバランス感のある人ではあって、パリテロも「テロは当然許されることではないけども、フランスで起こったということはやはり空爆だけでなくフランス移民政策ミスがあったということも遠因だろう」とか言ってた(ネットで見る言説と同じではある)。

こういう彼がいきなり特定のことになると過激な発言をするパターン・・・というので思い出すのは、職場の同僚のネトウヨさんだ。

ネトウヨさんは2児のパパで、とてもいい人で温和な感じでFacebookも娘の写真とかが多いんだけどネトウヨで、中韓最近だと日本共産党あたりの話題になると本当に叩きっぷりがひどい。

ある日「娘と一緒にスイカ割り行ってきました〜〜。まだまだスイカは固くて割れない^^;」みたいなことを言った5分後に「翁長ww売国奴死ねよwww」「テロに遭う前に韓国人という外患を強制退去させないとな(真顔」とか言ったりする。

彼も、ネトウヨ同僚さんも、このメンタリティ理解できない。絶対的に叩いていいモノ扱いするメンタリティ。正直こわい。

選挙は2回ほどあったけど、「お前はそういう女じゃないと思うし、俺もあんまりきじゃないけど一応言っとくとできれば公明党に入れて。まぁそういう女じゃないだろうけど」って言ってきた。どういう女だと思ってるんだ!!

話し合ったことはないけど、日蓮正宗とか阿部日顕とか言い出すとまたすごい批判の言説されそう。そういや彼の本棚の奥の方に(隠すように)も彼の実家にも池田大作の本とか人間革命とかあるけど、あれは面白いのか…?この辺もまだ話し合ってない。なんであんなに池田大作好きなんだろう。ネトウヨさんが天皇日本大好きみたいなもんか?刷り込みなの?


あと彼は創価大学ってとこの卒業生なんだけど、これもキモい。「ふつう大学宗教の授業とかは無いからね」「幸福の科学大学作ろうとしてたけど、あれは授業が宗教的だってことで禁止くらってたけど、ああいうのとは違うんだよ」「司法試験合格率とかも高いし優秀な大学だよ」とは彼の談だけど、ネット創価大の文化祭画像を見たら「父、池田先生ありがとうございます」とか、三色に染めた旗・花・階段・校舎・・・キモイキモイ

あとやっぱり板曼荼羅呪文しか見えなくて気持ち悪い。捨ててほしいし、ガチ同居になってから見えるところに配置してるのでせめてクローゼットにいれてほしい。

聖教新聞気持ち悪いのでやめてほしい。

月に1回くらい、休日接待だと嘘ついて学会活動するのやめてほしい。会社学会員の人といってるようなのでギリ嘘じゃないんだけど、それでも。

「そんなに嫌ならなんで結婚したんだよ」という意見出てきそうだけど、そろそろ私も結婚やばい年齢だし、収入や顔のスペック面も悪くないし、3年ぐらい付き合って本当に本当にこれ以上ないってくらい気が合うし、ほんと創価学会だけなんだよ・・・

変につついて過激な活動家になっても困るので、月1会合聖教新聞だけならいいか、と放置しています。過激活動家になったり、学会の集まりに私も呼ばれたり、学会勧誘されたりするならキレて離婚してもいいんだけど、面白いから観察して増田にまた書いてもいいかな。

しかしたら私が狂ってく過程なっちゃうかもしれないけど、そしたら笑ってください。

2013-12-22

http://anond.hatelabo.jp/20131221214901

人間革命」が入ってないだろ。友人が来るということは、そういうことだろ。

2012-07-24

父親に信仰がありました

彼氏創価でした

http://anond.hatelabo.jp/20120724021819

これ読んで、似たようなケースだなあと思って。

増田より長い文章を書いてしまった。

俺の父親は創価ではないけど、信仰している新興宗教がある。

母親(含め俺にも)は信仰はない。

というのも、結婚して10年目くらいで父親が信仰に目覚めてしまたから。

後だしジャンケンだ。だから俺の家族は強制的に泥試合に参加しなくてはいけなかった。

増田が今の彼と結婚した場合の家庭像に少しは近いかと思うんで、参考までに。

創価学会信仰の特徴は2ちゃんなどで得た知識なので、違ったらごめん)

"恋人として一緒にいる分には、何も支障がありません"

本文で言ってる通り、日常に支障はあまりない。

信仰内面的なものからね。問題なのは逆の外面的な場面。

まり世間体だ。日本は(世界知らんけど)見えない空気感と戦わなくちゃいけない。

それが読めないと苛められちゃったりする。

日本新興宗教信仰があることは、あまり良い評判にはならないだろうな。

そこでキーワードは「世間体を守る」ことだ。

これで何とかやってけるのではないかと思った。

世間体を守りきれるかどうか

両家の家族間の問題はクローズドに行われるので、まあ頑張り次第(彼氏宗教観迷惑をかけない、彼女宗教観を乗り越えられると説得)

で何とかなるんじゃないか。血のつながった家族から、そこまで無下にはされないだろう。

問題なのは所属するコミュニティ

友達職場ママ友、これに尽きる。バレたら裏でチクチクとバカにされる。

仲間が寄ってくるかもしれないけどw あまり良い事はないはず。

最近若い人は信仰がどうってことは問われないんで、

選挙の時期に創価友達から電話がくるよね」みたいなエピソードを「あるある〜まじキモいよね〜w」と軽く受け流せれば支障はないはず。

家に遊びに来られたら必ず、聖教新聞は他の部屋にぶち込んで、「旦那ゴルフに行ってて家にいない。」と言いきろう。

子供への影響

俺は父親が信仰をまったく押し付けなかったのが救い。これは父親のスタンスで大きく変わる。

思春期を迎えると父親の部屋に隠されたエロ本よりも、本棚に堂々と置かれた「人間革命」の方が如何わしい存在に思えてくる。

友達を家に呼んだ時に仏壇等見られるのが怖く、家に呼べない最悪なフラストレーション。堂々としたい、世間から認められたい、と強く思うだろうな。

そんな父親を責めた時に、母親が父親に加担するようなことがあろうものなら、グレる可能性もある。

しかし、そういった青春を送った子供は「人からどう見られるか」能力が秀でるので、他人の痛みも痛いほど感じれるようになり、他人に優しくなるという反作用もあったりする。

ここで増田のために、こんな駄文を書くバカ息子が生まれるってわけ。

正常な反応

本文でちょっと気になったところ。

”いざ自分の一番身近な人の信仰について知ったとき、受け入れられなかった自分自身に一番ショックを受けた”

"そんなことよりも一番大切で、悲しいことは、彼の信じてるものを私は一生信じられなくて、彼がそこまでして大事にしている信仰するという気持ちを、

私はこの先も共感できないことです。"

俺は父親の事が理解できません。血のつながっている相手でもわかりあえない。というか、もうあきらめましたわ。

結婚相手には血のつながっている家族以上に、多くをわかりあえる存在でありたいと思うもの

ただ、聞いた時に受け入れられなかったのは母性本能に近い感覚じゃないかな?

「この人と一緒になった時に、超えなくてはならないハードルがたくさんある」

本能的に直感的に判断したのだと思う。

それをパートナーへの愛が強い弱いの話に置き換えるのは、はき違えもいいとこ。

この部分は間違いなく自分を責めなくて良い。それを増田に伝えたくてこの文章を書いてる。

はみ出すという生き方

こっからは、どれくらいのバランスを取るかって話。0か100か真ん中かってこと。

・隠し通す

恐らく「創価学会です」とオープンにして世間の見る目が劇的に良くなる、という日は訪れないだろう。

そんな時代に、リスクを取らずに生きて行くなら上に書いたみたいに隠しながら生きていくということかな。

夫婦共に精神的にストレスが溜まると思うけど。

オープンにする

恥ずかしい事と一切思わずオープンにする。そして世間の目から鈍感になる、ということ。

裏で何言われたって良いでしょう。死にはしません。

後ろめたいと思っている彼は、そんな増田のがんばりを見てキュンキュンちゃうはず。

ちょっと現実的過ぎるけどね。

ちょっとはみ出す

これはバランス感覚の問題。俺の家はこれに近い。

母親は「もうあの人はしょうがない」と腹をくくって、「旦那趣味宗教」みたいな形で仲間内では言ってるらしい。すげえ。

まりコミュニティサイドに立つということ。

可哀想な奥さんを演じることで、周りを味方につける。

ただ、父親の前では彼をバカにしない。よくわかんないめんどくさい話も聞いてあげる。

世間体を少し変わった角度から保ちつつ、旦那プライドも保つ。

これは、皆があまり傷つかない。

パートナー盲目場合は、もう1人がバランスを取ってあげる、ということ。

その覚悟をしてまで、相手を想う気持ちがあるのであれば、ちょっとはみ出す人生も良いんではないだろうか。

具体的にイメージしよう

宗教観は今回の彼のように長い時間をかけて創られている場合、動きません。

それは増田が言っても、上戸彩懇願しても、成瀬心美キス我慢選手権を開催しても、絶対動きません。

俺も無宗教だけど、信仰を持つ人の異常さに気持ち悪さを感じる一方、自分が正常だと信じれるものだって何も無いとつくづく思う。

何となく働いて結婚して子供育てて幸せ人生終える、そんなことを目指してる。

でも、それだってマスコミが作り上げた資本主義が円滑に回るための、家庭像なだけだ。

からそんな(普通の)奴らが目を覚ましなさい!って言っても、お前ら本当に目を覚ました状態なのか?って向こうの(信仰心がある)奴らは思ってる訳だ。

見ている世界が違うんだよな。

今回の増田の文章を読んでいると動揺もあるようだけど、好きな人と楽しく暮らしたいっていうような「普通志向」があるかと思う。

見ている世界を同じにして、幸せを感じようとしている。

その考え方だと、あまりオススメできないかな。厳しいようだけど。

彼自身が「少しでも宗教観を分かち合いたい」と考えてるようなら、増田人間革命ブックオフ100円で買って読まなきゃいけない。

それがきっと、彼にとっても幸せなことだと思う。

から、0か100か真ん中か。

彼がどう考えてるか聞いてみたらどうだろうか。

どんな生き方をしたいか(その人生創価がどう関わってくるのか)具体的なケースを聞いてみたらどうだろう。

今は感覚値だから増田が嫌だなあ、と思う具体的な事例を想像してみよう。

昔の友達に話すのは、いける?

婦人会とかのイベントに参加するのは嫌だとか(主催者側の彼が嫁を参加させなくても平気なのか)。

仏壇は隠れた所に置かせてもらう(来客時は布かけるとか。できんのかw?)とか。

それで、増田が乗り越えられそうなら、考える。彼が求めるレベルとすり合せる。

無理なら、マスコミが作り上げた「クレヨンしんちゃん一家」みたいな普通の家庭を築けそうな人を、探せば良い。

どっちかが無理していることって、辛いからね。

さいごに

俺はどんな宗教でも信じてる人は、基本的にピュアでいい人なんだろうなと思ってる。(金儲けとかに使う側以外の人ね)

前述の通り、今の日本ではそんな人達は、みんな肩身が狭いのかなと思ってる。

からこそ、増田には無理して欲しくないし、増田の彼にも幸せになって欲しい。

何となく生きてる我々が、宗教を小バカにするのは良い。俺もキモいと思ってるし。

だけど、自分の信じてるモノの崇高さを語れるのか?って話。

この文章を読んだ人は、相変わらず宗教キモいな、って思っててもらっていいんだけど。

ちょっとでも視点を変えて、優しい目で信仰している人々を見てくれることを祈る。(決して信仰しろとは言ってない)


人に害を与えなくて、小さなコミュニティでやってる分には宗教って精神的には良さそうなもんだと思うんだけどね。(でもやっぱすげー気持ち悪いとも思うんだけど。)

でも今回のとこは政治とか企業まで関与してたりするからちょっと別問題か。話でかすぎてもうわかんないや。


おっと俺が怪しい宗教家みたいになってきちゃったぜ。


やばい、これ帰り道にブックオフ革命起こしちゃうかもw

寄り道しないで、家帰ってここみんのDVDでも見よう!

こんな怠惰人生でゴメンなさい神様。信じてないけど。

2010-11-23

http://anond.hatelabo.jp/20101123114235

逆にP2P経由で入信しちゃう人が出て来ちゃうかも!

「みんなで「人間革命」を拡散させよう!! \(^o^)/」

なんてなぁ~

人間革命」をP2Pで流したら

創価学会は「人間革命」、幸福の科学は「○○の霊言シリーズなど、

一部の宗教団体信者出版物を大量に買わせて、それを収入源としてるけど

これらの本をpdfにして、P2Pでじゃんじゃん流せば、

団体経営に打撃を与えることが出来るんじゃないだろうか?

創価を異常に敵視してるヒマな2ch住民とかが是非トライしてほしい。

2010-08-15

CASSHERN~なぜキャシャーンは人を激怒させるのか?

 なぜキャシャーンは人を激怒させるのか?

 単に、紀里谷和明監督への嫉妬か、妬み・嫉み・恨みなのか。

 しかし、例えば僕などは日記をみてもらえれば判るようにキリキリ監督尋常ではないレベルの妬み・嫉み・恨みを抱いているが、それとこれとは別で、「CASSHERN」という映画じたいは素晴らしく面白い!と手放しで絶賛してるし、一発目でいきなりこんな凄い映画を作れてしまう紀里谷監督リアルに天才なのでこれからも凄い映画を作り続けてほしいです!と応援してしまうのである。

 つまり嫉妬の要素というのは、この際、さほど重要ではない。

  CASSHERNは、人間感情の、何かこうクリティカルな部分を直撃する映画なのだ。それゆえに、そのクリティカル・ヒットを受容できる人はハマるし、受容できない人は切れるのだろう。(受容はできるけど、もうこの手の話は飽きた、という人もいるだろう。しかしそのような人は、呆れ果てることはあっても、切れたりはしない)

 CASSHERNクリティカルさというのは、そう、ブライセリフに集約されている。

「つまり、憎しみとは、人間也!」

 さらに、キャシャーンキャシャーンで、「人間が生きていることじたいが、人を傷つけることになる」という意味モノローグを語っている。

人間の性は、悪だ(人間性悪説

人間は、生きていることそれじたいが罪悪だ(原罪論)

 これはキリスト教的な「罪」の論理であり、無神論が主流の日本では受け入れられる余地の少ないテーマといえる。性善説ベースとなっている日本でいきなり「お前の存在じたいが罪だ」といわれれば、切れる人が多いのも当然だろう。しかもこれ、漫画映画である。「敦煌」とか「砂の器」じゃないのである。アニメだよ、キャシャーンだよ。なんで漫画映画で、そんな説教されんといかんねん!という人もたくさんいるはずだ。

 しかも、紀里谷は、これらの作品のテーマを、役者にセリフとして語らせてしまうのである。これがまた、この類のテーマを受容したくない人にとっては、許しがたい行為なのである。セリフで語りさえしなければ、スルーできたはずだからだ。人間は、自分の見たいものしか認識しない。従って、通常、映画を観ていても自我を脅かすようなテーマが提出されても、その部分を認識せずにフィルターをかけて消してしまうことができる。しかし、「言葉」で投げつけられてしまうと、そうはいかない。紀里谷は確信犯的にこの映画を観た全ての人間

「憎しみとは、人間也!」

 というテーマを強制的に植えつけることによって、この映画テーマを曲解される可能性をふさいでいるわけだ。

 このテーマを容認できない人にとっては、監督独善、ということになるのだろう。

 

 さて、この映画は、キリスト教的な救世主の受難を描いている。

 伊勢谷友介が演じる東鉄也は、一度死ぬが、LCLのようでもあり命のワインのようでもある赤いプールに肉体を沈められることにより、再び復活する。この赤いプールの中で行われる復活劇は、あたかもパプテスマのヨハネによる洗礼儀式のようでもある。この復活により、鉄也は自らを救世主キャシャーンと名乗ることになる。もちろん、上月博士三橋達也演じる老医師、鉄也の母みどりの幻影などが、復活した鉄也に「君の復活には、何か意味があるはずだ」「この街を守れるのか」「人々の争いを止めるのです」と、鉄也を救世主の道へと導こうとアシストするわけである。

 しかし、鉄也は救世主キャシャーンとなっても、奇跡を起こすことはできず、人々はみな挫折して死ぬ。そして鉄也自身も傷つき、血まみれとなっていく。鋼鉄の扉の隙間からバラシンに刀で心臓あたりを抉られるシーンは、あたかも十字架にかけられたイエスのごとくだ。

 しかもキャシャーン抽象的に人類の業を贖罪するという存在ではない。鉄也自身が生前、殺人という罪悪を犯しているのだ。「反戦映画」ともうけとられがちなこ映画は、実は、戦争だけに反対している映画ではない。「人間存在そのものが罪だ」というテーマをもっとも端的に表現できる場こそが戦争という極限状態なので、戦場における戦闘の結果としての殺人という光景が何度も繰り返されるのだ。

 最後に鉄也は戦場で犯した自らの罪業を認識して、懺悔する。

 が、この映画の恐ろしいというか念入りなところは、懺悔したはずの鉄也がさらにダメ押しともいうべき父殺しという罪を背負うことである。母親を寝取り、父を殺すというのは、いうまでもなくエディプス・コンプレックスなのだが、鉄也は最終的に父殺しを達成することによって、人類の原罪をことごとく背負って自殺することになる。

 では、鉄也の懺悔無駄だったのか? そう、無駄だったのだ。この映画テーマは「憎しみとは、人間也!」なのだから。従って、鉄也は、キリストの如く原罪を背負って血に塗れ、死んでいくしかないのだ。キリストと違う点は、人類の原罪を肩代わりしたのではなく、自ら原罪を犯して死んでいくという点だけだろう。もちろん鉄也は単なる殺人犯というわけではなく、「戦争」や「愛する人を殺した殺人犯への復讐」といったどうしようもない事情がある。決して、悪意で殺人を犯したわけではない。人間存在そのものが悪なのだから、生きる限り、どうにもならない、どうしようもないのだ…したがって、救世主になるべくして復活させられた鉄也の地獄巡りは、ドアーズ「The End」の如く、母を寝取り、父を殺して完結する。「地獄の黙示録」を参照するまでもなく、フロイトの絶対的な影響下にある現代のキリストは、エディプス・コンプレックスの持ち主でなければならない。フロイトによれば、エディプス・コンプレックスこそが、人類の原罪意識の大本にあるのだから。

 さらに、鉄也の父親・東博士が下層階級の出身であったことも最後に明らかになる。東博士は下層階級出身でありながら、政府側について少数民族を抑圧する側にまわり、最終的には鉄也の最大の敵となる。このあたりも、なにやらイエスキリスト物語を髣髴とさせる。

 だから、キリスト教圏では、この映画日本からやってきた現代の救世主譚として評価されるかもしれない。

 過去に、日本アニメ映画では似たようなテーマが何度も描かれている。いうまでもなく「イデオン」と「エヴァ」がそれだが、エヴァでは、主人公のシンジ救世主となるべく人類の原罪を背負う……という流れの物語だったはずが、最後にシンジ人類の原罪を背負わずに話が途切れてしまった。「エヴァ」は、「人間の性は、悪だ」という自らのテーマに向き合うことができなかったのである。キャシャーンは、エヴァと非常に似た構造映画であるが、主人公の手を父親の血に染めさせることによって、エヴァが途中で放棄したテーマを完結させた作品であるといえる。

 もう一つ、近作で似たような映画がある。それは「マトリックス」だ。この作品は3部作だが、それぞれ救世主ネオ誕生・生・そして死を描いている。ネオもまたキリストの如く、一度死んで復活する。だが、最後には人類の原罪を背負って死ぬ道を選ぶのだ。終盤、ネオは目を焼かれて失明し、エディプス王の如く盲目となる。機械触手に支えられて死んでゆくシーンは、やはり十字架にかけられたイエスを髣髴とさせる。

 ただ、マトリックスは「何も語らない」「観客に考えさせる」というスタイルを貫いたのに対して、キャシャーンは「全てをセリフで語りつくす」「観客に議論の余地を与えない」というまったく逆のスタイルで作られている。このスタイルこそが、一種の押し付けがましさ・説教臭さ・青臭さ・傲慢さと受け取られ、反発される一因になっているのだろうと思う。だが、この説教臭さ、愚直なまでの必死さこそが、かつての邦画ひとつの魅力だったのではないだろうか。邦画黄金時代には、説教映画が多数製作されていた。「新幹線大爆破」の宇津井健のウェットな説教や、「ノストラダムスの大予言」や「人間革命」で丹波哲郎が繰り出す強引極まりないオレ流説教。かつて、日本人はこれらの説教映画で感動して泣いていたはずである。みんな、かつては馬鹿だったのだ。

 80年代以後、邦画から泥臭さが消えていくとともに、邦画の魅力は失われていった。特に、角川春樹逮捕ホイチョイ・プロダクション的なテレビ局誘導の企画映画のブーム化以後は、有能な監督には集客力が無く、大作はどれも質を伴わない、という状況が長らく続いていた。例えば、世界レベルで評価されている黒澤清三池崇史が、「デビルマン」を監督させてもらえないのである。宇多田ヒカルの夫であるということ以外、ほとんど映画界では実績が無く、世間にもあまり知られていなかったPV監督が従来の邦画システムとはまったく無関係なところで突然作り出した「CASSHERN」は、そういう硬直した邦画とりまく閉塞構造をいきなり破壊した作品といえるのだ。

 無論、システムの面だけではなく、愚直なまでに真剣かつ本気というそ姿勢もまた、古くて新しいスタイルではないかと思われる。むしろこちら(熱さ)のほうが重要で、80年代から長らく続いていたシラケ世代は2001年あたりを境に終息しつつあり、70年代を最後に滅んでいたはずの愚直な熱さが求められる時代が復活しているのだ。アントニオ猪木が「馬鹿になれ」というフレーズカリスマ化したのも単にジャイアント馬場がいなくなったからというだけではない(主にプロレスと関係ない人たちに猪木が評価されているのだから。むしろ保守的プロレスファンは旧来のプロレスシステム破壊する存在である猪木を嫌っている。このあたり、CASSHERNの評価とも重なってみえる)。「馬鹿になれ」という熱くて愚かで泥臭い姿勢こそが、閉塞しつつあった日本の気分にマッチしていたのではないか。

 従来なら「大人げのない幼稚な愚直さ」と嘲笑のネタにされるような熱いキャラクターカリスマ化していく作品としては、「最強伝説黒沢」というコミックもある。この漫画の主人公の黒沢は、中学生と本気で決闘するようなどうしようもない中年なのだが、その必死さ、熱さが、周囲の人間(主に、シラケきった若者世代)の心をわしづかみにしていく、というストーリーのようだ。

 すでに我々には、冷笑や嘲笑で生きていけるほどの余裕が無いのだろう。すべてから距離を置き、自我を脅かすものすべてを嘲笑して生きていくライフスタイルは、「勝ち組」「負け組」が明確化されてしまった現代日本ではもう限界なのだ。そうなれば、道は二つ。「感動など、無い」「自分には何の値打ちもない」という悲惨な現状に気づいて、馬鹿になり、泥にまみれて足掻く道。もう一つは、「自分がこうなったのは、すべて、外部に責任がある」と犯人探しの旅に出る道だ。

 僕がCASSHERNを支持するのは、紀里谷監督製作姿勢そのものが、前者の道を示しているからだ。紀里谷の才能を持ってすれば、もっとソツなく、映像美とアクションに徹した娯楽映画を作ることだって可能だったはずだ。だが、あえてこんな熱くて泥臭くて人に嫌がられる映画を作ってしまった。というより、作らざるを得なかったのだろう。その過剰ともいえる熱さが、CASSHERN賛否両論喧々諤々と騒がれる原動力となっていることは疑いない。こんな熱い邦画は、しばらく見なかった。いったい、いつ以来なのだろうか。

 そしてこの映画テーマもまた、後者の道…「犯人探しの旅に出る道」を遮断するべくして設定されている。そして紀里谷は、それでも「犯人探しの旅に出る道」への抜け道を探そうとする人間に、抜け道すら与えない。テーマをそのままセリフとして喋らせることによって。つまり紀里谷にとっては、作品の映画としての完成度よりも、テーマを訴えることのほうが重要だったわけで、紀里谷はここでも熱い。

 このCASSHERNがどうしようもなく発散させている愚直さ、熱さこそが、実は人々に求めらていたのではないか、と思われるのだ。この映画は、冷笑させることを観た人間に許さない出鱈目な熱さを持っている。いやまあ突っ込みどころはあまりにも満載なんですが…あちこち破綻しまくってるし。だが、それだけでは絶対に済まされない映画なのだ。だからこそ、嘲笑で片付けられる人間よりもマジ切れする人間のほうが圧倒的に多いわけなのだ。僕は紀里谷監督に、もっともっと熱い映画を作り倒してもらいたい。僕自身は、熱さは持っていても、作品を作る社会的能力が皆無なので……。

(04/5/1 本田

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