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はてなキーワード: 反戦とは

2011-11-30

午後4時すぎ、千駄ヶ谷区民会館を出発したデモ隊は叫びまくる。

戦争に動員されないぞ! 」「仕事がないからって軍隊に入らないぞ!」「俺たちは人間だぞ!」

奴隷じゃないぞ!」「モノじゃないぞ! 」「我々はワーキングプアだぞ!」「年収200万以下だぞ!」

「住むとこないぞ! 」「食うものないぞ! 」「着るものないぞ! 」「金寄越せ!」「メシ食わせろ!」

「着るもの寄越せ!」「住むとこ寄越せ!」。




デモコールを私が叫ぶと、みんなが大声で叫んでくれる。そうしてこの日のために用意したアシスタントデモコーラー、

ニート・初男(年収ゼロ円)がいきなり自作ラップを歌い出す。

「SAY-HO(生保)? 生活保護! SAY-HO(生保)? 生活保護! 同情するなら金をくれ! SAY-HO(生保)? 生活保護! 」。




みんなが手にするプラカード横断幕には「貧者に対する攻撃を許すな!」

「だれのいうこともきかないよ」「怒」「貧」「好きな場所で寝させろ!」

「もう働かないぞ!」「反戦」「死刑執行するな!」「貧富拡大NO!」「LOHAS?糞食らえ!」

「命を商品化するな!」「YOUがCANしたいならDOしちゃいなYO」

「いらないものが多すぎる!」「米軍出ていけ!」「はたらかないぞ!」「働かせろ!」「政権交替」「戦争より恋がしたい」。

そうしてデモ隊にはためく

フリーター全般労組」の旗や「氷河期世代ユニオン」ののぼり。赤や黒の大きな旗。




ハーゲンダッツ前では「ハーゲンダッツガリガリ君と同じ値段にしろ!」と団交。

表参道きらびやかさにいい加減うんざりしてくると「ルイ・ヴィトンは出ていけ! 」

表参道を全部100円ショップにしろ!」と叫び

高級スーパーを見つけると「食い物寄越せ!」と叫びまくる。

もちろん「戦争反対」も随所にちりばめる。

2011-10-28

政治思想分類】リバタリアン右翼左翼

リバタリアン

該当する著名人

小泉純一郎竹中平蔵中川秀直森喜朗河野太郎片山さつき野田佳彦前原誠司細野豪志福山哲郎古賀茂明、玄葉光一郎岡田克也藤井裕久仙谷由人渡辺喜美江田憲司橋下徹中田宏御手洗冨士夫新浪剛史米倉弘昌奥田碩柳井正孫正義渡邉恒雄渡邉美樹高尾剛正、ホリエモン池田信夫藤沢数希東浩紀、Chikirin、小飼弾大西宏、馬場正博、飯田泰之伊藤元重大田弘子芹沢一也荻上チキ山崎元ビートたけし田原総一朗池上彰辛坊治郎三宅久之宮台真司高野孟藤巻健史平沢勝栄山本一太江沢民習近平盧武鉉李明博

グループ

経団連みんなの党大阪維新の会民主党自民党公明党はてな

思想

TPP推進、原発反対、小さな政府ベーシックインカム法人税引き下げ、消費税増税新自由主義嫌韓中、親米

キーワード

グローバリズム弱肉強食自由競争平成の開国規制撤廃市場開放、老害坂本龍馬民営化市場原理自己責任ガラパゴス構造改革、官から民へ



右翼

該当する著名人

麻生太郎安倍晋三石破茂平沼赳夫長島昭久城内実西田昌司谷垣禎一中川昭一石原慎太郎三橋貴明、中野剛志、関岡英之青山繁晴櫻井よしこ勝谷誠彦金美齢小林よしのり佐藤優田母神俊雄高岡蒼甫

グループ

たちあがれ日本国民新党、(民主党自民党)、チャンネル桜2chまとめ

思想

TPP反対、憲法9条撤廃、自給率アップ、嫌韓中、原発推進保守

キーワード

靖国神社国防、核、尖閣諸島ナショナリズム愛国心君が代日の丸天皇家



左翼

該当する著名人

福島みずほ亀井静香志位和夫鳩山由紀夫中井洽保坂展人田中康夫長谷川憲正植草一秀湯浅誠田嶋陽子ひろゆき副島隆彦きっこ天木直人森永卓郎

グループ

社民党共産党国民新党、(民主党自民党

思想

TPP反対、福祉、原発反対、大きな政府沖縄基地県外移設、反米格差是正

キーワード

貧困セーフティネット国民主権民主主義独立反戦

2011-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20110816182749

ありがとう!確認した。

この文章を見る限り、僕のこの読み方を誘導するような

演出があらかじめ、かなり意図的に行われていたようですね。

ただ、そうであるならばなおのこと気になる。

なぜ「火垂るの墓」は反戦映画になってしまったのか。

一体誰が、どういう意図をもって、作り手の本意をねじ曲げ、

反戦映画にしてしまったのか。

不勉強で恐縮だが、

その点について考察されたエッセイというのはどこかにあるのだろうか。



http://twitter.com/#!/zaway

2011-08-15

考察火垂るの墓」 ~清太と節子は戦時に生きたボニー&クライドだった~

 

 この夏、「蛍の墓」の映画を久々に見た。

 小学生の時に一度見たことがあったが、体中を包帯でまかれた母親の姿がトラウマになり、それ以来怖くて見るのを避けてきた。だから私にとっては、実に数10年ぶりという事になる。


 世間一般では蛍の墓は「反戦映画」と言う事になっている。空襲で母を無くし、残された兄と妹二人が、戦争という環境下で必死に生きる姿を描く壮絶なドラマ。劇中、栄養失調で妹の節子が死に、駅の隅で兄の清太が野垂れ死ぬ時、だれしもが涙し戦争の愚かさへの痛切なメッセージを受け取る、と言う事になっている。


 しかし、今日改めて見たら全然印象が違った。私は「蛍の墓」という映画について根本的な誤解をしていた。たしか戦争舞台装置として使われているが、これは「反戦映画」なんかじゃ全くない。もっといえば、戦争」という時代は「蛍の墓」の話の本筋には、ほぼ何もつけ加えていない。兄と妹が息絶えるという悲劇的なラストも、戦争のせいではなく、単に彼らが「俺たちに明日はない」のような放蕩生活を送っていたからに過ぎない。


 親を無くし、空襲で家を焼かれた彼らはおばさんの家に厄介になるが、やがて「働きもせず飯を食べてばっかりいる」彼らに、おばさんは苛立ちを募らせてゆく。兄と妹は居心地の悪さを感じるようになる。我慢の限界に達した兄の清太は妹を連れ出し、おばさんの家を離れる。いわゆる、逆ギレという奴である。家を追い出されたわけではない。清太自ら「居心地のいい場所」を求めて無計画に家を飛び出すのである。やがて、小さな洞穴を新しい我が家とし、外界との接触を一切断ち、二人だけの生活を始める兄と妹。兄は、そこら辺にある蛙をとったり、畑から作物を盗んだりして、食いつなぎながら穏やかに暮らすが、そんな生活に幼い妹が耐えられるわけなく、やがて妹は、栄養失調で死にいたる。


 重要なのは彼らの命の選択権は「戦争」にあったのではなく、彼ら自身にあったということだ。言い換えれば、二人は「死」という結末にならなくてすむ選択肢も取りえた。たとえば清太は、終戦まで我慢しておばさんの家に留まることもできたし、別に働き場所を見つける事は可能だった。途中でリンチされる清太を助けてくれた警察官に理由を言って救いを求めたら、違う結果にもなったはずだ。唯一、「戦争」そのものストーリーを動かしている所といえば、空襲母親被爆し不条理に命を奪われる冒頭の約10分だけで、その後ストーリーの牽引役は完全に兄の清太の(自己破壊的な)行動にある。


 そうならば、妹の節子を殺したのは実質的に、兄の清太だといっていい。しかし清太自身は、自分の身勝手さに妹は巻き込まれたのかもしれない、という可能性には全く気付いていない。少なくとも、燃え盛る妹の死体を見つめる兄の視線からは微塵の「自責」の意識も見られない。そこには、ただ、自分の道なんかを信じちゃって進まんと決意しちゃうまっすぐな瞳がある。私は、このまなざしをみた時、吐き気がした。それは、小学校の時感じた戦争のグロシーンに対してのそれとは全くちがうタイプの、この映画による2回目の吐き気だった。

 

 繰り返すが、これは戦争映画ではない。戦争それ以前に、社会において人と折り合っていくことを拒み、自分が他と独立法則にしたがっていると信じ、完全な自足の道を求めようとした若者がたどってしま足跡映画である。実際、この映画を手がけた高畑監督自身も、口すっぱく「これは戦争反対映画ではない」といっていたようだ。それが”戦争の悲しさを伝える映画”として流布されたのはおそらく、プロモーションサイドの暴走であろう。


 確かに、「蛍の墓」は悲劇だ。ただ、この映画において結果的に悲劇をもたらしたのは戦争ではなく、この頑なで、近視眼的な若さのようなものである。泣けるっちゃあ、そこで泣ける。

 すなわち、問われるのは「戦争」ではなく、「道徳」であろう。少なくとも、私が戦争被害者ならこれを反戦映画と認めないだろうし、私が教師なら上記の文脈において教え子の小学生に見せて伝える。


http://twitter.com/#!/zaway

 

2011-06-16

原発デモ

原発なのに「反戦」とか書いてあるノボリ持ってたりして、あーいつもの人達だなって感じだったよね。

2011-04-13

「騙された」とか歌って喜んでる斉藤和義信者はこれ読めよマジで

戦争責任者の問題

伊丹万作


 最近、自由映画人連盟の人たちが映画界の戦争責任者を指摘し、その追放を主張しており、主唱者の中には私の名前もまじつているということを聞いた。それがいつどのような形で発表されたのか、くわしいことはまだ聞いていないが、それを見た人たちが私のところに来て、あれはほんとうに君の意見ときくようになつた。

 そこでこの機会に、この問題に対する私のほんとうの意見を述べて立場を明らかにしておきたいと思うのであるが、実のところ、私にとつて、近ごろこの問題ほどわかりにくい問題はない。考えれば考えるほどわからなくなる。そこで、わからないというのはどうわからないのか、それを述べて意見のかわりにしたいと思う。

 さて、多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。私の知つている範囲ではおれがだましたのだといつた人間はまだ一人もいない。ここらあたりから、もうぼつぼつわからなくなつてくる。多くの人はだましたものとだまされたものとの区別は、はつきりしていると思つているようであるが、それが実は錯覚しいである。たとえば、民間のものは軍や官にだまされたと思つているが、軍や官の中へはいればみな上のほうをさして、上からだまされたというだろう。上のほうへ行けば、さらにもつと上のほうからだまされたというにきまつている。すると、最後にはたつた一人か二人の人間が残る勘定になるが、いくら何でも、わずか一人や二人の智慧で一億の人間がだませるわけのものではない。

 すなわち、だましていた人間の数は、一般に考えられているよりもはるかに多かつたにちがいないのであるしかもそれは、「だまし」の専門家と「だまされ」の専門家とに劃然と分れていたわけではなく、いま、一人の人間がだれかにだまされると、次の瞬間には、もうその男が別のだれかをつかまえてだますというようなことを際限なくくりかえしていたので、つまり日本人全体が夢中になつて互にだましたりだまされたりしていたのだろうと思う。

 このことは、戦争中の末端行政の現われ方や、新聞報道の愚劣さや、ラジオのばかばかしさや、さては、町会、隣組、警防団、婦人会といつたような民間の組織いかに熱心にかつ自発的にだます側に協力していたかを思い出してみれば直ぐにわかることである

 たとえば、最も手近な服装の問題にしても、ゲートルを巻かなければ門から一歩も出られないようなこつけいなことにしてしまつたのは、政府でも官庁でもなく、むしろ国民自身だつたのである。私のような病人は、ついに一度もあの醜い戦闘帽というものを持たずにすんだがたまに外出するとき普通のあり合わせの帽子をかぶつて出ると、たちまち国賊を見つけたような憎悪の眼を光らせたのは、だれでもない、親愛なる同胞諸君であつたことを私は忘れられない。もともと、服装は、実用的要求に幾分かの美的要求が結合したものであつて、思想的表現はないのであるしかるに我が同胞諸君は、服装をもつて唯一の思想的表現なりと勘違いしたか、そうでなかつたら思想をカムフラージュする最も簡易な隠れ蓑としてそれを愛用したのであろう。そしてたまたま服装をその本来に扱つている人間を見ると、彼らは眉を逆立てて憤慨するか、ないしは、眉を逆立てる演技をして見せることによつて、自分の立場の保鞏(ほきよう)につとめていたのであろう。

 少なくとも戦争の期間をつうじて、だれが一番直接に、そして連続的に我々を圧迫しつづけたか、苦しめつづけたかということを考えるとき、だれの記憶にも直ぐ蘇つてくるのは、直ぐ近所の小商人の顔であり、隣組長や町会長の顔であり、あるいは郊外の百姓の顔であり、あるいは区役所郵便局交通機関や配給機関などの小役人や雇員や労働者であり、あるいは学校先生であり、といつたように、我々が日常的な生活を営むうえにおいていやでも接触しなければならない、あらゆる身近な人々であつたということはいたい何を意味するのであろうか。

 いうまでもなく、これは無計画な癲狂戦争必然結果として、国民同士が相互に苦しめ合うことなしには生きて行けない状態に追い込まれてしまつたためにほかならぬのである。そして、もしも諸君がこの見解の正しさを承認するならば、同じ戦争の間、ほとんど全部の国民が相互にだまし合わなければ生きて行けなかつた事実をも、等しく承認されるにちがいないと思う。

 しかし、それにもかかわらず、諸君は、依然として自分だけは人をだまさなかつたと信じているのではないかと思う。

 そこで私は、試みに諸君にきいてみたい。「諸君は戦争中、ただの一度も自分の子にうそをつかなかつたか」と。たとえ、はつきりうそ意識しないまでも、戦争中、一度もまちがつたことを我子に教えなかつたといいきれる親がはたしているだろうか。

 いたいけな子供たちは何もいいはしないが、もしも彼らが批判の眼を持つていたとしたら、彼らから見た世の大人たちは、一人のこらず戦争責任者に見えるにちがいないのである

 もしも我々が、真に良心的に、かつ厳粛に考えるならば、戦争責任とは、そういうものであろうと思う。

 しかし、このような考え方は戦争中にだました人間の範囲を思考の中で実際の必要以上に拡張しすぎているのではないかという疑いが起る。

 ここで私はその疑いを解くかわりに、だました人間の範囲を最小限にみつもつたらどういう結果になるかを考えてみたい

 もちろんその場合は、ごく少数の人間のために、非常に多数の人間がだまされていたことになるわけであるが、はたしてそれによつてだまされたものの責任が解消するであろうか。

 だまされたということは、不正者による被害を意味するが、しかしだまされたものは正しいとは、古来いかなる辞書にも決して書いてはないのである。だまされたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘ちがいしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。

 しかも、だまされたもの必ずしも正しくないことを指摘するだけにとどまらず、私はさらに進んで、「だまされるということ自体がすでに一つのである」ことを主張したいのである

だまされるということはもちろん知識の不足からもくるが、半分は信念すなわち意志の薄弱からもくるのである。我々は昔から「不明を謝す」という一つの表現を持つている。これは明らかに知能の不足を罪と認める思想にほかならぬ。つまり、だまされるということもまた一つの罪であり、昔から決していばつていいこととは、されていないのである

 もちろん、純理念としては知の問題は知の問題として終始すべきであつて、そこに善悪観念の交叉する余地はないはずであるしかし、有機的生活体としての人間の行動を純理的に分析することはまず不可能といつてよい。すなわち知の問題も人間の行動と結びついた瞬間に意志や感情コンプレックスした複雑なものと変化する。これが「不明」という知的現象に善悪の批判が介在し得るゆえんである

 また、もう一つの別の見方から考えると、いくらだますものがいてもだれ一人だまされるものがなかつたらとしたら今度のような戦争は成り立たなかつたにちがいないのである

 つまりだますものだけでは戦争は起らない。だますものとだまされるものとがそろわなければ戦争は起らないということになると、戦争責任もまた(たとえ軽重の差はあるにしても)当然両方にあるものと考えるほかはないのである

 そしてだまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも雑作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになつてしまつた国民全体の文化無気力、無自覚、無反省無責任などが悪の本体なのである

 このことは、過去日本が、外国の力なしには封建制度鎖国制度も独力で打破することができなかつた事実、個人の基本的人権さえも自力でつかみ得なかつた事実とまつたくそ本質を等しくするものである

 そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民奴隷根性とも密接につながるものである

 それは少なくとも個人の尊厳冒涜(ぼうとく)、すなわち自我の放棄であり人間性への裏切りである。また、悪を憤る精神の欠如であり、道徳的無感覚である。ひいては国民大衆、すなわち被支配階級全体に対する不忠である

 我々は、はからずも、いま政治的には一応解放された。しかしいままで、奴隷状態を存続せしめた責任を軍や警察官僚にのみ負担させて、彼らの跳梁を許した自分たちの罪を真剣反省しなかつたならば、日本国民というものは永久に救われるときはないであろう。

「だまされていた」という一語の持つ便利な効果におぼれて、一切の責任から解放された気でいる多くの人人の安易きわまる態度を見るとき、私は日本国民の将来に対して暗澹たる不安を感ぜざるを得ない。

「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである

 一度だまされたら、二度とだまされまいとする真剣自己反省努力がなければ人間進歩するわけはない。この意味から戦犯者の追求ということもむろん重要ではあるが、それ以上に現在日本に必要なことは、まず国民全体がだまされたということの意味を本当に理解し、だまされるような脆弱(ぜいじやく)な自分というものを解剖し、分析し、徹底的に自己を改造する努力を始めることである

 こうして私のような性質のものは、まず自己反省の方面に思考を奪われることが急であつて、だました側の責任を追求する仕事には必ずしも同様の興味が持てないのである

 こんなことをいえば、それは興味の問題ではないといつてしかられるかもしれない。たしかにそれは興味の問題ではなく、もつとさし迫つた、いやおうなしの政治問題にちがいない。

 しかし、それが政治問題であるということは、それ自体がすでにある限界を示すことである

 すなわち、政治問題であるかぎりにおいて、この戦争責任の問題も、便宜的な一定の規準を定め、その線を境として一応形式的な区別をして行くより方法があるまい。つまり、問題の性質上、その内容的かつ徹底的なる解決は、あらかじめ最初から断念され、放棄されているのであつて、残されているのは一種の便宜主義による解決だけだと思う。便宜主義による解決の最も典型的な行き方は、人間による判断を一切省略して、その人の地位や職能によつて判断する方法である現在までに発表された数多くの公職追放者のほとんど全部はこの方法によつて決定された。もちろん、そのよいわるいは問題ではない。ばかりでなく、あるいはこれが唯一の実際的方法かもしれない。

 しかし、それなら映画場合もこれと同様に取り扱つたらいいではないかしかもこの場合は、いじめたものといじめられたものの区別は実にはつきりとしているのである

 いうまでもなく、いじめたものは監督官庁であり、いじめられたものは業者である。これ以上に明白なるいかなる規準も存在しないと私は考える。

 しかるに、一部の人の主張するがごとく、業者の間からも、むりに戦争責任者を創作してお目にかけなければならぬとなると、その規準の置き方、そして、いつたいだれが裁くかの問題、いずれもとうてい私にはわからないことばかりである

 たとえば、自分場合を例にとると、私は戦争に関係のある作品を一本も書いていない。けれどもそれは必ずしも私が確固たる反戦の信念をもちつづけたためではなく、たまたま病身のため、そのような題材をつかむ機会に恵まれなかつたり、その他諸種の偶然的なまわり合せの結果にすぎない。

 もちろん、私は本質的には熱心なる平和主義であるしかし、そんなことがいまさら何の弁明になろう。

 戦争が始まつてからのちの私は、ただ自国の勝つこと以外は何も望まなかつた。そのためには何事でもしたいと思つた。国が敗れることは同時に自分自分家族も死に絶えることだとかたく思いこんでいた。親友たちも、親戚も、隣人も、そして多くの貧しい同胞たちもすべて一緒に死ぬることだと信じていた。このばか正直をわらう人はわらうがいい。

 このような私が、ただ偶然のなりゆきから一本の戦争映画も作らなかつたというだけの理由で、どうして人を裁く側にまわる権利があろう。

 では、結局、だれがこの仕事をやればいいのか。それも私にはわからない。ただ一ついえることは、自分こそ、それに適当した人間だと思う人が出て行つてやるより仕方があるまいということだけである

 では、このような考え方をしている私が、なぜ戦犯者を追放する運動に名まえを連ねているのか。

 私はそれを説明するために、まず順序として、私と自由映画人集団との関係を明らかにする必要を感じる。

 昨年の十二月二十八日に私は一通の手紙を受け取つた。それは自由映画人集団発企人の某氏から同連盟への加盟を勧誘するため、送られたものであるが、その文面に現われたかぎりでは、同連盟の目的は「文化運動」という漠然たる言葉で説明されていた以外、具体的な記述ほとんど何一つなされていなかつた。

 そこで私はこれに対してほぼ次のような意味の返事を出したである

現在自分の心境としては、単なる文化運動というものにはあまり興味が持てない。また来信の範囲では文化運動の内容が具体的にわからないので、それがわかるまでは積極的に賛成の意を表することができない。しかし、便宜上、小生の名まえを使うことが何かの役に立てば、それは使つてもいいが、ただしこの場合は小生の参加は形式的のものにすぎない。」

 つまり、小生と集団との関係というのは、以上の手紙の、応酬にすぎないのであるが、右の文面において一見だれの目にも明らかなことは、小生が集団に対して、自分の名まえの使用を承認していることである。つまり、そのかぎりにおいては集団はいささかもまちがつたことをやつていないのである。もしも、どちらかに落度があつたとすれば、それは私のほうにあつたというほかはあるまい。

 しからば私のほうには全然いい分を申し述べる余地がないかというと、必ずしもそうとのみはいえないのである。なぜならば、私が名まえの使用を容認したことは、某氏手紙示唆によつて集団が単なる文化事業団体にすぎないという予備知識を前提としているかである。この団体の仕事が、現在知られているような、尖鋭な、政治的実際運動であることが、最初から明らかにされていたら、いくらのんきな私でも、あんなに放漫に名まえの使用を許しはしなかつたと思うのである

 なお、私としていまつの不満は、このような実際運動の賛否について、事前に何らの諒解を求められなかつたということである

 しかし、これも今となつては騒ぐほうがやぼであるかもしれない。最初ボタンをかけちがえたら最後ボタンまで狂うのはやむを得ないことだからである

 要するに、このことは私にとつて一つの有益な教訓であつた。元来私は一個の芸術家としてはいかなる団体にも所属しないことを理想としているものである。(生活を維持するための所属や、生活権擁護のための組合は別である)。

 それが自分の意志の弱さから、つい、うつかり禁制を破つてはいつも後悔する破目に陥つている。今度のこともそのくり返しの一つにすぎないわけであるが、しかし、おかげで私はこれをくり返しの最後したいという決意を、やつと持つことができたのである

 最近、私は次のような手紙を連盟の某氏にあてて差ししたことを付記しておく。

「前略、小生は先般自由映画人集団加入の御勧誘を受けた際、形式的には小生の名前を御利用になることを承諾いたしましたしかし、それは、御勧誘の書面に自由映画人連盟の目的が単なる文化運動とのみしるされてあつたからであつて、昨今うけたまわるような尖鋭な実際運動であることがわかつていたら、また別答のしかたがあつたと思います。

 ことに戦犯人の指摘、追放というような具体的な問題になりますと、たとえ団体の立場がいかにあろうとも、個人々々の思考と判断の余地は、別に認められなければなるまいと思います。

 そして小生は自分独自の心境と見解を持つものであり、他からこれをおかされることをきらうものでありますしたがつて、このような問題についてあらかじめ小生の意志を確かめことなく名まえを御使用になつたことを大変遺憾に存ずるのであります

 しかし、集団の仕事がこの種のものとすれば、このような問題は今後においても続出するでありましようし、その都度、いちいち正確に連絡をとつて意志を疏通するということはとうてい望み得ないことが明らかですから、この際、あらためて集団から小生の名前を除いてくださることをお願いいたしたいのです

 なにぶんにも小生は、ほとんど日夜静臥中の病人であり、第一線的な運動名前を連ねること自体がすでにこつけいなことなです。また、療養の目的からも遠いことなです

 では、除名の件はたしかにお願い申しました。草々頓首」(四月二十八日)


(『映画春秋昭和二十一年八月号)

2011-03-15

震災

夫の精神状態がヤバイ。

特に原発関連ニュースを見ては「政府情報を隠してる!」「もうヤバイ、日本終わりだ!」とかぶつぶつ言ってる。

被災地からは遠い地方に住んでるから、もうちょっと落ち着いててもいいような気がするのに、エラい落ち方をしている。

理系脳で普段はもうちょっと数字とかシステムとか客観的に判断出来る人なのに、今回に限り反応がおかしい

これはどうやら「放射能恐怖症」なのではないかと思い始めた。

プチパニックになっていて、「ニュース政府発表なんて全部ウソだ!」といいつつ毎日テレビネットにかじりつく。

自分も昔そうだった。

年代の夫同様、もっとも教育熱心で洗脳熱心だった日教組教師に反核反戦反米をたたき込まれた。

原爆関連の映画とか写真とかドキュメントとか見せられまくり修学旅行ではお決まりの広島。資料館から出てきたときには立派なPTSD当時そんな言葉しらなかったし、診断されたわけでもないけど)。

ちょうどそのころ地元原発建設問題で揺れたり、米ソ冷戦核戦争間近とか言われたりしてたから、無駄想像力のたくましかった私なんぞ夜中に窓の外が火の海になる悪夢何度見た事か。小学生時代に不眠症になり。担任の先生にどうやったら眠れるか相談したした。今考えると矛盾している気もする。

もういい加減大丈夫になったかと思った高校時代に、やっぱりそっち系社会科教師に原子力爆弾の威力とかのビデオを鑑賞させられ、一人教室貧血起こしてぶっ倒れて恥ずかしい思いもした

あの当時こんな事故が起こってたら、本当に恐怖で心を病んでいたかもしれない。

職業柄(医者だ)いつまでも怖い怖いといってられず、勉強して知識もある程度身につけ、仕事普通に放射線扱うようになって私の場合は「放射能怖い」は自然にある程度は克服されたんだけど。知識が付いた分、そして夫が先にパニクった分、ある程度客観的に情報収集できている気がするけど。

災害なんてそれが自然災害だろうと人災だろうと防ぎきれるもんじゃない。

孫を抱えて地震倒壊家屋から逃げ出したおばあさんが、向こうから迫り来る津波絶望的に眺めたのと同様、私達が精神に異常をきたしかねないほどニュースを見て原発の事を心配しても、現時点で私達がそれに対して出来る事なんてほとんどない。何かあったらあったときにその対策を考えるのが関の山で、先回りして心配しても心を病むぐらいで良い事は一つもないんだよ。

そう言って夫をテレビネットから引きはがし、庭仕事なぞをさせたりしている。

2011-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20110203211042

世論操作の一環じゃないの?

あっちが「悪質」という考えを広めちゃえば、それに反する者は差別・駆除できる。

戦時中の「非国民」というのも反戦活動者を含めてるんだよね。

マスメディア関係者広告代理店が得意だよね、そういう操作は。

2011-01-06

ほんの40年くらい前に戦争に行ったことがある。

日本人では珍しい経験かもしれない。

親が海外赴任の時に生まれたので、僕は合衆国市民権を持ってた。

当時は大学に入りたてだったけど、市民権を持っていたかアルバイトなどがしやすく、ラッキーくらいに思っていた。

した徴兵された。

そのあと2か月訓練を受けてすぐにダナンに送られて、戦争を体験した

と言っても僕にとって人を殺したことも毎日吹き荒れる銃声も、あまり感受性を刺激するものではなかった。

かに怖かった。生まれて初めての実戦では歯を食いしばりすぎて奥歯が欠けたし、小便を漏らした

でもそれだけだ。

戦友の死も、自分の薬指と小指が吹っ飛んだ瞬間も、まるで映画の中の出来事だった。

ただ、熱いのと汚いのが嫌だった。

人間は簡単に死ぬけど、別にどうってことなかった。

それにうなされることもない。

あんなのは映画の見すぎだと思う。

それかマスコミに影響されてるんじゃないだろうか。

考えても見てくれ、戦争人類誕生したころから繰り返し行われてるのに、PTSDになるような兵隊が出てきたのはここ半世紀ほどだ。

僕が指を吹っ飛ばして国に帰ると、地獄が待っていた。

世間だ。

軍隊では各々が役割を持って、助け合って生きていたのに、国に帰ってみたら騙し合い、裏切りあい連続だった。

彼女反戦集会に行くというから付いていってみたら、大麻をやりながら戦場に行った奴がどんな悪いことをしてるか話してくれと言われた。

自分の罪を告白しろと強制された。

嫌になって途中で抜けだしたら次の日に彼女は長髪無職に男に乗り換えた。集会にいた奴だ。

当時、大学キャンパスには身体障害者になった大学生が大勢いた。

あいつらは片っ端から彼らに自己否定させた。

まるで魔女狩りだ。

偽善者にこびへつらうか、後ろ指さされるかしかベテランの生きる道が無かった。

社会に受け皿が無かった。

でも、ケネディ投票したのは奴らなんだ。

ケネディ投票して、僕らを戦場に無理やり連れて行ったのは奴らなんだ。

僕は戦争の夢はあまり見ない。

みてもどちらかというと良い夢が多い。

あの頃は仲間が居て、死ぬ危険性はあったけどビール飲んで女を買って、ポーカーやってそれなりに楽しかった。

でも悪夢を見るんだ。

帰国した当時のおどろおどろしい社会悪夢

あれで人間が信じられなくなった。

戦争から帰ってきた人間が心的外傷を負うんじゃないんだ。

帰ってきた時、受け皿の社会が無いことで精神を病むのさ。

2010-12-25

http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20101224

私は問いたい

在日米軍自衛隊だけでなく、治安に関わる者に対する差別を煽る事で支持基盤を安泰にさせてきた社民党共産党に問いたい

平和主義」という羊の皮をかぶったけだものに成り果てた諸反戦平和団体に問いたい

報道」という名の悪質なプロパガンダを嬉々として垂れ流す沖縄タイムス琉球新報に問いたい

沖縄県知事選挙で候補擁立を見送った菅政権に問いたい

いや、そもそも、名護市長の暴挙に「国は国、自治体自治体」とストップをかけなかった当時の連立与党に問いたい

いや、そもそも、早期の辺野古移転推進を行わなず先送りにしてきた鳩山政権に問いたい

そして、この問題に火をつけた鳩山由紀夫・前内閣総理大臣に問いたい

そして、一連のこの流れを支持したあまねく全ての日本人に問いたい



あなたたちは、日本独立と安全をどれだけ奪えば気が済むのか。

北方領土竹島を奪うだけでは気が済まないのか。

何もかも身包みはがさなければ気が済まないのか。

先日の尖閣諸島中国漁船衝突事件で行われたように、中国の主張を全て飲み込まなければ気が済まないのか。

そしてチベットウイグルの様に、中国共産党の支配下にしなければ気が済まないのか。



更に問いたい

あなたたちは、日本人が、国家独立と安全を気にも留めない寄生虫の如き人間の集まりであるとさげすまれて、それで満足なのか。

それで満足だというのなら、私は、あなたたちと同じ日本人として呼ばれたくはない。

私は、あなたたちと喜んで敵対しよう。

日本人であることを貶め、日本から全てを奪う寄生虫の如き存在と喜んで敵対しよう。

2010-11-29

これからツイッター流行りそうなデマ

いまいち

「さもありなん」な嘘ってのは案外難しいな…。

2010-11-27

http://anond.hatelabo.jp/20101127034707

こういう人を見ると、新興宗教ってボロい商売だと思う。

でも既に日本の政治に影響力を持ってる新興宗教団体政党が大きくなりすぎちゃって、

今から新興宗教を結成しても一定の規模まで大きくなったら取り締まられるんだよね。

オウム統一協会もあの政党母体宗教団体とは何の違いもないんだが



まぁ、国が傾いてることだからこれからはウヨクの時代ですよ。

日本漢字左翼右翼はいないけどね。思想に命をかけられるような根性入った人いないし

政治家だってビビってイラクソマリアを訪問しないし中国麻薬組織と銃撃戦やってるような国で反戦デモやる根性は日本反戦団体には無いしね。



さて、何の話だったっけ

2010-10-03

運動会代わりにデモをやるカルチャー

うわー

日頃左系のデモについて感じてた疑問点不満点が

参加者によって全部裏付けられたと言う感じがする。




左系の、っていうかカルチャーとして惰性でデモやってるある程度以上年齢のデモマニア連中だね。

その世代は左ばっかだったから結果的に「左系の」ってことになっちゃうけど。



最初反戦だったけど、途中から「石原仕事よこせー」とか内容をすり替えるやつが出てきた。反戦デモなんじゃなかったっけ。

これ絶対マナー違反だよね。

逆に労働関係の人脈で実質反戦デモへの参加を強要したりも。



「これこれの主旨です」って説明して人集めたら

それと違う内容を混ぜたりすり替えたりしてはいけない。

こんなの基本中の基本だろうに、厳密にされてない印象がある。

デモに慣れてるくせに一度もちゃんと考えてこなかったのか、

デモやりすぎて緊張感無くなった結果だらしなさや参加者私物化が横行してるのか、まではわからん



あの手のデモ行進道路使用許可をもらって警察の先導で動くんだけど、列の先頭や端々で警察挑発するやつが出てきた。お前ら、人に世話になっておいて、それはないだろ。

醜悪だよね。

仮に日頃から警察制度に何か不満があるとしても(ちゃんと自分の頭で考えた不満なのか、甚だ怪しいが…)

その場でお世話になっている、そうじゃなくてもただの現場警察官に対して無礼挑発に及ぶ。

筋が通らないし、何より意味全然無い。

デモ目的にとって利益があるわけですらない。

やってる人間の闘争(笑)の実感や幼児的高揚感を満たすだけ。



1km歩いて宮下公園に戻ったところで、スピーカー持った、恐らくは主催者関係のやつが「今日は楽しかったと思いますー」。楽しんでどうする。

それそれ!まさに!

あの人達って、デモで唱えてる主張を、本気でどうにかするつもりが、ないよね!

人にわかってもらい、味方を増やし、自分達を律し、目的を達成するまでクレバー努力する、なんてつもりはさらさらない。

要は自分達だけのレクリエーション

警察への馬鹿馬鹿しい挑発と同じく、自分自分達の興奮や高揚のためにやってる。

自分のつまらない日常を慰める「ハレ」の場としてやってる。




別に日常がつまらないのや何らかの慰めを求める心理を見下したりはしない。

普通に生活してる人のほとんどはそんなもんだ。

が、それに大仰な大義名分をつけて人に迷惑かけながらキャアキャアやるのが醜悪すぎる。

暴走族を更に恥知らずにするとああいう奴等になる。

暴走族は迷惑かけるけど正義進歩派を自称したりはしない)

普通に地元祭りに参加するのでは満たされない、歪み膨張したプライドや選民自意識があるのだろう。




右派で言うと在特会がこれに非常に似てる。

というより上で述べたようなダメデモするダメサヨク在特会が大好きで

在特会デモの日を調べてはよく対決しに行っている。

完全に同レベルの同類だから。匂いでわかるんだろう、同じカルチャーの担い手だってことが。

近頃デモ整理する警察官ぐらいしか相手してくれなくてつい挑発しちゃうさびしんぼうにとって

久々に現れた実感ある闘争(笑)を楽しめる、いいお友達。

シロウトお断り、オトナのサークル活動。




あいつらはいい年した珍走団珍走の癖して自分達の醜悪運動会を高尚なものだと言い張るカスなのだから

潰し合って社会から消えりゃあ少しは空気が綺麗になる。

中核メンバーは中高年だから勝手に消えゆくカルチャーではあると思うが。




上記はあくまで中高年醜悪運動会の類を問題にする物で、

切実な目的のあるデモなら左右とも大いにやったらいいと思ってるので念の為。

http://anond.hatelabo.jp/20101003213017

http://anond.hatelabo.jp/20101003213017

ああいったデモはいわゆる「公共工事」的な性格も持ち合わせてんの。

主催者が寄付をせびるネタとして、あるいは「我々はちゃんと活動してますよー」とどこかの誰かにアピールするためのアリバイ工作として。あるいは警察とわざといざこざ起こして留置所に数日寝泊まりして「不当逮捕だ!」と騒いで「法廷闘争費用」という名の寄付をせびったりするネタとして。

だから効果があろうがなかろうが存在意義だけはちゃんとあるんよ。もし反戦デモが誰からも見向きもされなくなったら、大衆の耳目を集めるためにそれこそ人混みの中で刃物を振り回したり、歩行者天国トラックで突っ込んだりする奴なんてのが現れかねない。

昔、反戦デモに参加した

Togetter - 「常岡浩介氏のアンチイスラエル不買運動に関する見解http://togetter.com/li/55872

を読んで思い出した事を。

数年前、反戦デモとやらに参加した事がある。いま話題の宮下公園で行われたサウンドデモってやつ。確か、ネタイラク派遣反対とかだったか(もしかすると違うかもしれないけど、それくらい中身に興味を持ってなかった)。ECDとかが演奏をしてて、その傍ら反戦の集会をするという感じのスタイルライブ無料で見れるので、興味半分で行ってみた。

最初ライブを聴いて帰ろうと思ったけど、その後練り歩くという事で、カジュアルに参加してみた。なんとなく当初はそれなりに声を上げていたけど、途中でやめた。つまらなかったから。いくつかあげると

  • 最初反戦だったけど、途中から「石原仕事よこせー」とか内容をすり替えるやつが出てきた。反戦デモなんじゃなかったっけ。
  • あの手のデモ行進道路使用許可をもらって警察の先導で動くんだけど、列の先頭や端々で警察挑発するやつが出てきた。お前ら、人に世話になっておいて、それはないだろ。
  • 1km歩いて宮下公園に戻ったところで、スピーカー持った、恐らくは主催者関係のやつが「今日は楽しかったと思いますー」。楽しんでどうする。

とまあ、突っ込みどころ満載で、あきれてしまった。特に最後のやつ。アホかと。宮下公園にたどり着いたときには、夜に近く、誰かが用意した大きな照明が輝いていて、人ごみ警察で溢れかえっていたのだけど、それはまるでテレビのシーンみたいで、おそらく彼らはそこに酔っているんだろう。

大体、日本繁華街を1kmくらい歩き回ったって、戦争なんかとまりゃせんよ。こんなことやるくらいなら、官僚を目指したり、外国とのコネクションを作った方が遥かに平和に貢献出来る。学生紛争時期ならいざ知らず、ここ20年くらい、デモ行進で何か変化が起きた事あるのかね。

上のリンク先でも言われているけど、やっていることに意味があるかどうかを検証するということを彼らは忘れているのだよ。彼らは、単に反対している事自体に満足しているだけ。平和ボケとは正にこのこと。

というわけで、政治思想の如何に関わらず、デモ行進には参加しない事をお勧めする。何の意味もない。国会を取り囲んで行政機能を麻痺させるくらいじゃないと、デモ行進なんて影響を与えられない。「出来る事から」なんていうけど、成果を検証出来ないものは、やっても意味がないどころか、ロスになるだけ。やらない方がまし。

2010-08-15

CASSHERN~なぜキャシャーンは人を激怒させるのか?

 なぜキャシャーンは人を激怒させるのか?

 単に、紀里谷和明監督への嫉妬か、妬み・嫉み・恨みなのか。

 しかし、例えば僕などは日記をみてもらえれば判るようにキリキリ監督尋常ではないレベルの妬み・嫉み・恨みを抱いているが、それとこれとは別で、「CASSHERN」という映画じたいは素晴らしく面白い!と手放しで絶賛してるし、一発目でいきなりこんな凄い映画を作れてしまう紀里谷監督リアルに天才なのでこれからも凄い映画を作り続けてほしいです!と応援してしまうのである。

 つまり嫉妬の要素というのは、この際、さほど重要ではない。

  CASSHERNは、人間感情の、何かこうクリティカルな部分を直撃する映画なのだ。それゆえに、そのクリティカル・ヒットを受容できる人はハマるし、受容できない人は切れるのだろう。(受容はできるけど、もうこの手の話は飽きた、という人もいるだろう。しかしそのような人は、呆れ果てることはあっても、切れたりはしない)

 CASSHERNクリティカルさというのは、そう、ブライセリフに集約されている。

「つまり、憎しみとは、人間也!」

 さらに、キャシャーンキャシャーンで、「人間が生きていることじたいが、人を傷つけることになる」という意味モノローグを語っている。

人間の性は、悪だ(人間性悪説

人間は、生きていることそれじたいが罪悪だ(原罪論)

 これはキリスト教的な「罪」の論理であり、無神論が主流の日本では受け入れられる余地の少ないテーマといえる。性善説ベースとなっている日本でいきなり「お前の存在じたいが罪だ」といわれれば、切れる人が多いのも当然だろう。しかもこれ、漫画映画である。「敦煌」とか「砂の器」じゃないのである。アニメだよ、キャシャーンだよ。なんで漫画映画で、そんな説教されんといかんねん!という人もたくさんいるはずだ。

 しかも、紀里谷は、これらの作品のテーマを、役者にセリフとして語らせてしまうのである。これがまた、この類のテーマを受容したくない人にとっては、許しがたい行為なのである。セリフで語りさえしなければ、スルーできたはずだからだ。人間は、自分の見たいものしか認識しない。従って、通常、映画を観ていても自我を脅かすようなテーマが提出されても、その部分を認識せずにフィルターをかけて消してしまうことができる。しかし、「言葉」で投げつけられてしまうと、そうはいかない。紀里谷は確信犯的にこの映画を観た全ての人間

「憎しみとは、人間也!」

 というテーマを強制的に植えつけることによって、この映画テーマを曲解される可能性をふさいでいるわけだ。

 このテーマを容認できない人にとっては、監督独善、ということになるのだろう。

 

 さて、この映画は、キリスト教的な救世主の受難を描いている。

 伊勢谷友介が演じる東鉄也は、一度死ぬが、LCLのようでもあり命のワインのようでもある赤いプールに肉体を沈められることにより、再び復活する。この赤いプールの中で行われる復活劇は、あたかもパプテスマのヨハネによる洗礼儀式のようでもある。この復活により、鉄也は自らを救世主キャシャーンと名乗ることになる。もちろん、上月博士三橋達也演じる老医師、鉄也の母みどりの幻影などが、復活した鉄也に「君の復活には、何か意味があるはずだ」「この街を守れるのか」「人々の争いを止めるのです」と、鉄也を救世主の道へと導こうとアシストするわけである。

 しかし、鉄也は救世主キャシャーンとなっても、奇跡を起こすことはできず、人々はみな挫折して死ぬ。そして鉄也自身も傷つき、血まみれとなっていく。鋼鉄の扉の隙間からバラシンに刀で心臓あたりを抉られるシーンは、あたかも十字架にかけられたイエスのごとくだ。

 しかもキャシャーン抽象的に人類の業を贖罪するという存在ではない。鉄也自身が生前、殺人という罪悪を犯しているのだ。「反戦映画」ともうけとられがちなこ映画は、実は、戦争だけに反対している映画ではない。「人間存在そのものが罪だ」というテーマをもっとも端的に表現できる場こそが戦争という極限状態なので、戦場における戦闘の結果としての殺人という光景が何度も繰り返されるのだ。

 最後に鉄也は戦場で犯した自らの罪業を認識して、懺悔する。

 が、この映画の恐ろしいというか念入りなところは、懺悔したはずの鉄也がさらにダメ押しともいうべき父殺しという罪を背負うことである。母親を寝取り、父を殺すというのは、いうまでもなくエディプス・コンプレックスなのだが、鉄也は最終的に父殺しを達成することによって、人類の原罪をことごとく背負って自殺することになる。

 では、鉄也の懺悔無駄だったのか? そう、無駄だったのだ。この映画テーマは「憎しみとは、人間也!」なのだから。従って、鉄也は、キリストの如く原罪を背負って血に塗れ、死んでいくしかないのだ。キリストと違う点は、人類の原罪を肩代わりしたのではなく、自ら原罪を犯して死んでいくという点だけだろう。もちろん鉄也は単なる殺人犯というわけではなく、「戦争」や「愛する人を殺した殺人犯への復讐」といったどうしようもない事情がある。決して、悪意で殺人を犯したわけではない。人間存在そのものが悪なのだから、生きる限り、どうにもならない、どうしようもないのだ…したがって、救世主になるべくして復活させられた鉄也の地獄巡りは、ドアーズ「The End」の如く、母を寝取り、父を殺して完結する。「地獄の黙示録」を参照するまでもなく、フロイトの絶対的な影響下にある現代のキリストは、エディプス・コンプレックスの持ち主でなければならない。フロイトによれば、エディプス・コンプレックスこそが、人類の原罪意識の大本にあるのだから。

 さらに、鉄也の父親・東博士が下層階級の出身であったことも最後に明らかになる。東博士は下層階級出身でありながら、政府側について少数民族を抑圧する側にまわり、最終的には鉄也の最大の敵となる。このあたりも、なにやらイエスキリスト物語を髣髴とさせる。

 だから、キリスト教圏では、この映画日本からやってきた現代の救世主譚として評価されるかもしれない。

 過去に、日本アニメ映画では似たようなテーマが何度も描かれている。いうまでもなく「イデオン」と「エヴァ」がそれだが、エヴァでは、主人公のシンジ救世主となるべく人類の原罪を背負う……という流れの物語だったはずが、最後にシンジ人類の原罪を背負わずに話が途切れてしまった。「エヴァ」は、「人間の性は、悪だ」という自らのテーマに向き合うことができなかったのである。キャシャーンは、エヴァと非常に似た構造映画であるが、主人公の手を父親の血に染めさせることによって、エヴァが途中で放棄したテーマを完結させた作品であるといえる。

 もう一つ、近作で似たような映画がある。それは「マトリックス」だ。この作品は3部作だが、それぞれ救世主ネオ誕生・生・そして死を描いている。ネオもまたキリストの如く、一度死んで復活する。だが、最後には人類の原罪を背負って死ぬ道を選ぶのだ。終盤、ネオは目を焼かれて失明し、エディプス王の如く盲目となる。機械触手に支えられて死んでゆくシーンは、やはり十字架にかけられたイエスを髣髴とさせる。

 ただ、マトリックスは「何も語らない」「観客に考えさせる」というスタイルを貫いたのに対して、キャシャーンは「全てをセリフで語りつくす」「観客に議論の余地を与えない」というまったく逆のスタイルで作られている。このスタイルこそが、一種の押し付けがましさ・説教臭さ・青臭さ・傲慢さと受け取られ、反発される一因になっているのだろうと思う。だが、この説教臭さ、愚直なまでの必死さこそが、かつての邦画ひとつの魅力だったのではないだろうか。邦画黄金時代には、説教映画が多数製作されていた。「新幹線大爆破」の宇津井健のウェットな説教や、「ノストラダムスの大予言」や「人間革命」で丹波哲郎が繰り出す強引極まりないオレ流説教。かつて、日本人はこれらの説教映画で感動して泣いていたはずである。みんな、かつては馬鹿だったのだ。

 80年代以後、邦画から泥臭さが消えていくとともに、邦画の魅力は失われていった。特に、角川春樹逮捕ホイチョイ・プロダクション的なテレビ局誘導の企画映画のブーム化以後は、有能な監督には集客力が無く、大作はどれも質を伴わない、という状況が長らく続いていた。例えば、世界レベルで評価されている黒澤清三池崇史が、「デビルマン」を監督させてもらえないのである。宇多田ヒカルの夫であるということ以外、ほとんど映画界では実績が無く、世間にもあまり知られていなかったPV監督が従来の邦画システムとはまったく無関係なところで突然作り出した「CASSHERN」は、そういう硬直した邦画とりまく閉塞構造をいきなり破壊した作品といえるのだ。

 無論、システムの面だけではなく、愚直なまでに真剣かつ本気というそ姿勢もまた、古くて新しいスタイルではないかと思われる。むしろこちら(熱さ)のほうが重要で、80年代から長らく続いていたシラケ世代は2001年あたりを境に終息しつつあり、70年代を最後に滅んでいたはずの愚直な熱さが求められる時代が復活しているのだ。アントニオ猪木が「馬鹿になれ」というフレーズカリスマ化したのも単にジャイアント馬場がいなくなったからというだけではない(主にプロレスと関係ない人たちに猪木が評価されているのだから。むしろ保守的プロレスファンは旧来のプロレスシステム破壊する存在である猪木を嫌っている。このあたり、CASSHERNの評価とも重なってみえる)。「馬鹿になれ」という熱くて愚かで泥臭い姿勢こそが、閉塞しつつあった日本の気分にマッチしていたのではないか。

 従来なら「大人げのない幼稚な愚直さ」と嘲笑のネタにされるような熱いキャラクターカリスマ化していく作品としては、「最強伝説黒沢」というコミックもある。この漫画の主人公の黒沢は、中学生と本気で決闘するようなどうしようもない中年なのだが、その必死さ、熱さが、周囲の人間(主に、シラケきった若者世代)の心をわしづかみにしていく、というストーリーのようだ。

 すでに我々には、冷笑や嘲笑で生きていけるほどの余裕が無いのだろう。すべてから距離を置き、自我を脅かすものすべてを嘲笑して生きていくライフスタイルは、「勝ち組」「負け組」が明確化されてしまった現代日本ではもう限界なのだ。そうなれば、道は二つ。「感動など、無い」「自分には何の値打ちもない」という悲惨な現状に気づいて、馬鹿になり、泥にまみれて足掻く道。もう一つは、「自分がこうなったのは、すべて、外部に責任がある」と犯人探しの旅に出る道だ。

 僕がCASSHERNを支持するのは、紀里谷監督製作姿勢そのものが、前者の道を示しているからだ。紀里谷の才能を持ってすれば、もっとソツなく、映像美とアクションに徹した娯楽映画を作ることだって可能だったはずだ。だが、あえてこんな熱くて泥臭くて人に嫌がられる映画を作ってしまった。というより、作らざるを得なかったのだろう。その過剰ともいえる熱さが、CASSHERN賛否両論喧々諤々と騒がれる原動力となっていることは疑いない。こんな熱い邦画は、しばらく見なかった。いったい、いつ以来なのだろうか。

 そしてこの映画テーマもまた、後者の道…「犯人探しの旅に出る道」を遮断するべくして設定されている。そして紀里谷は、それでも「犯人探しの旅に出る道」への抜け道を探そうとする人間に、抜け道すら与えない。テーマをそのままセリフとして喋らせることによって。つまり紀里谷にとっては、作品の映画としての完成度よりも、テーマを訴えることのほうが重要だったわけで、紀里谷はここでも熱い。

 このCASSHERNがどうしようもなく発散させている愚直さ、熱さこそが、実は人々に求めらていたのではないか、と思われるのだ。この映画は、冷笑させることを観た人間に許さない出鱈目な熱さを持っている。いやまあ突っ込みどころはあまりにも満載なんですが…あちこち破綻しまくってるし。だが、それだけでは絶対に済まされない映画なのだ。だからこそ、嘲笑で片付けられる人間よりもマジ切れする人間のほうが圧倒的に多いわけなのだ。僕は紀里谷監督に、もっともっと熱い映画を作り倒してもらいたい。僕自身は、熱さは持っていても、作品を作る社会的能力が皆無なので……。

(04/5/1 本田

2010-08-13

夏が来れば「核兵器廃絶」「反戦」とかわめきだす人いるけど

もし生物化学とかの大量破壊兵器テロされたらどうすんの?

核じゃないからいいのか?戦争じゃないからいいのか?

戦争は必要だよね

NHK番組みてるけど、やっぱ戦争は必要だよね。

人類歴史戦争歴史。これは覆せない。

今だって戦争してる。殺し合いの戦争じゃなくて、製品開発の戦争もある。競争とか言い換えても同じ。

人間戦争しなきゃ発展出来ないでしょ。

問題は人間なんて結局ちっぽけな生き物にすぎないにも関わらず、人権という概念を作ってしまったことだろう。

動物だって日々たくさん殺されてる。それぞれに家族がいて、生の歴史がある。それを忘れて人間尊厳人間尊厳って言うからなんかなー。

話を戻すと、戦争によって人類テクノロジーは発展してきた。

銃殺なんて、剣や斧で殺されるのと比べたら全然痛くないでしょ。銃なら一発の衝撃で死ねるけど、剣で切られたらのたうちまわりながら死ぬことになる。テクノロジーの発展のおかげで楽に殺せるようになった。これがいまだに剣で戦ってたら悲惨なことになってたと思うけどね。

日本じゃ戦争の話をするとかならず反戦の話になって全く無意味無駄精神論が延々と続いてしまうけど、アメリカなんかでは戦争の利点をちゃんと指摘出来てる。

インターネットアメリカ戦争に備えた結果生まれたもの。ここかなり重要なのに、いつもさらっと紹介されて終わってしまう。戦争の悲劇なんてわかりきったことはどうでもいいんだよ。なぜ戦争が起きるのか、なぜ戦うのか、戦争によって人類歴史がどう変わってきたのか、とかそういうのをちゃんとやるべきだよね。


もちろん、俺だって死ぬのはいやだ。銃で殺されるのもいやだし、爆撃や原爆で死ぬのもいやだ。

人間が殺されて悲惨でした、っていうなら、今度は人間を使わなきゃいい。アメリカは実際そうしてる。それが正しい方向なんだよね。争う、または対立することが発展のカギなんだから。

なのに、日本では「なぜそこまでして戦争をしなきゃならないんでしょうねぇ」とか言い始める。サッカー野球オリンピックも全部戦争だっつーの。気付けよ。

人間を使わず、代理戦争をすれば人間が死ぬこともない。ただ、それは技術が等しく行き渡ることが前提で、今みたいに勝ち組側=ロボット負け組側=生身ってことになると駄目だ。戦争じゃなくて虐殺なっちゃうじゃないか。アメリカはそこら辺が問題だな。ただし、軍事技術転用して世界に役立つものを提供してくれる点は評価できる。


最終的には戦争はなくなっていくだろうが、そこまでいくには世界から格差が消えなければならない。

格差を消すには資本主義をぶっ壊すことが重要だ。ぶっ壊すには、テクノロジーが究極的なところまで発展し、いろいろな「不足」が解消されなければならない。まずはエネルギー格差、食糧不足をテクノロジーで解決しなければ。テクノロジーが発展するためのエネルギー戦争への情熱。なら、この先もしばらく人類戦争経験しなければならないだろう。

2010-08-02

いささか語弊はありますが、差別を問題にするのがリベラル格差を問題をするのがソーシャルといえば分かりますか。

赤木さんはリベラルじゃ自分が救われないと気づいたので、実はソーシャルシフトしたにもかかわらず、それを脱「サヨク」と自己認識してしまったのですよ。

そこに、反戦平和という特殊日本サヨク思想が絡まるから話がますますややこしくなる。

ごりごりのソーシャル左翼にとっては、戦争社会主義への最短コースですから本来大変歓迎なのです。

その意味でも、赤木さんが「希望戦争」というのはソーシャル王道なのですよ。

ところが、戦後日本反戦平和いのちのリベサヨさんにとっては、「希望戦争」というソーシャルな発言が一番けしからんという倒錯した反応になってしまうんですね。これも、話をこんがらからせる一つの要因です。

2010-05-21

音楽青春を仮託できる社会」の方がレア

  http://d.hatena.ne.jp/kasawo/20100520/p1

  のブログで、ブログ主

  「若い頃、数日は音楽を聴かない時があった」と知人に語ると

  知人に「それは異常」と言われた、とある。

  >音楽真剣に聴かないで、青春衝動や焦燥を何に仮託してたんですか。

  >音楽って二十歳すぎくらいまでのよくわからない衝動ダイレクトに、

  >インスタントに利くじゃないですか。

  ・・・しかし、日本で「青春衝動音楽に託し始めた」のは、

  せいぜい高度成長以降、ビートルズ反戦フォークの登場以降じゃないのか?

  20歳の若者が「朝起きてから夜寝るまでに聞こえてくる音楽の量」を、戦前と今とで比較すると、

  10倍、いや100倍になるのでは?

  そして、「自分の好きな音楽を聴く」ということは、

  戦前であれば「蓄音機を持っている金持ちボンボン」しかできなかったハズだ。

  人類の長い5000年の歴史の中で、

  「音楽青春衝動を託していた」時代なんて、50年もないだろう。

  というか、2010年の現代でも、音楽が市中に氾濫しているのは、せいぜい先進国だけであり、

  中国インド農村などは、まだまだ音楽は「レア」じゃないのか?

  もっと言えば、「現代社会音楽インフレ社会である」といえる。  

  ということで、音楽インフレ社会価値観からすれば「若者音楽青春を仮託するのが当然」となるが、

  音楽インフレしてなかった戦前でも、ちゃんと若者は生きていたのである。

  恐らく、当時の若者小説青春を仮託していたんじゃないか、と思うのだが。

  

  では、小説すらポピュラーじゃなかった江戸時代はどうなんだろうか? 

2010-04-26

某SNS反戦関連のコミュニティに参加している人のぼやき

とにもかくにも「居心地が悪い」んだそうな。

戦争世界からなくしたい。純粋な気持ちで参加しているのに、その思いを書き込める雰囲気じゃない、と。

たとえば昨今話題に上がっている、沖縄基地問題基地なんてなくなればいい。基地は要らない、出て行って欲しい。そんな単純明快な事すら書き込めない雰囲気だという。

あるとき、ある人がそんな自分の思いを代弁するような書き込みをした事があったそうだ。しかし、そのコミュニティ常連人達の誰一人として自分の思いに賛同してはくれなかったという。「あなたはあの基地存在意義を分かっていない」とか「そういう事は自分日記にでも書いてください」とか「出て行った後のあれやこれやの問題をどうするんですか」と質問攻めに遭い、それがきっかけでその人はそのコミュニティから脱会してしまった。

彼女は言う。なぜ「基地よ出て行け」という単純な書き込みすら出来ないのだろうかと。そして、こういった攻撃的な人達が少なくない事が、基地問題が解決しない最大の要因ではないかとも。




しかし私は彼女の考えに同意することは出来なかった。



追記http://anond.hatelabo.jp/20100426190259

類似ケースの数人を適度にブレンドした半分ノンフィクションな話。ベースになってる人はいるけど。

とはいえ、それを証明する手立てがないのでそちらで任意に判断して欲しい。

2010-04-20

Twitterでのy_arimとhiriumiのやりとりまとめ(2010年2月16日-17日)

Togetterでy_arim氏の立てた「とある午前の左右論争」というトゥギャりの紹介文にて

「以前「アイヌ民族先住民族とすることを求める決議って考えてみるとやばくね?先住民だぜ。つまり日本人が攻めてきて彼らの土地なんかを奪っていったってでっち上げられる可能性が」とつぶやいていた@hiriumi氏(シアトル在住)と朝のご挨拶。ちなみに@metatran氏はぼくの知人で、外国人参政権反対派の在日アメリカ人

と触れられていながら、まとめが用意されていなかったy_arim氏とhiriumi氏のやりとりをまとめてみた。「とある午前の左右論争」が2010年3月2日、以下のやりとりはそれから約二週間前のことになります。

以下はすべてtwitter検索から再構成、すべて時系列順です。

本編

hiriumiによる問題定義

hiriumi 2010-02-16 14:21:04

なんか民主党ががんばっている政策って日本を壊すことだけ。外国人参政権夫婦別姓日本人差別する人権擁護法案公共事業の削減、アイヌ民族先住民族とすることを求める決議・・・どんだけ?日本人そんなにいじめ楽しい

http://twitter.com/hiriumi/status/9172642137

hiriumi 2010-02-16 16:06:34

アイヌ民族先住民族とすることを求める決議って考えてみるとやばくね?先住民だぜ。つまり日本人が攻めてきて彼らの土地なんかを奪っていったってでっち上げられる可能性が。

http://twitter.com/hiriumi/status/9175555206

y_arim登場。

y_arim 2010-02-16 17:50:55

@hiriumi も少しサヨクについて学んでみてはいかがか。草葉の陰でサヨクが泣いておる。

http://twitter.com/y_arim/status/9177901046

y_arim 2010-02-16 17:52:25

自国中心主義が登場するとつながりますね。 RT @hiriumi: なんで自国を思うことが他国を蔑むということに繋がる?ってか国と国って基本ぶつかり合いでしょ。

http://twitter.com/y_arim/status/9177933094

y_arim 2010-02-16 17:55:53

妄想です。 RT @lgaimmk7: @hiriumi 戦争放棄、武力放棄、ってのが究極的になったものが、外国人参政権ですからね~。自分の命がかわいい戦争したくない。武器はもってはいけないとなると、外国人に合法的に侵略していただこうってなりませんか?

http://twitter.com/y_arim/status/9178005273

hiriumi 2010-02-16 17:56:58

@y_arim 自国中心主義は現在日本奨励していますか?ODAとか国際協力めちゃめちゃやっているでしょ。それなのに日本理不尽に叩かれ続けている。多くの日本人がいい加減にしろ!という気持ちではないですか?

http://twitter.com/hiriumi/status/9178027779

hiriumi 2010-02-16 17:58:28

@y_arim あと、サヨクについては特に学ぶ必要はないです。自分が以前サヨクでしたから。マジで

http://twitter.com/hiriumi/status/9178059061

y_arim 2010-02-16 17:59:17

@hiriumi 多くの日本人というのはどのあたりの方々でしょう? 少なくともあなたがそう思っていて、ぼくはそう思っていないことはわかりますが。

http://twitter.com/y_arim/status/9178076491

hiriumi 2010-02-16 17:59:51

@y_arim そんなの知らんがな。世論調査なんかしてないし。w

http://twitter.com/hiriumi/status/9178088173

y_arim 2010-02-16 18:00:12

@hiriumi なるほど。ぼくは以前ウヨクでした。

http://twitter.com/y_arim/status/9178098385

hiriumi 2010-02-16 18:01:05

@y_arim んで?純粋まっすぐ君は何が言いたい?

http://twitter.com/hiriumi/status/9178120244

y_arim 2010-02-16 18:02:10

@hiriumi じゃあ多くの日本人を想定するのはとりあえずやめておきましょう。代表するのは自分自身までにしておきたいです。

http://twitter.com/y_arim/status/9178145147

y_arim 2010-02-16 18:02:17

@hiriumi じゃあ多くの日本人を想定するのはとりあえずやめておきましょう。代表するのは自分自身までにしておきたいものです。

http://twitter.com/y_arim/status/9178147805

hiriumi 2010-02-16 18:03:35

@y_arim いや多いよ。

http://twitter.com/hiriumi/status/9178177640

このあたりからhiriumiとumetenによる小さなやりとりもあったのだが、割とどうでもいい言葉遊びなので除去。

y_arim 2010-02-16 18:05:43

@hiriumi 右曲がりなやり取りがたまたま目に入ったので突っ込み入れたまでの話です。

http://twitter.com/y_arim/status/9178223568

hiriumi 2010-02-16 18:07:00

@y_arim 無駄だったね。w

http://twitter.com/hiriumi/status/9178250826

y_arim 2010-02-16 18:11:11

@hiriumi しかしまあシアトルにいらして、ご自分マイノリティの立場に立ってなおそのようなお考えとは。日本にずっといるか否かは思想傾向にあまり関係ないのでしょう。

http://twitter.com/y_arim/status/9178339305

y_arim 2010-02-16 18:11:18

@hiriumi しかしまあシアトルにいらして、ご自分マイノリティの立場に立ってなおそのようなお考えとは。日本にずっといるか否かは思想傾向にあまり関係ないのでしょうか。

http://twitter.com/y_arim/status/9178341631

hiriumi 2010-02-16 18:13:15

@y_arim 私の考えのどこが悪かった?突っ込まれたところがよくわかってないんだけど。

http://twitter.com/hiriumi/status/9178382116

hiriumi 2010-02-16 18:15:26

ツイッターのフォロー数を増やしたらサヨクからの攻撃を浴びるようになってきた。w

http://twitter.com/hiriumi/status/9178427429

アイヌネタへのツッコミ開始。

y_arim 2010-02-16 18:16:06

まずこれ。でっち上げとは如何に? あなたの歴史観はどうなっているのか。 RT @hiriumi: アイヌ民族先住民族とすることを求める決議って考えてみるとやばくね?先住民だぜ。つまり日本人が攻めてきて彼らの土地なんかを奪っていったってでっち上げられる可能性が。

http://twitter.com/y_arim/status/9178440836

hiriumi 2010-02-16 18:18:18

@y_arim 歴史観はどうなっているのか言われても。よくわかりませんけど。もっとちゃんと質問してください。

http://twitter.com/hiriumi/status/9178487420

y_arim 2010-02-16 18:19:24

そもそも「サヨク」には社会民主主義から無政府主義まで含まれて多種多様、こんな単純明快なものはない。むしろこの「サヨク」は右派妄想では? RT @hiriumi: これがサヨクの本当の思想なんでしょうね。おおコワ。

http://twitter.com/y_arim/status/9178510003

y_arim 2010-02-16 18:21:00

@hiriumi つまり、日本人アイヌ居住地域を侵略などはしていないとお考えですか?

http://twitter.com/y_arim/status/9178544912

hiriumi 2010-02-16 18:21:02

@y_arim 何を聞いていらっしゃるのかさっぱり分かりません。私にサヨク定義をしろと?

http://twitter.com/hiriumi/status/9178545433

y_arim 2010-02-16 18:21:44

@hiriumi できれば伺いたいです、あなたのサヨク定義を。

http://twitter.com/y_arim/status/9178560436

hiriumi 2010-02-16 18:21:47

それを知ってもらいたくて議論を。ありがとうございます。RT @lgaimmk7: @hiriumi チャンネル桜アイヌ真実が語られています。それを参考にしてくださいな。昔の歴史はよくわかりませんが、今、昔差別を受けた人間がのさばっている現実を知る必要があると思います。

http://twitter.com/hiriumi/status/9178561543

hiriumi 2010-02-16 18:24:39

@y_arim サヨクというのは人権、平等、自由、反戦平和を唄って気持ちよくなっているうす甘い戦後民主主義平和教育を受けてきたあなたのような人を言います。これが定義ね。

http://twitter.com/hiriumi/status/9178620573

hiriumi 2010-02-16 18:25:50

やべ、もう1時半だ。ねよ。

http://twitter.com/hiriumi/status/9178645504

hiriumi 2010-02-16 18:29:17

@y_arim あと、最後に日本人アイヌ居住地域を侵略なんてしていません。99%異常が和人との混血です。差別はあったと思いますが、侵略なんかしていません。弱者権力という言葉ご存じですか。

http://twitter.com/hiriumi/status/9178715322

hiriumi 2010-02-16 18:29:38

あーやべ、またツイッターしちゃった。ハマリ杉。寝る

http://twitter.com/hiriumi/status/9178722433

ここでhiriumi就寝。夜のy_arimタイム

y_arim 2010-02-16 21:14:51

茫漠としすぎてはいますがそれはいいとして、かなりその恩恵受けていますよねお互いに。 RT @hiriumi: @y_arim サヨクというのは人権、平等、自由、反戦平和を唄って気持ちよくなっているうす甘い戦後民主主義平和教育を受けてきたあなたのような人を言います。これが定義ね。

http://twitter.com/y_arim/status/9182464194

y_arim 2010-02-16 21:17:18

混血に至った経緯は如何?ちなみに侵略しても混血します。例:南米 RT @hiriumi: @y_arim あと、最後に日本人アイヌ居住地域を侵略なんてしていません。99%異常が和人との混血です。差別はあったと思いますが、侵略なんかしていません。弱者権力という言葉ご存じですか。

http://twitter.com/y_arim/status/9182530727

朝のhiriumiタイム。前日のy_arimによるpost(2010-02-16 18:11:11)への返答。

hiriumi 2010-02-17 01:30:45

起きた・・・おお、昨日の自分の発言に返事がついてる。サヨクはどうしても日本人アイヌを侵略したことにしたいらしい。嗚呼、どこまでMなんだ。wアイヌ真実http://bit.ly/a2qsui

http://twitter.com/hiriumi/status/9191463099

hiriumi 2010-02-17 01:37:34

うむ、人権、平等、反戦平和を唄うのはいいが、事実捏造してまで弱者権利を利用し、日本国海外犯罪国家だと宣伝している人たちに疑問を持つのです。どこまでM?w

http://twitter.com/hiriumi/status/9191726717

hiriumi 2010-02-17 02:07:46

「あなたはアメリカに住んでいてマイノリティなのにそんな考え方か」というご指摘がありました。それに対してお答えしたいと思います。

http://twitter.com/hiriumi/status/9192879748

hiriumi 2010-02-17 02:09:01

日本人は確かに第二次世界大戦中痛烈な差別にあいました。日本人というだけで収容キャンプに入れられ、それは酷い扱いを受けたそうです。

http://twitter.com/hiriumi/status/9192926251

hiriumi 2010-02-17 02:10:16

でも、日本人は歯を食いしばって畑を耕し、一生懸命働いて社会に溶け込み信頼を得ようとがんばってきたのです。

http://twitter.com/hiriumi/status/9192973796

hiriumi 2010-02-17 02:11:51

その結果今ではアメリカでもそして世界でももっとも信頼される人々として存在しているのです。

http://twitter.com/hiriumi/status/9193034355

hiriumi 2010-02-17 02:14:46

そして自分はその恩恵を享受しています。日本人だからということのみで給料が5000ドル上乗せされたことがありました。日本人のおじいさんやおばあさんが一生懸命築いてくれた日本人に対する信頼。それに感謝をせずにいられましょうか。

http://twitter.com/hiriumi/status/9193141669

2010-04-11

普天間基地移設問題で知っとくべき事実

http://anond.hatelabo.jp/20100410064212

個人的メモへの補足

アメリカ中国とは絶対に戦争をしない

朝鮮戦争の前半、アメリカは数に任せて押し寄せる膨大な中国軍に完全に敗北(その後、38度線まで押し戻すことに何とか成功)したトラウマから、全面的な対決は絶対に行わない。中国もそれは承知の上で、台湾が明確に中国から独立の意思を示していない今、あえて軍事占領するのは国際経済上の不利益が大きいと判断している。

アメリカ台湾戦略は、あくまでも牽制のレベルにとどまる。中国が本気で台湾を占領すべく軍事侵攻した場合アメリカ台湾を見捨てる。せいぜい台湾内の対中抵抗勢力に援助を行う程度にとどまる。

そんな中国にとって、台湾周辺の米軍基地は、目障りではあってもそれによって困ることはない。中国にとって最も困るのは、台湾軍事力の強化。そのためアメリカは、台湾への武器売却によって中国を牽制している。

中国で考えた場合アメリカ日本から離れたがっている。

中国核ミサイルは、日本全土を攻撃できる。沖縄日本ではその攻撃への対処が困難であり、そのためグアムへの移転が決まった。自民党政権下の日本がどうしてもというので日本にも一部を残すというのが今の状態。核ミサイル攻撃の被害を最小限にするために、現在は極力兵力を分散させたいと考えている。日本の「残ってくれ」という要請は、むしろアメリカの作戦の足を引っ張っている。

なお、グアムには8000人もの人口増大を受け入れる能力は、実は無い。インフラ面、特に水不足が深刻になる。一方、米軍施設が遊休化している隣のテニアン移転を歓迎している。

極東戦争が発生する可能性は、中国よりも北朝鮮の方が大きい。

いちいち説明するまでもないと思うけど、

  1. 経済立て直しのための昨年の150日闘争、その後の100日闘争で成果なし、デノミも失敗。
  2. 金正日からその子供への権力移譲の最中
  3. そのけっかとして政権不安定な状態。
  4. 核実験情報を収集する航空機日本に飛来している。
  5. 先日の韓国艦の沈没。

なんて状況が今まさに発生している。特に最後のは、北朝鮮の攻撃による可能性が高い。その場合北朝鮮政権軍部の一部のコントロールを失っている可能性がある。報復攻撃をすると全面的な戦争に発展するし、かといって何もしないわけにもいかない状況。身動きが取れないので韓国政府は原因究明の名目で時間を稼いでいる。

アメリカ辺野古案を最善と言うのは、自民党政権がそう言ったから。

自民党政権普天間基地を県外へ移転するという検討を一切行わず、アメリカに対して「全ての案を検討し、辺野古が最善」と説明してきた。

アメリカにとっては、「日本が最善というからそこに決めた。何でその話が変わるの?」という状態。

アメリカが「現行案(辺野古案)が最善と信じている」と言い続けているのは、日本政府官僚)の顔を立てているため。現政権が、「あれは自民党政権の嘘です。」ときちんと謝罪すればよいだけの話。

アメリカがやたら強硬なのは、日本が強く出なかったから。

日米安保条約では、日本が主張すれば条約の内容も、地位協定も変えることができる。

アメリカ日本民主党政権に変わったことでこの変更を持ち出すのではないかと恐れたが、鳩山は何も言わなかった。これでアメリカ強気に出れると判断、徹底的に日本側からの提案を拒絶し、困らせる方針を採用した。鳩山は困らせればご機嫌取りに走る。そうすればアメリカ基地以外の要求をいろいろ突きつけることができ、日本の政治コントロールできる。そして東アジアでの外交がやりやすくなる。

アメリカが実務者協議すら門前払いしているのは、彼らが「アメリカが要望だから」と責任転嫁してくるのを見越しているから。民主党を仕切っているのは元は自民党政治家。やり方は同じと見透かされている。その責任転嫁と強引な基地負担の押し付けの結果、辺野古の移設が住民の反対に遭い、暗礁に乗り上げている。

アメリカは同じ失敗を彼らは繰り返さない。門前払いは、日本の問題は日本でちゃんと責任を持て、というメッセージ

アメリカの本音は、佐世保に近い佐賀空港が一番(だった)。

実際に、アメリカ佐賀を「ベストポジション」と評価している。とはいえ、これも10年以上前の話。

佐賀場合、他の部隊との連携が取りやすい利点がある。

また、日本国内、どこに行っても北朝鮮核ミサイルの射程内だが、佐賀場合北朝鮮との間に韓国があり、北朝鮮にとってミサイルによる奇襲攻撃がやりにくい。発射後、韓国上空を飛ぶことから、韓国基地から迎撃しやすい。

普天間基地の移設を受け入れる沖縄県外の自治体は、ある。

筆頭が大阪府。とはいえ、作りすぎで赤字が増大している地方空港はおおむね、移転先の対象。滑走路長1500m以上あると更に有望。基地の受け入れは、赤字をあっさりと解消してくれる。

実弾射撃演習などは、既に静岡などが受け入れている実績がある。普天間だけ県外の自治体が受け入れない、という事態はありえない。

徳之島はじめ、奄美諸島での受け入れはありえない。

差別に基づく移転先の選定が反発を生むのは当たり前。

奄美諸島には沖縄以上に過酷な搾取歴史がある。琉球政府の支配下にあって、島津侵攻時に、琉球政府奄美を見捨てた。太平洋戦争日本沖縄が切り捨てたように。そして沖縄と同等以上の過酷な生活を強いられた。

更に言うと、基地の地代という不労所得によって潤う集団がいる沖縄と異なり、奄美諸島の住民は自らの力で生きてきた。その自信と力がある。そこに米軍基地押し付けようとしても失敗する。日本政府海兵隊の駐留が必要と考えているのなら、本州四国九州から選択しなければならない。

名護市が一旦は受入れを表明したのは、政府脅迫のため。

沖縄復帰後、日本政府はあらゆる手段を駆使して一貫して米軍基地沖縄押し付けてきた。

一例を挙げる。

現在基地土地貸借契約更新地主が拒否できない法制度になっているが、それ以前は、拒否することができた。日本政府更新に協力した地主に対して莫大な借地料を毎年支払う一方、反戦地主に対しては、土地代を次の更新までの一括支払いとすることで、「一括支払いによる利息分の差し引き」と、「一括支払いで得た所得に対する高額な所得税の賦課」という法の下の平等違反する方法で嫌がらせを行っていた。これは嫌がらせ氷山の一角

そして辺野古への移設の経緯。

名護市への普天間基地移設に関しては、公共事業基地の受入れをリンクさせ、受け入れに同意しなければ名護市への国の直轄する公共事業を無くすと脅迫した。

沖縄本島北部は山と基地が多く、計画的な町の発展が困難な環境にあり、公共事業への依存度も高い。

この恐喝に屈し、当時の名護市長岸本は基地の受入れを表明し辞職、その後、受け入れ派の島袋市長になった。

島袋は反対派と対立する姿勢を示しながら国からの公共事業の獲得を目指したが、当時の小泉政権はむしろ反対派の弾圧に血道を上げた。環境アセスを強行するために自衛艦をアセス海域に派遣し、反対派の排除を図ったのはその象徴。

自衛隊の銃口を住民に向けたことで、住民虐殺を行った旧日本軍と現自衛隊が同じであることを自ら証明してしまった。

また、小泉政権は受け入れ派を利する政策を怠ったため、「受け入れ表明から13年たっても経済は上向いていない。」と受け入れ派を失望させた。前回の名護市選挙の結果、受け入れに反対する稲嶺が当選する結果を招いた理由の一つはこれ。

現在もなお受け入れの姿勢を崩していないのは今年任期が切れ、知事選落選する(あるいは出馬すらできない)予定の仲井真県知事のみ。

基地移転には、犯罪被疑者の取調べの全面可視化地位協定の改正が必須

先日、政府アメリカとの密約の中に、米兵の逮捕権の放棄があることが明らかになった。当時の自民党政権政府官僚は、日本国民が米兵に轢き殺されようがレイプされようが構いません、とアメリカ約束したわけ。

地位協定の改正は日本のどこに米軍基地があろうと重要な問題。アメリカ地位協定の改正の条件として、日本警察の取調べの全面可視化を求めている。実際には弁護士の同席も要求しているが、落としどころは全面可視化

犯罪捜査における取調べの全面可視化を行い、地位協定の改正を提案すれば、それを拒否する理由はアメリカにはない。これを行うのは現政権責任

実は、普天間基地には戦略的にも戦術的にも存在の理由はない。

数年前から台湾海峡及び北朝鮮軍事情勢は変化しており、現在は、アメリカ軍事専門家普天間基地重要とは考えていない。

必要と主張しているのは日本の政治家であり、アメリカはそれに配慮しているだけ。

北朝鮮軍事力経済の疲弊と共に弱体化する一方だし、中国は逆に強くなりすぎ、アメリカが本気で戦争をできる相手ではなくなった。

経済的にも日本より中国の方が重要になってきている。

中国アメリカが仲良くなる、ということを信じられない人は多いかもしれないが、アメリカ利益のためなら独裁制国家とも仲良くする。そもそもイラクフセイン独裁政権を長く支持してきたのは、イランを弱体化させたいと考えたアメリカ。(フセインアメリカと仲が良いことに調子こいてクウェートに侵攻した。)

普天間基地固定化・県内移設は最悪の選択

沖縄地元紙以外では完全に無視されているが、沖縄県内の住民の反発は政府アメリカ想像をはるかに超える。というか、日本政府アメリカが甘く見すぎ。

固定化・県内移設を選んだとき、米軍の(少なくとも施設)は破壊の脅威に晒される。

沖縄の徹底した反戦教育のおかげで、人を標的にした破壊活動は、おそらく無い。無いと信じたい。

神奈川などでは米軍基地に対して手製の迫撃砲や、基地を狙う方向に向けられた砲身が発見されることがある。ところが沖縄ではそういう事件が滅多に起きなかった。

しかし、一度だけ、総領事のケビンメアが、喫茶店コーヒーをぶっ掛けられる事件があった。これはケビンメア石垣に米艦船で乗り付けた際、寄航反対の看板勝手に持ち去り、廃棄して「ゴミを捨てだだけだ」と言い放ったことがきっかけ。コーヒーをかけたのは本土出身者だったとのことだが、彼とて沖縄の住民であることには変わりはない。

石垣に米艦船の寄航を誘致したり、与那国に陸上自衛隊を誘致しようという一派が活発に活動しているように、沖縄意識も変わりつつある。相手が物であれば、コザ暴動のような事件がいつ起きても不思議はない。

嘉手納・普天間基地は、フェンス1,2枚で仕切られているだけで、緩衝域がほとんど無く、脆弱。その上、基地の外に居住し、家族がいる米兵も多い。車はYナンバーですぐに見分けが付く。敵意に囲まれたときに、これほど弱い基地は他にない。

しかもここ数ヶ月間、米兵の犯罪は頻発、傍若無人な訓練も多い。民主党裏切りと共に、反米感情は増大する一方。

現状、極東有事が発生したとき、嘉手納・普天間を拠点に軍事行動が十分取れるかどうか怪しい。具体例を書くと犯罪教唆になりかねないので控えるが、かなり簡単に運用が困難になる状況に陥る。ここに米軍基地を維持するのは、もはや不可能だと考えた方がいい。

参考資料

asin:447800319X

asin:4569774555

http://www.city.nago.okinawa.jp/DAT/LIB/WEB/1/20090408keii.pdf]

2010-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20100327013419

アンチ経団連

アンチ消費税 (一貫して消費税廃止を訴えている政党

アンチ金持ち(1922 年結成時から生粋アンチ金持ち。)

共産主義だから当然。

その代わり、どんだけ努力してたくさん稼いでも、まったく努力しない奴の稼ぎと同じになるけどな。

アンチ公明党創価学会(恐ろしいほどの犬猿の中、共産党公明党が死ぬほど嫌いな政党)

創共協定(公明党の横槍でつぶされた)というのがあったから、未来永劫同じ図式とは限らんがな。

アンチ部落解放同盟(大喧嘩して断交)

解同断交してることが、何かプラスなん?

どうでもええようなことのような。

アンチ公務員。(官庁の官僚警察に対してアンチ。役所とか福祉・防災は肯定)

共産党一党独裁になったら、今以上の警察官僚国家になるような。

アンチ北朝鮮(北による拉致国会で初めて追求した政党

なら、なんで拉致問題の調査をしていた兵本氏の査問なんかやったんだろうね。

「完全再現!北朝鮮拉致…25年目の真実 消えた大スクープの謎!! 」

なんてのが、あるけど。

アンチ中国(60年代中国から工作活動を受け、中国共産党と大喧嘩断交

それ以来中国からの内部工作に一番敏感に拒絶する政党中国共産党日本共産党だけには工作はもう不可能だと思っている)

・対中国とは、数十年間犬猿の仲だったためか、今もほとんど交流なし。訪中は数年に1度あるかないか。

(公明民主は毎月のように中国に党首、幹部自ら朝貢に行く、もう中国とズブズブ)

中国なしで日本経済成り立たんでしょ。

アンチ社会党(民主党は旧社会党員が多いので=アンチ民主に)

これはどうでもいいな。

どっちも、大した力がないことには変わりないし。

アンチ派遣会社(搾取会社は大嫌い)

派遣会社自体は、多様な働き方を認めるためにはあっていいんじゃないの?

問題は、正社員になりたい人が正社員になれないことなんだし。

これは、派遣会社を禁止したところで、解決するもんでもないだろ。

アンチサービス残業(国会派遣偽装請負サビ残問題で一番質問したのは共産党

(民主は質問回数多いのに労働問題については共産党の数分の一の回数<<本当はどうでもいいと思っているから)

質問しただけで何か変わるん?

現実労働基準局が動かんなら、ただの自慰でしかない。

北方領土返還問題を常に提起(4島だけでなく、”千島列島全体”の返還を要求している。自民党の言う北方領土は4島のみ)

ソ連時代からロシアと仲が悪いだけってことじゃないの。

竹島返還を当初から提起。(今では対話中心へとトーンダウンしているが、「竹島を武装再占領せよ」と言った唯一の政党)

少なくとも、「反戦平和」を掲げている今の共産党とは矛盾するよな。

あと、

 日韓両国は、九八年の新日漁業協定竹島の領有権問題の決着を事実上棚上げし、周辺海域を「暫定水域」とし、日韓の入りあい操業をおこなうことで合意しました。日本共産党は、この新協定を現実的な解決策として賛成しました。


竹島の帰属が問題になっているわけは?」(2002年7月17日(水)「しんぶん赤旗」)より

だそうだけど?

だいたい、今どき領土問題こじらせても、何の得になんのよ。

自衛隊は容認。(社民党自衛隊反対)

自衛隊は「軍隊」だと言ってるが。

自衛隊軍隊であると主張することは、即ち違憲であるということ。とても容認してないんじゃないの。

天皇制国民が同意の元なら党としても容認

容認してないけど?

今度の綱領は天皇制自衛隊を容認したの?

 いいえ、違います。「容認」って「よいとみとめて、ゆるすこと」(『広辞苑』第五版)ですよね。日本共産党は、天皇制自衛隊を「よい」ものだとは考えていないし、民主主義精神人間は平等という精神から、天皇制をなくす、「戦力はもたない」と定めた憲法九条違反する自衛隊もなくすという立場に立っているんです。

 天皇制について、綱領は、「一人の個人が世襲で『国民統合』の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではな」いと書いています。そのうえで、「国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制政治体制の実現をはかるべきだ」という方針をうちだしています。


2004年3月7日(日)「しんぶん赤旗」)より

共産党自ら、容認じゃないと言ってるが。

しかも、廃止を目指してるし。

人権擁護法案野党で唯一反対してる (「日本共産党は、人権擁護法案の再提出に反対します。」とOHPにアリ)

人権擁護法なり人権侵害救済法は、どう考えても必要だろうに。

レイシストヘイトスピーチは、もう放置できんところまで来てるしな。

もちろん、法名にふさわしいように、表現の自由の過度な制約にならないようにすることは当然だけど。

まぁ、過去の経緯から、共産党が慎重になるのは無理もないが。



ま、釣るならもっといい餌にしてくれよw

2010-03-20

http://anond.hatelabo.jp/20100320145054

沖縄反戦団体とか反基地団体が不気味なほどに大人しいのが怖い…。

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