はてなキーワード: 新興宗教とは
古くからの知り合いがセミナービジネスに手を出していて悲しい。
何でも屋さんみたいなのも継続してやってるみたいだけど、プロフィール見たらさ、
「継続して月収50万円!繁忙期は月収100万円を達成!」
とか書いてあるんだね。
まず、そもそも個人開業している人の月収って何よって話でさ、もしかして月商?
まぁ経費と税引いて月収換算でってことなのかもしれんけど、社保も厚生年金もなく一人でやってる零細企業の月収50万円って福利厚生含めたらサラリーマンの月収いくら換算なんだろう…
それを考えないで単純計算しても、繁忙期が2ヶ月あるとしても年収700万円ってことだよね。
何でも屋さん界隈では凄いのかもしれんけど、プロフィールを真に受けたとしてもこの程度の実績で何を人に教えられるのよ。
お前がまずビジネスセミナー受けて稼げるようになったら?と思う。
知り合いではあるけど他人なんだから放っとけやという話なんだけど、詐欺とかマルチとかで捕まることがないようにだけはしてほしい。
そうして数日が経った。
「技は覚えてきたか?」
「エンドウ、タマゴ、シラスもどきは出来るようになりました。あと、月歩と無重力も一応」
「まあ、よかろう」
ウサク流選挙術を会得した市長は、実践がてら子供の多い集会場でその成果を試すことになった。
子供の周りにいる大人たちには投票権があるし、将来的な話をすれば等しく有権者ともいえる。
つまりこの演説の目的は、チェーン店のお子様ランチと同じ理屈なのだろう。
「本当にこんな見せ掛けの方法で良い印象を与えられるでしょうか……」
「問題ない。投票する人間の半分は政治のことなんてロクに分かってないからな」
ウサク直伝の技を試すには持ってこいってわけだ。
「ほら市長、早く行ってこいよ。子供は子供だから大人しく待てないぞ」
俺は市長の背中を物理的に押して、半ば無理やりステージに立たせた。
「むむ……よしっ、それ!」
意を決した市長は、押された勢いのまま高く飛び上がる。
そして空中で宙返りをして捻りも加えつつ、マイクのある場所で着地を決めた。
「おおっ、すげえー!」
本場の体操選手とは比ぶべくもない完成度ではあったが、ガキ共の視線を集めるには十分な出来だ。
会場からは感嘆に近いどよめきが漂った。
『お集まりの皆さん、こんにちは。この度は耳よりな情報をお届けに参りました』
注目してもらったところで、次は耳を傾けてもらう。
『勉強嫌いな子も、給食は楽しみの一つでしょう。でも、その給食で嫌いなものや、美味しくないものが出てきたら嫌ですよね? 食べたくありません。そのせいで栄養が足りなくて、元気が出ないまま午後の授業を過ごしてしまう。皆さんにとっても、それを作った人にとっても嬉しいことではありません』
「確かにー!」
喋りは一定のテンポで、低く落ち着いた声でストレスなく耳に届きやすい。
そして子供に共感してもらえるようなテーマで話を進めつつ、単純な表現を使って自身の制作体制を説明していく。
『そこで好き嫌いをせず食べようと言うだけなら簡単です。或いは栄養のある食べ物なんだよ~なんて説明をしたり。でも、そんなことで食べられるようになるわけもありません』
「いえてるー!」
『皆が好きなものを食べても、栄養が足りていればいいんです!』
「そーだ、そーだ!」
市長の演説は陳腐だが分かりやすくはあり、徐々に子供たちの心を掴んでいく。
『私が市長ならば、皆さんの給食にカレーやハンバーグが週一でやってくるでしょう』
そして、ここで必殺の一撃、公約を炸裂させた。
「うおおー、いいぞー!」
俺は幕の陰から、その状況をヒき気味に眺めていた。
かなり懐疑的だったが、ここまでウサクの思惑にハマるものなのか。
「ウサク、お前将来は政治家にでもなるつもりか?」
「つまらん茶化しはよせ。宗教学者に『新興宗教でも始めるつもりか?』なんて質問はしないだろう」
なんだ、その例え。
「お疲れ様。手ごたえは感じられたようだな」
「ええ……少々、複雑な心境ですが」
「お前もお疲れ」
「うげえーっ、自分で言ってて吐きそうだったよ……」
そして俺は弟に労いの言葉をかける。
何を隠そう、先ほど客席からたびたび相槌を打っていたのは弟だ。
意見を先鋭させるため、盛り上げ役も用意していたんだ。
子供ウケを狙うのはアレだと思うが、実際その効果は明らかだった。
「よし、この調子で明日は票集めの主戦場、老人の溜まり場に行くぞ」
休みの日は何も用事をいれずに、布団に大の字になって呼吸だけに集中して寝る生活をしばらく続けろ。
そして、それを恥じるな。あなたは疲れてる。そして、極寒の地にいながらなぜ辛いのかわかっていないようなもの。
あと、色々余計なことを考え過ぎてる気もする。加えて、他人からどう思われたいかを意識している感じがする。
マインドフルネス周りの本を読んでみるのがいい。久賀谷亮「最高の休息法」とかな。
ただし、セミナーはあなたみたいな弱ってるやつを依存させる新興宗教みたいな奴が多いからいくべきではない。いくなら先に心療内科だ。
個人的には仏教の小池龍之介とか、草薙龍瞬とかも薦めたいが、仏教の名を借りて、弱ってるやつを依存させる団体はいっぱいある。なので、本だけで収めるべきだと思う。
よし、みんなこれだと悪いところしか出てこないので、俺がエホバ擁護するぞ。
エホバの証人は新興宗教の中でトップクラスのIT化が進んでる団体。
jw.org というドメインで公式サイトがあるが、とてもしっかりした作りなのが見て取れるはず。
多言語対応だけでなく、手話にも対応しているし、ブロードキャストとして動画配信もしている。そしてデザイン面においても、ブランディングが各地で揃っている。
昔の印象で「雑誌や本を配る」団体のような印象を持ちがちだけど、実は聖書や書籍などは全て電子化されてる。
信者の集まりなども基本的にはみんなタブレットを持ち寄ってそれを参照してやってる。信者向けにバルクでiPadを売るプログラムなんかもある。
また、例えば App Store で jw.org で検索するとわかるが、たくさんアプリが出てくる。
書籍などはもちろん、賛美歌なども全てアプリになってる。子供向けの教育アプリもある。
そもそも、基本的に信者からの任意の寄付だけで回している団体なので、物理的な書籍をなくすことで大幅にコストカットができるため、世界的に見てもだいぶ早い時期からIT化に踏み切った唯一といっていい団体なのだ。
総体としては「ツイフェミ」は「ネトウヨ」と対象、主義・主張は違えどもほぼ同じ使われ方をしている。
フェミニズムには詳しくはないので、同じ主義主張を持つものを重複している場合があるので注意されたい。
1.「ツイフェミ」とは広義にはツイッター上のフェミニストの略称(蔑称)、「ネトウヨ」と同様の略され方である。
2.「ツイフェミ」が何を指すかは「ネトウヨ」と同様、発話者によって幅がある。
・「女性の被害者性」「男性の加害者性」「非対称性」「権力勾配」「性的消費」を主張する者
・「ラディカルフェミニスト」、特にそのうちの「ドヴォーキン・マッキノン主義者」
・「表現規制を主張する者」
2-B.少数だが以下のような人を指す場合もある
・「男性差別はないと主張する者」
・「女性の権利を主張する者」「党派・系統を問わない、フェミニズム支持者」
・「トランスフォビア」
・「スピリチュアル」