はてなキーワード: カルビとは
カルビ丼ってどこで売ってるんだろう
カルビスープをつくればご飯にかけるだけでカルビクッパになるし片栗粉をといて炒飯にかければあんかけ炒飯になるし揚げ出し豆腐にかければ上等な簡易キムチ鍋、かための餡にしてインスタントラーメンにかければそれだけで店の味になる。常備スープとしてこれほど万能なものないよ。
作り方を書いておこう
カルビにチューブにんにくと砂糖、酒、しょうゆをかけて下味をつける。それをごま油多めで色がつくまで焼く。水を入れて中華スープの元を入れる。沸騰したらニンジン、きのこなどお好みの野菜を入れる。好みでオイスターソース、みりんを入れるといいよ。10分ほど煮てカルビが柔らかくなったら最後にニラを入れたら完成。
・通勤(行き)
・仕事(午前中)
所内の備品の確認作業。細かく言うと、各備品の担当者が備品の所在をチェックし、
私はそのチェック作業の確認書類の取りまとめを行った。備品の場所が変わったりした所は、台帳に変更を反映させたり。
・昼
・仕事(午後)
1時間くらい所の窓口対応。(窓口パートの人が昼休みを取っている間)
その後、契約書の作成作業。といっても一から作るのではなく、既存の契約書をコピペや手直しして作成した。
備品作業の続き。台帳を印刷して、紙の右シールを貼ったり、変更箇所が反映されているかチェックをしたり。
2時間程のサービス残業となった。まじ○ね。7時半くらいに帰途に着く。
・通勤(帰り)
スマホの電源が切れたので、寝てた。途中から乗ってきた大学生がうるさいが、大学生はそれでいい。
・夕飯など
駅から少し歩くと駄菓子屋があったので、フラッと入ってみたら懐かしさで胸が破裂した。
仕事の用事は別に大したことはなく、なんならメールで済ませられる内容だったが、旅行がてら来てみた。
前置きが長くなったが、私はその駄菓子屋で駄菓子を買い込み、宿泊先のホテルでハイボールを飲みながら今食べても美味しいか検証してみた。
また見あたらなかったものは後日近所、ネットで探して購入し食べた。
【今食べても美味しい駄菓子】
→非常に美味い。科学的に美味い。これは今も全然食べれる。かばやき太郎は30個入りを買ってしまった……。
→プラスチックの容器に入っている棒に刺さっているイカ。コレは他にもカツとかノシイカとか色々あって実に美味い。
→ハイボールのつまみに最適。10円という最強のコスパを誇る。
・BIGカツ
→久しぶりに食べたが、こんなに美味しかったとは。
→よっちゃんイカは一年に数回食べている。駄菓子のマスターピース(息子に教えてもらった言葉)。
→正直現時点でお菓子第一位。このサクサク感と塩味!ハイボールのお友達である。
→こんなに美味しかったっけ?
→これは子供の頃大嫌いだったけど、今食べたらもうただのおつまみ。味がケミカルなのは気にしない。
・すもも漬け
→これも子供の頃大嫌いだったけど、今食べると美味しい。
などなど美味しかったものばかりでキリが無いのでここらへんで。
久しぶりに平穏な一日だった。今日くらいはビールを飲んでもいいだろう。残り少ない缶ビール。
絶望ではない。恐怖だ。絶望とは未来永劫のことで、恐怖とは今現在のことだ。これを書きながら手が震えているのは酔っているせいではない。酔えない。
明日からどうなるかはわからない。できるだけのことはするつもりだが、何の保証もない。
これは万が一私が死んだときのための手記ではない。こうでもしていないと気持ちが落ち着かないから書いているだけのことだ。
この建物は包囲されている。投擲の音で目が覚めた。今日も生きていた。
この街で生きているのは私たちだけなのだろうか。それさえもわからない。
妻は落ち着いているどころか時々私を笑わせようとさえする。しかしそれが恐怖心の裏返しであることはわかっている。強い女性だ。
窓に衝撃が走る。トビウオだ。運良くガラスは割れていないが、ハマチが投擲されたらと思うと時間の問題だ。
今夜は危ない。ビールはとっておこう。
「無駄な抵抗はやめろ」いや、私たちは抵抗などしていない。「抵抗はやめて今すぐ出てこい、さもなくば」
カタパルトにマグロがセッティングされているのが見える。あんなものを放り込まれたらひとたまりもない。
コウジとよく遊んだのを思い出す。「肉食おうぜ」が奴の口癖で、私たちはよく焼肉屋に行った。妻とはそこで知り合った。
コウジは転勤で今この場所のこの事態を知る由もない。全てはあいつのせいなのに。
「何を考えているの?」妻が囁いた。コウジのことを考えていたとは言えなかった。
鯖人間が議会を牛耳ったのはたった1週間前のことだった。だからどうした、と私は思っていた。楽観だった。
その後、まず鯖の缶詰が街から消えた。だからどうした。練り物が姿を消した。そんなものに関心がなかった私はそれに気づかなかった。だからどうしたっていうんだ。
スーパーの鮮魚担当が次々と行方不明になっていると聞いて事件はリアリティに彩られた。鯖の缶詰は鯖だが、スーパーの店員は人間だからだ。
やがて街から人々は姿を消し、この家が殆ど最後の砦となったようだ。妻がいないことに気づいた。
「ごめんなさい。あなたのことを嫌いになったわけじゃないの。だけど、残していくことを許してほしい。
あなたはよく食べる人だったわね。カルビ1枚でご飯1杯食べてた。そんな人は初めてだったから、とても印象的だった。いつの間にかあなたのことばかり考えるようになっていたわ。
絵に描いたような幸せ。凡庸な私の人生が輝いていたのがはっきりとわかったので私はサングラスを買ったわ。あなたは君は太陽だよと言いながら日焼け止めを塗っていた。今考えると馬鹿みたい。でも、幸福って馬鹿みたいなものよね。馬鹿みたいに幸せだった。
でも、私はこの家を出ていく。カルビを焼きながら白米を頬張るあなたが好きだった。でも、私は鯖を食べたいの。さよなら」
運命ってのは本当にあるのだろうか。これが運命? だとしたらあまりにも理不尽だ。量子物理学は土下座をすべきじゃないのか。
激しさを増す。クジラが投擲されるのも時間の問題だ。この家はもうすぐ蹂躙される。引き裂かれる。
最後のビールを飲みながら考える。たった一人で死んでいく悲しみは、果たして悲しみと呼べるのか。誰一人悲しまない。自分ひとりだけの悲しみは水素よりも軽い。
私は死ぬだろう。トビウオが激しい。鯖人間のシュプレヒコールが止まない。妻は今ごろ鯖缶を貪り食っているのだろうか。コウジは残業か。
最後にこれだけは言っておきたい。この手記を読んだ者がいたなら、これだけは覚えておいてくれ。
明日、めふぇ
水・電気・ガスをどの程度使うと何円かかるのか、パン1枚がいくらで、マーガリンを塗ると何円かかるのか計算して生きているような子供だった。
なるべく金をかけないで生きていこうという意識が常にあった。
外食に行くと、私が食事することでいくらのお金がかかるのか、ダイレクトに突きつけられるので嫌だったのだが、一番嫌いだったのは焼肉だった。
あれは食べれば食べるほどにバカみたいな金がかかる。殊更嫌だったのは、家族が無遠慮に食べたいだけ食べることだ。
我が家の借金を作った張本人である父は、借金のことなどお構いなしに食べたいものを注文していく。小食なので、食べきれなかった分を私などの他の家族に押し付けてくる。それがたまらなく嫌だった。
一方私は、「一人前」以上の注文をすることはなんだか許されない気がして、カルビ1人前とライスを大盛で頼むのだ。(押し付けてくる分を考慮しておかなければならないということもある)
前回の近況報告から、ネットの情報を参考に「色と辛味を抜いた自作カレー粉」を調合し、それをガラムマサラとして使ってみたりした。
しかし、とうとう
「このレシピで本当に美味しくなるのか?」
という疑問を持つに至ってしまった。
そもそもこのレシピは、ガラムマサラやカレーパウダーの他にも、様々な調味料等を隠し味として使っている。
しかし…レシピの目玉であるガラムマサラの分量(4人分の鍋に小さじ2)以外、全て適量という、今思えば超上級者向け内容なのだ!
で、それを読んでるお前はどこの店でシェフやってるの?って話になるわけだ。
つまり、駆け出しの魔術師見習いが上級魔導師向けの本を読んで自爆している可能性を、ここに来てようやく考慮に入れ始めたと。
1年も延々作っていておせーよって感じ。
そこで、このレシピの具体的情報を探し回り、先日ようやく別ルートから、ごく普通のレシピ並に細かく分量が書かれた版を入手した。
レシピを読んでみて驚いた。
隠し味のうち、牛乳が大さじ1、その他の調味料が小さじ1と微妙な効かせ方に収まっているのに、デミグラスソースが大さじ2って、それもう隠し味じゃねーし。
確かにコクと旨味の強化には最高のソースだ。何しろプロがガチで作ったら一週間延々炊き込むんだから、味の濃さは半端ではない。
したがって入れれば入れるほど美味しくはなるのだが、反面この味が突出すると「ハヤシライス風カレーライス」みたくなってしまう。
そこで、カレーパウダーとガラムマサラ(各小さじ2)を乾煎りして加えることでカレーの香りも増強して「ハヤシ臭」を打ち消し、自然な形で旨味を取り込むと、そういうことだったのだ。
しかもカレーパウダーだけだと完全に欧州風カレーになってしまうので、ガラムマサラでインド系エスニック風味をブレンドし、ハイブリッド的オンリーワンを目指したと。
よく考え抜かれた、恐るべきレシピだ。
さて、そのようにして作られたカレーの味だが…普通のカレーでありながら、びっくりするほど大人のカレーだった。
単調でない旨味、程よいコク、爽やかな後味、余韻を引く辛み、それらが上品にまとまっているのは、まさに大人の風格。
なおカレールーは例の「リンゴとハチミツ」を押し出した、日本一売れていると言われ、ともすると子供向けとも揶揄される、まあ「よくあるカレー」の素である。
それを踏まえると、「子供向け」「よくある」感がどこにも残っていない、もはや換骨奪胎と言っていい仕上がりぶりには驚嘆するしかない。
この仕上がりに、ニンニクを炒めて香りを移した油や、バターでじっくり炒めた飴色タマネギ、インスタントコーヒー等が一役買っていることは容易に想像がつく。
即ち、ルーと野菜肉以外の材料がその力を総結集した結果だろう。
このレシピはそんな偉業を実現していたのだ。
ちなみにガラムマサラは、一番最初に使い、その辛さにひっくり返ったメーカーのものについて、唐辛子を抜き、黒胡椒の量を大幅に減らしたものを「辛みスパイス」ならぬ「香りスパイス」として売っていたのを使ってみた。
最初のは確かに辛かったが、香りそのものは結構好きだったから。
結果、とても上品な風味を活用できたので、今後はこれ指名で行く予定。
カレーパウダーはフェンネルとフェヌグリークが配合された「よくわかってる」メーカーの製品を採用。これまた大人っぽい仕上がりに大活躍である。
最後に、ビーフカレーのレシピということなので、肝心の牛肉の部位について。
カレーだと、中落ちロースもしくは中落ちカルビ、俗にゲタと呼ばれる、肋骨の間の肉が最高に美味しい事に気付いた。
骨が近いので、肉の味が超濃厚なのである。
とはいえオーストラリア産なので大して脂身のない代物を使っているが、些細なことだったり。
これをカベルネ・ソーヴィニヨンを使った赤ワインに一晩漬け込み、更に鍋で炒める前にコニャックを振りかけることで、口に入れるとほのかにブドウの風味を伴った旨味が踊り出して、なんとも愉快なひとときになる。
まあ中々売ってないので、その時はオーストラリア産のサーロインステーキをぶつ切りにして使うかも。