2018-06-03

子供のころから外食焼き肉が嫌いだ

子供のころから家に借金があることを言い聞かせられて育った。

水・電気・ガスをどの程度使うと何円かかるのか、パン1枚がいくらで、マーガリンを塗ると何円かかるのか計算して生きているような子供だった。

なるべく金をかけないで生きていこうという意識が常にあった。

そんな中、なぜか我が家はよく外食に行くのだった。

外食に行くと、私が食事することでいくらお金がかかるのか、ダイレクトに突きつけられるので嫌だったのだが、一番嫌いだったのは焼肉だった。

あれは食べれば食べるほどにバカみたいな金がかかる。殊更嫌だったのは、家族が無遠慮に食べたいだけ食べることだ。

我が家借金を作った張本人である父は、借金ことなどお構いなしに食べたいものを注文していく。小食なので、食べきれなかった分を私などの他の家族押し付けてくる。それがたまらなく嫌だった。

一方私は、「一人前」以上の注文をすることはなんだか許されない気がして、カルビ1人前とライスを大盛で頼むのだ。(押し付けてくる分を考慮しておかなければならないということもある)

いまだに焼肉で好きなだけ注文することができず、遠慮してしま自分がいる。

ここまで書いて気付いたが、焼き肉が嫌いなのではなく、父と金の消費が嫌いなのかもしれない。

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