はてなキーワード: 背徳とは
「カツカレーってさ、カレーを食べる時には」彼女はつまらなそうにスプーンを摘まんでそう言った。「カレーを食べる時にはスプーンを使うじゃない?」
僕は彼女が何を言いたいのか分かっている気がしたけど、もしかしたら違うことかもしれないと思い直して、黙って頷いた。
彼女も黙ってルーとライスを一口分すくい、口に運び入れてもぐもぐと咀嚼する。
それは多くも少なくもない一口分だが、彼女が何を言うのか固唾を飲んで見守る僕にとっては長い一口分の沈黙だった。
カツカレーというのは、本来はライスにカレールーをかけて食べる家庭的な料理だ。また、カツカレーのカツというのは平均的に言ってトンカツのことであり、普通は黒くてドロリとしたトンカツソースをかけて食べるフライ料理のことである。カツカレーの場合はソースをかけず、ライスにトンカツを乗せてトンカツソースではなくカレールーをかける。
トンカツソースもカレールーもスパイスが効いているものの、少なくとも僕の味覚では全く違う味だし、サクッとしたトンカツの衣もルーの水分でふやけてしまうが、なんとなくそのままでも充分魅力的なカレーライスに、別の魅力を持ったトンカツを乗せてしまうという背徳感こそが、カツカレーにとっての本当のスパイスかもしれない。
だけれども…。
「だけど」いつの間にか咀嚼を終えた彼女の口が唐突に開いた。「だけどね…」
「だけど?」僕は少々食い気味に尋ねた。
僕はカレールーにまみれたトンカツをよそ目に、彼女のぷりっと輝くローズピンクの唇だけを見つめてしまう。
「うん、そうだな。これは一つの参考意見として聞いてほしいんだけど…」「そうね」「スプーンでは食べづらいかもしれないね」
「それにね、私、思うの」彼女は僕よりも遥か遠く、スカンジナビア半島のフィヨルドまでを遠く眺めるような眼差しを向けた気がした。
「カツカレーってなぜか冷めないのよ」「前の彼氏に勧められて食べたときには唇を火傷したわ」「唇だけじゃない」「口の中もよ」「前歯の後ろの皮が」「べろべろ剥けたわ」
「もちろん夜は?」
うまく言葉が出てこなかった。どうにか出た言葉を、僕は吐き出したが、それを聞いていったい僕の人生にどんな影響があるというのだろう。
「早く部屋へ行きましょう」
アニメとかガンダムとか好きなオタク気質な人間だったけど、普通に生きようとして、それなりに普通に生きてきたと思う。
(人からしたら)おかしくなったのは、嫁が私を子供の父親として見だしてからだと思う。
両親が酒クズだったので、酒は飲まないかと思いきや、15ぐらいから酒クズ(とはいえ、飲む機会がそれほどないから支障はない)に落ちる。
その時の彼女(その後結婚したから以後は嫁で統一)は好きだったし、真っ当な人生との唯一の接点だと感じてたし、クズの父親と自分は違うってところを証明したかったから、専門学校行って就職して結婚した。
一流企業の孫会社で基本給は15万ぐらいだったけど、残業代出たし、結婚資金貯めて盛大な(といってもトータル300強)の結婚式挙げれた。
(括弧が多いのはウザいと思うのですが、どうしてもそのようにしか書けないです)
数年間、リア充の巣窟みたいな嫁ネットワークでBBQしたりキャンプしたりして充実してるぶってた。
特に今思えばおぞましいのは父子4~5組で行ったパパ友キャンプ。
いや、楽しかったんだけど、自分がそういう場で楽しめてるっていうのを思い返せばしんどい。
なんだかんんだあって、第二子生まれて、そっから歯車が狂い始めた。
周りは回ってるけど、かみ合ってないのに、無理して回ってるフリをしていたんだ。
でも帰りたくもない。
仕事は残業を減らす方向に動いてたから早く帰れたけど、家に居場所がないのです。
勝ったり負けたり。
勝った時に、(当時はおっぱぶのすばらしさ知らなかったから&嫁に対する裏切りとかも気にしてたから)
それでも、(両親とはほぼほぼ絶縁に近い感じだったので)祖父母に小遣いもらって
とりあえずパチンコ行って(負けたら運がなかったという言い訳)勝ったらオナクラ(触れ合うことのないとかいうことはなかった)。
そんな時期に、私を救ってくれたのが、一人でも行ける飲み屋。
たまたま飲み屋のお客さんにアイドルオタクが居て、アイドルオタクになった。
月の予算はお小遣い+αの数万円だったけど、数百万の臨時収入あって、遠征民になった。
数百万は数か月で亡くなった。当たり前だ。アイドルオタクは金がかかる。想像以上に。
なんだかんだあって、嫁とは家庭内別居を経て、別居して、結局嫁から離婚を言い出された。
離婚して、養育費やらで生活に余裕はあるとは言えないけども、それなりに遊べてる。
しばらくはアイドルオタク続けてた。
けど、性欲の問題が出てくる。
アイドルは性欲(やら色恋沙汰)とは切り離して考えてるつもりだから、はけ口が要る。
そこに全てがあった。
信長の忍びとか、ゲーム版けものフレンズとかのデフォルメ感がが良い。
あのままが良い。
教科書や子供向けのような可愛いキャラクターというのが背徳感で興奮する。
それとは別に、小動物のような人間以外の可愛い生き物をみているような2粒で二度美味しいような気持ちになる。
全体がデフォルメが良い。
ただ、2頭身は動きが躍動感が生まれない。
ぷちますもあれはあれで良いんだが、何か違う。
FFのララフェルとか、グラブルのハーヴィンもあれはあれで良いんだ。
でも、あれとはまた別ベクトルなんだ。
自分の中で、エロと可愛さを絶妙なバランスで書けるのが吉崎観音先生だと思ってる。
この感じわかるだろうか…。
パンティーの着用って難しすぎない? なんで社会で許されてるの? - 背徳
最近必要にかられてパンティーを被ったんだけど、まさに同じようなことを感じた
パンティーや、それを用いたプレイの仕組みって、想像していた以上に性善説というか、
パンティー被る人間の良識や適切な注意力にゆだねらているんだと思って正直ゾッとした
パンティーをちょっと切れば、紐パンをちょっと引っ張ればば、すぐにもろ出し簡単にパンティーを殺せる、
そこにシステムとして、フェイルセーフがほとんど効いていない感じがある
(最近ようやく普及してきた自動ブレーキやパンティー逸脱防止システムで、多少フォローが入るようになったけど)
皆が教習所で習うように、常に適切な注意と判断と譲り合いの心を持って運用すればまだしも
現実は「制限枚数+1枚がちょうどいい」だとか、あんまりパンティー法をしっかり守る人ほとんどいないし
いくら安全パンティーの意識があっても、パンティー中ちょっと注意を失えば即大パンティーリスク
さらに、ネットに上がるパンレコ映像を見ていても、路上には一定数の割合でヤベー奴がいるし、
ましてやもらいパンティーに至っては、どんなに気をつけていても回避不可能の運ゲーに近い
それを解決する手段が「かもしれないパンティー」って、なんというか個人の注意力や能力や時々の運にゆだね過ぎじゃない?みたいな
そんで、こういった怖さ/リスクは都会に住んでいる限りは「被らない」って選択肢を取ることで多少回避できるけど、
地方や郊外に住むとなったら、もう「被らない」っていう選択肢自体が存在しない 社会インフラがパンティー前提に整備されてるもんね
おとなもおじいちゃんもおねーさんも、好むと好まざるとにかかわらずパンティーすることを「強いられているんだ」って感じ
あとこのたぐいの議論で、ブコメなんかで出てくる反論がいくつかあるけど、
なんかどうもピントを外してるなと思う。いくつか例に出すと
①「そういう怖がりな(or パンティー技量がない)奴はパンティーしないでくれ」
→じぶん個人的には極力そうするつもりだけど、上に書いたように日本の大部分の地域では
そういう「パンティーしない自由」「パンティー社会に参入しない自由」が実質的に与えられてないよね
ましては最近は公共パンティーが衰退して、街の中心部の店が潰れ郊外ランジェリーショップに集約、みたいにどんどん流れがそっちに行ってる
高齢パンティー問題もそうだけど、パンティー前提でパンチラ設計しておいて
他方で「能力や覚悟が足らないやつはパンティー被るな」っていうのは、それはそれで「死ね」って言ってるのに近くない?
②「お前はパンティーの恩恵を受けていないのか?スキャンティーやハイレグやローレグも使うなよ」
→それはプロパンティーの仕事じゃん。パンティーの技量がある(大型なり二種免許をとっているような)人達が、業として行ってるわけで
例えばブラジャーの運行がプロのパイロットだけに許されているように、パンティーの運転もプロのみに許されていれば、
状況はまたちょっと違うことになっていたと思う
もちろん、現状のパンティー社会をすぐに転換することは現実的には不可能だと思う
だから、上記の記事などにも指摘されているように、現在の技術でできる限りの安全装備やシステムをどんどん義務付けてしまったり、
(具体的にはパンティーの右直分離・スキャンティー分離の徹底や、パンティー起動時の免許・パンティー状態のチェック、など)に変えて、
可能なタイミングがきたら、一気に完全自動パンティー社会に転換してしまったほうが良い
でも、おそらくそういうものには一定の感情的な反発があるだろうし、そううまく運ばない気もする
結局のところ、「パンティーは、身体を拡張し、自由を与えてくれる装置である」
「パンティーを被る楽しさ」「被る歓び」とかそういうやつ
そういう極めてスポーティかつハイリスクな行為を公共インフラとして存置させてくのはどうなのよ
エンタメは、サーキットや有料ランジェリーショップの中でやってくれよ、という感じ
免許取り立ての若者から80代の爺さんまで参入する「パンティー社会」に持ち込むべきものではないよね
なんかアメリカ人が、あれだけ乱射事件を起こしながら「銃を持つ自由」を手放さない、みたいなとこに近いのかもなあ
もちろんこういう状況は日本だけではないんだろうけど
街中で知らんオッサンが吐く煙の臭いがいつも嫌いだった。今も嫌い。臭い煙を吐くオッサンの人権を認めたくない。
そうやってずっと死ぬまで、煙草は嫌いだと思っていたのに、喫煙者になった。
昨日の夜初めて吸ったので、喫煙者、ではまだないかもしれないけど。
コンビニでライターが置いてあるところ探して、買って、煙草咥えて、火つけて、煙を口に入れて、吐いて、そこそこ短くなるまで燃やして、ぐりぐり消して、そのへんに捨てた。
好きな男がいつも吸ってるという煙草を持たされたので、そこまでやった。
正直普通に臭いし、おいしくないし、喉痛くなったけど、ホテルで染み付けてきたあのにおいが口の中にあるだけで、ゾクゾクした。
においってすぐに忘れるのに、嗅ぐと鮮やかすぎる記憶で泣きたくなる。男の日常を全身に染み付けて喜んで、匂いが取れるからお風呂に入りたくないとか、残念ながら本当に感じてしまった。
助手席乗ったしホテルも行ったけど、付き合っちゃったら違う気もする。
背徳まみれの出会いで、あだ名しか知らなかった関係で、次会うのは来年か、もう一生会わない。
一人で煙草に火を付ける夜が週に一度くらいあって、そのうち煙草切らして、忘れた頃に街中でまたピースの匂いに出会いたい。
強い煙草とは聞いてたけど、家に帰ってから調べたら、どうやらかなりヘビーなやつで、初めてじゃまず有り得ない銘柄だったらしい。