はてなキーワード: 疾走とは
声優ユニットというものに多くを期待しすぎじゃないのか? 比較対象に出ているようなラブライブ等のコンテンツ主導型のものとは盛り上げ方や続け方が根本的に違うだろう。
そもそも、声優が「中の人」としてじゃなく「生身の人間」として芸能活動していくものは何と言うか、どうしても出た所がピークで、細々と狭く小さいコミュニティになっていかざるを得ないんだよ。
俺自身は90年代半ばからゼロ年代初頭まで、ユニットではないが声優の飯塚雅弓さんを推していた(推すなんて言葉は当時なかったが)。ポケモンのカスミ役などでそのユニークな声質に魅了されたからだ。
中部圏から微弱な電波を捉えて文化放送などのラジオを聞いていたし、CDアルバムやシングルも5作分くらいは追っていた、ライブにも行ったりしたが、そもそも声優というものには旬がある。
大御所と呼ばれるような人になれば例外だが、普通はいずれ本職(と我々が思っていたはず)のアニメ声優のお仕事ではほとんど見られなくなって、それ以外の多様な活動でお見かけするようになる、そういう存在だ。
これは今も昔も変わらず、声優は声優だけで食い続けることが出来ないからこそ、個人やユニット活動を通して可能性を探りつつ、ファン(というか太客)の動線が途切れることがないよう維持するものなんだよ。
太客は周りがどう移り変わっても家族のように常連でい続けてくれるものだし、そうでない大半のファンは自身の生活の移り変わりを経るうちに自然と離れていくものだ。
最近は音楽主体の芸能活動をするにしてもアイドル的に売り出す人や、そもそも声優ではないがアニメ系アーティストとして名前を売る人などが出てきて、「アニメ系人材の出口戦略」も多様化しているが、本質的には変わらない。パトロンシステムのようなものだ。
とにかく「生身の人間」を追うからには、そういった小さく狭い路地に入り込んでいくことは避けられないわけで、そういうディープな路地に潜っていくことに楽しさを感じる人のためのものだ。
ハイウェイを疾走する周りの旬なコンテンツと見比べてキョロキョロしていたらどうしたって見劣りするし、本来比べるものでもない。付き合っていく胆力が相応に求められる部類の趣味だろう。
一方で俺自身も10年代半ばには、旬モノにハマったりもした。音ゲー好き繋がりでリリース初期のスクフェスに触れたことで、ラブライブ(μ's)にどっぷり浸かっていた時期もある。
ライブも行ったし、ファイナルライブもライブビューイングだが目の当たりにした。そこで分かったことがある。
ラブライブという作品は、「区切りをつける」ことをコンテンツ展開の一環として非常に意識していた。こういうことは作品主導型だからこそ出来るアプローチだろう。
アニメ側のキャラ達が作中で人気絶頂になっていくのと連動して、リアル側の同名ユニットもSSAに東京ドームとハコをどんどん広げ紅白にも出て、という奇跡的なリンクを起こした。
そしてアニメ側のキャラたちが作中でグループを「終わりにする」と宣言したのと同じように、リアル側も人気絶頂のうちに解散ライブをした。
アニメ作品自体は登場人物とキャストを変えてシリーズ化していき、μ'sは名実ともにレジェンド扱いになっている。
アイドルとしては一種の理想的形態である一方、商業的にはもったいない、後続シリーズに乗り換える気持ちがついていかない、というファンの声も当然あった。
ここで「アイドル」というものが如何に難儀かが浮き上がってくるだろう。アイドルである以上、成り上がって華々しい何かを残していく骨太さを求められる。
一方で従来の声優アーティストのような在り方には、個人の才能をどうにか花開かせて行き先を探していく、芸術家的な長い道のりがあるわけだ。
声優アイドルユニットというものは、この2つのベクトルの違う生き方を同時に求められるアクロバティックな立ち位置で、競争の中で誕生してしまった茨の道だと思う。
作品と結びついているのならば、例えばミルキィホームズのように、コンテンツの寿命に伴ってリアルグループも解散することができる。
ラブライブのように、シリーズ化という形で太く短い生命を打ち上げ花火のように散らしていくこともできる。
けれど「本人」として活動しているものはそのへんの扱いが難しい。その背後にあるものが作品のような一過性のコンテンツではなく、一人の人間の人生だから。
付き合う人間側が、本質的にはアイドルオタクで好きになったのがたまたま声優さんだったのか、
本質的にはアニメ・ゲームオタクで、作品性にあてられてあくまで演者としての声優さんを好きになったのか。
後者だった場合、声優さんがもはや声優ではなくなっても追うことができるのか、できないけど熱がある時期だけ追っていたいのかに自覚的になるべきだろう。
俺はやはり後者でアニメ・ゲーム体験への感動が主軸にある人間だから、個人に対しては敬意や愛着こそあれどあまり深入りすることはなくなった。
でも最近は、ましゅまいれっしゅ!のようにアニメの外側でもキャラの形で楽しませてくれるコンテンツがあったり、
それこそVtuberのようにキャラのガワで個性をエンタメ化してくれるモノがあったりして、個人とキャラの境界が曖昧になっているのは感じる。
いい時代であるとも言えるし、受け手の精神力が試される場面が増えているとも言える。
どんな形であれ、多様な道が存在するようになったのは基本的に良いことだろう。
いち消費者である俺に、その道の先にあるものの是非などを語る資格はないが、今の所は楽しみ方を見いだせているので、楽観視している。
原神の推しキャラであるあの子の声優さんが、演技が違うもののよーく聞くとDMMのあのウン十億かけたブラゲーで主役のあの子を演じていたことに今更気づいたり。
キャラの性格的にはそこまでツボではないけどなんか好きだなーと感じていた原因はこれかっていうね。
そしてまた別の流行ってないがめちゃくちゃ可愛らしいDMMのご飯系ブラゲにも出演されていて、絵師がおう氏のキュートな立ち絵で、振り回され系の可愛らしいボイスでどストライクな演技をされていることを発見したり。
名義が違うのであんまり大きな声で言えないが、界隈を掘っているとアイマス系などで耳に馴染んだ方々の声もちょくちょく聞こえてきて楽しい。誰かがDMM沼に引きずり込んでるのか?
また逆に、表では活動されてないっぽいんだが若手っぽいこっち系の有望な声優さんも僅かながら発掘できたり、同人音声で有名だった人がゲーム畑に降りてきてたり。
はたまた売れっ子声優さんがDLsiteで続々とアダルトではないASMRを発表してたりと、アニメ・ゲーム軸の声オタ(≠声優オタ)な自分からすると最近は楽しいことばかりだ。
感傷系:Max Richter - On the Nature of Daylight
穏やかながらずっしりとした悲しみをもたらす弦楽器の音色は敗北者が流す染み出すような涙のごとき射精を導いてくれる
壮大系:Hans Zimmer - No Time For Caution
どんどんと盛り上がる、焦燥感と疾走感をもたらすコード進行で悲しみの向こうへ連れて行ってくれる射精が得られる
更生系:Olafur Arnalds - So Far
無力感や苦しみに寄り添いながらも、いつまでも感傷オナニーをしていないで目の現実に立ち向かっていかなければいけないと思わせてくれる歌詞と音楽で
通学時、食パンを咥えたまま「遅刻、遅刻~」とか言いながら走ってきて交差点で運命の人とばったりんこ。
食パンより厚みがあって喋りにくいし呼吸もしにくく全力疾走するのに向いてない。
主食のご飯は咥えるものではないから絵としてわかりづらい。茶碗と箸も持たせよう。
縦笛のケースにはサンマを忍ばせて後ろ手にすっと取り出しサンマを咥える。
魚を咥えて走っていると、裸足で追いかけてくる陽気な何かに遭遇する。
陽気な何かは料理中だったのか包丁を持ったままそれを高くかざして鬼の形相で迫ってくる。
もはや陽気ではない。妖気さえ帯びている。
陽気だった何かは見る見るうちに巨大化して街を呑み込んでいく。
通学時は人通りも多い。
なぎ倒された家に巻き込まれて圧殺される生徒。
陽気だったかもしれない何かによって朝焼けが血に染まっていく。
「どうなってんの!?」
犬が、咥えたものを一瞬放して咥え直すように手を使わず器用にサンマを回しながらモグモグモグモグ。
このままでは追い付かれる!
足の回転速度を上げるとともにサンマを食べる速度も上がる。モグモグモグモグモグモグモグモグ。
逃げ切れるか!?
気付けばサンマは全部食べ終わって頭と骨だけになっていた。
それを見た妖鬼は忽然と足を止めその場に固まった。
数十人惨殺した返り血で顔は正に鬼そのものだったが生気がなかった。
サンマを取り戻せないとわかって諦めたのだった。
背を向け、しおしおと来た道を戻っていく。
あれ?俺は何を書いてるんだ?
「……えっ……確かに好きで平日午後の再放送毎回録画して見てるけど映画って……1900円払ってみんなが見に行くほどのドラマかな? まぁ私は観に行くけど……どうしよう私とごく稀なご年配以外ほとんど客入ってなかったら……」って思いながら初日に観に行くじゃん? すると劇場内にご年配の方々は勿論結構若めのお嬢さんもわりと多く見にいらしてるじゃん? 「えっ君たちどこに隠れてたの? 『科捜研の女見に行こうよ!』って陽キャのお嬢さん方が普通に友達と一緒に観に行くような時代なの今は……? なにそれ令和すごい……?」と思いながら観るじゃん?
観たら面白かったのでtwitterで検索しちゃうじゃん? すると「科捜研の女面白かった!」とか「科捜研の女観に行きたい!」とかナウでヤングのお嬢さん方が概ね好意的な反応をして下さってるじゃん? 特に観に行った人の中で悪い感想ほとんど見つからないじゃん?
なんだよみんなそんなに「科捜研の女」が好きならもっと早く教えてよ!!!! 私も大好きなのに!!!!!!!!!!!!!!
つまり何が言いたいかっていうとテレビシリーズが好きな人は上映最初の1秒から歯茎剥き出し必至で観て損ないと思うのでぜひ9/3から公開中の「映画 科捜研の女」を観に行ってってことですよ!!!!!!
疾走感抜群テンション爆上がりの例の曲(※科捜研のテーマ)をバックに超カッコいい鑑定シーンでお送りするいつもの科捜研、働き方改革を真っ向から破壊するストロングスタイルで物量鑑定をおみまいするいつもの科捜研、くっつきそうだがぜったいにくっつかない絶妙な相棒の関係性を楽しめるいつもの科捜研をいつも通り、だけどもいつもよりゴージャスに楽しめますよ!!!!!!!