はてなキーワード: 法体系とは
石破 茂 です。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
昨日、一都三県を対象とした緊急事態が再宣言され、昨日発表された東京の感染者も過去最多の2447人となりました。
感染者の増加は確かに重大事ではありますが、冬になって空気中の水分が減って飛沫が遠くまで飛びやすくなるのは当然のことですし、寒冷地では換気の機会も減少することも考えられます。PCR検査数の増加によって陽性者が増えるのもまた当然のことです。
かくなる上は、感染者数ばかりに注目することなく、限界ある国家資源や医療資源を、重症者と死亡者を減少させることに重点化して配分すべきなのではないでしょうか。
「どうすれば重症化・重篤化しないか、どうすれば死に至らないかが重要であり、対策も情報発信も、このことを重視すべき」と昨年の感染初期よりテレビなどでも何度か申し上げてきたのですが、なかなかそうはなりません。
医療関係者の献身的な努力によって、アビガン、レムデシベル、ヘパリン、デキサメトゾンなどの薬、人工呼吸器類(ネーザルハイフローやECMOなど)、普及率世界一のCTなど(この多くを今回初めて知りました)を用いた治療法も随分と進歩し、救命率もかなり上がっているはずなのですが、そのような報道もあまり聞くことがありません。漠然とした感染者数よりも、基礎疾患を持つ方や70代、80代、90代の高齢の方の罹患率、感染者数と死亡者数の正確な分析などの方が知りたいと思うのは私だけでしょうか。
日本人が欧米に比べて人口当たりの感染者数や死亡者数が極めて低いのも、同じ都道府県内でも市区町村によって状況が全く異なることにも必ず理由があるはずで、その科学的な分析が進められれば、もっと精緻な政策が打てるのではないでしょうか。
生活習慣の相違、国民皆保険制度の存在、極端な格差社会ではなく分厚い中間層が存在していることは決定的に重要な要素であり、この持続可能性を維持できるかが最大の課題です。
諸外国、特にスウェーデンの対応についても様々な論評がありますし、同政府のコメントも承知していますが、この国において「『寝たきり老人』(とても嫌いな語感です)が居ない」ということとも関連性がある宗教観や死生観の問題が、改めて問われているように思われてなりません。
日本特有の同調圧力とゼロリスク志向の強さも改めて感じています。「自粛警察」などという不可思議至極な活動は、今のところなりを潜めているようですが、戦争中の「パーマネントはやめませう」「ぜいたくは敵だ」「欲しがりません勝つまでは」などという「愛国的な」活動が想起されて、とても嫌な思いが致しました。ヘルスリテラシーの低さについても、自らを省みて、これもまた然りと思います。
日本においては大勢の世論(「空気」)に抗って異論を差し挟むことは忌み嫌われますが、政治は世論に迎合しすぎてポピュリズムに堕してはいけない、よく自重自戒せねばならないと思っております。
失業率が1%上がると自殺者が1,000人から2,000人増えると言われていますが、ここ数か月の自殺者の増加、特に女性の割合の増加はとても気がかりです。また、病院にあまり行きたくない、ということで、がんの定期健診の受診数も大幅に下がっています。
風邪やインフルエンザが「根絶」されることがないように、新型コロナウイルスも「根絶」される、ということはないでしょう。ただし治療法が広く共有され、重篤化を防ぐことができ、ワクチンが広く行きわたり、感染拡大が収束した時に、自殺者が激増し、がんによる死亡者が大幅に増えてしまったとすれば、それは「人類がコロナに打ち勝った」証とは言えないのだと思います。
政権は厳しい状況の中であらゆる方面からの批判に晒されながらも可能な限りの対応をしているのであり、我々は少しでも国民の支持と理解が得られるように努めなくてはなりません。
昨日のアメリカ議会へのトランプ支持者の乱入と死傷者発生の事態について、トランプ大統領に責任がないとはとても言えない状況でした。選挙結果について異議を唱えるだけならともかくも、支持者に対して議会への乱入を扇動するようなスピーチなどは、民主主義の実力行使による否定と紙一重であり、見たくもない光景でした。
トランプ大統領が就任した時、「言を左右して相手を困惑させ、自分にとって最も有利な取引を仕掛ける『サスペンスとディールの大統領』となるのではないか」と申し上げたと記憶していますが、まさにその通りの4年間であったと思います。大統領当選時の勢いをもって議会選挙を経た結果、共和党も明らかに変質を遂げました。昨年の大統領選挙でトランプ氏に投票した米国有権者は7380万人、この人々が更に先鋭化するのかも全く見通しは立ちません。
自由を建国の精神とするイデオロギー国家、国民の8割が神の存在を信じ、4割が毎週日曜に教会に通う宗教国家、アメリカ国民という意味での民族国家、こういったアメリカの本質はバイデン政権になっても変わることはありません。そうであれば、それぞれの自画像、理想像、基本的な価値観が対立する米中の軋轢は今後一層激しくなり、日本はより一層厳しい選択を迫られることになります。安全保障についての法体系も、装備も、運用も、アメリカ依存から脱却し根本から見直すべきだと思いますし、今までのような問題先送りでは国益を損じると考えます。
それでもなお、同盟国である米国が新政権によってその美点である復元力を発揮し、アメリカ民主主義の理想に立ち戻ることを心より期待しています。
年末年始、生来の怠惰さに加え、雑事に追われて勉強らしい勉強も出来なかったのですが、中川恵一准教授(東大附属病院)の「コロナとがん」(海竜社)、小林よしのり氏の「コロナ論」(扶桑社)、橋爪大三郎氏の「中国VSアメリカ」、同氏の大澤真幸氏との対談「アメリカ」(共に河出新書)、加藤陽子氏の「それでも日本人は『戦争』を選んだ」(新潮文庫)、は極めて示唆に富む大変に興味深いものでした。
合間に久々に再読した、没後50年となる三島由紀夫の短編・中編(新潮文庫)の文章の独特の華麗さにも魅了されたことでした。
週末の日本列島はまた寒波の襲来に見舞われそうです。皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。
○赤枝分科員 自由民主党、衆議院議員の赤枝恒雄でございます。
この発言の機会を与えていただきました関係者の皆様に、心からお礼を申し上げたいと思います。
実は、きょう私のお聞きしたいのは、刑法の百七十六条と百七十七条に出てきます、性の同意年齢というのは聞きなれたことがないんだと思うんですけれども、つまり、性行為のリスクを十分理解した上で性行為を私はするんだという権利、これが十三歳で日本では芽生える。
十三歳になると性の同意年齢が芽生えるということですから、実際、十三歳までの小学校のときに性のことが全てわかっていて、それで十四歳になったらもうしてもいいよということになるわけですけれども、これが、世界の常識からしたら、世界八十九カ国では、性の同意年齢は十六歳なんです。三歳も違うんですね。これは世界の常識で、八十九カ国がみんな十六歳になっているのに、日本だけ明治の時代に決まったものがそのまま残っていて、十三歳になっている。
(中略)
それで、肝心の、日本はどうして性の同意年齢が十三歳に置いておかれたんだろうという、ちょっとストーリーをお話しします。
これは、かつて検討された時期があったんですね。検討された時期が、昭和四十七年三月の法制審議会刑事法特別部会で検討されて、この十三歳を、改正刑法草案というところで、十四歳にしたらどうだという、この検討がなされたわけです。
しかも、今回、お国の例の審議会、審議会というか検討会、性犯罪の罰則に関する検討会、これは取りまとめが二十七年の八月に出ているんです。取りまとめに確かにそういう両論併記はされているけれども、結果はどうなったのかというと、これは何の法律にも反映されなかった。つまり、ほっとかれているわけです。
だから、ここのところ、やはり、私が指摘したところは、昭和四十七年にもちょっと指摘されているんですね。この審議会でも、十三歳のままではまずいという意見がかなり出てきている。それなのに皆さんは、誰が担当かわからないですけれども、行政の方も、これをほっておいたとは言いませんが、今後、どういうふうにこれを持っていく予定なのか、その辺の今後の取り扱い、ただ審議しただけなのか、どこかに何かもう一回特別部会をつくって審議をしてくれるのか、その辺のお考えをちょっとお聞かせください。
○林政府参考人 刑法の強姦罪につきまして、暴行または脅迫を用いることが構成要件とされていない年齢、今、性交同意年齢とかそのようなことで言われますけれども、この年齢の引き上げにつきまして、これまでの議論の経過及び今後の予定について申し上げます。
委員御指摘のとおり、昭和四十七年当時は、刑法を全面改正するという観点でこの部分が議論されたわけでございますが、近年に至りましては、法務省におきましても性犯罪の罰則に関する検討会というものがございました。それに引き続いて法制審議会の審議というのがあるわけでございますが、この性犯罪の罰則に関する検討会でも、やはりこの年齢の問題は議論をされたわけでございます。
この点について、その検討会では、十三歳以上であっても中学生等は保護が必要であるという理由から、この年齢を引き上げるべきであるという意見があった一方で、これに対しまして、引き上げに係る年齢の被害者について、本当に一律に性交についての同意能力がないと言えるのかどうか、あるいはないと擬制できるのかどうか疑問である、こういった意見、あるいは、仮に十五歳未満や十六歳未満に年齢を引き上げるとすれば、児童の性的な保護、安全というものを刑法の性犯罪の保護法益に導入することになるなどとして、これに対しての慎重な意見というものがありまして、いずれかの意見が大勢を占めるには至らなかったわけでございます。
その結果、法務省におきましては、その検討会を踏まえた上で、法制審議会に性犯罪に対処するための刑法一部改正についての諮問を行って答申を得ているわけでございますけれども、その中では、事前に行われました性犯罪の罰則に関する検討会で年齢の引き上げをすべきという意見が多数を占めることはなかったことから、法制審議会への諮問においてはこの点については諮問に至らず、法制審議会においては主な議論の対象とならなかったものでございます。
法務省といたしましては、今般、刑法の一部を改正する法律案ということで、性犯罪の罰則の見直しについての法案を国会に提出すべく準備中でございますが、御指摘の年齢の引き上げの問題、これについては、現在この法改正の中には含めておりませんし、現時点で、今後これを法改正に向けて議論するという予定は持っておりません。
○赤枝分科員 まことに残念なというか、意識が欠けている。これでお父さんをやっていられるのか、お子さんは女の子はいないのかというのを聞きたくなるぐらいの話で、実は、この三歳、三年上げるということの意味、大変なものがあるんです。十三歳で性の知識ができていなきゃいけないんですよ、法律上。十三歳でできていますか、皆さん、考えたって。十三歳で性の知識なんかついていないですよ。法律は書いてある。でも、それじゃいけない。
もう少したって、三年ぐらいたって、性の知識を身につけさせて、それから性行為に、結婚とかにいこうということで、諸外国はみんな十六歳になっているんですよ。十六歳の意味というのはすごく大きいんですよ、この三年間おくらせる意味は。何の性教育もできていないのに、そのまましてもいいんですか。性のリスクというのはあるでしょう。子宮外妊娠があったり、それから性感染症もある、不妊症になる、そんなこともあるじゃないですか。
そんな知識を身につけさせないままで、十三歳でやってもいいですよなんていうのは、無責任過ぎますよ。ここは絶対に変えてもらいたい。どうですか、もう一回お答えをお願いします。
○林政府参考人 委員御指摘の年齢の問題を刑法の問題として位置づけますと、やはり、刑法の現在の強姦罪等の保護法益というのは、人の性的自由また性的自己決定権と考えております。そうしますと、性の低年齢化が進行している現状に鑑みますと、性交等をすることのみによって強姦罪等が成立するものとされる被害者の年齢を引き上げるということにつきましては、むしろ、若年者の性的自由に対する過度の制約となり得る側面というものがあるということ。
また、我が国では、性的自由でありますとか性的自己決定権を保護する観点からは、必ずしも刑罰によって規制する必要がない性的行為でありましても、他方で、児童福祉の観点から、刑法とは別に、児童福祉法等によりまして、十八歳未満の者に対する性的な行為について、十八歳未満の者の同意があったとしても処罰する規定が置かれております。
このような我が国の法体系全体を見ますると、十八歳未満の者についても刑法以外のところでの保護が図られているとも言えるわけでございまして、こういった状況を考えますと、この点について、この問題を刑法の改正という形で行うことについての必要性は感じていないところでございます。
○赤枝分科員 これは、もう一回よく考えてほしいんです。
例えば、児童福祉法違反とかで刑がありますよと言われても、我々がやはり怖いのは、一般の我々パンピーにとってみたら、刑法なんですよ、刑法。刑法で入っている、刑法で百七十七条には書いてあるよと言うと、僕たち、何でこんなことを言っているかというと、今、女の子を守るために言っているんですよ、守るために。
女の子は、やはりイケメンの子に対して、嫌われたくないから、やらせてくれよと言ったら仕方ないと、断りができない。これは現実ですよ、本当に。だから、女の子が断りやすいように、これはだめだよ、私まだ十四歳だからできないんです、法律に書いてあるじゃない、刑法の百七十七条に書いてあるじゃないと言えるものが、女の子を守るんですよ、守ってくれるんですよ。
そういうものがないから、法律上は十三歳からしてもいいよということになっていれば、断れない。だから、僕は、断れる理由のために、女の子を守るために、ぜひ、十六歳以下はしちゃいけないんだという法律に変えてもらわなきゃいけない。
現実に今、低年齢化して、十代の中絶、これは十二歳でもありますよ、報告が。これは去年の東京産婦人科医会のあれですけれども、十三歳でも五人も、十四歳でも十人、十五歳の中絶も七十五人、十六歳が百六十八人、十七歳が二百八十九人、十八歳でも四百七十七、十九歳は八百八十四というふうに、十代の中絶はいっぱいあるんですよ。
それから、今、子供たちが遊びに行こうといって、最後に、ディズニーランドも最後までいて、遅くなって女の子が帰ろうと思うと、ちょっと待てよ、やらせてくれよという話になって、つまり、レイプという問題になるんです。
これは朝日新聞にも出ています。朝日新聞に、今の女子高生の二十人に一人がレイプされていると書いてある。どうですか、二十人に一人がレイプされている。その相手は、加害者のトップは恋人です。恋人、つまり、おつき合いしている人ですよ。男が悪い、もちろん。男にそういう知識がないから。受ける女の子も、法律でだめだよと言えるものがあれば断れるんだけれども、そういうものはない。結局、こういういろいろな事件になっていく。でも、二十人に一人はレイプされているといって新聞に書かれて、誰も驚かないというこの現実も、私は困ったものだと思うんですが。
とりあえず、本当に、この議論は皆さんで共有して高めていって、今の小中高生の健全な性の育成につなげていきたいというふうに思っています。
https://kokkai.ndl.go.jp/simple/detail?minId=119305268X00120170222
現代の社会・法体系においてサイコパスを効率的に排除することはできない。
ついカッとなった。殺すつもりはなかった。今は反省している。でも傷害致死で5年以上は食らうだろう。
うっかり警察の誘導に乗って、死んでもかまわなかった、とか口にしたら殺人で10年以上だ。
多少殴る蹴るをしていても、立派に育ってほしかった、愛の鞭だった、といえば警察的には無罪。
取り調べは形だけで、不起訴になるか、検事が頑張って起訴しても暴行傷害の執行猶予だろう。
つり合いが取れていない。
ただし、社会にチンピラが相当程度いれば生態系として調和がとれていた。
サイコパスは、一定確率で無神経にチンピラに絡んで激昂させ刺される。
サイコパスは、前科者のような脛に傷がある人間をいじめる衝動に勝てないのでやはり刺される。
チンピラは、死刑にならずとも、もう刑務所からはほとんど出てこない。
恋愛は双方の合意に基づくものだけど、児童の「合意」というものに完全な信頼を置くことはできない、というのが現在の法体系。児童は契約も結婚もできない。どんなに児童がプラトニックな「恋愛」だ、と主張したとしても、相手方の成人によって考え方を誘導されている可能性は否定できない。そのため、有効な双方の合意が成立せず、恋愛が成立しない。
増田のいうプラトニックな恋愛というのが、愛の言葉をささやいたりするのではなく、一緒にご飯を食べたりするだけで、客観的に見ても、子供が後で振り返ったときにみても、「ああ、あれは性的に搾取されていたんだな」って思われる可能性がゼロパーセントである行動しか取らないのなら、それはもうすでに児童性愛とは別の何かだ。知り合いの子供をかわいがるおじさんは差別対象ではない。
酒を飲んで運転した時点では被害者はいない。酒を飲んで運転しても事故を起こさない人は多い。酒を飲んで運転したら100%事故を起こすわけでもない。
ゆえに飲酒運転が違法なのはおかしい。運転中に酒を飲む自由を奪うなんて人権侵害だ。
……なんて言ってる奴がいたら頭がおかしいが、これを素で言うのがラブドール擁護派。
飲酒運転が違法なのは、飲んで運転している時点では被害者が発生していなくても、アルコールを摂取することによって事故を起こす確率が増加するからだ。そしてアルコールを飲む自由と事故で被害者が発生することを天秤にかけたとき、アルコールを飲む自由を制限することで事故被害者が減るという社会的な利益が得られるから、飲酒運転は違法なのだ。(社会的法益)
欧米のラブドールを含む児童ポルノ規制もこれと同様に、社会的法益を重視している。
実写の児童ポルノ作成には直接的な被害者が出るだけでなく、児童ポルノの市場が合法的に形成されてしまえば金になるという理由で実在児童が狙われてしまうし、またポルノによって犯罪者を煽り、児童の性犯罪被害を増加させる懸念もある。
児童ポルノが性犯罪被害被害を抑えるという科学的根拠はない。むしろ児童ポルノによって犯罪は増加するというのが専門家の見解だ。
https://www.google.co.jp/amp/s/toyokeizai.net/articles/amp/280465%3fpage=2
ラブドールでマスターベーションする権利と子供が性犯罪被害に遭うことを比較衡量すれば、当然優先して保護されるのは後者である。なのでラブドールは違法化してもよい。というかこの理論によって、欧米では実際違法だ。
日本の法体系はドイツ法を参考にしていて、そのドイツでもラブドールは違法なのだから、同じような法を施行することも問題ないだろう。
だから、ラブドールは被害者不在だから適法だとか、ラブドールによって被害者はむしろ減るみたいなことを言ってる奴は物を知らないアホだ。
先日もボウガンで家族を皆殺しにした事件があってボウガン規制論が出たが、ラブドールだって同じ理論で規制できるはず。ラブドール擁護派はお気持ち全開で権利がある権利があるしか言わないし、本当に頭が悪い。権利はあるけどそれ以上の社会的利益があるから制限されると言われて終了じゃん。
https://radsum.com/archives/14277
大竹まことがラジオの場でなんか話したらしいが、相手の人は性風俗が性的搾取の場である、と認識してるんだからあんな質問、政治的、思想的に答えたら終わるに決まってんだよ。どう答えたって終わる。私ならこういうと言った瞬間に「性的搾取の場があって継続してる事は受け入れてる」ことになるんだよ。
答えるにせよないにせよ、現実問題として性的搾取の問題はある。
望まないのにあの業界に落とし込まれる女性もいるかもしれない。そんな女性はどうにかして救う道筋(そもそも落ちない)を立てないといけない。
どうすりゃ良いか、性風俗は性的搾取の場、と言って攻撃し続けたい奴らには絶対わからない。解決されたらおまんまくいあげだからむしろあのままであってほしい。
解決策なんか簡単で、国による免許制と違反者には重い罰が待ってるようにすりゃ良いんだよ。売春とかそういうの合法な国でどう制度作ってるか見りゃ良いじゃん。すぐ海外と比べて日本は遅れてる!とか大騒ぎすんだから。
これだけで性的搾取される女性は相当へるかうまくいけばいなくなるし、やりたい女性はプロとして胸を張って職業にできる。
これについて法体系がなんとかとか言っていかにできないかをロジカルに述べたい輩が出てくるかもしれないけどさ、現実的にはこれだろ。国はここに向かってエネルギー費やせ。そういう候補者出てきたら全力で投票するわ
ソースはダイヤモンドプリンセス号で対応をしていた高山医師のFacebook
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2708129445907212&id=100001305489071
以下、書き起こし
さて、多くの方が心配されていること。それはクルーズ船から下船した人たちより、発症者が出る可能性はないか・・・地域での感染拡大の原因にならないか・・・ということのようでした。
結論から言って、ほとんどの方は感染していないでしょう。しかし、発症する方が出る可能性はあると思っています。国内で自宅に帰られたのは970人ですが、PCR検査の感度が100%ではなく、船内の感染対策も限界があったことを踏まえれば、発症者を想定しておくべきだと私は思います。
では、公共交通機関で自宅に返してよかったのでしょうか?ここを指摘される方が多かったですね。私は妥当だったと思います。
PCR検査にて陰性かつ症状もないことを確認した方々です。前述のように偽陰性の可能性はありますが、あったとしても極めてウイルス量の少ない無症状性病原体保有者です。
症状がない人であってもウイルス量が上昇しており、感染力を有する原因になっているとの指摘があります(Lirong Zou: N Engl J Med. 2020 Feb 19.)。
そのような人がPCR偽陰性となる可能性は低いでしょう。よって今回下船した方々が電車やバスといった一時的な空間共有をしたとしても、感染を広げるとは考えにくいです。
今後、発症してくる方がいるとすれば、それは自宅に戻られた後、数日してから発熱や呼吸器症状を認めてくることでしょう。ですから、なるべく自宅で過ごしていただき、症状があれば保健所に連絡するようお願いしています。
実はこれ、いま市中で確認されている新型コロナの患者さんの濃厚接触者と同じ対応なのですね。市中における濃厚接触者は自宅で過ごすことを認めているのに、クルーズ船の乗客には隔離を継続するというのは、矛盾していますし、人権にも関わると私は思います。
繰り返しますが、ほとんどの方は発症しません。ですから、乗客の皆さんも、迎え入れた地域の方々も、ことさらに恐れる必要はありません。14日間の船内隔離に協力いただき、PCR検査で陰性を確認している方々なのです。市中における濃厚接触者よりも、よほど厳格な条件をクリアした方々であることを理解してください。
だったら、市中における濃厚接触者も隔離しろ!という声が聞こえてきそうです。そう、完全な感染管理を求めるのであれば、それが一番だと私は思います。ただし、日本は憲法に基づいて施政が行われる民主国家です。隔離というのは人権の制限であり、濫用すべきではありません。だからこそ、国会で議論したうえで感染症法が定められ、それに基づき入院勧告が行われているのです。法を逸脱して運用することは憲法違反です。
しかるに、日本では、濃厚接触者を隔離する法体系にはなっていません。外出自粛を要請するのが限度です。今回のクルーズ船では、検疫法に基づいて「手続きが終了するまでは入国を認めない」という法理によって、事実上の隔離を行ってしまいました。ですから、「あれは人権侵害なのではないか!」という声の方こそ、むしろ私は丁寧な説明が求められていると感じています。
いわんや、下船させて検疫手続きが終了した方々について、さらに長期間の隔離を継続するなどできません。症状を確認いただきながら、外出自粛をお願いすることが法的な限界ですし、感染対策上もそれでよいと私は考えています。
以上、私見を述べさせていただきました。それぞれの専門家が立場を離れて、自由に見解を述べられる社会であって欲しいと思ってます。
はっきり言えば、岩田健太郎は、危機管理に油を撒いて炎上させた。
今回の件。
もうすでに船の中に感染は拡大している恐れ。
船員は防疫の専門家ではない。
という複雑な問題なんだよね。
だから、現場は、「ベストよりもベター」で動かざるを得なかったということは想像がつく。
そこにベストのみを主張し、命令系統を無視した理想主義者が出てくるとどうなるか。
そして、専門家ほど「なぜこんなことができないんだ」と怒り出す。
でも、できない理由は、単純にリソースが足りないからだったりする。
正論であることは間違いないゆえに、指揮系統が余計に混乱する。
感染症専門に限らず、医師が、「岩田医師の言ってることは正しいが、やり方が確実に間違っている。グレーな対応こそ、今回はせざるを得ないのに」というのはそういうことだ。
85%の対応しかできないこともあり得る。それがベターである、ということは危機管理の場合如実に起こる。しかし、そこに部外者がなぜ100%の対応をしないのだ、と言い出したら、無能だからではなく、15%ができない事情があったのだということだ。
これは、「あらゆる観光客をなぜすぐに入国禁止にしないのか?」というのも同様だ。ドラスティックに防疫のみを考えるならばそうしたほうがベストだが、日本の法体系は諸事情によりそれができない。しかし、「だから官僚は無能だ」とかいうのはベストを主張しているようで、全く無意味な行為になる。だから、ベターな、聞き取り調査、発熱の管理という方法を取った。できない事情があったということだ。
少なくとも「正しいことを言っているから、危機管理上あらゆる面で正しかったか」と言えばNOなのだ。
グレーゾーンでの対応を国民が糾弾するようになったら、まず最初に「人権」が犠牲になる。
そこが最大限ヤバイ。
あー…、今ちょっと手が空いたから…、考えながらポツポツ暇潰し兼ねて打ってるが…。
まぁ、分かる部分と「違うぞ」って教えてやらなきゃいけねー部分があんだよ。
……あのな? 悪い事したやつが法律で罰を受け終わったら全部なかった事にできるの? “みたいな”部分については、“分かる”から、“同意”はする。
それから、法で許されれば何でもいいの? “みたいな”部分は、“たぶん人として正しい”から、「そうだよなー、法律と善悪って重なってる部分は多いけど違うんだよなー、ニンゲンは法律だけじゃねーよなー」って“言っておいてやる。”
それから、はてなーがホントに現実に生きてるの? って部分なんだけど、これは“スゲー共感”するな。ww それが良いか悪いかは置いといてだが。
……んで、な?
女の子をイジメてムショにブチ込まれても刑期が終わって出てきたら無罪放免で一般ピーポーヅラして人生エンジョイが当たり前とか被害者的に絶対許せないしそんなヤツが周囲で生活してると思っただけで(略 馬鹿じゃないの? 死ねば? 何がリベラルなの? 理屈じゃそうかもしれないけど被害を受けた立場の身になってみなさいよ引きこもりじゃないの? って“イイ感じに吹け上がってるように見えるある意味でヘイト染みた感情論”についてなんだけどな…?
オマエさんが言いたいのが『過去の悪事は絶対に許さないニダ! 千年でも一万年でもこっちの気の済むまで賠償させるニダ!』“ではないとして”言うが――、
そんな後ろ向きにしか物事を考えられない可哀想なニンゲン達と同じように見られたくてこれを書いたのか…?
細かく突っ込むとオマエさんの主張には数多くの勘違いと早合点と穴がありまくりなんだが、ここの連中はもう議論もできないし返信もしなくなってきてるからやめとこう。
(はてな全体、とか、馬鹿、とか、リベラル、とか、法治と倫理、とか専門家でも定義できてないだろ?w)
じゃぁどこを教えてやらなきゃならねーかって言うと、最大の問題は「仮に犯罪者の人権をそうでないニンゲンと違うことにしたらどうなると思う?」って部分なんだよ。
法律が全てじゃないのには同意したが、それでも犯罪者ってのはいるワケで、そいつらは一生、死ぬまで、どれだけ善行を積んで尊敬される事をして人助けをしても過去は消えないんだよな? そしてそいつは認められないし、いつ同じ犯罪をするか分からないから――、
…ええと、どうすんだ? 性犯罪者タグつけてGPSで周知させりゃいいのか? ……どうするか何も書いてないけど。現実問題として。
アレだよな、法律が全てじゃないのは法で裁けない善行や悪行や小さな行為、それに情の部分や法の不備なんかがあるからだと思うが、例えばGPS付けたとして、犯罪歴のないクソロリコン野郎がそいつを使って犯罪者のいく先々でガキにイタズラしまくったらどうなると思う?
それからロリじゃなくて普通の?強姦魔みてーのにも同じ事が言えるしできるよな? 「あの人痴漢です!」って叫ぶだけで幾らでも社会復帰を阻止できるんで、それを更に逆手に取って「叫ばれたくなかったら私が先に買おうと思ってた一本148円の大根から離れなさい!」とか、「私今身体が疼くのよこっちに来て奉仕しなさい!」とか、「貴方の手記は犯罪を基にしているんだから今住んでいる場所をバラされたくなかったら印税の1割を寄付しなさい」とか、まぁなんか幾らでもできちゃうし、“倫理感のないやつは法律が許せばなんでもする”んだからそんなの防げないよな?
法治上、犯罪歴のある奴とないヤツは同じように扱えないんだろ?
これ、実は意外とムチャな話でもなくて、裁判で過去の犯罪歴ってのはタイテーが引き合いに出されるから実際問題でもそーいう部分ってあるワケ。
ヒトとしてそれが正しいかどうかは別としてな?
んで、オマエさんは女の子に対するいたずらにしか目が行ってないみたいだが、これってあらゆる犯罪に通じる話だし、もっと言えばあらゆる行為に繋がる話でもある。
実はとてもとても、すごーくすごーく深遠な、難しーい話なんだよ。
法に触れなければいいのかって部分では、ある特定の集団を匿名で馬鹿呼ばわりするのは許されるのか?
大勢の人の目に触れる部分で「わかった」と書きながら何も分かっていない人間のレッテル貼りは社会にどんな悪影響を及ぼすか?
碌に考えもしないで現行の法体系を無知蒙昧な知識で批判し、ヘイトと差別を振りまくのは犯罪に当たらないのか?
そういった間違いを指摘して貰っても感謝の言葉すらなく無言で元記事を削除するような極めて卑怯且つ言い逃げの、匿名文化ひいてはwebの無償の交流と社会性自体を破壊する悪辣な焚書的善意の蹂躙行為は一体誰がどうやって捌き、どのように受け止められたら良いのか?(今までに何度もあった。誰も真面目に話さなくなるのは当たり前だ)
仮にこれらが法で裁けるようになったとしたら、オマエさんの「はてなーはみんな馬鹿で似非リベラル」発言は未来永劫オマエさん個人に紐付けられ、オマエさんがwebで何を言おうとも「あの人は感情でよく考えもせずにモノを言って人の欠点をどこまでも追及しレッテルを貼って周囲を攻撃した上に決して許さない人」ってのが拡まっていくワケだが……、
そういう社会ってどう思う?
いや俺は別に遊び半分で書いてるから半分笑ってるし大して責める気もないんだけど(笑)。
…まぁなんだ? 日本には人を呪わば穴二つって言葉があるが、海外でもあるんだってよ。
Curses return upon the heads of those that curse.
故事ことわざ辞典ってので出てたんだが、出典は分からなかった。
悪事を咎めるのは尊い行為なの“かも”しれんが、恨みでいつの間にか自分自身が悪にならんようにな。
別に返信もいらねーし元記事を消してもいいよ。俺はもう大してwebの善意に期待してないから。
ただ、もうちょっと落ち着いてじっくり物を考える癖を付けな。
『天網恢恢疎にして漏らさず』という言葉は基本的に「一見ガバガバに見えるルールでも結局すげー厳しいし悪いことは出来ない」という意味で用いられるが、公務員の世界では逆である。「一見雁字搦めに見える状況であっても、小さな隙間をうまくたぐりあわせていけば無理は通せるし道理なんて雑魚」というシチュエーションの波を如何に泳ぎ切るかにかかっている。
必要なのは自分は正しいといいはる揺るがぬ虚勢、口裏を合わせること、権力により相手を尻ごませること、そして最後にその理屈に乗っかるのが一番無難であると思わせるだけの話術となる。
公務員の世界で用いられるルール(憲法、法律、訓令、通達とか)に書かれている実施要領はよくよく見るとやたらと『余裕を持った作り』が為されている。
これは複雑な法体系同士相互の絡み合いや、官民それぞの都合に合わせて『便宜』を図るための意図的な粗さである。
いうなれば線路が熱膨張に備えて少しだけ余裕を持って敷設されているようなだものだ。
この隙間を味方にできるか、敵に回すか、それが公務員の業務処理能力の半分、評価や『居心地のよさ』においては8割を占めるとすら言えるだろう。
単純に法律と前例に沿って仕事をするところまでは何だかんだ慣れれば出来る。
だが、法の持つ網目を使いこなしていくのには才能が必要になる。
ノリがよく、ポジションの確保が上手く、口先で戦えるタイプの人間ならそれは大得意なはずなのだがなあ。
何故苦労しているのかが分からない。
ちなみに公務員で一番苦労するのは、人に物を聞くのが下手(自分で調べられる範囲と他人に聞くしかないことの切り分けが下手)なタイプだ。
こういう連中は面接試験とか苦手だったりルーチンワクならできそうとかってことで公務員になりがちだけど、理屈や利益を越えた所で特に意味もなく形を変え続けるルーチンを完ぺきにこなさなきゃいけない仕事で質問下手は死ぬ以外の道がないから絶対辞めておけよ。