はてなキーワード: これだから男とは
大体痴漢について話すと「私もずっと被害にあってました!!厳罰求む!!!!」という被害者側の訴えと「冤罪が~~~」という男性側からのカウンターが一方的に押し付けあう形になってしまう。正直この押し付け合いには心底うんざりしている(そもそも両者の意見共に他者とのコミュニケーションを目的としていないのだが)。そこで違う視点、すなわち「痴漢という現象が理解されにくいのは何故か」という部分を性差の視点から考えてみたい。これは上の意見の押し付け合いが「実は性が違うことによる共感できなさ」が根底にあると個人的に感じているからだ。
とはいえ私自身、女という性を持ち、痴漢にも少なからず会ってきた(今でもたまに会う)。なので100%客観的に記述し考察することは不可能であるので意見等々は積極的に受け付ける。論理だてて物を書くのが苦手なので、思いついたことをそのままの順で書き連ねていく。また、ここでいう痴漢は「電車内でのもの」をひとまず指す。
そもそも痴漢という現象をご存じだろうか。ここまで読んだ人であれば「知らない」とは答えないだろう。しかし、この現象の理解度合いに「その人にとって痴漢が身近かどうか」はかなり大きく影響していそうだ。私を初め「ある程度混雑する公共交通機関を頻繁に使う」という経験がある女性の場合、少なくとも一度は「痴漢らしき行為」にあったことがある人が多いと思う。一方で男性の場合、たまに「自分も痴漢(痴女)に会った」という人がいるが、ごく少数であろう。多くの場合「知識としては知っている」という感じだと思う。たとえて言うならば、私は「コンビニでは万引きという犯罪が起こっている」ということは知識として知っているが、バイト経験もないし実際にやったこともないので「知識として知っている」状態に過ぎない。
そうなると痴漢に対する態度に性差が出るのは仕方がないような気がする。万引きを例に出すと私自身「万引きされた店の店長さん大変だなぁ」と思うが、コンビニの店長がそれに対して「絶対に許さない!!!!!厳罰にしろ!!!!!」などと言っていたら「いや、そこまでの犯罪ですかね・・・」とか「万引きよりこの店長が怖い」などと思いそうである。やはり「実際に被害にあっている者」と「知識として知っている者」の間にはかなり大きな壁があるように思う。痴漢に関してもSNSなどで検索してみると、痴漢経験のある男の人の多くが「痴漢に会う女性の気持ちや怖さが分かった」という感想を言っていたりする。
また、「実際にどういった痴漢行為が行われているのか」という部分の認識の違いも重要だと思う。多くの痴漢行為の場合、肉体的な意味では正直そこまで大きな被害を受けない(精神的な部分は後述)。例えば電車内でお尻を触られたり、なんとなく股間が押し付けられる、といった痴漢被害を受けるという部分に認識の差はないだろう。そうなると男性側が「いや、それで厳罰とか。。」と思うのは当然だし「それくらいちょっと振り払って抵抗すればいいじゃん」と言いたくなるのも自然だろう。しかし、女性の多くは「痴漢とはもっと酷い被害を受けるもの」という認識が根底にあるような気がする。自分の話で恐縮だが、私は下着の中に手を入れられ性器に指を入れられたり、精液を服に付けられたり、手を引っ張られ男性の股間を触らせられ射精された(もちろん服越しだが)ことがある。そして意外と、この手の酷い痴漢経験を持っている者は少なくない(念のため言っておくが、多くもない。頻繁にこんなことが電車内で起きているほど日本はヤバくない)。しかしそういう経験があると、軽微な痴漢(語弊があるが)よりもそうした深刻な方を基準に痴漢を捉えるようになるし、自身があっていなかったとしても「自分もそういう被害を受ける可能性がある」と考え感情的になるのも自然だと思う。しかし客観的に考えると、そうした酷い被害は頻繁に起きていない。そこに「リアル感を持つ者」と「知識として知っている者」で態度が異なる理由の大元があるような気がする。
性欲の性差も重要なテーマだと思っているので取り上げる。私は女性なのでそれこそ知識としてしか知らないのだが(そんなこと無いわ、という方がいたら突っ込んでほしい)男性は「たまたま触れてしまった異性」に興奮するようだ。一方女性の場合、そうしたことはあまりない。下世話な例で恐縮だが男性にとって「女性の胸や足が当たったら勃起する」が女性にとって「男性の筋肉や股間が当たっても濡れない」のである(たまに「イケメンなら良いんだろ」と言われるが、そんなことはない。いわゆるイケメンに痴漢されたこともあるが、いつも以上に怖かった記憶がある)。この辺は子孫の残し方に関する進化的な解釈が妥当だと個人的には思うが、この違いを受け入れられず「これだから男は」となる女性は結構多い。また男性側も上記のような「イケメンなら~」のように、どこか「男性的な性欲」を中心に女性の性欲を理解しようとしてしまいがちである(「上手い痴漢だと濡れるんだろ」などもそうだ)。両者は全く別物であるということを知っておくだけで、痴漢の話題に関するコミュニケーションは促進されると思う。
実はこのことを考えていたのがこの日記を書くきっかけとなった。数日前、とある増田が「痴漢を受けて辛いのは肉体的な被害ではなく「自分が弱者だと認識させられること」である」という旨の日記を書いていた。これはまさに言いえて妙だと思った。上にも書いたが、基本的な痴漢被害において肉体的な被害は軽微である。しかし精神的な被害は実は結構大きい。
これまた私の例で恐縮だが、少し細かめに痴漢とその後の思考に関する記述をしてみる。例えばお尻を触られ、すぐに振り払い、それで痴漢が終了した場合を考える。肉体的な被害はかなり少ない(数秒触られただけ)が、それでも数日は引きずる。その感触は消えないし「被害を受けた自分」についてぐるぐると考えてしまう。隙があったのかな、とか、次もまたあったらどうしよう、とか。なんとなくどんよりした気持ちが続くのだ。この程度の痴漢でこれなのだから、例えば「股間を押し付けられ続ける」という抵抗自体が難しい場合や「振り払ってもやめない」のような抵抗自体無意味な場合はもっと傷つくことになる。
こうした被害の連なりの中で徐々に「自分が無力なこと」を頭に叩き込まれていくのである。勿論多くの人の前で声を出すのが難しいということもあるが、私の場合「何をやっても私じゃ辞めさせられないから耐えよう」と思うようになってしまった。小さな経験によって人の思考はダメージを受けるものなのかもしれない。この辺の機微も「知識として知っている」者には理解が難しいと思うし、被害を受けた側としても一枚岩で「こういう考えになるんです!」と言えるようなものでもないので、どうしてもスルーされがちになってしまう部分だと思う。でもとても重要な問題である。
少し長くなってしまったし、書いて一時間ほど経ってしまったのでここでひとまず辞めておく。「なぜ男性側は冤罪について主張しがちなのか」と「なぜ女性側はことさら感情的に被害を訴えるのか」という一番書きたかった2つを書けなかったのが心残りだが、色々思い出して疲れてしまった。議論は大歓迎なのでぜひ。
「マウンティングばっかりしちゃって、これだから男社会ホモソーシャルはー」って、自分のことを棚に上げてバカにしまくっちゃってるわけでしょ?
それでいながらどうして「男になりたい」ってそんな無邪気に思えちゃうのか謎なんだよ
男女間の場合はここに「女のくせに」という男性同士では起こらない上下関係が更に一つ出来る訳だから
上下関係が出来てしまうのは競争社会である以上避けられない事だけど「女性である事が由来」の上下関係をフェミニズムは無くそうと活動してるんじゃないかな
男社会の荒波
もホモソーシャルや有害な男らしさとしてフェミニズムの批判の対象になっているし「男社会の荒波」を解体して男女共に生きやすい理想的でリベラルな環境の構築もフェミニストは目指しているように見える
一部の男性嫌悪を拗らせた人に見られる「男性を批判しながら男性のようになりたい」という願望も
多くの女性は「女性として生まれて良かった、男性に生まれなくて良かった」と思わず「もし叶うなら女性じゃなくて男性として生まれたかった」と思う事が人生の中で一度はあるらしい
さきほど、こうかも!と思いついたので書いてみます。
萌え絵、エロ絵に拒否反応を示すのは、そこに無意識下で自分を投影してしまうからだと思う。
絵=自分 という訳ではなく「自分も絵と同じようなことができてしまう存在である」と思えてしまうから。
例えば、アツギで炎上したスカートたくし上げ絵を見て、無意識のうちに同じように「見る?♡」と誰かをユウワクする自分を想像してしまい、その自分の姿に物凄い気持ち悪さを感じてしまうということ。つまり、嫌がる女性が嫌悪を感じているのは、絵ではなくて自分自身。
だから人によって反応が違う。自分自身の性行為を肯定的に捉えられるか、捉えられないかで変わってくるのかもしれない。ここに、美人不美人、処女非処女は関係ない。(これは女性同士の反応の差の話)
そしてそもそもエロ絵を嗜む男性は絵の中の女に無意識で自己投影することはないと思う。(意識的にはあるかもしれないけれど)(ソースはないです)
まとめると、「萌え絵エロ絵に不快感を示す女性は、無意識に絵と同じシチュエーションの自分を想像してしまうタイプで、なおかつ自分自身の性行為にも不快感をもってしまうタイプである。」
(①共感性が高く、②自己肯定感が低いとも言えるかも?)(嫌がらない人は①と②のどちらかまたは両方を満たさない)
(自己投影≠自意識過剰です。あくまで共感性。同じ境遇にある自分を想像してしまうだけ)
【*注意書き:こうだからといって男女どちらかが劣っていたり優れていたりするという話ではありません。】
【*注意書き:広告やら作品やらの是非を問う話でもありません。】
(ですので「これだから男または女は!」や「だからこの作品はふさわしいまたはふさわしくない!」という話はしないでね。)
おまけ
「自分の母親の性行為」に感じる気持ち悪さに近いかもしれません。これなら男性の中にも気持ち悪さを感じ取れる人が多いと思います。絶対見たくない!と思う人もいるし、苦笑いでオエッと思う人もいるし、何も感じないという人もいる(かもしれない)
だから、女性向けの広告を作りたいときは「自分の母親がそのポーズ、格好をしたらどう思うか」を考えてみると炎上しにくいものが出来るかもしれない。(しらんけど)
どうでしょうか。それは違うよ!や、それに賛成(追加)だ!が聞きたいです。
男性向け洗顔料のPRにBL腐男子漫画家が描いた際どいイラストが使われたらどう思うよ?
普通のイラストに交じって、口周りを白濁液で濡らして赤面した男の絵が流れてくる。男はありえないレベルでピッタリしたシャツを着ていて乳首が浮き出てる。
きっしょもう二度と買わねーと思うだろ。
そしたら腐女子はエロい目で見るからエロいんだ!表現の自由を侵害してる!と騒ぐ。えちえちだとか大量にリプしてた癖にな。
は?洗顔料はそんなフェ〇後みたいな付き方しないって反論しても、ヒゲ剃りのジェル代わりに使ったらこうなる!そんなことも分かんないのか、これだから男は(笑)とか言われる。
BL系のエロを描くこと自体は問題ない。TPOが問題なんだ。何で腐視点のエロを男性向けの日用品と結び付けた?pixivでやれよ
ほとんどの腐女子は男性向け洗顔料を使わない。女には脱脂力が強すぎるからだ。普段BLエロを楽しんでる男でもメーカーに幻滅するだろう。
「中の人や絵師が男だと思われて男が巻き込まれて迷惑しています」「批判があるなら女同志の争いであることを明確にしてやってくれ」と書いているのに、はてなブックマークの人たちが全然話を聞いてくれません。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20201103083818
この人は100点。
stairwell そう、この話題で男を仮想敵に据えるのは違うと思った。
ちゃんとそこを踏まえながら企画の批判をしている人も多くバズってたからいいとして、思考や感情の分析が雑な人は「これだから男は!」に帰着しててオイオイと
xsinon 私も性的な絵が好きな方の女史なので気持ち悪いと感じる女性が当たり前みたいに論じてるフェミ界隈が逆に気持ち悪かったりする。お気持ち発言は不毛だわ
この人は一応通じてるっぽい。「性別関係ない」じゃなくて、「ほとんど女性」だと言ってるのでもうちょい話聞いてほしいけど趣旨は伝わってると思う。
alkylester 逆説的だが、中の人の性別は企画の是非に無関係ということを分かってもらうためにも、アツギ担当者が女性だということは広まってほしい
この人はちょっと話通じてないよね。↓の発言にいいねを押してる人は日本語が不自由なのかな?
sacatorine 単純に企画がまずいので広報や絵師の性別は関係ないし男女論争でもない。客を蔑ろにする企画を作られて怒っている女性たちを外野がフェミだのババァだの揶揄して地獄絵図になっている
男女論争でもない、じゃあないんだよ。 今現状「女性社員がかわいそう。男社会の日本企業滅びろ」みたいに言ってる頭のおかしい人が山ほどいるんだよ勘弁してくれよ。関係ないっていうならまずその人たちを何とかしてから言ってくれ。
kohgethu この増田と同じ人だな(呆れ) https://anond.hatelabo.jp/20201103083818 /女性に対する性的欲情視線に寛容な女性がやらかしたことに乗っかって、悪ノリする男どもが一番悪いに決まってるだろ?他人事ぶってんじゃないよ。
それをいうのであれば勘違いしてぶったたいてる女どもに寛容なフェミニストに乗っかかってるミサンドリストが一番悪いに決まってるだろ?