はてなキーワード: ミスコンとは
今日、中央線の中吊りでJCミスコンの広告見かけてさ、某ライブ配信のアプリの宣伝なんだけど、これってこの令和の世の中でアリなのか?非実在どころじゃないだろ、実在してんだろ。調べるとJKミスコンもやってるっぽいが。
いやお気持ちだけどさ、JCって……このイベントで運営には何らかの収益が発生すんでしょ?明らかに女子中学生を(性とは言い切れないが、少なくとも容姿やそれに対する同性の羨望や異性の性欲や本人の承認欲求を)商品化してるよね。なんかスパチャとか投げ銭とかすんだろ?よく分からんけど。法的に問題ないのか?
仮に仕組み上は何ら問題ないとしても、お気持ち的にはこの広告自体はゾーニングして欲しいわ……あの、本人たちが好きでやってるなら好きに内輪でやってくれていいと思うけど、自分は男だけどマジであり得んと感じたわ……
宗教で男女の役割や暗に服装について言及がある宗教の影響が強い国や地域ならばともかく、
ジャップランドがいつから異性装に厳しい・役割に厳しい国になってノンバイナリーの人の安全が脅かされたのです?
マジで心の性(笑)とか宗教カルト、これを考えなしに導入出来るとかマジであたおか以外に表現しようがないんだね
つか、2023年にもなって男脳女脳とかの妄想・偏見は見たくないです。トランスレイシャル(transracial)の方がよっぽど根拠があります
白人・黒人のルーツがなくたって明日から白人・黒人になれる世界
あるいはアメリカ人のルーツがなくても明日からアメリカ人になれる世界
例えば、祖先に白人を持たない夫・妻ともに黒人のカップルにアルビノではない、金髪碧眼白い肌の子どもが生まれたりする
3 African couples gave birth to a white child
https://afroculture.net/3-african-couples-gave-birth-to-a-white-child/
そもそも宗教の人(男女の役割があり魂がある。神がたまたま外性器を作り間違えた)、
醜形恐怖症かつ異性装が好きな異性愛者・同性愛者以外はトランス肯定していません
外性器がどちらでもない場合は社会制度や本人の選んだジェンダーロールにお任せ
既存のジェンダーロールに縛られたくない人はノンバイナリーとして生きる
何も難しい話はしていないんだね
『トランスジェンダーの女子競技参加は"インチキ"』 発言したマルチナ・ナブラチロワが叩かれたのマジで可哀想だったわ
多くの人が当たり障りのないことを言っているのは、トランスナチおよび極端に考える力が弱い人の相手をするのが面倒なのと
文明人なら他人のアイディンティーを尊重する"フリ"をしないといけないから
でも、まさかそのせいであたおか上級国民がやりたい放題するとは思わなかったわ
まぁ思うべきだったんでしょうね、国公立の大学内でミスコン開催(当然参加者は整形したりする)を容認しているような
市民感覚からかけ離れたロクでもない連中なんで全体的に腐ってる
そういう次元の問題じゃあないんだね。ただひたすらに頭がおかしいとしか言えない
自認・自己決定で全てを決めるべきを押し通すなら、
トランスエイジ(本人の自認する年齢と実年齢が違う)もトランスレイシャル(本人の自認する人種・国籍と実際の国籍やルーツが異なる)を認める他ないよね
『個人のアイデンティティ形成は、個人の自己決定に基づいて形成されるべき』は支持するよ
建前とかじゃなくて本気でね
『今日から僕はおばあちゃんでーーーす』『17歳でーーーす』『アフリカ系アメリカ人でーーーーす』とか言われても社会は困っちゃうのよね
社会のロールで人を縛らない世の中にしていこうには賛同するけど、
戸籍法や厚生労働省履歴書様式例のテンプレートとの整合性はつけて欲しい
でもこれ国公立大学内でミスコンやってたりするの許容してるのと根っこは同じだと思う
この時代にあえて「男らしさ」「女らしさ」
ほんとジャップランドはなるべくしてこうなったって感じですわ
なんかニュースで、
心は女だから男の体のままでも戸籍を女にしろっていう裁判をしてるようだが。
体は男のままでも、日本国内の法律上は女になれば、それで満足なのか?
周囲から女扱いされたいだけなのか?
それじゃ、願望の強度がネカマと変わんねーよ!
性転換手術は金がかかるとか、手術の大変さとかで、リスクがあるらしいが、
当たり前だろ。
リスクがあるなんて、当たり前だろ。
なりたい自分になるためにリスクを背負うなんてことは、世界中の人間がやってることだろ!
心が女なら、体も女にしろ。
整形したり化粧するブスは、心は美人だから整形したり化粧して美人になるんだ。
筋トレする奴は、心はマッチョマンだから筋トレして理想のマッチョマンに近づくんだ。
心は金持ちと同じだって思う貧乏人は、節約したり金儲けして金持ちになるんだ。
心は天才だと思ってる人も、勉強したり成果を出してやっと天才と呼ばれている。
みんな頑張ってるんだ。
心の自分と、現実の自分の違いに、苦しんで、だからこそ努力して、リスクを背負って挑んで、あがいてるんだ。
それができないなら、心の自分を周囲に認めさせるのは、あきらめなきゃいけない。
ブスがブスのまま「整形はリスクがあるからヤダ!でも私の心は絶世の美女なんだ!ミスコンで優勝させろ!」と叫んで、
世の中が「そうか、ブスだけど心が絶世の美女なら、君は絶世の美女だな!」とミスコンで優勝させたら、おかしいだろ。
お前はそんなおかしいことを、性別にだけ認めろと言ってるんだ。
ぜんぶ大事で、心の中は不可侵で、だからこそ、現実を個人の心だけで歪めちゃ駄目なんだろ!
めちゃくちゃな裁判するな!
フェミニストがどれだけしつこく反出生を訴えるよりも、この写真一枚見せた方が非婚非産の推奨には効きそう
この写真と文章を見て、私は子供を埋めない決意をますます固めたもの。
https://twitter.com/nobutaro_mane/status/1707020158383071341
@nobutaro_mane
やっぱり最近遺伝子の格差広がり続けとるよな。一昔前の東大のミスコンのレベルが全く違う(この姫君はまさかのミスコンですらなく理科1類からの工学部
自由恋愛の帰結として頭良くて器量良しの男女が20代前半大量発生しとるよな
資本格差もそうではあるが遺伝子も複利が世代経るごとに効いてきそう
野間 円 Madoka Noma
@madokacoco
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東京大学大学院工学系研究科で修士号取得しました&男の子のママになりました!👶🏻🤍
学部から通い続けた大学を離れるのは淋しいですが、今後は気合い入れて人生やってこうと思います👊
このたび結婚するので覚え書き
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○ニート
○実家は田舎の本家だけどそこまでお金は無い、むしろ分家の親戚は大金持ちがいくつも
○サマーウォーズの縮小みたいな家
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理由はあっちが風俗に行ってそれだけならいいんだけど、病気を貰ったらしく私に移したので愛想尽きてバイバイ。
都内で働いてたけど仕事もセクハラ受けて嫌になって実家に帰った。
のんびり実家で家事手伝いしてて、よくしてもらってる親戚の家にお礼に料理持っていったり色々してたら見合いする運びになった。祖父母や親は一人娘に甘いのでニートしてても小遣いくれるようなおうち。むしろ結婚して東京にずっと暮らす方が嫌だったらしいのでニートでも家にいるほうがいいと口を揃えて言った。親族もみんな帰ってきてくれて嬉しいって言ってた。
ここでよく女は下方婚をしないって言うけど見合いになるとそれが顕著すぎて、私にお見合いを持ってくる人(数十件あった)はみんな挙って「会社経営や開業医等のお金持ちのお家」「最低でも子供の代までは一生働かないでいられる」「新築を立ててあげる」「同居はない」「真面目で優しい男の人」「ご両親も優しく絶対同居は無い」は必須事項だった。釣書を持ってくる人全員これを言ってた。
逆に私のことは「若くて綺麗な女性」「お料理がとても上手」「こちらでずっとおうちのある本家のお嬢さん。お墓も大きなおうち」というのが売りだった。
田舎のため部落でないかとかも重要事項なため一番最後はめちゃくちゃ効いたらしい。
本家だから婿取りって話は子供のときはあったんだけど、祖父母や両親は別に嫁に行きたければどうぞって感じで終わってた。いまは昔ほど田舎も家や苗字に拘りはない。
そんな感じで結婚することになったんだけどいざするとなれば親族みんな揃って「嫌になったらすぐに帰っておいで」「子供連れてでも嫌になったら電話一本で迎えに行く」って言ってる。
下方婚って恋愛結婚が前提だから生まれた価値観なんだなって思った。少なくともお見合いなら尚更弱者男性は肩身が狭い世界だと思う。
このたび結婚するので覚え書き
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○ニート
○実家は田舎の本家だけどそこまでお金は無い、むしろ分家の親戚は大金持ちがいくつも
○サマーウォーズの縮小みたいな家
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理由はあっちが風俗に行ってそれだけならいいんだけど、病気を貰ったらしく私に移したので愛想尽きてバイバイ。
都内で働いてたけど仕事もセクハラ受けて嫌になって実家に帰った。
のんびり実家で家事手伝いしてて、よくしてもらってる親戚の家にお礼に料理持っていったり色々してたら見合いする運びになった。祖父母や親は一人娘に甘いのでニートしてても小遣いくれるようなおうち。むしろ結婚して東京にずっと暮らす方が嫌だったらしいのでニートでも家にいるほうがいいと口を揃えて言った。親族もみんな帰ってきてくれて嬉しいって言ってた。
ここでよく女は下方婚をしないって言うけど見合いになるとそれが顕著すぎて、私にお見合いを持ってくる人(数十件あった)はみんな挙って「会社経営や開業医等のお金持ちのお家」「最低でも子供の代までは一生働かないでいられる」「新築を立ててあげる」「同居はない」「真面目で優しい男の人」「ご両親も優しく絶対同居は無い」は必須事項だった。釣書を持ってくる人全員これを言ってた。
逆に私のことは「若くて綺麗な女性」「お料理がとても上手」「こちらでずっとおうちのある本家のお嬢さん。お墓も大きなおうち」というのが売りだった。
田舎のため部落でないかとかも重要事項なため一番最後はめちゃくちゃ効いたらしい。
本家だから婿取りって話は子供のときはあったんだけど、祖父母や両親は別に嫁に行きたければどうぞって感じで終わってた。いまは昔ほど田舎も家や苗字に拘りはない。
そんな感じで結婚することになったんだけどいざするとなれば親族みんな揃って「嫌になったらすぐに帰っておいで」「子供連れてでも嫌になったら電話一本で迎えに行く」って言ってる。
下方婚って恋愛結婚が前提だから生まれた価値観なんだなって思った。少なくともお見合いなら尚更弱者男性は肩身が狭い世界だと思う。
全体的にパッとしない。いかにもな感じの人たち。
じゃあ話しかけられる私たちは魅力的なのかと言うとそんなこともなく。よくて二軍といったところである。
ではなぜ話しかけてくるのかと言うと、おそらく最初に話した時愛想良くしたのが悪かったんだと思う。
彼らはそれが気に入ってしまったようだ。
でもそんな彼らも目でおったり話題に上げたりするのは、ミスコンとかに出ている上位の女の子たちだ。
だが悲しいかな、
ある程度身体を許してしまえば、お前らより上位の男たちに相手をしてもらえるのである。
要は男女を5段階で分けるとしたら、1の男が1〜3の女を独占することができるのだ。
だから弱者男性が妥協してわきまえた上でお近づきになろうとする女も、自分よりずっといい男に慣れてしまっているパターンがある。
なので非モテ男性にはもっと妥協しないと彼女ができないのだ。それも本来はもうちょっとマシな女でも見合うのにそれは上位男の元にあるといった悲しい状況に耐えながらの恋愛。
まあそんな恋愛も若いうちだけ、ある程度の年齢になると穴モテすらしなくなったアルファオス使用済み中古女が君たちのもとにやってくる。
どうかそれまで虚しい状況に耐えて欲しい。
BBCワールドで放送されてブクマでも話題になった「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル」が、アマプラのBBCニュースチャンネルで4/18まで配信される。
アマプラでBBCワールド契約している人、またアマプラだけ契約しててBBCは契約してない人でも14日間の無料トライアル中なので無料で見られる。
https://twitter.com/BBCNewsPRJapan/status/1640017376837275650
このジャニー喜多川とジャニーズ事務所への告発ともいえる1時間弱の番組で、私にとって想像していた内容と違ったのは、ジャニー喜多川からの性加害を受けてきた人のインタビューが「かわいそうな被害者としての証言」ではないということだった。被害者の告発は多くの場合おぞましいものであることが多いので見る前にはネガティブに感じていたのだが、それを見るストレスはなかった。
番組でインタビューに答えた数人の彼ら(元ジャニーズJr.で性被害を受けた経験がある人)は、全員が、自分たちはジャニーさんに性的いたずらをされた、だがジャニー喜多川を憎んではいないしむしろ尊敬しているし好きだったと答える。そして彼らは「最後まで」はされていないと言う。自分は触られはしたが嫌がったら止めて謝られ、ジャニーさんは別の人を物色しに行ったというのが彼らのインタビューの共通点。
「最後まで」がどこまでのことかは答えがなく、記者が更に質問を重ねても笑顔と共にあいまいにされる。”手口”は誰もおおむね同じで、『合宿所』で、風呂に入っておいでと(ジャニー喜多川に)言われその後で(ジャニー喜多川に)体を触られる、寝ていたらジャニーさんが潜り込んで触りに来る、といったもの。インタビュー中に下の方に手が伸びるジェスチャーがあるので下半身(性器)への何かしらはあるのだろうとも推察はできる(番組内で明らかにはされない)。
被害の告発ではない被害体験を語られて、見ている私は告発とは異なる気持ち悪さを感じた。自分の身に置き換えると吐き気がするのにインタビューに答えている人たちは平気そうなのだ。中には(ジャニー喜多川から性被害を受けても)「それで売れるなら受け入れる」という人も出てくる。まるで「未成年への性加害の犠牲者」=被害者は存在しないみたいだ。
番組には「被害を訴える被害者」のインタビューは一つも出てこない。ジャニー喜多川の性加害についての記事を出してきた文春の記者へのインタビューはあり、彼らは何人もの被害者への取材を行ってきたことを明らかにしているし、そもそも、何せ文春がジャニーズ事務所に訴えられた裁判でジャニー喜多川本人が加害をうっかり認めてしまっている。
被害者は居るのだ。
この番組中にも触れられているが、そもそも日本では2017年(たった5年前だ)に法改正されるまでは男性への性加害を起訴することすらできなかったわけで、ジャニー喜多川から性被害を受けた人たちに被害自認がないのもしょうがないのだろう、ということもできるかもしれない。男→女の性加害、または女→男の性加害であれば「最後まで」が比較的明確で「セックス≒性器への挿入」だろうと思うのだが、男→男だと「最後」があいまいだ。
スキンシップやふざけあいの線上の少し逸脱した何かだと思えばいい。うまくやり過ごせればデビュー後にちょっとトークのネタになる武勇伝であり、ジャニーズ事務所的な世界観の中ではむしろ「ジャニーさんのお手付きのジュニアは売れる」という伝説ですらある。だが、「ジャニーさんのお手付きは売れる」は、少し見方を変えれば、「ジャニーさんのお手付きにならないと売れない」だし、もっと言えば「ジャニーさんのお手付きにならないとデビューさせない」でもありうる。
番組では記者が、「ジャニーさんに性的いたずらをされたけど僕は元気です」といった様子の彼らに、被害自認がないことに驚いている様子が映し出される。また、『被害自認のない被害者』の一人から、母親が、息子が生まれたら絶対ジャニーズに入れたいと思っていたと言うのでジャニーズに入った、母親も「そういうところ(ジャニーさんの性加害があるところ)」だと知っていたと思う、というインタビューも流れる。
更に渋谷のハチ公前で撮られた街頭インタビューの様子。「そういう話は知ってはいるが、だから何なんだ」というトーンのものが、選ばれ取り上げられている。街頭インタビューに答えた一人は自分はゲイであると前置きし、日本ではLGBTQへの理解がないから(ゲイのジャニー喜多川にとってアイドル事務所をやることは)大変だったんだろう、と言う。記者が、加害者の性的指向(ゲイかどうか)と、未成年に性加害を行うかは関係がないだろうと更に質問を重ねると「表立って追求するべきではない」という答えが返ってくる。また(ジャニー喜多川は)もう死んでしまったので(彼の未成年への性加害について)話したくない、という人も出てくる。街頭インタビューに答えた善良な市民にとっては、被害者も、そして加害者すら存在しないように見える。
そして記者の、ジャニーズ事務所への取材が断られる様子が映し出されていく。最後はジャニーズの本社ビルの「建物に入るな」「建物を映すな」と広報担当者や警備スタッフの要望がエスカレートしていく。
未成年への性加害の加害者はジャニー喜多川である。だが、加害者はもう死んでこの世にいない。でもまるで、加害者がまだ存在しているような気がしてくる。もちろん直接的な性加害はなくなっているだろうと思う、何しろ本人死んでいるので。でも番組の終盤には「加害の気配」が強く印象付けられていく。
「やられたけど、大したことない」という元Jr.たちの、市井の街行く人たちの、そしてジャニーズ事務所の、「だから何?」という態度という形をとった、加害の気配。
このドキュメンタリ番組で映し出されていく被害者と加害者は複層的で複雑に絡み合っている。
(A)被害者については、
(A1)わかりやすい被害者は存在しているがこの番組には出てこない。
(文春裁判同様被害者保護の観点か?本件で一部のジャニオタはインターネットの各所で酷い二次加害を行っている)
(A')被害自認がない人々(法的に言えば被害者だが、自らを被害者とは認識していない)。
(B)加害者については、
(B1)明快にわかりやすい加害者は「ジャニー喜多川」である。
(B2)ジャニーズ事務所という法人も、代表(というか弟や叔父だ)の性加害を何十年も放置していた協力的加害者である。
(B’)性加害ありきで成り立つスターシステムを「伝説」のように扱い、またはタブー視する人々は、間接的にせよ「加害的空間」を醸成する加害者ともいえる。
(B'')=(A')、被害自認のない被害者は、間接的に、そして不可抗力にせよ加害的な存在にもなっている。
ややこしいのはこの(B'')=被害自認のない被害者の存在である。「被害自認のない被害者」は、不可抗力ではあるが更なる被害者の拡大(自分はうまく躱せたが別のジュニアに被害が向かったなど)や、「加害的空間の醸成」に図らずも貢献してしまっている。被害者だが加害者。
このように被害、加害の関係が複雑なため、そしてジャニー喜多川本人がもう死んでるので、そして何よりも、大手メディアの大半がこの件を、逆らうとタレントを使わせない、そして独立しようとすると干すことでおなじみのジャニーズ事務所に忖度してか全く報道しないことで、また下火になってしまうのだろうなと残念に思う。
とても残念に思うので、やりようによっては無料で見られる今の時期に、興味がある人もない人も、番組を一度見てほしいと願う。
私の知り合いに、インビューライターがいる。彼女は色んな仕事をしているのだが、その中の一つとしてジャニーズ事務所のあるタレントのインタビューというのがあった。そのタレントは彼女以外からのインタビューを嫌い、できるだけ彼女をブッキングしてほしいと言われていたのだそうだ。
彼女と私は、そういう華やかな場所ではなく、極めて地味なところで一緒に10年以上仕事をしていたのだが、彼女は自分から「私はジャニーズの〇〇君の専属なのよ」などと言うことはなく、彼女を私に紹介してくれた人からそういう風に聞いていたのだ。
一方で、私はジャニーズタレントに全く自信がなく(顔と名前が一致しない)、私は彼女の仕事に満足していて、また彼女がポートフォリオにも入れていないので、最初に紹介された時の売り文句?を忘れていた。だが長く仕事をお願いしている中でだんだん個人的にも仲良くなり、そしてそのタレントが小さいある事件を起こしたときに、そういえば!と思いだしたので、野次馬根性がもたげてつい聞いてみたのだ。専属って本当?
専属ではないと彼女は言った。専属ではない、いろんな人がインタビューしていると思うわよ、と。
ある話題についての質問に上手に答えられない時があるのだという。そしてその話題をNGにもできない。彼らの歌や彼らが出演するドラマや映画の多くはそのテーマが主題になるので、プロモーション時には避けて通れない。それが彼女がインタビューする場合には何とかなるのだという。彼女自身は、何を気に入られたのかは分からないけど長い付き合いだし気楽に話してくれるのかも、と笑っていたが、(間接的に加害空間を醸成してしまっていたであろう)私は、ジャニー喜多川にまつわる「噂」に関係があるのかな…と思ったのだ。だが「あの噂と関係あるのかな」とは尋ねられなかった。
私が、自分は間接的に加害空間を醸成している人間である、と思ったのはその時で、それまで以上に、TV番組にたまに出てくる彼らの「ジャニーさんの話」を聞くたびにとても不安な、困った気持ちになる。
こういう気持ちはファンの人や、それ以外の一般の人は思ったりしないのだろうか…。
踊りと作法を覚えられてちやほやされることにあこがれて舞妓(誤字りました。←舞子)になって、15で酒席で酌をしたり性行為をさせられるという話や、ミスコンに出たらスポンサーの偉い人にセクハラされるとか、そういう話と通底する何かが、この社会にはずっとある。少しでも、出来るだけ世の中から減っていくといいな…。