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はてなキーワード: 舞姫とは

2019-05-24

舞姫」の主人公バンカラアフリカ人ボコボコにする最高の小説世界明治存在したので20万字くらいかけて紹介する本 isbn:9784760150076

新聞の一面下の広告でコトリコ名前を見るとは

2018-11-12

anond:20181112154756

舞姫」なんか出世のためにヤリ捨てだしね。しかも一説によれば実体ベースだったり。

2018-10-05

anond:20181004041738

モンテッソーリ教育本で18歳から24歳は安定期と言ってたけど、嘘だね

0-6歳、12-18歳は敏感期なので気をつけて育てて、6-12、18-24は安定期なのでそこまで気にせんでいいよとあったけれど、個人的経験で言えば18-24結構脆弱だったな。「試みの地平線」で北方謙三が死にたくなったら本を読めと書いていて、とにかく本を読みまくってたね。重松清の「舞姫通信」とか、柳美里の「自殺」とか読んだことある。今はやりの「君たちはどう生きるか」もそのときに読んだ。

それが増田に当てはまるかわからないけれど、つらいなーと思ったらとにかく本を読んで欲しい。どんな本でもいい。

100冊読んで、それでもつらかったらまた増田にきな。

2018-02-14

主人公ヒロイン出会い

ラピュタ 空から降ってくる

とある魔術の禁書目録 ベランダに干されてるところを発見

Re:ゼロ 異世界召喚され、チンピラに絡まれてる所に遭遇

GJ部 いきなり袋に詰められて誘拐され、袋から出たら目の前に

りゅうおうのおしごと 家に帰ると正座してた。

追加

ロミオとジュリエット 舞踏会でお互い一目惚れ

舞姫 下宿に帰る途中で泣いているエリス出会った

2017-10-29

travel note

9/25-9/29、夏季休暇を取得し、憧れの国ドイツ旅行してきました。

前夜。

トランジットのため成田から北京国際空港へ。海外で初めて口にした食べ物ピザハットピザ政治的事情から各SNSにはアクセスできず、乗り継ぎまで人生の貴重な8時間出国せず空港内で過ごしました。

中国国際航空を利用しました。何故か機内モードでも電子端末は一切電源を消すよう命じられたため、退屈な機内でした。本を読んでは眠くなるため機内ではほぼ寝てました。また機内食はお粗末なもので、一緒に出されるパンフルーツの方がずっと美味しく感じました。

9/25

フランクフルト国際空港着💢やはりメルケル氏が当選していました。

新秋のドイツは気温10~15度と寒いので、空港から降りてきた薄着の漢民族は凍えていたようです。

ドイツ鉄道が発行している「ジャーマンレイルパス」を事前に購入していたので、ヴァリデーションを済ませフランクフルトからベルリンへ移動。しかしながら自由席指定席もほぼ満席状態で、後から乗った私は車内で立ち往生してしまうことに。ベルリンまでの移動時間はおよそ4時間半。全日一等席に乗れる権利を有していたのに惨めな旅だと思っていたら検札に来ていた乗務員が空いている自由席を見つけてくれ、さらに隣に座っていたウルリッヒミューエ似のおっさんスーツケースを上の棚に入れるのを手伝ってくれました。この時感謝気持ちを述べた言葉ドイツに来て初めて使用したドイツ語でした。

ベルリン

インターシティホテルベルリンにチェック。このホテルは2日間滞在していた。一人で予約しているのに何故か掛け布団が二つあったのが気に障りましたが快適に過ごせました。いかんせん成田搭乗から今まで風呂に入る機会が無かったので、ガラス張りのシャワー室でシャワーを浴びる。

行ったところ。

ブランデンブルク門。言うまでもなく、ベルリンの壁象徴する建造物。これを見るためにドイツに来たと言っても過言ではないくらい見たかったもの。なお、この日から8日後に東西統一27周年を迎えました。東西融合を祝して、記念に橋を架けました。興味深かったのが、門周辺はイギリスフランス等各国の大使館がひしめき合っていて、門の直ぐわきにアメリカ大使館では警備員が厳めしく立っていたました。そして、『舞姫』で豊太郎が闊歩したウンター・デン・リンデン通り沿いを100m程歩くと今度はロシア大使館が見えてくるのですが、アメリカ大使館の2倍の敷地で厳重な警備と邸宅さながらの荘厳さがありました。当時ソ連東ベルリン統治する上で、東側諸国リーダーたる威信を発揮しようとしていたかがうかがえますね。

次。DDR Museumという旧東ドイツ博物館。じっくりねっとり展示品を舐め回すように見ながら1時間半くらい経ったところで閉館のアナウンスが。まだ全部見終わってないんですが。

アレクサンダー広場ベルリンテレビ塔、に行く前に広場周辺でカリーヴルストを夕食。正直ケチャップは苦手なのですが、これはケチャップと合いますねぇ!!!!これだけでお腹一杯になってしまいました。

テレビ塔。夜景を期待してわざわざ22時に入場したのですが、ちょっと想像と違っていましたね。

2日目。朝から特急に乗ってチェコに行こうとしたのですが寝過ごしました。ただ、片道の移動時間がこれまた5時間も掛かるので仮に朝一の列車に乗っても、宿泊の都合上、日帰りで帰るとなるとろくに滞在できず一日を列車で過ごしかねないスケジュールでもあったので、正直フイにして後悔はしませんでした。

テレビを点けたらチャンピオンズリーグバイエルンアンデルレヒト試合が中継されていました。2-0でバイエルンが快勝していて流石FCバイエルンでした。

昼。電車に乗ってシュタージ博物館へ。これも東ドイツ関係。『善き人のためのソナタ』にも出てきた建物写真ネクタイは、よく見ると小さな穴が開いていて、この穴を通してカメラ反体制派の行動を盗撮していたというのですから恐ろしい。

夕方オーバーバウム橋からシュプレー川沿いの「イースト・サイド・ギャラリー」を見学。これも東ドイツ時代遺産写真男性二人(ブレジネフとホーネッカー)が交わしているアツいキスは決して男色を表しているのではなく、共産圏における挨拶の一つだという…。その後はポツダムに移動しサンスーシ宮殿見学するつもりでいましたが、気付いたら閉園時間が近付いていたため断念。片道1時間電車を引き返すことに。

夜。ポツダムプラッツレストランで夕食。ベルリンピルスナーを堪能。ドイツビールは飲めるけど、日本ビールは何であんな苦くて不味いんでしょうか。クネーデルズッペ。ブイヨンベースに牛レバーの肉団子というシンプルスープ料理なのですが、これが非常に美味しかったです。スープ料理で初めて感激しました。最後ベルリン名物アイスバイン塩漬け豚肉を茹でたもので美味しかったのですが、ボリュームに屈し食べきれずギブアップ。すいませんでした。

帰路。連邦議事堂。丁度議会選挙の直後だったのか館内見学の予約が取れず外から見学

ホテル内。ビールを飲みながらテレビドルトムントレアルマドリード試合を観戦。やはりピルスナーは飲みやすい!それでいて1.03ユーロ(約137円)という驚きの安さ。なお試合は3-1でレアルドルトムントボコボコにしてました。

3日目。6時にチェックアウトを済ませ、西方シュトゥットガルトへ。メルセデス・ベンツミュージアム見学しに。ルイス・ハミルトンは好きじゃないですが、メルセデス・ベンツは好きです。前からSLS AMGやAMG GTのロングノーズのボディが気に入らなかったのですが、300SL等歴代の車種を見ていくにつれてこのノーズが力強さが感じられるようになり好きになりました。あと、AMG GTって写真で見るより意外と車体が小さかったです。

博物館を後にし、ケルンへ移動。2時間程移動してケルンホテルマテルヌスハウスチェックイン。受付は愛想が良く好感を持てましたが、部屋がツインダブルベットで虚しさがこみ上げてきました。加えて、もともとコンベンションホールホテルにした作りなのか、浴室の作りが人工的でこれまたムードダウン。

ケルン大聖堂。二つのアーチがそびえるゴシック様式ローマ・カトリック教会ブランデンブルク門と並んで見たかったものその2。駅からライン川を渡った先が撮影ポイントで、道行く外国人スリの恐怖に怯えながら100枚くらい写真を撮っていました。

夕食。『地球の歩き方』にも掲載されている有名店なレストラン。ここではケルシュという地ビールを堪能。フルーティーな味わいで飲みやすいけど、水だと揶揄されてもいいくらい苦味が薄く刺激が弱い。でもボクは好き。

4日目。最終日。朝食はフルーツポンチばかり食べてました。ゆっくりしてからチェックアウトを済まし、フランクフルトへ。

フランクフルト証券取引所。入口前に雄牛と熊の銅像ブルベア。DAXは8月以降ずっとブルってやがる!館内ツアーガイドドイツ語で何を言ってるかさっぱり判らなかったです。取引所を後にし、しばらくフランクフルト金融街を闊歩してからフランクフルト国際空港へ。ドイツ旅行はこれにて終わり。

魔の5日目。トランジット北京行の便がまさかの遅延で予定の日本行の便に乗れず。後にトランジットカウンターに行って出発便を振り替えればよいとわかったのですが、何せ初めての事態でかなりアプセット。何とか便を振り替えてもらいましたが、中国人の話す英語が判らず聞き取るのにかなり苦労しました。

19時頃羽田空港着。成田じゃなくてよかったです。ここでクイズ東京に着いて一番最初に食べたものは?そうですね、ラーメンですね。

初めて一人で行く海外旅行でしたが、正直旅行というより社会科見学に近いものでした。博物館で2時間も3時間も過ごすのでもし人と一緒に来ていたらうんざりするでしょうし、この点は一人でよかったです。完全に自分時間が流れていました。

しかしながら、やはりトラブルがある時はやはり一人で対処しないといけないですし、当然コミュニケーション外国語なので言葉がわからないと辛いものがありますね。幸い身振り手振り肉体言語でも伝わるのでこの点は何とかなることはありますが。意外にも滞在期間中一切日本語を喋らなかったのが精神的に辛かったです。

また行きたいですね。今度はルフトハンザ航空の直行便ファーストクラスで。

2017-10-24

anond:20171023190844

なんだかよく分からないが鴎外の舞姫けが思い浮かんだ。

海外文芸でも娼館での色恋や体験記めいたものは幾らでもあるはずなんだが、高尚とか俗って誰が決めてるんだろうなぁ…。

2017-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20170606005748

これが若さかっ!とクワトロ大尉のように吹っ飛んでいく感じだな。

20歳前後くらいって、悩んでいる人は普通に居て、増田もそういう人の一人だと思う。

自由は何でもできるけれど、不自由だしね。

自分場合20歳の頃に舞姫通信を読んでから晩年を生きることにしたよ。

林原めぐみのThirtyと違って、後ろに道がしっかりとできている実感はないけれど

2017-03-16

後半から急にシリアスになるアニメって2000年台半ばあたりで粗製乱造されてた気がする(具体例なし)

舞姫が思い浮かぶけどあれは前半から伏線張りまくってたし

2017-02-14

舞姫女子高生感想

自分女子校時代記憶だと

「豊太郎はクソ」は満場一致だけど

エリスも豊太郎に頼りっきりでウザい女じゃね?」「男に振られたか発狂とか弱すぎ」

売春する他の女見下してるけど男に頼って食ってるのも大して変わらねーじゃん」ってのも割と多かった記憶

(今考えれば作品時代背景とか当時の女性の置かれた背景とか色々あるだろと思うが、そこはまあ高校生の戯言だし)

実際のエリス(のモデルになった女性)の顛末も副教材として使われていた資料集に載っていたため皆が知る所となり

「つまり鴎外の妄想話なのか、男の妄想ウゼー」という結論になっていた記憶

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1080698

2017-01-20

http://d.hatena.ne.jp/higasibata/20170118

これ読んでて面白かったんだけど、悠木碧が演技派だと思っている悠木碧推しの一人としては

匿名しか書けない内容を含むので増田コメント

あ、典型的悠木碧推しであるかどうかは一切保証しないので、みなこうだとは思わないでね。

声質声優か声色声優かという点では、前者だというのは完全同意

でも幼女戦記とワルブレについては好きな演技だ。合ってないとも思わない。

そもそも、合ってる合ってないは好みの問題から見解が異なるのは当たり前とも言える。

参考までにわたしが好きな最近の碧ちゃんの演技を挙げておくと、ユリ熊嵐百合園蜜子、

僕だけがいない街の雛月加代、聲の形西宮結絃、アンジュ・ヴィエルジュのレミエル、

クオリディア・コードの天河舞姫田中くんのいつもけだるげの莉乃、幼女戦記のターニャ・デグレチャフなどだ。

いい加減にしておかないと全作品挙げかねないので柄にもなく厳選した。

わたしが思うに、彼女は声質タイプなんだけど、自分の声を端から端まで使うことに躊躇がない。

それがはっきり出ているのが弱酸性ミリオンアーサー48話

http://www.nicovideo.jp/watch/1484102729

モーガンの演技で

同作では少ししか出番がなく、もう一つの出番38話でも奇声しか出していないので

普段モーガンてどんな声なのか聴いててまったく判らず、でも面白い

碧ちゃんの演技はめっちゃ特徴あるので、ここ数年わからないと思ったことが殆どないが、

聲の形の結絃の声は判別時間がかかった。事前にキャスティングを知ってたにも関わらず。

彼女イベントとかで演技論を少し語ってくれることがあるんだけど、その内容から

明らかにカメレオン声優立ち位置は目指していないことが判る。

でも先述のように、どんな声を使うことにも躊躇がないので、結果的表現に幅ができ、

現場で適切な声を適切な解像度選択することができれば、演出家の求める音を出すことが

出来る、ということなんだろう。

演技力については本人がどう思っているかはよく判らないが、わたしが聞いた範囲では

本人はネガティブ評価しか言っていなかった気がする。でもそれもだいぶ前の話だし

自己評価を基本口にしないので今どう思っているかわからん

演技プランがどれも同じ、というのは4年くらい前には感じたことあるな。

それはある種の運動神経みたいなもので、現場の状況に合わせて素早く声でリアクションする

ことを優先した結果、それがOKテイクになったのかなと思っていた。

収録を短時間で終わらせることを考えると、早くフィックスすることは必要だろう。

今は出番の数も違い、主役か脇かというと後者のほうが多いので、そうすると似たような

タイプの役にキャスティングされることが増えてきた。

結果として別々の演技プランに沿ってやっていることが、かえってよく判るようになった。

君の名は。名取紗耶香の演技については、もっと海監督を評価してやってほしい。

あの映画は他の役者もそうだけど、声の出演者の立ち位置が細かく決められていて、

誰がやってもそこにハマる演技しか許されなかったんだろうと見えるから

合ってると思うのなら、それは合わせた人の手柄だよ。

あと、もうあまりロリ顔には見えない。個人的には、だけど。

3月で25歳だし、それはそれでいいんじゃねと。

そんなわたしにとって推しとはどういうことかというと、例えば2chなどでどんなに口汚く

彼女仕事についての悪口が書いてあるのをうっかり読んでしまったとしても、

本人の演技を聴くと「別にどうでもいいか」と浄化される気持ちのことだ。

2016-03-22

http://anond.hatelabo.jp/20160319153759

20歳なんですけど!」のやつは読んでないので,それに関しては当てはまる話なのかもしれないけど,ちょっと話を一般化しすぎかなーと思うところはあるので指摘.

話に戻るけど、エロ漫画とかエロゲってこの辺ものすごい勢いで肯定的に描くよね。エロ小説とかもか?

レイプしてるうちに悦くなっちゃうとかさあ。ジャンルとしてもロリショタって確立してるし。

あれじゃん、昔のお笑い番組とかバラエティとかで、アレやってること実質的イジメだよな、みたいなのあるじゃん

笑えるとか笑えない以前にダメなんじゃん?みたいな。そういう感じ。

イエスロリータノータッチ、それでいいじゃんと思ってたけど、イエスかノーかをそもそも決める立場じゃなくね?的な。だって幼女じゃねえし幼女の親ですらねえし。

ネットでたまに見かけるエロ漫画画像で、視覚障害がある男と小学生女児が仲良くなってセックスするまで行って最後通報されて逮捕で終わるみたいなのあるけど、アレだって現実タッチされた子ども心理をおもっくそオタ向けファンタジー寄りに捻じ曲げてるんじゃん?

現実性犯罪被害にあった子ども言動は全体的にもっとヤベェっぽいもん。あんな、悲劇純愛に殉じたみたいなんじゃなくて、それこそその後の人生狂うくらいの混乱とか罪悪感とか万物に対する不審感みたいなトラウマ残ってるらしいし。

http://anond.hatelabo.jp/20160319133313

http://anond.hatelabo.jp/20160319135117で指摘されてるけど,同じ作者の他の作品だと被害者凄惨トラウマが残ってるのはあるよ.インターホン鳴らして業者と偽って家に上がり込んで犯行に及んだから被害者は友人が鳴らすインターホンに怯えてパニック起こしてとうとう引っ越しちゃうってやつ.最近作品だと被害者加害者ちょっと手を振り上げただけでごめんなさいごめんなさいって怯えてたり.少なくともその辺の作品タイトルは伏せておく)では一貫して被害者はひたすら嫌がっててそれを外道主人公たちが……って話になってると思うけど.もちろんそういう「レイプファンタジー」に合致する作品も描いてるだろうからあくまでその作家作風に対する反例を上げただけで一般論としてそういう傾向を否定する気はない(論じられるほど読んでないし).

で.

調べてみたら、なんか有名な代表作みたいなのが「要約すると『女児レイプして捨てながらゆく逃避行』」みたいなことが書いてあってワロタww胸糞悪すぎるわwww

もはやまったく「イエスロリータ」ですらないだろこれ。ダメじゃん。どこがイエスなんだよ。

(中略)

エロ漫画とかは大抵そんなレベルにも行ってないじゃん。何つうか、万事が性欲準拠みたいな。

そんで、「性欲準拠でなにが悪い」って考え方が「うらやまけしからん」となって被害者を黙らせるわけだろ。

いや、表現の自由大事だけど、わかるけどさあ。

http://anond.hatelabo.jp/20160319153759

いや読んでから論じようよ,というのはさておき.そこで増田が例示した作品って,「社会性のないクズ2人が出会って小さなから徐々に悪に染まっていって最終的に悪行の限りを尽くして自殺する」って内容なのね(ネタバレなっちゃうけどどうせ読まないからいいよね).いや胸糞だよ? 胸糞なのよ? ほんとこいつら何人の人生を狂わせてるんだよそんなの“成果”じゃねーよ,っていう.でもそれを基本的には,バイトもして単位も真面目に取る小市民である主人公目線で描くことで,人が悪に飲まれて引き返せなくなっていく過程を描いてる作品でもあるのよね.

主人公行為最初携帯でのささやか盗撮だった(もちろんそれも立派な性犯罪なわけだけどそれは措いておく).それも誰何されて慌てて逃げ出してしまう程度の覚悟.でも主人公の行動は彼の友達承認され,許されることで,行為がどんどんエスカレートして女児への声かけまでやっちゃう.それをエスカレートさせたものは「もっとすごいことやろうぜ!」っていうまあすごいホモソーシャルな虚栄心と,「自分たちゴミクズなんだ」という疎外感なんだよね(もちろん彼らの小児性愛所為もある).ふたりきりの閉じられた世界で止める人もいなくてどんどん箍が外れて最終的にはレイプ行脚にまで至る主人公たちの行為,もちろん最低最悪の外道だし現実世界に置き換えたら苦しんで死ね以外の言葉が出てこないんだけど,自分が同じ環境にいて果たして「悪に染まらずにいる」ことができるかって考えると慄然とするよ? 別に性犯罪じゃなくてもいい,たとえば万引きでも詐欺でもいいんだけどさ.あ,割と簡単に人間って「あっち側」に堕ちちゃうんだな,ていうか.でも絶対に引き返す場所はあったはずなんだよ.あったはずなんだけど主人公友達との関係性の中で引き返すことを選ばずにズブズブと悪の道に踏み込んでいくわけだよ.そんでこの作品では性暴力を「主人公たちにとっての快楽」として描いていて(上述したが被害者が悦びを感じるようになるとかそういう描写は一切ない),実際にわれわれの性欲も満たしてくれる作品なわけだけど,性暴力を振るいながら自分が堕ちてしまったことを自嘲しこんな大それた犯罪に手を染めずに生きていった可能性を夢想したりもする.もちろん胸糞作品だし結局はエロ目的で読んでるんだろ? と言われれば否定はしないけど,そこに一片の文学性も無いみたいに言うのはちょっと違うんじゃないかな.

(ところで何がヤバいって,そこで夢想する「ありえたかもしれない人生」ってのがロリ漫画即売会頒布して「平和に暮らす」世界なんだよな(そこでも女児を視姦する計画を立ててるから本当に性暴力と無縁な暮らしというわけではない,というのは指摘しておく必要があるけれど).ロリ漫画家性犯罪者が――道を踏み外したかそうでないかの違いだけで――同じ次元にいるって自分で言っちゃってるよこれ.色んな意味で目をつけられたらまずい)

犯罪者に寄り添う形での“文学性”はけしからん,という意見もあろうけれど,じゃあこれまでミステリで「同情できる犯人」みたいなのを描いてきたのは何だったんだ,という話にもなるよね.復讐譚(往々にして被害者クズ)以外にもそういう作品ってあるよねえ? 殺人者最後美学,とかさ.理不尽に殺された被害者にとってはふざけんなクズさっさと死ね以外に言いようがない,けれどどうにも憎みきれなかったり同情してしまったりかっこいいなと思ってしまったりする犯人ってけっこう提示されてきたわけじゃないですか.そもそも「舞姫」が名作として教科書に載ってる国だぜ.並み居るクズ文学あいだの何処で線を引くんだい? あちら側では描いただけの人が逮捕され,こちら側ではクリエイターとして賞賛を受ける,そんな線を引くだけの覚悟があるのかい

もちろん,「うらやまけしからん」みたいな形で現実の性暴力に対してエロ漫画に対するのと同じような態度を採ることに対しては強く批判されないといけないし,そういう啓発が必要だろうというのはその通り(twitterを上で挙げた作品名検索したらちょっと眩暈がした).あと,そうやって描かれた犯罪が実際に起こり得る,というか脅威として眼前に存在しているかという蓋然性の違いや男女の非対称もある.そこは無視できない(さっきから語ってる漫画家ヤバいのは手口のリアルさだよ……).けれどやっぱり,そこは法規制以外で折り合う道があるはずだし,それを探りたいとも思うんだよな.

2016-01-27

http://anond.hatelabo.jp/20160126232559

命名の話題と直接関係なくて悪いんだけど、

鴎外の子や孫の名前ってドイツ人名に漢字表記を当てはめただけだよね。

明治日本政府高官から許されなかったけど

やっぱ本当は舞姫モデル女性結婚たかったんだろうね。

2015-07-13

理解できなかった美談

子どもと年老いた親のどちらかしか助けられない状況で年老いた親を助けた男の話。

男は妻に泣いて責められるが、子供はまた作ればいいと慰める。

そんな孝行息子を神様が見ていて、子供を助けてくれる。・・・

親孝行を説きたかったのだろうが、今の時代じゃ物議になるのは必至。

あとは有名な舞姫。これはいまだに納得出来ない。

2015-05-23

舞姫感想

http://togetter.com/li/824799

「豊太郎もアレだけどエリスも男に頼りっきりのウゼー女だよね、売春でも何でもやって自力で稼げばいいのに」

エリスモデル日本まで押しかけて来るような逞しい女だったのに発狂したと改変って男の理想妄想丸出し、クソが」

と言う人が多かった私の母校(女子高)は特殊パターンのようだ。

いやー若かった。

後者は流石に男性教師相手に言う人はいなかったけど、前者は普通にいて教師は「そういう意見もありますよね」程度でスルーしていた記憶

母校には過去の生徒の読書感想文をまとめた冊子があったけど、その中にも載ってたので昔から多かったと思われる。

(全員分記載ではなく教師が抜粋したものだけなので、つまりそういう感想を教師も認めていたという事になる)

あと豊太郎相澤BL妄想し出す人もいた。

コメ欄で同じ事書いてる人もいるし、やっぱりそれは腐女子の基本なんだなあ。

こころ」もド定番だよね。

2014-12-06

変人とか天然とかを称するにあたって

多分自称変人というのは、ちょっと歪んだ自己顕示欲が発露してしまっただけなのだろう、と私は思う。

優秀でも美形でもないけれど、凡人ではないと、きっと彼らはそう言いたいのだろう。

若い人や、精神的に未成熟な人にそう言った発言が多く見られるのも、きっとそういうことなんじゃないのかな。

自称天然も一緒だよね。むしろ、本物ほど、自分が天然であるということを頑なに認めない。

しろ自称側が「あれと同じじゃないです」と真顔で言いかえしてしまレベルで、本物はヤバい


本当の変人や天然は、周囲に笑いと混乱と困惑と苛立ちをまき散らしながら生きていく。

彼らは最近医学では、場合によってはなにがしかの病名を付けられてしまうことすらある。

俗にいうところの「発達障害」だ。

彼らが肯定的自意識を築きながら成熟できたような場合、それはそれでいい、となることも結構多いけれど、残念ながら彼らのうちの一部は様々な心理的な屈託を抱えて成熟してしまう。

何故人と同じことが出来ないのか。

何故自分が何かするたび人が笑うのか。

自分の当たり前がなぜ独創的といわれるのか。

自分を認められないまま大人になった、そんな彼らは、内心ではひたすら己の逸脱性を否定しつくすようになる。

周りの人間から「君は変わっている」と冗談のように指摘されるたびに、「何故自分普通になれないのだろう、普通でいたいのに」と考え、ひどく己を責めるようになるのだ。

突出も欠落も何もかも受け入れられなくなり、彼らは時に己との折り合いがつけられなくなり、精神に異常すらきたしてしまう。

とても哀れな病人

変人やら天然と言うカテゴリーは、そんな人々をも内包している。


具体例を一つ挙げる。

遠方に住んでいる友人なのだが、彼女はなぜか関わった人ほぼ全員に「あの子は変わっている」と口をそろえて言われてしまレベル変人である

何がおかしい、とはっきり指摘できるほど確定的な要素はないのだが、一つ一つの細かな積み重ねが通常、というカテゴリから逸脱しているのである

なにかずれている、といってしまってもいいのかもしれない。

そんな彼女なのだが、本人は変人といわれると非常に釈然としない顔をする。

そして、「普通が一番だ。でも普通って何なんだ?」と言う根本的な問いを飛ばしてくるのだ。

その後で重松清舞姫通信の話をしたりとか、平均点とかそもそも自分自身の当たり前の定義はあてになるのかとか、そんなことを彼女は言うのだけれども、話を聞けば聞くほど彼女普通という単語に拘泥しているのが伝わってきて、何とも言えない気持ちになるのである

しろ彼女が求めているのは『普通』ではなく、『社会に溶け込めるような当たり障りのない社交スキル』なのではないかという気がするのだけれど、それは言わないべきなのだろうか。

何ともいえない。


色々書いたけどやっぱりこういうことなんだろうな。

変人も天然も、病人コミュ障の言い換えに近いと思うんだけど、それでいいんかなあ、ってこと。

2014-04-02

やばいね。

ラノベ文学のことを書いたまとめがあったけれど、その言わんすることは、

1.ライトノベル純文学の系譜にある。

2.純文学は淘汰されつつある。

ということらしい。

それの根拠としてラノベを含んだ小説文化史が並べられている。反応は、その文化史が正しいかのか正しくないのかに始終している。根拠なんだからそれが正しいのか、正しくないのかは大事なことだろう。ただ感情的人間としては、結論が間違っているようにも思えない。

漢文や擬古文といったものが消え、口語体が主流になった。国語教科書にでてくる森鴎外舞姫を何の脚注もなしに読むのが難しいのだから、そこは間違っていないと思っている。

ただ、小説にでてくる口語体というのもまた時代の流れとともに陳腐化した。つまり口語ではなくなった。昔の口語が、古いレコードのように書き言葉として残っているに過ぎない。いまぼくらが日常会話で使う話し言葉は、正式な文章ではお目にかかれないし、まともな小説と呼ばれるものには出てこない。

言葉を整理すると、ライトノベルが「純文学」の系譜にあるという文脈での「純文学」とは小説という文化での権威のことだ。純文学は淘汰されつつあるという文脈での純文学は、いまのジャンルとしての純文学のことを言っている。

また、補足すると小説という文化には権威とそれに従うものそれから外れたものという階層構造存在している。

そういうことを踏まえると、いまのジャンル純文学権威を失いつつあり、次の権威ライトノベルが担う可能性があるということだ。

小説文化が変化をしつづける限り、永遠に権威で在り続けることはできないということだ。いまの権威純文学であるが、やがてそれは何かに取って代わられる。その可能性として高いのはライトノベルだということだ。それは単純にライトノベルがいま一番活況だからである

人の少ない文化は衰退する。人の少ない純文学やそれに従うものは魅力を失っていく一方だ。

さて。

ライトノベルは次の小説という文化権威となる可能性を秘めている。

ここから感情論が強くなるのだけれど、昔からある何かが否定されるとき、否定する人間はその昔からある何かをよく知らないのではないとかと思っている。むしろ、知らないからこそ否定できるのだと思う。ライトノベル純文学を否定する未来があるならば、そのときライトノベルを書いている人間はおそらく純文学をよく知らない。

どんなものでもよいところはあるものだ。

そして、先例というのはいつもあるのだ。

ライトノベルタイポグラフィ的なところも西尾維新的な言葉遊びも調べれば調べるほどに先例がある。タイポグラフィ自体がかなり古いものだし、言葉遊びという意味では無駄に爛熟していた江戸文化で見られると思う。イタズラを悪戯と書くのだ。

知れば知るほどに否定できなくなる。だから、知らないほうがいい。「純文学なんて高尚すぎて退屈だ。俺がもっと面白ものを書いてやる」という気概こそ必要だと思う。

そして、この気概を持つためには、ライトノベルが否定されているという認識必要だと思う。ライトノベルクズだ、と言われているからこそ、見返してやろうという気が起こるものだ。もし、ライトノベルも立派な芸術であるだとか、そういうふうに賞賛されてしまうのであれば、挑戦する必要がない。それでは、権威となった純文学と同じだ。

ということで、ラノベが好きでラノベを書きたい人には歴史かいままでの積み重ねを知らないでいて欲しいという思いがある。

車輪の再発明効率の悪さの象徴ではあるが、車輪程度のことを再発明できない人間革新を起こせるはずもない。

2013-09-10

個人的に読んでおきたいと思う名著的なものリスト

最近暇なので、ブックオフとかで安く買えそうな所謂古典的名著?的なもの

色々読んでみようかと思った。

んで、「名著」とか「ロングセラー」とかで適当に調べて

なんとなく興味が湧いたやつをピックアップしていった。

適当につらつら書くので、参考にするなりツッコミを入れるなり好きにしてくれ。

あと他にもこれ読んでおけみたいなのがあったら教えて欲しい。

正直ありきたりのラインナップで面白みが無いと言うことは先に言っておく。

学術的?なやつ

一部、古典でも名著でも何でも無いやつが混じっているが、

これはまあ適当Amazon眺めてたら目に入って気にはなっていたので追加した。

「なんちゃら論」的なのは多分挫折しそうだから省いた。

日本小説

そういえば、時代小説とか全然読んだことないなー、と思って

食わず嫌いもあれなのでリストアップしてみた。

あと後半は青空文庫で読めるから金がかからなくてよかった。

外国小説

光文社古典新訳文庫で読みやすい新訳が結構出てるので

それを買ってみようかなと思う。

全部読み終わるのにどれくらいかかるだろうなー

まあ別に義務でもないし期限もないのでのんびり読もうかと思う。

2012-12-05

俺専用メモ森林TAROはクズ

わたしはエリ。フツーの女の子

この前パパが死んじゃって、生活のためにダンサーになってバイトを始めた!

エリ、フツーに可愛いほうでスタイル良いほうだったから、パネェ人気だった。舞姫かいわれた。笑


でも店長が「エリはパパが死んじゃって大変だろ?俺と結婚してイイことしてくれたら、セレブ生活できるようにしてあげるよ?」だって

キモチワルイイ。。おやじのいやらしい視線がエリの体を舐め尽くすみたいにはい回る。


エリ、泣いて帰った。

エリだって、かっこいい彼氏に恋して結婚して可愛い赤ちゃん生みたいよっ!


ママに訴えた!店長に言い寄られたって。でもママお金のために結婚をすすめたの。。。


エリ、絶望して、真冬の白銀世界に飛び出した。


寒いよぉ。サミシイよぉ。たすけてぇっっ。。」


「おいっ!何で泣いてるんだよっ?」


それが、トヨ太郎だった。。


お金くれて助けてくれたのがきっかけで付き合った。えっちもした。でも妊娠したら仕事を理由に逃げられた。マジ発狂した。スイーツ(笑)

2012-08-29

http://anond.hatelabo.jp/20120829165448

ネットエロだと、検索使ってもっと広く浅くエロ世界に入り込めるけど

本だけだと、一度偏った世界に触れると、その世界が当人にとってのエロ世界のほぼすべてになってしまうという欠点もある

自分小中学生の頃、筒井康隆レイプ魔が主人公小説と、源氏物語と、森鴎外舞姫を読んだせいか

幸福セックスなんてほとんど存在しないような気がしていたし

強姦か準強姦か、女が騙されてるだけ

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