「ゲリラ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ゲリラとは

2011-10-04

http://anond.hatelabo.jp/20111004120558

まり君は、「世界国家」という夢物語のために、今飢えている国の人々に「シネ」って言うんだね。

それはそれで素敵だと思うよ。

まぁこれが貧困ならまだマシだ、もしかしたら「支援」で回避可能かもしれない。

独裁体制へのゲリラ活動だって民主的な解決策があるかもね・・・その間に何人死ぬかは別として。

でも、「宗教」だと手詰まりだ。

宗教戦争なんて、「相手の否定」の最たるものからな。

2011-05-14

自分の目指すこと、信じることを貫き通せばいい

木工家具製作で得た資金を手に、24歳の時から4年間アメリカヨーロッパアフリカアジア放浪の旅に出る。ヨーロッパからの帰路、マルセイユで数週間待たされた後、帰国の船に乗り、象牙海岸、ケープタウンマダガスカルに立ち寄り、インドムンバイ当時ボンベイ)で下船する。安藤は”何かに導かれるように”汽車に乗り、ベナレスに向かった。ガンジス川で牛が泳ぎ、死者が荼毘に付される傍らで多くの人々が沐浴するさまや、強烈な太陽の下、異様な臭気に包まれた果てしなく続く大地、生と死が渾然一体となり人間の生がむき出しにされた混沌世界に強烈な印象を受け、逃げ出したい気持ちを必死にこらえながらガンジス川岸辺に座り込み、「生きることはどういうことか」を自問し続けた。「人生というものは所詮どちらに転んでも大した違いはない。ならば闘って、自分の目指すこと、信じることを貫き通せばいいのだ。闘いであからには、いつか必ず敗れるときが来る。その時は、自然に淘汰されるに任せよう」と考え、ゲリラとしての生き方を決心する。1965年安藤忠雄24歳のときである

2011-02-24

http://anond.hatelabo.jp/20110224191414

というより、恐ろしく簡単に言うと

焼畑農業だって、散々言われてるのに、いや、これは焼畑農業じゃないって、言い張って続けてきた人たちが、ついに、焼く畑がなくなってきた。

って事なんだと思うけどね。

 

話は違うんだけどさ、町のゲリラ弁当に、新しい人達が増えたのよ。その中の1組に、中の良さそうな夫婦がいるんだけどさ・・・

弁当売ってるのに、服がさ すこし ボロいのよね(見てすぐわかるぐらい)。 食い物はちゃんと衛生的に作られてるんだろうけどさ、どっかの工場で。

売る人が 格好がアレだと 衛生的な 印象が良くないじゃん。だから、売り子用の服って物が必要なのさ。

ユニクロでいいんだけどさ・・・新品に近い物が必要だよね。

ゲリラ弁当の中では高い方の部類だしさ。

 

そんな事にも気がつかない、そんな事も教えてもらえない。商売という物に対するセンスが、圧倒的に欠落してるんだよね。

なんかさー、すごい、悲しくなるんだよ。 教育を改革しないと もうダメだって

 

そう言うのと、全く同じ話の、村版、町版 なんだろうね。地方の話って。とか思う。

2010-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20101208020714

正解の一つだと思う。

けど、今の電機メーカーがそれを実行するのはかなり困難を伴うだろうな、とも思う。

ここ何年か電機メーカーで働いて分かったのは、製品搭載されている機能(フィーチャー)の一つ一つに人が張り付いているということ。

機能の切り捨ては、即ちそこに張り付いている人員の切り捨てを伴う。…あとは、言わんでも分かるな。

ありうるとすれば、ゲリラ的なプロジェクトの成果か、トップの英断か。

そんなわけで、「ものづくり立国」云々の喧伝は、ルールが既に変わっていること(プラットフォーム戦争デバイスよりサービス重要)を、お偉いさんに認識してもらう上で明白に邪魔なのでやめて欲しい

2010-07-19

トレーディング・プレイス(立場の逆転、位置の転換)は日中関係ばかりかアンゴラポルトガル企業買い、ポルトガル学生アンゴラで職を求める時代

嘗て日米貿易摩擦が熾烈だった頃、プレストウィッツが書いた『トレーディングプレイス』(邦題は何でしたっけ?)がベストセラーとなって、日本マスコミが派手に騒いでいた。

未来学者のハーマン・カーン博士が「二十一世紀日本の世紀」と激賛し、TIMEも日本の大特集、日本GDPがやがて米国を抜くのは時間の問題だと言っていた。

覇者アメリカにとっての感覚は、いまも同じで「いずれ中国アメリカGDPでも超える」と危機意識を煽る。

1982年から85年頃、アメリカ人学生若者と話していると、日本に行きたい、景気が良いから米国で働くより実入りが良いんじゃないか。本気で相談を持ちかけられた。

80年代後半、米国不動産事情をしらべに行った折、白人の業者が斡旋してくれた数件の物件見学したあと、おもわず『安い』といったら、じつに不愉快そうな、複雑な表情で反応した。

ラジオ番組でロスのマネー局と二元中継を週一回持たされていた折、日本失業率が上昇したと数字をあげると、相手のアメリカ人が「それは良いニュースだ」と言ったのにも驚かされた。

やがて日本バブル経済が破裂し、株は往時の四分の一に暴落し、日本経済は沈没し、失業は恒常化し、新卒にまともな職場はすくなくなり、派遣社員とかアルバイトでしのぐ『負け組』が増えた。

中国人観光客が増えると売り上げが伸びるといって期待したら、風呂に不潔なまま入って泳いだり、浴衣もポットも持ち帰り、廊下は痰で汚れ、ろくなことはなかったと嘆く温泉旅館が或る事態を象徴する。

日米関係米国政治力で捲土重来を期して、いまでは『日米関係は米中関係の従属関数』といわれ、日中関係はあからさまに中国優位関係、日本従属関係となった。つまり、トレーディングプレイスがおきたのだ。


アンゴラポルトガルの関係も逆さまになった

さて同類のパターンとは言えないが、アフリカルアンダでいまおきていること。アンゴラ奴隷貿易の時代、もっとも栄えた。新大陸奴隷として売られた黒人は数百万に達した。

いかなる具体例があるか。

旧宗主国ポルトガルアンゴラから留学生が大量に行って、卒業するとアンゴラへ帰る。いやポルトガルの同級生が「ルアンダに職がないか。アンゴラで働きたい」と打診があるようになった。

2006年にポルトガルからアンゴラへ移住したポルトガル人は156人だった。

2009年にそれが23787人に増えた。すべては石油ダイアモンド算出によるアンゴラ景気の良さ、経済成長は8・5%。

アンゴラ企業旧宗主国ポルトガル企業を買い占め、逆にポルトガル学生アンゴラで職を求める時代へ突入していた。

ホセ・エドアルトドス・サントスアンゴラ大統領の娘イザベラは国有石油企業ナンゴルの大株主であり、近年は盛んにポルトガル銀行に大型投資をくりかえして次々と株主におさまり、なんとポルトガルの最大の投資家は旧植民地アンゴラからとなった。

サントスは79年から同国をおさめる独裁者だ。

大統領一族が政府要職をしめ、空港におさめるガソリン流通から、はてはルアンダホテル経営し、ごったがえす国際ビジネスマンの弱みにつけ込んで一泊五百ドルをふんだくる。

だから中国人は安いビジネスホテルを建てて対応した。中国からしてみれば、内戦時代からゲリラ組織を支援してきたのであり、キューバ義勇兵をおくりこみ、中国武器などで支援した。

いまアンゴラ不動産開発の一翼を担当するのも中国企業であり、大手「中信集団」が契約、全体で35億3500万ドル。中信集団はアンゴラ幼稚園、中・小学校発電所汚水処理工場マンションなどのインフラ建設に従事している。


ルアンダ中華街で何がおきたか

ルアンダチャイナタウンは推定人口が四万人、華字新聞が二種類以上でている(キューバですら百年以上前印刷機をつかって華字新聞が唯一許可されているが、キューバ在住の中国人はすくなく、かろうじて留学生が購読対象とか)。

しかしアンゴラの庶民は大統領一族と中国があらゆる事業、入札そのほかのビジネスに密接に繋がり、一族の汚職があると推定し中国人を嫌っている。

04年には「シナ人は帰れ、中国企業はされ」と叫んだ反中デモが発生した。

それが原因かどうか。自信に溢れだしたアンゴラは、これまで容認してきた中国企業アンゴラにおける専横と、中国人エンジニアしか雇用せず、地元民の雇用がないままに建設してきたプロジェクトに横やりをいれはじめ、いくつかの中国が推進するプロジェクトは中断に追い込まれているという。

立場が逆転しているのは日中関係日米関係ばかりではない。

2010-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20100403195410

追加だけどさ、同じ 弁当を作るという単純労働にしたって

コンビニ向けで、同じ弁当を同じ作業として淡々と作るのと

ゲリラ弁当で、まいにち創意工夫して、自分で売って、お客さんの反応を自分で見て、明日ちがうメニューを作る

 

っていうのでは、全然、労働の楽しさがちがうだろ?

今はBIがないせいで、生きていくために大資本の下につかなくてはならず、自分弁当作らない、高学歴が決めた内容に低学歴が従ってる。それはおかしい。

生きて行けることを保証してやれば、ゲリラ弁当でもくっていける。自分で考えて、自分で決めて、自分で創意工夫できる。

それって、重要なことだと思う。

 

その上で、コンビニ弁当つくる仕事に流れたいなら、そうすればいい。

ただ、この国は、資本主義による生活圏を縦にとった単純労働が多すぎる。人を機械以下にしてしまっている。それはよろしくない。

結局、創意工夫がなくなって、国としての想像力が落ちて国家として衰退してる。 それはよろしくない。

 

創意工夫できる、創造的な産業が増える国家にするためにもBIは必要。

俺自身はわければ、学歴組の方に入るんだが・・・学歴は良くない。

技術系だからだ、技術は一生、定年まで現役なんだよ。定年したって現役。そう考えれば、学歴なんて・・・って話だし。

職工さんで低学歴の人に多く助けられてるわけでさ・・・。

生涯現役で60年黙々と働くという生き方があっていいと思うんだよね。そして、その方がスキルは高い。

そういう生き方もみんなが選べるように。BIはあったほうがよい。

いまは、学歴付けて大会社に入らないと、機械以下の労働を多くの人が待っている。そういうのはよくない。

2010-03-20

ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~t-tutiya/cgi-bin/sf2_diary/sf2_diary/

沖縄返還に関する日米合意文書の行方が追われている。



結論を言えば、誰かが「廃棄」したに決まっている。誰が考えても国益に反する文書を廃棄するのは当然。

では、その合意に基づいて、我が国の平和と安全が守られてこなかったと言うのか。

アメリカ核の傘の下にあるから、日本を敵国扱いしている国も手を出せない。これは事実ではないか。

日本政府がまだ、毅然としているのならいい。しかし、中曽根内閣の時、GNP1%を防衛費が超えるか超えないかで野党意味のない抵抗をした。そんな防衛意識、つまりは、主権意識しか持ち合わせていない政府の元で、この「合意」がなければ、とっくに竹島どころではない、対馬も奪われていただろう。



テレビコメンテーターが「アメリカオバマ大統領も核の均衡による平和の維持に疑問を呈している」と言っている。いつもはアメリカをこき下ろすのに、自分に都合がいいことだけ、断片的に引用する。

では、アメリカは具体的に核の削減を発表したかと言えば、単に「言っただけ」

事実、核の均衡によって、後進国核武装に対して、その暴発を抑えているのが現実ではないか。



「核反対」と何と、後楽園にあるラクーア石鹸売り場にあった。石鹸と核がどう関係するのか不思議だし、高価な香りのする石鹸を売り、買われているのは日本平和だからと言う常識に気付かない、いわゆる「ファッションとしての平和」主張としか考えられない。

我が国はそんな手合いが多い。

国家が占領されればどうなるか、それを知ろうとしない。

中には、「日本は負けて良かった」と公言する無知蒙昧もある。

占領下、どんな「違法」がまかり通り、日本人人権も婦女子の貞操も犯されたか知ろうとしない、知っていても知らん顔と言う手合いだ。



無防備都市宣言も非核の町も同じ。

本当にそう思っているのなら、アフガンへ、イラクに行って街頭でそれを説いたらいい。バカにされるか、ゲリラに殺されるか、人質にされるかだ。



核があるから、何とか平和が保たれている。それでも、戦後、100を越えるな内戦、侵略があった。では、核がなければ平和か。

通常兵器での戦争が「残酷ではない」と信じるのは無知から来ている。

確かに核は一瞬にして人を殺す。

では、昭和20年3月10日の「東京大空襲」は残酷ではなかったか。十二分に残虐であり、国際法違反している。



それを「非核」を唱える連中は、無視をして「非核」を主張する。

近頃ではタレントなどもそんなことを言っているが、世界軍事情勢も何も知らずに、これまた「風景」としての「非核」を主張しているに過ぎない。



いい気なものである。

第一、非核三原則など、私が子供のころの話だが、そんなことは「あり得ない」と思っていた。

それはそうだろう。わざわざ核を手間隙かけて降ろすはずはない。



政府は正直にあらねばならないと、嘘の権化と言うべき民主党が言っているが、では、民主党に嘘はないか。秘密はないか。

答えはある。私がそれを体験している。



国際政治は、陰謀の渦の中でやる。学級会とわけが違う。

駆け引きだから、密約もある。

スパイを使って暗殺さえある。



それが世界常識



そんな常識も分らない政党政権日本は任せられない。

社会は、世界は「保育園」「幼稚園」ではない。

そんなことあたり前ではないか。

2010-01-26

会社の裏の外れのゲリラ弁当屋さんのお姉さんに

誰か教えてあげて・・・ご飯がベチャベチャでペースト状ですよって。

350円で安いんだけど・・・売れないよ、きっと。寂しいよ。(近所の相場は400-600円)

 

ご飯を蓋する前に、もっとあら熱とって蒸気を飛ばしてあげて

ご飯とぐのが、下手なら、予めお水を汲んで、砥に使う水の量を一定にしてタイマーで測ると良いよ。

 

おいしいごはんになって、美味しいお弁当になって、450円で売れると良いね。

でも、ひょっとしたら、そのお安さが、だれかのお財布助けてるのかもって思うと感慨深い。

古いお米なのかもなぁ。外れの方だしなぁ。わかっていて、やっているのかもなぁ。

ここは、ゲリラ弁当屋さん激戦区、いっぱい、みんなお弁当出してます。

 

おべんとやさん、みんなありがとう。

2009-12-23

ttp://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1261196830/981-992

981 :日出づる処の名無し:2009/12/22(火) 09:23:23 ID:3bbqLYyn

つか、緊縮財政だってマスコミの作り出した国民世論に応えた結果でしょ

今だって、仕分けだ脱ダムだって、その流れは続いてるわけじゃない。

もっと遡れば、クラッシュともいえるバブルの急激な崩壊も、進まない不良債権の処理も

物価下落による企業収益の悪化も、大筋ではその時々で「国民世論」が望んだことが

実現してきたじゃん。



982 :日出づる処の名無し:2009/12/22(火) 09:29:31 ID:ihidW/OY

»981

ついでにいうと、自民党時代でのセーフティネットを作ろうという流れを壊したのも

マスコミに扇動された)国民の声にこたえた結果ですしね。



983 :日出づる処の名無し:2009/12/22(火) 09:32:01 ID:X8hnkNnz

少なくとも国民節約の名の下に

明日はもっと貧乏になろうと鋭意努力してるなw

それから救おうとするのが本来政府の役目だと思うが

基地外クレーマーの言うこと真に受けて一緒になって

景気悪くしようとしてるしw



984 :日出づる処の名無し:2009/12/22(火) 09:32:16 ID:6cryEfxe

»981

結局国民経済成長景気回復より未だに財政均衡を望んでるって事だわな。

そういう意味でも日本人の危機感のなさがや平和ボケ丸出しだな。



985 :日出づる処の名無し:2009/12/22(火) 09:33:07 ID:84IQN0p3

麻生にあと2年任せたかったな…



986 :日出づる処の名無し:2009/12/22(火) 09:36:08 ID:Q5PW6jhe

麻生さんに続けてもらいたかったけど

あのマスゴミが存在してる限り無理だろ

ミンスと共に広告屋マスゴミ解体か弱めないと

それか日本人がもう少し賢くなるか



992 :地球の裏側 ◆/lYVcP7um2 :2009/12/22(火) 09:57:41 ID:THfJoAAW

»981

国民世論かなぁ・・・・「」付けてるから判ってるのかも知れないけど・・・



バブル崩壊だって、マスコミが声を揃えて「地価高騰」ってやったからでしょ。

橋龍の総量規制。地価バブルってある意味株式債券よりも健全なんじゃない?

とか思うのよ。だって土地自体は残るわけでね。使えるか使えないかは別としても。



っていうかさ、今の日本、あるひとつの事象が起きる事に対する「波及効果」への読み

が不足してるよね。目先のものしか見えてない。民主の連中なんかその最たるもんだわ。

だから、朝令暮改なっちゃう。

自分仕事で恐縮だが、今の民主の連中を鉄塔に登らせたら、間違いなく自分が落ちる

か、あるいは他の作業員を落とすね。

自分の動き、他人の動きをある程度予測して、指示したり注意したりできないと、動いて

見たら、体を支えられなかったとか、動いた先に別の作業員が同時に動いて来た、とか

起きる。

こういう事が鉄塔じゃないが、今実際に起きてるでしょ。クリ嫁が大使呼んだりさ。w

想像できなかったんだろうね。オザーも皇室に手を付けてタダで済むと思ってたなら、

読みが甘い。皇室は自らアクションを起こさないから、大丈夫とでも思ったのかね?

下手すると海外から弾飛んでくるよ。欧州辺りの王室舐めたらダメ。あいつら一応

でも修羅場くぐってるから。バチカンなんか中の暗闘は凄いのよ。マフィアだろうが

ゲリラだろうが、信徒信徒でね。まぁ、オザーの頭じゃ理解できめぇ

2009-12-15

恋愛テロリスト

 彼女との関係がぷっつりと途切れたのは、秋の連休のまっただ中で、それも告白をして欲しいという要望に応えた直後だった。告白に失敗したのだろうと言われれば、まったくのところその通りで、彼女のなにかに達していなかったことを突きつけられて、愕然とした。

 あなたはもう1人のわたしに浮気している、と彼女は言う。

 ぼくの告白が、彼女ではない部分に対してされているのだといい、電話を一方的に切り、電源を切り、それから逃げるように電話番号まで変えてしまう。それは疾風のようなはやわざで、のんきなぼくがあっと口を開けている間にすべてが済んでいた。

 嵐のような撤退劇。

 無音になった携帯電話をにぎった右手をあわてて放す。

 あちっ。



 友人には短大生の彼女とのやりとりがあることはばれている。

 社会人になってもう何年も経つのに、ついさっきまで高校生だった子を口説くなんて犯罪じゃないかと、友人は笑って言う。

「うるさいな、仕方ないだろ、なりゆきでこうなっちゃったんだから」

「惚れてるの?」

「うっさい」

「じゃあ、あれだ、きっとどこか問題がある子なんだ」

 問題じゃない、心の傷。

 そうぼくは反論するが、仲間内ではぼくはメンへラーハンターということになっていて、そういう子を見つけるとつい手を出してしまうことになっている。手を出すといってもなにか対価を求めるわけではなく、ただ単に話を聞いたり、問題を解決したり、足りないものを足したり、そういうことをする。

 さとしたり、なだめたり、たのしませたり、いっしょに哀しんだり。

 そうやって元気になっていく姿を見るのが、ぼくは好きなだけなのだと思う。

 だけど、その心の傷の周りには、地雷のようななにかが埋まっていることが多く、うっかりそれに触ると、大やけどをすることになる。

「それで、どんなの子なの? その短大生」

 興味半分に聞く友人に、ぴったりの言葉を探す。

テロリストかな、ひとことで言うと」



 彼女と出会ったのは叔父のささやか個展で、芸術短大生だとなのる彼女は、叔父の作品を見て端的に批評した。

 その剣幕に叔父もぼくもあぜんとしていたが、なにか切羽詰まったように批判する姿はそれでも心に残った。

「ひどくないですか? 最近日本アート界って」

「うーん、まあ、そういう見方もできるね、でも、あまり変わってないよ」

 叔父はぼろくそに言われたにもかかわらず平然と答える。

 あとで分かったことだが、彼女自分に主導権がないと極度に怯えるらしく、そのときもしきりにマシンガンのようにだめなところを語って帰って行った。

 彼女が帰ると、またもとの閑散とした個展に戻り、ぼくはほっと息をついて聞く。

「つらくないの? あんなに言われて」

 叔父はああとつぶやき、まばたきをして、答える。

「でたらめなんだ、あれ。たぶん彼女真剣に絵を描いたことがないんだよ」

 叔父の話を総合すると、彼女の話はたしかにうなずけるところもあるが、話の80%ぐらいが憶測で話されており、それを指摘しようにもあのマシンガントークの中では、それを断念せざる終えないとのことだった。

「きっと批評に熱中するあまり、絵と向き合うことを忘れているんだ。どんな絵にもいいところはあるのに」



 彼女のその批評は、周辺の個展でも繰り広げられたらしく、知り合いにそれとなく尋ねると、ああ、来たねと話が弾む。

「正直閉口したよ、いくら学校課題だからって」

「なんでも短大の有志であちこちの個展批評して回っているらしいね」

「まるで、ゲリラ活動というか、絵を見に来ているのか、相手をけなしたいだけなのか、ほんとさっぱり」

 そんな彼女の航跡を追い、話の断片を集めているうちに、次第に彼女の全貌が見え始める。

 家族の問題、あまり幸福ではない過去、つらい記憶

 まあ、よくある話。

 ぼくが追いかけてきた心の傷たちには、つらすぎることが多すぎる。

 そんなものたちに囲まれていると、自分の周りのいいところが見えなくなる。

 なにもかも世界がまるっきりだめなものに見えて、いっそ破壊してしまった方がいいのではないかと思えてくる。

 それは分かる。

 ぼくもテロリストだったことがあるから。



 ぼくのテロリストとしての最盛期はたぶん彼女と同じぐらいの時で、なんでも世界中破壊して回った。そうやって破壊していく自分がなにかかっこういい気がして、まるで、不良高校生のようにいきがって見せた。

 といってもそれは実際に破壊したわけではなくて、その世界本質を知りたくて、なにもかもをぶっ壊してみたという感じに近い。

 たとえて言うなら、ウェディングケーキ

 幸せ結婚式場に乗り込んで、その甘ったるいクリームに両手を突っ込んで、中になにがあるのかを掴んでみようとする。クリームだらけになって、気持ち悪さに眉をひそめ、それでもその真ん中に、鉄の心棒が入っているのを掴んで、ゲラゲラ笑う。

 しかしそれは醜悪なテロリストであるにすぎず、他の人が踏み込まないタブーを侵しているから他の人にできないことができていたにすぎない。

 たとえばプラスチック爆弾を使う、カラシニコフを使う、火炎瓶を使う。

 なぜ他の人が使わないかは明白で、それを使うことが、本来であればたいせつな守るべきものを破壊してしまうからだと、ぼくは気付かなかった。

 颯爽とした自由を感じていたつもりが、それは単なる自損行為だった。

 そうやって鋭さをむき出しにして、なにもかもを破壊して回って、悦に入っているうちに、自分を包み込んでいたすべてを破壊してしまったことに気付く。鋭い刃のほとんどは自分の心に向かって突き刺さり、自分自分の息の根を止めてしまうに至る。

 それがテロリストの末路。

 だから、彼女を止めたくて仕方なかったのだ。

 きみがそれを破壊しても、破壊された人はなんとも思わないよ?

 彼らは自分たちのやり方で、自分たちの幸せを作り上げ、作り方を知っているから、破壊されてもまたすぐに作り直してしまうよ?

 結局壊れるのは自分だけだし、そのネガティブだけに染まって生きるのは危険だよ?

 ぼくはもう耐性ができてしまったから、なにをしても心配がないのだよ?

 しかし、ぼくは思うのだ。

 あのテロリストだった頃のぼくにそれを言っても聞いただろうか、と。



 彼女とふたたび出会ったのは半年もたった後のことで、叔父が個展を開くというので、開口一番に手伝いに名乗りを上げた。

 案の定、彼女個展が開くなりやって来て、例のマシンガントークをはじめようとしたので、ぼくは止めた。

「ねえ、こうしませんか? その批評に、他の人の批評も加えませんか? 叔父の絵を、個展に来る人はどう見ているのかを聞いてみませんか? ここで静かにそれを見ませんか? 礼金は払うので」

「だって、小さなたこつぼのような、マニア集団なんでしょ?」

 叔父を見ると、にやっと笑う。

「はがきは二百枚は出したかな」

「じゃあ、来るのは五十人ぐらい」

 それは取るに足らないと彼女が考えているのは明らかだったが、そのたこつぼの正体を見ることには同意してくれた。



 それからというもの個展開催中の1週間は毎日のように顔を出し、そして普段の激しい様子は出すことなく、猫をかぶったようにその成り行きを彼女は見つめた。

 個展と言っても1日に数人来ればよいような閑散としたありさまで、叔父はそれをのほほんと受け止め、コーヒーを入れて、陽光を気持ちよさそうに浴びていた。3人に会話はほとんどなく、あってもちょっとした細々とした用事に必要な会話だけで、静かに漂うような時間だけが過ぎていった。

 たまに来るお客には叔父は丁寧に接し、一時間も二時間も親しげに話した。

「これじゃあ、たこつぼどころか、単なる仲良しサークルじゃない」

 珍しく彼女が言うので、ぼくはあきれて言う。

「まあ、そんなもん。ずっとそうだよ」

「え? でも、上手いよね? 少なくともいま売り出し中の××よりは」

 ぼくはぎょっとして彼女を見る。

 その純粋な瞳がぼくを射る。

(この子はいったいなにが分かってなくて、なにを知らないのだろう?)

 叔父がのんきに言った。

「上手い下手ぐらいはさすがに分かります、本業ではなくても、画家ですし」

「じゃあなんで?」

 叔父はのんびりとコーヒーをすすり、言う。

「これが気に入っているのです」

 結局のところ叔父の個展で売れたのは20万の絵がひとつで、老人ホームに入るおばあちゃんが冥土の土産にと買っていった。

 水曜日に来て、土曜日に買いに来た。

「夢に出てきちゃってねえ」

 などという。

 叔父はそれを快く譲り渡し、お金を貰って、ほっと息をついた。

「これがこの個展目的だったんですよ、画家冥利に尽きます」



 彼女がどのような感想を持って帰って行ったのかは、実のところいまでもぼくは知らない。しかし、叔父は彼女携帯電話を忘れていったことに気付いて、それをぼくに渡す。

 叔父は言う。

「それが目的だったんだろう?」

 正直そういうところをずばずばついてくる叔父は、苦手な部類に入った。

「うっさい」

 まだ、地下鉄駅には徒歩ではたどり着けない時間だった。

2009-10-31

ゲバ棒って何ですか?

頭良い所の学生左翼ゲリラ。って路線はこの所復活しているような気がする。

いや待て、ネトウヨ転じて右翼ゲリラってのも流行りそうだ。21世紀だからな。

無血の平成維新」は多分「無血」では済まされないだろう。

汚れたく無いだけ、はもう無理だな。限界来てるよ、何処も。

                 〜T.H.

2009-10-07

右翼とか左翼とか

はてな界隈では「はてサヨ」なる言葉があるぐらい、右翼とか左翼とかという単語はバズワードなので、

そもそもそれぞれどういう思想を指すのが適当なのかについて、整理してみた。

一般的な用語として

フランス革命政権において、非特権階級利益を代表する勢力(=共和派・革新派)を左翼、それに対して旧体制における受益者の利益を代表する勢力(=保守派)を右翼と言ったことから(議会の座席の位置取りに由来)

持たざる者である左翼が、(平等志向の)分配を要求し、持てる者である右翼が非分配を主張するという構図が一般的。

左翼は(理想主義的な)平和志向が強く、右翼好戦的とは限らないが、交戦権自体は主張する。

ただし、これに関しては例外は多い。

  • 共通点

議会政治の中での争いを念頭に置いている点。

日本国内での事情(主にイメージについて)

左翼
右翼

互いの非難の仕方

互いの自己評価(または好きな言葉

思想的な話

  • 左翼は「全体」の定義が人によってまちまちなので、傾向としてブレやすい(=内部分裂が起きやすい)。
  • 右翼は起点はハッキリしているので主張はブレないが、勢力が大きくなるにつれて政策のチグハグが目立つようになる(∵究極的にはみんな敵)。





(個人的感想日本の政治について

自民党政治について

自民党のやってきたことは「右」路線なのは間違いない。(陳情によるボトムアップは正に「右」の手法)

しかし徐々にボトムアップの「ボトム」が経団連に代表される巨大企業になっていったことで、義理人情の代表ではなくなった為、

小泉手法のような奇策に走らざるを得なくなり、そのあとは政権を失ってしまったのだと思う。



ここで重要なのは、陳情をしてくる相手が票をまとめられる存在であり続けたなら惨敗にはならなかったという事ではないかと思う。

企業トップの利益がその従業員、および取引先企業利益と決定的にかけ離れてしまっているからこそ、自民党路線は民衆の支持を得られなくなってしまった。

また、一方で、企業の側も、(国内)政治による利益誘導がどうしてもと言うほど重要ではなくなっているからこそ、票をまとめられるような待遇政治への要求をしなくなったのでは無いかとも思える。



もはや舞台は国内の議会政治メインではなくなったのだと言う事で、もう議会の中での勢力争いそのものも時代遅れになっている。

民主党の「友愛」について

民主党が「左翼政党」かと聞かれれば、微妙だと言わざるをえない。

なぜなら、左翼は最適社会の構築の為にこそ奔走するのであって、それに「友愛」が必要な筈はないからだ。

どちらかと言えば「人情」を謳う(日本的で穏健な)右翼の手法に近いが、「友愛」は外国に向けても謳われているところが違う。

推測するに、「全体」の範囲を「地球」に拡大した上での、経済的分配を伴わない「最適化」のツールとして言っているのではないか。



新種の左翼だとしても、多分200年は早い(かりに方向性があっていたとして)。





おまけ:国内ネット事情

2ch.net界隈

ネトウヨが有名に。

自民党支持コピペが乱造される

はてな界隈

・なぜか「はてサヨ」が有名に(はてな界隈で)

・頻繁に誹謗中傷が飛び交う

・しかし余り極端な左翼論者が多いようには見えない

個人ブログ

ナチュラル右翼な発言の人が散見される(そしてホッテントリ入り)

・個人ブログでの左翼な発言は目立ちにくい?(ホッテントリ入りはあまりしない)

※誰か、特に、はてサヨって呼ばれてる人、「おまけ」について意見ください。

2009-10-03

イエーメンは、いまや第二のアル・カィーダ基地

南北イエーメンの統一から十九年、この国は無法地帯となった

****************************************

イエーメンというのは日本人にはなじみが薄い。

紀元前伝説の「シバの女王」が治めて栄えた。イエーメン航空の機内誌は「観光の魅力いっぱい」と特集記事。古き良きアラビアの港や村々や。。。。。。典型のアラブ文化遺産が残る(筆者も行ったことがありませんが)。

しかし南北統一後もイエーメンは国土の三分の二を政府がおさめることが出来ない。

そればかりか、外国人が立ち寄れるのは首都サヌア周辺のホンの一部地域だけ。六月に外国人観光客九名が拉致され(ドイツ人女性ふたり、韓国人女性ひとりを含む)、全員がバラバラ死体発見された。

自爆テロ外国人外交施設を狙ったテロが頻発、アデン港に寄港中の米駆逐艦も襲撃を受け(2000年)、米大使館正門爆破事件(2007年)もおきた。

2004年からスンニ派政府武器を補充しつつゲリラ(「ハウシス」と呼ばれる)と闘っているが、反政府武装勢力戦車を装備しており、シーア派の過激セクトスンニ派の過激セクトが混在、しかも内戦の間隙を悠然とぬって山岳、高原地帯ではアル・カィーダの秘密軍事基地が国内のあちこちにできた。軍事訓練を重ね、テロリストの出撃拠点化している。

イエーメン南部には石油精製基地があり、対岸のソマリア近海海賊行為。国土の水涸れが凄まじく、戦争をさけ、水を求める難民が数百万。UNICEFの活動もしばしば妨害される。

イエーメン政府の正面の敵は首都サヌアを荒らすゲリラ部隊で、辺境山岳にいるアルカィーダの討伐にまで手を出す余力がない状態。

しかしあと十年でサヌアさえも水涸れ、砂漠になると予測されており、男子海外へ出稼ぎにでるか、ゲリラになるしかなく、そういえばオサマ・ビン・ラディン母親はイエーメンの女性と言われる。

米軍情報筋によればアル・カィーダはイエーメン支部とサウジアラビア支部が合併し、世界からジハードの戦士を募っているという。米軍イラクアフガニスタンにかまけている間に過激武装勢力はさっさと拠点を引っ越していたわけだ。

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 

     平成21年(2009年)10月2日(金曜日

        通巻第2728号 

2009-10-02

http://anond.hatelabo.jp/20091002001731

これ、好きこのんで実質戦時下のイラクに行ってゲリラに掴まって穴蔵の中心でノーコイジュミを叫んでた奴らとやってる事の構造は同じだよな。

2009-09-19

用語解説

http://anond.hatelabo.jp/20090918220903

割とウケて嬉しいです。

文脈がわかんねーよという人が結構いるようなので、そういう人向けに簡単に解説を用意しました(他の増田エントリで触れられたものは除外)

あれ?これってもしかして・・・「一度ハズしたネタをもう一度わかりやすく説明しているーー!!」(byすごいよ!マサルさん

ええ、そういうことです。

良かったら戦車っ子の報われない現状についても学んでみてね!みてね!女子力に負けないぐらい面白いよ!多分。



戦車戦闘

いわゆる主力戦車MBT)のメインお仕事がこちら。敵の主力戦車ガチで殴り合い出来ることがとても重要。ところで、女子力の高い女性も時々、他の女子力の高い女性と殴り合いすることをメインお仕事にされていることがあるのですが、そんなところで戦車らしくならなくても良いと思います。

イドスカート

側面からの攻撃を防ぐために車輪を覆うように取り付けられるプレート。スカートによる直接防御力を期待するというより、側面装甲板とスカートの間のスペースを空間装甲として利用する方がメインだそうな。スカートをはかない装甲系女子は最近少なくなりました。とはいえ、74式辺りは今もはいてないです(でもパンツじゃないからはずかしくないもん!)。

ドクトリン

軍事的な文脈においては、主としてその国の軍隊の『戦い方』を規定する理念・基本原則のこと。政治外交用語として用いられることもあります。女子力的な脈で読み替えると、自分固有の長所短所に合わせたアピール方法・コミュニケーション方法の理念・基本原則のこと。これがないと生来女子力が高くても中々幸せにはなれないような気もします。まあそれ、男も一緒なんですけど。

稜線射撃

山の稜線に車体を隠しながら、砲塔だけ頭を出して敵を攻撃する手法のこと。敵側から見ると、ちょうど地面から砲塔だけがぴょこんと飛び出るかたちのため、一見するとトーチカのように見えます。74式以降の戦車は、ハイドロサスで車高をいじれるので、より稜線射撃がやりやすくなりました。たまに基地祭なんかにいくと、お客様にちゃんとお辞儀のできる、女子力の高い戦車たちに会えます。さあ、早く基地祭で装甲系女子を探す作業に戻るんだ。

機動防御

「陣地防御」の対義語。固定的な陣地に頼らず、相手の攻撃に合わせて適時戦力を集中して逆襲・反撃を仕掛けるやり方。少ない戦力で効果的に防御を行うことが可能です。相手の出方を見て、戦力集中・逆襲するのはリアル女性力でも凄く大事な概念ではないかと思われます。男も一緒だけど(こればっかだな、おい)。

避弾径始(避弾経始)

装甲板を傾けて配置することで、装甲の見かけの厚みを増やす設計技法。T-34などの戦車で広く採用されたが、戦車砲弾・装甲技術の発達に伴なって効果が薄くなったため、最近では利用価値が減少しています。女性も少しばかり傾き者の方が見かけ上の(人間的)厚みを増やせる気がするのですが、最近は男にウザがられて効果薄のようです。採用は計画的に。

戦車不要論

日本の国土には戦車は不適であり、他の兵器に代替すべきである、との主張。論者には攻撃ヘリ・装輪車両などを称揚する者が多い。多くの場合、代替兵器に対する過剰な幻想戦車に対する過剰な蔑視の念があることは、スイーツビッチ嫌いのミソジニストとほとんど変わりません。2ch軍板などでは揶揄・おちょくりの対象としてゆるふわ愛され系です。

林磐男

自衛隊のAFV設計に携わってきた技術者。主著に『戦後日本戦車開発史』などがあります。みんなも買って読もう。光人NF文庫で大絶賛発売中。

ERA

Explosive Reactive Armor=爆発反応装甲の略語。携行型対戦車ロケットなどの成型炸薬弾に対し効果的。旧型戦車の改良・改造に使われることが多いです。反面、高速で飛来する徹甲弾にはあまり効果が望めない・被弾時に爆発で装甲プレートが飛散するために随伴歩兵に被害が出やすい・被弾で効果を失っていく、等の問題もあり、万能の装備ではありません。女性がするお化粧のようなものと理解して頂ければだいたいあってる。「おっ、そのERAいいね、近代化改装?」一度言ってみたいワードですが、第二の天安門事件が発生しないよう、くれぐれも注意が必要です。

RPG周防

読んで字のごとく、全方向からのRPG(いわゆる対戦車ロケット砲)による攻撃を防御できる能力のこと。イスラエルメルカバ戦車は、市街地内での戦闘が多く、ゲリラが持つRPGの強い脅威に晒されるために、こうした防御能力が重視されたデザインになっています。女子達が作る同調圧力RPGで形成されたキルゾーンをやり過ごすために、こうした防御能力を身に付けなければならぬのも無理からぬことと言えましょう。血で血を洗ってる場合か、早く停戦しろよ、という言葉は禁句です。女子力による憎悪の連鎖をどう終わらせるのか。国際社会のあり方が問われています(赤旗記事風締め)



全体として、90式子さんが自分立ち位置をぼやいてるよ的なイメージで作りました。90式子さんももう今年で19歳。色々と悩みは尽きませんよね。そんな90式子さんのことがかわいくてかわいくてたまりません。みんなも愛してあげてね!90式子さん!

http://anond.hatelabo.jp/20090918220903

固有名詞がわからんという人がいるので若干解説。

・AFV=装甲先頭車両

レオパルト2=ドイツの現用戦車世界最強クラスと言われる。

・ヤキマ=アメリカの演習場。陸自戦車はここに行っては好成績を上げているらしい。

スホーイロシア戦闘機レーベル。つよい。

片山さつき財務省主計官(防衛省担当)当時、むちゃを言って防衛予算を減らそうとした。

・74式=日本の一世代前戦車世界基準から言うとちょっと変。

RPG=対戦車ロケット。よくゲリラが使う。

ちなみに、片山さつきのアレって、要はよくわかっていない女子ならコワモテ自衛隊相手に予算削減を果たしてくれるだろうという人事の深謀遠慮じゃないかと思う……。大の男が寄ってたかって女子をいじめるなんてプライドの高い将校連が好むわけないからね。


追記

おいおいそこのブコメの人よ、誤変換つついて何が面白いんだ?

2009-09-11

日本の新政権が、アメリカとの対等な同盟関係を望んでいるらしい。

boots on the ground?

日本の新政権が、アメリカとの対等な同盟関係を望んでいるらしい。

アメリカと対等ということは、米軍と同様に、世界各地の紛争に軍隊を送り込み、日本人兵士と現地人の血を流すという事になる。それが世界第二位の経済大国の責務である。日米同盟によって、日本がそういった荒事から身をかわして居られたのは、日本アメリカとがそれぞれ、役割を分担して世界経済を回していたからであり、ドルポンプとしての日本の役割が解任された以上、米ドル基軸通貨からの転落は必然であるし、同様に、日本米軍に次ぐ軍事大国化を成し遂げ、国際秩序に対して直接的貢献をしなければならなくなる。これには、当然、核武装も含まれる。昔から、若い失業者の吸収先は軍隊と言われていたが、現代でも、ゲリラテロリスト麻薬カルテル私兵集団を鎮圧する作戦においては、ボタン一つで皆殺しにできるミサイル空爆は使えず、歩兵戦力による掃討が必要であり、そういった、人と人とが直接殺しあう戦場は、若年労働者の吸収先として有望である。高まる失業者・無業者の吸収先として、軍隊と戦場は、有効に機能するであろう。

しかし、新政権の中枢や連立を組む政党は揃ってお花畑で、"9条を守っていれば日本平和である、軍隊があるから戦争になる"という、カルト宗教的な考えを述べている。

いったい、どうするつもりなのであろうか。日米同盟を空文化させるということは、日本国防の為に戦力・人員を強化しなければならない。日本国境を接している国家は、日本の主要都市全てに核ミサイルの照準をつけ、東シナ海地下資源を盗掘している中国や、日本の領土である竹島を不法占拠している南鮮、日本人拉致している北鮮、日ソ中立条約を一方的に破棄して日本に宣戦を布告し、北方領土を切り取っていったロシア(当時はソ連)という、友愛とは正反対な実績を積み重ねている不良国家ばかりである。

国家に友人は居ないとか、自国以外は全て仮想敵国であるという国際外交の基礎を知らないのであろうか。主婦感覚東北田舎代議士や万年野党経験皆無のお坊ちゃまに、国政、それも外政をやらせるのは無理がある。

2009-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20090901004356

Xbox360は全く売れてない。こないだまでの自民党みたいに不人気。世界的に大ヒットしたソフトが発売された週ですら、本体の販売台数ではこれといった注目作品の無いPS3トリプルスコア以上差を付けられてる。

ふむ。興味深い数字ですね(棒読み)。ということで直近一ヶ月くらいのデータを貼っておきますよ。ソースメディアクリエイトランキングとその魚拓から。

http://www.m-create.com/ranking/

http://megalodon.jp/?url=http%3A%2F%2Fwww.m-create.com%2Franking%2F

本体売り上げ
PS3 Xbox360
7/20 8,997 3,080
7/27 8,760 3,552
8/3 5,826 5,436
8/10 5,944 9,162
8/17 2,052 8,979
影響ありそうなソフト

というか、ソフトウェア売り上げランキングにでていた両機種のソフト。抜けはあるかも。

発売日 ソフト 機種
7/16 プロ野球スピリッツ PS3/PS2
7/23 塊魂TRIBUTE PS3
7/30 Gears of War2 Xbox360
7/30 KOF12 PS3/Xbox360
8/6 マグナカルタ2 Xbox360
8/6 レッドファクション:ゲリラ PS3/Xbox360

本当は他の機種ででたソフトも影響するんだろうけど、面倒なので手抜き。

んで、7/20の週は確かにトリプルスコアくらいだけど、この5週でみるとかなりいい勝負(まあWiiには全然かなわないわけですが)。8/17の週に至ってはトリプルスコア以上でPS3が負けてる。元増田がいつの話をしているのかは知らんけど、直近で言うと冒頭の話は端的にいって嘘ですね。まあ面白いゲームがあれば何だっていいんですが。

(追記)8/17の週はこの週にあったPS3新型の発表によって買い控えが起きてるんだね。まあでも論旨は変わりません。

2009-08-31

オバマアフガニスタン戦争ケネディが始めたベトナム戦争に似てきた。

泥沼の戦場は賄賂収賄、買収、そして暴力がまかり通った大統領選挙

****************************************

▲「カブールにある中央政府が何をしてくれたって?」

アフガニスタンカンダハル以南は「タリバン自治区」とも言えるヘルマンド県、とくにカンネシン町は惨状である。ま、「タリバニスタン」って呼び替える方が良い。タリバンは表向き地区から消えたかたちだが、見えない政府として実質の空間を統治している。カブールからアフガニスタン政府の治安維持の兵隊は来ない。

警官が百三十人の配置と計画されたが五十人しかこなかった。ところがかれら「警官」は、何の訓練も受けておらず突っ立っているだけ、いや立っていることも出来ず、泥棒、ゆすり、たかりをやる。要は「カブールから通りをあるいている失業者を連れてきたんだよ、員数あわせで欧米から支援金をひきだすためにさ」(NYタイムズの住民へのインタビュー)。

住民は誰も中央政府派遣警官を信用せず、畢竟するにカブールにある「中央政府」なるものを信頼せず、広大な草原と谷と砂漠土地は米兵と英国兵がチェックポイントだけを巡回パトロールしているが、決定的に兵力が不足している。だから一番犠牲が多いのも広大な土地を少数でパトロールする米英軍で、作戦には限度があるからだ。タリバンゲリラ訓練を積んでおり奇襲が得意で米国海兵隊並みの強さ。しかもカンダハル以南は猛暑で日中は摂氏48度である。

カルザイの中央政府が何をした? ひとりの教員行政官も送ってこず、学校を建てず道路は造らず、つまりは何一つ住民のための政治をしないと住民は激怒しているのだ。これらの現実米国特派員らが現場から打電してきている。


ベトナム戦争の最後の日々にアフガニスタンは似てきた

カンダハル以北では学校道路橋梁もかかった地域もあるが、地元業者は「許可料」と「不襲撃確約」のためタリバンに膨大なみかじめ料を支払ったという。

民は罌粟を栽培し、金に換えるしかない。こうした「農作業」と運搬はタリバンが支援してくれる。住民の三分の二はタリバンを支持し、米海兵隊を頼もしいとするアフガニスタンの民はまれにしかいない。

この日、英国兵の犠牲が二百名を越えた。英国ではブラウン首相アフガニスタン政策を「よくやっている」と評価しているのはたったの1・5%、圧倒的多数は「すぐに撤退を」望んでいることが分かった(「サンディメール」が8月20-21日に実施)。ちなみに次の英国選挙は、こんどの日本民主党圧勝型になり、労働党大惨敗に至るだろう。

米国が期待したアフガニスタン大統領選挙は「ごまかしの集大成」であり、暴力と買収の結果である。パキスタンムシャラフを最初は支援し、やがて選挙不正があったとして引きずりおろしたのも米国ではなかったのか。

土壇場で十名近い候補者が降りたのは、より有力な候補者地盤をわたし、カネを受け取ったからだ。つまりカネをにぎるカルザイ大統領に。

買収は常識であり、本当の選挙をやれば、カルザイが第一回投票で過半を超えるとは考えられない情勢だった。

ホルブロック米国特別代表は、選挙後、二回、カルザイ大統領と会談し、泥沼の現状を批判した。アメリカ嫌悪するファヒム将軍北部同盟)やドスタム将軍ウズベク軍閥)を入閣させようとは何事か、と。しかしカルザイ大統領米国の内政への介入を拒否し、ついに米とカルザイ政権に鮮明な亀裂が入った。


ベトナム末期の南ベトナム政府の腐敗、腐臭と似ていないか

ベトナム戦争は腐敗した南ベトナム政権の腐敗に目をつむり、米国傀儡に支援をつづける一方で、南ベトナム政府軍を育成したが、みごとに失敗し、ベトナムの民は米も政府も信用せず、最後は昼の顔を夜には変えてベトコン税金を支払い、米と組んだ華僑を狙い撃ちし、最後はサイゴンにベトコンが侵入するや市民は歓迎してむかえた。

こうしてベトナムでの米国の「自由を守る」政策は壮大な徒労に終わったが、同じ未来図がアフガニスタンに見える。

2009-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20090817102421

感情的な内容からして実際にトラバコメントした人っぽいなwwwwwwwwwwwww

>ろくに知りもしない世界を肯定してしまうのも同様に狭い感覚では?

どこに肯定したんだ?どっちかどうか実際に経験しないと判断できない事を先入観だけでNOと言ってる人に言ってんだよ。

ここの役員だって言ってたでしょ、本を読まずして書評を書くなバカがって。

>あれもこれもダメだから自分探しにいきたい系だろどうみても。

>生きがい(笑)を求めてだぞ。

そうですね。あなたみたいにこの社会に適合してる人ならそうとしか思えないんでしょうね。

常識なんていったって所詮はイデオロギーなんだから、こういうつまはじきにされちゃう人もたくさんいるでしょうに。

あなたは生きがいを考えてる?(笑)にしちゃってるけど自分はこうしたいっていう哲学は無いの?

元増田自殺を否定するような書き方をしているが、外人部隊に入るって遠回しな自殺じゃないか。

死ににいきたいならそれが通用するけど、死にたくていくなんて言ってないでしょ。

命よりも楽しさもとめて行く人もいれば、人撃って見たいとか本当の戦争を見てみたいとか、はたま普通仕事がつまらなくて刺激が欲しいとか、

外人部隊に入るってのは人それぞれだな。まあそれはどうでもいい。

ただ形態が殺害だったりも含まれるだけであって、正規の国軍なんだしゲリラ活動に混ざりたい層と一緒にするのはどうかと思いますよ。先生

>結局、増田に書いたのだって、止めて欲しかったか、後押しが欲しかったんだろう。

とめて欲しかった感はまったく感じられないが。

そうならばリアル友にいえば賛成する奴はいないんじゃないの。冗談めかして言わなければ。

親だったら99%止めるだろうし。

後押しはまああるかも。

何故増田って適当なこと言うからでしょ。

真実性も何も無い糞ログの溜まり場に書いた方が素な反応が得られていいんじゃないの。


>それとも、お前らと違う俺ってかっこいいだろっていう状態で思考停止してるのかな。

元増田はこんなこといってます。

>命はもっと粗末に扱うべきだ、というカイジの兵藤会長言葉は理解するが、増田をそこまで追い込んだこういう社会を守るために命懸けで戦おうとする、ここが理解不明

あなた勘違いしすぎです!

社会を守ろうとか戦争が無くなればとか微塵も思ってませんし!永遠になくなりません!戦は男の食欲とか性欲とかと同列なんです!

日本に帰って評論家とか民間会社に入る気もありません!帰った後知り合いに語っておまえらは甘い!とか言う気も毛頭ありません!

そういうヨコシマ(金儲け)な将来に興味も関心ももてないんです!

帰って語る気ゼロじゃん。

いいじゃん、俺好きだよこういう人。応援したくなるわ。

少なくともここでブツブツ言うおまえらより器は大きい。

2009-08-16

アメリカに住んで2年半

日本に行く前にもっていたアメリカイメージ現実の違いが大きかったトップ5(予定)

アメリカ人はみんな銃をもっている -> 百人以上に出会ったけど1人だけ。大半は

撃った事もなかった。おれが射撃場で撃った事がある、というと「ホント?」と興味深々で驚かれるくらい。日本人にとっての乗馬みたいな感じかな?

治安がめちゃくちゃ悪い。 -> 日本より安全。日本京都に住んでいたときマンションの前に停めてたバイクは2年の間に3回盗まれた。こちらでは盗難経験無し。

アメリカは危ないって、嘘ちゃうか?と思うくらい異常に安全。アメリカ人の悪い人はある意味礼儀正しい。自分の縄張りから外に出ない。

僕の友達にロサンゼルスの隣の市のコンプトン市に住んでいるアメリカ人がいる。ここは全米の危険な町のトップ5に入るすばらしい町なのだが実際にいってみると普通の町だ。


本人いわく、隣のブロックドラックディーラーがたくさんいて危ないけど、こっちのエリアには絶対こないそうだ。警察が多いし。(彼は20年そこに住んでる)

日本の場合、いわゆる危険エリアってないから危険な人があちらこちらに点在してゲリラ化している感じ。だから高級住宅街にいても安心できない。悪い奴が出張してくるから。

こちらは危険な人たちが危険エリアで堂々?と生活しておられるので、むしろ安心だと。まぁロサンゼルス暴動みたいに、社会の箍が外れるとそういう凶暴なエリアに封印されている悪人達が飛び出してくるから怖いんだろうけど。

アメリカ人はでかい -> 小さい。自分は175あるけど、自分より小さいアメリカ人の男の方がずっと多い。若い年齢層に限っては日本人の方がアメリカ人よりでかいんじゃないか?と思うくらい小さい。ただ身長は小さいけど横幅はでかいのは多い。

あとアメリカ人のじいさんはでかいのが多い。昔は夜更かししなかったから?

アメリカ人の運転は荒い -> 僕の方が荒かった。

みんな野球好き -> どこにスポーツ好きがいる?って感じ。スタジアムにいけばいっぱいいるけど。アメリカ人自分趣味しか興味なく、それをとことん追求していく、それ以外にはまったく関心を示さない、ある意味アンバランスな人たちなので興味の無い人は本当に何も知らない。流行にあわせるという発想がないんだよね。

ノーラライアンボンズイチローもしらない人がアメリカ人の8割だと思う。まぁ残り2割でも6000万人いるけどね。

2009-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20090812192647

いや、損害が発生するなら、公開を差し止めたり、演奏させない事は出来ると思うよ。

(それが公開前であっても)

名誉毀損って、そういうものだと思うのだけど。


ちなみに、ゲリラ的に不意打ちでやるなら、何でも出来る。(愚行権を行使するのは自由)

人種だろうが、階級だろうが、障碍だろうが、なんだろうがお構い無しにボロクソに扱き下ろすのは可能。

知らないんだから、誰にも止められない。

2009-08-07

大雨警報発令@東京市

消防車かな?大雨警報だって言ってる声が聞こえる。

関係あるか知らないけどさっき瞬電した。

いよいよ東京にもゲリラ雨くるか。

2009-07-25

まんがで学ぶ世界史日中戦争」という本があった

主人公の心やさしい青年中国に出兵する。

杭に縛られた抗日ゲリラを銃剣で刺殺して処刑した後から

顔が暗く、目がハイライトのないレイプ目になって、

人を殺すことに躊躇しなくなった。(物語終盤で何かの理由で元に戻ってた)



えー違うだろ。人はもっと簡単に人を殺すよ。

そんな「心を失うと人を殺す」みたいな描写はねーよと思った。

戦争後遺症とかPTSDとかクローズアップされるけど

戦場ではバリバリ殺したけど帰れば普通の優しいパパとかの方が多いよな。

2009-07-14

新彊ウィグル自治区路地裏の真実

宮崎正弘トンデモ中国真実路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ)

 

(拙著からウィグルの紀行部分のダイジェストです)

モスクに祈りの音楽が聞こえない

ウィグル自治区で殆どのモスクイスラム寺院)は静謐そのもの、宗教活動は地下へ潜ったと見られる。

新彊ウィグル自治区地理的にみると中国の西北に位置し、その面積は百六十四万六千八百キロメートル。じつに中国総面積の六分の一を占める。日本の総面積の四倍以上だ。

大半が砂漠である。だから中国は平気で核実験場としてきた。そのうえ新彊ウィグル自治区カザフスタンキルギスアフガニスタンパキスタンなどとの国境線だけでも五千七百キロに達する。

国境警備にも力点をおくわけだから長大な防衛戦において兵站の確保は並大抵ではなく、どこからでも駱駝は進入できる。ビンラディン一派に通じるイスラム原理主義過激派ゲリラ武器中国国内に運びこむのもさぞ容易なことだろう。

極めて厳しい自然環境乾燥した気候である。とても住み良い、暮らしやすいという環境ではない。砂漠では水の確保も簡単ではない。広大であっても貧しいこの地域におよそ千六百六十万人が住んでいる。そのうちウィグル族が約九百五十万人、言うまでもなく大半はイスラム教徒で、古くからマホメット信仰している。

漢族回教徒を目の敵としたのには歴史因縁がある。

中世から近世にかけて現在中国北西部を収めていた元は原住民イスラム信仰には介入しなかった。近代になっていまのカザフスタンから新彊ウィグルにかけて「東トルキスタン」が建国されると、復古を主張する地下運動が盛んになり、血の弾圧に屈しないばかりか、ますます闘志をかき立てて原住民漢族に立ち向かうようになった。

新彊ウィグル自治区の党書記・王楽泉(山東人)はすでに十年以上(駐 執筆時点。いま現在は17年)に亘って、この地域の党書記として君臨している。

あたかも欽差大臣のごとく居丈高に振る舞っているが、九八年九月二日の記者会見で!)宗教管理をさらに強める!)共産党員はイスラム寺院に行ってはならない!)女性が顔を隠すのを禁止する!)ウィグル青年が長期不在となれば「過激分子」とみなし「宗教の自由」を剥奪する、などと時代錯誤の対策を語った。

 

ウルムチへ入った。ウルムチ市内には西安チチハルの清真寺のように迷路の奥の路地裏の、さらに裏にこじんまりと立つ小規模なモスクもあれば、福建省泉州のように街の真ん中に公園化した瀟洒なモスク漢字で「清真寺」を一般的に充てるが、泉州だけは「清浄寺」という)もある。道路沿いに多くの信者が住んでいるが、各地で表向きの信仰生活がみられない。公安の警戒を懼れ、モスク信者がちかつかないのだ。

冷戦終了直後に旧ソ連領のカザフスタンウズベキスタンタジキスタンを歩いた経験があるが、随所で早朝から大きなスピーカーで「アッラーアクバール」とコーランが流れているのを聴いた。

ホテルでこの聖なる音に目覚め、やおら窓を開けると、♪アラーは偉大なり♪

イスラム圏のまっただ中にいるという旅情がわき上がってきた。バグダットでもイスタンブールでも、エルサレムアラブ街でもサマルカンドやタシュケントでも同じ情景があり、必ずそこに宗教音楽が付帯した。

しかし中国は違っていた。宗教音楽はおろか公然とした祈りさえないではないか。


▲ウルムチは「砂漠チャイナタウン

一方でアルカィーダ秘密基地に「東トルキスタン独立」を掲げたイスラム原理主義過激派が訓練を受けていた。

寧夏回族自治省のみならず新彊ウィグル自治区トルコ系住民のなかにイスラム原理主義が拡大している事態の到来は、五輪をひかえた北京中央にとっては鮮明なる脅威という認識である。

北京は「9・11事件」の事後処理に便乗し、ウィグル独立運動を「テロリスト」とそそくさと規定した。そのうえで米国に圧力をかけ、容赦ない弾圧を新彊ウィグル自治区で強化した。911テロ以降も一万人もの「テロリスト容疑者」を拘束、一部を拷問にかけた。

イスラムの動きに鈍感で敵対心を潜在意識に潜ませる欧米諸国は、ウィグルに関してはチベットに寄せる同情心と較べるとやや薄い。まして米国は02年八月にアーミテージ国務副長官を訪中させた際に「ウィグル独立運動」を中国が要求するまま「テロリスト」に認定し直した。イラク包囲網を実行し国連で武力容認決議を急ぐあまり米国拙速にも北京と妥協したのだ。

 (中略)

村全体がウィグル人だったりする農村では、当たり前のようにモスクに集う人々の姿がある。また西安のような大都会でも、中心部のイスラム寺院「清真寺」には人々の礼拝が絶えない。モスク近くでコーランテープCDを買おうと尋ねてみるが、一枚もない。一軒だけコーランの経文を売る店がトルファンにあったが。。。

あまりの弾圧ぶりに、宗教活動は地下に潜ったのだ。年齢によって差はあるが、人々の服装を見ても若者の一部はイスラム帽もかぶらず、ピアス茶髪ショートパンツが珍しくない。ウルムチにさえディスコカラオケがあって暴走族がいる。カザフ・カラーという独特の模様の民族衣装はかろうじて残るが、TVと新聞北京に握られている以上、イスラムの主張は宥和的、微温的にならざるを得ないようだ。

ウィグル族の首都であるにもかかわらず、ウルムチには圧倒的に漢族が多い。動物園にはパンダ市民公園遊園地漢族家族連れが目立った。いまやウルムチは「ウィグルチャイナタウン」ではないか。

街の看板漢字アラビア文字が併記されている。ところが目立つのはカラオケ、瀟洒なビジネスビル大通りに溢れるのはトヨタ日産ホンダの車である。

服装もあか抜けしたデザインが主流で、ウィグルカラー民族衣装を着た人は少数派になりつつある。自転車が道に溢れ、商店の物売りたちの活気ある呼び声。バザールの喧騒。中国全土のどの都会にも見られる風景で、設計思想は似通っている。

最近のおびただしい漢族の入植は、この地にも工業化をもたらし、経済的な発展を遂げた。生活が少しでも豊かになれば物質的な欲望が果てもなく拡大するのは致し方のないものであろう。

都会のウィグル人の若者は懸命に北京語を学んでいる。言葉ができないと官として出世は望めず、給料も上がらないからだ。

中国沿岸部の人たちは競って英語日本語を習得し、外資系企業に勤め、うまくすれば外国人の伴侶を見つけて外国籍をとりたいと考えているようにムスリムのあいだにも漢族と同化し暮らしを豊かにしたいと考える若い世代が増えている。むろん村の古老たちはこうした現象を苦々しく見ている。

~~~~~~~~~(中略)~~~~~~~~~~~~

仏教遺跡はすべて破壊された

「交河古城」は岩の大地を上から発掘して造った、世界でも珍しい彫刻都市である。

南北一キロ、東西が三百五十メートルの大地の真ん中を道路が貫いている。寺院仏塔、住居跡が掘り起こされていて壮観であるが、どんな理由があってこんな苦労をして大地の中に都市を閉じこめようとしたのか。異民族の進入を防ぐための秘密都市だったのだろうか。

交河古城はそうした思惑の通りには行かず、漢族に滅ぼされ、城は徹底的に破壊され、新たに建てられた高昌城にとってかわられた。その高昌城とて後年には唐の大軍隊が侵略してきて滅ぼされた。数千年の間、仏教イスラムの苛烈な戦いが繰り返された新彊ウィグル各地の仏教遺跡には、一つとして満足な仏画仏像がない。偶像崇拝を禁ずるイスラム教徒の手によってことごとく破壊されたからである。

嘗てタリバン支配下のアフガニスタンではヘラートに近いバーミャン石仏イスラム原理主義過激派らはミサイル破壊した。「世界遺産」であれ、なんであれ狂信的教徒は他宗派を認めない。それは共産主義も同様である。

南に天山山脈を挟むクチャ、カシュガルともなるとイスラム教俄然、強い色彩を帯びる。カシュガルのエティカルモスク中国イスラム教徒メッカだ。ここに巡礼を果たしたイスラム教徒は仲間の尊崇を集めるという。 

現代の宗教の一つである共産主義は他の宗教指導者逮捕し、拷問にかけ、北京に刃向かうと見れば次々と処刑した。モスクを物置にされたイスラム教徒怨念はなまなかなものではなかろう。

血の弾圧を受けた新彊ウィグルの民は、チベットと同様にイスラム教への信仰をひたすら内面に押し込めた。その分、人々は心の中に蓄積された漢民族に対するルサンチマンを歪んだ形で膨らませだ。歴史的に蓄積されたこの反漢感情のエネルギーに火がつけば予想外の炎となって燃え広がるのは明らかである。

イスラム歴史と文化は漢民族に蹂躙され、独自の文明形骸化した。イスラム教は地下に息を潜めている。したがってもしイランホメイニ師のごとく強靱な精神指導者が現れたなら、かつてシャーを打倒したイラン革命のように漢族に対する一斉蜂起が起こるだろう。

 

拙著トンデモ中国 真実路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ)からウィグル箇所をダイジェストしました。同書は全33省を寄稿した、おそらく日本で唯一の本です。アマゾン ↓)

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%A2%E4%B8%AD%E5%9B%BD-%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E3%81%AF%E8%B7%AF%E5%9C%B0%E8%A3%8F%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A-%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E6%AD%A3%E5%BC%98/dp/4484082187

- 転職ならen
- 派遣ならen
3ページ中1ページ目を表示(合計:62件)