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はてなキーワード: 連合赤軍とは

2024-04-13

anond:20231002130823

これは結果が類似しているけれど、全く違うモノなんですねぇ。

ゲリラ戦というのは、あくま戦争の一形態でありまして、正規戦同士の会戦では手が届かない敵の後方を攻撃する一手法なわけであります。そのために非正規戦力(すなわち交戦者資格たる制服章票、武器公然携帯を行わない)を浸透させて、戦線の後方を攻撃する。これによって治安戦という形によって兵力の拘引を行ったり、補給線を攻撃することで、前線部隊の弱体化を狙う訳であります

ただし、普通はそれだけでは勝ちきれない。ために敵が十分弱体化した暁には、きちんと正規軍がしゃしゃり出て敵の正規軍を撃破することが想定されています

この一連の動作毛沢東理論としてまとめていて、あの虐殺ハゲを唯一認めることが出来るとすればこの業績です。もっとも夢見たバカがいっぱいこれに飛びついたお陰で無駄戦争がかさんで人が余計に死んでますがネ。

一方で、テロは別段戦争に限ったことではありません。一定の(普通政治的な)我意を強要するために単に敵勢力の弱体な部分を攻撃する、通らなければそれを継続する、ただそれだけ。


で、なんで日本左派過激派が好んでゲリラ呼称を用いたかというと、毛沢東理論的影響が強かったのと、あくまでそれが帝国主義との戦争であるという自意識が強かったからなんですねぇ。彼らの言い分からすると、彼らはあくまで悪の植民地主義者共をぶっ殺す正義共産国樹立尖兵であったわけ。そのうちどこからともなく(例えばそれら尖兵義士に触発された人民放棄によって形成された/人民救助のためにソヴィエト派遣した義勇の兵士たちの)正規軍がやってきて土人ジャップ群を撃ち滅ぼしてくれると夢想していたわけです。

例えば連合赤軍逮捕されたときに「ヘーグ条約に基づく捕虜扱いをせよ」と世迷い事を言うわけですよ。彼らの中では、彼らは正義の国から来た聖戦士交戦者資格を持っているんですな。なので、当節のオキモチテロ(迫撃弾などという寝ぼけた代物がまさにそれだ)

むろんテロ外聞が悪いという側面があったにせよ、そういう事なのです。モノには一応理屈がある。理屈と膏薬はどこにでも付く。

2024-02-20

人権を叫ぶ左翼ほど人権から程遠いのは何故?

朝日新聞若者人権離れが叫ばれている

これを受けてはてな民大勢居そうな某大手左翼掲示板ではZ世代人間として欠陥があるヒトモド○だとか、人権を取り上げて徴兵して●すべきなどという異様な誹謗中傷散見されている

この上の例からし左翼価値観人権から乖離しているのだが

毛沢東

スターリン

ポルポト

ヒトラー

プーチン

連合赤軍

日本赤軍

学生運動

しばき隊

FARC

左翼老人が好きそうで発言価値観的にマッチングしそうな人物組織を挙げてみると血も涙もない悪の巣窟みたいな絵面になるのは何故だろう?

左翼ほど他人価値観思想不寛容で、生命迫害する構造を見るとやはり人生が極地に達した犯罪者予備軍の底辺が埋没するのが人権思想左翼思想なのではないだろうか?

思考実験として例えば相模原障害者殺傷事件舞台がもしもコミケだったらと思惟してみる

左翼不倶戴天の敵であり被差別オタク障害者の代わりに死んだのなら、はてな左翼界隈では万雷の拍手を送られたのではないだろうか?安倍晋三が射殺されたときのように

本質的反社、反人権思想左翼人権などと連呼しているのは極道独自社会性で暴力行使し後支えする土台理論として仁侠などと主張することと同一性があるのではないか

参考文献

人権を「怖い」と敬遠する若者 ジャーナリスト安田浩一さんの危惧

https://www.asahi.com/sp/articles/ASS2J4VHVS26UPQJ008.html#expertsComments

オタク人間である証明せよ

https://togetter.com/li/1220572

2024-02-02

ラジオ東アジア反日武装戦線とその時代を振り返り、見えてくるもの

2024/1/31(水) 20:10

TBSラジオ荻上チキ・ Session」#ss954

メインセッション

東アジア反日武装戦線」とその時代を振り返り、見えてくるもの

https://www.youtube.com/live/ouGKVPIWh9s?si=1pm7-RACXU1kcPQl&t=7782

初見(初聴)の固有名詞略語も多かったので振り返ってみる。

(約3600文字

青木理氏:

最近判決が出た大坂正明被告渋谷暴動事件)は中核派だった。

中核派はまだ組織があるが、東アジア反日武装戦線はもう組織がない。

島聡「さん」

田原牧氏:

(「戦線」ではないが過激派の?)裁判支援をしている友人がいた。

私は急に森田童子を思い出した。

荻上チキ氏:

「ぼくたちの失敗」('76リリース、'93「高校教師主題歌)の。

田:

もっと物議を醸しそうな曲もあったが、そういう時代を思い出した。

荻:

時代を振り返っていく。まず60年代

田:

戦線」は新左翼とは一線を画している。全共闘の一つのエッセンス

60年代学生運動日本戦争責任に触れていなかったが、70年代から問題提起が出てきて「戦線」は愚直に受け止めた。

(「戦線設立1972年1975年まで事件を繰り返す)

田:

60年代半ばから80年代半ばまでの運動では人の死が珍しくなかった。

運動竹竿ゲバ棒火炎瓶爆弾となり、'71には三里塚東峰十字路事件警官が3人、'72には連合赤軍事件もあり、最終的には100人以上死んでいる。

荻:

まず全共闘から

田:

60年安保の頃は大学生の数も少なくエリートだった。

大学に行くことと政治活動をやることが矛盾しない世代だった。

その後、大学入学率があがり、全共闘運動が起きてきた。

男子大学進学率 '60 13.7% → '65 20.7%。'66に18歳人口が+50万人)

田:

東大全共闘リーダー山本義隆氏が、闘っているに自分たち特権性に目をつぶって正義を説くことを批判した。(「邪宗門」の)高橋和巳は「自己否定」を唱えた。

田:

60年代半ばまでは日韓基本条約('65締結)反対闘争で、革新側も「韓国に払う金があるんだったら自分たちに回せ」などと平気で言っていた。大日本帝国責任は問われなかった。

田:

入管法の制定反対で結成された新左翼系の華僑青年闘争委員会(華青闘)が、集会で「抑圧民族である日本人は信用できない」旨の「華青闘告発」を行い、日本新左翼党派は頭を下げた。

田:

60年代は「黙っているのは加害」(ベトナム

70年代は「日本の安定自体アジアへの加害」

この自己否定の流れと「戦線自体アナキズム的な性格が合わさって、実力行使に繋がっていった。

荻:

今振り返った時代の前半、大学自治学費問題から階級闘争安保闘争反米などとリンクして新左翼が広がっていく経緯は割りと学ぶ機会もある。

その後「戦線」に行くまでの時代の流れは?

青:

戦後の一時期共産党武装闘争路線をとっていたが、1955年の「六全協」で武装闘争放棄した。同時期にソ連スターリン批判が起きた。

共産党指導ではだめだということで(既成左翼ではない新左翼として)「革共同」や「ブント」が設立され、これらが中核派革マル派赤軍派などの母体となる。

全共闘は当初セクト党派)ではなかったが最終的に合体していく。

青:

学生たちはベトナム日米安保三里塚など正義感や葛藤の中で行動していたが、69年の安田講堂事件鎮圧以降急速に沈静化「敗北」していく。

このあとよど号大菩薩峠連合赤軍などの事件がおき、さら爆弾事件と先鋭化してくる。「戦線活動もこのころ。

田:

戦線」は71年に興亜観音・殉国七士之碑爆破、72年に総持寺納骨堂爆破など、怪我人は出ないが爆破は始めていた。

青:

狼煙を見よ」や「腹腹時計から読み取れる「戦線」の特徴は、現在まで続く日本帝国主義の粉砕にある。

荻:

60年代学生運動は抗議主体だったが、その後日本の加害性を発見し、植民地支配反省中で農村コミュニティ市民と共に暮らす実践などもあったが、「戦線」のような組織反省攻撃を結びつけて行った(とまとめた)。

青:

戦線」の事件肯定はしないが、アイヌ在日コリアン沖縄などマイノリティに対する問題意識を持っていたというのは現代にも通ずる普遍性がある。

また、従来型の新左翼とは傾向が違い、ストイックに日々の暮らしをしながら爆弾闘争をやった。

荻:

戦線」はなぜ闘争攻撃を選んだのか。

田:

原罪性を持つ日本人への落とし前だと思う。

また時代の流れが、新左翼国家権力が「暴力」で鎮圧することへの対抗として、自分たち武装する、という意識が強かった。

昭和天皇暗殺未遂朴正煕暗殺未遂文世光事件、「命がけで闘った文世光への呼応としての」意識暴力時代を切り開く意識があったのではないか

青:

松下竜一狼煙を見よ」によれば、お召列車爆破未遂しょんぼりしていたときに同世代文世光(22歳)が事件を起こした、あんなに頑張っているのに俺たちは何をしているんだ、と、三菱重工爆破事件につながった。

お召列車爆破用の威力の高い爆弾を使ったので8人の死者を出す大被害となり、大道将司は痛切に反省をした。

荻:

今の若いからすると左翼マルクス主義だというイメージが強い。

新左翼マルクス主義距離、「旧左翼」とマルクス主義距離、「戦線」の立ち位置はどうか?

田:

新左翼の各党派マルクス主義に基づく綱領路線がある。一方「戦線」は党派ではない。マルクス時代的に当然読むが、全共闘学生たちと同様に倫理から直接行動を起こした。先鋭化する人たちのほかに水俣山谷に行った人、本格化する前の部落解放闘争に行った人もたくさんいる。

荻:

分かりやすイメージだと革命を成し遂げるための手段という印象があるが

田:

戦線」は革命ではなく落とし前国家権力の奪取にこだわらない。政治ではない。倫理であり生き方問題ある意味ものすごくピュアな人たち。

CMと前半の振り返り)

荻:

この半世紀どうか。

青:

ドイツ戦争責任によって東西に分断されたが、アジアでは朝鮮半島南北に武断された。沖縄はまだ(アメリカ基地である)。こういった日本の加害性をピュアに突き詰めたからこそ「反日」を冠した。

荻:

現代の「反日」は、歴史に向き合う人への罵倒語になった。

青:

皮肉。かつては東アジア人民連帯の「反日」だったのが全く反転してしまった。

青:

新左翼セクトは「戦線」に批判的だったが、鈴木邦男など右派陣営の一部が「戦線」のストイックさ、(「大地の牙」部隊リーダー男性の)齋藤和(のどか)の服毒自殺評価している。こういう流れが新右翼ムーブメントを生んだ。

リスナー

戦線」は何をしたかったの?

田:

将来構想はなかった。個々人の落とし前三菱重工等々の被害者にしてみれば雑談じゃないという話だが、彼らの論理日本国家転覆まで。

太田竜という、世界革命世界赤軍を唱えたイデオローグ理論指導者)は、第三世界革命勢力と手を結ぶ、その基盤は日本の最下層の人たちだと言っていたが、今の我々の建設的な視点とは違う位相にいた人たち。

荻:

今後の公安国家の語りは?

青:

反共左翼対策としての公安役割は終えた。

ただ、当時から90年代までの、爆弾闘争内ゲバに先鋭化していく中では、公安警察が肥大化してきたのは時代必然

今後は超法規的措置で釈放された大道寺あや子や佐々木規夫などの追跡は担っていくだろうが、徐々に任務縮小か。

荻:

テロ正当化はしないが歴史と向き合うことの課題

そして、マルクス主義はなくなっても、性教育性的マイノリティ権利保護選択夫婦別姓などをすすめる「文化的共産主義」と、その抵抗としての「反共」が繰り返し保守論壇で語られている。

青:

妄想だけれども、一方で、当時千差万別の人が新左翼運動に関わった、理論から夢想家まで。ただ結末が先鋭化した隘路、陰惨な結末になったことが「壮大な失敗」と捉えられて、日本左派というかリベラルへの大きなダメージマイナス面になっていると思う。共産党左翼へのアレルギーヨーロッパでは緑の党や旧共産党政治ムーブメントを作っているのに。

荻:

理想を掲げることは無駄なんだ」というカッコつきのリアリズム空気のようなものは残ったかもしれない。

田:

今は、世の中自分が何しても動かないという風潮が強いが、当時の若者には自分たちが世の中の主人公なんだという意識が強かった。「戦線」がやったことはともかく、戦争責任を唱えたことが認知されてその後90年代河野談話村山談話につながっていると思う。

荻:

振り返るというのは何を残したのかとつなげる行為でもある。

2023-10-08

パヨの末路って確実にハマスだよな

あいつらやりたいのああいうことじゃん

連合赤軍持ち上げてるし

2023-08-04

コミュニティノートコミュニティ寿命の証

はてなでもデマ印象操作を正すコミュニティノート大正義みたいになってるのが疑問だ

私もデマ印象操作みたいなのはすべて正されるべきだと思う

しかし現状のコミュニティノートの仕組みには問題がある

問題点1 出る杭が打たれてるだけ問題

現状、リベラル系や反ワク、代替医療なので過激発言を繰り返す目立った活動家が延々とターゲットにされるだけのツールになってない?

私がたまにヲチしてるキリスト教系の反ワク・Qアノンみたいな団体があって当然ツイッターもやってるんですけど活動軸足youtubeにあるせいか特段コミュニティノートもついてないようだ

フォロワーが少ないかということもなく万フォロワーがあり、ツイートも万単位で閲覧されてるので影響力は少なくなさそう

単に見逃されてるだけ

まり反対勢力に見つかった出た杭がだけが集中的に打たれて、見つかってない活動家は依然デマ垂れ流し放題なシステムが今のコミュニティノート

問題点2 スカッジャパン的に娯楽消費してるだけ問題

togettherとかで活動家コミュニティノートでやられてる話題はてブにあがってくるとき、まとめられてる反応は「ざまあ」的なものばかり

これはスカッジャパン的な娯楽消費になってません?

デマ不正を正すなら私怨晴らしも正当化されるのって暇なんとかもそうだけど社会正義としてスジ悪すぎでは? ターゲット活動家のほうがスジ悪いからどうでもいい?

この2点について話題になることもあったが「デマが正されるならば充分」ということで見逃され続けている

それはコミュニティノート一見うまく働いてみえから

こうして分断が続けばツイッター自体崩壊寸前の折、活動家やそのシンパは遅かれ早かれ出ていくだろうけど、見えなくなるだけで存在自体はなくなるわけでない

デマを正したくらいで思想は正せない

くさいものにふたをしたところで根本的な問題解決にはならない

そしてスカッジャパン的な正義の娯楽消費が常態化すると、ターゲットがいなくなれば別のターゲットを産みまたいらぬ分断が起こるだろう

こういう分断の連鎖が起こること自体コミュニティ限界ということなのかも

仲間と団結して理想燃えてたはずの若者連合赤軍になって雪山で殺しあい始めたみたいな

コミュニティノートが生まれたのもそれが一見機能して見えるのもツイッター寿命が尽きようとしている証ということなのだろう

2023-06-07

anond:20230607154321

日本ってアンチリベラルが異常に多いよな。

何十年も前で共産党となんの関係もない連合赤軍のことで未だに共産叩きしたりただの一般人のしかも未成年コンクリ事件いつまでも言ったり。

2022-12-27

今やっと理解した暇アノン論者は暇空茜を反社としたかったのか

「暇空茜は反社なので、暇空茜が開示請求など社会インフラ活用するのは良くない、反社社会から叩き出すべきで我々は正義を示し反社暇空茜へ対抗しているのだ」っていう論法なのか

連合赤軍だのオウムだの暴力団だのと主張を見ることが出来たことにより、暇アノン論者が何でそんなこと言い始めたのか今やっと理解できたわ

相手反社であれば何やっても何言っても良いと思っていて、だからこそ暇空茜には反社で居て貰わなきゃいけないのか

面白い思考してるな暇アノン論者

暇空茜に対するド直球名誉毀損はColabo弁護団が言ってるのではなくイナモトリュウシという人がやっているのでは?

https://twitter.com/himasoraakane/status/1607404039775588353

中川卓の弁明書、ここは流石に俺の名誉のためにも公開するなんだこれ?俺がアンチフェミニスト表現の自由戦士で、嫌がらせ監査請求リーガルハラスメント)したから、連合赤軍や旧オウム統一教会暴力団と同視できるって?この書面書いた神原弁護士中川卓は本気でこう思ってんだな?

https://twitter.com/himasoraakane/status/1607408521896955904

しか引用してるツイートこれなこれをいいねした理由説明するためにこういってんのこのツイートから最初ツイートに貼った画像文章でてくんのまじでなんなの?

これイナモトリュウシという人が暇空茜に対してバリバリ名誉毀損してるのは間違いないけど

Colabo弁護団がこのイナモトリュウシに同調して暇空茜がそうだといってるかどうかはこの文面だけでは読み取れなかったのだが。

おそらく全文読めば暇空茜の主張の通りなのだろうが、部分切り抜きされると不安になる。

名誉のために公開するということであれば、一部だけじゃなくて判断できるところまでひとまとまりで公開してほしい。

あとさ。これ暇空さん側の弁論書では? なんで原告のはずの神原弁護士あたりが乙になってるの?

2022-12-16

anond:20221216175616

ワイは横からまとめに来ただけおじさんやで まとめただけやからワイに事例を言えと言われても困るやで

まぁ一応かつての内ゲバ殺し合いとかを、どの派閥否定的に総括してはいないわけで、

赤軍派革命左派が一緒になった連合赤軍が山岳ベースリンチ事件起こしとるし(あれは教条主義からの争いとはまた違う気もするが)

新左翼好きな人間ほどあいつらが手を結ぶとは思えんのや

もう弱り過ぎて背に腹は代えられん精神で手を組んでるとしたら、ものすごく悲しいんやで……

2022-10-12

「敬意」というのは他人から強制されるものではない

ある個人集団社会活動をしていて、その活動が周囲から見て胸を打つものであったとする。

その個人集団に対する「敬意」は自然と生まれてくるものである

なので敬意を第三者強制している時点において、最初から間違っている。

その前提において、今の沖縄基地外で行われている運動に対しては敬意は持てない。

弱者清廉潔白でなければならないのか」と言う批判については、「そうだよ」としか言いようがない。

清廉潔白であれ、とまでは言わないが、第三者から見て理解・納得できるものでなければ意味ないよ。

から批判を一切許さない、というスタンス集団は、いずれは連合赤軍の山岳ベース事件のように崩壊する。

2022-09-24

連合赤軍に参加しててもヨボヨボになってから生活保護がもらえる

ライフハックやね

2022-09-10

連合赤軍の生き残りガチサヨが山上映画作ったらしい

こいつら安倍が死んでどんだけテンション上がってんだよ

きっしょいわあ

山上みたいにデカいことがしたい

たった一人でここまで社会全体を大きく動かした人間

歴史上の人物ならいざ知らず、近年では思い浮かばん。

連合赤軍オウム個人ではなくチンケな組織犯罪だったし、

宅間も加藤も青葉も単なる大きめの八つ当たりに過ぎない。

まあ、植松なんかは相当にいい線行ってるがちょっと弱い。

高級住宅外車ハイブランドなんかひとつも要らない。

お山の大将になって女にキャーキャー言われたいでもない。

強がりじゃなく物欲も性欲も元からそんな無いから。

俺は山上のような一世一代の大勝負に出て、勝利を収めたい。

英雄視とかじゃなく、彼はほんまもん英雄だと思う。

私怨でも、主張そのもの正当性さえあればその罪は相殺される。

山上蛮行のおかげで鬼畜所業スポットライトが当たり、

苦しめられていた被害者達に漸く発言の機会が与えられた。

彼が英雄じゃなければ、英雄なんてこの世に存在しない。

まだ山上安部暗殺事件テロじゃないっていってるアホがいる話

まあのこの記事ブコメ読んで頭くらくらしたわけですよ

小池都知事安倍氏国葬は「テロ断固反対の発信」

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.sankei.com/article/20220909-BVUEMMQDZJJHPPBPERFKNQA4NM/

以下トップコメ引用

IthacaChasma 正直、犯人動機が「民主主義破壊する」だったら、国としてテロなんかに負けない! という意思表示としての国葬はアリだと思うんだけど、実際はカルト宗教権威付けへの私怨だったからなあ。

明らかに私怨含み山上安倍晋三を殺すことによって社会に反統一教会メッセージを送ろうとしたテロです。あれをテロじゃない私怨だとかアホみたいなこと言う人はテロだとすると都合の悪い人達なんでしょうね‥‥。

これは山上犯行前に残した手紙を読んでも明らか。

山上容疑者手紙[全文]・書き込み = 安倍元首相銃撃

https://www.theheadline.jp/articles/659

苦々しくは思っていましたが、安倍本来の敵ではないのです。あくまでも現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません。(中略)文一族を皆殺しにしたくとも、私にはそれが不可能な事は分かっています。分裂には一挙に叩くのが難しいという側面もあるのです。

手紙を読めば安倍晋三私怨はなく、社会的な影響を狙って銃撃したのは明らかでテロ以外何ものでもないです。

そもそも演説中の元首相で国会議員を銃撃してテロでなかった事件などないです。世界中どこへ行ってもテロで、テロじゃないって言ってるのは

明らかな戦争軍事作戦といいかえるような、鹿を馬というようなただのあほです。

事件後何度も似たようなことを啓発するようなことをしてきましたが、未だにテロじゃないって意見がはばかるような状況に悲しいです。

こういうこと書くと蛆虫みたいに変なのがたかってくるので先に書いておくと

統一教会韓鶴子サタン

追記 2022/09/10 9:00頃

朝起きたらブコメが少しのびてた、読んでみるとテロじゃないと必死反論してるコメントにスターが集まっていて朝から暗い気分になったよ…

いくつかコメントに返信していきます

yas-mal 引用した部分、「社会には反統一教会メッセージを送ろうとした」と読めるか? 僕には「「現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人」を失わせて統一教会へのダメージを狙った」ようにしか読めないが。

山上本人も安倍本来の敵ではないのです。"と書いてあるの読めないのかな?安倍晋三本人に恨みはなくを殺すことによって社会的な影響を狙い統一教会へのダメージを狙う、どう考えてもテロ以外何ものでもないです…ここまで誤読してると、学校教育の敗北とか、日本途上国化とか色々頭に浮かんじゃったよ…

el-condor 故元首相がいたことで起きていた各種の「政府による権力の不当な不行使」の存在を考えるに、「テロ」の側面よりは抵抗権の行使に重きを置く方が妥当そう。

すんまんせん、ガチ過激派な人はお呼びでないです。民主主義的な手段は他にも今話題弁護団相談するなり、いくらでも方法は残っていたにもかかわらず、暴力によるセンセーショナル手段志向されてる方々は昔の学生運動時代連合赤軍による一連の事件から何も学んでいないんですね…

Gelsy 素人犯行を防げなかった警察の力量不足に社会不安を覚えたのは確かだからテロでいいよ。

これは同意っすね、どう考えても当日の警察の警備には瑕疵があった。まあただプロテロリストや殺し屋なんてもの日本蔓延っても困ります

他にもこんなの議論する意味あんのかとか多数同様なブコメいただいていますが、明らかにテロであるものテロではないと言うのは、まるで政治家の答弁のような歯切れの悪さとインチキさ、欺瞞を感じてます。そして何よりも暴力肯定されることがあってはならない、自分の思いはそれだけすね。

追記 2022/09/10 15:30頃 思ったより反響があったのでこっちに追記かい

https://anond.hatelabo.jp/20220910153218

追記 2022/09/11 02:00頃

また追記書いた

https://anond.hatelabo.jp/20220911020227

追記 2022/09/12 01:00頃 最後追記です

https://anond.hatelabo.jp/20220912010626

2022/09/12 18:30頃 Re-Imagination(再創造

https://anond.hatelabo.jp/20220912182117

2022-08-30

anond:20220830181814

お気持ち女さんの学級会、ほんと吊し上げなんだな。

連合赤軍幹部に成り上がった重信房子が粛正しまくってたのと一緒で、

お気持ち女さんは吊し上げネタを探しすぎ。

2022-08-11

anond:20220811190026

昔は連合赤軍パレスチナよりやったように左翼のほうが中東よりやった気がするやで

911とかイラク戦争中東テロリストよりアメリカが悪いと言わんばかりやった

実際ざまあみろとか言ってた野党議員がおった気がする

2022-07-20

我々はなぜ統一教会が嫌いなのか

近代合理主義者と化した保守

安倍晋三暗殺事件きっかけに統一教会世界平和統一家庭連合)に注目が集まっているが、保守系(反リベラル、反ポリコレ反中韓)に分類できる文化人のなかで、はっきりと統一教会批判を行なっているのが旧2ちゃんねる(5ちゃんねる)関係者ひろゆき山本一郎なのは興味深い

一説によれば、旧2ちゃんねるは一時期、統一教会に乗っ取られかけたという噂がある。この点を抜きにしても、基本的1970年代まれ以下の世代は、保守愛国を唱えていても頭の中は近代合理主義者で、土着的・伝統的な家族観とか道徳観はちっとも好きではないのだ。

無論、1970年代まれ以下の世代でも立場はさまざまだ。

東浩紀1971年生)は統一教会を「カルトかどうか判断できないだけ」と述べてひんしゅくを買った。ただ、これは統一教会擁護というより、スターリニズム連合赤軍のような原理主義的なドグマに陥ることを恐れるあまり、「二項対立に囚われないように判断保留する」というポストモダン思考原理主義的なドグマにしてしまった模様。

一方、三浦璃麗(1980年生)は、何やら統一教会利害関係があるらしい。

https://twitter.com/333_hill/status/1300961546693083137?s=12

http://japanhascomet.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-e4d640.html

東や三浦はさておいても、高度経済成長期以降に育ち、冷戦体制崩壊後に成人した団塊ジュニア以降の世代は、基本的統一教会的なものが嫌いだろう。俺もな。

今では忘れ去られているが、2000~2006年ごろの2ちゃんねるでは、韓国中国民主党だけでなく、森喜朗代表される体育会系マッチョ価値観自民党重鎮も不人気で、平然と皇室コケにする書き込みだって多数あった。非合理的宗教団体は嫌われ、前近代的な家制度の束縛とかブラック企業的な上下関係肯定する主張は評判が悪かった。

かつて2ちゃんねるに大量にいたネトウヨことネット右翼は、なぜ韓国人や中国人を嫌悪したのか? 戦前戦中の日本に対する非難自分個人への非難のように思えた点に加えて、韓国人や中国人の振る舞い(声が大きい、言動が粗暴、上下関係がきびしい等)に「前近代」の臭いを感じ取っていたからではないか

ネットでは保守愛国を主張して戦前日本を賛美ながら、平然と「中国韓国儒教国家からダメだ」と言う人間が少なくない。お笑いである戦前までの日本だって支配階級の基本思想儒教だった。幕末尊王攘夷運動が起きたのは江戸時代朱子学が普及して、「幕府天皇から権力を奪っているのは忠義に反する」という考え方が広まった結果だ。明治維新後も、明治天皇教育係の元田永孚西洋嫌いの儒学者で、名君の教科書として唐代の『貞観政要』を読ませたし、教育勅語は儒教価値観産物だ。

だが、どうやら団塊ジュニア世代以下のネトウヨの頭の中にある理想日本は、最初から西洋価値観近代国家だったらしい。彼らには古代中世日本伝統価値観を本気で学ぶ気などなく、和歌能楽歌舞伎浄瑠璃より、漫画アニメゲームが好きなのが本音だろう。そういえば橋下徹も、平然と文楽予算を削減しようとしてたな。

保守愛国を唱えながら近代合理主義何が悪いの?」と言う人もいるだろう。世の中には、何も悪いことをしてない人間にも病や死や不幸が降りかかったり、不合理がいくらでもある。何でも理性で解決できると思い、現代から見れば非合理な考え方に従っていた古代中世人間を愚かとしか見なさないのは、思い上がりだ。そうして過去時代の人々という他者への想像力を持とうとせず、過去世代が積み重ねてきた道徳観への敬意がなくなると、経済的な損得ばかりが最優先の価値観になる。「皇室の維持は国費の無駄から天皇制反対」と言い出す者も出てくるかもしれない。

そうなれば、単に力(財力、権力情報発信力)がある奴が勝ちだ。日本でもドナルド・トランプのような男が国家元首になるかもしれない、トランプならまだ人物的に面白味があるが、竹中平蔵ワタミ大統領になったら本当にイヤだぞ。

共産主義統一教会環境産物

統一教会2015年世界平和統一家庭連合改名した。団体名に「家庭」とつくのがポイントだ。自民党による憲法改正案で、第24条に加筆された「家族は、互いに助け合わなければならない」という一文は、統一教会の主張と同じだといわれる。また、「こども庁」の名称が「こども家庭庁」となったのは統一教会の影響という説もある。

https://twitter.com/izumi_akashi/status/1548537253018103808

まり統一教会はとにかく家族の重視を唱える。彼らの教義は、俗流キリスト教と、家父長の権威先祖供養を重んじる東アジア的な儒教道徳の混合物で、教祖の故・文鮮明をお父様、その妻の韓鶴子をお母様と呼ぶ。このような教団組織という大きな家族への絶対服従を唱える思想が、皮肉にも結果的山上徹也個人の家庭を破壊した。

週刊文春7月21日号では、橘玲が「リベラル化した社会に敗れた男の”絶望”が暴発した」と題して、安倍晋三暗殺した山上徹也のことを論じている。現代は家制度の束縛などが機能しなくなった「自由」な社会だが、それゆえに自力自己実現できなかった孤立した人間が増えているといった内容で、その極端な暴発例に2008年秋葉原通り魔事件や、2019年京アニ放火事件を挙げている。指摘自体はおおむね間違ってないだろうが、なぜそのような世の中になったか説明が抜けている。

リベラル思想以前に、社会構造の変化がある。そもそも伝統的な家族観、家父長の権威とか、早く結婚して何人も子供を産むのが良いことだという考え方は、近代以前の農村社会が前提だ。農家個人経営で、家父長のもとで妻子が一緒に農作業し、働き手として子供の数は多い方が都合よいから多産が奨励された。そして、農地という生産手段継承するために血統の存続が重視され、先祖から連続性が意識されていた。漁村商家も同様に家族経営が基本で、船や商材を継承するため家制度が重視された。

ところが、産業革命期以降になると、農村の余剰人口都市に流れて工場労働者となり、先祖代々の土地と家から離れて生きるようになる。労働者はみんな家庭外で雇用され、子供家族から切り離され、父親母親子供も(昔は各国で児童労働が横行していた)ばらばらに働くようになり、自宅の窯でパンを焼いたり時間をかけて食事することもできなくなった(『世界歴史 第25巻』(中央公論社)270p)

統一教会のような反共主義者は、「左翼リベラル思想伝統的な家族観破壊した」と主張するが、この解釈因果関係が逆転している。共産主義は、工業が発達して伝統的な家庭を成立させる農村社会から切り離された都市労働者が世にあふれた結果からまれ思想だ。マルクスより先に、経済的利益のために伝統共同体解体して蒸気機関工場労働者を世に広めた資本家がいたのである

逆に、農村社会に戻れば前近代的な家父長制は復活するだろう。だったら、商工業全否定して国民農村強制移住させたポル・ポトカンボジアこそが理想かよ?

先進国では工業社会さらに進むと、世の中は第三次産業中心になり、庶民はみんな勤め人の都市生活者となっていった。これは産業社会要請によるものだ。以前も書いたが、(https://gaikichi.hatenablog.com/entry/20170522/p1高度経済成長期に中卒や高卒都市工場商店就職していった女性は、左翼リベラル思想に影響されて社会進出し勤め人は世襲家業ではないから、妻子が家に従属する必要はない。リベラル思想関係なく、前近代的な家制度の束縛が弱くなるのも当然だ。生まれた時からこういう環境に慣れきって育った世代が、家父長の強い権威やきびしい上下関係を嫌うのは必然だろう。

こう書いている自分も、会社員の家の次男坊で、実家従属する義理はないか上京以来ろくに親元に帰らない。長男長男だった兄まで、ついに生活のためやむなく父の墓がある土地を離れてしまった。先祖代々の土地家業を持ってるのではないのだから仕方ない。

統一教会のような保守派は、家族大事だと主張するけれど、口先の精神論ばかりで上記のような社会構造問題にまったく踏み込めていない。

信者にとってのカルト宗教の魅力とは何か?

困ったことに、農村社会や家制度のような伝統的な中間共同体が力を失うと、その代替物として、一足飛びなナショナリズムカルト団体帰属意識を求める者が増える。

エマニュエル・トッドは、『シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧』(文春新書)で、宗教伝統が衰退すると代わりに排外的ナショナリズムが台頭すると述べていた。何でも、ドイツでは19世紀から1930年代昔ながらの教会を中心とした農村共同体が弱体化した代わりに反ユダヤ主義が台頭し、ナチス支持につながったという。

統一教会をめぐる報道で、山上徹也の母のように財産すべて差し出す信者気持ち理解できないという人は多い。しかしながら、外部から見ればいか狂信的な団体でも、内部の信者には何らかの「魅力」がある。

先に述べたように、世の中にはいくらでも非合理的なことがある。それまで合理主義者だった人間が、病や死のような自分の力に直面していきなりオカルト宗教に走った例は少なくない。帝国海軍の名参謀だった秋山真之や、アップルスティーブ・ジョブスのような英才も、最期近代医学に頼らず怪しげな方法に頼って病を治そうとして、かえって早死にした。こういう極端な思考に走らないためにも、世の中は理性で解決できないこともあると頭の片隅に置いて、合理的ものへの免疫をつけておくこと必要だ。

そこまで追い詰められなくても、「大きなものにつながりたい願望」を抱く人間は多い。人には何かに帰属することによって得られる充実感というものがある。これは左派陣営団体も同じだ。

こう書けば左翼リベラル派は激怒するだろうが、世の中には男尊女卑や家父長制に身をゆだねることに安心感を抱く者もいる(俺自身は嫌いだが)。いか社会制度近代化しても、誰もが自立した個人になれるわけではないのだ。

あの気持ち悪い集団結婚式にしても、なまじ自由恋愛の時代になると結局誰も選べずに結婚相手が決まらず、いっそ超越的な立場第三者一方的に決めてもらう方が安心、という人間も世の中には一定数いるのかもしれない。

これも以前に述べたが、カルト宗教などが行う洗脳とは、命令に従わせることではなく、被洗脳者が自発的洗脳する側に忖度するように”誘導”することであるhttps://gaikichi.hatenablog.com/entry/20121101/p1)。

その手段として「場の空気」の力がものを言う。場の空気を使った洗脳はじつに簡単だ。こんな話がある、皆さんはカップ入りアイスクリームを食べるとき、どこから食べるだろうか? たいてい最初カップの縁にスプーンを入れるだろう。あるとき数人の集団で、1人を除いた全員があらかじめ示し合わせて、みんなカップの真ん中にスプーンを入れて食べ、残った一人を「端っこから食べるなんてセコいなあ」と言ってからかった。仲間外れにされた1人は本気で、自分の方が異常で、アイスクリームは真ん中から食べるのが世間常識だと錯覚したという。

これと同じように、閉鎖的な教団内では容易に「みんな多額の献金をしてるんだから、そうしない自分の方がおかしい」と思い込むように仕向けられる。宗教団体も、ネットワークビジネスも、会員制オンラインサロン商法も同じだ。

信者教祖や教団幹部個人命令に従っているというより、信者集団の「場の空気」によって献金しなければならない気になっている。周囲にいる人間が競い合って同じことをしているのに、自分だけそれをやらないと自分の方が変だと思い込んでしまうのだ。そりゃ「空気を読む」ことが至上の美徳という価値観で育った日本人なら従ってしまうだろう。

思想だけで世の中は動かない

2022年現在の状況では、まだまだ自民党に対する統一教会の影響力は強そうだ。しかし、このまま上記に述べたような近代社会構造が続くのであれば、20~50年ぐらいの長期スパンで見た場合統一教会的なるもの――家父長制バンザイカルト宗教は徐々に人気を失っていくだろうと考えられる。

実際、100~200年ぐらいの視野で見れば、左翼リベラル陣営はずっと勝利し続けている。世の中は、近代的な商工業が発達すればするほど、上下関係は緩くなり、男女は平等に近づき、セクハラパワハラは嫌われ、体罰理不尽校則廃止される方向に進んできた。

ただし、それは必ずしも自由平等人権といったリベラルイデオロギーの魅力による勝利ではない。単に文明の発展によって、人間が図々しくなっただけだ。

近代以前はあらゆる労働が筋力中心だったから、無条件に成人男性が一番偉くて、女子供は成人男性に従うものだった。しかし、そのような価値観は、スマホコンビニAIドローンの普及と引き換えに後退しつつある。あるいは、汗臭い筋肉労働人件費の安い海外アウトソーシングしたり国内視野から消し去っただけだ。外国人技能実習生世界では、依然として日本相手なら許されないパワハラが横行している。

いか自由平等人権といったリベラルイデオロギー字面が美しくても、思想だけで世の中は動かない。民主主義古代ギリシャにもあったが、あらゆる労働が人力の時代だったから、ついぞ奴隷制廃止されなかった。19世紀に入るとイギリスアメリカ奴隷制廃止したが、それはリベラル人道主義者の主張より、奴隷を使うプランテーション農場比較して工場経営のほうが儲かると判断されるようになった影響が大きい。

統一教会による霊感商法、巨額の献金要求は許しがたい犯罪行為で、自分もこういうカルト宗教は大嫌いだ。ただ、統一教会的なもの嫌悪する自分たちは、たまたま土着的な農村社会崩壊して家制度の束縛が機能しなくなった時代に生まれ育ったから、統一教会的な家父長制価値観へのPermalink | 記事への反応(1) | 23:06

いま、宮台真司オウム本を読む(権力の良き理論可能か)

ここに宮台真司(1995)『終わりなき日常を生きろ――オウム完全克服マニュアル』がある。社会学観点からオウムがなぜのさばり、オウム的なものに立ち向かうにはどうすればよいかを記した本で、少なくとも10年ほど前は哲学批評・(現代社会学近辺では必読文献だった気がする。

そんなわけで本棚たまたまぶっ刺さっていたので「終わりなき日常を生きなきゃならないんだよなあ」ぐらいしか覚えてない状態で再読した。以下では、この本の要約ではなく、気になったポイントを断片的に取り上げていく。ちなみに私自身は特に宮台のファンではなく、ほかに宮台の本は『権力の予期理論』『サブカルチャー神話解体しか読んでないと思う。宮台が今回何を言ってるのかもほとんど把握していない。

 

まず読み始めて思ったのは、知識人対応がどうやらオウムと今回ではだいぶ異なるのだなあということだ。冒頭で宮台は、オウム事件がそれまでの歴史における過去から理解する、言ってしまえばそれまでの歴史の延長線上におけるものとして理解することを激しく拒絶することにまるまる一章を割いている。オウム事件を(それまでの文学等々より悪しき・劣った)オタク文化の影響とか、連合赤軍の二の舞であるとか、そのように理解する知識人批判する。

この辺りは論壇における立ち位置を示すパフォーマンス結構まれている気もするが、そもそもオウムについて語りたいわけではないので内容には深入りしない。ここで問題にしたいのは歴史出来事の間の関係である

今回の事件について、いまのところ過去歴史連続的に語る言説は私の見る限り絶無といってよいのではないかと思う。右派にせよ左派にせよ、「これまでの日本では起きたことがないたぐいの出来事」として捕らえているようにみえる。流れた川の水が戻ることはないので、むろんそれはある程度正しい。しかし完全に歴史から切り離された出来事可能ものか、という点に関しては議論があるだろうし、宮台自身かれの歴史の中で取り組んできたことだろうから、とにかく歴史との連続性を強調する言説がないこと、それがオウムときとは逆であるらしいことだけを指摘しておく。

 

宮台は「普通若者普通オウムに入ってサリンを蒔いた」という見立てを行う。そのため、「マインドコントロール」(宮台は使っていないようだが「洗脳」もここでは同義語としていいと思う)について、何か特殊技術であったり、明確な必要十分条件定義できるものではないことを強調する(自分講義だってある種のマインドコントロールだと言いながら)。これは社会学社会心理学近辺ではわりと常識的な考え方であると思う。なので被害弁護団が「洗脳」をかぎかっこ抜きで自明用語として使っているのには、少なくとも私は少し抵抗を覚えないでもない(「洗脳」と言いたくなるような事実があることを否定しているのではなく、あくま用語法の問題)。

 

本全体の骨子となる主張として、宮台はオウムに関わった若者が抱える問題は「『終わらない日常』に耐えかねて『輝かしきハルマゲドン』を夢想し、キツさに耐えかねて『夢想現実化』しようと」した点にあると主張する。その処方箋として「終わらない日常を生きる知恵」が必要とされるが、その知恵を持っているのがブルセラ女子高生なのだそうだ。なぜならブルセラ女子高生は決してオウムに入ってサリンを蒔いたりしないから、とのこと。まあ妥当性については何も言うまい

 

すでに見たようにこの本は世代論の本でもある。宮台は江藤淳やその後の加藤典洋、あるいは宮台と同世代大塚英志も含め、年長世代が新しい世代を「何かが欠けた存在」とみなすことを強く批判する。「あんたがただって年長世代におんなじこと言われてただろう」というわけであるばかりか、そうした言説は不要きらきらしさを持った「幻想」を下の世代に押しつける有害ものである、というのが宮台の主張だ。そして大塚に対して「われわれ新人類世代はまだ何かを諦めたが、ブルセラポスト団塊ジュニア世代はようやく諦めるべきもの最初から持たず、そのため何も諦めていない。なのにまた旧世代幻想彼女たちを縛り付ける気か」的な批判を行っている。どうでもいいが大塚英志が軽く30年以上同じスタンスを取り続けているのを見ると本当に安心する(20冊かそこらは読んでる程度にはファン)。大塚ツイッター(ていつから本人がつぶやくようになったの? 俺の知ってる大塚タイピングができなかった気がするが)を見ると、メディアなり知識人なりが統一教会自民党安倍との関係を追求しないことにブチ切れてて、やはり信用できるなと思った。政教分離観点から国葬にも激しく反対していて、こっちは大塚立憲主義観点からそう言うのは分かるが、私が政教分離についてよく分かっていないので(天と地の分離ってけっこうキリスト教特有の考えだったりしない?というレベル)、問題意識は共有できていない。こういう場合経験上5~10年くらい経ってから共感できるようになることが多いが、今回はどうだろうか。

 

話が逸れた。宮台は可能かもしれない処方箋として(異性を念頭に置いた)コミュニケーション検討する。「全面的包括欲求」に対して応えることが可能なのは宗教恋愛だけだからだそうだ。そして恋愛社会再生産を行う家族システムへの動機でもあるため、社会宗教より恋愛をプッシュする。にもかかわらず恋愛からはじき出されて宗教に飲み込まれ若者が多いのだから恋愛処方箋ではあるが「やれるなら最初からやってる」程度のものしかないと宮台は言う。

から現実的な処方箋としては、旧世代が押しつけてくる「輝かしさ」など忘れて「まったり終わりなき日常を生きろ」ということになる。

感想

処方箋」の妥当性はさておくとしても、少なくとも統一教会は「若者問題」ではない(原理研については詳しく知らないが)という一点においてすでにそのまま転用はできないなあというのが第一感想であるし、さておいた妥当性をほじくりたくなるなあというのが第二の感想である

もう少し有意義なことを言うのであれば、この「まったりしたコミュニケーション」こそが統一教会本質なのではないか、という気が脱会者や現信者ブログツイッターなどを見てるとするのだ。10年代に流行った「居場所」の問題はいまだ解決していない。

社会学者としての宮台には、大文字歴史および未来連続的な形で個別具体的な出来事意味を与える仕事を期待している。

2022-07-13

安倍元首相暗殺

リベラルカルト化の象徴的な事件として歴史に刻まれるんだろうな

左派勢力の衰退

結束力強化のために発言行動がより偏ったものになる

一般ドン引きさらに支持を失う

先鋭化カルト化がさらに進む

この負のスパイラルが止まらない

連合赤軍ルートに入るのも間近か

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